Beyond the concept of "No Self"
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0:03 - 0:07永遠の魂の存在を信じても(アートマン)、
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0:07 - 0:14信じなくても(アナートマンまたはアナッタ)、
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0:14 - 0:19その信念が真我の発見の障害となります。
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0:19 - 0:25信念とは条件付けされた知識だからです。
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0:25 - 0:28その信念に執着するのをやめなければ、
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0:28 - 0:32サマーディは手の届かないところにあります。
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0:32 - 0:35古代の伝統では、このような条件付けされた
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0:35 - 0:39精神パターンをパーリ語で「サンカーラ」、
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0:39 - 0:42サンスクリット語で「サムスカーラ」と呼びました。
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0:42 - 0:48概念に執着したり、自我構造に追加し続ける限り、
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0:48 - 0:53それは制限となり、内的エネルギーの罠となり、
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0:53 - 0:58理解しているという錯覚を持続させます。
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0:58 - 1:01そして、存在の謎に直接触れることにつながる
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1:01 - 1:06実際の調査に取り組むことを妨げます。
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1:06 - 1:10霊的体系における最も大きな分裂は、
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1:10 - 1:15魂の存在を信じる人と信じない人です。
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1:17 - 1:20霊的達人の半数は魂やアートマンのような
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1:20 - 1:25言葉を使い、半数は空虚で魂が存在しない、
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1:25 - 1:29アナートマンやアナッタの話をします。
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1:29 - 1:33宗教や教えの間の混乱と分裂は、言語が
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1:33 - 1:38本質的に二元性を持つことから生じます。
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1:38 - 1:42非二元性を説明するための言語はありません。
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1:42 - 1:45この問題は2500年前の仏陀の時代から存在
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1:45 - 1:51しました。仏陀が、「自己は存在しない」など
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1:51 - 1:56と言ったことはなく、むしろそう教える先生を
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1:56 - 2:01戒めたことを知ると、多くの人は驚きます。
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2:01 - 2:06「無我だけを教える人は解放されない。」
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2:08 - 2:12自己や魂があるかどうかを仏陀に直接尋ねた
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2:12 - 2:16放浪者の話があります。
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2:16 - 2:19仏陀の答えは沈黙でした。
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2:24 - 2:27あると答えても、ないと答えても、
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2:27 - 2:30誤解されると知っていたからです。
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2:31 - 2:35私たちはこの最も重要な教訓を忘れています。
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2:35 - 2:41魂を概念に、神学の授業の課題にしています。
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2:41 - 2:45「自己」「無我」「神」などの言葉を、
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2:45 - 2:49サーダナつまりサマーディと般若の直接的な
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2:49 - 2:53経験によって明かされるものではなく、
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2:53 - 2:57概念にしてしまったのです。
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3:00 - 3:04仏陀は、後の方の教えで、最も内側の
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3:04 - 3:08本質について語りました。変化も死も
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3:08 - 3:12経験しない、自己や魂についてです。
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3:12 - 3:18彼はそれを真我・真の魂、ブッダ・ダートゥ、
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3:18 - 3:24仏性、如来蔵など、様々な名前で呼びました。
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3:24 - 3:29私たちの中に潜在する胎児の仏性です。彼は
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3:29 - 3:33一切衆生に存在する隠された宝について説明
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3:33 - 3:37しました。自己についてはこう語りました。
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3:37 - 3:41「全現象に自己がないというのは間違いです。
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3:41 - 3:46自己は現実です。自己は永遠です。
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3:46 - 3:52自己は美徳です。 自己は永続します。
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3:52 - 3:57自己は不変です。 自己は平和です。
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3:57 - 4:02死が触れることもなく、被害に遭うこともなく、
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4:02 - 4:06不幸によってくじけることもありません。
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4:06 - 4:10ダイヤモンドのように不滅で、光り輝きます。
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4:10 - 4:14一元論的に聞こえるという人もいるかも
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4:14 - 4:18しれませんが、一元論や二元論などの主義を
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4:18 - 4:22完全に超越し、限られた精神の概念的な枠組み
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4:22 - 4:28を超越しています。涅槃の領域、つまりヴァーナ、
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4:28 - 4:34ヴィカルパ、クレーシャ、ヴァーサナ、カルマ
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4:34 - 4:39の停止を指しており、「私」という限定された
