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幹細胞で未来を変える | クリスタル・ラフ| TEDxLondonBusinessSchool

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    過去12年間
  • 0:14 - 0:19
    私は再生医療分野で
    研究をしてきました
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    神経科学者としての私の研究は
  • 0:21 - 0:24
    幹細胞を使い
    脳を損傷した子供達や
  • 0:24 - 0:28
    脊髄を損傷した大人達を
    治せないかというものです
  • 0:30 - 0:32
    今日お話しするのは
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    幹細胞で未来を変える方法についてです
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    幹細胞は新しいインターネットだ
    と言うのが私の考えです
  • 0:43 - 0:45
    凄いと思いませんか
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    インターネットが
    私たちのコミュニケーションや
  • 0:52 - 0:54
    ビジネスの仕方や
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    データや情報を集める方法を
    完全に変えてしまいました
  • 0:58 - 1:05
    同様に幹細胞は
    医療全体の概念そのものに
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    革命をもたらすパワーがある
    と信じています
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    まず最初に皆様に
    ちょっと参加して頂きます
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    「幹細胞」という言葉を
    聞いたことがある人は手を挙げて下さい
  • 1:16 - 1:20
    それが何だかご存知の方は
    手を挙げたままにして下さい
  • 1:22 - 1:27
    科学コミュニケーションは
    私の研究の重要な一部だということですね
  • 1:27 - 1:30
    ほとんどの人が幹細胞という言葉は
  • 1:30 - 1:33
    メディアや友達から
    聞いた事がありますが
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    幹細胞が何であり
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    何が可能で 何が不可能なのかを
    知っている人はほとんどいません
  • 1:40 - 1:44
    それで まずは幹細胞が何かを
    少し話します
  • 1:44 - 1:46
    現在 幹細胞が何に使われているか
  • 1:46 - 1:49
    この分野の未来は
    どこにあるか見て行きましょう
  • 1:50 - 1:55
    そもそも幹細胞とは何かを理解しなければ
  • 1:55 - 1:58
    幹細胞での治療について
    理解は出来ないと思います
  • 1:58 - 2:01
    「幹細胞101」とでも
    呼びましょうか
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    人体の何百種類もの細胞は
  • 2:05 - 2:08
    1つの受精卵から来ていると
    知っていますよね
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    これを丘を転がり落ちるボールだと
    考えるなら
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    丘の上では そのボールは
    転がる方向はいくらでもありますが
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    重力で転がり落ちる際に
    その途中の分かれ道にぶつかります
  • 2:21 - 2:25
    その度 どの方向に行くかを
    決定しなければなりません
  • 2:25 - 2:29
    そうしながら 細胞の種類の可能性が
    狭められて行きます
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    同様に幹細胞は分化の過程で
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    一連の運命決定過程に遭遇し
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    どのタイプに特化した細胞になるかを
    決めなければなりません
  • 2:40 - 2:42
    そして それは後戻りできません
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    丘の頂上近くにいるのは
    多能性幹細胞—
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    文字通り「多くの可能性」を
    持った細胞です
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    普通 多能性幹細胞というと
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    そのほとんどは胚性幹細胞です
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    しかし この種の細胞は
    全くと言って良い程
  • 3:03 - 3:04
    移植には使われません
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    その代わり 胚性幹細胞を
    ターゲットの組織に特化した
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    多能性前駆細胞に
    分化させています
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    大事なことを一言
    あるタイプの多能性幹細胞から
  • 3:17 - 3:19
    他のタイプの成熟細胞にはなり得ません
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    たとえば 脂肪幹細胞は
    脳や目の細胞にはなりません
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    その逆も言えます
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    それならば
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    多能性幹細胞が
    身体のどの細胞にもなれるなら
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    それを移植したらどうでしょうか
  • 3:35 - 3:37
    移植した多能性幹細胞が
  • 3:37 - 3:40
    損傷した箇所まで行き
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    必要な細胞になるのではと
  • 3:43 - 3:44
    思うでしょう?
  • 3:44 - 3:45
    違うんです!
