新生児の腸内微生物は生涯の健康にどのように影響するか
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0:02 - 0:04微生物は 特に乳児にとって
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0:04 - 0:06悪いものだと
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0:06 - 0:08考えがちかもしれません
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0:08 - 0:11しかし研究者は 実はそれが
逆であることを示しました -
0:12 - 0:15真相はもう少し複雑なだけでなく
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0:15 - 0:19実際にはもっとずっと面白いのです
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0:20 - 0:22私たちの 良い健康状態には
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0:22 - 0:24微生物の適切な調整が必要なようです
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0:25 - 0:27どの微生物でもいいのではなく
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0:27 - 0:29適切な組み合わせが必要です
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0:29 - 0:32進化の中で
我々が共存できるように適応した -
0:32 - 0:36微生物を使って
それがうまく達成できました -
0:37 - 0:39ですので まさに生まれた時点で
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0:39 - 0:43適切な組み合わせの微生物を獲得し始めるのは
驚くべきことではないと思います -
0:43 - 0:45少なくとも我々の一部はそうしています
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0:47 - 0:50帝王切開で生まれた赤ちゃんと
自然分娩で生まれた赤ちゃんでは -
0:50 - 0:51微生物に関して言えば
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0:51 - 0:54人生のスタートは同じではありません
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0:54 - 0:59出生後には 数え切れないほどの
幼児期の出来事や状況が -
0:59 - 1:00様々あって
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1:00 - 1:04それらが腸内微生物叢の形成に
さらに修飾を加えます -
1:04 - 1:09具体的には 乳児や母親に
処方される薬剤や -
1:09 - 1:12その家庭にいるペットや兄弟の数
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1:12 - 1:14そして家の衛生状態も影響します
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1:14 - 1:16ただ 家については
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1:16 - 1:19常時 完璧に清潔という状態では
ないのが望ましいです -
1:21 - 1:24母子の栄養もそうです
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1:24 - 1:29これらの出来事と状況は全て
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1:29 - 1:31腸内微生物叢の形成に
大きな役割を果たしており -
1:31 - 1:36生涯に渡る子どもの健康に
きわめて大きな影響を及ぼします -
1:37 - 1:41ここで述べているのは
健康に対する小さな影響ではなく -
1:41 - 1:43もっと大きな影響のことです
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1:43 - 1:46私たちがどんな微生物を獲得するかは
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1:46 - 1:51肥満 糖尿病 さらには
いくつかのがんなどの病気の -
1:51 - 1:53発症しやすさに影響を与えます
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1:54 - 1:57今述べたこれらの人生初期の出来事の多くは
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1:57 - 1:59我々が影響を与えることができず
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2:00 - 2:01避けられないものです
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2:01 - 2:04例えば帝王切開は
新生児を救うために開発され -
2:04 - 2:06日常的に行っているものですし
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2:06 - 2:10ほとんどの薬剤は
正当な理由で処方されています -
2:10 - 2:13特に乳児においてはそうです
他にも色々あります -
2:13 - 2:16そういう訳で
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2:16 - 2:19乳児の腸内微生物叢の形成を
妨げる可能性のある -
2:19 - 2:22人生初期の出来事が発生した後に
乳児の健康を守る方法を -
2:22 - 2:25学ばなければなりません
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2:27 - 2:28私が研究者として
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2:28 - 2:31また 乳児の健康プラットフォームの
技術的リーダーとして -
2:31 - 2:36日々 解決を目指している問い —
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2:36 - 2:39私が この講演で
答えようとしている問いとは -
2:39 - 2:42どのようにすれば全ての乳児が
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2:42 - 2:45どのように生まれ どんな初期の出来事に
遭遇したとしても -
2:45 - 2:50生涯の健康を得るための細菌を
同じく手に入れられるかです -
2:51 - 2:53崇高な動機に思われるでしょう
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2:54 - 2:55そのとおりです
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2:55 - 2:57では 実際に見ていきましょう
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2:57 - 3:02最初に 微生物には適切な組み合わせが
必要だと申し上げましたね -
3:04 - 3:06適切な組み合わせを得るために
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3:06 - 3:10身体に生息する微生物を
特定の順序で -
3:10 - 3:12取り込む必要があります
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3:13 - 3:16これは微生物定着の進行過程として
考えることができます -
3:16 - 3:21私たちの身体に
ごく初期に生息する微生物は -
3:21 - 3:25乳児の腸内の環境を変化させ
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3:25 - 3:29次の微生物が参入できるようにします
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3:29 - 3:31それはまるで最初の侵略者が
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3:31 - 3:33まず先に 他の入植者が足場とするための
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3:33 - 3:35インフラを設営するようなものです
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3:36 - 3:39もし乳児が帝王切開で生まれた場合
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3:39 - 3:43初期段階の微生物定着に
大きな違いが生じます -
3:43 - 3:48母体の膣 糞便や皮膚の細菌の代わりに
