デカルトとカルテシアン座標
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0:01 - 0:04これはルネ・デカルトの写真だ。
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0:04 - 0:06知っての通り、数学と哲学の分野で
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0:06 - 0:08すごい発見をした人なんだ。
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0:08 - 0:10優れた哲学者が優れた数学者でもある
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0:10 - 0:13ってことは結構多いのかもね。
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0:13 - 0:15逆も然りかな。
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0:15 - 0:17彼はガリレオと同じくらいの時代に生まれた。
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0:17 - 0:19デカルトのほうが32歳若かったけど、
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0:19 - 0:22ガリレオが亡くなってすぐ、デカルトも亡くなってしまった。
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0:22 - 0:23こいつは短命だった、
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0:23 - 0:25ガリレオは70代までピンピンしてたのに、
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0:25 - 0:28デカルトが亡くなったのは わずか54歳の時だ。
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0:28 - 0:31彼の有名な言葉を
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0:31 - 0:33ここに書いてみたよ。
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0:33 - 0:34哲学的な名言だね。
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0:34 - 0:36「我思う。故に我あり。」
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0:36 - 0:37それから、こっちも一緒に紹介したい。
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0:37 - 0:39代数学とは関係ないんだけど、
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0:39 - 0:41すごく良い言葉だと思うから紹介するね。
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0:41 - 0:43全く有名でない言葉だけど、
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0:43 - 0:44ここに書いてみた。
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0:44 - 0:47この言葉がお気に入りな理由は、すごく実用的で、
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0:47 - 0:49こういう精神が 哲学や数学を支える柱であることを
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0:49 - 0:51気づかせてくれるからなんだ。
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0:51 - 0:52時代に関わらず、
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0:52 - 0:54人間に必要な精神だと思う。
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0:54 - 0:56その言葉とは、「進み続けよ。
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0:56 - 0:58進み続けよ。
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0:58 - 1:00私はある限りの失敗を全て経験したが
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1:00 - 1:02それでも進み続けた。」
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1:02 - 1:05すごく良い人生のアドバイスだと思うんだ。
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1:05 - 1:08さて、彼は哲学と数学の分野で
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1:08 - 1:09すごく沢山の発見をしたわけだ。
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1:09 - 1:11特に代数学の基礎を築いた人として
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1:11 - 1:13紹介される理由は、
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1:13 - 1:16代数学と幾何学の間に
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1:16 - 1:19とても強い結びつきを見出せたのは
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1:19 - 1:21彼のおかげだからなんだ。
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1:21 - 1:23さて スペースの左側を使って、
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1:23 - 1:25代数学について書こう。
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1:25 - 1:26前にも少し聞いたと思う。
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1:26 - 1:28記号を使った数式があって、
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1:28 - 1:30記号は基本的に
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1:30 - 1:32様々な値をとる。
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1:32 - 1:33例えば
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1:33 - 1:38y = 2x - 1 という式は
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1:38 - 1:39様々な値 x と
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1:39 - 1:41y の
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1:41 - 1:42関係を表す。
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1:42 - 1:44これを元に表を書いてみよう。
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1:44 - 1:47x の値を好きに選んで、
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1:47 - 1:48y の値がどうなるかを見てみるよ。
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1:48 - 1:52選ぶ x の値は何でも良い。
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1:52 - 1:53それから y の値を求めよう。
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1:53 - 1:55でも計算があんまり複雑になると困るから、
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1:55 - 1:58比較的シンプルな値を選ぶよ。
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1:58 - 1:59それじゃあ 例えば
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1:59 - 2:01x が -2 の時、
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2:01 - 2:04y は 2 × (-2) - 1 となる。
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2:04 - 2:07「 2 × (-2) - 1 、」と。
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2:07 - 2:10- 4 - 1 になって
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2:10 - 2:12結果は -5 だ。
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2:12 - 2:15x が -1 の時、
