クラウド上の学校:2013年TED Prize受賞の、その後 | スガタ・ミトラ | TEDxUFM
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0:10 - 0:13前回 私がTEDの
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0:13 - 0:16メインステージに立ったのは
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0:18 - 0:222013年2月のことでした
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0:24 - 0:27カリフォルニア州 ロングビーチでした
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0:30 - 0:33その際 TEDから賞金をいただきました
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0:33 - 0:35100万ドルです
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0:36 - 0:38私個人の口座に入るかと思ったのですが
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0:38 - 0:40そうはしてもらえませんでした
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0:40 - 0:41(笑)
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0:41 - 0:43賞金は大学に贈られました
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0:44 - 0:48それはともかく 私はこうしてまた
TEDのステージに立っています -
0:51 - 0:53100万ドル 使っちゃいました
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0:53 - 0:54(笑)
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0:55 - 0:58あれから何が起きたか お話ししましょう
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0:58 - 1:00あの賞金で私が何をしたか
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1:00 - 1:04現在どうなっているか
皆さんにご報告しようと思います -
1:04 - 1:07まだ使い切ってません
ちょっぴり残っています -
1:07 - 1:08(笑)
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1:11 - 1:16TEDから賞をいただいた際
副賞もいただいたんです -
1:17 - 1:23サンダンス・インスティテュートが
プロジェクトの全容を -
1:24 - 1:27『クラウド上の学校』という題の
ドキュメンタリーにしてくれました -
1:27 - 1:31現時点では まだ完成していないのですが
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1:31 - 1:34予告編を手に入れましたので
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1:34 - 1:37皆さんにご覧いただこうかと思います
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1:40 - 1:43(映像)スガタ・ミトラ:
学習の未来は どうなっていくでしょうか -
1:45 - 1:50「知」そのものが時代遅れになる―
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1:50 - 1:52そんな日が来るのでしょうか
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1:53 - 1:56学校に行く必要は なくなるのでしょうか
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1:57 - 2:00知りたいと思ったら 何でも
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2:00 - 2:032分で調べがつくように なるのでしょうか
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2:03 - 2:05[2013年 スガタ・ミトラはTEDに
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2:05 - 2:08学習の未来を見つけるための
助けを求めました] -
2:09 - 2:11私の願いは教育施設をつくること
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2:12 - 2:15まとめ役が提示した
大きな疑問をきっかけに -
2:16 - 2:19子どもたちが知的冒険の旅に出る
そんな場です -
2:20 - 2:22この施設は事実上 無人です
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2:22 - 2:25名前は「クラウド上の学校」です
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2:29 - 2:32女性:息子には教育を受けさせたいと
強く望んでいますが -
2:32 - 2:35学校の状況からすると
それは難しいのです -
2:35 - 2:37[コラカティにある元小学校]
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2:37 - 2:39良い教師は へき地には行きません
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2:39 - 2:43へき地に行けば行くほど
初等教育の質が落ちます -
2:43 - 2:46[スガタはプロジェクトの実施場所に
インドの農村部と― -
2:46 - 2:47イングランド北東部を選んだ]
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2:47 - 2:50どうやって「クラウド上の学校」を
つくるか わかりません -
2:50 - 2:52つくったことないですから
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2:54 - 2:56デザインを考案中です
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2:56 - 2:59子どもたちのものになり
子どもたちが運営できるようなデザインです -
2:59 - 3:03そんな状況です
壮大な実験ですよ -
3:06 - 3:09我々が知る「学校」というものは
時代遅れなのです -
3:10 - 3:11先生:始まった途端に
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3:11 - 3:14生徒たちが盛り上がり
楽しそうにする様子を見て -
3:14 - 3:18自分の授業や教師という役割に対する
見方が変わりました -
3:18 - 3:22教室の前で話すことが減り
子どもたちに任せることが増えました -
3:24 - 3:26女子生徒:とても気に入っています
自主性があるし -
3:26 - 3:28友達と協働できますから
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3:28 - 3:31スガタ:コラカティはイングランドの学校と
違うかもしれないし同じかもしれない -
3:31 - 3:34そこを見ていくのが楽しみです
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3:34 - 3:37ここに建つ建物の前面を
ガラス張りにして -
3:37 - 3:38スカイプで入ってくる―
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3:38 - 3:41まとめ役の人を等身大で映し出すための
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3:41 - 3:43大型スクリーンを設置する考えです
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3:43 - 3:46男の子:ロンドンにいる先生が
インターネットを使って教えてくれます -
3:51 - 3:54女性:コンピュータについて
知りたかったことなんて -
3:54 - 3:55オフにする方法ぐらいでした
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3:57 - 3:58こんにちは
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3:58 - 4:00こんにちはラヴィーン こんにちは
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4:00 - 4:01会えてうれしいわ
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4:02 - 4:03見て これ作ったのよ
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4:04 - 4:06何かわかる?
