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サマーディ・パート2(勘違いしています)

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    古代から現代まで、世界の偉大な精神的指導者
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    らは、私たちの存在の最も深い真実は1つの宗教
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    や精神的伝統が所有するのではなく、各人の心の
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    内にあるという見解を共有してきました。
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    詩人ルミ曰く、「昇りも沈みもしない月はどこか。
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    我々と共にいていない魂はどこか。ここやあそこと
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    言うなかれ。万物は見える目以外のそれである。」
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    バベルの塔の話では人類が無数の言語、信仰、文化、
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    関心に分裂しました。バベルは「神の門」を意味し、
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    門は私たちの考える精神、条件付けされた構造です。
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    名前や形を超えた本質、真我に目覚めた者は
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    門の向こう側の偉大な神秘に足を踏み入れます。
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    象を使った古代の寓話は、様々な伝統が同一の
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    偉大な真実を差すのを説明するのに使われます。
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    盲人のグループがそれぞれ象の一部分に触れて、
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    その印象を受けます。足元に立つ人は象は木のようだ
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    と言い、尻尾に立つ人はロープのようだと言います。
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    牙の前に立つ人は槍のようだと言い、耳に触れた人
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    は扇子のようだと言います。お腹に触れる人は
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    壁のようだと言い張ります。私たちが象の一部に
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    触れ、自分の経験が唯一の真実だと信じることが
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    問題です。各人の経験が同じ動物の異なる側面で
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    あることを認めたり、それを尊重したりしません。
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    永遠の哲学とは、すべての精神的や宗教的な
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    伝統が、知識や教義の元となっている神秘的
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    または超越的な1つの普遍な真実を共有している
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    という理解です。
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    スワミ・ヴィヴェカナンダは、「全宗教の目的は神に
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    目覚めること。それが普遍的な宗教だ」と、永遠の教えを
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    まとめました。この映画で「神」は超越したもの、限られた
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    自我を越えた偉大な神秘を指します。真我や内在の自己
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    に気付くのは己の神聖さに気付くことです。全ての魂
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    に、高次の意識を顕現し、自分を眠りや形と同一視
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    することから目覚める可能性があります。
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    「すばらしい新世界」の作家で先見の明あるオルダス・
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    ハクスリーは、「永遠の哲学」と題した本で、歴史上
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    多数の文化に組み込まれ何度も繰り返されてきた1つ
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    の教えについて、「永遠の哲学はサンスクリット語
