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マット・マレンウェッグ: State of the Word 2013

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    2013年版「WordPress の現在」基調講演
    マット・マレンウェッグ
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    こんにちは。
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    すごい、満員ですね!みんな、元気?
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    (拍手)
  • 0:12 - 0:15
    ふう。ほんとにたくさんの人がいますね。
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    ちょっと気になったんだけど、みんなどこから来たの?
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    NY、DC、ブラジル、DC、ボストン?
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    テキサス?
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    テキサスから来た人、いる?
  • 0:29 - 0:30
    (歓声)
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    いいグループが集まってるね。
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    始める前に、
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    まず、ゴールデンゲートスポンサーに
    お礼を述べたいと思います。
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    Bluehost 社と Dreamhost 社。
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    両方、僕も使っている
    すばらしいホスティングサービスです。
  • 0:39 - 0:43
    (拍手)
  • 0:43 - 0:46
    次に、
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    WordCamp SF でボランティアしてくれている方
  • 0:48 - 0:50
    手を挙げてください。
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    この方たちに拍手を !
  • 0:54 - 0:59
    (拍手)
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    彼らがいなければ、
  • 1:01 - 1:03
    こんなにスムーズなイベントは無理だったでしょう。
  • 1:03 - 1:06
    皆さんこれまで一日半、楽しんでくれていますよね ?
  • 1:06 - 1:08
    ですよね、ですよね。
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    では本題に入りましょう。
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    2013年、State of the Word の時間です。
  • 1:18 - 1:19
    僕の名前はマット・マレンウェッグ。
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    毎年言っていますが (笑) 。
  • 1:23 - 1:24
    セッション中に僕へツイートしたければ、
  • 1:24 - 1:26
    アカウントは @photomatt
  • 1:26 - 1:29
    ブログは、もちろん http://ma.tt/ です。
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    僕らは今年も、一年ごとに起こる変移を継続しています。
  • 1:32 - 1:36
    今回は、8回目の WordCamp サンフランシスコです。
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    そうですよね ?
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    最初始まった頃のことを考えるのはおもしろいです。
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    約3週間で計画を立てて、
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    会場が決まる1日前に告知を始め、
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    約300人が来てくれました。
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    WordCamp 運営者の皆さん、
  • 1:51 - 1:54
    会場が決まる前日に告知をするのはおすすめしません (笑)
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    いい写真をいくつか持ってきました。
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    かなり前なので、振り返るのもいいかなと思って。
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    駐車場の看板にTシャツをのせて、
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    参加者が見つけられるようにしました。
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    受付には敷地を囲むくらいの行列ができていました。
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    たくさん人がいたからというわけではなくて
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    参加者が到着してから
    参加用バッジを印刷することにしたからです。
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    ネットワークもすごく「洗練」されたものでした (笑)
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    ご覧の通り、Linksys コンシューマー向けの
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    「高品質」製品を用意していました。
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    席が足りなかったので、
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    床に座っている人もたくさんいました。
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    でもほんとに楽しかったです。
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    みんなも楽しんでいたし、
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    音楽だってありました。
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    それから、ぼくの髪はすごく短かった。
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    信じられます ?
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    でもあれから今まで、WordCamp の考え方は
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    ほとんど変わっていません。
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    シンプルで、低コストなイベントであること。
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    例えばマイク・アダムスやニコライが話したような
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    とても技術的なトピックについて学んだり
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    よりよいブロガーになる方法や写真撮影の手法など、
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    WordPress ブログのコンテンツに関する
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    ユーザー向けのトピックなどを学んだりするために
  • 3:04 - 3:07
    世界中から人が集まるというイベントであること。
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    でもまあそれ以外の部分は、
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    やりながら答えを見つけてきました。
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    参加者がお互いつながれるように
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    広すぎる地域よりもローカルなイベントを推奨し、
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    なるべく低コストに抑え、
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    かっこいいTシャツを用意し、
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    …ここにいる参加者のたくさんの人が
    WordCamp Tシャツを
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    着ているのが見えますね。
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    そうそう、明日 Automattic のオフィスに行ったら
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    「Tシャツ博物館」がありますよ。
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    世界の WordCamp の Tシャツを集めて
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    かっこいい、アートっぽい展示として飾っています。
  • 3:35 - 3:37
    ちょっと気になったんだけど、ここにいる人で
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    最初の WordCamp に来てくれた人、いますか ?
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    ボウ、君は手を下げて (笑) 。
  • 3:44 - 3:48
    この調査は正確じゃないですね。
  • 3:48 - 3:53
    10回以上 WordCamp に行ったことがある人は ?
  • 3:53 - 3:56
    20回以上 ?
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    今年だけで ?
  • 3:57 - 3:59
    (笑)
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    いや、本当に可能なんです。
  • 4:01 - 4:04
    これまでに合計314回の WordCamp が開催されました。
  • 4:04 - 4:07
    今年だけでも72回です。
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    でももっと驚いたのは
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    WordCamp でこれまでにスピーカーになった人の
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    数を合計すると何人になるか、分かる人はいますか ?
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    1,026人。これは、過去1年間だけの数です。
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    これまで12ヶ月間での合計数です。
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    さらに、もっと驚きなのは
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    WordPress.tv の WordCamp 動画はこれまでに
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    合計140万回再生されています。
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    スピーカーにプレッシャーを与えるわけではありませんが
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    観客席にいる、多すぎると思える人たちよりも
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    もっと多くの観客がいるということです。
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    その他最近の話をしましょう。
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    祝福パーティの二日酔いが思い出に
    なった人もいるかもしれませんが
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    5月27日に10周年を迎えました。
  • 4:46 - 4:54
    (拍手)
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    テキサス州オースティンから
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    ベトナムのハノイまで、
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    世界中でお祝いが開かれました。
  • 5:01 - 5:04
    Meetup.com サイトによると、
  • 5:04 - 5:07
    合計4,999人が参加したそうです。
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    最後の写真の人はどこにいたんだっけ ?
    (訳注: コア開発者の Dougal)
  • 5:13 - 5:15
    でも、ほんとに現実じゃないような感じがしました。
  • 5:15 - 5:16
    これ、すてきですよね !
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    でももっとすごかったのは、これ。
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    プラグインピニャータ。
  • 5:19 - 5:23
    (歓声)
  • 5:23 - 5:25
    あのパーティに行ってた人もいた ?
  • 5:25 - 5:32
    (うん !)
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    ピニャータだけじゃなくて、
    現実じゃないように思えたのは、
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    でも、世界中からストリームに写真が、
  • 5:39 - 5:42
    24時間くらいの間ずっと
    表示され続けるのを眺めたことでした。
  • 5:42 - 5:45
    マイク・リトルと僕が10年前にスタートを助けた
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    このプロジェクトがそのきっかけになったなんて、と。
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    10年の時間を経て
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    100%確実に言えるのは、
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    WordPress ピニャータが現れて叩かれるなんて、
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    僕らのどちらもまったく予想していませんでした。
  • 6:02 - 6:06
    これまで1年間を振り返って、
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    10周年を迎えた以外に何があったか見てみましょう。
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    もちろん、Elvin のリリースがありました。
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    やっと、メディア機能関連のリニューアルを行って、
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    とても人気があるリリースでした。
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    Twenty Twelve テーマも追加しました。
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    これは、その新しいメディア画面です。
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    また、管理画面を Retina 向けに対応するという
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    最初の試みも行いました。
  • 6:26 - 6:27
    さて、
  • 6:27 - 6:32
    3.6 リリースについて
    たくさんの質問や噂があるのは知っています。
  • 6:32 - 6:34
    Jay-Z や ジャスティン・ティンバーレイクが
  • 6:34 - 6:35
    アフターパーティに来るのかどうか、という質問と
  • 6:35 - 6:38
    同じくらいたくさん。
  • 6:38 - 6:42
    いろいろな理由から、今週末 3.6 リリースは行いません。
  • 6:42 - 6:44
    イベントを楽しみに来てるんですから。
  • 6:44 - 6:47
    リリースが楽しくないって訳じゃないですけど (笑) 。
  • 6:47 - 6:49
    でも、ちょっと違ったことを試してみることにしました。
  • 6:49 - 6:52
    3.6 リリースビデオ世界初の試写会を
  • 6:52 - 6:56
    みなさんと一緒にここで行います。
  • 6:56 - 7:00
    準備はいいですか ?
  • 7:00 - 7:03
    じゃあ、照明を落としてもらえますか ?
  • 7:03 - 7:08
    ちょっと暗めにしましょう。
  • 7:08 - 7:10
    音楽でもかけた方がいいですよね。
  • 7:10 - 7:13
    ♪ Let's get it on...
  • 7:16 - 7:18
    では、どうぞ。
  • 7:18 - 7:21
    この動画は今までとちょっと違います。
  • 7:21 - 7:24
    "3.6 Oscar"
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    "Twenty Thirteen テーマの紹介"
  • 7:28 - 7:31
    "大胆でカラフルな、
    ブログにフォーカスしたデフォルトテーマ"
  • 7:32 - 7:33
    これが Twenty Thirteen だよ。
  • 7:33 - 7:35
    "ユニークなスタイルの投稿フォーマット"
  • 7:35 - 7:39
    "どんなデバイス上でも美しく表示"
  • 7:41 - 7:46
    "ネイティブな動画に新規対応"
  • 7:51 - 7:53
    "URL をペーストすれば完了"
  • 8:00 - 8:02
    "(ネイティブな音声対応も)"
  • 8:14 - 8:16
    "Rdio と Spotify 埋め込みにデフォルト対応"
  • 8:16 - 8:19
    プロの俳優を雇いました (笑) 。
  • 8:23 - 8:27
    "自動保存機能の改善で、中断したところから再開可能に"
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    今の、見たよね ?
  • 8:47 - 8:50
    "メニュー UI の改善でカスタマイズがさらに簡単に"
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    "投稿ロック機能の改善で、誰がいつ編集中か分かります"
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    "新しい履歴管理機能: 投稿のタイムマシーン"
  • 9:20 - 9:21
    "WordPress 3.6:"
  • 9:21 - 9:25
    "メディア・コラボレーション・編集・ナビゲーションをストリームライン化"
  • 9:26 - 9:32
    "3.6 Oscar"
  • 9:32 - 9:41
    (大きな拍手)
  • 9:41 - 9:43
    マーク・ジェイクィスとアレン・ホークリー
  • 9:43 - 9:45
    どこにいる ?
  • 9:45 - 9:47
    それからキャンベル !
  • 9:47 - 9:49
    バージョン 3.6 のリード開発者たち !
