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2次多項式の因数分解

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    このビデオでは、quadraticと呼ばれるー
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    2次多項式の因数分解の例を
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    たくさん示すよ。
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    呼び方は quadratic polynominal とか、単に
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    quadratic とか、quadratic expression とかあるけど、
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    どれも 2次多項式のことをいう。
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    つまり、変数の2乗がある
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    ということだ。
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    ここで扱う変数は、全て x としよう。
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    ここに x の多項式があるとする。
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    x2乗 + 10x + 9 だ。
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    これを 2項の式の積となるように因数分解したい。
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    どうすればいいかな?
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    じゃあ、仮に ( x + a ) ( x + b ) になるとしたら
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    どうなるかを考えてみよう。
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    2式を掛け算するとどうなるかな?
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    これは やったことがあるね。
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    計算すると x2乗 + bx +
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    + ax + ab になる。
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    ここで真ん中の2項は同じ x を係数にもつので、
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    足すことができる。
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    x2乗 + ( b + a )x {または (a + b)x } + ab
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    でも良い。
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    だから、一般にこれを
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    2項の積 と仮定するなら、
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    真ん中にある x の項 (1次の項) の係数は
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    a と b の和になるよね。
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    そして、定数項は
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    a と b の積になる。
  • 1:53 - 1:57
    いいかな。こことここが対応していて、
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    こっちとこっちも対応しているんだ。
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    もちろん 2次の項は同じだね。
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    さて、何とかして左の式を右のような形にできるかな?
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    a + b = 10 となり、しかも a × b = 9 となる
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    a と b を探せば良いね。
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    少し考えてみよう。
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    9 の因数を求めて、
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    そのうち和が 10 の2数を選べば良い。
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    ただし、ここには整数しか出てこないと仮定しよう。
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    因数分解の、特に基礎では、
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    たいてい整数しか
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    扱わないんだ。
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    さて、9 の因数は何だろう?
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    1, 3, 9 だ。
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    a, b は 3と3 かもしれないし、 1と9 かもしれない。
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    3と3 を選べば、和は 3+3 になり、
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    10にならない。
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    でも 1と9 を選ぶと、 1×9 = 9 になり、
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    1+9 = 10 になる。
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    これなら つじつまが合う。
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    だから a=1, b=9 という組み合わせを選べば良い。
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    だから、因数分解の結果は (x+1)
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    (x+9) になるんだ。
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    ここで、直前の数個のビデオで学んだスキルを使うと、
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    この2つを掛けることができる。すると元通り
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    x^2 + 10x + 9  になるね。
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    つまり、この式のように
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    2次式の最高次の項の係数が1の時、言い換えれば
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    xの2乗項の係数が 1 の時、君がすべき事は
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    和が この項の係数となり、なおかつ
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    積が 9 (定数項の数) となる 2つの数を
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    探せば良いんだ。
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    もちろん、そのためには標準系である必要がある。
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    もし標準系でなくても、標準形に直してしまえば
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    簡単だ。「よしよし、1次の項が何であっても、
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    aとbの和になれば良いんだ。
  • 3:52 - 3:52
    それから
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    定数項が何であっても、aとbの積になれば良いんだ。」とだけ
  • 3:56 - 3:56
    考えれば良い。
  • 3:56 - 3:58
    他の例をいくつか考えてみよう。
  • 3:58 - 4:01
    多くの例を考えたほうが、理解が進む
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    だろうからね。
  • 4:03 - 4:09
    ここに x^2 + 10x + …
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    10x だと上と同じになっちゃうな。 x^2,
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    + 15x + 50 にしよう。
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    これを因数分解したい。
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    これもさっきと同じさ。
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    x^2 の項があって、それから
  • 4:23 - 4:25
    1次の項がある。
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    ここは 2数の和 になれば良い。
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    そしてこっちの定数項は、
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    2数の積 になれば良い。
  • 4:33 - 4:36
    つまり、次のような2つの数を探すんだ。
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    掛けると 50 になって、足すと 15 になる2数を探そう。
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    ちょっとコツが必要だけど、
  • 4:42 - 4:45
    練習するほど
  • 4:45 - 4:46
    自然に出来るようになるよ。
  • 4:46 - 4:47
    a と b は何になるだろう?
