83000の脳スキャンが教えてくれた最も大事な教訓|ダニエル・エイメン|TEDxOrangeCoast
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0:07 - 0:13このトークで 皆さんにお伝えしたい
もっとも重要な教訓は -
0:13 - 0:19私と同僚が8万3千もの脳から
学んだことです -
0:19 - 0:23まず そこに至るまでの
話をさせてください -
0:23 - 0:26私は7人兄弟の真ん中でした
-
0:26 - 0:29父は成長する私を
「一匹おおかみ」と呼びましたが -
0:29 - 0:32父にとって好ましい意味の言葉では
ありませんでした -
0:32 - 0:34(笑)
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0:34 - 0:37私は1972年に軍に召集され
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0:37 - 0:42衛生兵の訓練をきっかけに
医学への情熱が生まれました -
0:43 - 0:50でも私は 撃たれたり 泥の中で眠ることが
本当に嫌だったので -
0:50 - 0:54放射線技師になるために
再訓練を受け -
0:54 - 0:58医用画像に
情熱を持つようになりました -
0:58 - 1:03教授たちは よく言っていました
「見なければわからない」 -
1:03 - 1:071979年 私が
医学部の2年生のときに -
1:07 - 1:11強い自殺念慮に陥った
自分の家族を -
1:12 - 1:15すばらしい精神科医のもとに
連れていきました -
1:15 - 1:21その後 私は理解しました
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1:21 - 1:24彼は彼女の命を救っただけでなく
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1:24 - 1:30彼女の子供たちや
未来の孫たちの命も救ったのです -
1:30 - 1:36より幸せで 気持ちが安定した人によって
人間形成がされるからです -
1:37 - 1:39精神医学が好きになったのは
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1:39 - 1:45何世代もの人々を
変えうる力があると理解したからです -
1:47 - 1:511991年に私は初めて
脳のSPECT画像の講義を受けました -
1:51 - 1:57SPECTは核医学検査の一つで
脳の血流と活動を見ることで -
1:57 - 2:00どのように脳が
機能しているのかを見ます -
2:01 - 2:04SPECTは精神科医を支援するツールだと
紹介されました -
2:04 - 2:09SPECTからは患者を救うための
より多くの情報が得られます -
2:10 - 2:13その一つの講義の中で
医師として関心を持った -
2:13 - 2:16医用画像と精神医学が
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2:16 - 2:21一体となりました
正直 私に革命的変化が起きたのです -
2:21 - 2:25以後22年の間
私と同僚は -
2:25 - 2:3093か国の患者に対し
世界で最大規模の -
2:30 - 2:33行動に関連付けした脳スキャンの
データベースを作りました -
2:34 - 2:38SPECTは基本的には
脳の3つの状態を教えてくれます -
2:38 - 2:41正常な活動性、低い活動性、過活動です
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2:41 - 2:44これは健常な脳スキャンです
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2:44 - 2:48左の画像は脳の外表面を示していて
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2:48 - 2:53健常な脳スキャンは均等で
左右対称的な十分の活動性を示します -
2:53 - 2:58色は重要ではなく
形が問題なのです -
2:58 - 3:04右側の画像において
赤色が高活動の領域です -
3:04 - 3:09健常な脳では 典型的には
後部が高活動部位です -
3:10 - 3:142回脳卒中を起こした人と比較した
健常者のスキャンです -
3:14 - 3:17活動部位の欠損が
確認できます -
3:18 - 3:19これはアルツハイマー病の脳で
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3:19 - 3:23脳の後ろ半分では病気が進行しています
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3:23 - 3:28ご存知でしょうか 実は
アルツハイマー病では脳の変化が -
3:28 - 3:33発症の30~50年も前から
始まっているのです -
3:34 - 3:37これは外傷性脳損傷の
スキャンです -
3:37 - 3:40脳は軟らかく 頭蓋骨は非常に硬いのです
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3:41 - 3:43薬物依存のスキャンです
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3:43 - 3:47薬物を使うべきでない真の理由は
脳へのダメージです -
3:48 - 3:50強迫性障害では
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3:50 - 3:53典型的には脳の前方部が
過活動となり -
3:54 - 3:57そのために(非合理な)考えを
止めることができません -
3:57 - 4:03てんかんでは しばしば
活動性の増加した領域が見られます -
4:04 - 4:091992年に私が参加した
脳SPECT画像に関する丸1日の会議は -
4:09 - 4:12驚くべきことに