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    の『Tat Tvam Asi(汝はそれなり)』に最も簡潔に
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    表現されている」と書いています。内在する永遠の
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    自己アートマンが、全存在の絶対原理ブラフマンと
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    一体で、全人類の最終目的はその真実を発見する
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    こと、自分が誰かを知ることです。
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    各伝統は同じ真実の独自の視点を反響し、互いに
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    照らし合う宝石の面のようです。言語や概念的枠組み
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    を問わず、永遠の教えを反映する全宗教には、自分より
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    も偉大で超越したものと結合する概念があります。
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    1つや複数の情報源から学び、それらと自己を
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    同一視せずに統合することが可能です。真の霊的
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    教えはすべて超越的な真実を指すと言われています。
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    教義や教えに安らぎを求めて固執すれば、霊的進化
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    は妨げられます。すべての概念を超えた真実を知る
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    のは依存心、執着、宗教的概念を手放すことです。
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    自我の観点からすると、サマーディを指す指は
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    奈落の底を指しています。
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    十字架の聖ヨハネ曰く、「確実な道を歩むには、
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    目を閉じて暗闇を歩く必要がある。」
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    サマーディは未知への飛躍に始まります。
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    古代の伝統で、サマーディを悟るには意識を全ての
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    既知の対象、つまり現象、条件付けされた思考や感覚
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    から切断し、意識自体・内なる源・存在の心や本質
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    に向けるべきだと言われてきました。この映画で
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    サマーディは超越的なものを指し、最高とされる
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    ニルヴィカルパ・サマーディを意味します。
  • 11:53 - 12:02
    ここでは自己活動、全探求、全行動が停止します。
  • 12:02 - 12:08
    語れるのは近づくと消え去るものと、戻ると再び
  • 12:08 - 12:15
    現れるものだけです。知覚も非知覚もなく、「物」も
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    「無物」もなく、意識も無意識もなく、絶対的で、
  • 12:24 - 12:30
    計り知れず、精神には不可解です。
  • 12:35 - 12:40
    自己が行動に戻れば未知の状態になります。一種の
  • 12:40 - 12:46
    再生で、すべてが新しくなり、神聖な香りが残り、
  • 12:46 - 12:52
    進歩するにつれて香りがより長持ちします。
  • 13:03 - 13:07
    古代の伝統では多数のサマーディが説明されており、
  • 13:07 - 13:14
    言葉が長年、多くの混乱を引き起こしてきました。
  • 13:14 - 13:18
    ここでは超越的な結合を指すのにサマーディという
  • 13:18 - 13:23
    単語を使いますが、他の伝統からの言葉も使えました。
  • 13:23 - 13:28
    サマーディはインドのヴェーダ、ヨガ、サーンキヤ
  • 13:28 - 13:33
    の伝統に共通する古代梵語の単語で、他の伝統にも
  • 13:33 - 13:41
    浸透しています。パタンジャリ・ヨガの8番目の
  • 13:41 - 13:48
    支則で、ブッダの八正道の8番目です。ブッダは
  • 13:48 - 13:56
    自己活動の停止を「涅槃」と呼びました。パタンジャリ
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    はヨガやサマーディを梵語で「チッタ・ヴリッティ
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    ・ニローダ」(精神の渦や螺旋の停止)と説きました。
