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Wolf Children (2012) - The Lateral Tracking Shot

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    Every Frame a Paintingへようこそ
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    母の日に上げたかったが遅れてしまった
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    ごめん母さん
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    今回は「おおかみこどもの雨と雪」だ
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    愛らしい映画で
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    日本のアニメ映画の賞も受賞した
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    ネタバレはないので
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    まだ見てなくても楽しめる
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    今回の話はこのシーンから始まる
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    ここから57秒画面が水平移動し
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    雨と雪の二人の子供が
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    1年生から4年生に上がる
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    雨は雪とは違い孤独に過ごし
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    いじめも受ける
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    雪はクラスでの居場所を作っていく
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    非常にうまい
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    どんな原理だろうか
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    水平移動の方法論は実はよくわからない
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    美しい使われ方は目にする
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    だがその本質は難しい
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    水平移動は何か変なのだ
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    映画で最も客観的なショットと言える
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    誰の視点でもなく
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    神のようにただ見ている
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    文字通り あるがままを見る
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    どう使うべきか
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    場面の立ち上げによく使われる
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    シーンを始めるシンプルな方法だ
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    "乳首剃っても労災になるかな"
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    残念だがここ最近は少なくなっている
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    デジタルカメラにより事情が変化した
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    もっといい方法があるのだ
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    戦争映画ではよく見る
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    軍全体を映すのに水平移動は適している
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    軍の野営地が見渡せる
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    "干し草から針を探すんだ"
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    ランニングもいい
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    自身の運命に走り
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    恋人に走り
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    ただ走る
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    スローモーションも
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    トム・クルーズも
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    "どけ!どけ!"
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    なぜかスーパーでもよく使われる
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    変化のない日常だからか
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    ゴダールはスーパーが嫌いなようだ
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    様々な使用例がある
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    グリーナウェイは絵画のように使い
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    チャヌクは戦闘に使い
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    キートンはコメディに使う
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    スコセッシは虐殺に使った
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    僕が好きなのはトイ・ストーリーだ
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    監督たちの言葉もある
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    キューブリックは
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    ありのままが映し出せると言い
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    「突撃」において塹壕全体を描いた
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    「シャイニング」は恐怖を描いている
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    辺りが重々しさを出している
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    アンダーソンは頻繁に使う
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    絵本のように出来事が表現される
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    まっすぐ走る人が
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    何かに巻き込まれるのは面白い
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    親しさの表現に使われるのは珍しい
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    親しさには向かない
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    関係に距離があるように見えてしまう
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    そういう効果がある
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    水平移動を使って
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    親しさは表現できるだろうか?
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    "花は届いた?"
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    スコセッシはこうした
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    "来てないかな 送ったんだ"
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    キャラから離れる
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    "また掛ける"
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    この無気力なシーンがよく機能している
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    空虚さや孤独さが
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    視線を外すことで作り出されている
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    "何回も掛けたが 彼女はもう出なかった"
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    他にも
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    これは映画の歴史でも特筆される
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    すごいのは長さだ
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    9分かけて男がキャンドルを運ぶ
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    一つの目標に集中しながらも
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    タルコフスキーは話を展開させた
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    人物は歩き 失敗し また歩む
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    見ていると変な感じだ
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    ここには人間の奮闘が込められている
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    簡潔さのいい見本だ
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    そしてこれ
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    ここ最近で最も感動的な例だと思う
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    ただ場面を繋げた場合はこうなる
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    ディゾルブ
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    プッシュイン
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    これは水平移動の完璧な使用例だ
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    この移動は悲しみも演出する
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    右への移動は戻せない時間の流れなのだ
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    「おおかみこども」に戻ろう
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    このシーンは親しみを表現し
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    子供たちは成長していく
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    これは物理的には不可能だ
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    これは比喩である
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    特にアニメだからこそ使える魔法だ
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    左右の移動が二人の成長を語っている
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    水平移動の使い方はわからなくても
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    見ればその意味は理解できる
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    視覚的文法の発達がここに見られる
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    ところで この映画は本当におすすめだ
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    あなたの母親にも見せてほしい
  • 6:20 - 6:22
    母の日おめでとう
Title:
Wolf Children (2012) - The Lateral Tracking Shot
Description:

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Video Language:
English
Duration:
06:29

Japanese subtitles

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