芸術と技術を融合し、 時代を超えた創造を
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0:01 - 0:03おはようございます
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0:03 - 0:05私が少年だった時
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0:05 - 0:08人生を変える出来事が起こりました
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0:08 - 0:11その結果
私は今日ここにいるのです -
0:11 - 0:13それは
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0:13 - 0:15芸術 デザイン エンジニアリングに対する私の考え方に
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0:15 - 0:19とても大きな影響を与えました
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0:19 - 0:21私は幸せな環境で成長しました
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0:21 - 0:25愛情にあふれ 才能あるアーティストである家族と
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0:25 - 0:28世界で素晴らしい都市の一つで育ちました
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0:28 - 0:31私の父、ジョン・フェレンは私が15才の時に亡くなりましたが
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0:31 - 0:35情熱と職業の両方において芸術家でした
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0:35 - 0:37母のレイもそうでした
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0:37 - 0:39父はニューヨーク抽象表現派のひとりで
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0:39 - 0:41父はニューヨーク抽象表現派のひとりで
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0:41 - 0:43同世代の画家たちとともに
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0:43 - 0:46アメリカンモダンアートを創りました
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0:46 - 0:49そしてアメリカの時代思潮を
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0:49 - 0:5420世紀モダニズムに向かわせるのに貢献しました
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0:54 - 0:57驚くべきことだと思いませんか
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0:57 - 1:00何千年にわたる具象絵画時代と比べると
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1:00 - 1:03モダンアートの歴史は
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1:03 - 1:05たったの15分です
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1:05 - 1:07そして今もなお拡張しています
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1:07 - 1:09他の多くの重要なイノベーションと同様に
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1:09 - 1:12これらの革命的なアイディアは新技術ではなく
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1:12 - 1:15新鮮なアイディアと実験への意欲
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1:15 - 1:19多方面からの批判や
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1:19 - 1:21拒絶に耐える力から生まれました
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1:21 - 1:23私の家では いたるところにアートがありました
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1:23 - 1:25それは私たち生命にとって不可欠な
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1:25 - 1:28酸素のような存在でした
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1:28 - 1:30私が父の製作を見ているとき
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1:30 - 1:32父は教えてくれました
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1:32 - 1:34芸術とは装飾ではなく
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1:34 - 1:38アイディアを伝えるための方法であると
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1:38 - 1:40それは知識と洞察を
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1:40 - 1:43結び付けることができるかもしれないと
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1:43 - 1:45このような豊かな芸術的環境の中でなら
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1:45 - 1:46私が芸術の世界に入っていったと
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1:46 - 1:48思うでしょう
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1:48 - 1:51違いました
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1:51 - 1:53私は他の多くの子供たちが
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1:53 - 1:54生まれつきそうであるように
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1:54 - 1:56両親を困らせました
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1:56 - 1:59私は芸術家になることに何の興味もありませんでした
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1:59 - 2:01ましてや画家になりたいとは
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2:01 - 2:04私が大好きだったのはエレクトロニクスと機械
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2:04 - 2:05それらを分解し 新しい物を作る
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2:05 - 2:07そして動かすことです
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2:07 - 2:11幸運なことに 家族にはエンジニアもいました
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2:11 - 2:12そして両親とともに
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2:12 - 2:15彼らは私の最初のロールモデルとなりました
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2:15 - 2:16彼らは共通して
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2:16 - 2:19とても仕事熱心でした
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2:19 - 2:22祖父は 板金の食器棚を製造する工場を
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2:22 - 2:24ブルックリンで経営していました
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2:24 - 2:28週末に 祖父と私はよく一緒に
コートランド通りにある -
2:28 - 2:30ニューヨークシティーの電気街に行きました
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2:30 - 2:34払い下げ品の電子機器が山積みでした
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2:34 - 2:37ノーデン爆撃照準器のような宝物や
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2:37 - 2:39IBM最初の真空管式コンピュータの部品を
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2:39 - 2:43数ドルで買って帰りました
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2:43 - 2:46これらは私にとって価値があり魅力的でした
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2:46 - 2:48エンジニアリングや
物がどう動くのかを学びました -
2:48 - 2:50学校ではなく
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2:50 - 2:52これらの とてつもなく複雑な機器を