  • 4:47 - 4:49
    まず 50 の因数を考えよう。
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    1 × 50 とか、
  • 4:52 - 4:55
    2 × 25 、それから
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    4 は、50にならないな。
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    5 × 10,
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    これで全部かな。
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    この中で 和が15 になる数の組を
  • 5:06 - 5:07
    探そう。
  • 5:07 - 5:13
    1 + 50 は 15 ではないね。
  • 5:13 - 5:16
    2 + 25 も 15 ではない。しかし、
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    5 + 10 は 15 だ。
  • 5:19 - 5:24
    つまり こっちは 5+10 で、こっちは 5×10 だったんだ。
  • 5:24 - 5:29
    だからこれを因数分解すると、
  • 5:29 - 5:33
    (x+5)(x+10) になる。
  • 5:33 - 5:34
    これらを掛けてみよう。
  • 5:34 - 5:37
    掛けた結果が、元の x^2 + 15x + 10 になるのを
  • 5:37 - 5:40
    確認することをオススメするよ。
  • 5:40 - 5:43
    やってみよう。 x×x は x^2,
  • 5:43 - 5:46
    x × 10 は +10x,
  • 5:46 - 5:49
    5 × x は +5x,
  • 5:49 - 5:52
    5 × 10 は +50.
  • 5:52 - 5:55
    5 × 10 が 50 になって、
  • 5:55 - 6:01
    5x + 10x は合わせると 15x になるから、
  • 6:01 - 6:07
    元通り x^2 + 15x + 50 になった。
  • 6:07 - 6:09
    他の問題にも取り組んでみよう。今度は
  • 6:09 - 6:11
    負の数が出てくるよ。
  • 6:11 - 6:19
    x^2 -11x +24 を考えよう。
  • 6:19 - 6:22
    解き方は全く同じさ。
  • 6:22 - 6:25
    次を満たす 2つの数を探せば良い。
  • 6:25 - 6:27
    まず和が -11 になる。
  • 6:27 - 6:30
    a + b = -11 だ。
  • 6:30 - 6:38
    それから、 a × b = 24 になる。
  • 6:38 - 6:41
    ここで頭を働かせよう。
  • 6:41 - 6:44
    2つの数を掛けると、
  • 6:44 - 6:45
    正の数である
  • 6:45 - 6:47
    24 が得られる。
  • 6:47 - 6:50
    ここから、2つの数は どちらとも正か、どちらとも
  • 6:50 - 6:51
    負である事が分かる。
  • 6:51 - 6:55
    積が正になるなら、そうとしか考えられない。
  • 6:55 - 6:58
    次に、和は負の数だ。
  • 6:58 - 7:01
    もし2数とも正なら、和が負数になる「はずがない」。
  • 7:01 - 7:03
    だから、和が負である事と、
  • 7:03 - 7:06
    積が正である事から、
  • 7:06 - 7:10
    a と b はどちらとも負である事が分かる。
  • 7:10 - 7:13
    a と b は負になるんだ。
  • 7:13 - 7:16
    「片方が負で、もう片方が正」と仮定すると、
  • 7:16 - 7:19
    積が負になって矛盾する。
  • 7:19 - 7:23
    それから、「両方とも正」と仮定すると、
  • 7:23 - 7:25
    和が正になって矛盾する。
  • 7:25 - 7:28
    a も b も負であることが分かったので、
  • 7:28 - 7:29
    次は数字を考えよう。
  • 7:29 - 7:31
    まずは 24 の因数を挙げよう。
  • 7:31 - 7:33
    負の引数を考えれば良い。
  • 7:33 - 7:45
    ええと, 1 × 24 , 2 × 11 , 3 ×
  • 7:45 - 7:48
    8 , それから 4 × 6.
  • 7:48 - 7:51
    このうち、掛けて 24 になるのは、
  • 7:51 - 7:54
    明らかだけど, 1 × 24 は 24,
  • 7:54 - 7:59
    2 × 11 は… 間違えた。2 × 12 は
  • 7:59 - 8:00
    24.
