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Airbus A380 Take-off Time

  • 0:01 - 0:05
    ここにあるのはエアバス
    A380 という飛行機です。
  • 0:05 - 0:07
    そして私が興味あることは,
  • 0:07 - 0:11
    この飛行機が離陸するまでに
    どれ位の時間がかかるのか? です。
  • 0:11 - 0:18
    そして私が離陸速度の
    仕様を調べたら,
  • 0:18 - 0:24
    280 km/h ということが
    みつかりました。
  • 0:24 - 0:25
    これを速度にするためには,
  • 0:25 - 0:27
    方向も指定しないといけません。
  • 0:27 - 0:28
    大きさだけではいけません。
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    方向は,この滑走路
    の方向でしょう。
  • 0:32 - 0:35
    こちらが正の方向になるでしょう。
  • 0:35 - 0:37
    私たちが加速度や速度に
    ついて考えている時には,
  • 0:37 - 0:39
    この方向に動いていると仮定します。
  • 0:39 - 0:43
    飛行機が滑走路を進む方向です。
  • 0:43 - 0:45
    そして私は加速度の
    仕様も調べたのですが,
  • 0:45 - 0:47
    ここでは少し簡単に
    しようと思います。
  • 0:47 - 0:49
    というのも,どちらにしろ純粋に
    一定の加速度ではないからです。
  • 0:49 - 0:52
    では単にパイロットが「これから
    離陸します」と言ってから
  • 0:52 - 0:54
    実際に離陸するまで,
  • 0:54 - 0:56
    一定の加速度だったとしましょう。
  • 0:56 - 0:59
    この飛行機のエンジンは一定の
    加速度をだせるとしましょう。
  • 0:59 - 1:10
    加速度は簡単に 1.0 メートル
    毎秒毎秒だとしましょう。
  • 1:10 - 1:11
    すると毎秒後に,
  • 1:11 - 1:13
    1 m/s 速くなることができます。
  • 1:13 - 1:16
    1 秒の始まりの時よりも,
    1 秒後に,1 m/s 速くなります。
  • 1:16 - 1:18
    これを書く他の方法は,
  • 1:18 - 1:25
    1.0 m/s 毎秒です。
  • 1:25 - 1:31
    それはまた 1.0 m/s^2
    と書くことができます。
  • 1:31 - 1:33
    私はこちらの方が少し
    直感的と思いますが,
  • 1:33 - 1:35
    こちらの方が書くときちんと
    していると思います。
  • 1:35 - 1:36
    ではこれを求めてみましょう。
  • 1:36 - 1:38
    まず最初は何を答えるのか
    ですが,それは
  • 1:38 - 1:47
    離陸にはどれだけの時間が
    かかるのか? です。
  • 1:47 - 1:50
    これがここで答えようと
    している質問です。
  • 1:50 - 1:51
    そしてこれに答えるためには,
  • 1:51 - 1:52
    少なくとも私の頭では,
  • 1:52 - 1:54
    この単位をそろえないといけません。
  • 1:54 - 1:59
    ここでは,加速度が
    メートル毎秒の2 乗です。
  • 1:59 - 2:04
    こちらでは,離陸の速度は,
    キロメートル毎時です。
  • 2:04 - 2:07
    ではまずは,離陸の速度を
    m/s に変換しましょう。
  • 2:07 - 2:08
    そうすると,この問題に
  • 2:08 - 2:10
    答えるのが簡単になるでしょう。
  • 2:10 - 2:15
    では,280 km/h がある時,
  • 2:15 - 2:18
    どうしたら m/s にできるでしょうか?
  • 2:18 - 2:21
    まずは km/s に変換しましょう。
  • 2:21 - 2:24
    この「時間(hour)」を
    消したいと思います。
  • 2:24 - 2:25
    そうする一番良い方法は,
  • 2:25 - 2:26
    もし「時間」が分母にあるのなら,
  • 2:26 - 2:28
    「時間」を分子にもつものが
    欲しくなります。
  • 2:28 - 2:31
    そして分母に「秒」が欲しいです。
  • 2:31 - 2:35
    すると何をこれにかけたら
    いいでしょうか?
  • 2:35 - 2:37
    または,「時間」と「秒」の前に
    何を置けばいいでしょうか?