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2:52 - 2:54分解して 調べることでです
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2:54 - 2:57私はこれを毎日何時間もやりました
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2:57 - 3:00どうやら感電死は逃れました
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3:00 - 3:01とても楽しい時でした
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3:01 - 3:04でも悲しい事に
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3:04 - 3:07両親と私が 歴史 芸術
そしてデザインを経験するための -
3:07 - 3:08海外旅行に行くため
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3:08 - 3:12毎年夏にこの機械たちは
家に置き去りにされました -
3:12 - 3:14ヨーロッパと中東の
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3:14 - 3:16素晴らしい美術館や歴史的建造物を訪れました
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3:16 - 3:18でも 私の科学や技術に対する
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3:18 - 3:20興味も満足させるため
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3:20 - 3:22ロンドン科学博物館のような場所に
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3:22 - 3:25連れて行き
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3:25 - 3:28そこで私は時間を忘れて
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3:28 - 3:32科学と技術の歴史を学びました
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3:32 - 3:36私が9才のときに
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3:36 - 3:38ローマに行きました
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3:38 - 3:40特に暑い夏の日でした
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3:40 - 3:43外見からは特に面白味のなさそうな
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3:43 - 3:45ドラム型の建造物を訪れました
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3:45 - 3:47父は それがパンテオンだと教えてくれました
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3:47 - 3:50神々が集まる神殿だと
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3:50 - 3:52外から見たところ特別ではありませんでした
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3:52 - 3:55しかし 中に入ってみると
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3:55 - 3:58私は3つのことで
驚きに打たれました -
3:58 - 4:011つめはひんやりとして気持ちよかったことです
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4:01 - 4:03外はあんなに暑かったのに
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4:03 - 4:06そこはとても暗くて
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4:06 - 4:08屋根の大きな穴からだけ光が差していました
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4:08 - 4:11父は それは穴ではなく
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4:11 - 4:12"オキュラス(天窓)" だと教えてくれました
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4:12 - 4:15それは 天を仰ぐためのもの
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4:15 - 4:17その場所には何か特別なものがありました
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4:17 - 4:20なぜだかわかりませんでしたが
ただそう感じました -
4:20 - 4:22建物の中心に歩いて行き
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4:22 - 4:25オキュラスから天を仰ぎました
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4:25 - 4:27神と人の間の拘束されない姿を
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4:27 - 4:29見せてくれた
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4:29 - 4:32初めての教会でした
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4:32 - 4:36ふと 雨が降ったときはどうするのかと思いました
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4:36 - 4:38父は これをオキュラスと言ったけれど
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4:38 - 4:41実際には屋根に開いた大きな穴です
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4:41 - 4:43私は石の床が削られて
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4:43 - 4:45排水溝になっているのを見つけました
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4:45 - 4:48私は中の暗さに慣れて
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4:48 - 4:50床の細かい部分や
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4:50 - 4:52周囲の壁も見えるようになりました
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4:52 - 4:54特別なことではなく
ローマのいたるところにある -
4:54 - 4:56彫像がここにも見られました
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4:56 - 4:58アッピア街道の
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4:58 - 5:00大理石売りが現れて
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5:00 - 5:02ハドリアヌスにカタログを見せる
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5:02 - 5:05ハドリアヌスは「全部買うよ」と言っているようでした
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5:05 - 5:07(笑)
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5:07 - 5:10その天井は素晴らしかった
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5:10 - 5:13バックミンスター・フラーの
ジオデシック・ドームのようでした -
5:13 - 5:15私はそれを以前見たことがあります
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5:15 - 5:16バッキーは私の父の友人なのです
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5:16 - 5:20それは現代的で 高度な技術を使い 印象的な
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5:20 - 5:22巨大で 直径も
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5:22 - 5:26高さも同じ42メートルです
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5:26 - 5:27私はこの場所が大好きになりました
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5:27 - 5:30私が今まで見た何よりも美しいものでした
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5:30 - 5:34父に 「いつできたの?」と聞くと
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5:34 - 5:37「2000年くらい前だ」と答えました
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5:37 - 5:39私は 「いや 屋根のことだよ」と言いました
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5:39 - 5:41本来の屋根は
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5:41 - 5:43過去の戦争で壊され
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5:43 - 5:47作り替えられた近代の屋根に見えたのです
