「リーン・イン」のその後――1歩踏み出した私たちのこれから
-
0:01 - 0:03パット・ミッチェル:
TEDWomenの舞台はあのとき以来ですね -
0:03 - 0:06シェリル・サンドバーグ:
また 皆さんにお会いできて光栄です -
0:06 - 0:08これだけ多くの女性が
集まるなんて -
0:08 - 0:13皆さんもそうでしょうけど
普段はないですから 嬉しいですよ -
0:13 - 0:19TEDでの講演をお受けいただいたとき
ソーシャル・メディアについて -
0:19 - 0:23お話しされるものと思っていましたが
意外にも あなたの心にあったのは― -
0:23 - 0:30特に技術やソーシャル・メディア分野で
欠けている女性リーダーのことでした -
0:30 - 0:37あなたの中で それがどう昇華され
あのTEDトークに結実したのでしょうか? -
0:37 - 0:40当時 ここで女性について
話すのは怖かったですよ -
0:40 - 0:43皆さん同様 私も
ずっと実業界で生きてきたわけで -
0:43 - 0:50女性がどうとか決して言わないんです
気付かれると困るでしょう―自分が女性だって -
0:50 - 0:54「女性」なんて口にしようものなら
テーブルの向こう側の人たちに -
0:54 - 0:57特別待遇を求めているとか
不満を言っているとか思われかねません -
0:57 - 1:01さらには 訴えようとしているとかね
ですから―(笑) -
1:01 - 1:03私はそれまで
仕事がらみでは一度も -
1:03 - 1:07女性であることに触れたり
公の場で話したことはなかったんです -
1:07 - 1:09同時に それが良くないことにも
気付いていました -
1:09 - 1:13私が大学を卒業した
20年以上前 -
1:13 - 1:17同期に女性はいたものの
上の人は全員 男性でした -
1:17 - 1:18でも それも変わるはず
-
1:18 - 1:22そう思っていました
あなたの世代が道を切り開いたお蔭で -
1:22 - 1:26私たちは平等を手に入れたのですから
でも 違ったんです -
1:26 - 1:29時間が経つにつれ 仲間は減っていき
今では― -
1:29 - 1:31会議室で女性は私一人なんて
しょっちゅうです -
1:31 - 1:33ですから いろんな人に
意見を聞きました -
1:33 - 1:37TEDWomenで女性について話すべきって?
答えは「ノー」で -
1:37 - 1:42「キャリアが台無しになる」
「企業の幹部がすることじゃない」 -
1:42 - 1:45「まともに取り合ってもらえなくなる」
と言われました -
1:45 - 1:50幸いなことに あなたのように
誇るべき支持者も少数ながらいました -
1:50 - 1:53ですから自らに問うたのです
マーク・ザッカーバーグ― -
1:53 - 1:55Facebook設立者の
私の上司が -
1:55 - 1:59私たちに投げかけるように
「怖がらなければ 何ができる?」と -
1:59 - 2:03私の答えは
TEDのステージに立ち -
2:03 - 2:11女性やリーダーシップについて話すことでした
そして うまく切り抜けました(拍手) -
2:11 - 2:15切り抜けただけではないでしょう
シェリル あのときのことです -
2:15 - 2:19二人で舞台裏にいたとき
あなたは私の方をふり向き -
2:19 - 2:21ある話をしてくれました
そのとき― -
2:21 - 2:25本番直前でしたが 私は
その話をステージでするよう言いました -
2:25 - 2:26そうでしたね―
話してくれますか? -
2:26 - 2:30あれは この旅でも重要な出来事でした
当初 TEDWomenは -
2:30 - 2:33ワシントンD.C.で開催されていて
ここから 前日に飛行機で移動したのですが -
2:33 - 2:38当時3歳の娘が 私の足にしがみついて
「ママ 行かないで」と言うんです -
2:38 - 2:42パットには 友人だから話しましたが
予定していた講演は全然違って -
2:42 - 2:47事実や数字ばかりで
個人的な話は一切なしでした -
2:47 - 2:49パットにこう話しました
「今日はすごく辛いわ -
2:49 - 2:51昨日 娘が足にしがみついて
行かないでって泣くのよ」 -
2:51 - 2:53すると パットは
「その話をしなさい」と -
2:53 - 2:57私は「TEDのステージで?