  • 8:00 - 8:03
    このようにして、積が24になる数の組を得られる。
  • 8:03 - 8:07
    このうち、足すと11になる2数は
  • 8:07 - 8:09
    何だろう?
  • 8:09 - 8:10
    ただし、2数ともマイナス記号を
  • 8:10 - 8:11
    付けるとしよう。
  • 8:11 - 8:15
    ここでは 3 と 8 が正解っぽいね。
  • 8:15 - 8:19
    3 × 8 = 24 で,
  • 8:19 - 8:23
    3 + 8 = 11 だ。
  • 8:23 - 8:25
    でも、これは正しくないよね。何故なら、
  • 8:25 - 8:27
    ここの 11 にマイナスが付いているから。
  • 8:27 - 8:30
    それじゃあ、 -3 と -8 ならどうだろう。
  • 8:30 - 8:38
    -3 × -8 = +24 ,
  • 8:38 - 8:44
    -3 + -8 = -11 ,
  • 8:44 - 8:47
    よって、 -3 と -8 が正しい。
  • 8:47 - 8:54
    だからこれを因数分解すると、x^2 -11x +24 =
  • 8:54 - 9:03
    (x-3)(x-8) になる。
  • 9:03 - 9:06
    似た問題をもう1つやってみよう。
  • 9:06 - 9:08
    少し思案しないと解けない問題だ。
  • 9:08 - 9:20
    x^2 +5x +14 を考えよう。
  • 9:20 - 9:22
    これはさっきと違う状況だ。
  • 9:22 - 9:26
    2数の積が負だよね。a × b が
  • 9:26 - 9:28
    -14 になる。
  • 9:28 - 9:30
    積が負なんだ。
  • 9:30 - 9:33
    ここから、片方が正で、もう片方が負である事が
  • 9:33 - 9:34
    分かる。
  • 9:34 - 9:39
    そして a と b の和が 5 になる。
  • 9:39 - 9:41
    それじゃあ 14 の因数を挙げて、
  • 9:41 - 9:44
    そのうち2数の片方を正、もう片方を負にした時、
  • 9:44 - 9:47
    和が 5 になるような、(マイナス符号を除いた場合は差になるけど、)
  • 9:47 - 9:50
    そんな組み合わせは何だろう?
  • 9:50 - 9:53
    順番に試してみよう。 1 と 14 では、
  • 9:53 - 10:02
    1 と 14だと、 -1 + 14 = 13 で
  • 10:02 - 10:04
    1 + -14 = -13 だ。
  • 10:04 - 10:07
    全ての組み合わせを書き下すことにしよう。
  • 10:07 - 10:09
    そうすれば理解しやすいだろうから。
  • 10:09 - 10:16
    -1 + 14 = 13 だ。
  • 10:16 - 10:20
    それから 1 + -14 = -13 だ。
  • 10:20 - 10:21
    和が 5 でないから、
  • 10:21 - 10:23
    これは違うね。
  • 10:23 - 10:25
    それじゃあ 2 と 7 はどうだろう?
  • 10:25 - 10:30
    -2 が... おっと、色を変えよう。
  • 10:30 - 10:35
    -2 + 7 なら、5 になる。
  • 10:35 - 10:36
    見つけた!
  • 10:36 - 10:37
    これで合ってるね!
  • 10:37 - 10:39
    2 + -7 も試してみると、
  • 10:39 - 10:41
    -5 になるから合わない。
  • 10:41 - 10:43
    でも -2 + 7 なら、つじつまが合う。
  • 10:43 - 10:47
    -2 × 7 = -14 となるから
  • 10:47 - 10:48
    必要な数字が出揃った。
  • 10:48 - 10:53
    答えは (x-2)(x+7) と分かる。
  • 10:53 - 10:54
    簡潔になったね。
  • 10:54 - 10:57
    -2 × 7 = -14 で、
  • 10:57 - 11:01
    -2 + 7 = +5 だ。
  • 11:01 - 11:04
    _
  • 11:04 - 11:08
    上達のために、もう数問
  • 11:08 - 11:10
    解いてみよう。
  • 11:10 - 11:16
    x^2 -x -56 を考えよう。
  • 11:16 - 11:20
    ここで ある2数を考える。積が -56 で、
  • 11:20 - 11:22
    ここで ある2数を考える。積が -56 で、
  • 11:22 - 11:24
    差が -1 となる数だ。「差」というのは、片方が正で
  • 11:24 - 11:26
    もう片方が負だからだよね。
  • 11:26 - 11:28
    差が -1 になるんだ。
  • 11:28 - 11:30
    ここで私の頭に適切な数字が浮かぶ。
  • 11:30 - 11:32
    君も思い浮かんだかは分からないけど、
  • 11:32 - 11:34
    九九の表で出てきた数字だ。
  • 11:34 - 11:36
    56 = 8 × 7.
