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Jane Eyre (1983) - Episode 11

  • 0:38 - 0:39
    旅に出るの?
  • 0:40 - 0:42
    こんなに急に ジェーン?
  • 0:43 - 0:44
    何の前触れもなく?
  • 0:45 - 0:47
    ああ 許してね
  • 0:47 - 0:50
    急に呼び出されたの
  • 0:50 - 0:52
    4日ほど留守になるわ
  • 0:54 - 0:56
    でも戻ってくるわね
  • 0:57 - 0:59
    随分身軽だこと
  • 1:00 - 1:01
    一人で行くの?
  • 1:01 - 1:04
    ええ 暫く気がかりだったー
  • 1:04 - 1:07
    友達に会うか様子を訊く為なの
  • 1:09 - 1:12
    ジェーン とても顔色が悪いわ
  • 1:12 - 1:14
    ほんとに旅ができるの?
  • 1:14 - 1:16
    心の不安以外はどこも
    悪くないの
  • 1:17 - 1:19
    それも旅で消えるわ
  • 1:20 - 1:22
    これ以上事情を話せないわ...
  • 1:22 - 1:24
    今はまだ
  • 1:24 - 1:26
    ごめんなさい 許して
  • 1:26 - 1:28
    ここはあなたの家よ ジェーン
  • 1:29 - 1:31
    あなたは好きなように
    行き来していいの
  • 1:31 - 1:33
    行って戻るってことよね
  • 1:34 - 1:36
    ああ ジェーン 早く戻って
  • 1:37 - 1:39
    ね?
  • 2:01 - 2:03
    ご主人様は 海外かもしれない
  • 2:03 - 2:05
    ソーンフィールド館にいるとしても
  • 2:05 - 2:06
    狂人の妻と一緒では
  • 2:06 - 2:09
    彼がいるか探ったり
    口をきいたりできない
  • 2:09 - 2:11
    宿屋で尋ねることにした
  • 2:11 - 2:14
    そこで知りたいことを
    聞けるだろう
  • 2:33 - 2:34
    いらっしゃい
  • 2:34 - 2:36
    馬車を下りるのが見えたもので
  • 2:36 - 2:37
    部屋をおとりになりますか?
  • 2:37 - 2:39
    ええ いいえ
  • 2:39 - 2:42
    ここからソーンフィールド館まで
    どの位ですか?
  • 2:42 - 2:44
    あの野原を越えて
    丁度2マイルです
  • 2:44 - 2:46
    連れて行って欲しいなら
  • 2:46 - 2:47
    まもなく二輪馬車で行きますよ
  • 2:48 - 2:50
    ありがとう すぐ行かなくちゃ
  • 2:50 - 2:52
    私の荷物をみてくれませんか?
  • 2:52 - 2:53
    いいですよ
  • 2:53 - 2:54
    ありがとう
  • 4:12 - 4:13
    誰かいるの?
  • 4:13 - 4:16
    お嬢さん?
    馬車のご婦人ですか?
  • 4:16 - 4:18
    どうしたんです?
    何故ここに?
  • 4:18 - 4:20
    あなたが妙な状態だったので
  • 4:20 - 4:22
    心配だったんです
  • 4:22 - 4:23
    私はこっちへ来るので
  • 4:23 - 4:26
    古い館を見てみようと
  • 4:26 - 4:30
    あなたが宿へ連れ戻して
    欲しいかとも思いました
  • 4:30 - 4:32
    ええ 悲しいですよね?
  • 4:32 - 4:35
    以前ここに住んでおりましたよ
    従僕としてね
  • 4:35 - 4:37
    私のいた頃と違います
    あなたを存知ませんわ
  • 4:37 - 4:39
    私もあなたを知りません
  • 4:39 - 4:41
    亡くなったロチェスター様の
    頃ですよ
  • 4:41 - 4:43
    亡くなった? 死んだのですか?