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    意識を精神の基盤や創造主から放すという意味です。
  • 14:51 - 14:54
    サマーディに概念はありません。
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    概念的な精神を捨てることで実現するからです。
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    さまざまな宗教が神との結合を意味する単語を
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    使ってきました。英語のreligionはラテン語の"religare"
  • 15:17 - 15:24
    (再接続する) から来ています。ヨガの「くびきを
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    掛ける(世のものと超越的なものを結ぶ)」という
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    意味に似ています。イスラム教のイスラムという
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    言葉自体、古代アラビア語で神への服従、つまり
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    自己構造の完全な降伏を意味します。
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    アッシジの聖フランチェスコ、アビラの聖テレサ、
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    十字架の聖ヨハネなどキリスト教神秘主義者は、神と
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    の神聖な結合、内なる神の王国を描きます。 トマスの
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    福音書でキリストは「父の王国はここにもそこにも
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    なく地上に広がるが、人々にはそれが見えない」と言
  • 16:28 - 16:34
    いました。 ギリシャの哲学者プラトン、プロティノス、
  • 16:34 - 16:41
    パルメニデス、ヘラクレイトスの作品を永遠の教えの
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    観点から見ると同じ知恵を指します。プロティノスは
  • 16:48 - 16:59
    人間の最大の努めは魂の完成と結合だと教えました。
  • 17:04 - 17:09
    ラコタ族の呪医・聖者ブラックエルクは言いました。
  • 17:09 - 17:16
    「最初の平和で最も重要な平和は、人間が宇宙やその
  • 17:16 - 17:22
    力との関連性・一体性に気付き、宇宙の中心に大霊
  • 17:22 - 17:28
    が存在し、それが私たち一人一人の中を含め、至る
  • 17:28 - 17:36
    所に存在するのを認識するときに生じる平和です。
  • 18:00 - 18:04
    悟りへの道には、サマーディに達していない限り、
  • 18:04 - 18:12
    常に2つの極性、2つの入り口、2つの次元があります。
  • 18:12 - 18:20
    1つは純粋意識、もう1つは現象の世界です。上昇流は
  • 18:20 - 18:26
    真理へ、下降流はマーヤと目に見える・見えないものも
  • 18:26 - 18:32
    含め、顕現する万物への扉です。相対的なものと絶対的な
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    ものの関係は、シュリ・ニサルガダッタ・マハラジの
  • 18:38 - 18:44
    次の言葉で表現できます。「知恵は私が無だと知ること、
  • 18:44 - 18:50
    愛は私がすべてだと知ることで、私の人生はこの2つ
  • 18:50 - 19:00
    の間に動きます。」この結合から神意識が生まれます。
  • 19:00 - 19:05
    これらの二極性の結婚・結合や二元性の崩壊で何か
  • 19:05 - 19:14
    が生まれますが、それは物でもなく生まれたことも
  • 19:14 - 19:23
    ありません。意識が花を咲かせ、新しいものを創造し、
  • 19:23 - 19:29
    永遠の三位一体と呼べるものを創造します。
  • 19:29 - 19:35
    超越的で、不可知で、不変な父なる神は変化するもの
  • 19:35 - 19:44
    全ての神聖な女性性と一体化することで、錬金術的な
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    変化、つまり一種の死と再生をもたらします。
  • 19:52 - 19:58
    ヴェーダでは、神の結合はシヴァとシャクティの2つ
  • 19:58 - 20:06
    の基本力で表現します。さまざまな神の名前や顔は
  • 20:06 - 20:12
    時代とともに変わりますが、基本的属性は変わりません。
  • 20:12 - 20:22
    この結合から新しい神意識や存在方法が生まれます。
  • 20:22 - 20:29
    切り離すことのできない、1つの二極性。中心や制限が
  • 20:29 - 20:35
    ない純愛なる普遍的エネルギー・・・空であると同時
  • 20:35 - 20:41
    に充満しているため、得るものも失うものもありません。
  • 20:51 - 20:57
    メソポタミアの神秘学派、バビロニアとアッシリアの
  • 20:57 - 21:02
    精神的伝統、古代エジプトの宗教、古代アフリカの
  • 21:02 - 21:10
    ヌビアとケメット文化、世界中のシャーマニズムと土着
  • 21:10 - 21:16
    の伝統、古代ギリシャの神秘主義、グノーシス派、
  • 21:16 - 21:27
    二元論者、仏教徒、道教徒、ユダヤ教徒、ゾロアスター
  • 21:27 - 21:34
    教徒、ジャイナ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の共通点