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2:15 - 2:20y は 2 × (-1) - 1 となり、
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2:20 - 2:22計算すると
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2:22 - 2:25-2 -1 で、 -3 になる。
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2:25 - 2:29x が 0 の時、
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2:29 - 2:33y は 2 × 0 - 1 となり
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2:33 - 2:362 × 0 は 0 で, 1 を引いて -1 だ。
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2:36 - 2:37もう2つだけやってみるよ。
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2:37 - 2:38x が 1 の時ーー
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2:38 - 2:39別に x は何でも良くて、
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2:39 - 2:40x が -√2 だろうと
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2:40 - 2:42x が -5/2 だろうと
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2:42 - 2:45x が +6/7 だろうと
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2:45 - 2:48y は計算できるんだけど、
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2:48 - 2:49y の計算を
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2:49 - 2:51簡単にするために
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2:51 - 2:53こういう値を x として選んでいるよ。
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2:53 - 2:54さて x が 1 の時、
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2:54 - 2:57y は 2(1) - 1 で
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2:57 - 3:002×1 は 2, 1を引いて 1 だ。
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3:00 - 3:03次で最後だ。
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3:03 - 3:05他と違う色に変えよう。
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3:05 - 3:07紫色が良いかな。
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3:07 - 3:08x が 2 の時、
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3:08 - 3:09y は
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3:09 - 3:142(2) - 1 になって
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3:14 - 3:17イコール 4-1, 結果は 3 だ。
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3:17 - 3:18これで十分かな。
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3:18 - 3:20これは x と y の関係性のごく一部だけど、
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3:20 - 3:23これだけあれば 関係性の全体像が
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3:23 - 3:25見えてくるね。
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3:25 - 3:27これは x と y の具体的な例だ。
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3:27 - 3:28でも表で表せる値の組は
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3:28 - 3:30ごく一部にすぎない。
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3:30 - 3:31あらゆる x に対して
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3:31 - 3:34y の値を知るにはどうすれば良い?
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3:34 - 3:36デカルトは、これを
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3:36 - 3:37絵で表せると気付いたんだ。
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3:37 - 3:401つ1つ点を書いていくと、
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3:40 - 3:43関係性を表す絵ができて、
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3:43 - 3:46視覚的に理解できる。
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3:46 - 3:47だから 彼の主な功績は
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3:47 - 3:52とても抽象的な代数学の世界と
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3:52 - 3:55形や大きさ、角度をもった幾何学の世界の
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3:55 - 3:58橋渡しをしたことなんだ。
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3:58 - 4:03それじゃあ、右側のスペースを使って幾何学について書こう。
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4:03 - 4:05昔から、歴史に忘れられた
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4:05 - 4:07たくさんの数学愛好者たちが
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4:07 - 4:09幾何学を発展させてきたわけだけど、
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4:09 - 4:12デカルトが登場する前は
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4:12 - 4:15幾何学といえばユークリッド幾何学だったんだ。
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4:15 - 4:16(米国の)伝統的な
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4:16 - 4:18学校のカリキュラムでは
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4:18 - 4:20第8〜10学年で
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4:20 - 4:23学んだのがそれだよ。
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4:23 - 4:24ユークリッド幾何学では、
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4:24 - 4:29三角形の角度の関係とか
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4:29 - 4:31円の特性とか
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4:31 - 4:34弧度法とか
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4:34 - 4:36円に内接する三角形について学んだね。
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4:36 - 4:37これを学べる
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4:37 - 4:40ビデオも用意してあるよ。
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4:40 - 4:43ここでデカルトは気付いた。「ねぇ、この x と y の関係だけど
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4:43 - 4:47ユークリッド幾何学の三角形や円と同じように絵にできるんじゃない?