  • 4:43 - 4:45
    ご当主のお父上のことです
  • 4:46 - 4:48
    あなたはこの辺にいなかった
    ようですね
  • 4:48 - 4:50
    去年の秋あったことを
    聞いてないようだ
  • 4:50 - 4:53
    恐ろしい災難でしたよ
  • 4:53 - 4:56
    何もかも燃えてなくなりました
  • 4:56 - 4:58
    消防車が着く前に
  • 4:58 - 5:00
    建物は火の海でした
  • 5:01 - 5:03
    この目で見ましたよ
  • 5:05 - 5:07
    出火の原因は?
  • 5:07 - 5:09
    いろいろ噂になりましたよ
  • 5:09 - 5:12
    召使達も噂しました
  • 5:12 - 5:15
    ご存知ないでしょうが
    あの家には
  • 5:15 - 5:17
    狂人が囲われていたんです
  • 5:17 - 5:19
    聞いたことがあります
  • 5:20 - 5:23
    一年前妙なことがありました
  • 5:23 - 5:25
    とても妙なことで
  • 5:25 - 5:28
    この婦人はロチェスター様の
    妻だと判明したのです
  • 5:28 - 5:31
    館には若い女性の
    家庭教師がいました
  • 5:31 - 5:33
    その方にエドワード様が
    恋をしまして...
  • 5:33 - 5:36
    それはいいから
    火事の話を教えて
  • 5:36 - 5:37
    そうですな
  • 5:37 - 5:40
    どうも階上の狂人の部屋で
  • 5:40 - 5:42
    世話人が眠ってる間に...
  • 6:17 - 6:20
    ご主人様! ご主人様!
  • 6:25 - 6:26
    大嫌い!
  • 6:26 - 6:28
    大嫌い!
  • 6:33 - 6:37
    次の瞬間敷石の上に
    叩きつけられ
  • 6:37 - 6:40
    脳みそと血が散った石の上で
    死んでいました
  • 6:40 - 6:42
    恐ろしいことでした
  • 6:42 - 6:44
    まあ なんと
  • 6:46 - 6:48
    他に亡くなられた方は?
  • 6:49 - 6:51
    いませんが 死んだ方が
    よかったのかも
  • 6:51 - 6:52
    というと?
  • 6:52 - 6:54
    可哀想なエドワード様
  • 6:54 - 6:57
    あの娘と結婚しようとした
    罰だという人もいました
  • 6:57 - 6:58
    彼は生きているのね
  • 6:58 - 7:01
    まあ あれを生きてると
    言うならだが
  • 7:01 - 7:03
    全くの盲目なのです
  • 7:03 - 7:04
    盲目?
  • 7:04 - 7:07
    夫人が死んだあと
    彼は下りてきました
  • 7:07 - 7:10
    だが建物が崩れて あの方は
    瓦礫から引き出されました
  • 7:10 - 7:12
    命が助かっただけで
  • 7:12 - 7:14
    カーター先生は片手を
  • 7:14 - 7:16
    切り落とすしかなく
    片目は失われ
  • 7:16 - 7:18
    もう一つの目はひどい炎症で
  • 7:18 - 7:20
    ロチェスター様は目が見えません
  • 7:20 - 7:21
    彼は盲目の障害者です
  • 7:21 - 7:23
    今はどこに?
  • 7:23 - 7:26
    ジョン夫婦と ファーンディーンに
  • 7:26 - 7:28
    30マイル程離れた別邸に
  • 7:28 - 7:30
    かなり参っておいでだとか
  • 7:30 - 7:32
    二輪馬車で来たの?
  • 7:32 - 7:33
    はい
  • 7:33 - 7:35
    私をファーンディーンに
    お礼は沢山するので
  • 7:35 - 7:37
    - すぐに お願い
    - わかりました
  • 8:21 - 8:24
    だがご主人様は
    手伝わそうとしない
  • 8:36 - 8:37
    マリア お元気?
