< Return to Video

ストローはもういらない | モリー・スティアー | TEDxJCUCairns

  • 0:12 - 0:15
    こんにちは
    私はモリー・スティアー 9歳です
  • 0:15 - 0:20
    つい最近
    ストローってサイテーだって知りました
  • 0:21 - 0:23
    今年の初め
    お母さんと映画を観に行きました
  • 0:23 - 0:25
    『プラスチック・オーシャン』です
  • 0:25 - 0:30
    そして私は初めて
    プラスチックは分解されずに
  • 0:30 - 0:33
    永遠に残り続けると知りました
  • 0:33 - 0:35
    その映画によると
    世界中の海が
  • 0:35 - 0:38
    私達が出したプラスチックのゴミで
    どんどん埋まっていっているそうです
  • 0:38 - 0:42
    プラスチックが海に捨てられ
    海洋動物を傷つけているのです
  • 0:43 - 0:45
    それに
  • 0:45 - 0:47
    人間が魚介類を食べると
  • 0:47 - 0:51
    私達も海洋生物が食べたプラスチックを
    食べているのです
  • 0:51 - 0:55
    鳥がプラスチックの破片を食べると
    飢え死にしてしまいます
  • 0:55 - 0:58
    胃袋の中に本物の食べ物が
    入る隙間が無くなるからです
  • 0:58 - 1:03
    ウミガメにはビニール袋が
    大好物のクラゲに見えてしまいます
  • 1:03 - 1:07
    鼻にストローが刺さった可哀想な
    亀の写真を見た事があるでしょう
  • 1:07 - 1:09
    そんなの不公平です
  • 1:09 - 1:12
    映画を観た夜の帰り道に
  • 1:12 - 1:15
    私に出来ることはないかと
    考え始めました
  • 1:15 - 1:17
    私はストローについて
    考えました
  • 1:18 - 1:20
    ストローって無害に見えますよね
  • 1:20 - 1:22
    でも実は 毎日
  • 1:22 - 1:25
    人間は5億本以上のストローを
    使っているのを知っていましたか?
  • 1:25 - 1:27
    その端と端を
    全部つなげたら
  • 1:27 - 1:30
    地球を4周も出来る
    長さになります
  • 1:30 - 1:33
    毎日ですよ
  • 1:33 - 1:36
    私たちはストローを
    数分しか使わずに
  • 1:36 - 1:38
    ゴミ箱に捨てていますよね
  • 1:38 - 1:42
    ストローが2本以上付いてくる
    ドリンクもあります
  • 1:42 - 1:43
    そんなのおかしい!
  • 1:43 - 1:46
    問題は ストローが
    ゴミ箱に行きつかない場合です
  • 1:46 - 1:48
    ストローが道路の排水溝から
  • 1:48 - 1:50
    海に流れ出ることがよくあります
  • 1:50 - 1:53
    もしゴミ箱にたどり着いたとしても
    その後はどうでしょう
  • 1:53 - 1:57
    ゴミ箱にたどり着いたストローは
    どうなると思いますか?
  • 1:57 - 2:00
    さっき言ったように
    プラスチックは分解されません
  • 2:00 - 2:03
    決して「片付けられない」のです
  • 2:03 - 2:07
    お母さんから洋服を「片付けなさい」
    と言われたとき
  • 2:07 - 2:09
    洋服の行き先は わかります
  • 2:09 - 2:14
    洋服には収まるところがあるのに
    プラスチックには行く場所はありません
  • 2:14 - 2:18
    あなたが生まれて初めて使ったストローは
  • 2:18 - 2:20
    まだこの地球上にあると
    知っていましたか?
  • 2:20 - 2:22
    どこかにあるのです
  • 2:22 - 2:26
    永遠に分解されず
    「片付け」られないのです
  • 2:27 - 2:29
    私の友達がプラスチックについて知ったら
  • 2:29 - 2:31
    みんな海を助けたがるだろうって思いました
  • 2:31 - 2:34
    だって私たちはケアンズに住んでいますから
  • 2:34 - 2:38
    グレートバリアリーフはすぐそこにあり
    私たちの遊び場なのです
  • 2:38 - 2:41
    グレートバリアリーフを守りたい
    と思いました
  • 2:41 - 2:45
    そこで地元の学校の食堂から
    ストローを無くそうと決めました
  • 2:45 - 2:49
    そして もちろん 最初に始めた学校は
    私の学校でした
  • 2:49 - 2:54
    学校の先生達がみんな