  • 9:49 - 9:57
    (大きな拍手)
  • 9:57 - 10:00
    もうすぐ公開されます。
  • 10:00 - 10:03
    でもまだ詳しくは言えないけど…本当にもうすぐ。
  • 10:03 - 10:05
    もう見たと思いますが、ジャズミュージシャン名は
  • 10:05 - 10:07
    「オスカー」です。
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    オスカー・ピーターソンからもらいました。
  • 10:13 - 10:15
    さらに、過去一年間では WordPress.org サイトにも
  • 10:15 - 10:17
    いくつかの更新を加えました。
  • 10:17 - 10:20
    大きな変更はもちろん、make.wordpress.org ブログ。
  • 10:20 - 10:23
    1年間に合計で1万件以上の投稿とコメントが
  • 10:23 - 10:24
    ブログに寄せられました。
  • 10:24 - 10:27
    本当にたくさんです。昨年に比べ倍以上になっています。
  • 10:27 - 10:29
    プラグイン作者もこの会場にいると思いますが…
  • 10:29 - 10:30
    待って。プラグイン作者の方は手を挙げてみてください。
  • 10:30 - 10:31
    ちょっと興味がわいたので。
  • 10:31 - 10:33
    わぁ、けっこう…
  • 10:33 - 10:34
    うーん、会場の手を挙げた人の割合を口にすると
  • 10:34 - 10:36
    間違ってるって周りからよく笑われるんですが
  • 10:36 - 10:41
    まあ、じゃあ、9割くらいと言っておきましょう (笑) 。
  • 10:41 - 10:43
    会場にいる人のうちでね。
  • 10:43 - 10:45
    新しいプラグインレビューシステムを導入しました。
  • 10:45 - 10:48
    五つ星評価はすべて、
    レビューに付随するようになりました。
  • 10:48 - 10:49
    つまり、例えば
  • 10:49 - 10:52
    理由なくプラグインに一つ星をつけることは
    できなくなりました。
  • 10:52 - 10:53
    各レビューはスレッド形式になっており
  • 10:53 - 10:55
    返信をつけることもできます。
  • 10:55 - 10:57
    さらに、評価とレビューの投稿者は
  • 10:57 - 10:59
    後から評価の変更もできるようになりました。
  • 10:59 - 11:05
    (拍手)
  • 11:05 - 11:06
    これは見ていて本当にわくわくします。
  • 11:06 - 11:09
    一つ星が五つ星に変更されたのを何度も目にしたので。
  • 11:09 - 11:11
    また、プラグイン作者が今までよりも
  • 11:11 - 11:14
    プラグインのフォーラムで活発に
    活動するようになったとも思います。
  • 11:14 - 11:16
    そんなにたくさんのコードを変更したわけではないのに、
  • 11:16 - 11:18
    ちょっとしたひとつの変更が
  • 11:18 - 11:20
    ユーザーの行動に大きな変化を及ぼしたのは
  • 11:20 - 11:21
    興味深いと思います。
  • 11:21 - 11:24
    将来は、現在の五つ星評価のシステムをリタイヤして
  • 11:24 - 11:27
    100%プラグインを使った形式にします。
  • 11:27 - 11:29
    プラグインレビュー・評価のリセットを行います。
  • 11:29 - 11:31
    オットーが正確な数字を知ってると思うけど
  • 11:31 - 11:34
    今のところ、5万件だっけ ?
  • 11:34 - 11:35
    だいたいあってる ?
  • 11:35 - 11:37
    4万件。
  • 11:37 - 11:39
    ソフト・ローンチ以来、4万件のレビューが
  • 11:39 - 11:40
    追加されたそうです。
  • 11:40 - 11:41
    そしてついに
  • 11:41 - 11:43
    …すでに最初の章を読んだ方もいるかもしれませんが…
  • 11:43 - 11:46
    「WordPress the Book」
  • 11:46 - 11:48
    WordPress の歴史を綴った本の
  • 11:48 - 11:50
    第一章を公開しました。
  • 11:50 - 11:53
    ひと味違った試みとして、初めて
  • 11:53 - 11:55
    …少なくとも僕が関わった本としては初めて、
  • 11:55 - 11:57
    GitHub 上で執筆が行われています。
  • 11:57 - 12:01
    WordPress の歴史に書かれているテキストの
  • 12:01 - 12:06
    変更、歴史、プルリクエストなどを
    実際に見ることができます。
  • 12:06 - 12:08
    ソフトウェア自体と似た手法で
    その歴史の本を書いているのは
  • 12:08 - 12:11
    とてもぴったりの方法だと思います。
  • 12:11 - 12:14
    これは、ショバーンとクリスタが執筆中です。
  • 12:14 - 12:15
    二人に拍手を !
  • 12:15 - 12:21
    (拍手)
  • 12:21 - 12:23
    その他のコアプロジェクト関連の動きとして
  • 12:23 - 12:25
    4,600万回のダウンロード。
  • 12:25 - 12:30
    つまり、1年間毎日14万7千回
    ダウンロードされたということになります。
  • 12:30 - 12:32
    いつも本当にびっくりします。
  • 12:32 - 12:35
    336個のテーマが追加されました。
  • 12:35 - 12:38
    昨年の数に比べ、2.3倍です。
  • 12:38 - 12:40
    注目に値するのは、これらのテーマひとつひとつが
  • 12:40 - 12:42
    テーマレビュープロセスを通過したという点です。
  • 12:42 - 12:43
    申請されたテーマそれぞれに、
  • 12:43 - 12:45
    たくさんのレビューが行われます。
  • 12:45 - 12:49
    次に、9,334個のプラグインが申請され、
  • 12:49 - 12:51
    6,758個が承認されました。
  • 12:51 - 12:53
    通らなかった3,000個ちょっとのプラグインには
  • 12:53 - 12:57
    申し訳ないですが。多分スパムかな (笑) 。
  • 12:57 - 12:58
    でも、とうとう公式ディレクトリ登録プラグインの数が
  • 12:58 - 13:01
    2万6千個を超えたのを見ることができてうれしく思います。
  • 13:01 - 13:06
    ほんとうに、使えるプラグインの数が
    すごく増えたと言えます。
  • 13:06 - 13:08
    最後にスポットライトを当てたい部分は
  • 13:08 - 13:10
    モバイルアプリがうまくいっているという点です。
  • 13:10 - 13:13
    合計、15回のアップデートを行いました。
  • 13:13 - 13:17
    iOS で3回、Android と Windows Phone でそれぞれ6回。
  • 13:17 - 13:23
    より素早く改善が行われています。楽しみですね。
  • 13:23 - 13:24
    毎年貢献者についてお話しするとき、
  • 13:24 - 13:26
    数人の方をハイライトしています。
  • 13:26 - 13:29
    コミュニティの新顔たち。
  • 13:29 - 13:31
    ここにいる皆さんと世界中で動画を見ている方に
  • 13:31 - 13:33
    彼らをご紹介したいと思います。
  • 13:33 - 13:35
    まず、二人。
  • 13:35 - 13:38
    二人のコンスタンティンです。
  • 13:38 - 13:49
    (拍手)
  • 13:49 - 13:51
    次に、マイクとアダム。
  • 13:51 - 13:55
    このアダムの写真は数時間前に取りました (笑) 。
  • 13:55 - 14:00
    (拍手)
  • 14:00 - 14:02
    この写真と同じ人を会場で見つけられるはずです。
  • 14:02 - 14:05
    全く同じ服装をしていますから。
  • 14:05 - 14:06
    スコットとドリュー。
  • 14:06 - 14:12
    (拍手)
  • 14:12 - 14:14
    スーパーヒーロー ? WordPress 貢献者 ?
  • 14:14 - 14:16
    彼がどちらなのかは、よく分かりませんが。
  • 14:16 - 14:18
    最後にデイヴ・マーティンと、ヨアン・アズムスン。
  • 14:18 - 14:25
    (拍手)
  • 14:25 - 14:27
    他にも多くの人が話題にしているのは、
  • 14:27 - 14:28
    アンケートの結果についてです。
  • 14:28 - 14:30
    約3万件の返信がありました。
  • 14:30 - 14:32
    178ヶ国から。
  • 14:32 - 14:36
    いつもと同じように、
    WordPress の好きな点を尋ねました。
  • 14:36 - 14:41
    「雨に濡れたバラ」や「子猫のひげ」は
    上位には入りませんでしたが、
  • 14:41 - 14:43
    「コミュニティ」や「使いやすさ」が、
  • 14:43 - 14:45
    引き続き多くの人が挙げた好きな点でした。
  • 14:45 - 14:46
    そして、嫌いな点としては今回も
  • 14:46 - 14:48
    「プラグイン」が優勝。
  • 14:48 - 14:55
    2万6千個のプラグインのうち、
    いくつかが悪さしているんでしょう (笑) 。
  • 14:55 - 14:56
    でも「なし」というキーワードが上位にあったのも
  • 14:56 - 14:58
    うれしく思いました。
  • 14:59 - 15:03
    続いて「アップデート」「セキュリティ」がランクイン。
  • 15:03 - 15:06
    今年は気になっていた新しい質問も加えました。
  • 15:06 - 15:10
    「WordPress にアクセスするのに
    どのデバイスを使っていますか ?」
  • 15:10 - 15:11
    という複数選択可の質問です。
  • 15:11 - 15:13
    例えば僕が回答するなら
  • 15:13 - 15:16
    WordPress を Web、iPad、iPhone、Android Phone で
  • 15:16 - 15:18
    使うと答えるでしょう。
  • 15:18 - 15:20
    結果はこうなりました。
  • 15:20 - 15:24
    とても興味深いと思います。
  • 15:24 - 15:27
    だんだん表示されてきます。
  • 15:27 - 15:29
    両端の回答が興味深いと感じました。
  • 15:29 - 15:31
    間にある回答はだいたい期待通りでした。
  • 15:31 - 15:32
    まず、最初に謎に思ったのは
  • 15:32 - 15:34
    WordPress を Web 上でまったく使わないと答えた
  • 15:34 - 15:36
    2%の人たちって誰なんだろう ? ってこと。
  • 15:36 - 15:37
    おもしろいですね。
  • 15:37 - 15:40
    どうやってアンケートに答えたのかな ? スマホでしょうか。
  • 15:40 - 15:42
    次に右側。
  • 15:42 - 15:43
    おもしろいと思ったのは、
  • 15:43 - 15:45
    12% が、例えば MarsEdit のような
  • 15:45 - 15:46
    デスクトップアプリから WordPress を使っていること。
  • 15:46 - 15:48
    期待していたよりもかなりたくさんの数でした。
  • 15:48 - 15:50
    これは、ブラウザ以外のデスクトップアプリです。
  • 15:50 - 15:51
    それから、
  • 15:51 - 15:53
    Android タブレットについて耳にした噂や
  • 15:53 - 15:54
    ニュースで聞いた話によると、
  • 15:54 - 15:56
    全然使われていないということらしかったので
  • 15:56 - 15:59
    18%が WordPress を Android タブレットからも
  • 15:59 - 16:01
    使っていると聞いてけっこうびっくりしました。
  • 16:01 - 16:04
    ここで、Android タブレットを使っている人います ?
  • 16:04 - 16:06
    今使っている人 ?