  • 8:38 - 8:40
    ジョンも お元気?
  • 8:42 - 8:45
    二人共歓迎の言葉はないの?
  • 8:46 - 8:48
    私は幽霊じゃないわ
  • 8:48 - 8:49
    エアさん
  • 8:49 - 8:51
    本当にあなたなのね
  • 8:51 - 8:54
    こんな晩くに
    この寂しい場所に?
  • 8:54 - 8:56
    人里離れてるわね?
  • 8:58 - 9:00
    ご主人様が世間を避けて
    暮らしたがるので
  • 9:03 - 9:05
    馬車で何時間もかかったわ
  • 9:05 - 9:07
    ソーンフィールドから来たの
  • 9:07 - 9:09
    あそこで何があったか知ってるわ
  • 9:09 - 9:11
    ええ ひどかったですよ
  • 9:11 - 9:13
    馬車を返したの
  • 9:13 - 9:14
    きっとここに泊まれるわね
  • 9:14 - 9:17
    二階に埃っぽい古い部屋が
    あるだけです
  • 9:17 - 9:20
    あんたが掃いて火を燃やして
  • 9:20 - 9:22
    そうしてきっとエアさんに
  • 9:22 - 9:25
    泊まる為のシーツと
    暖かいベッドを用意できるわ
  • 9:27 - 9:28
    ご主人様よ
  • 9:28 - 9:30
    行ったら ご主人様に
  • 9:31 - 9:33
    会いたがってる人がいると
    伝えて
  • 9:33 - 9:35
    でも私の名前は言わないでね
  • 9:39 - 9:41
    お会いにならないでしょう
  • 9:41 - 9:43
    どなたもお断りするんです
  • 9:46 - 9:49
    荷物を門のそばの木の下に
    おいてきたわ
  • 9:49 - 9:51
    とってきてくれる?
  • 9:51 - 9:53
    暗くなり始めたら
    部屋にもって行って
  • 9:55 - 9:57
    ええ だれが荷物を運ぶかー
  • 9:57 - 9:59
    お忘れじゃありませんね
  • 9:59 - 10:01
    ありがとう ジョン
  • 10:11 - 10:13
    名前と用件をとのことですよ
  • 10:15 - 10:17
    鳴らしたのはこれの為?
  • 10:17 - 10:20
    ええ 盲目でも 暗くなると
  • 10:20 - 10:22
    いつもろうそくを運ばせるんです
  • 10:23 - 10:24
    私が持っていくわ
  • 10:24 - 10:27
    まあ あとでご主人様が
    私に何というか?
  • 10:28 - 10:31
    廊下の端の部屋ですよ
  • 10:46 - 10:48
    水をくれ マリア
  • 11:12 - 11:13
    どうした?
  • 11:15 - 11:16
    お坐り パイロット
  • 11:36 - 11:38
    お前はマリアだね?
  • 11:39 - 11:40
    マリアは台所です
  • 11:42 - 11:43
    誰だ?
  • 11:45 - 11:47
    誰だ? 誰が話してる?
  • 11:47 - 11:49
    もっと水をお持ちしましょうか?
  • 11:49 - 11:50
    コップの半分をこぼしたので
  • 11:50 - 11:51
    誰だ?
  • 11:53 - 11:54
    何者だ?
  • 11:54 - 11:56
    パイロットは分かってるわ
  • 11:57 - 11:58
    ジョンとマリアは知ってる
  • 11:58 - 12:00
    今晩着いたばかりなの
  • 12:00 - 12:02
    何ということだ
  • 12:02 - 12:05
    何という妄想だ?
  • 12:05 - 12:08
    何と甘い狂気が私を襲ったのか?
  • 12:08 - 12:10
    妄想でも狂気でもありません
  • 12:11 - 12:12
    君に触らせてくれ
  • 12:14 - 12:16
    まさに彼女の指だ
  • 12:17 - 12:19
    彼女の小さな細い指
  • 12:19 - 12:21
    君なのか ジェーン? 何者だ?