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4:39 - 4:44感覚をもたらす無意識パターンの停止、そして
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4:44 - 4:49それに伴う苦しみの停止です。
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4:50 - 4:54仏陀は、「死後には如来は存在もしなければ
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4:54 - 4:58存在しなくもない」と言いました。
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4:58 - 5:03私たちの本質は精神の二元性を超えたところ
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5:03 - 5:08にあります。知覚も非知覚も超えています。
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5:08 - 5:12仏陀は、自己や無我という概念を超えた
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5:12 - 5:16根本的な非二元性を指摘しています。この
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5:16 - 5:20限られた精神が、分裂と分離、生と死、存在
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5:20 - 5:26と非存在という幻影を生み出すのです。
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5:28 - 5:32道元禅師はこう言いました。「それを実現するには、
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5:32 - 5:37精神と肉体を捨てること、つまり瞑想を学ぶ必要
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5:37 - 5:41があります。解脱への道は、精神レベルを超えて
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5:41 - 5:43目覚めることです。」
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5:53 - 5:58自己は存在しないという考えは、概念でなく瞑想
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5:58 - 6:03から得られる直接的な洞察を意味する、仏教用語の
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6:03 - 6:08「アナッタ」とよく結び付けられ、混同されます。
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6:10 - 6:14仏教では、瞑想を通じて3つの優れた洞察または
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6:14 - 6:193つの存在の印を体験できると言われており、
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6:19 - 6:26哲学的や知的に議論すべき点ではありません。
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6:27 - 6:30これらは精神レベルを剥ぎ取ったり停止すること
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6:30 - 6:36で経験されます。無常であるアニッチャの認識、
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6:36 - 6:42つまりすべてのものは生じては消え行くという
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6:42 - 6:48認識。アナッタという、変化する現象のフィールド
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6:48 - 6:53内にあるすべてのものは自己を欠いているという
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6:53 - 6:56「無我」の認識。そして「ドゥッカ」という、
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6:56 - 7:00自己構造が嫌悪や渇望のパターンからなっている
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7:00 - 7:04という認識です。それは、常に満たされない
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7:04 - 7:09というパターンです。深い瞑想と自己探求により、
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7:09 - 7:13―ある時点でこの2つは同じになりますがー
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7:13 - 7:16これらを通じて無意識の精神プロセスを意識
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7:16 - 7:20できるようになり、そうして初めてそれらを
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7:20 - 7:23捨てることができます。無意識であれば、
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7:23 - 7:26無意識の中で繰り返され続けます。
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7:26 - 7:31永遠の教えに従う古代の修行では、好みに反応する
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7:31 - 7:38のをやめ、渇望と嫌悪のパターンを煽るのをやめ、
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7:40 - 7:43あれこれと区別することなく、すべての現象が
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7:43 - 7:47生じては消えるようにする必要があります。
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7:47 - 7:50変化のフィールド内のものはすべて「アニッチャ」
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7:50 - 7:56(無常)であり、この無常を観察します。意識を
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7:56 - 8:00使ってこの変化する現象フィールドに入り込み、
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8:00 - 8:04浸透します。意識は変化することなく、
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8:04 - 8:08生じては消えることのない唯一のものです。
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8:09 - 8:12意識は「物」ではありませんが、「無」でも
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8:12 - 8:17ありません。瞑想を通じて、意識と変化する現象
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8:17 - 8:22のフィールドがサマーディで一体化し、二元性を
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8:22 - 8:27超えた真の永遠の本質、物と無を超越した本質が
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8:27 - 8:30明かされます。
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8:32 - 8:35今日でも、一部の指導者は、自己についての
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8:35 - 8:39最高の真実は無我であると宣言しており、
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8:39 - 8:43皮肉なことに、それが彼らの条件付けされた
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8:43 - 8:46信念構造の基盤になっています。無我という
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8:46 - 8:50考えは、自分だと思い込んでいる霊的人格に
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8:50 - 8:54神聖な牛を縛り付けるようなものです。
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8:54 - 8:58スピリチュアル・バイパスとは、超越的な
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8:58 - 9:01アイデアにとらわれることです。
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9:01 - 9:05無意識に自分の人生を支配するサムスカーラ
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9:05 - 9:08や条件付されたパターンから解放される
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9:08 - 9:11ための訓練をシャドウ・ワークと呼びますが、