冗談でしょう?」という感じでした -
2:57 - 3:00「ステージに上がって
娘が足にしがみつくと言えと?」 -
3:00 - 3:04あなたは そうだと言ったんです
女性のリーダーを増やしたいなら -
3:04 - 3:07それが どれだけ大変なことか
正直に話すべきだと -
3:07 - 3:12それで 私はその話をして
この旅の重要な転換点になりました -
3:12 - 3:17本を執筆したときも 同じことがあったんです
書き始めて第1章ができあがり -
3:17 - 3:21出来ばえに満足していました
データと数字がぎっしりのものです -
3:21 - 3:29マサイ族の母系制や その社会学的特徴に
3ページを費やしていました -
3:29 - 3:34夫はそれを読んで
「もうお腹いっぱいだよ」と(笑) -
3:34 - 3:41誰も こんな本なんか
読みませんよね -
3:41 - 3:46それで もっと正直にオープンになり
私自身の話をしなければ -
3:46 - 3:50いけないと気づきました
ここぞという場面で自信が持てないとか -
3:50 - 3:57そんな私の話です
離婚したことや 職場で大泣きしたこと -
3:57 - 4:00今でも 疎外感や後ろめたさを
覚えることも -
4:00 - 4:05私の旅は このステージに始まり
『リーン・イン』や団体設立につながりましたが -
4:05 - 4:09重要なのは こうした課題に
よりオープンで正直にあることです -
4:09 - 4:11自ら示すことで
他の女性にもそうなってもらい -
4:11 - 4:14真の平等に向けて
皆で一緒に歩んで行けるようにするのです -
4:14 - 4:18あなたの本が
最も心を打つ理由の一つは― -
4:18 - 4:23人々を揺さぶり 世界中で反響を呼んだ
理由の一つだとも思うのですが― -
4:23 - 4:29自分自身をさらけ出し
しかも 隠し立てすることなく― -
4:29 - 4:33他の女性が知っておくべき
とても重要なことを分かった上で― -
4:33 - 4:38多くの人に共通する課題を
経験したことを書いているからでしょう -
4:38 - 4:45様々な障害や 考えを異にする人とも
向き合いながらの経験です -
4:45 - 4:49さて あなたがプライベートな部分も
さらけだすと決め -
4:49 - 4:53あなたは こうした問題を解決する
いわば専門家のような -
4:53 - 4:57立場になられた
そのあたりについて伺えますか? -
4:57 - 4:59TEDトークのあと
何が起こったかというと― -
4:59 - 5:02本を書くなんて思ってもみませんでした
作家でも 文筆家でもないですから― -
5:02 - 5:07トークは 何度も再生され
人々の人生に影響を与え始めました -
5:07 - 5:11まもなく私は ある女性から
素晴らしい手紙を受け取りました -
5:11 - 5:16その手紙によると 彼女は
職場での大きな昇進の機会を断り -
5:16 - 5:18その話を親友にしたところ
その親友に -
5:18 - 5:20このTEDトークを
強く勧められ -
5:20 - 5:24実際に見たそうです
そして 翌日 彼女は昇進を受け -
5:24 - 5:29帰宅後 彼女は夫に
買い物リストを渡しました(笑) -
5:29 - 5:31「私は これができるんだ」と
-
5:31 - 5:34私にとって重要だったのは―
実業界の女性だけではなかったことです -
5:34 - 5:37実業界から色々な声を頂戴し
多くの方に影響も与えましたが -
5:37 - 5:41それとは違う環境にいる方々にも
影響を与えていたのです -
5:41 - 5:45あるお医者さんとお会いしました
ジョンズ・ホプキンス病院の指導医の彼は― -
5:45 - 5:48私のTEDトークを見て
初めて気付いたそうです -
5:48 - 5:50彼が指導する医学生の半分は
女性だと言うのに -
5:50 - 5:53回診のとき 男性ほど
女性は発言をしていなかったのです -
5:53 - 6:00彼が注意して見ると
質問をしても手を挙げるのは男性だけでした -