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3:48 - 3:52主に皮膚の細菌のみが乳児の腸に入るためです
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3:52 - 3:57すると微生物定着の進行は
全く異なるものになります -
3:57 - 4:03進化の過程で私たちが適応したものと
違うというだけで -
4:03 - 4:08帝王切開で生まれた赤ちゃんに 後年
健康上の不利益が生じるかもしれません -
4:08 - 4:11ここでは例として体重増加を取り上げます
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4:11 - 4:14いくつかの研究ですでに示されていますが
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4:14 - 4:16腸内微生物叢の組成は
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4:16 - 4:18体重に関連するのと同様
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4:18 - 4:21糖尿病や心血管疾患などの
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4:21 - 4:24発症の可能性に関連します
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4:24 - 4:27そして現在
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4:27 - 4:29将来 肥満や体重超過になりうる人々は
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4:29 - 4:32既に 乳児の頃には
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4:32 - 4:35糞便サンプル内の微生物の一部が
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4:35 - 4:38欠如していることが示されています
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4:39 - 4:43また 帝王切開で生まれた赤ちゃんと
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4:43 - 4:46幼少期に大量の抗生物質を
投与された赤ちゃんでは -
4:46 - 4:51同じ微生物が欠如している
可能性が明らかになっています -
4:51 - 4:52この話を完結させるものとして
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4:52 - 4:55いくつかの研究では
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4:55 - 4:57帝王切開で生まれた
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4:57 - 5:01もしくは幼い段階で沢山の
抗生物質を投与された乳児は -
5:01 - 5:05肥満や50%もの体重過多になることが
示されています -
5:05 - 5:06これは大きな数字です
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5:08 - 5:10いまここで こう思っている方も
いるでしょう -
5:10 - 5:14「大変 帝王切開を受けたばかり」
「自分は帝王切開で生まれた」 -
5:14 - 5:17「子供が抗生物質を投与された」
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5:18 - 5:21でも心配しないで下さい
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5:21 - 5:24もしこのような微生物がいなかったり
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5:24 - 5:26あるいはなんらかの理由で失われたりしても
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5:26 - 5:29後で獲得することができます
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5:29 - 5:32でも 乳児は獲得に少し助けが必要です
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5:33 - 5:38すでによく知られていることの一つに
母乳栄養があります -
5:38 - 5:40母乳は一種の奇跡のようなものです
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5:40 - 5:44乳児のための栄養が含まれているのに加えて
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5:44 - 5:48良い微生物のための栄養が
含まれているからです -
5:50 - 5:53母乳栄養の乳児には好都合ですが
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5:53 - 5:57全員 母乳で育てられる
わけではありません -
5:57 - 6:02母乳で育てられていない赤ちゃんが
乳児期のうちに -
6:02 - 6:04腸内微生物叢の形成を
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6:04 - 6:08阻害する可能性のある出来事に
見舞われたら -
6:08 - 6:12それを回復するために
何ができるでしょうか? -
6:12 - 6:17ここからは解決策について
お話ししましょう -
6:17 - 6:22この研究分野は
近年大きく前進をしています -
6:22 - 6:26まず 不足している微生物があれば
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6:26 - 6:28経口摂取できることがわかっています
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6:28 - 6:32摂取されて良い効果を表す微生物のことを
プロバイオティクスと呼び -
6:32 - 6:34ここ数年に渡って
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6:34 - 6:36臨床試験がいくつか行われています
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6:36 - 6:39また幼児においても
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6:39 - 6:42後年に湿疹のリスクを減らすなど
素晴らしい効果が見られます -
6:43 - 6:462つ目の革新は
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6:46 - 6:49研究者が母乳に注目するようになって
実現しました -
6:49 - 6:51母乳への注目は理にかなっていました
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6:51 - 6:56先ほどお話しした通り
母乳栄養は腸内細菌叢の健全な形成を -
6:56 - 7:00助けることがすでに知られていたからです
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7:00 - 7:03母乳の中にヒトミルクオリゴ糖という
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7:04 - 7:07固形成分が含まれていることは
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7:07 - 7:101930年代には発見されていましたが
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7:10 - 7:13その機能は 発見後 何十年もの間
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7:13 - 7:17謎に包まれていました
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7:18 - 7:20科学者は大変頭を悩ませていました
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7:20 - 7:24なぜなら 母乳にかなり多く
含まれていたからです -
7:24 - 7:28全固形分の中で
3番目に量の多い物質ですが -
7:28 - 7:32ヒトどころか 乳児にさえ消化されません
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7:32 - 7:35では何故 母親はそれらを母乳中に
合成するのでしょうか -
7:35 - 7:38自分の栄養源を使って
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7:38 - 7:41乳児が利用できないものを?