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4:47 - 4:48やってみようよ。」
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4:48 - 4:511枚の紙を
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4:51 - 4:522次元の平面に見立てることができる。
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4:52 - 4:541枚の紙を、2次元平面の
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4:54 - 4:56一部として見るんだ。
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4:56 - 4:58何故 2次元かと言うと、
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4:58 - 5:002種類の方向があるからだ。
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5:00 - 5:01まず縦方向がある。
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5:01 - 5:03これが1つ目だ。
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5:03 - 5:05おっと、青色に変更しよう。
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5:05 - 5:07絵にするんだから、上に書いた
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5:07 - 5:08幾何学の色に合わせたほうが良いよね。
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5:08 - 5:12まず縦の方向があって、
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5:12 - 5:14それから横の方向がある。
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5:14 - 5:17これが平面が2次元である理由だ。
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5:17 - 5:18もし3次元を考えるなら、
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5:18 - 5:21もう1つ 手前-奥 方向を足せば良い。
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5:21 - 5:23さて、この画面は2次元だから
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5:23 - 5:252次元空間を学ぶには都合が良いね。
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5:25 - 5:27デカルトはこう考えた。
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5:27 - 5:30「ここに、関係性を持った2つの変数がある。
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5:30 - 5:33これら変数を、1つづつ
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5:33 - 5:35こっちの次元に割り当ててみようよ。」
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5:35 - 5:38じゃあ慣習に従って、こっちを y にしよう。
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5:38 - 5:39さっき示した通り、
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5:39 - 5:40y は x に依存する、
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5:40 - 5:42従属な変数だね。
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5:42 - 5:44これを、慣習に従って縦軸に割り当てる。
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5:44 - 5:45次に独立な変数、つまり
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5:45 - 5:47y がどうなるかを見るために
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5:47 - 5:48さっき勝手に値を選んだ変数を
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5:48 - 5:51水平の軸にとろう。
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5:51 - 5:53実は x と y を変数とする慣習は
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5:53 - 5:56デカルトが始まりなんだ。
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5:56 - 5:59後で習う代数学では、
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5:59 - 6:02未知数 z を扱うこともある。
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6:02 - 6:04彼は言った、「ねぇ、この次元に
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6:04 - 6:07数字を割り当ててみるのはどう?」
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6:07 - 6:10それじゃあ x軸上の
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6:10 - 6:16ここを -3 としよう。
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6:16 - 6:18ここは -2 で、
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6:18 - 6:19ここは -1,
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6:19 - 6:21ここは 0 だ。
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6:21 - 6:24x 軸に数字を割り振っているよ。
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6:24 - 6:25x は左右方向だから
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6:25 - 6:27こっちが 1 で、
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6:27 - 6:28ここが 2、
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6:28 - 6:30そしてここが 3 。
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6:30 - 6:32y の方向も同じようにできるね。
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6:32 - 6:34さっそく、
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6:34 - 6:40こっちを -5, -4, -3…
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6:40 - 6:42…もう少し綺麗に書かないとね。
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6:42 - 6:45この部分を直そう。
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6:45 - 6:48ここを消して、下に伸ばして、
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6:48 - 6:50-5 をもっと下に書かないと
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6:50 - 6:52ゴチャゴチャしてしまう。
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6:52 - 6:53下に伸ばしたから、
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6:53 - 6:55これで数字を書ける。
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6:55 - 6:58ここが1, 2, 3,
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6:58 - 7:01そしてこっちが -1,
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7:01 - 7:03-2 、といっても、これはあくまで慣習だから
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7:03 - 7:04他のやり方で数字を割り当てても良い。
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7:04 - 7:06例えば 縦を x , 横を y
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7:06 - 7:07にしても良いし、
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7:07 - 7:08左が正で
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7:08 - 7:09右を負にしても良い。
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7:09 - 7:11こう書いている理由は、デカルトを真似た
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7:11 - 7:13単なる慣習からさ。
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7:13 - 7:18-2, -3, -4 それから -5
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7:18 - 7:20デカルトは言った。「さて
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7:20 - 7:231つの x と y の組を、2次元上の点と
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7:23 - 7:25対応させることができる。
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7:25 - 7:28x 座標, x の値を
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7:28 - 7:30ここから選ぼう。」うん、この -2 は
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7:30 - 7:34この図の左右の方向を表す。
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7:34 - 7:36負の数だから左だね。
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7:36 - 7:39そして、これと垂直方向の -5 が対応する。
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7:39 - 7:42y が -5 になるからね。
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7:42 - 7:46左に2つ、下に5つ行くと
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7:46 - 7:49この点が得られる。
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7:49 - 7:54デカルトは言った、「 -2, -5 の2つの値を、
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7:54 - 7:56この2次元平面上の
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7:56 - 7:591つの点と対応させることができる。」
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7:59 - 8:03さらに、点には座標がある。
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8:03 - 8:06点の場所を (-2, -5) のように表すものだ。
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8:06 - 8:09こういった座標は「カルテシアン座標」といって、
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8:09 - 8:12これを思いついた
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8:12 - 8:14ルネ・デカルトの名前から取ったものなんだ。
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8:14 - 8:15彼のおかげで、変数の関係と座標平面上の点が
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8:15 - 8:18いっぺんに繋がったわけさ。
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8:18 - 8:20さて、デカルトなら「他のもやってみようよ」と言うだろう。
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8:20 - 8:22x, y の組は他にもある。
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8:22 - 8:27x = -1 なら y = -3 だ。
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8:27 - 8:30x が -1, y が -3 だから
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8:30 - 8:32この点だね。
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8:32 - 8:33また慣習の話だけど、
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8:33 - 8:34座標を書く時は
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8:34 - 8:37x座標、y座標の順に書くんだ。
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8:37 - 8:38昔の人がたまたまそう決めただけだけどね。
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8:38 - 8:42(-1, -3) はこの場所だ。
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8:42 - 8:46次は x が 0, y が -1。
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8:46 - 8:48x = 0 はこの場所だ。
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8:48 - 8:50右にも左にも行かないという意味になる。
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8:50 - 8:53y = -1 は、1つ下。
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8:53 - 8:56だからこの点が (0, -1) だ。
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8:56 - 8:57これを
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8:57 - 8:59続けてみるよ。
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8:59 - 9:04x = 1 の時, y = 1.