  • 16:06 - 16:08
    (笑) いいね。
  • 16:09 - 16:11
    質問には Kindle Fire のことも書いたと思うので、
  • 16:11 - 16:14
    それも含まれていると思います。
  • 16:15 - 16:16
    次に、もちろん
  • 16:16 - 16:18
    いつものスタンダードな質問を尋ねました。
  • 16:18 - 16:19
    「WordPress を何に使っていますか ?」
  • 16:19 - 16:21
    毎年変化を見るのが興味深い質問です。
  • 16:21 - 16:24
    去年と今年の結果を含めました。
  • 16:24 - 16:25
    どちらも CMS としての利用者が少し増えており、
  • 16:25 - 16:27
    ブログと CMS 両方という人がちょっと減りました。
  • 16:27 - 16:30
    ブログだけという人もほんの少し減りました。
  • 16:30 - 16:31
    今年初の選択肢として加えたのが、
  • 16:31 - 16:33
    アプリケーションプラットフォーム
    としての WordPress 利用。
  • 16:33 - 16:37
    現在、3万人のうち7%です。
  • 16:37 - 16:42
    つまり1500人以上 ? が、
  • 16:42 - 16:44
    WordPress を主に
  • 16:44 - 16:46
    アプリケーションプラットフォームとして
    使っているとのことです。
  • 16:46 - 16:49
    このことについて1〜2年前に話し始めたとき、
  • 16:49 - 16:52
    このサイクルの最初の方にいるんだ、と言いました。
  • 16:52 - 16:54
    なので、だんだん増えていっているのを見てうれしく思うし
  • 16:54 - 16:57
    ブログ / CMS 両方の人の数字に
    近づいていくと予想しています。
  • 16:57 - 16:59
    今年、もう一つ新しいことをしました。
  • 16:59 - 17:00
    実は僕たちがやったのではなくて、
  • 17:00 - 17:03
    WPEngine のすばらしい皆さんがやってくれたのですが。
  • 17:03 - 17:07
    広範囲の、統計的に有効な
  • 17:07 - 17:10
    アメリカ合衆国の成人人口のサンプルに対し
  • 17:10 - 17:12
    この質問を尋ねたそうです。
  • 17:12 - 17:14
    「WordPress を知っていますか ?」
  • 17:14 - 17:16
    他の質問もいくつか聞いたみたいですが。
  • 17:16 - 17:20
    これは一般的に、ブランド認知度調査と呼ばれるものです。
  • 17:20 - 17:24
    30%弱の人が「はい」と答えたそうです。
  • 17:24 - 17:27
    これがいい数字なのかどうか、
    まだ判断に迷っているんですが
  • 17:27 - 17:30
    でも、僕のランダムサンプリングの
    調査結果とは一致しています。
  • 17:30 - 17:34
    飛行機で隣に座った人に対しての。
  • 17:34 - 17:35
    最近は、3人に1人くらいは僕を見て
  • 17:35 - 17:37
    変なやつだと思わないみたいだし
  • 17:37 - 17:39
    WordPress のロゴがいろんなところについてるのも
  • 17:39 - 17:40
    不思議がられないですから。
  • 17:41 - 17:44
    「その "W" のロゴ、何 ?」って。
  • 17:44 - 17:47
    なので、これは良いことです。
  • 17:47 - 17:49
    やっぱりこの数がいいか悪いかまだ分からないんですが、
  • 17:49 - 17:52
    今後のベースラインとしては興味深い数だと思います。
  • 17:53 - 17:56
    3分の1というのはけっこうメインストリームだと思いますが
  • 17:56 - 17:59
    それ以上にメインストリームになれるでしょうか ?
  • 17:59 - 18:01
    例えば、ジャスティン・ビーバー並みに。
  • 18:01 - 18:03
    (笑)
  • 18:03 - 18:06
    でも、猿の助けは借りずに。
  • 18:06 - 18:08
    ビーバーのファンは猿のストーリー知ってるよね。
  • 18:08 - 18:11
    ベルリンにペットの猿を連れて行って
  • 18:11 - 18:13
    通関に引っかかっちゃったらしいんだけど
  • 18:13 - 18:15
    猿を置き去りにしたんだって。
  • 18:15 - 18:16
    (ええーっ)
  • 18:17 - 18:19
    ああ、ブーイングしないで。
  • 18:21 - 18:23
    おっと、スライドがまだあったみたい。失礼。
  • 18:23 - 18:24
    では、最後に
  • 18:24 - 18:27
    僕らが「Web を民主化する」というゴールに向けて
  • 18:27 - 18:30
    進捗を計るために主に使っている数字をご紹介します。
  • 18:30 - 18:36
    Web の 18.9% が WordPress を使っています。
  • 18:36 - 18:45
    (拍手)
  • 18:45 - 18:47
    この数字にはいつも本当に驚かせられます。
  • 18:47 - 18:49
    この調査は以前よりもさらに広範囲になっています。
  • 18:49 - 18:51
    以前はトップ100万サイトの調査だったのですが
  • 18:51 - 18:54
    現在はトップ1000万サイトに対して調査を行っています。
  • 18:54 - 18:56
    今のところ最善の方法です。
  • 18:56 - 18:58
    このデータはすばらしいですし、
  • 18:58 - 19:00
    昨年の成長は喜ぶべきことではありますが、
  • 19:00 - 19:05
    しかし、数字の裏を見ると危険も潜んでいます。
  • 19:05 - 19:08
    おっと、スライドが見られないですね。残念 !
  • 19:08 - 19:10
    あーあ。
  • 19:12 - 19:16
    昨年の WordCamp、午前中のセッションで
  • 19:16 - 19:18
    僕が、これまでの WordCamp の中で
  • 19:18 - 19:21
    最も重要なプレゼンだったと思うものがありました。
  • 19:21 - 19:22
    僕のものも含めて。
  • 19:22 - 19:24
    僕のよりも良かった。
  • 19:24 - 19:25
    カリフォルニア在住のプロダクトデザイナー
  • 19:25 - 19:27
    ニア・イーアルのものです。
  • 19:27 - 19:29
    彼の話した内容を噛み砕いてご紹介しますが
  • 19:29 - 19:34
    実際のプレゼンを見たい方は WordPress.tv でどうぞ。
  • 19:34 - 19:38
    彼のサイトは「NearAndFar.com」。
  • 19:38 - 19:39
    このサイト名は
  • 19:39 - 19:42
    彼の名前の読み方を思い出す唯一の手がかりです (笑) 。
  • 19:42 - 19:44
    僕の大好きなブログのひとつでもあります。
  • 19:44 - 19:46
    彼の話した内容について触れる前に、
  • 19:46 - 19:47
    アンケートを取らせてください。
  • 19:47 - 19:49
    そんなに昔ではないですが、WordCamp で
  • 19:49 - 19:51
    「スマートフォンを持っている人 ?」と尋ねたら
  • 19:51 - 19:53
    半分以下しか手を挙げなかったことがありました。
  • 19:53 - 19:55
    iPhone はまだたった5歳なんだって
  • 19:55 - 19:56
    簡単に忘れてしまいますよね。
  • 19:56 - 20:00
    その以前は Treo とか Blackberry とかを持っていたんです。
  • 20:00 - 20:02
    でも、みんなスマホを持っていると想定しましょう。
  • 20:02 - 20:04
    別のアンケートをします。
  • 20:04 - 20:06
    今までに「ファントム・バズ (幻想振動症候群)」を
  • 20:06 - 20:08
    感じたことがある人 ?
  • 20:09 - 20:11
    ですよね。
  • 20:11 - 20:13
    じゃあ、友達の電話がバイブレートして、
  • 20:13 - 20:16
    ポケットにある自分の電話を確認したことは ?
  • 20:16 - 20:18
    それとか、テーブルがバイブレーションで揺れて
  • 20:18 - 20:21
    みんなびくっとしたりしますよね。
  • 20:21 - 20:25
    さらに、「あくびの感染」の現代版は、
  • 20:25 - 20:29
    誰かがスマホを取り出すと、他の人もみんなそうする現象。
  • 20:29 - 20:34
    共有というか、伝染性がありますよね。
  • 20:35 - 20:38
    インディアナ大学のリサーチによると
  • 20:38 - 20:41
    過去2週間に 89% の学部生が
  • 20:41 - 20:43
    ファントム・バズを経験したそうです。
  • 20:43 - 20:46
    原因はまだはっきり解明されていないそうですが
  • 20:46 - 20:48
    電話の振動を発生させるきっかけに対して
  • 20:48 - 20:50
    心理的な愛着があればあるほど、
  • 20:50 - 20:53
    この体験をする傾向があるそうです。
  • 20:53 - 20:55
    特に、テキストメッセージの着信とか。
  • 20:57 - 21:00
    ちょっとクレイジーだなと思いました。
  • 21:00 - 21:02
    スマホが体の一部になって、
  • 21:02 - 21:05
    存在しないと変な気分になる、みたいな。
  • 21:05 - 21:06
    正直に言ってください。
  • 21:06 - 21:08
    このプレゼンが始まってから
  • 21:08 - 21:10
    スマホの画面を見た人、手を挙げて。
  • 21:10 - 21:12
    痛っ。
  • 21:12 - 21:14
    来年はもっと面白くするよう、がんばります。
  • 21:14 - 21:15
    (笑)
  • 21:16 - 21:18
    長いヒゲの人をもっと登場させないと。
  • 21:18 - 21:20
    気づいたか分からないけど、
  • 21:20 - 21:21
    あの動画の気に入ってるところは、
  • 21:21 - 21:23
    分かりやすいよう音量をちょっと上げたんだけど
  • 21:23 - 21:24
    ヒゲの二人がハイファイブをやったあと、
  • 21:24 - 21:26
    指をパチンってスナップしたところ。
  • 21:27 - 21:29
    すごい良かった。
  • 21:30 - 21:32
    話を戻して、ニアによると
  • 21:32 - 21:34
    この原因には理論がある。
  • 21:34 - 21:35
    「(A.) T. A. R. I.」理論。
  • 21:35 - 21:38
    この ATARI の A にはあまり意味がなくって、
  • 21:38 - 21:41
    冠詞の a みたいなもの。
  • 21:41 - 21:43
    TARI のパートは興味深い。
  • 21:43 - 21:48
    T はきっかけ (Trigger)、A は行動 (Action) 。
  • 21:48 - 21:52
    R は報酬 (Reward)、I は投資 (Investment) 。
  • 21:53 - 21:54
    「きっかけ」は、内部的なものでもいいし
  • 21:54 - 21:56
    外部的なものでもいい。
  • 21:56 - 21:59
    外部的きっかけは、例えばスマホの振動。
  • 21:59 - 22:01
    または運転しているときに看板を見かけて
  • 22:01 - 22:03
    何らかの行動を起こすことを決めたりとか。
  • 22:03 - 22:05
    WordPress ブログで新しいコメントがついて、
  • 22:05 - 22:07
    メール通知が来たりとか。
  • 22:07 - 22:10
    内部的きっかけは、感情とか状態とか。
  • 22:10 - 22:13
    疲れていたり、寂しかったり、退屈していたり
  • 22:13 - 22:16
    おなかが空いていらいらしていたり。
  • 22:16 - 22:20
    そういう気持ちになったことある ?