  • 12:22 - 12:24
    これは彼女の体の形だ
  • 12:24 - 12:26
    そしてこれが彼女の声よ
  • 12:26 - 12:28
    全部ここにあるわ 心も
  • 12:30 - 12:31
    ジェーン・エア
  • 12:34 - 12:36
    ジェーン・エア
  • 12:36 - 12:39
    私は戻ってきたわ
  • 12:40 - 12:42
    そんな夢を何度もみた
  • 12:42 - 12:45
    今のように胸に抱き
  • 12:45 - 12:46
    キスをした
  • 12:57 - 12:59
    彼女は私を愛してると感じた
  • 13:00 - 13:03
    二度と離れないと信じた
  • 13:04 - 13:07
    今日からは決してはなれないわ
  • 13:08 - 13:10
    決して?
  • 13:11 - 13:14
    だがいつも目が覚めると
    空しい偽物と分かるのだ
  • 13:16 - 13:19
    優しい甘い夢...
  • 13:22 - 13:24
    君も飛んでゆく
  • 13:36 - 13:38
    これが偽物に感じられますか?
  • 13:38 - 13:40
    これを夢と呼ぶの?
  • 13:40 - 13:42
    君なのか ジェーン?
  • 13:44 - 13:45
    では私のところに戻ったのか?
  • 13:45 - 13:46
    そうです
  • 13:46 - 13:48
    君はどぶで死んでいないのか?
  • 13:50 - 13:53
    他人の間で蔑まれた
    のけ者ではないのか?
  • 13:53 - 13:55
    今はもう独立した女です
  • 13:55 - 13:58
    マデイラの叔父が亡くなって
    5000ポンド遺してくれたのです
  • 13:58 - 14:00
    何 ジャネット?
  • 14:01 - 14:03
    君は独立した女?
  • 14:04 - 14:06
    金持ち?
  • 14:09 - 14:11
    自由な... 女?
  • 14:12 - 14:13
    かなりのお金持ち
  • 14:14 - 14:16
    近くに家を建てー
  • 14:16 - 14:18
    あなたが夜話し相手が欲しいとき
  • 14:18 - 14:20
    訪ねて来て居間に座れるくらいに
  • 14:20 - 14:22
    ああ 君は金持ちだ ジェーン
  • 14:24 - 14:26
    勿論君には友人がいて君を
  • 14:26 - 14:29
    盲目の障害者に献身させたり
    しない筈だ
  • 14:29 - 14:32
    私は自分の主人です
  • 14:34 - 14:36
    そして留まる?
  • 14:39 - 14:41
    勿論
  • 14:42 - 14:43
    私はあなたの隣人に
  • 14:44 - 14:47
    看護士に 家政婦になるわ
  • 14:47 - 14:51
    あなたが孤独だと分かれば
    話し相手になる
  • 14:51 - 14:54
    あなたに本を読み
    一緒に歩き
  • 14:54 - 14:56
    一緒に座り あなたに仕え
  • 14:56 - 14:58
    あなたの目となり手となるわ
  • 14:58 - 15:01
    私のそばであなたを
    寂しくしておかないわ
  • 15:01 - 15:03
    これは憐憫だ 愛ではない
  • 15:03 - 15:05
    違うわ
  • 15:05 - 15:06
    - 帰れ
    - いや
  • 15:06 - 15:08
    私に構うな!
  • 15:11 - 15:13
    頼む
  • 15:26 - 15:28
    ずっとあんな風でした
  • 15:28 - 15:30
    あるときF夫人が...
  • 15:41 - 15:42
    マリア
  • 15:46 - 15:47
    マリア!
  • 15:48 - 15:49
    はい?
  • 15:50 - 15:52
    客が帰った筈がない
    どこにいる?
  • 15:52 - 15:53
    あ 彼女は...