  • 11:36 - 11:37
    もちろん、他の数も考えられる。
  • 11:37 - 11:40
    28 × 2 とか
  • 11:40 - 11:41
    色々あるけど、
  • 11:41 - 11:44
    8 と 7 が近い数字だから、
  • 11:44 - 11:45
    有力な候補という感じがする。
  • 11:45 - 11:48
    さて、2数は 近い数字で、
  • 11:48 - 11:50
    片方が正、もう片方が
  • 11:50 - 11:52
    負だ。
  • 11:52 - 11:55
    ここで和が負であることから、
  • 11:55 - 11:58
    2数のうち大きい方が負のはずだ。
  • 11:58 - 12:01
    だから -8 × 7 をとると
  • 12:01 - 12:03
    -56 になり、
  • 12:03 - 12:08
    -8 + 7 なら
  • 12:08 - 12:12
    -1 で、この係数にピッタリ一致する。
  • 12:12 - 12:16
    よってこれを因数分解すると、(x-8)
  • 12:16 - 12:19
    (x+7) になる。
  • 12:19 - 12:22
    コツが必要だから、これは代数学の中でもかなり難しい-
  • 12:22 - 12:24
    概念だと感じる人が多いだろう。
  • 12:24 - 12:27
    まず この項の係数を挙げて、
  • 12:27 - 12:30
    和が x項の係数になるには
  • 12:30 - 12:32
    どちらが正で、どちらが負なのかを
  • 12:32 - 12:34
    試す必要がある。
  • 12:34 - 12:36
    でも多く練習するほど、熟練して
  • 12:36 - 12:39
    自然に出来るようになるだろう。
  • 12:39 - 12:42
    さて、もう少し先に進もう。
  • 12:42 - 12:46
    ここに -x^2, 今まで沢山やってきたのは
  • 12:46 - 12:49
    全て x^2 の係数が
  • 12:49 - 12:51
    +1 だった。
  • 12:51 - 12:56
    けど、今回は マイナス x^2
  • 12:56 - 12:59
    -5x +24 だ。
  • 12:59 - 13:01
    どうすれば良いだろう?
  • 13:01 - 13:03
    恐らく最も簡単な方法は、
  • 13:03 - 13:06
    -1 をくくり出す事だろう。すると
  • 13:06 - 13:07
    前と似た問題になる。
  • 13:07 - 13:12
    = -1 × (x^2
  • 13:12 - 13:16
    +5x -24) となる
  • 13:16 - 13:16
    よね。
  • 13:16 - 13:18
    -1 をくくり出しただけさ。
  • 13:18 - 13:20
    括弧の中の全ての項に -1 を掛けると、左と等しくなるのを
  • 13:20 - 13:22
    確認できる。
  • 13:22 - 13:24
    あるいは、両辺を -1 で割っても
  • 13:24 - 13:25
    右辺と左辺が
  • 13:25 - 13:27
    等しいことを確認できる。
  • 13:27 - 13:29
    さっきと同じお遊びさ。
  • 13:29 - 13:34
    ある2数を探す。その積は
  • 13:34 - 13:35
    -24 だ。
  • 13:35 - 13:37
    だから 片方が正で、もう片方が負だ。
  • 13:37 - 13:42
    _
  • 13:42 - 13:44
    一方で和は 5 になる。
  • 13:44 - 13:49
    では 24 の因数 1 × 24 を考えよう。
  • 13:49 - 13:56
    -1 と 24 では、和が +23 になる。
  • 13:56 - 13:58
    正負を入れ替えても -23 となり、
  • 13:58 - 13:58
    正しくない。
  • 13:58 - 14:01
    2 と 12 はどうだろう?
