フィンランドにおける教育成功事例
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0:03 - 0:06フィンランドでは、義務教育を終えようとしている
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0:06 - 0:1015、16歳の生徒の大半が
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0:10 - 0:14一度は特別支援教育を受けています。
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0:14 - 0:17特別支援教育は、特別なものでは無いのです。
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0:17 - 0:21もし、子供が一度も特別支援教育を受けていなければ、
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0:21 - 0:41その子こそが、特別という事になります。
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0:41 - 0:44我が校では、生徒が抱えている問題に対して、
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0:44 - 0:49できるだけ早期に手を差し伸べるようにしています。
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0:49 - 0:52問題が顕在化するまで対応しない
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0:52 - 0:56他国の教育システムとは
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0:56 - 1:01大きく異なります。
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1:01 - 1:03我々の考え方は違います。
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1:03 - 1:06早期に支援する事により、
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1:06 - 1:11問題を抱えそうな子供をいち早く見つけ、
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1:11 - 1:41適切なサポートを与えることが出来ます。
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1:41 - 1:44各科目の教師は、生徒が学習になんらかの
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1:44 - 1:45支障を持っていると判断された場合は、
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1:45 - 1:50特別支援教師と連携をとります。
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1:50 - 1:53支障とは、一つの課題に集中できない、もしくは、
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1:53 - 1:56読み取り、聞き取りが出来なかったりするケースです。
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1:56 - 1:58語学や数学の授業で顕著です。
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1:58 - 2:01こうした場合、できるだけ早い段階で
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2:01 - 2:03特別支援教師に連絡します。
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2:03 - 2:05我々はこれを「一次支援」と読んでいます。
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2:05 - 2:09対象となる生徒がいる授業に
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2:09 - 2:13特別支援教師が参加し、
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2:13 - 2:52担任の先生と一緒に問題の特定に努めます。
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2:52 - 2:56特別支援教師とのアポは2時間程度なので、
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2:56 - 3:01問題を抱えている生徒とも個別面談を行い、
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3:01 - 3:02サポートを与えます。
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3:02 - 3:06面談に加え、
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3:06 - 3:10生徒の個別学習プランも作成します。
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3:10 - 3:13こうすることにより、授業から取り残される生徒が
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3:13 - 3:41いないよう、万全を期すことが出来ます。
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3:41 - 3:45毎週、生徒支援の専門チームが集まり、
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3:45 - 3:49担任の先生から報告を受けます。
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3:49 - 3:52報告内容はいじめ、不登校、
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3:52 - 3:53生徒の学習意欲低下であったり、
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3:53 - 4:16多岐に渡ります。
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4:16 - 4:20ケースバイケースで問題の対応にあたります。
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4:20 - 4:39こうした会議はフィンランド中の学校で行われています。
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4:39 - 4:41生徒支援チームは、生徒が学校で抱えている
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4:41 - 4:49様々な問題に対応します。家庭事情の影響、学習障害、
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4:49 - 4:53多文化の問題などがあります。
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4:53 - 4:58生徒支援チームの役割は、
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4:58 - 5:08困っている生徒に早期に手を差し伸べる事です。
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5:08 - 5:11この施策の狙いは、だれもが気軽に助けを
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5:11 - 5:15求めるようになる事です。
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5:15 - 5:17生徒は問題を隠すよりも、問題の存在を認め、
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5:17 - 5:19助けを求めるようになります。
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5:19 - 5:23問題を隠してしまうと、それが蓄積して行き、
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5:23 - 5:26後々もっと大きな問題となってしまいます。
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5:26 - 5:30この制度により、生徒支援の公平さと、
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5:30 -質を向上する事が出来ました。
haruki.chitani edited Japanese subtitles for Finland's Formula for School Success (Education Everywhere Series) |