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5:47 - 5:50父は 「これが元からの屋根だよ」と言いました
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5:50 - 5:53その瞬間 私の人生が変わりました
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5:53 - 5:55そして私はそれを昨日のことのように思い出せます
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5:55 - 5:582000年前の人たちはこんなに賢かったのだと
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5:58 - 6:00初めて思いました(笑)
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6:00 - 6:02それまでそんなことが頭をよぎったことはありませんでした
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6:02 - 6:06私にとって数年前に訪れた
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6:06 - 6:08ギザのピラミッドは
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6:08 - 6:11たしかに印象的で 素晴らしいデザインですが
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6:11 - 6:13無制限の予算と
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6:13 - 6:172万から4万の労働者
そして10年から20年くらいをかけて -
6:17 - 6:21採石し 国を横切って運べば
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6:21 - 6:24私にもピラミッドが作れます
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6:24 - 6:27しかしどんな筋力を使っても
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6:27 - 6:30パンテオンのドームを作ることはできません
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6:30 - 6:332000年前でも 今日でも同じです
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6:33 - 6:35ついでながら
それはこれまでに作られた -
6:35 - 6:39最大の補強なしのコンクリートのドームでもあります
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6:39 - 6:42パンテオンが作られたことは
奇跡のようです -
6:42 - 6:45奇跡であるということの意味は
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6:45 - 6:47技術的にぎりぎりの可能性で
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6:47 - 6:50非常にリスクが高く
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6:50 - 6:53現在でも実現不可能かもしれないということです
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6:53 - 6:57皆さんにはできないと思います
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6:57 - 7:00例えばここにもパンテオンの奇跡があります
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7:00 - 7:03構造的に可能にするため
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7:03 - 7:06非常に強靭なコンクリートを発明することが必要でした
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7:06 - 7:08重さを制御するために
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7:08 - 7:10ドームの上部になるにしたがって
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7:10 - 7:12骨材の密度を変化させ
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7:12 - 7:15ドームの構造を強く 軽くするために
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7:15 - 7:17格間の5つの輪が使われ
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7:17 - 7:18次第にサイズを小さくし
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7:18 - 7:21それはデザインに
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7:21 - 7:23劇的で強調された遠近感を与えました
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7:23 - 7:25中が とても涼しかったのは
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7:25 - 7:27巨大な熱質量と
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7:27 - 7:29オキュラスへと抜ける
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7:29 - 7:31自然な上昇気流と
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7:31 - 7:33建物の上部を吹く風による
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7:33 - 7:35ベンチュリー効果のおかげです
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7:35 - 7:39私はその時初めて 光そのものが
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7:39 - 7:41物質であることを発見しました
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7:41 - 7:44オキュラスからさす一筋の光は
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7:44 - 7:47美しく 手に取れるようでした
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7:47 - 7:49そして私は初めて知ったのです
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7:49 - 7:51光がデザインできるものだと
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7:51 - 7:56さらにデザインのすべての形
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7:56 - 7:57視覚的デザインは
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7:57 - 7:59光なしには何も意味をなしません
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7:59 - 8:03光なしには何も見えないからです
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8:03 - 8:05ここがとても特別な場所だと
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8:05 - 8:08思ったのは
私が初めてではありません -
8:08 - 8:13重力 蛮族 略奪者 都市開発
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8:13 - 8:15そして長い年月による荒廃に耐えた
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8:15 - 8:16歴史において最も長い間
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8:16 - 8:19使用された建物です
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8:19 - 8:21ここに来たことで
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8:21 - 8:23私が学校で習ったこととは違って
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8:23 - 8:25アートとデザインの世界は
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8:25 - 8:27科学や技術と
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8:27 - 8:29相いれないものではないということを
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8:29 - 8:31理解することができました
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8:31 - 8:33そして さらにそれらを融合することで
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8:33 - 8:36すばらしい物を創り出すことができるということを
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8:36 - 8:39それぞれの分野単独では実現できないことです
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8:39 - 8:41しかし学校では 例外無しに
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8:41 - 8:43それらは異なる世界であると教えられてきました
