PressPausePlay
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0:29 - 0:34芸術を通して表現する事が許されるとー
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0:34 - 0:38人は偉大な物を作ろうとします
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0:38 - 0:40媒体が何であろうと
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0:40 - 0:43資金がどれくらいあろうと
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0:43 - 0:45流通形態がどうであろうと
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0:45 - 0:46人が何かを作るときー
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0:46 - 0:48おもしろいものを作りたがるんです
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0:48 - 0:51人にハンマーと木切れを与えてもー
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0:51 - 0:54おもしろいものを作りー
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0:54 - 0:57コンピュータと
ブロードバンドアクセスを与えてもー -
0:57 - 0:59おもしろいものを作るのです
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1:08 - 1:143、4、50年前は 人は物を作りませんでした
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1:14 - 1:17代わりに写真の展示に行ったり
レコードを買ったりしました -
1:17 - 1:20そしてプロの芸術家が存在しましたがー
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1:20 - 1:22今では 誰もが写真家で、映画作家でー
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1:22 - 1:25小説家でミュージシャンです
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1:27 - 1:31以前は10ドルか16.98ドルかそこらでー
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1:31 - 1:35CDで売ることができました
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1:35 - 1:37秘密の謎だったからです
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1:37 - 1:39それがどのように行われー
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1:39 - 1:41誰が行いー
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1:41 - 1:43どうやったら自分にできるかが
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1:43 - 1:47今ではその謎は自明のものです
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1:47 - 1:50なぜなら 誰にでも
できるようになったからです -
1:50 - 1:53流れが分かったんです
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1:59 - 2:02芸術家にとっては大変恵まれた時代です
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2:02 - 2:04創造性を制限するものはなくー
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2:04 - 2:08技術発展は許す限りの創造の可能性をー
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2:08 - 2:10芸術家に提供しています
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2:19 - 2:22誰でも映画を作ることができます
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2:22 - 2:245,000ドルあればカメラが買えー
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2:24 - 2:27買えなかったとしてもー
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2:27 - 2:31映画を製作し、配信する方法はいくらでもあります
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2:31 - 2:33いろいろなプラットフォームがあります
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2:33 - 2:36それらは表現を行う人にとって良い事ですがー
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2:36 - 2:41同時に 成功を難しくしています
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2:42 - 2:45次代のファスヴァンダー、次代のヴァンダー
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2:45 - 2:47次代のヒッチコック、次代のスコセッシがー
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2:47 - 2:50現在のビジネスで成功するとは思えません
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2:50 - 2:54FacobookやYoutubeに初期作品を上げてもー
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2:54 - 2:58ゴミクズの海の中で見失われてしまいます
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3:00 - 3:05Time誌が2007年のベストパーソンとしてー
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3:05 - 3:09"You." つまり“あなた”と“私”を挙げました
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3:09 - 3:13全世界的に自慰行為が横行しています
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3:13 - 3:17かつて、芸術家になると裕福になりー
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3:17 - 3:21共有できるアイデアや情熱があれば
芸術家になれました -
3:21 - 3:23再びそこに向かうでしょう
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3:23 - 3:24かつてない程に多くの人達がー
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3:24 - 3:29多くの芸術を、多くの手法で生むでしょう
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3:43 - 3:46世界中で出会ったほとんどの芸術、音楽ー
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3:46 - 3:49文学、創作表現分野の人達は皆揃ってー
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3:49 - 3:52喜びと不安を同時に感じています
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3:52 - 3:55将来の食い扶持は確かではありません
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3:55 - 3:58しかしながら、作品作りの可能性とー
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3:58 - 4:01支持者との直接交流を 心から喜んでいます
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4:30 - 4:36“レイキャヴィック(アイスランド)”
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4:55 - 4:58オーラヴル・アルナルズと言います
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4:58 - 5:01アイスランドに住んでいてー
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5:01 - 5:08クラシックをポップミュージックに変えて
演奏しています -
5:08 - 5:13クラシックをもっとポップにした感じでしょうか?