  • 15:54 - 15:56
    家のどこかにいますよ
  • 15:56 - 15:58
    見つけて私の所へ連れて来い
  • 15:58 - 15:59
    はい
  • 16:01 - 16:02
    私はここです
  • 16:02 - 16:04
    まだここにいます
  • 16:08 - 16:09
    ジェーン...
  • 16:11 - 16:12
    行ってはだめだ
  • 16:14 - 16:17
    君に触れ 君を感じ 君の声を聞いた
  • 16:21 - 16:22
    その喜びを諦められない
  • 16:25 - 16:28
    身勝手だと思われようと
    構うもんか
  • 16:30 - 16:33
    では 決まりですわ
  • 16:33 - 16:35
    そうだ
  • 16:35 - 16:37
    だが留まることで 君の理解と
  • 16:38 - 16:39
    私の理解は違う
  • 16:43 - 16:44
    私の理解はどういうこと?
  • 16:44 - 16:48
    君は親切な看護士のように
    私に仕えるつもりだ
  • 16:50 - 16:51
    君はいつも優しかった
  • 16:54 - 16:58
    私は君に父親のような感情で
    いなければならないのだろう
  • 17:01 - 17:02
    そう思わないか?
  • 17:06 - 17:07
    さあ 教えてくれ
  • 17:08 - 17:10
    あなたのお好きなように
    思います
  • 17:12 - 17:14
    だが君はいつまでも私の看護師で
    いられない ジャネット
  • 17:16 - 17:18
    君は若い
  • 17:18 - 17:20
    いつか結婚しなければ
  • 17:21 - 17:24
    結婚は気にしていません
    -気にすべきだ!
  • 17:26 - 17:27
    私が 以前の私なら
  • 17:27 - 17:29
    君に考えさせるのに
  • 17:33 - 17:35
    誰かがあなたを元に戻す時期ですわ
  • 17:35 - 17:37
    携帯用櫛をお持ちですか?
  • 17:40 - 17:41
    何の為に?
  • 17:41 - 17:42
    さあ かして
  • 17:57 - 17:59
    ほら これでましだわ
  • 17:59 - 18:02
    あなたのもじゃもじゃの
    黒髪はとても異様だわ
  • 18:02 - 18:03
    これはどうだ?
  • 18:07 - 18:08
    それを見るのは痛ましい
  • 18:11 - 18:12
    目を見るのも痛々しい
  • 18:14 - 18:16
    額の傷跡も
  • 18:21 - 18:22
    夕食を食べますか?
  • 18:22 - 18:24
    夕食は全然欲しくない
  • 18:24 - 18:26
    夕食はいつも食べない
  • 18:26 - 18:28
    今夜は食べるのです
  • 18:28 - 18:30
    きっと空腹ですよ
  • 18:53 - 18:55
    ほら これでよくなった
  • 18:57 - 18:59
    火がよく燃えてるとわかる?
  • 18:59 - 19:01
    右目で 光が見える
  • 19:03 - 19:04
    ろうそくが見える?
  • 19:07 - 19:08
    ぼんやりと
  • 19:08 - 19:10
    どちらもぼんやりした光だ
  • 19:12 - 19:13
    私が見える?
  • 19:17 - 19:19
    いや 私の妖精さん
  • 19:21 - 19:23
    だが君の声が聞こえ
    触れられる
  • 19:26 - 19:29
    君は私の姿に嫌悪すると
    思っていた
  • 19:30 - 19:31
    そう?
  • 19:32 - 19:33
    私は見るも恐ろしいか ジェーン?
  • 19:34 - 19:37
    ええ いつもそうでしたでしょ
  • 19:43 - 19:45
    じゃ...どこに滞在しようと
  • 19:45 - 19:47
    口の悪さは君から消えなかったね
  • 19:47 - 19:50
    私はあなたよりずっと良い
    人達と一緒でした
  • 19:50 - 19:52
    もっと洗練され上品でした
  • 19:52 - 19:54
    一体誰と一緒だったのだ?