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9:11 - 9:14これはそれを避ける方法です。
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9:14 - 9:18サムスカーラから解放されるには、次から次へと
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9:18 - 9:22湧き上がる感覚や感情を完全に体験しながらも
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9:22 - 9:28平静を保ち、内面的に降伏する必要があります。
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9:32 - 9:36瞑想を通して、今の瞬間に存在し、解放的で平静に
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9:36 - 9:40なるように訓練できますが、それを日常生活にも
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9:40 - 9:44取り入れる必要があります。瞑想クッションの上で
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9:44 - 9:48努力すればするほど、人生でより多くの感情が
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9:48 - 9:52湧き上がり、人生をより深く感じられます。
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9:52 - 9:55そして沸き上がる物に背を向けず、人生を
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9:55 - 9:59感じなければなりません。自分自身に対して
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9:59 - 10:04残酷なほど正直でいる必要があります。不快な
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10:04 - 10:10感情を必死に避けたり、馴染み深いパターンに
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10:10 - 10:17執着したり、自我を守ったり、自分を正しく
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10:17 - 10:22あるいはよく見せたりするのを観察します。
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10:22 - 10:26不快なことから気をそらし、今の瞬間との深い
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10:26 - 10:31交わりを避けるために、精神に常にあらゆる
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10:31 - 10:34たぐいの娯楽を与えていることもです。
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10:34 - 10:39カルマを演じ、原型にとらわれ、パターンに
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10:39 - 10:43絶望的に閉じ込められ、その間ずっと無我
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10:43 - 10:48と宣言し、心から切り離され、自我が主導権を
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10:48 - 10:51握り、自分の世界観が正しいと確信している
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10:51 - 10:57可能性があります。自我構造が、自分が誰または
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10:57 - 11:00何であるかの真実を知っていると思い込めば、
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11:00 - 11:04より深い探求は停止します。瞑想や自己探求は
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11:04 - 11:09ロボットのようになります。言葉で自分の本質
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11:09 - 11:14を表現し、それを信じたり、それと同一視したり
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11:14 - 11:20した瞬間、再び二元論的な精神に捕らわれます。
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11:21 - 11:24まるで知っているかのように覚醒について話し
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11:24 - 11:27始めるかもしれませんが、それは記憶となり、
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11:27 - 11:30自己構造の条件付けされた思考パターンに追加
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11:30 - 11:34されるだけです。本物のサマーディ体験、
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11:34 - 11:38つまり真我の覚醒を経験するかもしれませんが、
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11:38 - 11:41ほとんどの場合、精神がオンラインに戻り、
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11:41 - 11:45自我がその体験を言葉にし、物語にして
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11:45 - 11:49所有権を取得し、気付かないうちに真我の
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11:49 - 11:54洞察を自分のものにしてしまいます。
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11:57 - 12:01サマーディを安定させ統合するには、無数の
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12:01 - 12:06覚醒と、無数の精神的屈辱と、無数の小さな
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12:06 - 12:12死が必要です。着実なサーダナ、つまり毎日
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12:12 - 12:17のように精神を観察する、継続的な実践と
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12:17 - 12:21警戒が必要です。常に内的エネルギーを解放
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12:21 - 12:25することで、内なる蓮が成長し、再配線
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12:25 - 12:29プロセスが展開されます。初心の精神、何も
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12:29 - 12:35知らない精神、そして鏡の精神は、瞑想と
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12:35 - 12:41自己探求の真髄であり、真我を知る道です。
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12:41 - 12:46過去の条件付けの仲介なしに今、ここに
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12:46 - 12:49存在すること、それが目覚めることです。
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12:50 - 12:54過去の記憶というフィルターを通さずに
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12:54 - 12:58経験すれば、一瞬一瞬が新しく感じられます。
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12:59 - 13:02キリスト教では、これに相当する聖書の格言
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13:02 - 13:06があります。「キリストにある者は新しい
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13:06 - 13:11創造物である。古いものは過ぎ去った。
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13:12 - 13:15見よ、すべてが新しくなった。」
- Title:
- Beyond the concept of "No Self"
- Description:
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- Video Language:
- English
- Team:
Awaken the World
- Project:
- 05-IAM Online Retreats Teachings
- Duration:
- 14:00
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