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    は、最高の精神的洞察でサマーディを実現できることです。
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    サマーディは、万物との同一性・一体性を実現すると
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    いう意味です。統合です。自分自身のすべての側面を
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    統合することです。ただし知的な理解をサマーディの
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    実現と誤解しないでください。あなたの静寂さや
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    空虚さが、生命の螺旋の全レベルを統合します。
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    人類は古代のサマーディの教えを通して、すべて
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    の宗教の源を理解し始め、生命の螺旋、つまり
  • 23:05 - 23:13
    大霊、ダルマや道と再び調和することができます。
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    この螺旋は、小宇宙から大宇宙まで、あなたのDNA
  • 23:23 - 23:29
    からチャクラを通して広がるエネルギーの内的
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    蓮華まで、天の川銀河の腕まで伸びる橋です。
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    魂の各段階は、生きて探検しながら進化を続ける枝
  • 23:43 - 23:49
    として螺旋状に表現されます。真のサマーディは
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    各段階の自分、魂のすべての鞘の空虚さを悟ること
  • 23:55 - 24:05
    です。螺旋は二元性と生死サイクルの無限の遊びです。
  • 24:09 - 24:14
    時に私たちは源とのつながりを忘れます。
  • 24:21 - 24:26
    私たちが世を見るレンズは非常に小さく、
  • 24:26 - 24:31
    自分を地球上を這う限られた生物と自覚し、
  • 24:31 - 24:38
    そのうちに再び旅を終えて、その源、
  • 24:38 - 24:43
    あらゆる場所にある中心へと戻ります。
  • 24:48 - 24:55
    荘子は「これとあれの間に分離がなくなるとき、
  • 24:55 - 25:02
    それは道の静止点で、螺旋の中心の静止点から
  • 25:02 - 25:08
    万物に無限を見ることができる」と言いました。
  • 25:14 - 25:19
    古代のマントラ「オーム・マニ・パドメ・フム」には、
  • 25:19 - 25:28
    詩的な意味があります。蓮の花の宝に目覚めるのは、
  • 25:28 - 25:36
    魂の本質や、世界の中の世界に目覚めることです。
  • 25:51 - 25:57
    「上の如く、下も然り。下の如く、上も然り。」と
  • 25:57 - 26:03
    いうヘルメスの原理に基づき、精神と静寂、相対と
  • 26:03 - 26:08
    絶対の関係を、類推を使い理解することができます。
  • 26:13 - 26:19
    サマーディの非概念的な性質を把握するために、
  • 26:19 - 26:25
    ブラックホールの類推を使います。
  • 26:25 - 26:31
    ブラックホールは伝統的に、光も物質も逃れられない
  • 26:31 - 26:37
    ほど強力な重力を持つ空間領域とされてきました。
  • 26:37 - 26:43
    新理論では、極小の微粒子から銀河のような大宇宙
  • 26:43 - 26:49
    の形成物まで、全物体の中心にブラックホールや
  • 26:49 - 26:55
    神秘的な特異点があると仮定しており、この類推では
  • 26:55 - 27:02
    「あらゆるところにある中心」という定義を使います。
  • 27:07 - 27:14
    禅には、門のない門と直面するための詩や公案が多数
  • 27:14 - 27:23
    あります。サマーディに達するには、門のない門を
  • 27:23 - 27:30
    通過する必要があります。事象の地平線とは時空の
  • 27:30 - 27:36
    境界で、それを超えると事象は外部の観察者に影響が
  • 27:36 - 27:43
    ないため、その向こうで何が起きても認知できません。
  • 27:43 - 27:50
    ブラックホールの事象の地平線は、門のない門に
  • 27:50 - 27:57
    似ており、自己と無自己の境界です。ここを通過
  • 27:57 - 28:05
    する「私」はいません。ブラックホールの中心には
  • 28:05 - 28:14
    想像を絶するほど小さな空間に数十億個の太陽の
  • 28:14 - 28:20
    質量を含む、 実質的には無限の質量の、1 次元の
  • 28:20 - 28:27
    特異点があります。砂粒よりも極小の宇宙です。
  • 28:27 - 28:35
    時間や空間を超えた計り知れないもので、物理学
  • 28:35 - 28:41
    によれば活動も、物の存在もあり得ません。それが
  • 28:41 - 28:46
    何であれ、知覚の世界には属しませんが、ただの
  • 28:46 - 28:52
    静止とも呼べません。静止や動きを超越しています。
  • 28:52 - 28:58
    どこにもありどこにもない中心を認識すれば
  • 28:58 - 29:06
    二元性が崩壊します。形式と空虚。時間と永久。
  • 29:06 - 29:13
    それを暗闇の中心にある躍動的な静寂や含蓄ある
  • 29:13 - 29:22
    空虚とも言えます。道教の師、老子は「暗闇の中の
  • 29:22 - 29:30
    暗闇は完全な理解への入り口だ」と言いました。
  • 29:39 - 29:45
    作家で比較神話学者のジョゼフ・キャンベルは、
  • 29:45 - 29:52