6:00 - 6:02そこで 女性に
もっと手を挙げるよう言いました -
6:02 - 6:03でも 効果は
ありませんでした -
6:03 - 6:07そこで 皆に 挙手方式はやめ
指名して行くと宣言しました -
6:07 - 6:11男性も女性も 平等に当てて行きます
すると― -
6:11 - 6:14女性は 男性と同じか
それ以上の出来でした -
6:14 - 6:15これでちゃんと評価を
伝えられたそうです -
6:15 - 6:21それから ある女性は専業主婦で
近所に良い学校がありませんでした -
6:21 - 6:25会社勤めの経験はないものの
彼女は 私のTEDトークに刺激を受け -
6:25 - 6:30学校に行き 子供のために
良い先生を雇うよう交渉を始めたのです -
6:30 - 6:35あのとき 私は声を上げようと
していたのだと思いますし -
6:35 - 6:39ほかの女性も男性も これを通じて
声を上げることができました -
6:39 - 6:41それで 私はトークの後
執筆に取りかかったのです -
6:41 - 6:48本にも 明確に強く表れている通り
あなたは声を上げました -
6:48 - 6:51でも それだけではなく
あなたが学んだことを共有し -
6:51 - 6:55他の人の経験も
共有してくれました -
6:55 - 6:59それこそ
私が考えていたことで― -
6:59 - 7:04あなたが専門家になったんだと思います
リーン・イン(一歩踏み出すこと)のね -
7:04 - 7:08どのように感じましたか?
人生ではどんな意味が? -
7:08 - 7:14単に本や ベストセラー、人気トークを
世に出しただけでなく -
7:14 - 7:20ムーブメントも起こしました
職場での行動を 文字通り -
7:20 - 7:23「リーン・イン」と
言うようになったんです -
7:23 - 7:30とても嬉しく光栄に思います
それこそ まさにスタート地点で -
7:30 - 7:34自分が専門家か そもそも専門家がいるのか
わかりませんが 徹底したリサーチを行いました -
7:34 - 7:38あらゆる研究に目を通し
資料もじっくり読みました -
7:38 - 7:41教訓はとても明白でした
分かっていることはこうです -
7:41 - 7:46世界中で女性をリーダーから
遠ざけているのはステレオタイプです -
7:46 - 7:49衝撃的なことに
「リーン・イン」はグローバルです -
7:49 - 7:51世界各地で この話をしました
当然 文化は違います -
7:51 - 7:56国内でさえそうですし
日本、韓国、中国、アジア、ヨーロッパ -
7:56 - 8:00どれも全然違います
でも ジェンダーは同じです -
8:00 - 8:02世界中の
どんな文化においても -
8:02 - 8:06男性は強く、主張し、積極的で
発言力があるとされ -
8:06 - 8:11女性は 求められたときだけ話し
他人を助けるものだとされます -
8:11 - 8:15そして 世界中で
女性は― -
8:15 - 8:18「威張っている」と言われます
どの言語でも 女の子には -
8:18 - 8:21「威張っている」という
表現がありますが -
8:21 - 8:23そのような言葉は
男の子には使いません -
8:23 - 8:26男の子がリードしても
それに否定的な表現はありません -
8:26 - 8:31当然のことだからです
でも女の子なら 「威張っている」のです -
8:31 - 8:33ここでは男性は少数派ですが
ご容赦下さい -
8:33 - 8:35男性の方には
男性代表ということでお願いします -
8:35 - 8:41職場で 積極的過ぎる
と言われたことのある方は? -
8:41 - 8:47いつも少ないんです(笑) まあ5%ですね
男性の皆さん 覚悟してください -
8:47 - 8:53女性の方で 職場で積極的過ぎる
と言われた方は?(笑) -
8:53 - 8:57世界中 どの国で聞いても
こんな感じでした -
8:57 - 9:00データによく
裏付けされているわけです -
9:00 - 9:04女性は男性よりも積極的なのでしょうか?