  • 3:45 - 3:47
    このようなものになるからです
  • 3:47 - 3:50
    これは奇形種と呼ばれています
  • 3:50 - 3:53
    問題は 一旦幹細胞を移植したら
  • 3:53 - 3:57
    どこに行きどの種類の細胞になるか
    制御できないのです
  • 3:57 - 4:00
    身体のどの細胞にも
    なることができ
  • 4:00 - 4:03
    一箇所で様々な細胞に
    同時になり得るのです
  • 4:03 - 4:09
    ここに毛髪 脂肪 歯 腸 骨がありますね
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    これらがあなたの脳や目に
    あったら困りますね
  • 4:15 - 4:17
    これが幹細胞移植する前に
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    出来るだけ特化した前駆細胞への
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    分化が必要な理由です
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    成人の組織の全てには
    それぞれ多能性幹細胞があります
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    だから私達は成長したり
    怪我が治せるのです
  • 4:34 - 4:36
    その多能性幹細胞を組織から採取し
  • 4:36 - 4:40
    移植の為に培養することができます
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    しかし 採取できない組織もあります
  • 4:45 - 4:47
    脳や心臓や目がそうです
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    そんな細胞採取は
    命取りになります
  • 4:50 - 4:55
    なので そういう細胞の代用を
    考えなくてはなりません
  • 4:55 - 4:58
    ここで多能性細胞が
    役に立ってきます
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    今まで胚性駆動細胞は
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    必要なタイプの幹細胞に
    分化されていました
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    近年 人工多能性幹細胞(iPS)が開発され
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    同意を得た成人から
    皮膚組織を採取し
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    4種の初期化因子を導入して
    皮膚細胞をリセットして
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    目的とするタイプの細胞へ
    分化させることが出来ます
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    山中博士が これを発見し
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    ノーベル賞を受賞しました
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    この利点はヒト胚を
    操作するのではなく
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    本人の体細胞を使うので
    拒絶反応を起こしません
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    また別の方法では
    直系統リプログラムという方法で
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    AからBに
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    脱分化された細胞を通らずに
    直接行きます
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    終末分化した皮膚細胞に対して
  • 5:46 - 5:49
    別の転写因子をトリガーとして使い
    直接ターゲットの細胞に
  • 5:49 - 5:51
    分化させます
  • 5:51 - 5:55
    これは まだ新しく
    研究室で実施されている段階ですが
  • 5:55 - 5:57
    この分野が向かっている
    とても興味深い方向を
  • 5:57 - 5:59
    示しています
  • 6:01 - 6:04
    では我々は幹細胞を
    何に使うのでしょう?
  • 6:04 - 6:06
    もう一度皆様に参加お願いします
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    これらのどれかを患ったことがある
    または患ったことがある人を知っている
  • 6:11 - 6:12
    という方は
  • 6:12 - 6:14
    手を挙げて下さい
  • 6:14 - 6:17
    脳卒中、火傷、糖尿病
    関節の外傷
  • 6:18 - 6:20
    周りを見回して下さい
  • 6:21 - 6:27
    一人残らず このどれかを
    患った経験があります
  • 6:27 - 6:31
    これらの病気や怪我は幹細胞で
    治療が可能になる日が来るかもしれません
  • 6:33 - 6:38
    一回目の治験の第一被験者に
    幹細胞を移植したからと言って
  • 6:38 - 6:40
    治療法があるとは言えません
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    一般に受け入れられる
    治療法にはなりません
  • 6:43 - 6:44
    これでわかるように
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    10年または それ以上かけて
  • 6:46 - 6:50
    数々の臨床試験を
    通らなければなりません
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    科学は積み重ねですが
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    いいニュースは
  • 6:55 - 6:59
    何年も研究中であったり
    開発過程であった治療法が
  • 6:59 - 7:01
    認可され 市場に出始めている
    ということです
  • 7:02 - 7:05
    さらに 嘗てない程
  • 7:05 - 7:10
    科学者や 医師
    一般の人や政治家達が
  • 7:10 - 7:15
    このプロセスを効率的にしようと
    恊働しています
  • 7:15 - 7:18
    こうして最高の幹細胞治療を
  • 7:18 - 7:22
    最も必要としている人々に
    速やかに届ける事ができるのです
  • 7:22 - 7:25
    ここに これらの病気の治療法が
    どの開発過程にあるかを
  • 7:25 - 7:27
    示すために色分けしてあります
  • 7:27 - 7:30
    現在 幹細胞を使った治療が
    2つあるのがわかりますね
  • 7:30 - 7:32
    緑色で示してあります