    「世界軸」と名付けた永遠の哲学の一部で繰り返し
  • 29:52 - 29:58
    現れるシンボルを、中心点や最も高い山と呼び、
  • 29:58 - 30:03
    この極の周りをすべてが回転すると説明します。
  • 30:03 - 30:10
    静寂と動きが共存する点で、そこから力強い花咲く
  • 30:10 - 30:17
    木が現われます。全世界を結ぶ菩提樹です。
  • 30:21 - 30:28
    太陽がブラックホールに吸い込まれるように、偉大な現実
  • 30:28 - 30:35
    に近づくと人生がその周りを回転し自分は消え始めます。
  • 30:40 - 30:46
    内在の自分に近づくのを、自己構造が恐ろしく感じる
  • 30:46 - 30:54
    ことがあります。門番は、旅人らを試すためにいます。
  • 30:54 - 30:59
    最大の恐怖に立ち向かう勇気と、自分本来の能力を
  • 30:59 - 31:08
    認める必要があります。無意識の恐怖と内的美を明るみ
  • 31:08 - 31:20
    に出します。精神が動かず自我が反応しなければ、
  • 31:20 - 31:26
    無意識から来た全現象は、生じては消えます。
  • 31:26 - 31:33
    これが精神の旅で最も信念が必要となる地点です。信念
  • 31:33 - 31:42
    とは何でしょうか。信仰とは違います。信仰は、安心感や
  • 31:42 - 31:49
    確信を得るために精神レベルで物事を受け入れることで、
  • 31:49 - 31:57
    経験を分類・制御します。信念はその反対で、知らない状態
  • 31:57 - 32:03
    に留まり、無意識から生じるものをありのままに受け入れる
  • 32:03 - 32:10
    ことです。信念は、門のない門を通過するために特異性の
  • 32:10 - 32:20
    引力や、自己の溶解・解体に降伏することです。
  • 32:29 - 32:35
    銀河の進化と構造がそのブラックホールの規模と密接に
  • 32:35 - 32:40
    関連しているように、あなたの進化も真我である内在の
  • 32:40 - 32:47
    自己の存在と関連しています。ブラックホールは
  • 32:47 - 32:54
    見えませんが、周りの物体の動きや物理的現実に与える
  • 32:54 - 33:02
    影響から認識できます。同様に、真我は見えません。
  • 33:02 - 33:09
    内在の自己は物体ではありませんが、覚醒した行動は
  • 33:09 - 33:17
    観察できます。鈴木禅師は「厳密に言えば、悟りを
  • 33:17 - 33:25
    開いた人はいない。あるのは悟った行動だけだ」と
  • 33:25 - 33:32
    言いました。目に目が見えないように、それ自体は
  • 33:32 - 33:39
    見えません。それ自体が見る能力を提供するからです。
  • 33:39 - 33:46
    サマーディはブラックホールと同様、無でも物でもなく、
  • 33:46 - 33:57
    物や無の二元性の崩壊です。偉大な真実への門はなくても
  • 33:57 - 34:05
    道は無限にあります。道・ダルマは始まりも終わりも
  • 34:05 - 34:12
    ない無限の螺旋です。誰も門のない門を通過できません。
  • 34:12 - 34:18
    誰の精神もその謎を解いたことも、解くこともありません。
  • 34:18 - 34:26
    誰も通過できないから、「誰」でなくなるしかないのです。
  • 34:45 - 34:52
    サマーディは道のない道、黄金の鍵です。内的・外的世界
  • 34:52 - 35:02
    を分ける自己構造を自分だと認識することの終わりです。
  • 35:16 - 35:22
    自己構造の層やレベルを説明する発達モデルは数多く
  • 35:22 - 35:28
    あります。非常に古い例を使います。ウパニシャッド
  • 35:28 - 35:36
    ではアートマン(魂)を覆う鞘をコーシャと呼びます。
  • 35:36 - 35:44
    各コーシャは鏡のような自己構造の層で、それを自分
  • 35:44 - 35:51
    だと思うことが真我の認識を妨ぐ、マーヤのベール
  • 35:51 - 35:58
    またはレベルです。大抵の人が映っているものを自分
  • 35:58 - 36:06
    だと信じます。1つの鏡は動物の層、肉体を映します。
  • 36:06 - 36:14
    次の鏡は精神つまり思考、本能、知覚を映します。
  • 36:14 - 36:20
    別の鏡は、内面的に観察できるエネルギーまたは
  • 36:20 - 36:26
    プラーナを映し、別の鏡は想像レベルつまり高次の
  • 36:26 - 36:33
    精神・知恵の層を映します。そしてサマーディ直前
  • 36:33 - 36:38
    に経験する超越的・非二元的な至福の層があります。
  • 36:38 - 36:44
    分別できる鏡や自己の側面は無数に存在するかも
  • 36:44 - 36:49
    知れず、それらは常に変化しています。
  • 36:51 - 36:56
    大抵の人はプラーナ、高次の精神、非二元的な至福
  • 36:56 - 37:02
    の層をまだ発見しておらず、その存在さえ知りません。
  • 37:02 - 37:08
    人生に影響を与えていても、見ることができません。
  • 37:08 - 37:15
    隠された鏡は、見える鏡より影響を与えています。
  • 37:15 - 37:21
    意識に完全に照らされていないため、大抵の人に
  • 37:21 - 37:29
    は見えません。インドラの宝石の網のように、鏡は
  • 37:29 - 37:35
    反射し合い、反射が無限に他の反射を反射します。
  • 37:35 - 37:42
    1 つの層の変化は、すべての層に同時に影響します。
  • 37:43 - 37:49
    光を照らしてくれる有能なガイドに恵まれない限り
  • 37:49 - 37:55
    鏡のいくつかが影に残される可能性があります。自分は
  • 37:55 - 38:02
    何を知らないのか知らないのが現実です。ここで鏡を
  • 38:02 - 38:10
    全部割り、自分自身を反射するものがなくなれば、自分
  • 38:10 - 38:20
    はどこですか? 精神が静まれば鏡は反射しなくなります。
  • 38:22 - 38:32
    主体と客体はなくなりますが、原初の状態を無や忘却と