いいえ もちろん違います -
9:04 - 9:06単に色眼鏡で
人を見ているだけです -
9:06 - 9:11仕事で成果を出し
リーダーシップを発揮する姿は -
9:11 - 9:14それが男性であれば
「リーダー」に見られますが -
9:14 - 9:16女性なら
「威張っている」のです -
9:16 - 9:20幸いなことに これを認めれば
私たちは変われます -
9:20 - 9:22この旅を通じて
最高に幸せと感じた ひと時は -
9:22 - 9:27出版後 シスコ社CEOのジョン・チェンバースと
ステージに立ったときです -
9:27 - 9:31私の本を読んでくれた彼は
共に登壇し 女性もいる経営陣の前で -
9:31 - 9:34私を招き こう言ったのです
「私たちも 私も偏見はないと思っていました -
9:34 - 9:39でも この本を読んで気付きました
私たち―私の会社も言っていたのです -
9:39 - 9:41女性管理職は皆
積極的過ぎると -
9:41 - 9:44そこで このステージに立って
お詫びします -
9:44 - 9:47同じことは繰り返さないと
お約束します」 -
9:47 - 9:51それ 知っている人全員に
送りたい感じですね(拍手) -
9:51 - 9:55ジョンの発言は
会社のためを思ってのことです -
9:55 - 9:58こうして偏見を認めてこそ
変われるのです -
9:58 - 10:01ですから 誰かが女の子を
「威張ってる」なんて言っていたら -
10:01 - 10:04その人のところに行き
満面の笑みで こう言いましょう -
10:04 - 10:11「その子は威張ってないわ
経営者並みのリーダーシップがあるだけよ」(笑) -
10:11 - 10:14お嬢さんにもそう言っているんでしょうね
―もちろん -
10:14 - 10:17あなたが本に集中し―
本を書かれた理由は -
10:17 - 10:19対話を促すためでした
-
10:19 - 10:22つまり 問題を日の目にさらし
事実に向き合おうと言うのです -
10:22 - 10:26これだけ門戸が開かれ
たくさんの機会がある時代に -
10:26 - 10:29女性は まだリーダーから
遠い場所にいるという事実に -
10:29 - 10:31本が出版されてから
数ヶ月が経ちました -
10:31 - 10:34『リーン・イン』では
この現状に焦点を当て -
10:34 - 10:38まだ課題は残っているが
その多くを自分の問題として捉え -
10:38 - 10:41自らを見つめ直すべきと提言しました
その後 どんな変化が? -
10:41 - 10:43何か変化は
見られたでしょうか? -
10:43 - 10:45確実に対話は増えています
素晴らしいことです -
10:45 - 10:48でも 私―いえ 皆にとって
本当に大事なのは「行動」です -
10:48 - 10:52どこに行っても CEOの方々―
たいていは男性ですが―に言われます -
10:52 - 10:55「君のお蔭で
お金がかかるよ -
10:55 - 10:58女性が皆
男性と同じ給料を要求するからね」 -
10:58 - 11:02私の答えは
「ちっとも悪いと思わないわ」(笑) -
11:02 - 11:06全くですよ
女性は男性と同じ給料で当然です -
11:06 - 11:09行く先々で 女性から
「昇給を求める」と聞きます -
11:09 - 11:13行く先々で 女性から
「夫婦関係が良くなっている」 -
11:13 - 11:17「家事をもっと助けてもらい
仕事でも 昇進を求める」と聞きます -
11:17 - 11:20重要なのは 自ら信じること
小さなことでもいいんです -
11:20 - 11:24ある州知事の方には
女性の多くが 文字通り部屋の隅に -
11:24 - 11:26座っていることに
気付かなかったと言われました -
11:26 - 11:31今では 女性スタッフ全員を
テーブルに着かせると決めました -
11:31 - 11:34本にあわせて立ち上げた団体
「リーン・イン」は -
11:34 - 11:37女性や男性の 小さなグループ―
サークル作りを手助けしています -
11:37 - 11:4010名でも何名でもいいのですが
皆で1ヶ月に1回会うのです -
11:40 - 11:43今頃までに500のサークルが
できれば最高だと思っていました -
11:43 - 11:46約10名かける500ですよ
-
11:46 - 11:50実際は 世界50ヶ国で