おっとっと -
4:06 - 4:08(笑)
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4:08 - 4:10男の子:英語は世界中で使われています
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4:10 - 4:13小さいうちから習っておけば
大人になって役立ちます -
4:16 - 4:17女性:子どもが知りたいと思ったときに
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4:17 - 4:19どこへ行き どう探せばいいか
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4:19 - 4:22わかるようにしていきます
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4:22 - 4:26スガタ:裕福な子どもたちには
学習を助ける人がついているものです -
4:26 - 4:28しかし荒廃した地区の子どもたちほど
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4:28 - 4:31本当に学習の仕方を知る必要があり
切実なのです -
4:32 - 4:34そこで役に立つのがインターネットです
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4:34 - 4:37ハチの巣や雷雨と同じく
学習というのは -
4:37 - 4:40創発現象の1つです
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4:40 - 4:44学習を強制するのではなく
学習を自然に発生させるのです -
4:44 - 4:47[クラウド上の学校]
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4:47 - 4:49(拍手)
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5:00 - 5:01プロジェクトを考えました
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5:02 - 5:04TEDのためのプロジェクトです
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5:04 - 5:08受け取った賞金をどう使うか
あちらが指示してくるんですよ -
5:09 - 5:11そこでプロジェクトを作りました
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5:11 - 5:157つの研究所を建てるプロジェクトです
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5:16 - 5:187つの学習研究所です
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5:19 - 5:235つはインドに
2つはイングランドに建てます -
5:25 - 5:27どんな研究所でしょう?
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5:27 - 5:31それ以前に起きたことを知らないと
わからないでしょうね -
5:31 - 5:33詳しくは説明しませんが
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5:33 - 5:37TEDプライズの前の15年を通じて
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5:38 - 5:42私が理解に至ったことがあります
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5:42 - 5:44皆さんが知っていて
2分でわかるようなことです -
5:45 - 5:48つまり疑問がわいたとき
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5:49 - 5:53答えを求めて尋ねる相手は
もう人間ではないということです -
5:54 - 5:58答えを教えてくれるものがありますね
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5:59 - 6:00何のことでしょう?
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6:01 - 6:03インターネットですね
クラウドと呼んでいます -
6:05 - 6:08私に言わせれば これは人間以外で初の
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6:10 - 6:12意識と知性を持った存在です
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6:13 - 6:15私たちはとうとう出会いました
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6:15 - 6:19私たちはずっと他の星から
エイリアンが来るんだと思っていました -
6:20 - 6:24足が長く丸い目をした
緑色の異星人です -
6:25 - 6:27実際は違っていました
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6:28 - 6:32エイリアンの実体は40億人から
成り立っています -
6:33 - 6:37ただし人ではありません 物体です
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6:38 - 6:43その物体に尋ねれば
知りたいことは何でも教えてくれます -
6:44 - 6:48そういう状況の中で
子どもたちと教育はどうなっていくでしょう -
6:51 - 6:53世界中から報告が届いています
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6:53 - 6:56子どもたちが人間に質問することは
なくなってきています -
6:57 - 7:00人間に質問しなければならないとすれば
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7:00 - 7:03それは携帯電話に尋ねた後での話です
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7:05 - 7:10子どもたちは四則演算を習いたがりません
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7:11 - 7:14とっくにやり方を知っているからだそうです
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7:14 - 7:16電話でできます
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7:17 - 7:21子どもたちは特に読み方を
覚えたがりません -
7:22 - 7:27読み方がわからなくても
読み上げてくれるものが -
7:28 - 7:30あるからだそうです
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7:31 - 7:35いまの子どもたちは
手書きを嫌がります -
7:35 - 7:36どうして手書きを
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7:36 - 7:39習わなくちゃいけないか
知りたいと言います -
7:39 - 7:42一生のうちに手書きをすることなんて
あるでしょうか? -
7:42 - 7:46さて このように読み書きそろばんが
見下された世界では -
7:46 - 7:50どんなことが起きるでしょうか
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7:51 - 7:54そんな世界で
実験をしてみたいと思いました -
7:55 - 7:59インターネットが使える
子どもたちのための施設をつくり -
8:01 - 8:04子どもたちはその中で
好きなことをやるというアイデアです -
8:04 - 8:07そこには監督も先生もいません
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8:09 - 8:12いるとすれば
子どもたちに求められた場合で -
8:12 - 8:15どこか他の場所からインターネットを使い
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8:16 - 8:18スカイプで登場します
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8:19 - 8:238歳から13歳ぐらいの子どもたちと
一緒にやっています -
8:25 - 8:29彼らはスカイプで
大人と話すのが大好きです -
8:32 - 8:36相手が引退した教員だったりすると
特に喜びます -
8:37 - 8:38子どもたちに尋ねました
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8:40 - 8:42「なぜそんなに好きなの?