  • 19:54 - 19:55
    今夜はもう聞けませんわ
  • 19:55 - 19:57
    あなたは疲れ過ぎてますよ
    明日話してあげます
  • 19:57 - 19:59
    この邪悪な取替えっ子め
  • 20:00 - 20:04
    妖精生まれのくせ人間育ちだ
  • 20:06 - 20:07
    さあもう失礼するわ
  • 20:08 - 20:09
    この3日間旅をしてきたので
  • 20:09 - 20:11
    私も疲れています
  • 20:12 - 20:13
    お休みなさい
  • 20:13 - 20:14
    ジェーン...
  • 20:15 - 20:17
    君がいた所にいたのは
    女性だけか?
  • 20:19 - 20:20
    お休みなさい
  • 20:54 - 20:56
    じゃこのセント・ジョン・リバーズは...
  • 20:57 - 20:58
    君の従兄か?
  • 20:58 - 21:00
    はい
  • 21:01 - 21:03
    彼が好きだったか ジェーン?
  • 21:04 - 21:05
    セント・ジョンはとてもいい人です
  • 21:05 - 21:07
    好きにならざるを得ませんわ
  • 21:08 - 21:10
    有能な男か?
  • 21:10 - 21:12
    実に有能です
  • 21:13 - 21:15
    まるで教育のある男?
  • 21:17 - 21:21
    セント・ジョンは博学の学者です
  • 21:22 - 21:24
    彼の態度は 君は言ったようだが...
  • 21:24 - 21:26
    君の趣味に合わなかったと
  • 21:26 - 21:27
    堅苦しく牧師臭いと
  • 21:29 - 21:31
    彼の態度のことは言ってませんよ
  • 21:32 - 21:35
    でも洗練され穏やかで
    紳士的です
  • 21:39 - 21:41
    彼の...
  • 21:42 - 21:45
    外観は 君がどう言ったか
    忘れたが
  • 21:48 - 21:49
    未熟な牧師補で
  • 21:49 - 21:52
    白いネッククロスで半分
    首くくりか?
  • 21:53 - 21:55
    セント・ジョンのみだしなみは
    いいです
  • 21:57 - 21:58
    とてもハンサムな人です
  • 21:59 - 22:02
    背が高く 金髪 青い目をして
  • 22:04 - 22:06
    ギリシャ的な顔です
  • 22:07 - 22:08
    畜生
  • 22:13 - 22:14
    彼を好きだったのか ジェーン?
  • 22:15 - 22:16
    勿論 好きでした
  • 22:16 - 22:17
    でもそれはさっきも訊きましたよ
  • 22:22 - 22:25
    多分 君はもう私のそばに
    座らない方がいい エアさん
  • 22:26 - 22:28
    何故 ロチェスター様?
  • 22:28 - 22:34
    背が高く優雅で金髪の
    アポロと比べ
  • 22:34 - 22:37
    ヴァルカン 色黒で
    肩が広く...
  • 22:39 - 22:41
    おまけに盲目だ
  • 22:41 - 22:43
    それは前に考えませんでした
  • 22:44 - 22:45
    でもあなたは確かに
    ヴァルカンに似てますね
  • 22:52 - 22:54
    そのリバーズは...
    君と結婚したがったのか?
  • 22:56 - 22:58
    嫉妬する必要はないの
  • 22:59 - 23:00
    ただじらしたかっただけです
  • 23:01 - 23:02
    怒りが悲しみよりマシだと
    思ったのです
  • 23:03 - 23:05
    私は愚かでない ジェーン
  • 23:07 - 23:08
    君は新しい結びつきをしたのだ
  • 23:10 - 23:11
    誰と?
  • 23:11 - 23:12
    このリバーズ...