1万2千以上のサークルができています -
11:50 - 11:51それは
素晴らしいですね -
11:51 - 11:54毎月欠かさずに
会合を重ねる人たちの中で -
11:54 - 11:57あるグループに会いました
北京でのことです -
11:57 - 12:0129歳か30歳の女性の集まりで
北京初の「リーン・イン」サークルです -
12:01 - 12:05何人かは
とても貧しい田舎の出身です -
12:05 - 12:1129歳の彼女たちは
世間では「残り物」と言われています -
12:11 - 12:13まだ結婚して
いないからです -
12:13 - 12:16月に1度の集まりを
重ねることで -
12:16 - 12:19彼女たちは
自分探しをしています -
12:19 - 12:24キャリアで何を目指すかや
どんなパートナーがほしいかなどです -
12:24 - 12:26彼らを前に
順番に自己紹介を始めました -
12:26 - 12:27それぞれ
名前と出身を言いました -
12:27 - 12:31私は「シェリル・サンドバーグです
これが私の夢でした」と言い -
12:31 - 12:33泣き始めて
しまいました -
12:33 - 12:37そう 私は泣くんです
前にもお話ししましたね -
12:37 - 12:42世界の中心から遠く離れた
田舎の村で育った女性は -
12:42 - 12:46結婚したくもない相手と
結婚するよう言われてきました -
12:46 - 12:49でも 今は月1度仲間に会い
世間が押しつけるものを拒み -
12:49 - 12:52自分なりの人生を
探すことができています -
12:52 - 12:54これこそ
私たちが望むべき変化です -
12:54 - 12:58このメッセージが世界共通なのに
驚かされたことはありますか? -
12:58 - 13:01この本が世に出たとき
多くの方が考えたと思うんです -
13:01 - 13:05これは 若い女性が人生を歩む上で
大切な教科書になると -
13:05 - 13:09若い女性こそ この問題に向き合い
来たる障害を予想し認識し -
13:09 - 13:12包み隠すことなく
話し合わないといけません -
13:12 - 13:17まさに こうした女性のためです
実業界でキャリアを積む人もです -
13:17 - 13:21今や この本は田舎や開発途上国でも
読まれています -
13:21 - 13:28何か驚いたことはありますか?
新しい気付きがあったでしょう -
13:28 - 13:32この本は 自信と平等について
書いていますが -
13:32 - 13:35やはり 世界中の女性は
もっと自信を持つ必要があるのです -
13:35 - 13:38世間は 私たちは
男性と違うと言います -
13:38 - 13:41世界中どこででも
男性は 仕事と家庭を両立できるのに -
13:41 - 13:42女性は
どちらかだけです -
13:42 - 13:46どうやって両立させているかなんて
男性は聞かれないでしょう(笑) -
13:46 - 13:49ここで 再び
会場の男性陣に質問です -
13:49 - 13:52どうやって仕事と家庭を両立させているか
聞かれた人は? -
13:52 - 13:54(笑)
-
13:54 - 13:55男性だけです
-
13:55 - 14:00女性の皆さん
どう両立させているか聞かれた方は? -
14:00 - 14:06男性は両方できて当然なんです
仕事も 子供も持てます -
14:06 - 14:08でも 女性はできません
おかしなことです -
14:08 - 14:12アメリカを含め
世界中どこでも 大多数の女性は -
14:12 - 14:14フルタイムで働き
子供もいるんですから -
14:14 - 14:19このメッセージの重大さを
皆 本当に理解していないのです -
14:19 - 14:24マイアミで 元セックスワーカーのための
集まりができました -
14:24 - 14:29『リーン・イン』を活用して
未来のある人生に戻れるよう -
14:29 - 14:34支援をしています
売春あっせん業者から助けるのです -
14:34 - 14:37テキサスの「成功のための服装」を
提供するグループでは この本を使い -
14:37 - 14:39高卒女性の
就労支援をしています -
14:39 - 14:43遙か彼方のエチオピアにも
サークルがあります -
14:43 - 14:49こうした平等のメッセージは―
