Wolf Children (2012) - The Lateral Tracking Shot
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0:01 - 0:04Every Frame a Paintingへようこそ
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0:04 - 0:08母の日に上げたかったが遅れてしまった
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0:08 - 0:09ごめん母さん
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0:10 - 0:13今回は「おおかみこどもの雨と雪」だ
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0:13 - 0:15愛らしい映画で
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0:15 - 0:19日本のアニメ映画の賞も受賞した
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0:19 - 0:23ネタバレはないので
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0:23 - 0:26まだ見てなくても楽しめる
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0:27 - 0:30今回の話はこのシーンから始まる
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0:30 - 0:33ここから57秒画面が水平移動し
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0:33 - 0:35雨と雪の二人の子供が
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0:35 - 0:381年生から4年生に上がる
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0:38 - 0:43雨は雪とは違い孤独に過ごし
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0:43 - 0:45いじめも受ける
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0:45 - 0:50雪はクラスでの居場所を作っていく
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0:50 - 0:51非常にうまい
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0:51 - 0:54どんな原理だろうか
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0:54 - 0:59水平移動の方法論は実はよくわからない
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0:59 - 1:02美しい使われ方は目にする
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1:03 - 1:05だがその本質は難しい
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1:05 - 1:09水平移動は何か変なのだ
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1:09 - 1:13映画で最も客観的なショットと言える
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1:13 - 1:16誰の視点でもなく
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1:16 - 1:20神のようにただ見ている
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1:20 - 1:23文字通り あるがままを見る
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1:23 - 1:25どう使うべきか
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1:25 - 1:28場面の立ち上げによく使われる
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1:28 - 1:31シーンを始めるシンプルな方法だ
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1:31 - 1:36"乳首剃っても労災になるかな"
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1:36 - 1:42残念だがここ最近は少なくなっている
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1:42 - 1:46デジタルカメラにより事情が変化した
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1:46 - 1:49もっといい方法があるのだ
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1:49 - 1:52戦争映画ではよく見る
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1:52 - 1:57軍全体を映すのに水平移動は適している
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1:57 - 2:00軍の野営地が見渡せる
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2:00 - 2:03"干し草から針を探すんだ"
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2:03 - 2:04ランニングもいい
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2:04 - 2:06自身の運命に走り
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2:06 - 2:08恋人に走り
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2:08 - 2:10ただ走る
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2:10 - 2:11スローモーションも
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2:11 - 2:13トム・クルーズも
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2:13 - 2:15"どけ!どけ!"
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2:15 - 2:19なぜかスーパーでもよく使われる
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2:19 - 2:22変化のない日常だからか
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2:22 - 2:26ゴダールはスーパーが嫌いなようだ
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2:28 - 2:30様々な使用例がある
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2:31 - 2:34グリーナウェイは絵画のように使い
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2:34 - 2:37チャヌクは戦闘に使い
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2:38 - 2:40キートンはコメディに使う
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2:43 - 2:46スコセッシは虐殺に使った
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2:46 - 2:50僕が好きなのはトイ・ストーリーだ
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2:54 - 2:56監督たちの言葉もある
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2:56 - 2:57キューブリックは
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2:57 - 3:01ありのままが映し出せると言い
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3:01 - 3:06「突撃」において塹壕全体を描いた
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3:06 - 3:10「シャイニング」は恐怖を描いている
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3:10 - 3:14辺りが重々しさを出している
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3:15 - 3:17アンダーソンは頻繁に使う
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3:17 - 3:21絵本のように出来事が表現される
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3:21 - 3:23まっすぐ走る人が
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3:23 - 3:27何かに巻き込まれるのは面白い
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3:29 - 3:33親しさの表現に使われるのは珍しい
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3:34 - 3:36親しさには向かない
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3:37 - 3:41関係に距離があるように見えてしまう
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3:41 - 3:43そういう効果がある
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3:44 - 3:46水平移動を使って
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3:46 - 3:49親しさは表現できるだろうか?
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3:50 - 3:52"花は届いた?"
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3:52 - 3:54スコセッシはこうした
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3:54 - 3:58"来てないかな 送ったんだ"
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3:58 - 4:00キャラから離れる
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4:00 - 4:02"また掛ける"
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4:02 - 4:07この無気力なシーンがよく機能している
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4:07 - 4:10空虚さや孤独さが
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4:10 - 4:14視線を外すことで作り出されている
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4:14 - 4:19"何回も掛けたが 彼女はもう出なかった"
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4:20 - 4:21他にも
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4:21 - 4:25これは映画の歴史でも特筆される
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4:25 - 4:28すごいのは長さだ
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4:28 - 4:339分かけて男がキャンドルを運ぶ
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4:33 - 4:36一つの目標に集中しながらも
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4:36 - 4:39タルコフスキーは話を展開させた
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4:39 - 4:42人物は歩き 失敗し また歩む
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4:43 - 4:45見ていると変な感じだ
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4:45 - 4:50ここには人間の奮闘が込められている
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4:50 - 4:53簡潔さのいい見本だ
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4:54 - 4:55そしてこれ
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5:05 - 5:10ここ最近で最も感動的な例だと思う
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5:10 - 5:15ただ場面を繋げた場合はこうなる
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5:16 - 5:18ディゾルブ
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5:18 - 5:20プッシュイン
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5:21 - 5:24これは水平移動の完璧な使用例だ
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5:24 - 5:29この移動は悲しみも演出する
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5:29 - 5:33右への移動は戻せない時間の流れなのだ
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5:33 - 5:35「おおかみこども」に戻ろう
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5:35 - 5:39このシーンは親しみを表現し
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5:39 - 5:42子供たちは成長していく
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5:42 - 5:46これは物理的には不可能だ
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5:46 - 5:48これは比喩である
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5:48 - 5:53特にアニメだからこそ使える魔法だ
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5:54 - 5:59左右の移動が二人の成長を語っている
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5:59 - 6:03水平移動の使い方はわからなくても
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6:03 - 6:06見ればその意味は理解できる
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6:06 - 6:10視覚的文法の発達がここに見られる
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6:11 - 6:16ところで この映画は本当におすすめだ
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6:16 - 6:20あなたの母親にも見せてほしい
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6:20 - 6:22母の日おめでとう
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maikos1 edited Japanese subtitles for Wolf Children (2012) - The Lateral Tracking Shot |