精神科領域に -
4:12 - 4:18SPECTを使用した我々自身の
初期の経験と重なるものでした -
4:18 - 4:23しかし同じ会議の場で 研究者たちは
大声で不平を言い始めました -
4:23 - 4:28私たちのような臨床精神科医は
こうしたスキャンを行うべきではなく -
4:28 - 4:32スキャンは (純然たる)研究目的に
限るべきだと言うのです -
4:33 - 4:37「一匹おおかみ」であり
臨床経験があった私は -
4:37 - 4:40唖然としてしまいました
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4:40 - 4:42(笑)
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4:42 - 4:44脳の画像検査をすることなしに
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4:44 - 4:50精神科医の診断方法は今も
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4:50 - 4:531840年にアブラハム・リンカーンの
うつ病診断をした時も同じで -
4:53 - 4:58会話を通じ 症状の組み合わせから
診断するのです -
4:58 - 5:02私たちは 画像が診断のために
よりよい方法だと理解しました -
5:02 - 5:07精神科医は 治療する臓器を
事実上全く見ない -
5:07 - 5:10唯一の医学専門家であると
ご存知でしたか? -
5:10 - 5:11考えてもみてください!
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5:12 - 5:17循環器内科医も 神経内科医も
整形外科医も -
5:17 - 5:22他の医学の専門家は皆
実際に(対象の臓器を)見ますが -
5:22 - 5:24精神科医たちは
(見ずに)推測するのです -
5:25 - 5:26画像に携わる前は
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5:26 - 5:32私はいつも 患者さんに
暗闇で矢を投げて -
5:32 - 5:37誰かを傷つけてしまうのではないかと
恐ろしかったです -
5:38 - 5:39その理由は
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5:39 - 5:43多くの向精神薬に「黒枠警告」(最大の
注意喚起を要する副作用情報)があるからです -
5:43 - 5:49誤った患者に使用すると
破局的結果を招きかねません -
5:52 - 5:56初期より 私たちは画像研究から
多くの大事な教訓を得ました -
5:56 - 6:00ADHDや不安障害、うつ病、薬物依存
といった精神疾患は -
6:00 - 6:04単純なものでも
単一の脳疾患でもなく -
6:04 - 6:07どれも多様な病型があります
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6:07 - 6:09これら二人の患者は
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6:09 - 6:13どちらも大うつ病の診断で
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6:13 - 6:18ほぼ同じ症状がありましたが
根本的に違う脳の状態でした -
6:18 - 6:24一人は実に脳が低活動なのですが
もう一人は非常に高活動です -
6:25 - 6:31脳の状態を実際に見ずして
いかに治療方針を決定できるでしょう? -
6:32 - 6:34治療は
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6:34 - 6:39症状の集まりではなく 個々の脳の状態に
合わせる必要があります -
6:40 - 6:42画像から得た他の教訓は
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6:42 - 6:49軽度の外傷性脳損傷が
生活に支障をきたす -
6:49 - 6:51精神疾患の大きな原因となることです
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6:51 - 6:56誰にも本当の理由が分からなかったのは
気質の問題、不安障害、うつ病 -
6:56 - 7:01または不眠といった症状で
精神科を受診するので -
7:01 - 7:04精神科医は 脳を見ようとしないため
原因は解らずじまいでしょう -
7:05 - 7:08これは15歳の少年の
脳スキャンです -
7:08 - 7:123歳のとき 階段を1階
落ちてしまいました -
7:12 - 7:17彼は数分間だけ
意識を失っただけでしたが -
7:19 - 7:25この外傷が少年の人生に残した
長引く後遺症は -
7:25 - 7:28決して軽度であったなどとは言えません
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7:28 - 7:3215歳の彼に出会ったとき
彼はちょうど3度目の -
7:32 - 7:37暴力の施設治療プログラムから
追い出されたところでした -
7:37 - 7:40彼が必要としていたのは
脳のリハビリテーションプログラムであり -
7:40 - 7:45単に盲目的になされる
更なる薬物治療や -
7:45 - 7:51行動療法ではなかったのです
そう考えると 実に残酷な話です -
7:51 - 7:53行動は問題が表出したに過ぎず
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7:53 - 7:58問題自体ではなかったのに
行動療法プログラムを行ったのです -
8:00 - 8:03研究者にわかってきたことは
未診断の脳損傷が -
8:03 - 8:08ホームレスや 薬物やアルコール乱用
うつ病の 重要な原因になることです -
8:08 - 8:12パニック発作やADHD
そして自殺もです -