気に入ってるの?」 -
8:42 - 8:44「うん 大好きだよ」
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8:44 - 8:46「なぜそんなに好きなの?」
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8:46 - 8:48「だってね
オフにしたら先生を消せちゃうんだよ」 -
8:48 - 8:50(笑)
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8:56 - 8:582013年2月以降に私がやったことは
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9:00 - 9:04まず場所を探すこと
それから建設を始めました -
9:06 - 9:117つの研究所がカバーするのは
本当に辺ぴな地域― -
9:14 - 9:15その地域とは
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9:16 - 9:21電気も医療機関も学校もなく
何もない ただの荒地ですが -
9:22 - 9:24そのような へき地から
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9:25 - 9:28イングランドの中流層が住む地域までの
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9:28 - 9:30いろいろな場所をカバーします
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9:32 - 9:347つの研究所の建設が終わり
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9:35 - 9:38今月 最後の1つを
オープンさせたばかりです -
9:39 - 9:40最初の研究所は
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9:40 - 9:442013年11月にオープンしました
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9:48 - 9:50TEDプライズを受賞した年です
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9:50 - 9:53ご覧ください その研究所の写真です
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9:53 - 9:56イングランドの
キリングワースという町にあります -
9:57 - 9:59実は学校の中にあるんです
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10:00 - 10:03ジョージ・スティーブンソン高校という
学校です -
10:04 - 10:06ジョージ・スティーブンソンの家の
すぐ近くです -
10:06 - 10:09蒸気機関を初めて動かした人物ですよね
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10:11 - 10:12キリングワースでは
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10:15 - 10:16部屋はこんな感じで
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10:17 - 10:22素敵な休憩室みたいでしょう
コンピュータやXboxもあります -
10:28 - 10:30この部屋ができたとき
先生たちは -
10:30 - 10:32「スガタ これはやりすぎだよ
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10:32 - 10:36Xboxなんかがあったら
生徒たちはどうなると思います? -
10:36 - 10:39Xboxで遊んでばかりになりますよ」
と言いました -
10:40 - 10:42私は言いました
「それこそが我々の課題でしょう」 -
10:42 - 10:45部屋へ入っていって
地理を教えるとして -
10:46 - 10:48生徒たちがXboxで遊ぶようなら
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10:49 - 10:52地理はXboxより退屈だということです
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10:53 - 10:58そうなったら地理の方をしっかり調査して
カリキュラムから外すなり -
10:58 - 11:01どうにかして地理を
Xboxに入れるなりすべきです -
11:02 - 11:05子どもたちに言いつけるなんてダメです
「Xboxを取り上げて -
11:06 - 11:10ゲーム以外のことをするように
学校に入れますよ」 -
11:12 - 11:16それは子どもの注意を引くやり方として
正しくありません -
11:17 - 11:20その部屋で何が起きているか
ご覧ください -
11:20 - 11:23部屋の隅にいる5人の子どもたちは
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11:23 - 11:25何か調べ物をしていますね
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11:25 - 11:271人はXboxをやっています
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11:27 - 11:30十分に興味をそそるものが
与えられていれば -
11:30 - 11:33子どもたちはXboxし放題になど
ならないのです -
11:34 - 11:36我々の思い違いでした
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11:38 - 11:40これもキリングワースの写真です
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11:40 - 11:44彼らがやっているのは
自己学習環境というものです -
11:45 - 11:49とても単純なものです
コンピュータ5台と子ども20人を -
11:50 - 11:54部屋に入れて質問を投げかけます
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11:55 - 11:58おもしろい質問でなくてはなりません
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11:59 - 12:01私たちは「大きな疑問」と呼んでいます