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8:43 - 8:45今もそうです
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8:45 - 8:48先生は 1つのことだけに集中し
真面目に取り組まなければらならないと -
8:48 - 8:50私に教えました
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8:50 - 8:53しかし 専門化を促されることで
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8:53 - 8:57私はますます多才 博識家の価値を感じました
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8:57 - 9:01ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチ
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9:01 - 9:02ベンジャミン・フランクリンなど
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9:02 - 9:05まさに反対のことをした人たちです
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9:05 - 9:07そして私は彼らを信奉し
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9:07 - 9:10両方の世界にいたいと思いました
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9:10 - 9:16パンテオンのように
かつてない創造的な構想と技術的に複雑な -
9:16 - 9:18これらのプロジェクトを
どのように実現すればいいのか -
9:18 - 9:22ハドリアヌスのように
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9:22 - 9:25素晴らしく創造的な構想が必要です
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9:25 - 9:28そしてさらに 伝える力と
資金を獲得し 実行するための -
9:28 - 9:31リーダーシップも必要です
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9:31 - 9:34そしてイノベーションをさらに発展させるために
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9:34 - 9:36能力と実践的手法において
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9:36 - 9:40科学技術に精通していなければなりません
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9:40 - 9:44このような大変革をもたらすためには
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9:44 - 9:485つの奇跡を実現しなければなりません
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9:48 - 9:51問題は いかに才能にあふれ
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9:51 - 9:52裕福で 賢明でも
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9:52 - 9:55人は1つか1つ半の
奇跡しか起こせないことです -
9:55 - 9:57それきりです それが分け前なのです
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9:57 - 10:00時間か資金か情熱か
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10:00 - 10:01何かがなくなります
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10:01 - 10:04ほとんどの人はこれらの奇跡のひとつも
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10:04 - 10:05想像すらできません
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10:05 - 10:09パンテオンを作るためには5つ必要です
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10:09 - 10:11私の経験では
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10:11 - 10:14芸術 デザイン エンジニアリングの世界を越えて
考えることのできる人は -
10:14 - 10:17他人が奇跡を提供してくれた時
それに気付き -
10:17 - 10:20目的を実現可能にする
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10:20 - 10:22能力を持っています
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10:22 - 10:25彼らはビジョンが明確なので
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10:25 - 10:27勇気と決断を奮い起こし
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10:27 - 10:29さらなる奇跡を起こし
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10:29 - 10:33克服不可能と思われる障害を
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10:33 - 10:35特徴あるものへと
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10:35 - 10:37変換します
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10:37 - 10:40パンテオンのオキュラスについて考えてみましょう
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10:40 - 10:41デザインが主体であると主張すると
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10:41 - 10:44ローマ建築のアーチ用に開発された
構造的な技術は -
10:44 - 10:47ほとんど使えないことになります
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10:47 - 10:50しかし 技術を取り入れることにし
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10:50 - 10:53重量と応力分布について考え直すと
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10:53 - 10:55屋根にある大きな穴があって初めて
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10:55 - 10:57機能するデザインだとわかります
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10:57 - 11:00それがなされると
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11:00 - 11:05光と 涼しさと
そして重要な天への直接のつながりという -
11:05 - 11:08審美的 デザインの有用さが得られます
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11:08 - 11:10うまくできていますね
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11:10 - 11:12これらの人々は不可能を可能にすることができるという
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11:12 - 11:14信念を持っていただけではなく
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11:14 - 11:17そうすることが使命であると考えていました
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11:17 - 11:19古代史はこれで十分でしょう
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11:19 - 11:22これから1,000年以上
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11:22 - 11:24人々の記憶に残り続ける
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11:24 - 11:27現代における 創造的なデザインと技術の進歩を
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11:27 - 11:29結びつけるイノベーションには
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11:29 - 11:30どのようなものがあるでしょうか
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11:30 - 11:33人類の月面着陸はよい一例ですね
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11:33 - 11:36そして無事地球に帰還させたことも
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11:36 - 11:39大きな飛躍について話をしましょう
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11:39 - 11:41今いる世界から離れて
他の世界に足を踏み入れるよりも -
11:41 - 11:43人類の歴史における
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11:43 - 11:45より大きな変革の瞬間を
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11:45 - 11:47想像するのは難しいことです
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11:47 - 11:49月面着陸の次には何がくるでしょうか