  • 2:37 - 2:41
    1 時間には 3600 秒があります。
  • 2:41 - 2:43
    1 分には 60 秒があり,
  • 2:43 - 2:45
    60 分で 1 時間です。
  • 2:45 - 2:47
    すると大きな単位の 1 が,
  • 2:47 - 2:50
    小さな単位の 3600 に等しいです。
  • 2:50 - 2:52
    すると,これをかけることが
    できます。
  • 2:52 - 2:55
    もしそうすると,
    「時間」がキャンセルされます。
  • 2:55 - 2:59
    そして 280 割る 3600
    キロメートル毎秒になります。
  • 2:59 - 3:01
    しかし,私は一回で全部
    やってしまいたいです。
  • 3:01 - 3:04
    そこで,キロメートルからメートルへの
    変換もやってしまいましょう。
  • 3:04 - 3:06
    もう一度,
  • 3:06 - 3:09
    キロメートルが分子にあります。
  • 3:09 - 3:11
    するとここではキロメートルが
    分母にあるものが欲しいです。
  • 3:11 - 3:12
    それで (キロメートルを)
    キャンセルできます。
  • 3:12 - 3:14
    そしてメートルが分子に
    なるものが欲しいです。
  • 3:14 - 3:16
    すると小さい方の単位は何ですか?
  • 3:16 - 3:17
    それはメートルです。
  • 3:17 - 3:21
    1 キロメートルには
    1000 メートルあります。
  • 3:21 - 3:22
    そしてこれをかけ算すると,
  • 3:22 - 3:24
    キロメートルがキャンセルされます。
  • 3:24 - 3:25
    そして残るものは,
  • 3:25 - 3:31
    280 かける 1,これ (かける 1) は
    書かなくてもいいですね
  • 3:31 - 3:41
    かける 1,000 が分子で,
    分母が 3,600 です。
  • 3:41 - 3:52
    そして残った単位は,
    メートル毎秒です。
  • 3:52 - 3:56
    では私の信頼している
    TI-85 を出して,
  • 3:56 - 3:58
    これを実際に計算してみます。
  • 3:58 - 4:01
    すると 280×1,000 があります。
  • 4:01 - 4:03
    それは明らかに 280,000 です。
  • 4:03 - 4:07
    それを 3,600 で割りましょう。
  • 4:07 - 4:11
    すると 77.77... の 7 の繰り返しです。
  • 4:11 - 4:15
    これらのもともとの数には,2 桁の
    有効数字があったようですね。
  • 4:15 - 4:17
    1.0 がここにありました。
  • 4:17 - 4:19
    これに何桁の有効数字
    があったのかは
  • 4:19 - 4:20
    100% ははっきりしません。
  • 4:20 - 4:24
    この仕様には 10 キロメートル
    で丸めがあったのか,
  • 4:24 - 4:27
    それとも厳密に 280 km/h
    だったのでしょうか?
  • 4:27 - 4:28
    安全のために
    (=ひどく間違えないように),
  • 4:28 - 4:29
    ここでは 10 キロメートルでの
  • 4:29 - 4:30
    丸めがあったと考えます。
  • 4:30 - 4:32
    すると 2 桁の有効数字だけです。
  • 4:32 - 4:35
    すると,答えも 2 桁だけの
    有効数字にすべきです。
  • 4:35 - 4:41
    するとこれを丸めて,
    78 m/s にしましょう。
  • 4:41 - 4:49
    これは 78 m/s になります。
  • 4:49 - 4:50
    これはかなり速いですね!
  • 4:50 - 4:52
    この飛行機が離陸するには,
  • 4:52 - 4:56
    1 秒おきに,78 メートル
    移動しないといけません。
  • 4:56 - 5:02
    1 秒で,だいたいフットボール場
    の 3/4 位の距離を移動します。
  • 5:02 - 5:03
    しかしこれは私たちが答えようと
    しているものではありません。
  • 5:03 - 5:06
    ここでは離陸には何秒かかる
    のかを答えようとしています。
  • 5:06 - 5:09
    もしちゃんと考えたら,
    これは頭でもわかるでしょう。
  • 5:10 - 5:12
    加速度は 1 メートル毎秒
    の毎秒です。
  • 5:12 - 5:15
    これはつまり,
    1 秒経過するごとに,
  • 5:15 - 5:17
    1 m/s 速くなるということです。
  • 5:17 - 5:20
    すると速度 0 から始めると,
  • 5:20 - 5:23
    1 秒後には,1 m/s になります。
  • 5:23 - 5:25
    2 秒後には,2 m/s になります。
  • 5:25 - 5:28
    3 秒後には,3 m/s になります。
  • 5:28 - 5:31
    すると 78 m/s になるには
    どれだけかかるでしょうか?