  • 38:32 - 38:41
    誤解しないでください。内在の自己は物でも無でもありません。
  • 38:49 - 38:55
    源は物ではなく、空虚または静寂そのものです。
  • 38:58 - 39:06
    万物の源である空虚です。形はまさに空虚として、空虚は
  • 39:06 - 39:17
    まさに形として実現されます。この源は創造の大子宮で、
  • 39:17 - 39:23
    いかなる可能性も含みます。
  • 39:41 - 39:48
    サマーディは非個人的意識の目覚めです。夢から覚めたとき
  • 39:48 - 39:56
    に、その夢が全部頭の中で起きたことを知るのと同じです。
  • 39:56 - 40:02
    サマーディを悟ると、世のすべてはエネルギーや意識の
  • 40:02 - 40:09
    階層の中で起きているのを認識します。すべては鏡の中
  • 40:09 - 40:16
    の鏡で、夢の中の夢です。あなたが自分だと思い込んでいる
  • 40:16 - 40:22
    あなたは、夢でもあり、夢見る人でもあります。
  • 40:34 - 40:41
    この映画が語ることはすべて手放し、精神で捉えないで
  • 40:41 - 40:50
    ください。魂はあなたという夢を見ています。夢は変化
  • 40:50 - 40:59
    するものすべてですが、不変のものも認識可能です。
  • 41:09 - 41:16
    これは限られた個人的精神には理解できません。
  • 41:23 - 41:27
    ニルヴィカルパ・サマーディから戻ると、鏡は
  • 41:27 - 41:34
    再び反射を始め、今生きているように見える世界が
  • 41:34 - 41:40
    自分だと認知します。一時的な反射だけの限られた
  • 41:40 - 41:49
    自分ではなく、全存在の源としての本来の自分に
  • 41:49 - 41:58
    気付きます。高次の知恵の覚醒、胚、般若や
  • 41:58 - 42:03
    グノーシスはサマーディから生じます。
  • 42:03 - 42:11
    ヨブ記によると、ホークマー(知恵)は無から生じ、
  • 42:11 - 42:17
    無限に小さな一点でありながらも存在全体を包含
  • 42:17 - 42:23
    していますが、鏡の宮殿で形や形態を与えられるまで
  • 42:23 - 42:29
    認識できません。鏡の宮殿はビナーと呼ばれ、神霊
  • 42:29 - 42:36
    の胚に形を与える、高次の知恵が作成した子宮です。
  • 42:36 - 42:42
    [音楽]「Abwoon d'bashmaya」Indiajiva作
  • 43:08 - 43:15
    鏡や精神の存在が問題なのではなく、それを自分だと
  • 43:15 - 43:26
    思い込む、人間の知覚が問題なのです。私たちが
  • 43:26 - 43:33
    限られた自己であるという幻影がマーヤです。ヨガ
  • 43:33 - 43:40
    でサマーディを悟るには、瞑想の対象物が消えるか、
  • 43:40 - 43:46
    自分がその中に消えるか、それが自分の中に消える
  • 43:46 - 43:54
    まで観察するように教えています。さまざまな伝統
  • 43:54 - 44:01
    で使う言葉は違っても、自我認識や自己中心的な活動
  • 44:01 - 44:08
    を停止するように教えます。仏陀は否定的な教え方を
  • 44:08 - 44:13
    し、自己構造の働きを直接調査するように教えました。
  • 44:13 - 44:20
    サマーディに関しては、苦の終わりだとだけ言いました。
  • 44:20 - 44:25
    ヴェーダンタの「ネティネティ」は「あれでも、これ
  • 44:25 - 44:32
    でもない」という意味で、自己実現を試みる者は、自分が
  • 44:32 - 44:41
    何でないかを知ることで真我・ブラフマン性を探求します。
  • 44:43 - 44:49
    同様にキリスト教ではアビラの聖テレサが、否定的
  • 44:49 - 44:57
    な道に基づく祈りについて説明しました。「静寂、降伏、
  • 44:57 - 45:03
    そして統合の祈りは、神に近づく唯一の方法だ」と。
  • 45:04 - 45:09
    この段階的な剥ぎ取りプロセスを通じて、永続的で
  • 45:09 - 45:16
    ないもの、変化するものをすべて捨て去ります。精神も、
  • 45:16 - 45:23
    自我構造も、隠れた自己の層を含むすべての現象も。
  • 45:23 - 45:29
    無意識は、唯一の源を反映するには透明になる必要が
  • 45:29 - 45:36
    あります。無意識内に深い知識や自己が働けば、生命
  • 45:36 - 45:41
    は未発見の自己を構成する隠れたパターンの迷路に
  • 45:41 - 45:49
    閉じ込められたままになります。自己の全層が空である
  • 45:49 - 45:59
    のが明白になると、自己や概念から解放されます。
  • 46:06 - 46:11
    進化の転換点は、自分が誰だかわからないことに
  • 46:11 - 46:22
    気付いたときです。呼吸をするのは誰?味わう
  • 46:22 - 46:34
    のは誰?詠唱や儀式や、踊りや山を体験するのは誰?
  • 46:34 - 46:41
    観察者を観察し、目撃者を目撃してください。
  • 46:41 - 46:47
    観察者を観察するとき、最初は偽りの自己しか
  • 46:47 - 46:52
    見えませんが、粘り強く続ければ消えます。
  • 46:55 - 47:00
    誰の体験・何の体験かを直接調査してください。
  • 47:00 - 47:10
    瞬きせず、鋭く、染みるように全存在を使って。
  • 47:11 - 47:17
    [音楽] 羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶(意味:行った、
  • 47:17 - 47:32
    行った、向こう岸まで行った。最後まで行った。解脱だ、万歳。)
  • 47:48 - 47:57
    目覚める自己はおらず、目覚める「あなた」もいません。
  • 47:57 - 48:02
    目覚めるのは、分離した自己の幻想や限られた自分の
  • 48:02 - 48:09
    夢からであり、言葉にしても無意味です。その認識は
  • 48:09 - 48:21
    実際の自己の停止を要し、言葉では表現できません。