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11:49 - 11:52今日のパンテオンはインターネットであるー
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11:52 - 11:53と言いたい誘惑にかられますね
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11:53 - 11:56しかし私はそれは間違いだと思います
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11:56 - 11:59もしくは 話の一部でしかありません
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11:59 - 12:01インターネットはパンテオンではありません
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12:01 - 12:04それはコンクリートの発明のようなものです
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12:04 - 12:06パンテオンを作り
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12:06 - 12:08維持するために
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12:08 - 12:09重要 かつ絶対必要なものです
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12:09 - 12:12しかし それ自身では不十分です
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12:12 - 12:15コンクリート技術がパンテオンの実現に
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12:15 - 12:19不可欠であったのと同じように
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12:19 - 12:22新進ディザイナー達はインターネット技術を使うでしょう
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12:22 - 12:25時代に耐える新しい概念を創り出すために
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12:25 - 12:27スマートフォンは完璧な例です
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12:27 - 12:29まもなく地球上の大多数の人が
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12:29 - 12:31所有するでしょう
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12:31 - 12:33そして 知識と人間関係の両面において
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12:33 - 12:36人々をつなぐというアイディアは
持続するでしょう -
12:36 - 12:38では 次には何が起こるでしょう
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12:38 - 12:40パンテオンと同等の
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12:40 - 12:42今にも起こりそうな進歩について考えましょう
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12:42 - 12:45私はガン治療のように
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12:45 - 12:47多くの起こりそうで ドラマティックな
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12:47 - 12:49ブレークスルーを否定します
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12:49 - 12:52何故かというと パンテオンは
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12:52 - 12:55見て 経験することだけで
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12:55 - 12:57刺激を受けることができる
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12:57 - 12:59デザインされた物理的な物体であり
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12:59 - 13:02また永遠に
そのような性質のものであるからです -
13:02 - 13:06それは 芸術のように 異なる種類の言葉です
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13:06 - 13:09寿命を延ばし 苦しみから解き放つような
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13:09 - 13:12かけがえのない貢献は
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13:12 - 13:13重要で すばらしいものですが
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13:13 - 13:15それらはインターネットのように
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13:15 - 13:18私たちの知識や技術全体の
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13:18 - 13:20連続の一部分です
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13:20 - 13:23さあ 次に来るのは何でしょうか
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13:23 - 13:24おそらく 直感に反して
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13:24 - 13:27それは 1930年代後期に生まれた
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13:27 - 13:28先見性のあるアイディアだと思います
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13:28 - 13:32それは 10年に一度リバイバルが訪れてきたもので
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13:32 - 13:34自動運転車です
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13:34 - 13:35冗談はやめてくれと皆さんは言うかもしれません
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13:35 - 13:39自動速度制御装置の高級版が
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13:39 - 13:41重要であるわけがない
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13:41 - 13:43考えてみてください 私たちの世界は
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13:43 - 13:46道路と輸送手段を中心にデザインされています
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13:46 - 13:48アメリカにおいて繁栄と発展をとげた
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13:48 - 13:50高速道路網は
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13:50 - 13:52ローマ帝国の成功に果たした
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13:52 - 13:53道路や輸送と
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13:53 - 13:56同等のものです
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13:56 - 13:59今日私たちの世界を結びつけているこれらの道路は
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13:59 - 14:01乗用車とトラックで溢れています
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14:01 - 14:03100年の間 ここに
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14:03 - 14:05大きな変化はありませんでした
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14:05 - 14:08今日において明白でなくても
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14:08 - 14:13自動運転はキーテクノロジーとなるでしょう
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14:13 - 14:16それは都市をデザインし直し
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14:16 - 14:18ひいては 文明のデザインし直しとなるでしょう
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14:18 - 14:20なぜなら
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14:20 - 14:22一度自動運転が普及すれば
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14:22 - 14:24毎年 アメリカだけでも
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14:24 - 14:27何万人もの命を救うことができます