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12:02 - 12:04「大きな疑問」とはどんなものでしょう
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12:05 - 12:09内容は多種多様です
例を挙げましょう -
12:13 - 12:17たとえばこんな問題です
「樹木は考えることができるだろうか?」 -
12:21 - 12:26こんな質問を投げかけると
子どもたちはまずブツブツ言います -
12:26 - 12:29「木には無理でしょ」
「できるかも」「わかんない」 -
12:29 - 12:32あとは放っておき
子どもたちにこう言います -
12:32 - 12:36「私も答えは知らないんだけど
調べてみたらどうかな?」 -
12:36 - 12:40すると こうなります
ご覧のとおりです -
12:40 - 12:4430~40分経つと子どもたちが寄ってきて
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12:45 - 12:48子どもらしからぬ結果を持ってきます
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12:49 - 12:52彼らが持ってくるのは
思考の本質であったり -
12:52 - 12:55生物学の最近の進歩だったりします
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12:56 - 12:59これぞ自己学習環境です
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13:00 - 13:03こちらはニューデリーの
カルカジでの様子です -
13:05 - 13:10壁にはスカイプで現れたまとめ役がいます
ここは女子校です -
13:13 - 13:15生徒たちは最初
英語を一言も話せませんでした -
13:15 - 13:182014年2月にオープンしました
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13:21 - 13:24調査チームを送り込んで
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13:24 - 13:28当初の英語レベルを測定させました
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13:28 - 13:30結果は ほぼゼロでした
私はこう言いました -
13:30 - 13:34「2ヶ月おきぐらいに測定しよう」
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13:35 - 13:373日ぐらい経って
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13:37 - 13:40ここに映っているまとめ役と
スカイプで話す中で -
13:42 - 13:44私は尋ねました
「そっちの調子はどう?」 -
13:44 - 13:47彼女は「とても良いわよ
本当に良い子ばかり -
13:47 - 13:501人の子にこう言われたわ
『次はいつ来るの?』」 -
13:51 - 13:54私は言いました
「その子は何語で言ったの?」 -
13:55 - 13:57まとめ役の返事は「英語」でした
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13:59 - 14:041ヶ月後にレベルを測定しようと
研究チームを送り込んだところ -
14:05 - 14:08彼女に「遅すぎる」と言われました
もう出来上がっていました -
14:09 - 14:11こんなに速い変化は
見たことがありません -
14:11 - 14:13私はデリーに出向き
生徒たちに尋ねました -
14:13 - 14:16「どうしてこんなに速く
できるようになったの?」 -
14:17 - 14:19彼女たちの答えは
実に驚くべきものでした -
14:20 - 14:23「テレビ画面に現れる あの女の人
知ってるでしょ?」 -
14:23 - 14:25「あの人 英語しかわからないの」
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14:26 - 14:27(笑)
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14:28 - 14:30なんとも単純なことでした
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14:32 - 14:35こちらはイングランドの
ニュートン・エイクリフという小さな町です -
14:37 - 14:41地図を思い浮かべたなら
北東部にあります -
14:42 - 14:44グリーンフィールズという学校で
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14:45 - 14:48ここに私たちの「クラウド上の学校」が
あります -
14:48 - 14:52ここでは壁の一面がガラスにしてあります
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14:54 - 14:58その向こう側には典型的な英国の郊外の
緑が広がっています -
15:00 - 15:04室内には人工芝を敷き詰めました
部屋に入ると -
15:04 - 15:07いきなり外にいるような気分になります
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15:07 - 15:09芝がつながって見えるからです
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15:09 - 15:13室内にベンチやガス灯などをしつらえて
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15:14 - 15:16その間にコンピュータを何台か
置いています -
15:18 - 15:23ですから子どもたちがこの部屋に入り
好きにさせておく間― -
15:24 - 15:27ちなみに自己学習環境を
実施している間は -
15:27 - 15:30先生はその場に留まらず
外へ出ることになっています -
15:31 - 15:33先生は授業を始めたら
出て行ってしまうのです -
15:34 - 15:38部屋の外からガラス越しに
子どもたちの様子を観察します -
15:41 - 15:44ある時 ごく最近ですが
グリーンフィールズで -
15:44 - 15:498歳の子たちが先生に言われて
この部屋にやってきました -
15:50 - 15:53先生は言いました
これは自己学習環境でよくやることですが -
15:53 - 15:55子どもたちに こう言うんです
