Alex Da Corte in “Everyday Icons” - Season 11 - "Art in the Twenty-First Century" | Art21
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0:26 - 0:29光あれ
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0:33 - 0:37隠れようとしてもできない
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0:43 - 0:48夜の男が1人
むなしく誰かを求めている -
0:50 - 0:53空っぽの部屋で
誰かとつながりを求めている -
0:57 - 1:01青ざめた月灯りの下で
悪魔と踊ったことは? -
1:01 - 1:04♪♪♪
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1:04 - 1:06この男だ
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1:08 - 1:10この男だ
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1:11 - 1:13この男だ
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1:15 - 1:18その男は演じていた
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1:18 - 1:21その男は隠れようとしていた
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1:23 - 1:26♪♪♪
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1:37 - 1:39準備はいい?
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1:40 - 1:41前向いてて アレックス
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1:41 - 1:42どう?
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1:42 - 1:43はい
大丈夫 -
1:43 - 1:44手が届く
私も -
1:44 - 1:45オーケー
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1:45 - 1:48てっぺんができたからもう大丈夫…
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1:52 - 1:56♪予兆的なジャズ♪
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2:05 - 2:08このキャラクターや
イメージやオブジェは -
2:08 - 2:11夢の世界に存在します
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2:15 - 2:20♪特徴ある電子音楽♪
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2:24 - 2:28心をできるだけ解放したいけれど
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2:28 - 2:33簡単にはいかないので
こうやってキャラクターを研究し -
2:33 - 2:38キャラクターとともに
時間をすごしてみます -
2:38 - 2:40“なれるかどうかわからないけど
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2:40 - 2:43やるだけやってみる”
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2:43 - 2:46私が影響を受けた
過去の人物と私の間には -
2:46 - 2:48距離があります
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2:49 - 2:53平面的な記号である
アイコンに対して -
2:53 - 2:55どう奥行きを与えるのか?
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2:55 - 2:58つまり 私が憧れる人や
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2:58 - 3:00私を困惑させる人に
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3:00 - 3:02奥行きを与えたい
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3:16 - 3:18出来た
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3:19 - 3:22待って
肩まであるんだっけ? -
3:22 - 3:24そうだよ
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3:26 - 3:29アーティストへの道のりは
長く曲がりくねった -
3:29 - 3:31道でした
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3:32 - 3:3720代のはじめは
アニメーションを学んでいました -
3:37 - 3:40でもそこから先
どう進んだらいいかわからず -
3:40 - 3:43彫刻をつくりたくても
方法を知りませんでした -
3:45 - 3:49彫刻を作る人たちはみな
木や金属の工房で作業しますが -
3:49 - 3:52そういう場所が私には不安でした
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3:52 - 3:55ゲイの若者にとっては
落ち着ける場所ではなかった -
3:55 - 3:58そんな行き詰まりのような
時があって -
3:58 - 4:01そこで…
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4:01 - 4:04自分がつくりたい彫刻について
ゆっくり考えてみました -
4:04 - 4:07私は祖母を手本に
縫い物を始めて -
4:07 - 4:10大きなケチャップの
瓶をつくりました -
4:10 - 4:14♪夢ごごちなアンビエント♪
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4:22 - 4:25私は過去のパフォーマンスを
再現して撮影しました -
4:25 - 4:29クレス・オルデンバーグが
歯磨き粉を抱えて街を歩く -
4:29 - 4:31写真の再現です
ただしケチャップの瓶で -
4:31 - 4:34私はフィラデルフィアの街を
大きなケチャップの瓶を抱えて -
4:34 - 4:37歩きました
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4:37 - 4:40それが私の彫刻の入口となり
そして -
4:40 - 4:43縫うことは私の
強力な手法になりました -
4:45 - 4:47♪♪♪
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4:47 - 4:50この包み込むというアイデアー
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4:50 - 4:54固そうなものをソフトにする
私のやり方は -
4:54 - 4:57マチズモを一段下げて
こういうのです -
4:57 - 5:00“もっとやさしいやり方があるよ
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5:00 - 5:04もっとやわらかいやり方で
人間を理解できるよ” と -
5:04 - 5:07♪♪♪
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5:09 - 5:11私とスタッフは
みな同じ作業をして -
5:11 - 5:14同じ志を持っています
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5:15 - 5:18新しい未知のものに向かって働く
人々が集う -
5:18 - 5:20コミュニティです
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5:20 - 5:24これが最後どうなるのか
誰にもわかりません -
5:24 - 5:27だからこそみんな
日々スタジオに通って -
5:27 - 5:31わからないことに
ただ没頭するのです -
5:33 - 5:36これがどうなるか見てみよう
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5:36 - 5:40♪♪♪
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5:40 - 5:42明日には変わる
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5:42 - 5:44それが
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5:44 - 5:46狙いだ
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5:51 - 5:54♪♪♪
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5:59 - 6:05これはクレス・オルデンバーグの
《マウス・ミュージアム》の複製です -
6:05 - 6:10彼はドクメンタに向けて
制作しました -
6:12 - 6:16私は昔からこうしたモノに
囲まれるのが好きでした -
6:16 - 6:20プラスチックの小さなオブジェたち
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6:20 - 6:23小さい頃からたくさん
集めていて -
6:23 - 6:27部屋にはそういうモノで
溢れたバケツが -
6:27 - 6:30たくさんありました
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6:30 - 6:33こうしたオブジェや
私が作った小さな彫刻は -
6:33 - 6:36どれも私にとって重要なものです
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6:36 - 6:40いわば私の彫刻言語を
構成しています -
6:40 - 6:42ただしミニチュアサイズで
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6:42 - 6:46この小さなビッグバードは
メトロポリタン美術館で展示した -
6:46 - 6:50大きな作品の原型のようなもの