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14:27 - 14:30世界的にみれば百万人です
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14:30 - 14:33自動車のエネルギー消費と大気汚染を
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14:33 - 14:36劇的に削減することができます
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14:36 - 14:37渋滞のほとんどを
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14:37 - 14:41解消することができます
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14:41 - 14:44それは いかに私たちが都市をデザインし
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14:44 - 14:46働き 生きるべきかについての
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14:46 - 14:48新しいコンセプトを示します
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14:48 - 14:51私たちはより早く移動できるようになるでしょう
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14:51 - 14:54そして社会は 交通渋滞により失われた
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14:54 - 14:55膨大な生産性を
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14:55 - 14:58取り戻すでしょう
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14:58 - 15:02でもなぜ今なのでしょう
なぜこの事を考えるのでしょうか -
15:02 - 15:04それは30年以上にわたり
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15:04 - 15:06自動車業界以外の人々が
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15:06 - 15:08数えきれないほどのお金を費やして
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15:08 - 15:10必要となる奇跡を作っていたのです
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15:10 - 15:13しかしそれは全くもって違った目的のためでした
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15:13 - 15:15米国防総省DARPAや大学や
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15:15 - 15:19まったく自動車産業ではない企業は
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15:19 - 15:21現在でも 賢いやり方をすれば
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15:21 - 15:23自動運転は可能だと気付いたのです
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15:23 - 15:27自動車の自立運転に必要となる
5つの奇跡とは何でしょう? -
15:27 - 15:281つ目はあなたが今いる場所と
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15:28 - 15:31正確な現在時刻を知る必要があること
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15:31 - 15:34これはGPSシステムが解決しました
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15:34 - 15:35アメリカ政府が実現した―
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15:35 - 15:37グローバル・ポジショニング・システムです
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15:37 - 15:40地図情報と交通規則
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15:40 - 15:43そしてあなたが向かっている場所を知る必要があります
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15:43 - 15:45個人向けや
車内でのナビシステムに必要な -
15:45 - 15:47さまざまな要求は
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15:47 - 15:50ウェブベースの地図が解決します
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15:50 - 15:53近距離連続通信によって
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15:53 - 15:55高性能コンピュータネットワークと繋がり
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15:55 - 15:56また 近くの他の自動車との
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15:56 - 16:00意思疎通が必要です
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16:00 - 16:03無線技術はモバイル機器のために開発されました
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16:03 - 16:05多少の改良は必要でしたが
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16:05 - 16:08この問題を解決するにはもってこいでした
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16:08 - 16:09実用化するためには おそらく
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16:09 - 16:11専用レーンから開始し
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16:11 - 16:14社会と法律家が安全性に
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16:14 - 16:16同意するのがよいでしょう
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16:16 - 16:18これは相乗り車専用車線から始めて
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16:18 - 16:20そこからの展開でしょう
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16:20 - 16:22しかし最終的には
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16:22 - 16:24歩行者や標識、物体の認識も必要になり
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16:24 - 16:27機械視覚、専用センサー
高性能コンピューティングが -
16:27 - 16:29大いに役立つでしょう
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16:29 - 16:31しかしそれでもまだ 家庭用には
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16:31 - 16:33不十分でしょう
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16:33 - 16:37ときには人間が判断する必要があるでしょう
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16:37 - 16:41このために 同乗者を起こして
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16:41 - 16:43道の真ん中にある大きな障害物が一体何かを
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16:43 - 16:45聞かなければならないかもしれません
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16:45 - 16:48自動運転の世界でも
役割が残っているのは -
16:48 - 16:50悪いことではありません
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16:50 - 16:52ちなみに 最初の運転手が
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16:52 - 16:54まごついている後続の運転手に
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16:54 - 16:56分岐点にいる巨大な鶏は
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16:56 - 16:58実はレストランだから
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16:58 - 17:00そのまま進んで問題ないと教えれば
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17:00 - 17:04その後 すべての後続車は
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17:04 - 17:07それを教わることができます
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17:07 - 17:095つの奇跡の ほとんどが実現したら
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17:09 - 17:11あとは誘惑するように美しく
新しく機能的なデザインの -
17:11 - 17:14自動化された乗り物でいっぱいの