  • 22:20 - 22:21
    こういうのが、内部的きっかけ。
  • 22:21 - 22:23
    デフォルトの反応がすでにある。
  • 22:23 - 22:25
    例えば寂しく思ったときに
  • 22:25 - 22:27
    Facebook をチェックするとか。
  • 22:27 - 22:29
    この反応が起こるとき、脳は何も考えていません。
  • 22:29 - 22:31
    自動的な反応なんです。
  • 22:31 - 22:33
    この反応が起こっているときに脳をスキャンすると、
  • 22:33 - 22:35
    活性化される脳の一部が…
  • 22:35 - 22:37
    なんていうんだっけ、用語があったよね。
  • 22:37 - 22:40
    自律…
  • 22:40 - 22:41
    何とか。
  • 22:41 - 22:43
    脳内で高度な処理をする部分は動作していないんです。
  • 22:43 - 22:46
    文字通り、動物的な脳の中枢部分だけが
  • 22:46 - 22:48
    物事に直接反応しているんです。
  • 22:48 - 22:50
    そして、面白いことが起こるんです。
  • 22:50 - 22:53
    例えば、コメント通知が来て電話が鳴るとします。
  • 22:53 - 22:59
    電話がバズる ? (笑)
  • 22:59 - 23:03
    バズ・ライトイヤーからコメントの通知が来たから (笑)。
  • 23:03 - 23:04
    で、読みたくなる。
  • 23:04 - 23:06
    そこで、WordPress のアイコンをクリックします。
  • 23:06 - 23:08
    こういう時に脳の報酬を感じる部分で
  • 23:08 - 23:09
    ドーパミンが活性化するのは
  • 23:09 - 23:12
    報酬を実際に受け取るより前なんだそうです。
  • 23:12 - 23:15
    報酬を「期待すること」自体が
  • 23:15 - 23:18
    ドーパミンを発生させるんです。
  • 23:18 - 23:19
    実際に報酬を受け取った瞬間には…
  • 23:19 - 23:21
    例えば、バズ・ライトイヤーからのすてきなコメントとか…
  • 23:21 - 23:24
    ドーパミンレベルは下がるんです。
  • 23:24 - 23:26
    そして、脳の報酬を感じる部分はそこまで反応しない。
  • 23:26 - 23:28
    とても興味深いと思います。
  • 23:28 - 23:30
    次に、心理学者スキナーの実験などからも
  • 23:30 - 23:32
    分かっているように、
  • 23:32 - 23:34
    報酬は、間欠性がある方が効果的だそうです。
  • 23:34 - 23:36
    例えば、
  • 23:36 - 23:39
    誰かお気に入りの読者からのコメントとか
  • 23:39 - 23:44
    給料が銀行口座に振り込まれたというメール通知とか。
  • 23:44 - 23:46
    ナイジェリアの王子があなたの口座に
  • 23:46 - 23:49
    お金を振り込みたいっていう通知とか。
  • 23:49 - 23:51
    (笑)
  • 23:51 - 23:54
    これらにはそれぞれ違ったレベルの価値がありますよね。
  • 23:54 - 24:00
    それが、このシステムが中毒的になる理由でもあります。
  • 24:00 - 24:02
    電話で通知音が鳴ったときポケットから出そうとすると
  • 24:02 - 24:04
    ドーパミンが発生しますが、
  • 24:04 - 24:06
    でも開けてみると、
  • 24:06 - 24:09
    毎回給与振り込みの通知ではないわけです。
  • 24:09 - 24:11
    まあ、隔週1度くらいしかメールをチェックしなくて、
  • 24:11 - 24:13
    そのたびに振り込みの通知が来るのではない限り。
  • 24:13 - 24:16
    最後に、Investment (投資) の I について。
  • 24:16 - 24:18
    投資、つまり、自分自身で何かを作ること。
  • 24:18 - 24:21
    この一番うまい説明のしかたはっていうと、
  • 24:21 - 24:26
    会場で、IKEA の家具を組み立てたことがある人、いる ?
  • 24:29 - 24:34
    たくさんのパーツと不可解な説明書を手にして
  • 24:34 - 24:36
    いっしょうけんめい組み立てて。
  • 24:36 - 24:39
    完成したものを眺めて、
  • 24:39 - 24:42
    「ちょっと曲がってるな…」みたいな。
  • 24:42 - 24:45
    で、余るべきではないパーツがいくつか残っていたり。
  • 24:45 - 24:48
    でも、自分で作った家具なんだ。
  • 24:48 - 24:49
    いい気分だよね。
  • 24:49 - 24:50
    僕、実は他の州に引っ越すときに IKEA の家具を
  • 24:50 - 24:52
    わざわざ運んだことがあったよ。
  • 24:52 - 24:55
    捨ててまた新しいのを買った方が安いのにね。
  • 24:55 - 24:59
    他の州に運ぶより。
  • 24:59 - 25:03
    でも、これは「投資」の一部なんです。
  • 25:03 - 25:04
    何かに対して力を注いだ場合、
  • 25:04 - 25:07
    さらに愛着を感じるようになるんです。
  • 25:07 - 25:09
    折り紙を使った研究が行われています。
  • 25:09 - 25:11
    プロの折り紙作成者が作った
  • 25:11 - 25:13
    すごくよくできた作品と、
  • 25:13 - 25:16
    普通の人が折った作品を用意して、
  • 25:16 - 25:19
    第三者に両方を評価してもらったそうです。
  • 25:19 - 25:22
    プロの作品はもちろん100点満点。
  • 25:22 - 25:23
    かっこよくて、誰もが気に入りました。
  • 25:23 - 25:27
    一方、自分で作った作品を評価した場合、
  • 25:27 - 25:31
    プロの作品に対して平均9割くらいの点をつけたそうです。
  • 25:31 - 25:35
    しかし、第三者が普通の人の技術を評価した場合は
  • 25:35 - 25:39
    約1割くらいの点数になったそうです。
  • 25:39 - 25:41
    つまり、人は自分自身の作品の価値を
  • 25:41 - 25:43
    9倍も過大評価してしまうということです。
  • 25:43 - 25:46
    他の人の評価に比べて。
  • 25:46 - 25:48
    例えばこういった時のことも考えてみてください。
  • 25:48 - 25:53
    Facebook プロフィールのヘッダー画像を選ぶ時に
  • 25:53 - 25:56
    自分のパーソナリティを完璧に表現する画像を探したり
  • 25:56 - 25:58
    26,000個のプラグインから
  • 25:58 - 26:00
    自分のサイトにぴったり合ったものを見つけるために
  • 26:00 - 26:02
    何時間も費やした場合。
  • 26:02 - 26:04
    こういった「投資」を行うことで
  • 26:04 - 26:06
    結果に対してさらに愛着を持つようになるんです。
  • 26:06 - 26:08
    WordPress ユーザーというコンテキストをもとに、
  • 26:08 - 26:11
    習慣、ループ、フック、きっかけなどについて考えるのは
  • 26:11 - 26:13
    面白いと思います。
  • 26:13 - 26:15
    全然コードを触らないユーザーの場合は ?
  • 26:15 - 26:17
    開発者の場合は ?
  • 26:17 - 26:19
    プラグイン作者の場合は ?
  • 26:19 - 26:21
    彼らを引きつけるものって何だろう ?
  • 26:21 - 26:23
    この図は、ユーザーが WordPress に対し
  • 26:23 - 26:26
    どうして魅力を感じるのかを表した一つの例です。
  • 26:26 - 26:27
    インスピレーションを受けてアイディアが生まれる。
  • 26:27 - 26:29
    これがきっかけです。
  • 26:29 - 26:31
    それに対する最初の反応は投稿を書き始めること。
  • 26:31 - 26:35
    WordPress にログインして書き込み、公開する。
  • 26:35 - 26:37
    次に、フィードバックをもらい始める。
  • 26:37 - 26:39
    これが「報酬」であるとも言えます。
  • 26:39 - 26:40
    長い時間をかけた投稿を誰も読んでくれないことも
  • 26:40 - 26:42
    時にはありますが…。
  • 26:42 - 26:43
    そういうとき、最悪だよね。
  • 26:43 - 26:47
    5分くらいで書いた投稿にたくさんトラフィックが来て
  • 26:47 - 26:52
    何時間もかけたものは、反応が鈍かったりね。
  • 26:52 - 26:55
    よくあることなのかな (笑) ?
  • 26:55 - 26:57
    「投資」は、かけた時間でもあるし
  • 26:57 - 26:59
    同時に、蓄積された価値でもある。
  • 26:59 - 27:01
    例えば、購読者数とか。
  • 27:01 - 27:03
    増えていく数は、
  • 27:03 - 27:07
    プラットフォームに対する時間投資の象徴でもある。
  • 27:07 - 27:10
    Twitter のフォロワーやブログの購読者は、
  • 27:10 - 27:12
    ブログを書いたりツイートをしたりした
  • 27:12 - 27:14
    時間を表しているともいえる。
  • 27:16 - 27:18
    これに関しては、モバイルアプリから
  • 27:18 - 27:20
    多くのインスピレーションを受けています。
  • 27:20 - 27:23
    画面サイズの小ささというよりは、
  • 27:23 - 27:26
    モバイルデバイスを使っている場合に
  • 27:26 - 27:28
    人々の集中力が持続する時間は短い、という点にです。
  • 27:28 - 27:30
    もしくは、この State of the Word を聞きながら
  • 27:30 - 27:33
    モバイルデバイスを使っている場合に (笑) 。
  • 27:33 - 27:36
    こういった制約はクリエイティビティを産み出します。
  • 27:36 - 27:38
    アプリケーションが進化した
  • 27:38 - 27:42
    方向性を振り返ってみると、
  • 27:42 - 27:45
    いくつかの鍵となる体験が大きく関わっています。
  • 27:45 - 27:47
    WordPress の標準機能、投稿作成やデザインというのも
  • 27:47 - 27:48
    もちろんありますが、
  • 27:48 - 27:50
    でも、ユーザーがアプリを使い続ける
  • 27:50 - 27:52
    きっかけとなっている進化の多くは、
  • 27:52 - 27:56
    例えば、退屈な感情に効果的な Reader 購読機能とか
  • 27:56 - 27:59
    エゴを満たしてくれる統計機能とか
  • 27:59 - 28:04
    トリガーがたくさん詰まった通知機能とかいったものです。
  • 28:04 - 28:07
    こういった機能が改善していくに従って、
  • 28:07 - 28:09
    WordPress が毎日の習慣になっているユーザーは
  • 28:09 - 28:11
    飛躍的に増えると思います。
  • 28:11 - 28:13
    この会場にいるみなさんの多くがそうであるように。
  • 28:13 - 28:15
    少なくとも、サンフランシスコでの土曜日の
  • 28:15 - 28:18
    習慣の一部としては。
  • 28:18 - 28:20
    モバイルチーム自体も
  • 28:20 - 28:23
    この一年間で非常に大きくなりました。
  • 28:23 - 28:25
    ですから、こういった機能がさらにすばやく
  • 28:25 - 28:26
    改善されていくのを見られると思います。
  • 28:26 - 28:27
    先ほど話したように
  • 28:27 - 28:29
    過去12ヶ月で15回のリリースを行いましたが、
  • 28:29 - 28:31
    この数は増えていくでしょう。
  • 28:31 - 28:33
    モバイルアプリの大きな機能が増えていくという意味で。
  • 28:33 - 28:35
    そして、今までにモバイルアプリで見られなかった
  • 28:35 - 28:37
    興味深いシフトが起こってきています。
  • 28:38 - 28:39
    これまでモバイルアプリは
  • 28:39 - 28:41
    既存の WordPress ユーザーによって利用されていましたが
  • 28:41 - 28:43
    最近では新しいユーザーが
  • 28:43 - 28:46
    WordPress を始めるきっかけにもなっています。
  • 28:46 - 28:48
    ここで考えてみると、
  • 28:48 - 28:49
    モバイルアプリのユーザー体験ループは、
  • 28:49 - 28:53
    まず消費。例えば読者への通知とか。
  • 28:53 - 28:55
    次に生産。つまり投稿の作成。
  • 28:55 - 28:57
    それから管理。
  • 28:57 - 29:00
    今回、iOS で NUX(新ユーザー向け体験)関連の
  • 29:00 - 29:02
    最初のイテレーションを行いました。
  • 29:02 - 29:04
    その結果、iPhone デバイスからの新規ユーザーが
  • 29:04 - 29:08
    3倍になったのです。
  • 29:08 - 29:09
    これがもしかしたら、
  • 29:09 - 29:11
    Web からは WordPress を全く使わないという
  • 29:11 - 29:13
    2% に含まれる人かもしれません。
  • 29:13 - 29:15
    こういった人たちが、
  • 29:15 - 29:16
    WordPress をこれから使う新しい世代だというのは
  • 29:16 - 29:18
    間違いありません。
  • 29:18 - 29:20
    特に、今後ラップトップやタブレットを使わないような
  • 29:20 - 29:22
    世界中の地域でもパブリッシングを民主化していけば
  • 29:22 - 29:24
    なおのことです。
  • 29:24 - 29:27
    これは、今後起こっていくことです。