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7:41 - 7:44通常自然界はそのように働いていません
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7:44 - 7:45そうですよね?
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7:45 - 7:49最終的に この物質の役割が
わかったときには -
7:49 - 7:51かなり驚きました
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7:51 - 7:56乳児にとって最適な微生物に
選択的に栄養分を供給し -
7:56 - 8:00その子の健康を左右していたのですから
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8:00 - 8:04ヒトミルクオリゴ糖には 化学構造が異なる
100を超える種類があって -
8:04 - 8:09今では その一部を
研究室で合成できます -
8:10 - 8:12それらをプロバイオティクスと一緒に
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8:12 - 8:16母乳から摂取できない
子供や幼児向けにパッケージ化すれば -
8:16 - 8:18乳幼児期に微生物叢の形成を
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8:18 - 8:21阻害する出来事に遭遇した場合でも
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8:21 - 8:24これを回復することができるのです
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8:25 - 8:28これが解決方法です
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8:28 - 8:31研究者として 現時点で
付け加えなければならないのは -
8:31 - 8:34この分野の研究が まだ進行中で
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8:34 - 8:37すべきことが まだたくさん
残っているということです -
8:37 - 8:40科学者がよく使う言葉ですよね
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8:40 - 8:45ただ いろいろな状況下で
重要な微生物のうち どれが欠けているのか -
8:45 - 8:49そして 特定の乳児の症例で
微生物叢を回復するには -
8:49 - 8:54どんなヒトミルクオリゴ糖を
どのプロバイオティクスに配合すべきかを -
8:54 - 9:00さらに深く理解するために
私たちは着実に前進しています -
9:01 - 9:04この講演から覚えておいてほしいのは
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9:04 - 9:09確かに 自然分娩で母乳栄養の赤ちゃんは
人間が適応するように進化してきた -
9:09 - 9:11微生物叢を持っていますが
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9:11 - 9:14その形成が不可能な場合でも
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9:14 - 9:19健康への悪影響を減らす方法が
あるということです -
9:21 - 9:26最後に 少しの間
こんな世界を想像してください -
9:26 - 9:29あなたが赤ちゃんを
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9:29 - 9:31健康診断に連れて行くと
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9:32 - 9:36定期的に腸内微生物叢の形成を
モニターしてくれて -
9:36 - 9:38もし乱れが確認された場合は
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9:38 - 9:42微生物叢を回復する製品が
オーダーメイドで処方されるような -
9:42 - 9:44医療システムがある世界です
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9:45 - 9:48こういう予防的な医療システムのおかげで
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9:48 - 9:52慢性疾患の発症が
非常に稀なものになるとしたら -
9:52 - 9:55どれほど素晴らしいことでしょうか
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9:56 - 9:58そんな世界を想像できますか?
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9:59 - 10:03そんな未来が実現可能だと思いますか?
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10:06 - 10:07私は可能だと思います
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10:07 - 10:10そういう未来を信じ
そんな未来の発展に -
10:10 - 10:12貢献したいと思っています
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10:13 - 10:18全ての乳児が生涯に渡って
健康を維持できるように -
10:18 - 10:20人生の出発点が適切に
調整される未来に向けて -
10:21 - 10:22ありがとうございました
-
10:22 - 10:25(拍手)
- Title:
- 新生児の腸内微生物は生涯の健康にどのように影響するか
- Speaker:
- ヘナ・マリア・ウスィトゥパ
- Description:
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生涯の健康は生まれた日に決定されていたかもしれないと、微生物叢を研究するヘナ・マリア・ウスィトゥパは言います。 この素晴らしい講演では、出生時や乳児期に獲得した腸内微生物がどのように成人期に至るまでの健康に影響するかを示し、肥満や糖尿病などの問題に取り組むのに役立つ微生物叢の新しい研究について説明します。
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 10:40
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