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17:14 - 17:17そして それを買って帰るために必要な
多くのお金とハードワークの -
17:17 - 17:20より良い世界を
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17:20 - 17:21はっきりと想像すればよいのです
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17:21 - 17:24最初に実現し始めるのは数年以内でしょう
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17:24 - 17:26自動化された乗り物は
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17:26 - 17:28数十年の間にこの世界を永久に変えると
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17:28 - 17:32私は予想します
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17:32 - 17:35結論として
次に生まれるパンテオンの要素が -
17:35 - 17:37私たちの周りにあることを
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17:37 - 17:39信じられるようになってきたのです
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17:39 - 17:41ただ先見の明を持つ人を待っているのです
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17:41 - 17:43広い知識を持ち
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17:43 - 17:44多くの専門分野にまたがるスキルを持ち
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17:44 - 17:46強烈な情熱を持つ人が
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17:46 - 17:51夢を実現するためにそれらを利用するのです
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17:51 - 17:54しかしこのような人々が
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17:54 - 17:55自然に出てくることはありません
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17:55 - 17:57そのような人は小さいころから
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17:57 - 17:59育まれ 勇気づけられる必要があります
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17:59 - 18:00そのような人を愛し
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18:00 - 18:02彼らが情熱を見つけるのを
助けなければなりません -
18:02 - 18:04彼らが熱心に働くのを応援し
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18:04 - 18:07失敗は成功のもとであることを
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18:07 - 18:10理解させなければなりません
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18:10 - 18:12忍耐力も同様です
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18:12 - 18:15彼らが模範となる人を見つけるのを助け
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18:15 - 18:18自身を信頼できるように
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18:18 - 18:20そして何でも実現可能だと信じられるよう
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18:20 - 18:24私の祖父が払い下げ品の買出しに
私を連れ出したように -
18:24 - 18:26私の両親が
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18:26 - 18:28私を科学博物館に連れて行ったように
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18:28 - 18:31彼ら自身の道筋を見つけるのを
手助けする必要があります -
18:31 - 18:34たとえそれが私たちのものと
大きく異なっていても -
18:34 - 18:35しかし注意すべきことがあります
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18:35 - 18:37私たちは定期的に彼らを
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18:37 - 18:40コンピュータ 電話 タブレット ゲーム TVといった
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18:40 - 18:41現代の奇跡から
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18:41 - 18:43引き離さなければなりません
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18:43 - 18:45彼らを日光の下に引き出すことで
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18:45 - 18:47彼らに自然とデザインの両方が
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18:47 - 18:50この世界 この惑星 この文明の中で
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18:50 - 18:52素晴らしいものだと経験させなければなりません
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18:52 - 18:55そうしなければ 彼らは
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18:55 - 18:57それらがどんなに貴重なものかを理解しないでしょう
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18:57 - 18:59いつか彼らが
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18:59 - 19:02守り 向上させていくことに責任をもつのですから
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19:02 - 19:03また 彼らに ますます技術に依存した世界で
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19:03 - 19:06高く評価されないように思われがちな
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19:06 - 19:09ポイントを理解させる必要があります
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19:09 - 19:11すなわち 芸術とデザインは
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19:11 - 19:12贅沢品ではなく
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19:12 - 19:14また科学や工学と
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19:14 - 19:16両立しない訳はないのです
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19:16 - 19:22それらは実際
我々が特別な存在であることに不可欠なのです -
19:22 - 19:24いつかチャンスがあれば
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19:24 - 19:28子供を本物のパンテオンに
連れていくと良いでしょう -
19:28 - 19:30我々も 娘のキラに
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19:30 - 19:32驚くべきデザインの力を
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19:32 - 19:37直接に経験させようと思っています
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19:37 - 19:40特別でないローマでのある一日に
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19:40 - 19:432000年の時を経て
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19:43 - 19:46私の人生のコースを変えたように
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19:46 - 19:48ありがとうございました
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19:48 - 19:54(拍手)
- Title:
- 芸術と技術を融合し、 時代を超えた創造を
- Speaker:
- ブラン・フェレン
- Description:
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ブラン・フェレンは9歳の時両親に連れられてローマのパンテオンを見に行きました。それが彼の全てを変えました。科学の手段と技術は、芸術・デザイン・美と組み合わされた時にもっと力強くなることを、その瞬間から理解し始めたのです。それ以来ローマ時代の傑作に匹敵する現代作品を探し求めています。講演最後の提案にご注目を。
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 20:12
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