  • 48:22 - 48:28
    言葉にしようとした瞬間、精神に戻ってしまいます。
  • 48:28 - 48:32
    私はすでに言いすぎました。
  • 48:41 - 48:48
    普通、目覚め・夢・深い眠りの 3 つの意識状態があります。
  • 48:48 - 48:53
    サマーディは意識の基底状態、第 4 の意識と呼ばれる
  • 48:53 - 49:00
    ことがあります。この原始的な覚醒状態は、他の意識
  • 49:00 - 49:07
    状態と並行して持続的に存在できます。ヴェーダーンタ
  • 49:07 - 49:14
    ではトゥリヤと呼ばれ、キリスト意識、クリシュナ意識、
  • 49:14 - 49:23
    仏性、またはサハジャ・ サマーディとも呼ばれます。
  • 49:23 - 49:29
    サハジャ・ サマーディでは、内在の自己が人間の
  • 49:29 - 49:35
    全機能を使い存在し続けます。変化する現象の螺旋
  • 49:35 - 49:40
    の中心で静寂さが動かずに存在します。思考、感情、
  • 49:40 - 49:46
    感覚、エネルギーはその周囲を回りますが、静止度や
  • 49:46 - 49:58
    「私は在る」感覚は、活動中も瞑想と同様に残ります。
  • 49:58 - 50:05
    深い眠りでも内在の自己は存在し続けるかも知れず、
  • 50:05 - 50:14
    意識状態が変化しても「私は在る」感覚は変化しません。
  • 50:21 - 50:25
    これがヨガの睡眠です。
  • 50:25 - 50:30
    ヘブライ聖書(旧約聖書)の雅歌(ソロモンの歌)
  • 50:30 - 50:37
    には「私は眠るが、心は目覚めている」とあります。
  • 50:37 - 50:47
    永遠の非人格的意識は、キリストの言葉「アブラハム
  • 50:47 - 50:54
    がいた前から、私はいる」に反映されます。
  • 50:57 - 51:03
    無数の顔、無数の形を通して輝く1 つの意識。
  • 51:17 - 51:23
    最初は両極性から生まれる弱い炎のようです。
  • 51:23 - 51:29
    女性的エネルギーを開放するために男性性が意識
  • 51:29 - 51:36
    を浸透する。繊細で簡単に失われるため、成熟する
  • 51:36 - 51:41
    まで守り、生かし続けるのに細心の注意が必要です。
  • 51:44 - 51:50
    サマーディは、時を超えた意識状態であると同時に
  • 51:50 - 51:58
    成長過程の一段階で、有機的に時間をかけて養われます。
  • 52:06 - 52:15
    サマーディに・今に・時を超えた現実に長くいれば
  • 52:15 - 52:22
    いるほど、心・魂・アートマンからの指示が増え、
  • 52:22 - 52:29
    条件付けされた構造からの指示は減ります。こうして
  • 52:29 - 52:37
    人は低次の精神や病的な思考から解放されます。
  • 52:39 - 52:45
    内部配線が変わります。エネルギーはもはや無意識
  • 52:45 - 52:52
    に古い条件付けされた構造に流れません。つまり、
  • 52:52 - 52:59
    自己構造や外界の形態と同一視されなくなります。
  • 53:11 - 53:17
    サマーディを実現するには、自身の完全な降伏となる
  • 53:17 - 53:30
    偉大な努力と、自身の全存在やエネルギーの包括的
  • 53:30 - 53:38
    な降伏が必要です。努力と降伏のバランス、陰と陽です。
  • 53:38 - 53:43
    一種の努力のない努力です。
  • 53:48 - 53:54
    インドの神秘家でヨガ行者のパラマハンサ・ラマクリ
  • 53:54 - 54:01
    シュナ曰く「髪に火の付いた人が池を求める如く覚醒を
  • 54:01 - 54:07
    求めないのなら、求めるな。」全存在で求めるのです。
  • 54:07 - 54:13
    自我を超越する修行中は、胎児を生存させるために、
  • 54:13 - 54:22
    世のパターンに戻らないために、勇気、警戒、忍耐
  • 54:22 - 54:28
    が必要です。流れやマトリックスの容赦ない圧迫や
  • 54:28 - 54:36
    輪廻の歯車に逆らって進む意志が必要です。全呼吸、
  • 54:36 - 54:43
    全思考、全行動が源を悟るためにあるべきです。
  • 54:43 - 54:51
    サマーディは努力によっても、努力なしでも実現できません。
  • 54:51 - 54:56
    努力も無努力も捨ててください。精神の中にだけ存在する
  • 54:56 - 55:03
    二元性です。サマーディの実際の実現はあまりにも
  • 55:03 - 55:09
    単純で曖昧なため、二元論的な言葉で常に誤解されます。
  • 55:09 - 55:15
    世に目覚める原始意識は1つだけですが、それが多数の
  • 55:15 - 55:23
    の精神層に隠されています。雲の裏に隠れた太陽のように
  • 55:23 - 55:31
    層を1枚ずつ削るごとに、真我が明かされていきます。
  • 55:34 - 55:39
    精神層が落ちるごとに、違う名のサマーディで呼ばれます。
  • 55:39 - 55:45
    異なる経験や現象に名前を付けます。
  • 55:56 - 56:00
    サマーディは非常に簡単なので、何でありどう実現する
  • 56:00 - 56:05
    か教わったとしても、精神は必ずそれを見逃します。
  • 56:05 - 56:13
    サマーディは実際、簡単でも難しくもなく、精神がそう
  • 56:13 - 56:20
    するだけです。実現するために精神を止めるので、精神
  • 56:20 - 56:28
    がない限り問題ありません。出来事とは全く違います。
  • 56:37 - 56:43
    サマーディの最も簡潔な教えは、この句にあるかも
  • 56:43 - 56:49
    しれません。「静かになって、知りなさい。」
  • 57:00 - 57:05
    言葉や画像でどう静けさを、音を立てながらどう沈黙を
  • 57:05 - 57:12
    表現するのでしょうか。この映画はサマーディを概念的
  • 57:12 - 57:19
    に説明するものではなく、不活動への革命的な呼びかけ
  • 57:19 - 57:29
    です。瞑想・内的沈黙・祈りへの呼びかけと・・・
  • 57:29 - 57:33
    やめなさい!