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6:50 - 6:53複製による私の作品は
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6:53 - 6:56複製では終わりません
なぜなら -
6:56 - 7:01複製をコラージュして
新しい世界に送り出すこともまた -
7:01 - 7:04重要だからです
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7:05 - 7:09♪明るい環境音楽♪
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7:10 - 7:15それによってキャラクターや
イメージやオブジェは -
7:15 - 7:19ロジックが刷新されたか
一時停止した世界に -
7:19 - 7:23またはスローダウンした
或いは裏返しの世界に存在して -
7:23 - 7:28それまでの認識や道理は
宙吊りにされます -
7:31 - 7:35アーティストを目指していた
はじめの頃は -
7:35 - 7:38ディズニーの世界を
作っていると思っていました -
7:40 - 7:44このマジカルな世界に
参加したかったのです -
7:44 - 7:47自分がいてもいいと思える場所に
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7:48 - 7:51ピッツバーグとジャージーの
郊外で育ちました -
7:51 - 7:54ベネズエラのカラカスにも
いました -
7:54 - 7:57引っ越しが多かった少年は
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7:57 - 8:00いつも落ち着かなかった
おそらくそのせいで -
8:00 - 8:03夢見がちになりました
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8:03 - 8:07一つの場所から次の場所へ
引っ越しを繰り返しながら -
8:07 - 8:10ここが住処と思える場所を
求めていた -
8:10 - 8:13それは現実の世界にはない
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8:13 - 8:16心のどこか遠いところに
ある場所でした -
8:16 - 8:19♪♪♪
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8:19 - 8:22今作っているこの家は
無数の断片からなります -
8:22 - 8:25いろんな場所のコラージュであり
また多様なバージョンの -
8:25 - 8:28私自身でもあります
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8:28 - 8:31♪♪♪
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8:42 - 8:47人はどうやって前を向きながら
過去を理解し -
8:47 - 8:50どこから来たかを知るのか?
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8:50 - 8:54この展示室をよく訪れます
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8:54 - 8:57ブランクーシの部屋
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8:57 - 9:01ブランクーシについて
いつも思うのは -
9:01 - 9:04この彫刻のように
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9:04 - 9:07てっぺんから床まですべてが
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9:07 - 9:10ひとつだということです
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9:10 - 9:14基礎や台座も
実は作品の一部である -
9:14 - 9:17それを私はこう解釈します
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9:17 - 9:22我々のルーツや歴史は
現在に大きく関わっていて -
9:22 - 9:27いま見えているものに
影響を与えていると -
9:28 - 9:31そして改めてこの作品に
どのように応答して -
9:31 - 9:34紐解いていけるかを考える
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9:34 - 9:37これらの作品に囲まれながら
思うことは -
9:37 - 9:40“ブランクーシの時はうまくいったけど
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9:40 - 9:42いま自分はどうしたらうまくやれるだろう?
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9:42 - 9:45折り合いをつけよう”
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9:45 - 9:48♪♪♪
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10:07 - 10:10♪あなたを見た時に…♪
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10:11 - 10:14♪あの娘と話してるのを…♪
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10:15 - 10:18♪♪♪
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10:41 - 10:43では回します
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10:43 - 10:44よーい…
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10:44 - 10:47…
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10:47 - 10:48アクション
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10:56 - 10:59カットして別バージョンにしよう
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10:59 - 11:00ああ 部分的に使える
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11:00 - 11:02やり直す?
それとも続ける? -
11:02 - 11:04もう一回やろう
了解 いいね -
11:09 - 11:12♪ソフトなピアノ曲♪
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11:12 - 11:17今日アレックスが撮影してるのは
マルセル・デュシャンが女装した -
11:17 - 11:20ローズ・セラヴィのシーンです
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11:20 - 11:24デュシャンが創作した
想像上のペルソナが -
11:24 - 11:29ピンクのスポットライトの下で
歌うところを演じます -
11:31 - 11:34両親はこっそり私にたずねます
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11:34 - 11:36“これにはどんな意味が?”(笑)
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11:36 - 11:39“なぜケチャップなの?
なぜこのキャラクターなの?” -
11:39 - 11:43私はこう答えます
“いっしょにいると安心なんだ” -
11:44 - 11:48どんなに奇妙な
アイデアだとしても -
11:48 - 11:52人間であることの意味や
その核の部分についてー -
11:52 - 11:55確かに語っている
そこが私には大切で -
11:55 - 11:58作る理由や方法の
原動力になっていると -
11:58 - 12:00思うのです
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12:01 - 12:05♪なぜ鳥たちは♪
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12:05 - 12:08♪とつぜん現れるの♪
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12:08 - 12:10[拍手]
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12:10 - 12:14♪いつも♪
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12:14 - 12:16♪あなたがそばにいるときは♪
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12:16 - 12:19♪ウー ベイビー♪
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12:19 - 12:23♪私と同じ♪
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12:23 - 12:25♪鳥たちも…♪
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12:25 - 12:28本来の自分と
こうなりたい自分 -
12:28 - 12:32または かつての自分との
境界線を歩きながら -
12:32 - 12:35いつも掛け合っています
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12:35 - 12:37なんども掛け合う
それらがいつか -
12:37 - 12:40完璧な人間になれるまで
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12:40 - 12:44すべて理解したわけではないけれど
知っています -
12:44 - 12:48人がなにかを世界に送り出す
その理由はー -
12:48 - 12:51質問したいから
新しいことを知りたいから -
12:51 - 12:54♪♪♪
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13:01 - 13:04♪だから♪
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13:16 - 13:19♪エアリーなアンビエント♪