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    最初は骨と血液のがん
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    骨髄移植として知られているものです
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    何十年も使われて来ました
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    次に認可を得て出回る幹細胞製品は
  • 7:44 - 7:45
    火傷や外傷の治療用です
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    これは皮膚組織を使い
    眼熱傷も治療します
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    今日は幹細胞を使っている
    主な2つの分野に
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    注目します
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    まずは脳卒中
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    これは子供の脳損傷に関する私の研究です
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    ご存知でしょうか
    脳性麻痺は
  • 8:06 - 8:12
    若年性エイズと小児白血病と
    筋ジストロフィーと若年性糖尿病を
  • 8:12 - 8:15
    合計した数よりもっと多いのです
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    脳から身体を動かす筋肉に
  • 8:19 - 8:22
    シグナルが送られなくなる脳性麻痺は
  • 8:22 - 8:26
    最も良くある神経発達障害です
  • 8:27 - 8:28
    私の研究では
  • 8:28 - 8:31
    最もよく見られる脳損傷で―
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    失われるタイプの細胞に分化できる
    幹細胞を
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    脳に移植しています
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    こうして機能を高め
    脳組織を修復します
  • 8:41 - 8:44
    特に私の研究で示されたのは
  • 8:44 - 8:49
    動物の脳内で
    シグナルスピードを
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    機能的に2倍にできるということです
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    このことは脳性麻痺の子供が
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    普通の動きができるようになり
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    屋外で友達と走り跳ねて遊べる可能性を
    意味しているのです
  • 9:01 - 9:03
    とても興奮させられるものです
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    現在これらの幹細胞は
    臨床試験の段階です
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    成人の脳卒中や
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    脊髄損傷で試す臨床試験があります
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    これらのモデルで失われる細胞は
    同じ種類のものでした
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    大切なのは このような種類の細胞を使った
    子供での最初の臨床試験が
  • 9:22 - 9:24
    始まったということです
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    次にとても面白い分野—
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    3Dバイオプリンティングと
    幹細胞再生医療の融合に注目します
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    これは まだ早期段階なので
    赤色になっていますが
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    この分野が向かっている
    胸躍る未来への道を
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    示していると思います
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    イメージングソフトやテクノロジーに
    改良を加え
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    今や正確な3D画像を
    撮れるようになり
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    人体内もスキャンすることができます
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    オートCADや3Dのソフトを使い
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    3Dバイオプリンターで
    CADデザインを作成できます
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    これらのバイオプリンターは
    家庭にあるような印刷機ですが
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    違いはインクを使わず
    特種なバイオジェルを使い
  • 10:12 - 10:15
    ヒト組織を構築し
  • 10:16 - 10:20
    それに 幹細胞を移植できます
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    ここに3Dプリンターで作った
    心臓弁モデルがあります
  • 10:23 - 10:26
    自分の幹細胞を移植する事も出来ます
  • 10:27 - 10:30
    その心臓弁の画像がありますね
  • 10:30 - 10:34
    幹細胞を移植した耳の画像もあります
  • 10:34 - 10:35
    誰のでもできます
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    その下には3Dプリンターで作った
    気管モデルの画像が見えます
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    右下には最近CTVニュースで
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    史上最年少の患者の幹細胞で作られた
    人工気管が移植された時
  • 10:48 - 10:49
    インタビューされたものです