  • 29:30 - 29:32
    ご覧いただいたように、7%が WordPress を
  • 29:32 - 29:34
    アプリケーションプラットフォームとして使っています。
  • 29:34 - 29:36
    ブライアン・リチャードが先日送ってくれたこの動画が
  • 29:36 - 29:37
    とてもいいなと思いました。
  • 29:37 - 29:39
    もう一度、照明を落としてください。
  • 29:39 - 29:41
    この動画では、僕が想像もしなかったやり方で
  • 29:41 - 29:43
    WordPress を
  • 29:43 - 29:44
    アプリケーションプラットフォームとして活用しています。
  • 29:44 - 29:46
    これが、現在起こっていることの一部を
  • 29:46 - 29:48
    説明するものになれば幸いです。
  • 29:48 - 29:51
    いい感じの照明、お願い。
  • 29:51 - 29:52
    どうぞ。
  • 29:53 - 29:56
    "クレジットは賞品との交換に使われますが"
  • 29:56 - 29:59
    "バッジは常にキープされます"
  • 29:59 - 30:02
    "DMA で賞品をもらうには"
  • 30:02 - 30:05
    "キオスクでログインしてバウチャーを印刷してください"
  • 30:05 - 30:06
    "賞品はそれぞれユニークです"
  • 30:06 - 30:10
    "各バウチャーに説明が印刷されています"
  • 30:10 - 30:12
    これは彼女が何か買っているところじゃないよ。
  • 30:12 - 30:14
    "次回 DMA を訪れる際には"
  • 30:14 - 30:15
    "DMA フレンド会員に登録するために"
  • 30:15 - 30:19
    "キオスクにお立ち寄りください"
  • 30:19 - 30:20
    この iPad 上で表示されているのはすべて、
  • 30:20 - 30:24
    バックエンドが WordPress でできています。
  • 30:24 - 30:26
    ここでは見えないですが
  • 30:26 - 30:29
    iPad のカメラの前で会員証をかざしてスキャンすることで
  • 30:29 - 30:33
    プロフィールを表示させることができるんです。
  • 30:33 - 30:36
    バックエンドは、すべて WordPress。
  • 30:36 - 30:38
    「Web サイト」でさえもないんです。
  • 30:38 - 30:40
    すごいですよね。
  • 30:40 - 30:46
    (拍手)
  • 30:46 - 30:48
    アプリケーションプラットフォームとしての
  • 30:48 - 30:50
    WordPress というコンセプトを初めてご紹介したのは
  • 30:50 - 30:52
    数年前、この同じステージでした。
  • 30:52 - 30:55
    そのとき、これに似たようなものを見ていただきました。
  • 30:55 - 30:57
    WordPress の進化についてお話しました。
  • 30:57 - 31:00
    2003年から2007年、ブログとしての WordPress。
  • 31:00 - 31:06
    2008年から2011〜2012年は、CMS としての WordPress。
  • 31:06 - 31:09
    そして、2012年以降さらに5年間のトレンドは
  • 31:09 - 31:11
    アプリケーションプラットフォームとしての WordPress が
  • 31:11 - 31:13
    主要なものになるのではないかと。
  • 31:13 - 31:14
    うーん、
  • 31:14 - 31:17
    これは間違っていたと思います (笑) 。
  • 31:17 - 31:18
    まあ、心配しないで。
  • 31:18 - 31:20
    基本的に、考える方向が
  • 31:20 - 31:22
    ずっと間違っていただけだと思うんです。
  • 31:22 - 31:25
    これらが、次々に起こる一連の流れであるかのように
  • 31:25 - 31:27
    お話ししていましたが、
  • 31:27 - 31:29
    実際起こっているのは、
  • 31:29 - 31:31
    この3つすべてが一度に別のレベルで
  • 31:31 - 31:33
    同時に進行しているということです。
  • 31:33 - 31:36
    実際、WordPress の最初のリリースを考えてみると
  • 31:36 - 31:37
    アプリケーションプラットフォームとしての
  • 31:37 - 31:39
    WordPress という要素がすでにありました。
  • 31:39 - 31:41
    データベースレイヤーや、ユーザーログインシステムとか。
  • 31:41 - 31:43
    CMS の要素も。
  • 31:43 - 31:44
    バージョン 1.5 では
  • 31:44 - 31:46
    固定ページとテーマが導入されました。
  • 31:46 - 31:49
    もちろん、ブログは最初からその要素がありました。
  • 31:49 - 31:52
    でも最初の方の WordPress はこんな感じだったんです。
  • 31:52 - 31:54
    逆さのピラミッドみたいな。
  • 31:54 - 31:56
    プラットフォームの部分はあまりしっかりしておらず、
  • 31:56 - 32:00
    その上に構築するやり方もやや不安定でした。
  • 32:00 - 32:02
    でも今はこの図のような形で
  • 32:02 - 32:04
    ブログから CMS、
  • 32:04 - 32:06
    そしてプラットフォームへの進化を理解しています。
  • 32:06 - 32:08
    実のところ、ピラミッドだけではなく
  • 32:08 - 32:10
    WordPress というプラットフォームが
  • 32:10 - 32:13
    いろいろなものに接続しているという感じです。
  • 32:13 - 32:14
    CMS はアプリケーションのうちのひとつ。
  • 32:14 - 32:16
    ブログはアプリケーションである CMS のうちのひとつ。
  • 32:16 - 32:18
    そして E-コマースも。
  • 32:18 - 32:19
    将来には他にも、
  • 32:19 - 32:22
    さらにその上に構築されるものが出てくるでしょう。
  • 32:22 - 32:24
    いままで WordPress に追加された機能は
  • 32:24 - 32:25
    一つ残らずすべて
  • 32:25 - 32:27
    これら3つのレイヤーのうちいずれかに接続できます。
  • 32:27 - 32:29
    これらのレイヤーと接続するものは、
  • 32:29 - 32:32
    これらの重要なレゴのひとつだと言えるでしょう。
  • 32:32 - 32:33
    レゴの話をしたところで、
  • 32:33 - 32:35
    ショバーンのプレゼンでレゴのスライド見た人いる ?
  • 32:35 - 32:36
    うん、すごい良かったよね。
  • 32:36 - 32:40
    でも、なんで僕がニワトリのレゴだったのか不明だけど。
  • 32:40 - 32:42
    WordPress の歴史をレゴの人物で
  • 32:42 - 32:43
    イラスト化したプレゼンだったんだけど
  • 32:43 - 32:45
    マイク・リトルのキャラは100歳くらいに見えたから
  • 32:45 - 32:46
    かわいそうだった。
  • 32:46 - 32:49
    WordPress が始まったとき彼は31歳くらいだったから。
  • 32:49 - 32:53
    で、僕はニワトリ。腕は羽だよ。
  • 32:53 - 32:55
    皆さんのためにニワトリの
  • 32:55 - 32:58
    コスチュームを探してみたんだけど、
  • 32:58 - 33:03
    WordPress のロゴがついたのは見つからなかったので…。
  • 33:03 - 33:05
    さっきも言ったように、すべてが
  • 33:05 - 33:07
    これら3つのいずれかに当てはまる。
  • 33:07 - 33:09
    これは次の話題につながってる。
  • 33:09 - 33:11
    バージョン 3.7。
  • 33:11 - 33:14
    3.7 についてまずお知らせしたい驚きの事実は
  • 33:14 - 33:18
    10月初旬にリリースされる予定ということ。
  • 33:18 - 33:21
    えっ ? (笑)
  • 33:21 - 33:25
    うん、僕も同じ反応だった。
  • 33:25 - 33:27
    これは、プラットフォームに焦点を当てたリリースになる。
  • 33:27 - 33:28
    取り組む予定なのは最下層のレイヤー、
  • 33:28 - 33:30
    アプリケーションプラットフォームとしての WordPress。
  • 33:30 - 33:32
    リーダーは、アンドリュー・ネイシンとジョン・ケイヴ。
  • 33:32 - 33:33
    二人ともここにいる。
  • 33:33 - 33:35
    アンドリュー、ジョン、立ってもらえる ?
  • 33:35 - 33:43
    (拍手)
  • 33:43 - 33:45
    安定性とセキュリティにフォーカスします。
  • 33:45 - 33:47
    それを示すのは、
  • 33:47 - 33:48
    言語パッケージ、
  • 33:48 - 33:50
    マイナーリリースの自動アップグレード、
  • 33:50 - 33:52
    そしてパスワード周りの強化。
  • 33:52 - 33:54
    パスワードや Cookie をもっと安全にします。
  • 33:54 - 33:56
    こんなに早く完成させられると思う理由は
  • 33:56 - 34:00
    この多くはすでにプラグインとして存在しているからです。
  • 34:00 - 34:02
    さらに、3.7 リリースを
  • 34:02 - 34:04
    多くのことをリセットするために使おうと思っています。
  • 34:04 - 34:06
    例えば、現在3,800件以上の
  • 34:06 - 34:09
    解決していない Trac チケットがあります。
  • 34:09 - 34:11
    だから、この部分をぜひクリーンアップしたいと思います。
  • 34:11 - 34:15
    これは、僕らが快適に思うには多すぎる数ですから。
  • 34:15 - 34:17
    WordPress プロジェクト史上最も多い数です。
  • 34:17 - 34:19
    さらに、開発者向けリソースも新しく増やす予定です。
  • 34:19 - 34:24
    developer.wordpress.org をここで初めて告知します。
  • 34:24 - 34:25
    今サイトに行ってもこんな風にしか見えませんが。
  • 34:25 - 34:27
    まだ何もないです。
  • 34:27 - 34:29
    (笑)
  • 34:29 - 34:33
    基本的にこれは、
  • 34:33 - 34:36
    WordPress の関数リファレンス。
  • 34:36 - 34:38
    コードと PHPDoc をソースにしたもの。
  • 34:38 - 34:40
    手動で編集した Codex ではなくて。
  • 34:40 - 34:42
    Codex のページをリダイレクトして
  • 34:42 - 34:45
    常に最新のコードリファレンスを提供できます。
  • 34:45 - 34:48
    さらに、3.7 ではプラグイン・テーマエディタで
  • 34:48 - 34:51
    コードを編集する際に関数の定義を
  • 34:51 - 34:54
    この新しいリソースに直接リンクします。
  • 34:54 - 34:56
    いいものになると思います。
  • 34:56 - 35:01
    (拍手)
  • 35:01 - 35:03
    こういったベースとなるコンポーネントは
  • 35:03 - 35:06
    一般ユーザーの視点からは魅力的ではありませんが、
  • 35:06 - 35:08
    プラットフォームの観点からはとても重要だと思います。
  • 35:08 - 35:10
    これがあることで、上にいろいろなものを
  • 35:10 - 35:12
    構築できるようになるからです。
  • 35:12 - 35:15
    プラットフォームの上に構築するものを話す上で、
  • 35:15 - 35:18
    まずは「MP6」のストーリーをお話ししたいと思います。
  • 35:18 - 35:24
    2013年の最初に 3.6 のサイクルを始めたときから
  • 35:24 - 35:27
    今までの間に、2つの主要機能がキャンセルになりました。
  • 35:27 - 35:30
    ひとつはアイコンビジュアルのリフレッシュ。
  • 35:30 - 35:32
    もうひとつは投稿フォーマット。
  • 35:32 - 35:35
    アイコンは2月に、投稿フォーマットは5月に
  • 35:35 - 35:37
    中止となりました。
  • 35:37 - 35:40
    アイコンの方はぼくが責任者でもあったので、
  • 35:40 - 35:42
    ここでお話したいと思います。
  • 35:42 - 35:44
    過去、WordPress はアイコンやグラフィックを
  • 35:44 - 35:46
    まったく含んでいませんでした。
  • 35:46 - 35:48
    ひとつの理由は、オープンソース版で
  • 35:48 - 35:50
    僕らの考えに合ったものが
  • 35:50 - 35:52
    存在しなかったから。
  • 35:52 - 35:56
    それから、作り方を知っている人が
    知り合いにいなかったから (笑) 。
  • 35:56 - 36:00
    だからそれが、できない理由だった。
  • 36:00 - 36:01
    Jen が、2.7 リデザインの頃
  • 36:01 - 36:04
    コンテストをする案を思いつきました。
  • 36:04 - 36:06
    GPL ライセンスのアイコンを誰でも応募できるものです。
  • 36:06 - 36:08
    いくつか面白い応募がありました。
  • 36:08 - 36:12
    これは、実際の応募の一部です。
  • 36:12 - 36:16
    覚えていますかね。Crazy Horse の頃です。
  • 36:16 - 36:18
    右のものはご存じのはずです。
  • 36:18 - 36:20
    ベン・ダンクルという男性の作品です。
  • 36:20 - 36:22
    彼も会場にいるはずです。
  • 36:22 - 36:23
    ベン、どこ ?