  • 5:31 - 5:33
    それは 78 秒かかるでしょう。
  • 5:33 - 5:36
    78 秒かかるでしょう。
  • 5:36 - 5:41
    だいたい,1 分と 18 秒です。
  • 5:41 - 5:45
    ちょっとこれを加速度の定義で
    確認しましょう。
  • 5:45 - 5:47
    ちょっと,加速度について
    思いだしましょう。
  • 5:47 - 5:48
    それはベクトル量です。
  • 5:48 - 5:53
    そして,ここで今話をしている方向は
    この滑走路のこの方向です。
  • 5:53 - 6:05
    加速度はある時間における
    速度の変化に等しいです。
  • 6:05 - 6:06
    そして私たちが何について
    解こうとしているかというと,
  • 6:06 - 6:09
    どれだけの時間がかかったかです。
    または,時刻の変化です。
  • 6:09 - 6:09
    ではやってみましょう。
  • 6:09 - 6:12
    では,両辺に
    時刻の変化をかけましょう。
  • 6:12 - 6:18
    時刻の変化かける加速度が
  • 6:18 - 6:24
    速度の変化に等しいです。
  • 6:24 - 6:26
    そして時刻の変化について解くには,
  • 6:26 - 6:32
    両辺を加速度で割ります。
  • 6:32 - 6:34
    そうすると時間の変化がわかります。
  • 6:34 - 6:35
    こちらの下にも書けますが,
  • 6:35 - 6:37
    こちらにあるスペースを
    使ってしまいましょう。
  • 6:37 - 6:48
    時刻の変化は,速度の変化
    割る加速度に等しいです。
  • 6:48 - 6:52
    そしてこの状況では,
    速度の変化は何ですか?
  • 6:52 - 6:54
    そうですね。ここでは速度が 0 から,…
  • 6:54 - 6:55
    実は私たちは速度が 0 m/s から
  • 6:55 - 6:58
    始まると仮定しています。
  • 6:58 - 7:01
    そして 78 m/s になると
    考えています。
  • 7:01 - 7:09
    すると速度の変化は 78 m/s です。
  • 7:09 - 7:11
    するとこれが等しいのは,
    この場合ですが。
  • 7:11 - 7:14
    78 m/s が速度の変化です。
  • 7:14 - 7:17
    最終速度は 78 m/s です。
  • 7:17 - 7:19
    そしてそれから初速度をひきます。
  • 7:19 - 7:20
    それは 0 m/s です。
  • 7:20 - 7:22
    するとこうなります。
  • 7:22 - 7:24
    (これを) 加速度で割ります。
  • 7:24 - 7:29
    1 メートル毎秒毎秒で割ります。
  • 7:29 - 7:31
    または 1 m/s^2 で割る。
  • 7:31 - 7:33
    すると数の部分はかなり簡単です。
  • 7:33 - 7:35
    78 割る 1 です。
  • 7:35 - 7:37
    それは単に 78 です。
  • 7:37 - 7:40
    そして単位はメートル毎秒になります。
  • 7:40 - 7:42
    そしてもしこれを m/s^2 で割ると,
  • 7:42 - 7:46
    それは s^2 毎メートルをかけることと
    同じことです。
  • 7:46 - 7:50
    いいでしょうか?
    何かで割るということは,
  • 7:50 - 7:52
    何かの逆数をかけることと同じです。
  • 7:52 - 7:54
    そしてそれは単位でも同じです。
  • 7:54 - 7:55
    そうすると,
  • 7:55 - 7:57
    メートルがキャンセルされます。
  • 7:57 - 7:59
    そして秒の 2 乗を秒で割ると,
  • 7:59 - 8:00
    秒だけが残ります。
  • 8:00 - 8:04
    するとまた,78 秒になりました。
  • 8:04 - 8:08
    これが離陸するまでには
    1 分と少しかかります。
Title:
Airbus A380 Take-off Time
Description:

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Video Language:
English
Team:
Khan Academy
Duration:
08:08

Japanese subtitles

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