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15:55 - 15:57「今から45分間
先生は皆に― -
15:57 - 15:59話しかけることができません
皆も先生に話しかけてはいけません」 -
16:00 - 16:02コミュニケーション無しです
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16:02 - 16:05自分たちで頑張ります
「大きな疑問」が与えられます -
16:06 - 16:07先生はこれをやりました
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16:08 - 16:128歳児たちは取り組んでいました
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16:14 - 16:16しばらくして―
先生の言葉を覚えていますか? -
16:16 - 16:19「先生は皆に話しかけない
皆も先生に話しかけない」 -
16:19 - 16:22しばらくして生徒の1人が
ガラス窓のところへやってきて -
16:22 - 16:28手にした紙を持ち上げました
そこにはこう書いてありました -
16:28 - 16:30「助けて!もうお手上げ」
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16:30 - 16:32(笑)
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16:34 - 16:37先生が「コミュニケーションを
とってはいけない」ではなく -
16:37 - 16:39「話しかけてはいけない」
と言ったからです -
16:40 - 16:42賢い考えだと思いました
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16:44 - 16:46これもグリーンフィールズの様子です
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16:48 - 16:49こちらもです
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16:50 - 16:52ベンガル州チャンドラコナは
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16:54 - 16:56とても辺ぴな場所です
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16:57 - 17:00インドの地図を思い浮かべたら
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17:01 - 17:06東部を見てください
ビルマやタイに近い方です -
17:08 - 17:10そのあたりの地域です
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17:12 - 17:15チャンドラコナにある この建物で
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17:16 - 17:18「クラウド上の学校」をつくりました
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17:19 - 17:24親たちがやってきて言いました
みんな農家の人です -
17:24 - 17:26「ここで何をすればいいんだ?」
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17:26 - 17:29私は言いました
「ここへ子どもたちを送ってください」 -
17:29 - 17:30彼らは「何のために?」
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17:31 - 17:34私は「ここで学習をするんです」
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17:35 - 17:38彼らはコンピュータを指差して
「あのテレビ画面から?」 -
17:38 - 17:41私は「あれはテレビじゃありません
コンピュータです」 -
17:42 - 17:44彼らは「同じじゃないの?」
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17:44 - 17:46私は「いや ちょっと違います」
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17:47 - 17:50彼らは「誰が教えるの?」
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17:51 - 17:53私は「独習で学びます」
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17:54 - 17:58「どうやって?」
「インターネットを使うんです」 -
17:58 - 18:00「インターネットって何?」
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18:02 - 18:04さて どうしましょうか
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18:06 - 18:09内部はこんな感じです
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18:09 - 18:13よく見ていただくと奥の方に
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18:15 - 18:18オーストラリア人男性がいて
子どもたちに話しかけています -
18:20 - 18:23子どもたちのアクセントがどうなるか
考えるとゾッとしますが -
18:23 - 18:25ともあれ子どもたちは先生が大好きです
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18:25 - 18:27(笑)
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18:27 - 18:303ヶ月後 チャンドラコナを訪れたとき
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18:32 - 18:35背が高くて細身の
女の子がいるんですが -
18:40 - 18:43彼女が言いました
「私たちは本当にこの場所が大好き」 -
18:43 - 18:45私は尋ねました「どこが好き?」
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18:46 - 18:49彼女の答えは
「どんなことでも見つけられるところ」 -
18:49 - 18:52「たとえば?