  • 36:23 - 36:25
    おお !
  • 36:25 - 36:32
    (拍手)
  • 36:32 - 36:33
    ところで、後で声をかけてくれますか ?
  • 36:33 - 36:35
    まだ話すチャンスがなかったから、
  • 36:35 - 36:38
    会いに来てください。
  • 36:38 - 36:41
    彼が一人で、WordPress のアイコンだけではなく
  • 36:41 - 36:44
    WordPress 関連の主なプロダクトや
  • 36:44 - 36:47
    プラグインなどのアイコンをほとんどデザインしたんです。
  • 36:59 - 37:02
    3.6 向けによりフラットなデザインを提案したとき、
  • 37:02 - 37:05
    分かっていました。
  • 37:05 - 37:07
    アイコンをデザインしたときも、それで終わらないことが
  • 37:07 - 37:09
    分かっていたように。
  • 37:09 - 37:11
    例えば、台所のものをしまったり
  • 37:11 - 37:14
    床を掃いたりして部屋を掃除した後に周りを見回すと、
  • 37:14 - 37:17
    壁を塗り直す必要があることに気づくことがあります。
  • 37:17 - 37:19
    壁を塗ってからまた見回すと、
  • 37:19 - 37:21
    家具の位置がイマイチ、と思い始める。
  • 37:21 - 37:23
    そして家具を移動した後は
  • 37:23 - 37:25
    「うーん、あの壁がそもそもいらないかも」と思って
  • 37:25 - 37:27
    壁を外してしまう (笑) 。
  • 37:27 - 37:31
    MP6 は、ちょっとそんな感じでした。
  • 37:31 - 37:36
    WordPress に導入するものの優先順位をつけるとしたら
  • 37:36 - 37:39
    アイコン自体はほぼ最下位に近いでしょう。
  • 37:39 - 37:41
    そんなに重要ではない。
  • 37:41 - 37:43
    しかし、これを導入することで
  • 37:43 - 37:46
    解像度に依存しないデザインや
  • 37:46 - 37:48
    レスポンシブデザインなどに
  • 37:48 - 37:50
    対応せざるを得なくなることは知っていました。
  • 37:50 - 37:52
    これは、新アイコンをリリースから外すのを決定した
  • 37:52 - 37:54
    その時の会話スレッドです。3月1日。
  • 37:54 - 37:56
    スケジュールが遅れているときは早めに機能を外すという
  • 37:56 - 37:58
    良いお手本を見せようと思ったのです。
  • 37:58 - 38:00
    そこでまず、チームを作りました。
  • 38:00 - 38:02
    マット・トーマスに声をかけました。
  • 38:02 - 38:06
    そして、「今週何してる ?」って聞いたんです。
  • 38:06 - 38:11
    すると彼は、コアを手伝ってくれるって言ったんです。
  • 38:11 - 38:14
    オットー、ヨエン、ベンも参加しました。
  • 38:14 - 38:16
    ベンはすでに作業を始めていました。
  • 38:16 - 38:18
    そして本格的にスタート。
  • 38:18 - 38:20
    MP6 という名前のプラグインを登録しました。
  • 38:20 - 38:22
    この意味はまだ秘密です。
  • 38:22 - 38:24
    公開しません。
  • 38:24 - 38:26
    ちなみに、ジャスティン・ティンバーレイクと Jay-Z とは
  • 38:26 - 38:29
    何の関連もありません。
  • 38:29 - 38:31
    そして、その後の17週間で
  • 38:31 - 38:34
    17回の MP6 リリースを行いました。
  • 38:34 - 38:37
    イテレーションを通して数多くの点を含めました。
  • 38:37 - 38:41
    うまくいった理由は、7つあると思います。
  • 38:41 - 38:43
    今から考えると、特にそう思いますが
  • 38:43 - 38:46
    サイクルのかなり初期のうちにコアから分離したこと。
  • 38:46 - 38:48
    もうすぐリリースされるバージョンに対し、
  • 38:48 - 38:49
    (約5ヶ月前である) 2月末という時期に。
  • 38:49 - 38:50
    早まったことだったかもしれない。
  • 38:50 - 38:52
    想像したよりもスケジュールは
  • 38:52 - 38:53
    遅れてはいなかったかもしれない。
  • 38:53 - 38:55
    主な理由のひとつは、例えば
  • 38:55 - 38:56
    WYSIWYG のアイコンがまだ全部完成してなかったので、
  • 38:56 - 38:58
    リリースまでに完成する時間がないと思ったからでした。
  • 38:58 - 39:00
    後になって思えば、
  • 39:00 - 39:02
    その必要は多分なかったのでしょうが
  • 39:02 - 39:05
    結果的にプロジェクトの最高のポイントになりました。
  • 39:05 - 39:06
    なぜかというと
  • 39:06 - 39:09
    コアの一部でありつつ外部のものとしてやれたから。
  • 39:09 - 39:14
    これは、いくつか興味深い点を露わにしてくれました。
  • 39:14 - 39:17
    まず、非常にはっきりとリーダーを指名したこと。
  • 39:17 - 39:19
    そして、コアからの支持。
  • 39:19 - 39:22
    コアチームと MP6 グループが両方、
  • 39:22 - 39:25
    マット・トーマス (MT) を全面的に支持しました。
  • 39:25 - 39:27
    WordPress のデザイナーとして7、8年の経験がある
  • 39:27 - 39:29
    とても才能がある人です。
  • 39:29 - 39:31
    彼は WordPress.com や WordPress.org の
  • 39:31 - 39:32
    サイトデザインもたくさん手がけ、
  • 39:32 - 39:34
    2.6 リデザインにも非常に貢献した人です。
  • 39:34 - 39:36
    彼は僕にとってのジョナサン・アイブみたいな人。
  • 39:36 - 39:38
    いろいろ考えを共有しています。
  • 39:38 - 39:41
    コアチーム全体が、マット・トーマスの決めたことは
  • 39:41 - 39:43
    何であっても採用すると言ってくれたのです。
  • 39:43 - 39:45
    これはどういう意味かというと、
  • 39:45 - 39:49
    コアチームは必然的に、多様性のあるグループで
  • 39:49 - 39:51
    さまざまな美的感覚を持つ人がいるわけです。
  • 39:51 - 39:53
    複数の人が属する委員会がデザインすることで
  • 39:53 - 39:55
    身動きがとれなくなるようなことを避けたかった。
  • 39:55 - 39:56
    ですから、はっきりしたリーダーシップが存在することは
  • 39:56 - 39:57
    とても大事だったのです。
  • 39:57 - 39:59
    コア貢献者が参加したがらなくなるんじゃないかって
  • 39:59 - 40:00
    思うかもしれませんが
  • 40:00 - 40:02
    実際のところは、とても刺激的でした。
  • 40:02 - 40:04
    なぜなら、
  • 40:04 - 40:06
    一人のリーダーだけを納得させれば良かったからです。
  • 40:06 - 40:10
    形を持たないコミュニティとかではないし、
  • 40:10 - 40:14
    投票して決断するべきか ? などと迷う必要もなかった。
  • 40:14 - 40:17
    最終決断を行うのは一人だけだったからです。
  • 40:17 - 40:21
    次に、結果よりもプロセスにフォーカスしたこと。
  • 40:21 - 40:22
    これはどういうことかというと…
  • 40:22 - 40:24
    僕は、彼に言ったんです。
  • 40:24 - 40:27
    いくつか先のスライドにチャットの画面があると思うけど
  • 40:27 - 40:30
    基本的に言ったことは、
  • 40:30 - 40:34
    「毎週何かをリリースして、変更を加えよう」
  • 40:34 - 40:35
    「毎週新機能をリリースしよう」って。
  • 40:35 - 40:36
    その後ちょっと修正して、
  • 40:36 - 40:39
    「まあ、なにかひとつでも変更するようにしよう」
  • 40:39 - 40:42
    「毎回新しい機能を追加するんじゃなくても」と。
  • 40:42 - 40:45
    でも何が起きても、毎週金曜日には
  • 40:45 - 40:46
    必ずリリースを行うことを決めたんです。
  • 40:46 - 40:47
    月曜から木曜は、
  • 40:47 - 40:49
    …まあ普通、月曜から金曜の午後は…
  • 40:49 - 40:51
    作業をやって、
  • 40:51 - 40:52
    金曜が終わる前のいつかに
  • 40:52 - 40:54
    公開することにしました。
  • 40:54 - 40:55
    これはとてもうまくいきました。
  • 40:55 - 40:58
    なぜかというと
  • 40:58 - 40:59
    一つの理由として、
  • 40:59 - 41:00
    プラグインは誰でもダウンロードして使えるので
  • 41:00 - 41:03
    テストが簡単でした。
  • 41:03 - 41:04
    たくさんのフィードバックをもらえました。
  • 41:04 - 41:06
    二つ目の理由は、何か新しいものを追加しても
  • 41:06 - 41:08
    長くとも6日後には
  • 41:08 - 41:10
    みんなの目に触れることになったこと。
  • 41:10 - 41:12
    成功したときもそうでないときもあったけど。
  • 41:12 - 41:14
    短いサイクルが、とっても良かった。
  • 41:14 - 41:18
    それから、これは良いことか悪いことか分からないけど
  • 41:18 - 41:19
    確かに一つのポイントではあった。
  • 41:19 - 41:22
    Skype でチャットをしたこと。
  • 41:22 - 41:25
    関係者みんなが含まれているチャットルームがあって
  • 41:25 - 41:28
    非同期型でいつもオンラインになっていた。
  • 41:28 - 41:30
    みんな、いろんなデバイスからログインできた。
  • 41:30 - 41:32
    通常は IRC で話し合いをする。
  • 41:32 - 41:34
    理由は分からないけど Skype で会話を続けていた。
  • 41:34 - 41:37
    これをまたやるべきだって言ってるわけじゃないけど、
  • 41:37 - 41:39
    でも面白いダイナミクスが促進されたと思う。
  • 41:39 - 41:43
    みんな、より安心して考えを共有できている気がした。
  • 41:43 - 41:45
    心配をせずに。
  • 41:45 - 41:48
    世界中の人たちが見ていることや
  • 41:48 - 41:50
    通りすがりの人のフィードバックや
  • 41:50 - 41:52
    時に make.wordpress.org で見られるような
  • 41:52 - 41:54
    ネガティブなコメントなどを。
  • 41:54 - 41:56
    ある意味安全なスペースがあることで
  • 41:56 - 41:58
    少なくとも、MP6 のクリエイティブなデザイナーたちは
  • 41:58 - 42:01
    お互いにイテレーションできるオープンなプロセスが
  • 42:01 - 42:03
    あるように感じられたんだと思う。
  • 42:03 - 42:05
    そして、もっと率直なフィードバックを
  • 42:05 - 42:07
    お互いに出せるようになった。
  • 42:07 - 42:10
    もし公開されたブログ上だったら
  • 42:10 - 42:11
    「うーん、それはちょっとないんじゃない ?」とか
  • 42:11 - 42:13
    言いづらいかもしれないけど。
  • 42:13 - 42:14
    公開ブログ上で
  • 42:14 - 42:15
    友達に失礼なことは言いたくないだろうから。
  • 42:15 - 42:17
    でもプライベートな場なら、
  • 42:17 - 42:19
    他の人が見ていないから、そういう会話も
  • 42:19 - 42:20
    起こりうる。
  • 42:20 - 42:22
    フィードバックがとても密だった。
  • 42:22 - 42:25
    さらに、やる気を持っている人には誰でも
  • 42:25 - 42:27
    参加できるようにしたこと。
  • 42:27 - 42:31
    4人から始まって、14人のコミッターに増えた。
  • 42:31 - 42:33
    とても活発なプラグインになった。
  • 42:33 - 42:35
    ネイシンが統計情報をまとめてくれたけど、
  • 42:35 - 42:40
    プラグインファイルを昨年コミットした人は約6500人いて
  • 42:40 - 42:43
    過去4ヶ月、その中でマット・トーマスのコミット頻度は
  • 42:43 - 42:45
    28位だった。
  • 42:45 - 42:47
    過去1年間にアクティブだった6000人の
  • 42:47 - 42:49
    プラグインコミッターの中で !