    私のアイデアに賛成してくれ
  • 2:54 - 2:57
    喜んで環境保護に参加してくれた
    ことがとてもうれしかったです
  • 2:57 - 3:02
    私の学校は「ストロー・ノー・モア」という
    プロジェクトの最初の参加校になりました
  • 3:04 - 3:07
    私はこのアイデアについて
    他の人にも話し始めました
  • 3:07 - 3:10
    新聞社 テレビ局 ラジオ局などです
  • 3:11 - 3:14
    その結果 ケアンズ近辺の他の学校にも広まり
  • 3:14 - 3:17
    彼らも参加したいと言ってくれました
  • 3:19 - 3:22
    そしてすぐに 韓国や
  • 3:22 - 3:25
    ニュージーランド イギリス アメリカ
  • 3:25 - 3:27
    オーストラリアの他の州からも
    メールが届いて
  • 3:27 - 3:31
    自分たちの学校も「ストロー・ノー・モア」
    に参加したいという内容でした
  • 3:31 - 3:36
    しかし 腕の動きに制限がある人たちもいます
  • 3:36 - 3:39
    例えば 車椅子が必要な人たちです
  • 3:39 - 3:42
    そういった人たちは
    ストローに頼っています
  • 3:42 - 3:47
    彼らにはストローが必要ですが
    ほとんどの人には必要ありません
  • 3:47 - 3:50
    ストロー無しの生活をおくるのは
    実はとても簡単です
  • 3:50 - 3:53
    必要なのは使わない決断だけです
  • 3:53 - 3:54
    簡単でしょう!
  • 3:54 - 3:58
    絶対ストローが必要なら
    再利用できるものにしましょう
  • 3:58 - 4:02
    竹 ステンレス ガラス 紙製のストローは
  • 4:02 - 4:05
    プラスチックのものよりずっといい選択です
  • 4:05 - 4:08
    もちろん「ストローは使わない」と
    言うだけでいいのです
  • 4:08 - 4:12
    テイクアウトがあるお店やカフェ
  • 4:12 - 4:14
    あなたが大人ならバーで
    ドリンクを買う時
  • 4:14 - 4:19
    再生可能なストローを頼んで
    店員さんに理由を話してください
  • 4:19 - 4:22
    「ストロー・ノー・モア」に
    参加するか尋ねてください
  • 4:22 - 4:26
    そして お店が地球を大切に考えていることを
    お客さんに知ってもらうのです
  • 4:26 - 4:30
    現在 16の学校が
    「ストロー・ノー・モア」に参加しています
  • 4:30 - 4:35
    約1万人の子供達が毎日
    学校での飲み物に
  • 4:35 - 4:38
    ストローを使うのをやめたのです
  • 4:38 - 4:42
    もしこの子供たちがこれまで
    ストローを1日1本使っていたとしたら
  • 4:42 - 4:45
    毎年 合計300万本のストローが
  • 4:45 - 4:47
    グレートバリアリーフ辺りの環境に
    漂うのを
  • 4:47 - 4:49
    防いだと言うことです
  • 4:49 - 4:51
    しかし 私の仕事はこれで
    終わりではありません
  • 4:51 - 4:54
    プラスチックのストローが
    全ての学校から無くなるまで続けます
  • 4:54 - 4:56
    ケインズで
  • 4:56 - 4:58
    クイーンズランドで
  • 4:58 - 5:00
    オーストラリアで
  • 5:00 - 5:03
    もしかしたらいつか 世界中で
  • 5:03 - 5:09
    私はモリー・スティアー
    ストローはサイテーだって分かりましたか?
  • 5:09 - 5:11
    (拍手)
Title:
ストローはもういらない | モリー・スティアー | TEDxJCUCairns
Description:

9歳のモリー・スティアーは、使い捨てのストローが海を破壊していることを知り、何か行動を起こさなければと思いました。野心溢れるモリーは、学校の売店から1度しか使用しないプラスチック製のストローを無くすよう呼びかけ、「ストロー・ノー・モア」というキャンペーンを発足し、注目を集めています。どうしたら私達は、プラスチックのストローやプラスチック製品が野生動物に危害を加えるのを阻止し、地球をもっと大切に思えるようになるのでしょうか。答えはとても簡単です。

モリー・スティアーは9歳で、ケインズにある小学校の4年生です。彼女が海からプラスチックを無くそうとする以外の時間は、ダンスやスイミング、家族と時間を過ごすのを楽しんでいます。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
05:34

Japanese subtitles

Revisions