  • 23:14 - 23:16
    セント・ジョン・リバーズと
  • 23:20 - 23:21
    彼は若くハンサムだ
  • 23:21 - 23:22
    彼は君と結婚したがっている
  • 23:24 - 23:25
    彼はそうする
  • 23:26 - 23:28
    彼は私を愛していません
  • 23:30 - 23:31
    私も彼を愛していません
  • 23:33 - 23:35
    とりわけあなたはその意味が
    分かるはずです
  • 23:40 - 23:41
    ジェーン...
  • 23:43 - 23:46
    4日前 この月曜
  • 23:48 - 23:50
    私は不思議な気分に襲われた
  • 23:51 - 23:54
    悲しみが狂乱に入れ替わった気分で
  • 23:55 - 23:57
    私は部屋の開いてる窓に
    座っていた
  • 24:00 - 24:02
    我知らず口から
  • 24:02 - 24:05
    言葉が出た "ジェーン..." と
  • 24:08 - 24:10
    "ジェーン ジェーン ジェーン"
  • 24:13 - 24:14
    言葉を声に出して?
  • 24:14 - 24:16
    そうだ
  • 24:17 - 24:19
    私を狂ってると思うだろうね
  • 24:20 - 24:21
    声が
    どこから来たか分からないが
  • 24:21 - 24:24
    誰のか分かる声が答えた
  • 24:25 - 24:26
    それはこう言った...
  • 24:28 - 24:32
    "今行きます 待ってて"
  • 24:34 - 24:35
    それから...
  • 24:37 - 24:39
    すぐあと
    言葉が風に乗ってきた
  • 24:39 - 24:43
    "どこにいるの?"と
  • 24:47 - 24:50
    ジェーン
    私は看護士や友達ではなく
  • 24:51 - 24:52
    妻が欲しいのだ
  • 24:54 - 24:55
    そうですか?
  • 24:55 - 24:56
    そうだ
  • 24:58 - 25:00
    初耳か?
  • 25:02 - 25:03
    いいえ
  • 25:05 - 25:06
    好ましくない知らせか?
  • 25:10 - 25:12
    場合によります
  • 25:14 - 25:15
    あなたの選ぶ人に
  • 25:19 - 25:20
    君に選んでほしい
  • 25:22 - 25:24
    君の決定に従う
  • 25:28 - 25:30
    君に選択を任せる
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    では選ぶのは...
  • 25:37 - 25:38
    一番愛する人を
  • 25:40 - 25:43
    少なくとも私が最も愛する人を
    選ぶよ
  • 25:47 - 25:48
    ジェーン...
  • 25:51 - 25:52
    結婚してくれるか?
  • 25:54 - 25:55
    はい
  • 25:55 - 25:58
    盲目で 君が手をひかねば
    ならない男と?
  • 25:59 - 26:00
    はい
  • 26:00 - 26:03
    君が世話しなければならないー
  • 26:03 - 26:05
    20歳近く年上の障害者と?
  • 26:07 - 26:09
    はい
  • 26:15 - 26:17
    本当に ジェーン?
  • 26:19 - 26:21
    心から
  • 26:26 - 26:27
    結婚してもう10年になる
  • 26:27 - 26:30
    二年のうちにエドワードは
    片目が見えるようになった
  • 26:30 - 26:32
    第一子が生まれる直前だった
  • 26:34 - 26:35
    私は 最愛の人の為 また
  • 26:35 - 26:38
    最愛の人と生きる意味を
    今知っている
  • 26:39 - 26:42
    私は夫の命であり
    夫は私の命である
  • 26:42 - 26:44
    私達はお互いの骨の骨であり
  • 26:44 - 26:46
    お互いの肉の肉である
Title:
Jane Eyre (1983) - Episode 11
Description:

BBC 1983 TV Mini-Series

Timothy Dalton ... Edward Rochester
Zelah Clarke ... Jane Eyre

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Video Language:
English, British
Team:
Film & TV
Duration:
27:57

Japanese subtitles

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