  • 42:49 - 42:51
    最後に、WordPress 界の最高のデザイナーたちが
  • 42:51 - 42:53
    このプロジェクトに参加してくれた。
  • 42:53 - 42:58
    このヘッダー画像からも分かるよね (笑)
  • 42:58 - 42:59
    ご覧の通り…
  • 42:59 - 43:01
    いけてる点を全部挙げておこう。
  • 43:01 - 43:04
    Papyrus と Comic Sans フォント。
  • 43:04 - 43:06
    (笑)
  • 43:06 - 43:09
    レインボーの Fauxgo (フェイクロゴ) 。
  • 43:09 - 43:11
    タイポグラフィオタクの皆さん !
  • 43:11 - 43:13
    文末のウィドー (孤立行) もあるよ。
  • 43:13 - 43:16
    一単語だけはみ出してる。
  • 43:16 - 43:17
    レンズ反射効果。
  • 43:17 - 43:21
    いけてる要素をすべて詰め込んだ (笑)
  • 43:21 - 43:23
    ある意味これはジョークで、
  • 43:23 - 43:25
    「このプラグインを使わないで」と書くことで
  • 43:25 - 43:27
    逆に使ってテストしてもらえるようにしたかった。
  • 43:27 - 43:29
    それから、この楽しい要素が
  • 43:29 - 43:31
    グループの絆を強めるのにもちょっと役立ったと思う。
  • 43:31 - 43:34
    そしてこれも、今後考えなきゃいけないことでもある。
  • 43:34 - 43:35
    なぜなら、時に
  • 43:35 - 43:38
    現地語化や国際化などによって
  • 43:38 - 43:39
    WordPerss コードベースにあるインサイドジョークが
  • 43:39 - 43:41
    失われることもある。
  • 43:41 - 43:43
    "You're Cheating, huh?" (間違えましたか ?) とか、
  • 43:43 - 43:45
    ゴーストバスター関連のジョークとか。
  • 43:45 - 43:46
    「キーマスター」ね。
  • 43:46 - 43:48
    例えばそういうこと。
  • 43:48 - 43:50
    そういったことの一部が洗練されすぎてしまったりする。
  • 43:50 - 43:54
    たまには面白くなかったりもする荒削りな部分は、
  • 43:54 - 43:55
    いいものだと思う。
  • 43:55 - 43:59
    「マトリックス」のジョークも削除されちゃったんだよね ?
  • 43:59 - 44:02
    「マトリックス」にちなんだ隠し機能があったんだけど、
  • 44:02 - 44:04
    リビジョン機能を変更した時に外してしまった。
  • 44:04 - 44:06
    あの隠し機能、みんな見たことある ?
  • 44:06 - 44:08
    見たことない人 ?
  • 44:08 - 44:10
    おもしろいのに !
  • 44:10 - 44:14
    あと1、2日くらい以内に試してみて。
  • 44:14 - 44:16
    リビジョン管理画面を開いて、
  • 44:16 - 44:18
    あるリビジョンを、同一リビジョンと比較するんだ。
  • 44:18 - 44:22
    ラジオボタンを使って、同じリビジョンを比較できる。
  • 44:22 - 44:26
    でも、何が起こるかは言わないよ。
  • 44:26 - 44:28
    …ということで、MP6 プロジェクトはうまくいった。
  • 44:28 - 44:31
    解像度に依存しないアイコンも完成した。
  • 44:31 - 44:33
    これはビフォー&アフターの画像。
  • 44:33 - 44:36
    7〜8年くらい蓄積されていた CSS を
  • 44:36 - 44:39
    完全に取り除いて一からやり直したので
  • 44:39 - 44:43
    管理画面の色を変えたりするのも本当に簡単になった。
  • 44:43 - 44:45
    例えばこれは、コアのものではないけど
  • 44:45 - 44:47
    25行くらいのカスタマイズ。
  • 44:47 - 44:49
    それだけで色を完全に変更できる。
  • 44:49 - 44:51
    MP6 のダークカラーが気に入らない場合は、
  • 44:51 - 44:53
    簡単に変えられる。
  • 44:53 - 44:56
    さらに、完全なレスポンシブ対応も行った。
  • 44:56 - 45:01
    画面がだんだん動き始めるはず…。
  • 45:01 - 45:04
    メニューが上部の「ハンバーガーボタン」に格納される。
  • 45:04 - 45:06
    ポン !
  • 45:06 - 45:10
    何で「ハンバーガー」なの ? って思ってる ?
  • 45:10 - 45:12
    3つの層があるアイコンで、
  • 45:12 - 45:14
    ハンバーガーみたいだからって言うのが理由。
  • 45:14 - 45:15
    あんまりいい名前じゃないね。
  • 45:15 - 45:19
    何でみんな「ハンバーガーボタン」って呼ぶのかな。
  • 45:19 - 45:22
    実は、僕は心の中で「SAMO ボタン」って呼んでる。
  • 45:22 - 45:24
    バスキアってアーティスト、知ってる ?
  • 45:24 - 45:26
    彼がやった、3本線のデザイン。
  • 45:26 - 45:29
    E に縦線を入れなかった。
  • 45:29 - 45:30
    それから、Jay-Z のアルバム
  • 45:30 - 45:33
    「The Blueprint 3」のカバーにも描いてあった。
  • 45:33 - 45:35
    だからこれから、SAMO ボタンって呼ぶことにしよう。
  • 45:35 - 45:37
    あ、彼のグラフィティの名前が、SAMO だったんだよ。
  • 45:37 - 45:41
    The Same Old Stuff っていう意味。
  • 45:41 - 45:42
    ということで、レスポンシブデザインになりました。
  • 45:42 - 45:45
    どんな画面サイズでも美しく表示されます。
  • 45:45 - 45:49
    これは、プラグインのパワーを証明していると思う。
  • 45:49 - 45:53
    WordPress に関する統計を見ただけでもそれは分かる。
  • 45:53 - 45:59
    昨年、コア開発に参加したのは約1500人。
  • 45:59 - 46:02
    Trac でコメントやパッチ、コミットをしたり、
  • 46:02 - 46:04
    すべてを含めて。
  • 46:04 - 46:07
    一方、プラグインレポジトリにコミットしたのは6500人。
  • 46:07 - 46:09
    そしてもちろん、プラグインの方がテストが簡単です。
  • 46:09 - 46:11
    他の人に、パッチを適用してテストしてもらうのは
  • 46:11 - 46:13
    大変な時もあります。
  • 46:13 - 46:15
    でも、プラグインをワンクリックで
  • 46:15 - 46:17
    インストールしてもらうのは簡単です。
  • 46:17 - 46:19
    そして、みんな知っているように
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    使われることは、アイディアにとって空気のようなもの。
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    これは僕が心から信じていることですが、
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    利用者にしっかり使い倒してもらって
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    毎日触れてもらわないと
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    どんなふうに作用するか本当には理解できません。
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    これは、コアの WordPress リリースで
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    四苦八苦していることでもあります。
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    時々、何かやっていて
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    ほとんど完成しているべきベータサイクルの時点なのに
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    使い始めたら、「うーん…」となってしまったり。
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    早めに毎日使ってもらえるようにすればするほど
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    いい結果になります。
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    ということで、開発をコアから切り離したことが
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    結果的には最高のポイントでした。
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    さらに、3.8 の開発において
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    興味深い形態を提案することになりました。
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    3.8 に関して、驚くようなことをお知らせします。
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    3.8 フィーチャリング・ルーク・スカイウォーカー。
  • 47:03 - 47:04
    (笑)
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    嘘です、心配しないでください。
  • 47:05 - 47:07
    ジャズミュージシャンの名前からコードネームを取る伝統は
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    これからも続けていきます。
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    でも、3.8 の開発は明日始まります。
  • 47:10 - 47:12
    3.7 の開発が始まるのと同じ日です。
  • 47:12 - 47:14
    開発を同時に始めます。
  • 47:14 - 47:19
    12月の初頭のリリースを目指しています。
  • 47:19 - 47:21
    ははは。
  • 47:21 - 47:23
    絶対にやり遂げるよ。
  • 47:23 - 47:26
    (拍手)
  • 47:26 - 47:32
    また、3.7 で先駆けて行うことを 3.8 にも適用します。
  • 47:32 - 47:34
    小さなチーム、素早いイテレーション、
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    ボトルネックの低減、そして一時的なフック。
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    3.7 では、すべての新機能の開発を
  • 47:40 - 47:42
    独立したユニットとして行います。
  • 47:42 - 47:43
    プラグインとしてです。
  • 47:43 - 47:45
    それぞれのプラグインを、今説明したような
  • 47:45 - 47:47
    MP6 の開発をしている中で偶然に進化したモデルに従って
  • 47:47 - 47:49
    開発するように試みます。
  • 47:49 - 47:51
    明確なリーダー、
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    プラグインに簡単にコミットできる人たち、
  • 47:53 - 47:56
    できるだけ頻繁なリリース、
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    そして、使えて触れるものがあること。
  • 47:59 - 48:01
    考えてみて。
  • 48:01 - 48:02
    以前、カノニカル・プラグインとか
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    コア・プラグインについて話していたことがあったのを
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    覚えていますか ?
