流行りのダイエットの見分け方 — ミア・ナカモリ
-
0:07 - 0:09食事法に関する一般的な常識は
-
0:09 - 0:11政府による指針も含め
-
0:11 - 0:14常に変化しています
-
0:14 - 0:16それなのに 毎度お決まりのように
-
0:16 - 0:20健康にいい食べ物は何か
知った風な宣伝広告が出回ります -
0:20 - 0:23では 本当に健康にいいものと
-
0:23 - 0:27広告主がそう信じ込ませたいだけのものと
どう区別したらいいのでしょうか -
0:27 - 0:31マーケティングは 消費者が
体重を落としたい、筋力をつけたい -
0:31 - 0:32痩せたい、元気になりたい
などという願望につけこみます -
0:32 - 0:33痩せたい、元気になりたい
などという願望につけこみます -
0:33 - 0:34痩せたい、元気になりたい
などという願望につけこみます -
0:34 - 0:38一歩引いて考えれば
劇的な効果を約束する— -
0:38 - 0:40いわゆる流行のダイエットは
-
0:40 - 0:43見ての通り
うますぎる話ですよね -
0:43 - 0:46では この一時的流行は
どこから来るのでしょうか -
0:46 - 0:48古代ギリシャやローマは
-
0:48 - 0:52ずっと昔に国を挙げての健康法を
実践していましたが -
0:52 - 0:57ダイエットが熱狂的に流行るようになったのは
ヴィクトリア朝の時代で -
0:57 - 0:59お酢ダイエットや
炭水化物抜きダイエットなどが大流行しました -
0:59 - 1:01お酢ダイエットや
炭水化物抜きダイエットなどが大流行しました -
1:01 - 1:05それ以来 あらゆる種類の食事法が
提唱されてきました -
1:05 - 1:06過度の咀嚼(そしゃく)を推奨するもの
-
1:06 - 1:08全く噛まないもの
-
1:08 - 1:10毎食グレープフルーツを食べたり
-
1:10 - 1:12ひたすらキャベツスープを飲んだり
-
1:12 - 1:14果てには猛毒のヒ素を摂取したり
-
1:14 - 1:16サナダムシを飲むものまであります
-
1:17 - 1:20流行りのダイエットというものが
時の流れに耐えてきたのは -
1:20 - 1:22効果があるという証なのでしょうか?
-
1:22 - 1:25短期間で効くということは
よくあります -
1:25 - 1:26例えば糖質制限ダイエット—
-
1:26 - 1:30有名なアトキンス・ダイエットや
サウスビーチ・ダイエットなどですが -
1:30 - 1:32初めは利尿作用があります
-
1:32 - 1:36体内でバランスがとれるまで
ナトリウムが排出され -
1:36 - 1:39水分を失った分 一時的な減量が
起こるかもしれません -
1:39 - 1:43他の高タンパク食事法でも
最初は体重が減るかもしれません -
1:43 - 1:45これは 食品の選択肢を狭めることで
-
1:45 - 1:48全体的なカロリー摂取量が落ちるからです
-
1:48 - 1:53しかし 食生活の変化に合わせて
基礎代謝が下がるので -
1:53 - 1:56だんだんダイエットの効果が下がり
-
1:56 - 2:00やめた途端にリバウンドします
-
2:00 - 2:03つまり 最初は魅力的に見える
ダイエットも -
2:03 - 2:07長い目で見た 痩せ効果や
健康の改善の保証はありません -
2:07 - 2:10でも いくつかポイントを押さえれば
-
2:10 - 2:14長期的に健康を向上できる食事法と
-
2:14 - 2:17一時的な減量にしかならない
ダイエットとの違いは見極められます -
2:17 - 2:19ではポイントその1
-
2:19 - 2:22大幅なカロリー削減が中心の
ダイエットや -
2:22 - 2:25脂肪、砂糖、炭水化物など
特定食品群を避けるものは -
2:25 - 2:27脂肪、砂糖、炭水化物など
特定食品群を避けるものは -
2:27 - 2:30一過性の流行に過ぎない
可能性が高いのです -
2:30 - 2:33儀式めいたダイエットも危険信号です
-
2:33 - 2:37特定の食物だけに集中したり
-
2:37 - 2:39決まった食材の組み合わせや
-
2:39 - 2:42ドリンク、プロテインバー、パウダーなどの
-
2:42 - 2:45代替食品を奨めるような食事法は
要注意です -
2:45 - 2:48本当のところ
体重を落とし 維持するのに -
2:48 - 2:51即効性のある方法なんて
存在しないのです -
2:52 - 2:55流行りの食事法は
減量を謳ったものばかりではありません -
2:55 - 3:00スーパーフードやクレンズ(体内洗浄)
その他の健康法では -
3:00 - 3:02マーケティングが
-
3:02 - 3:06古代文明や 遥か遠い国の文化が持つ
魅力を強調し -
3:06 - 3:09消費者に対して
神秘的なイメージを演出しています -
3:09 - 3:12ブルーベリーやアサイーなど
俗に言う“スーパーフード”が -
3:12 - 3:15優れた栄養価を持つのは
間違いないとしても -
3:15 - 3:20言われているような奇跡的な効能は
大部分が誇張です -
3:20 - 3:23バランスのとれた食事に
追加する分にはいいですが -
3:23 - 3:27砂糖だらけのドリンクやシリアル製品の
一部として売られることも多く -
3:27 - 3:30効能が 体に悪い成分に
負けてしまっています -
3:31 - 3:33クレンズも適度に行えば
効果はあるでしょう -
3:33 - 3:36減量したいときに
起爆剤として使えますし -
3:36 - 3:40生のフルーツ・野菜の
1日の摂取量も増えます -
3:40 - 3:42しかし科学的には
-
3:42 - 3:46クレンズの長期的な効果や
-
3:46 - 3:51体に元々備わる排毒機能に勝る効果は
実証されていません -
3:51 - 3:52世の中どこを見ても
-
3:52 - 3:55キレイになるためや
健康的になるためなど -
3:55 - 3:57概して人より優れるための
アドバイスがあふれています -
3:57 - 3:59概して人より優れるための
アドバイスがあふれています -
3:59 - 4:00食事法もその1つですが
-
4:00 - 4:05何を食べたらいいかというアドバイスは
私たち一人一人の状況を -
4:05 - 4:08理解している医師や栄養士に
任せるのがベストです -
4:08 - 4:12流行りのダイエットも食べ物も
必ずしも間違っているとは言えません -
4:12 - 4:14状況によっては
選んで正解な場合もあります -
4:14 - 4:18いつでも 誰にでも当てはまるものでは
ないというだけなのです
- Title:
- 流行りのダイエットの見分け方 — ミア・ナカモリ
- Description:
-
食事法に関する一般的な常識は、政府による指針も含め、常に変化しています。それなのに、何を食べればいいのかという私たちの疑問に対し「これこそが答えだ」などと知った風な宣伝広告が登場します。では 広告主が消費者に信じ込ませたいだけのことと、本当に体にいいものとはどうやったら区別がつくのでしょう? 流行りのダイエットについての事実を、ミア・ナカモリが解説します。
講師:ミア・ナカモリ、アニメーション:アヴィ・オウファー
*このビデオの教材:http://ed.ted.com/lessons/do-fad-diets-work-mia-nacamulli - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 04:34
Riaki Ponist approved Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Riaki Ponist edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Shuichi Sakai accepted Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Shuichi Sakai edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Riaki Ponist edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Riaki Ponist edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Riaki Ponist edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli | ||
Mishima Ryosuke edited Japanese subtitles for How to spot a fad diet - Mia Nacamulli |