  • 57:39 - 57:50
    病的な精神の行動をやめ、静かになり知ってください。
  • 57:55 - 58:00
    静寂から何が生まれるかは誰も言えません。
  • 58:00 - 58:06
    霊的な心から行動せよという呼びかけです。
  • 58:23 - 58:29
    それは古代を思い出すようなもので、魂が目覚めて
  • 58:29 - 58:35
    自分を思い出します。それまでずっと眠っていた乗客
  • 58:35 - 58:41
    でしたが、空虚が目覚め、自分は万物だと気付きます。
  • 58:45 - 58:51
    盲人に色を説明できないように、限られた自我の精神
  • 58:51 - 58:58
    にサマーディは想像できません。精神はそれを知ること
  • 58:58 - 59:04
    も作ることもできません。サマーディを悟るのは見方を
  • 59:04 - 59:13
    変えることで、物を見るのでなく見る者を認識します。
  • 59:16 - 59:21
    アッシジの聖フランチェスコは「探している物は、探して
  • 59:21 - 59:28
    いる者だ」と言いました。一度月を見れば、その反射
  • 59:28 - 59:37
    を認識できます。真我は万物に常在しますが、あなたは
  • 59:37 - 59:44
    それに気付きません。精神や感覚を超えて真我を認識し
  • 59:44 - 59:58
    それに留まれば、平凡さにも畏敬の念を抱きます。
  • 59:59 - 60:03
    自分自身が畏敬の対象になります。
  • 60:09 - 60:18
    欲を捨てたいと思うのも欲。捨てようとしないでください。
  • 60:18 - 60:25
    静かになる努力自体が行動なので、頑張っても無駄です。
  • 60:26 - 60:37
    既存の静寂さに気付き、「静かになって、知りなさい。」
  • 60:39 - 60:45
    すべての好みを捨てれば源が明確になりますが、源に
  • 60:45 - 60:50
    さえ執着しないでください。偉大な真実、道は1つでも
  • 60:50 - 60:56
    2つでもありません。ラマナ・マハルシは言いました。
  • 60:56 - 61:05
    「自己は1つで、制限されていれば自我で、無制限なら
  • 61:05 - 61:11
    それは無限で偉大な真実です。」
  • 61:16 - 61:25
    この説明を信じても、信じなくても見逃しました。どちら
  • 61:25 - 61:32
    も同じ精神レベルで作用するからです。知識は必要です
  • 61:32 - 61:39
    が、自己探求を始め、自分の存在のあらゆる側面を調べ、
  • 61:39 - 61:46
    誰が調査しているかを発見し、自己でなくより高い意志
  • 61:46 - 61:52
    に従って生きれば、知識を超えて旅する意志があるなら、
  • 61:52 - 62:00
    私が指摘することに気付くかもしれません。そして
  • 62:00 - 62:06
    初めて、存在の深遠な神秘と美を味わえます。
  • 62:09 - 62:16
    人生には別の可能性があります。概念や教義、条件
  • 62:16 - 62:23
    付けされた活動や好みを超えた、自身の存在の奥深い
  • 62:23 - 62:30
    静寂の中に、神聖で計り知れない何かを発見できます。
  • 62:33 - 62:42
    技術や儀式や実践からは得られません。それを得る方法
  • 62:42 - 62:47
    やシステムもありません。道への道はありません。
  • 62:53 - 62:59
    禅で言われているように、生まれる前の本来の顔を
  • 62:59 - 63:05
    発見することです。自分にさらに何かを加える
  • 63:05 - 63:12
    ことではありません。幻想を払拭する自分自身の
  • 63:12 - 63:25
    光になることです。名前や形を超えた神秘に留まるまで、
  • 63:25 - 63:33
    生命は常に満たされず、心が落ち着くことはありません。
  • 64:05 - 64:10
    「音楽」オーム・シュリーム・ラクシミ
Title:
サマーディ・パート2(勘違いしています)
Description:

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Video Language:
English
Team:
Awaken the World
Project:
01 -Samadhi Film Series
Duration:
01:10:26

Japanese subtitles

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