  • 14:01 - 14:05
    片方は負でなければならない
  • 14:05 - 14:05
    から、
  • 14:05 - 14:08
    2 を負にしてみる。すると和は 10 だ。
  • 14:08 - 14:10
    12 の方を負にすると、和は -10 だ。
  • 14:10 - 14:11
    これも正しくない。
  • 14:11 - 14:13
    3 と 8 では?
  • 14:13 - 14:17
    3 を負にすると、和は 5 だ。
  • 14:17 - 14:18
    これは正しい!
  • 14:18 - 14:25
    -3 と 8 を選ぶと、つじつまが合う。
  • 14:25 - 14:27
    何故なら -3 + 8 = 5 で、
  • 14:27 - 14:30
    -3 × 8 = -24 だからだ。
  • 14:30 - 14:32
    よって結果は、
  • 14:32 - 14:35
    (最初の -1 を忘れずに書こう。)
  • 14:35 - 14:43
    -1 × (x-3) (x+8) となる。
  • 14:43 - 14:45
    もしその気なら、
  • 14:45 - 14:46
    (x-3) に -1 を掛けて
  • 14:46 - 14:48
    (3-x) にもできる。
  • 14:48 - 14:49
    もちろんしなくても良い。
  • 14:49 - 14:52
    _
  • 14:52 - 14:53
    もう一問だけやってみよう。
  • 14:53 - 14:56
    練習を積むほど良いと思うんだ。
  • 14:56 - 15:02
    よし、 -x^2
  • 15:02 - 15:07
    +18x -72 を考えよう。
  • 15:07 - 15:09
    繰り返しになるけど、 -1 でくくろうと思う。
  • 15:09 - 15:13
    よって = -1 (x^2
  • 15:13 - 15:17
    -18x +72) になる。
  • 15:17 - 15:20
    次に2つの数さえ分かれば良い。
  • 15:20 - 15:22
    2数の積が 72 だから
  • 15:22 - 15:24
    2数の符号は同じだ。
  • 15:24 - 15:27
    これなら簡単な気がする。そう思うのは僕だけかもしれないけど。
  • 15:27 - 15:29
    掛けると 72 になって、
  • 15:29 - 15:32
    足すと -18 になる数は?
  • 15:32 - 15:34
    同じ符号で、和が負ということは、
  • 15:34 - 15:36
    2数とも負だ。
  • 15:36 - 15:41
    _
  • 15:41 - 15:44
    72 の因数を元に探そう。
  • 15:44 - 15:49
    君の頭に 「8 × 9」が浮かんだとして、
  • 15:49 - 15:53
    -8 -9 [ あるいは -8 + -9 ] では
  • 15:53 - 15:55
    上手くいかない。
  • 15:55 - 15:58
    17 になってしまう。
  • 15:58 - 15:59
    これは惜しい。
  • 15:59 - 16:00
    画面に書いておこう。
  • 16:00 - 16:04
    -9 + -8 = -17.
  • 16:04 - 16:06
    惜しいけど残念。
  • 16:06 - 16:07
    他には何が考えられるだろう?
  • 16:07 - 16:08
    6 と 12 では?
  • 16:08 - 16:10
    けっこう良い気がする。
  • 16:10 - 16:14
    -6 + -12 では
  • 16:14 - 16:15
    -18 になる。
  • 16:15 - 16:17
    コツをつかまない間は、
  • 16:17 - 16:19
    他の多くの因数を試すハメになるだろう。
  • 16:19 - 16:22
    結果は -1 × ... (これを忘れたくはないものだね)
  • 16:22 - 16:29
    (x-6)(x-12) となる。
  • 16:29 - 16:30
    _
Title:
2次多項式の因数分解
Description:

2次多項式の因数分解

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Video Language:
English
Duration:
16:30

Japanese subtitles

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