どれほど「女性だから無理」と言われているか -
14:49 - 14:53どれだけ「リーダーや発言権は
男性のものだ」とされているか -
14:53 - 14:56私たち皆に影響を与えるもので
とても普遍的なことだと思います -
14:56 - 14:58TEDWomenも
そうなのですが -
14:58 - 15:02これは 信じるべき目標に向け
私たちを結集させてくれます -
15:02 - 15:06より多くの女性 より大きな声
より平等に という目標です -
15:06 - 15:13またTEDWomenでの講演に
招かれたとしたら -
15:13 - 15:18この経験から
個人的に何を得て -
15:18 - 15:21この旅を通して
女性 そして男性について -
15:21 - 15:24何を学んだと
話しますか? -
15:24 - 15:27そうですね
強く言いたいことは― -
15:27 - 15:30より強く言える
と思いますが― -
15:30 - 15:33現状に甘んじては
いけないことです -
15:33 - 15:36まだ現状では不十分で
変化の速さも十分ではありません -
15:36 - 15:41TEDトークや 本の出版後
米国国勢調査の新しい統計が出ました -
15:41 - 15:43どうだったと
思われますか? -
15:43 - 15:46米国における男女の賃金格差は
ちっとも変っていません -
15:46 - 15:49男性1ドルに対し
女性は77セント -
15:49 - 15:51黒人女性なら
64セントで -
15:51 - 15:53ラテンアメリカ系女性なら
54セントです -
15:53 - 15:55これらの数字が
最後に上がったのはいつでしょう? -
15:55 - 16:002002年です
-
16:00 - 16:03ずっと停滞しているんです
色んな意味で -
16:03 - 16:05私たちは このことに
正直になれていないと思います -
16:05 - 16:09色んな理由があるでしょう
ジェンダーは話しにくいことですし -
16:09 - 16:13本当は受け入れるべきなのに
「フェミニスト」という言葉も敬遠してしまいます -
16:13 - 16:16「威張っている」なんて言葉は
なくして 戻すべきは― -
16:16 - 16:19(拍手)
-
16:19 - 16:23ここは強調したいと思いますが
「威張っている」という言葉をなくし -
16:23 - 16:26「フェミニスト」を復活させるべきです
必要なんですから -
16:26 - 16:28(拍手)
-
16:28 - 16:31私たちは皆
もっと踏み出さないといけませんね -
16:31 - 16:32もっと踏み出しましょう
-
16:32 - 16:33シェリル ありがとう
-
16:33 - 16:34一歩を踏み出してくれて
-
16:34 - 16:37ありがとうございました
-
16:37 - 16:39(拍手)
- Title:
- 「リーン・イン」のその後――1歩踏み出した私たちのこれから
- Speaker:
- シェリル・サンドバーグ
- Description:
-
シェリル・サンドバーグは、2010年にTEDでステージに立つのは怖かったと言います。実業界のトップにいる女性としての孤独な経験について、初めて公の場で話すからです。トークが何百万回も再生され、本もベストセラーになった今、Facebook最高執行責任者(COO)であるサンドバーグは、あのトークの後押しをしてくれた女性、パット・ミッチェルと対談します。サンドバーグは、彼女のアイデアから何が起こったか紹介し、女性が成功に向け いまだに苦戦する状況について話します。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
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Akiko Hicks approved Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Mari Arimitsu accepted Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Mari Arimitsu declined Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for So we leaned in ... now what? |