< Return to Video

Joiri Minaya's Pattern Making | Art21 "New York Close Up"

  • 0:00 - 0:03
    (鳥の鳴き声)
  • 0:13 - 0:15
    (水が流れている)
  • 0:18 - 0:20
    ー 場所は重要です
  • 0:22 - 0:23
    人々の想像をかきてる場所
  • 0:23 - 0:26
    そういった所から作業が始まります
  • 0:29 - 0:32
    難解さに関心があります
  • 0:32 - 0:35
    (通りの雑音)
  • 0:35 - 0:38
    曖昧であるという権利
  • 0:38 - 0:39
    自身に対しても
  • 0:39 - 0:43
    自身について何も知らない何かに対しても
  • 0:43 - 0:45
    それでいいと感じ
  • 0:45 - 0:47
    他者に説明しない権利
  • 0:50 - 0:57
    作品の中でそれらはいくつもの層を通して現れます
  • 0:58 - 1:02
    具体的に言えば擬態のような形です
  • 1:02 - 1:05
    擬態は視覚的な曖昧さの一種です
  • 1:05 - 1:06
    (波の音)
  • 1:06 - 1:11
    擬態は自然界での生存戦略です
  • 1:13 - 1:17
    社会生活をする上で
  • 1:17 - 1:21
    社会に溶け込んだり
    または姿を現したりを自在にコントロールすることは
  • 1:21 - 1:24
    ある種の解放の手段だと思います
  • 1:24 - 1:27
    (サイレンの音)
  • 1:30 - 1:35
    (レゲトン音楽)
  • 1:35 - 1:36
    私の名前はジョイリ・マナイヤです
  • 1:36 - 1:42
    ドミニカ共和国出身でニューヨークに拠点を置く
    広義な意味での視覚芸術家です
  • 1:45 - 1:46
    他に何を言えばいいのかな?
  • 1:46 - 1:48
    人称はshe/herです
  • 1:51 - 1:56
    どのように模様が使われ
    どのように繰り返されるか
  • 1:56 - 1:59
    社会の暗喩としての模様に関心を持ってきました
  • 2:06 - 2:08
    ”シボニー”は労働を表しています
  • 2:08 - 2:12
    南国模様の裏にある苦労
  • 2:12 - 2:20
    またそれに伴う女性の役割についてを表しています
  • 2:33 - 2:35
    ♪♪♪
  • 2:35 - 2:40
    言語表現を必要としないような映像を見た時
  • 2:40 - 2:45
    そこには興味深い過程があります
  • 2:45 - 2:47
    ♪♪♪
  • 2:47 - 2:54
    映像は瞬間的に多くの情報を伝える力を持ちますが
  • 2:54 - 3:00
    一方で我々は長い時間映像を鑑賞し意味を汲み取ろうともします
  • 3:07 - 3:11
    ”容れもの”シリーズは
  • 3:11 - 3:15
    主に以前取り組んだ”ドミニカンウィメングーグルサーチ”
    からのコラージュです
  • 3:15 - 3:22
    グーグル検索で見つけた画像を保存し
    ポーズに基づいて分類しました
  • 3:22 - 3:25
    ある種のパターンがあると考えたからです
  • 3:25 - 3:27
    単に私がパターンに執着しすぎなだけかもしれませんが
  • 3:27 - 3:32
    しかし確かにカメラを意識した際の
    女性のポーズにはパターンがありました
  • 3:32 - 3:34
    例えば腕を腰に当てた挑戦的なポーズや
  • 3:34 - 3:40
    彫刻作品のように浜辺に寝そべったポーズなどが
    よく見られました
  • 3:40 - 3:47
    それから同じようなポーズを
    私自身もしていたと気づきました
  • 3:47 - 3:50
    (群衆が話している)
  • 3:52 - 3:59
    これらのポーズを強制させるボディスーツを
    縫うことにしました
  • 3:59 - 4:01
    自身の表現のためと同時に
  • 4:01 - 4:03
    このようなパフォーマンスを問うためです
  • 4:03 - 4:06
    人はこれをすぐ認識しますが
  • 4:06 - 4:10
    全身をボディスーツに覆われた人を
    奇妙に思うはずだからです
  • 4:13 - 4:15
    (テンポのはやいドラム)
  • 4:15 - 4:15
    (車のクラクション)
  • 4:15 - 4:17
    サント・ドミンゴで育ちました
  • 4:17 - 4:22
    そこはコンクリートだらけで
    公園がないことで有名です
  • 4:24 - 4:27
    自然に触れることができる時
    本当に嬉しく思うとともに
  • 4:27 - 4:34
    自然に対する感傷のようなものに気づきます
  • 4:36 - 4:42
    家族の故郷へ行くような時
    とても興奮します
  • 4:42 - 4:44
    同時に母が育ったような環境では
  • 4:44 - 4:52
    常に異常な暑さの中で寄生虫を心配しながら
    レイプの危険もありました
  • 4:52 - 4:57
    このような恐れや危険が自然の現実です
  • 4:57 - 5:01
    (波の音)
  • 5:01 - 5:02
    (足元で地面が鳴る)
  • 5:02 - 5:08
    自身に馴染みのあるパターンに対応する
    新たなパターンを作るような作業にとって
  • 5:08 - 5:15
    適切な歴史を持つ適切な場所は重要なことです
  • 5:18 - 5:23
    私は南国風のパターンをデザインし
  • 5:23 - 5:26
    植物的な映像の持つ視覚言語と戯れてきました
  • 5:28 - 5:37
    同時に植民地化に反抗する人々に利用された
    植物のことも忘れていません
  • 5:37 - 5:41
    ある植物は武器を作るのに使われ
  • 5:41 - 5:43
    ある時は毒を作るのにも用いられました
  • 5:43 - 5:47
    植物は祖先について語ることがあるのです
  • 5:47 - 5:53
    このような植物を用いた反乱の歴史に興味があります
  • 5:56 - 6:00
    私の用いる方法は主に
  • 6:00 - 6:04
    それらの植物を布に印刷し
  • 6:04 - 6:06
    入植者の像を覆うというものです
  • 6:12 - 6:17
    植民を讃える為にあった場所を
  • 6:17 - 6:24
    代わりに植民に反抗した名もなき
    レジスタンスを讃える場所へと再定義しようと考えています
  • 6:24 - 6:27
    彼らの銅像はありません
  • 6:29 - 6:33
    公共の場は民主的であり
  • 6:33 - 6:41
    何が重要で何を捨て去るべきかを決定する
    そういう場所であると考えます
  • 6:41 - 6:47
    語られずに残された物語を
    語ろうと試みています
Title:
Joiri Minaya's Pattern Making | Art21 "New York Close Up"
Description:

more » « less
Video Language:
English
Team:
Art21
Project:
"New York Close Up" series
Duration:
06:58

Japanese subtitles

Revisions Compare revisions