今日は何を見つけるつもり?」と聞くと -
18:52 - 18:57彼女は言いました
「学校で 植物が緑色なのは -
18:59 - 19:01クロロフィルのせいだと教わったわ
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19:01 - 19:05そしてクロロフィルは光を取り込んで
エネルギーを作り出すの -
19:07 - 19:10今日はクロロフィルが
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19:10 - 19:15なぜ青や黄色や赤じゃなく
緑でなくちゃいけないか調べるつもり -
19:17 - 19:18なぜか知ってる?」
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19:19 - 19:23私は「いや 全然わからないよ
なぜ緑じゃなくちゃいけないんだろう」 -
19:24 - 19:27彼女は言いました
「きっと調べたらわかるよ」 -
19:29 - 19:303ヶ月ですよ
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19:32 - 19:34これも中の様子です
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19:35 - 19:40こちらは一番のへき地です
コラカティという所で ここもインド東部です -
19:40 - 19:42ガンジス川が海に流れ込む場所です
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19:44 - 19:45何もないところです
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19:45 - 19:48電気も医療機関も学校もありません
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19:49 - 19:51何もないは言いすぎでしたね
ベンガルトラはいるし -
19:52 - 19:53(笑)
-
19:54 - 19:58コブラもいるし
たくさんの子どももいます -
20:00 - 20:03建物が要るということで
私がこれを建てました -
20:04 - 20:08太陽光発電ができ
高さ14メートルの塔がついています -
20:09 - 20:11以前はインターネット接続ができず
-
20:11 - 20:14受信機を竹竿に くくりつけて
上へ上へと 高さ14メートルまで -
20:14 - 20:19持ち上げていました
今や3Gの8メガバイト毎秒です -
20:22 - 20:26石器時代の暮らしに
3Gが入ってきたというわけです -
20:30 - 20:33チャンドラコナでは
授業がしょっちゅう中断します -
20:33 - 20:35様々な問題が起きますからね
-
20:37 - 20:40床にケーブルが這っているのですが―
-
20:41 - 20:44すべてのコンピュータをつなぐ
インターネットケーブルです -
20:44 - 20:48ああいうケーブルって
クリーム色をしてますよね -
20:50 - 20:54あれを取り外して
どこかに吊らなければなりませんでした -
20:55 - 21:00というのも とても薄い色の細いヘビがいて
-
21:00 - 21:06インターネットケーブルの色に合わせて
体色を変化させ そこで寝るんです -
21:08 - 21:10いささか奇妙な問題です
-
21:10 - 21:13皆さんの学校で こんな問題は
なかなか起きないでしょう -
21:13 - 21:14(笑)
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21:16 - 21:19インターネットはつながったり切れたりです
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21:20 - 21:23子どもたちは5キロ歩いて学校へ来て
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21:23 - 21:26インターネットがダメなら
5キロ歩いて帰ります -
21:26 - 21:29もちろん彼らはその状況を
良く思っていません -
21:29 - 21:31しかし いろいろある中で
-
21:32 - 21:38彼らはゲームを見つけ
ダウンロードして遊びます -
21:40 - 21:42どうにかこうにか
そこまで行き着くわけです -
21:43 - 21:47つい先日 子どもたちに
ウェブページってどんなものか尋ねました -
21:48 - 21:50彼らはしばらく考えて言いました
-
21:50 - 21:54「ウェブページは
ここにいない誰かが作ってて -
21:55 - 22:00その人はすごく遠くにいるんだけど
こういうのを通して送ってくれるんだ -
22:01 - 22:04このクリーム色のヘビみたいなのを
通してね」 -
22:04 - 22:06(笑)
-
22:07 - 22:10別の施設の最新画像です
この写真しかないのですが -
22:10 - 22:12六角形です
うちで一番いい建物です -
22:13 - 22:18そこでは研究が始まろうとしています
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22:19 - 22:23建設には膨大な時間がかかり
100万ドルのほとんどを費やしました -
22:24 - 22:26しかし千人もの子どもたちが
-
22:28 - 22:32千人もの実に興味深い子どもたちが
クラウドに加わることができました -
22:34 - 22:35ありがとうございました
-
22:35 - 22:37(拍手)
- Title:
- クラウド上の学校:2013年TED Prize受賞の、その後 | スガタ・ミトラ | TEDxUFM
- Description:
-
2013年、スガタ・ミトラは「クラウド上の学校」という自身のプロジェクトに対して、賞金が100万ドルになって以来初のTED Prizeを獲得しました。それから2年。彼は賞金をどう使い、世界中にいる何千人もの子どもの人生を変えるこの革新的なプロジェクトがどう展開したか伝えます。
教育研究者のスガタ・ミトラは2013年のTED Prize受賞者。1999年、ミトラと仲間たちはニューデリー都市部にあるスラム地区の境界壁に穴をあけ、インターネットに接続されたPCを置いてきました(周囲を撮影するカメラも設置)。そこではスラムの子どもたちがコンピュータで遊び、そのうちに使い方やネット接続の方法を覚え、互いに教え合う姿が見られました。このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 23:12