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9:04 - 9:10x = 2 の時, y = 3.
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9:10 - 9:12色を合わせたほうが良いかな。
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9:12 - 9:15x = 2 の時, y = 3.
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9:15 - 9:21ここは (2, 3) で、こっちのオレンジの点は (1, 1).
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9:21 - 9:22次が巧妙なところだよ。
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9:22 - 9:25私は勝手な x を選んだだけだけど、
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9:25 - 9:26これの他にも
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9:26 - 9:28x を選んで
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9:28 - 9:30点を打ち続け、
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9:30 - 9:31あらゆる x , y を描いてみると、
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9:31 - 9:34何と直線になるんだ。
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9:34 - 9:36あらゆる x に対して点を打つと、
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9:36 - 9:38最終的に直線になる。
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9:38 - 9:44どういうものかと言うと…こんな感じ。
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9:44 - 9:48どれでも何でも、勝手な x を選んで
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9:48 - 9:51y を求めると、必ず直線上の点になるんだ。
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9:51 - 9:52別の考え方では、
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9:52 - 9:54この直線上のどの点も
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9:54 - 9:57この式の解の1つなんだ。
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9:57 - 9:59例えばこの点は、
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9:59 - 10:02図で見ると x = 1.5 で
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10:02 - 10:03y = 2 だから
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10:03 - 10:07(1.5, 2) だ。
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10:07 - 10:09これは式の解の1つだ。
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10:09 - 10:14x = 1.5 なら、 2 × 1.5 が 3、 1を引いて 2 だから
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10:14 - 10:16ちょうど解みたいだ。
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10:16 - 10:17こうしてデカルトは、代数学の式と
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10:17 - 10:22幾何学の間の隔たりをいっぺんに埋めてしまった。
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10:22 - 10:27このおかげで、方程式を満たす全てのー
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10:27 - 10:31x,y の組を、絵で表せるようになった。
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10:31 - 10:36それを成し遂げたー
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10:36 - 10:38デカルトの名にちなんで、
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10:38 - 10:43こういった座標は「カルテシアン座標」と呼ばれるようになった。
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10:43 - 10:45伝統的な代数学で、
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10:45 - 10:49最初に勉強する式は
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10:49 - 10:50こういう形をしているんだ。
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10:50 - 10:53これを一次方程式(直線の式)という。
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10:53 - 10:56一次方程式(直線の式)。
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10:56 - 10:58君はこう思うかも。「なるほどこれは式だね、
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10:58 - 11:00左右が等しいことを示す等式だもの。
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11:00 - 11:01でも『直線の』って何?
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11:01 - 11:02一体どこが直線なの?」
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11:02 - 11:04どこが直線かに気づくためには、
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11:04 - 11:07ルネ・デカルトの考え方を追う必要がある。
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11:07 - 11:09カルテシアン座標を使って
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11:09 - 11:11点を打っていけば、
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11:11 - 11:14ユークリッド平面上で直線ができるんだ。
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11:14 - 11:16さらに近い将来、
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11:16 - 11:18直線にならない式も目にすることになるよ。
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11:18 - 11:22曲線とか、クレイジーとかファンキーな線になるものもあるんだ。
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