  • 48:05 - 48:07
    あのアイディアを逆にしたようなものです。
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    コアに含めるに至らない重要度の低い機能を
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    プラグインにしてコアと同様にメンテナンスするのではなく
  • 48:13 - 48:15
    今やっているのは、コアに最も重要な機能を
  • 48:15 - 48:19
    可能な限り包括的でオープンに開発し
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    どんなことが起きるのかを見てみよう、ということです。
  • 48:22 - 48:23
    これについてとてもわくわくしています。
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    3.8 リリースのヘッドラインとなる2つの機能は、
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    すでにかなり進んでいるからです。
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    ひとつは MP6 プラグイン。
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    さっきも話したように、プラグインとして
  • 48:29 - 48:31
    今すぐダウンロードして試すことができます。
  • 48:31 - 48:33
    フェイクロゴと Papyrus フォントが
    好きな人には特におすすめです。
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    そして、Twenty Fourteen テーマ。
  • 48:35 - 48:37
    これも今までとは
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    少しリリースのやり方を変えたいと思っています。
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    車会社みたいなやり方にしたいんです。
  • 48:41 - 48:45
    2014年が終わる前に 2014 モデルをリリースする。
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    (笑)
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    考えてみると、
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    コア貢献者にとってもループがあるんです。
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    図にするとこんな風。
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    あるアイディアがあって、パッチを作成し、
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    レビューとフィードバックをもらい、
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    コアに統合され、お祝いをする。
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    そしてまたアイディアができてパッチを作り…などなど。
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    でも現在、このループには穴がたくさんあります。
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    例えば、3800件のオープン Trac チケット。
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    レビューも反応もついていないものもたくさんあります。
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    このループをもっと完成に近づければ、
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    もっと多くの人が参加への魅力を感じてくれると思います。
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    もうひとつ、言い忘れていました。
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    3.7 に関してですが、
  • 49:25 - 49:28
    WordPress コンポーネントの構成を変更します。
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    現在60個のコンポーネントがありますが、
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    これを90個に増やします。
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    しかし、多くはサブコンポーネントになります。
  • 49:38 - 49:40
    トップレベルコンポーネントは35個くらいになるでしょう。
  • 49:40 - 49:42
    コンポーネントというのは、WordPress コードベースの
  • 49:42 - 49:45
    論理的なセクションのことです。
  • 49:45 - 49:46
    例えば、コンポーネントの一例は、
  • 49:46 - 49:49
    コメント機能・WYSIWYG 機能などです。
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    ということで、新構成を導入する予定です。
  • 49:50 - 49:52
    考え方はこうです。
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    将来いつか、各コンポーネントが独自のチームみたいに
  • 49:54 - 49:56
    なれるかもしれないのです。
  • 49:56 - 49:59
    それぞれにリードが存在して、コアチームのように。
  • 49:59 - 50:02
    さらに、ひとつのコンポーネントの情報だけを
  • 50:02 - 50:05
    購読できるように変更します。
  • 50:05 - 50:07
    勢いよく流れてくるすべての Trac チケットやコメントを
  • 50:07 - 50:11
    すべてフォローするのはかなり大変になってきたからです。
  • 50:11 - 50:13
    すべてをフォローする必要はないかもしれないですよね。
  • 50:13 - 50:16
    関連するものだけを購読できるようにします。
  • 50:16 - 50:19
    3.8 に含まれるものはすでに触れましたね。
  • 50:19 - 50:20
    リリースの時期も。
  • 50:20 - 50:24
    データの陰に、危機が隠れていると思います。
  • 50:24 - 50:28
    僕らはもっと素早く対応する必要があります。
  • 50:28 - 50:30
    これは単に WordPress.com だけのデータですが、
  • 50:30 - 50:33
    7日前に作成された5万ブログのうち、
  • 50:33 - 50:35
    今日まだアクティブに使われているのは、
  • 50:35 - 50:38
    たったの4%だけです。
  • 50:38 - 50:40
    つまり、ブログを始めた人たちのうち
  • 50:40 - 50:43
    96%は脱落してしまうという比率なんです。
  • 50:43 - 50:45
    WordPress.org ユーザーの場合、
  • 50:45 - 50:47
    もっと高いんじゃないかと思っています。
  • 50:47 - 50:48
    プラグインやテーマなど、
  • 50:48 - 50:51
    さらに多くのステップが存在するからです。
  • 50:51 - 50:53
    すごく多い数ですよね。
  • 50:53 - 50:55
    良いニュースと悪いニュースがあります。
  • 50:55 - 50:56
    悪いニュースは、96%の人が
  • 50:56 - 50:58
    ブログをやめてしまうということ。
  • 50:58 - 51:00
    良いニュースは、それでもまだたくさんの人が
  • 51:00 - 51:02
    毎日トライしてくれているということ。
  • 51:02 - 51:03
    今まで話したように、WordPress 利用者の絶対数は
  • 51:03 - 51:05
    だんだん増えています。
  • 51:05 - 51:06
    そしてもう一つの良いニュースは、
  • 51:06 - 51:08
    4%は笑えるくらい低い数字だということです。
  • 51:08 - 51:11
    まだまだ改善の余地がたくさんあります。
  • 51:11 - 51:13
    もし改善できたら、来年また壇上に立ったときには
  • 51:13 - 51:15
    各種統計の数はこれまで話したよりも
  • 51:15 - 51:17
    もっともっと多くなっているはずです。
  • 51:17 - 51:18
    そして、Web パブリッシングの民主化というゴールに
  • 51:18 - 51:20
    それだけ近づけるということです。
  • 51:20 - 51:23
    これは簡単なことではありません。
  • 51:23 - 51:24
    大きな挑戦です。
  • 51:24 - 51:26
    でも、可能だと思います。
  • 51:29 - 51:32
    これをどうやって実現するかについて、
  • 51:32 - 51:34
    いくつかのアイディアのうち、こういうものがあります。
  • 51:34 - 51:37
    MP6 について話したとき、
  • 51:37 - 51:41
    壁を塗る例を挙げましたよね。
  • 51:41 - 51:43
    1ヶ月くらい前、デザイナーたちと話していて
  • 51:43 - 51:46
    今回のゴールである「ビジュアルだけを変更する」という
  • 51:46 - 51:48
    制限がもしなかったら
  • 51:48 - 51:50
    WordPress の管理画面をどんな風にしたいと思う ?
  • 51:50 - 51:52
    という質問をしました。
  • 51:52 - 51:54
    その時出てきた様々なレイアウトの一部を紹介します。
  • 51:54 - 51:57
    個人的に特に気に入ったものをご覧いただいています。
  • 51:57 - 52:01
    メニュー、WYSIWYG など。
  • 52:01 - 52:03
    もし、こういうアイディアがあったらどうでしょう。
  • 52:03 - 52:05
    投稿フォーマットが投稿全体に適用するものではなくて
  • 52:05 - 52:08
    ひとつの投稿内で複数使えるものだったら ?
  • 52:08 - 52:10
    ドラッグ&ドロップして、配置を換えたりできる。
  • 52:10 - 52:13
    地図や引用文、画像。
  • 52:13 - 52:15
    複数画像のギャラリーなどを含めるのも
  • 52:15 - 52:17
    簡単にできます。
  • 52:17 - 52:19
    こういったアイディアは
  • 52:19 - 52:22
    プラグインを使って検討できることの一例だと思います。
  • 52:22 - 52:26
    でも、コアで開発するのは難しいのではないでしょうか。
  • 52:26 - 52:27
    少なくとも、何かを壊してしまわないかと
  • 52:27 - 52:29
    心配にはなるでしょう。
  • 52:29 - 52:32
    最初、コアで解像度に依存しない対応を進めていたけど
  • 52:32 - 52:35
    行き詰まってしまった主な理由の一つとして、
  • 52:35 - 52:37
    フォントファイルをどうするか ? ということがありました。
  • 52:37 - 52:41
    埋め込みや、ライセンスや、リンクや、色々。
  • 52:41 - 52:44
    時に、開発の大事な部分が
  • 52:44 - 52:46
    そういった実装の細かい部分に
  • 52:46 - 52:48
    埋もれてしまうことがあります。
  • 52:48 - 52:51
    これを完全にひっくり返すことができると思うんです。
  • 52:51 - 52:53
    良い報せは、これほど WordPress に参加し始めるのに
  • 52:53 - 52:57
    適したタイミングはない、ということです。
  • 52:57 - 52:59
    このモデルに移行することで、多くの門が開かれます。
  • 52:59 - 53:01
    WordPress がこれまでに成功を収めてきたのは、
  • 53:01 - 53:03
    何か魔法のような機能のおかげなどではありません。
  • 53:03 - 53:04
    それを誤解して、
  • 53:04 - 53:06
    WordPress の機能をコピーする人もいますが。
  • 53:06 - 53:07
    成功の鍵は僕たちがプロセスに対して
  • 53:07 - 53:09
    決して満足しないという点にあります。
  • 53:09 - 53:10
    コミュニティとして僕たちは、
  • 53:10 - 53:12
    ここにいる皆さんのような人たち、ユーザーにとって
  • 53:12 - 53:16
    重要なことに集中してきました。
  • 53:16 - 53:17
    これまでそれはうまくいってきました。
  • 53:17 - 53:19
    これを通して、世界の Web サイトのうち18%に
  • 53:19 - 53:21
    使われるまでに成長できましたし、
  • 53:21 - 53:23
    僕らはいわゆる「インディペンデント Web」の
  • 53:23 - 53:25
    最後の生き残りのような存在でもあります。
  • 53:25 - 53:27
    でも、
  • 53:27 - 53:28
    もしあなたが
  • 53:28 - 53:30
    例えばソーシャルネットワーキングサービスの
  • 53:30 - 53:33
    広告主に個人情報を売り払っていることや
  • 53:33 - 53:36
    納得できない利用規約のポリシーなどに対して
  • 53:36 - 53:38
    文句を言ったことがあるなら、
  • 53:38 - 53:40
    Web 上で変えたいことを
  • 53:40 - 53:41
    体現する人になってください。
  • 53:41 - 53:43
    WordPress に参加しましょう。
  • 53:43 - 53:45
    貢献しましょう。
  • 53:45 - 53:48
    サポート、ドキュメンテーション、コーディング、
  • 53:48 - 53:51
    デザイン、どんなことでも。
  • 53:51 - 53:53
    そうすれば、一緒にこの変化を実現できます。
  • 53:53 - 53:56
    僕らがやらなければ、きっと誰もやらないと思います。
  • 53:56 - 53:58
    この考え方こそが
  • 53:58 - 54:00
    10年経った今になって
  • 54:00 - 54:02
    「WordPress はスタート地点に立ったばかり」
  • 54:02 - 54:04
    まだそんな気がしている理由だと思います。
  • 54:04 - 54:05
    どうもありがとう。
  • 54:05 - 54:09
    (拍手)
Title:
マット・マレンウェッグ: State of the Word 2013
Description:

WordCamp サンフランシスコ 2013 での、WordPress 共同創始者マット・マレンウェッグによる基調講演。

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