8:12 - 8:15私たちは 大惨事を目前にしています
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8:15 - 8:18数えきれない人数の兵士たちが
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8:18 - 8:21イラクやアフガニスタンから戻ってくるのに
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8:21 - 8:25実際のところ 誰も彼らの脳機能を
調べようとしていません -
8:27 - 8:31私たちが
SPECTを用いた研究を続けるに伴い -
8:31 - 8:35批判の声は更に高まりましたが
我々の経験も増しました -
8:36 - 8:41裁判官や被告側弁護士は 犯罪行為の
理解のために我々の助力を求めました -
8:41 - 8:44今日 私たちは500人以上の
既決重罪犯の脳をスキャンしました -
8:44 - 8:4690人の殺人犯も含まれています
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8:47 - 8:50私たちの研究から
悪い行いをした人たちは -
8:50 - 8:52しばしば脳に障害があることが
わかりました -
8:52 - 8:54それは驚くことではありません
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8:54 - 8:57しかし我々が驚いたことは
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8:57 - 9:02そうした脳の障害をもつ人の多数が
回復しうることでした -
9:04 - 9:06これは極端な意見かもしれません
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9:06 - 9:09もし私たちが障害のある脳を
評価し 治療したならどうでしょう? -
9:09 - 9:14単に有毒で ストレスの多い環境に
彼らを収容せずにです -
9:14 - 9:20私の経験では 私たちは
巨額のお金を節約できるでしょう -
9:20 - 9:23こうした人々の脳の機能が
改善すれば -
9:23 - 9:27彼らは刑務所を出て
働けるようになり -
9:27 - 9:31家族を助け
納税できるでしょう -
9:32 - 9:36ドストエフスキーはこう言っています
「ある社会の文明の発達の度合は -
9:36 - 9:39傑出した市民を
いかに厚遇するかではなく -
9:40 - 9:43犯罪者をどう扱うかで分かる」
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9:43 - 9:47ただ犯罪を処罰するのではなく
-
9:47 - 9:54私たちは犯罪の評価や治療を
考える必要があります -
9:54 - 9:55(拍手)
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10:00 - 10:0522年間の8万3千人の
脳のスキャンから -
10:05 - 10:10私と同僚が得た
最も大事な教訓は -
10:10 - 10:12実際に 脳は
変わる力をもっていることです -
10:13 - 10:16そうすれば彼らの人生が変わるのです
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10:16 - 10:19自分の脳に
囚われている訳ではないのです -
10:19 - 10:22もっとよい脳の状態にできます
私たちはそれを証明できます -
10:23 - 10:27私と同僚は 初めての
大規模な研究を行いました -
10:27 - 10:30NFL(アメフトのプロリーグ)の
現役 また引退した選手には -
10:30 - 10:34その時点で 重度の脳のダメージが
みられていても -
10:34 - 10:38NFLは アメリカンフットボールが長期の
-
10:38 - 10:41脳のダメージの原因になるかどうか
因果関係は不明であると言っていました -
10:42 - 10:44それは不都合な真実でした
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10:44 - 10:45それは驚くべきことではありません
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10:45 - 10:48私が思うのは もしあなたが
最も思慮深い9歳の子供に -
10:48 - 10:52脳は柔らかいバターのような堅さであり
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10:52 - 10:56鋭い骨の隆起もある非常に硬い頭蓋骨に
収まっていることを話したなら -
10:56 - 11:0030人中28人の9歳の子は
こう言うでしょう -
11:00 - 11:02「たぶん脳に
よくないことだね」 -
11:02 - 11:04(笑)
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11:05 - 11:10でも実際に私たちが興奮したのは
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11:10 - 11:15脳‐スマートプログラムに
参加してもらった選手たちの -
11:15 - 11:2080%に 改善が実証されたことです
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11:20 - 11:24脳血流、記憶、気分においてです
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11:24 - 11:27自分の脳に囚われる必要はありません
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11:27 - 11:31脳‐スマートプログラムに参加すれば
もっとよい状態にできます -
11:31 - 11:33なんと素晴らしいことでしょうか?
