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作品にユーモアを加えるには－チェリー・シュタインケルナー

  • 0:07 - 0:11
    どれほど多くの冗談が「知ってる？」で
    始まっているかご存知ですか？
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    「何事？」って何の事？
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    多くの面白いことが
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    毎日 普通ならば気づかない
    ありふれた日常的なことに
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    ただ注意してみるだけで
    見つかります
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    物語やスピーチ 脚本に
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    ユーモアを加えたいなら
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    面白い事を見つける
    幾つかの秘訣があります
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    喜劇を含む
    全ての優れた物語は―
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    わずかな数の基本的な要素から
    成り立っています
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    誰が
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    何を
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    いつ
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    どこで
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    なぜ
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    どのように
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    紀元前１世紀以来 作家たちは
    このような質問を繰り返してきましたが
  • 0:46 - 0:49
    単純に「はい」か「いいえ」では
    誰も答えられませんでした
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    詳細が求められ
  • 0:50 - 0:54
    より細部が明確になるほど
    話は面白くなります
  • 0:54 - 0:58
    まずは登場人物
    「誰」から始めましょう
  • 0:58 - 1:02
    コミカルな本やテレビ番組
    映画を考えると
  • 1:02 - 1:05
    登場人物の多くは
    愉快なキャラクターか元型です　つまり―
  • 1:05 - 1:06
    知ったかぶり
  • 1:06 - 1:07
    憎めない負け犬
  • 1:07 - 1:08
    悪質な上司
  • 1:08 - 1:09
    ノイローゼ
  • 1:09 - 1:11
    間抜け
  • 1:11 - 1:16
    ところで これらストックキャラクターは
    イタリアルネッサンス後期の
  • 1:16 - 1:19
    コメディア・デラルテ
    つまり即興喜劇に見られましたが
  • 1:19 - 1:21
    未だ古びていません
  • 1:21 - 1:26
    キャラクター作りにおいて
    コメディアの約束事は欠点を見つけ
  • 1:26 - 1:28
    それを誇張するか
  • 1:28 - 1:31
    真逆を演じることです
  • 1:31 - 1:33
    最も賢い男が
    最も愚かな事をしたり
  • 1:33 - 1:36
    間抜けが天才を出し抜くと
  • 1:36 - 1:40
    予期しなかった状況に
    人は笑う傾向にあります
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    古代ギリシャの愉快な人物
    アリストテレスはこう言ったとされます
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    「ユーモアの秘訣は
    予期しない驚きの中にある」
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    ここでの「驚き」または
    「ユーモアの不調和理論」は
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    場違いだったり予想外だったりした時に
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    人は笑うことを言っています
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    豚とデートするカエルや
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    保険を売るトカゲ
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    ディスコで踊る赤ん坊
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    ディスコで踊る修道女
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    ディスコで踊る猫
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    実際に赤ん坊や修道女
    猫は何にでもよく登場し
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    特にディスコにはよく使われます
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    不調和を見つける良い方法は
    関連性を見つけることです
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    頭に地図を描きます
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    まずは小さく
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    言葉を１つ選び―
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    ピクルスを選びました
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    メモに取り
    できるだけ連想してください
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    ピクルスから何を連想しますか？
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    食べるのは誰ですか？
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    ピクルスについて
    子供の頃の大切な思い出は？
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    笑いの種を生みだす
    もう１つの良い方法は
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    観察から想像に
    切り替えることです
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    「何が？」から「もしも？」
    に切り替えて
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    例えば もしも馬の代わりに
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    ココナッツが２つあったら？
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    考えてみて下さい
    歴史的名場面や
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    文学作品
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    または映画で
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    もしも主演がココナッツなら？
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    発想をありのままのにしましょう
  • 3:00 - 3:03
    たとえ度を超していても
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    見え透いていても
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    下らなくても
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    とにかくメモを取りましょう
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    あなたにとって明らかでも
    隣の人にとっては そうでないかもしれません
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    最低の真逆から最高のアイデアが
    生まれるかも知れません
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    現実に起こるお粗末な事柄は
    どうですか？
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    多くの喜劇を展開させているものは
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    我々を苛立たせ イライラさせ
    侮辱するような事だとお気づきですか？
  • 3:26 - 3:31
    ウィル・ロジャースは言いました
    「他人に起きている限りは全て面白い」
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    不快な朝を過ごした時は
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    登場人物に起きたと想定して
    筆を握れば
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    午後にはそこから面白い構想が
    浮かんでいるでしょう
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    登場人物と物語ができれば
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    ここからは手早く簡単に
    オチを付ける方法です
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    ３つめの約束
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    または３段オチ
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    お決まりのパターンを考えましょう
    ジグジグ（フリ２回）
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    そしてザグ（オチ）
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    ラビと神父そしてココナッツが
    バーに入ります
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    オチの約束は
    オチは最後にすること
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    ラビと神父そしてココナッツが
    ディスコに入ります
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    ここには Kのルールが見られます
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    どういうわけか「K」の音がつく言葉は
    注意を引き
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    面白く感じられます
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    ココナッツ
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    ディスコ
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    ピクルス
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    コオロギ？
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    いいでしょう
    いつも笑える訳ではありません
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    ユーモアは主観的です
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    喜劇は試行錯誤するもので
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    書いては また書き直し
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    ひたすら挑戦し続けましょう
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    欠点を見つけて
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    細部を見出し
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    不調和を挿入し
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    Kの付く言葉を加え
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    ユーモアを書くための
    最も重要な約束を思い起こします ―
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    「楽しむこと」です
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    チャールズ・ディケンズは
    言いました
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    「この世には笑いと上機嫌ほど
    人から人へ広がりやすいものはない」
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    「この世には笑いと上機嫌ほど
    人から人へ広がりやすいものはない」
  • 4:48 - 4:51
    そしてディスコ
Title:
作品にユーモアを加えるには－チェリー・シュタインケルナー
Description:

どれほど多くの冗談が「知ってる？」で始まっているかご存知ですか？「何事？」って何の事？多くの面白いことが、毎日、普通ならば気づかないありふれた日常的なことに、ただ注意してみるだけで見つかります。エミー賞受賞経験のあるコメディー作家チェリー・シュタインケルナーがあなたの作品にユーモアを加えるためのヒントと技をアドバイスします。

講師：チェリー・シュタインケルナー, アニメーション：アントン・ボガティ
＊このビデオの教材： https://ed.ted.com/lessons/how-to-make-your-writing-funnier-cheri-steinkellner
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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TED-Ed
Duration:
05:07

Japanese subtitles

Revisions

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