  • 10:50 - 10:55
    これはとてもワクワクさせられる一方
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    まだ未完成の段階です
  • 10:57 - 11:00
    複数の種類の細胞から成る
    複雑な組織は作れません
  • 11:01 - 11:04
    現在は ほんの基本的なことだけです
  • 11:04 - 11:06
    これが持っている可能性—
  • 11:07 - 11:11
    将来 3Dプリンターで
    人工臓器を作って
  • 11:11 - 11:15
    自分の幹細胞を移植できることを
    考えてみて下さい
  • 11:16 - 11:19
    これはとても夢のある分野ですが
  • 11:19 - 11:23
    うまくいくと大きな革新を招く
    あらゆるテクノロジー同様
  • 11:23 - 11:25
    課題が多いのです
  • 11:25 - 11:29
    かつては胚性幹細胞の使用が
    課題の中心でしたが
  • 11:29 - 11:33
    最近 同意を得た成人から
    採取した細胞を使って
  • 11:33 - 11:34
    iPS細胞や
  • 11:34 - 11:39
    直系統リプログラミングが
    できるようになり
  • 11:39 - 11:42
    それが問題となることは
    次第に取り沙汰されなくなりました
  • 11:43 - 11:44
    現在
  • 11:44 - 11:50
    開発過程を終え承認され出回る
    治療法が増えている中
  • 11:50 - 11:54
    幹細胞使用法について
    誤解を生じうるものがあります
  • 11:55 - 12:01
    中には幹細胞を使った
    未承認の治療法を
  • 12:01 - 12:04
    営利目的の為に使っている医師がいます
  • 12:05 - 12:09
    未承認ということは
    a) 有効性が未確認
  • 12:09 - 12:13
    b) 安全性が未確認
    であることを意味します
  • 12:14 - 12:17
    『Scientific American』誌の
    最近の記事です
  • 12:17 - 12:22
    ある女性がビバリー・ヒルズの
    とても洒落た美容整形外科で
  • 12:22 - 12:26
    最新の幹細胞を使った
    美容整形を受けました
  • 12:27 - 12:33
    そこの医師達は
    法律の盲点を利用し
  • 12:34 - 12:37
    彼女の脂肪から採った幹細胞を
    彼女の顔に注入しました
  • 12:37 - 12:41
    若返えらせ健康そうにみせよう
    とかそんな目的でした
  • 12:41 - 12:45
    そして施術中に皮膚充填剤が
    注入されました
  • 12:46 - 12:50
    ここで医師達が
    考慮に入れなかったことは
  • 12:50 - 12:52
    皮膚充填剤が
  • 12:52 - 12:57
    脂肪幹細胞を
  • 12:57 - 13:00
    骨に分化させるということです
  • 13:00 - 13:05
    この女性は瞼に骨の小片が
    できてしまったのです
  • 13:07 - 13:14
    これが治療の安全性を確かめるために
    臨床試験が必要な理由です
  • 13:14 - 13:18
    もし薬を服用し
    副作用があるなら
  • 13:18 - 13:22
    服用を中止すれば
    その副作用もおさまるでしょう
  • 13:22 - 13:25
    幹細胞はそういう訳にはいきません
  • 13:25 - 13:29
    一旦幹細胞が体内に入ると
    取り出せないのです
  • 13:30 - 13:33
    さらに 認可されてない医院に
    行ってしまうと
  • 13:33 - 13:36
    そののちの正当な臨床試験の対象から
    除外されるかもしれません
  • 13:36 - 13:40
    では目の前に示されるものが
  • 13:40 - 13:44
    本当に幹細胞治療なのかどうか
    どうやって見極めたら良いのでしょう
  • 13:44 - 13:48
    見極めるのが難しい分野ですが
    助けとなるヒントがあります
  • 13:48 - 13:51
    第1に その損傷に
    幾つのタイプの幹細胞があるかを知る
  • 13:51 - 13:57
    損傷した組織を再生するには
    それに特化した細胞である必要を述べました
  • 13:57 - 14:01
    1つのタイプの幹細胞は
    他のタイプになることは出来ません
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    なのでとても大事なことは
  • 14:03 - 14:05
    誰かがあるタイプの幹細胞を採取して
  • 14:05 - 14:08
    12種類の適応疾患に使おうとしているなら
  • 14:08 - 14:10
    おそらく疑問視した方がいいでしょう
  • 14:10 - 14:13
    第2にその治療法の
    臨床前試験の記録を調べる
  • 14:13 - 14:16
    clinicaltrials.govに全臨床試験の
    総合的なデータベースがあります
  • 14:16 - 14:20
    もしその治療法がFDAの審査過程に
    入っていればですが
  • 14:21 - 14:23
    第3は皆さんが出来る最も大事なこと—
  • 14:23 - 14:25
    情報を得るということです
  • 14:26 - 14:29
    共通の評価が何か調べて下さい
  • 14:30 - 14:35
    かかりつけの医師にも質問して下さい
    喜んで答えてくれるはずです
  • 14:37 - 14:43
    幹細胞は
    我々の知っている医療を
  • 14:43 - 14:47
    変革できる可能性を持っています
  • 14:48 - 14:53
    今 誰もがかかる病気は
  • 14:53 - 14:57
    将来 幹細胞で
    治療が可能となるかもしれません
  • 14:58 - 15:03
    私達には その知識と力があります
  • 15:03 - 15:07
    幹細胞に関する知識を広め
  • 15:07 - 15:09
    信頼のおける臨床試験を
    推し進めれば
  • 15:10 - 15:13
    最良の治療を生み出す努力が出来
  • 15:13 - 15:17
    それを最も必要とする人々に
    速やかに渡せるのです
  • 15:18 - 15:23
    今や嘗てない程多くの治療法が
  • 15:23 - 15:25
    開発過程で認可を待ち構えています
  • 15:25 - 15:29
    再生医療の分野の研究者の人数は
    自律発展の域に達しつつあります
  • 15:30 - 15:34
    なので私と一緒にこの旅に参加しませんか
  • 15:34 - 15:40
    私と一緒に幹細胞の新しい知識を広め
  • 15:41 - 15:45
    SFを科学の事実に変えましょう
  • 15:45 - 15:46
    ありがとうございました
  • 15:46 - 15:48
    (拍手)
Title:
幹細胞で未来を変える | クリスタル・ラフ| TEDxLondonBusinessSchool
Description:

私達誰もが罹る病気は、将来、幹細胞で治療できる可能性があります。幹細胞とは何か、そして幹細胞がどのように病気の治療方法を変えているかを、クリスタル・ラフは説明します。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
15:59

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