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11:33 - 11:35私はとても興奮しています
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11:35 - 11:39脳のダメージを修復することは
非常に刺激的な最先端の分野で -
11:39 - 11:43その意義は実に
広範囲に及びます -
11:43 - 11:47これはADHDと診断された
10代の少女の脳スキャンです -
11:47 - 11:52自傷傾向があり 学校でもうまくいかず
両親とも喧嘩していました -
11:53 - 11:55私たちが彼女の
脳機能を改善したことで -
11:55 - 12:00彼女の成績がDやFから
AやBになったばかりでなく -
12:00 - 12:03情緒的にもずっと安定しました
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12:03 - 12:05これはナンシーのスキャンです
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12:05 - 12:09ナンシーは 認知症と診断され
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12:09 - 12:13主治医は夫に
施設を探すように勧めました -
12:13 - 12:181年以内には夫の名前も
わからなくなるであろうからと -
12:18 - 12:25しかし 集中的な
脳のリハビリプログラムで -
12:26 - 12:30ナンシーの脳は 記憶力と同様に
よくなったのです -
12:30 - 12:364年経っても
ナンシーはまだ夫の名前がわかります -
12:37 - 12:41リハビリの効果を例証した
アンドリューの話もよくします -
12:41 - 12:45野球場で 小さい女の子を
襲ってしまった9歳の少年です -
12:45 - 12:47特別な理由もなく
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12:47 - 12:51その当時 描いた自画像は
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12:51 - 12:55木にぶら下がり
他の子供たちを銃で撃つ絵でした -
12:56 - 13:00アンドリューはコロンバイン高校銃乱射事件や
オーロラ銃乱射事件 -
13:02 - 13:04サンディフック小学校銃乱射事件を
起こしてもおかしくなかったのです -
13:04 - 13:07ほとんどの精神科医は
アンドリューに薬物治療をしたでしょう -
13:07 - 13:11コロンバイン事件のエリック・ハリスや
他の銃乱射事件を起こした犯人たちは -
13:11 - 13:14恐ろしい犯罪を犯す前に
薬物治療を受けていました -
13:14 - 13:19しかしSPECT画像の教訓から
私が彼の脳を見て -
13:19 - 13:24やみくもに薬物治療をせず
彼に何が必要か理解しようとしました -
13:24 - 13:30彼のSPECTスキャンから
見つかったゴルフボール大の嚢胞は -
13:30 - 13:34左側頭葉を占拠していました
-
13:34 - 13:38薬物療法や行動療法も
アンドリューの助けにはならなかったでしょう -
13:38 - 13:40嚢胞が取り除かれると
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13:42 - 13:45彼の行動は完璧に
元の正常な状態に戻り -
13:45 - 13:51彼がいつもそうでありたいと思う
愛すべき少年になりました -
13:52 - 13:56今や18年が経ち
私の甥であるアンドリューは -
13:57 - 14:01自分自身の家を持ち
職を得て 税金を納めています -
14:01 - 14:03(笑)
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14:03 - 14:07あえて彼の脳を見たことで
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14:07 - 14:11彼は良い息子になりましたし
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14:11 - 14:16更に よき夫に、父親に
祖父になることでしょう -
14:18 - 14:23あなたに誰かの脳を変える
特権があれば -
14:23 - 14:26あなたは彼ないし彼女の
人生を変えるだけなく -
14:26 - 14:31将来の何世代もを変える機会を
持っているのです -
14:32 - 14:34私は医師のダニエル・エイメンです
ありがとうございました -
14:34 - 14:35(拍手)
- Title:
- 83000の脳スキャンが教えてくれた最も大事な教訓|ダニエル・エイメン|TEDxOrangeCoast
- Description:
-
このトークの中でダニエル・エイメン医師は、彼と彼の同僚が83000もの脳スキャンを見る中で学んだことをシェアしています。彼の医用画像と精神医学への強い関心は彼を「暗闇から矢を放つ(盲目的治療)」から、人々の問題をより個人に合わせたやり方で扱うことができるように導いたのです。ダニエル医師が言うように「治療は個々の脳に合わせることが必要であり、症状群に合わせるのではない」のです。
このトークはTEDカンファレンスから独立して提供された地域のTEDxイベントでされました。 - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 14:37