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5:16 - 5:21はじめて音楽を作り始めたのは2006年の初頭でー
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5:21 - 5:24最初のアルバムを録音しました
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5:27 - 5:34最初の作品から3、4ヶ月でオンラインに音楽を上げー
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5:34 - 5:37すぐに売り切れました
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5:37 - 5:39とても早い展開でした
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5:39 - 5:43数年単位でなく 数ヶ月の期間で起きました
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5:47 - 5:55自分は新世代のクラシック作曲家だと思っています
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5:55 - 5:59あるいは、ただ"音楽家"と言った方が
ふさわしいかもしれません -
6:06 - 6:102つの異なる世界を複合させる事でー
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6:10 - 6:13コントラストが生まれますがー
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6:13 - 6:18一方でただの音の振動に過ぎません
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6:18 - 6:23理論的にはコンピュータから出る音とー
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6:23 - 6:26ピアノから出る音に明確な違いはありません
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6:26 - 6:30両者ともスピーカーから出るときにはただの音波です
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6:34 - 6:39クラシックは他の世界から本当に隔絶していてー
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6:39 - 6:44その隔たりを壊してー
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6:44 - 6:49一般的なジャンルとして扱いたいのです
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6:49 - 6:52クラシックとは別物としている扱われているー
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6:52 - 6:57ポップやロック、ダンスミュージックなどと同じように
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7:04 - 7:11“テクノロジーの力”
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7:12 - 7:17音楽を作り始めたときはー
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7:17 - 7:22ほとんど全てのタスクについて機材が必要でした
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7:22 - 7:25ボーカルをEQしたいとき
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7:25 - 7:31楽器の音域やダイナミック・レスポンスを制限したいとき
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7:31 - 7:35洞窟にいるみたいにエコーやディレイを加えたいとき
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7:35 - 7:39それぞれに専用の特殊な機材が必要でした
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7:40 - 7:43古いドラムマシンはー
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7:43 - 7:46変なMIDI/DIN同期変換機を通してしかー
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7:46 - 7:49シーケンサーと通信できませんでした
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7:49 - 7:52だから電子音楽を作る際にはー
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7:52 - 7:56音を出すだけでも難しかったのです
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7:56 - 7:59例としてLouder Than a Bombをー
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7:59 - 8:03作っていた時を思い出してみるとー
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8:03 - 8:06ミュートをする必要がありました
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8:06 - 8:0910トラックくらいを一度に
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8:09 - 8:12全部を一度にミュートするんです
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8:12 - 8:15でも自動制御はありませんでした
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8:15 - 8:19だから皆で音楽を聴いてー
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8:19 - 8:21タイミングに合わせー
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8:21 - 8:261、2、3って具合にー
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8:26 - 8:28皆が同時に行う必要がありました
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8:28 - 8:32そして 離すのも同時である必要がありました
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8:32 - 8:35今と比べて昔は 音量調整 ひとつ とってもー
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8:35 - 8:39そういったやり方をする必要がありました
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8:42 - 8:46大きな違いはー
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8:46 - 8:49当時は30歳とか35歳くらいでなければー
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8:49 - 8:53人材も資金も足りずに録音ができませんでしたがー
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8:53 - 8:56今では自分のコンピュータで できます
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8:56 - 8:59誰にでも できます
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9:03 - 9:05音楽を始めた頃にー
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9:05 - 9:08継続できた理由の1つはー
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9:08 - 9:13コンピュータを使って多重録音ができたことです
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9:13 - 9:17ベースを弾いた上にギターやボーカルを重ねたり
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9:17 - 9:19しかもそれが簡単にできたからです
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9:20 - 9:23ソフトウェアなのでー
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9:23 - 9:25どんな若者でもー
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9:25 - 9:27海賊版かどうかに関係なくー
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9:27 - 9:30Reason、Logoc、Abletonなどを使ってー
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9:30 - 9:34たった5分で できるのです
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9:34 - 9:3820年前は 半年か1年かかったことが
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10:27 - 10:30"カラーリスト"にはいろいろな側面がありますがー
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10:30 - 10:35基本的には、映像の"見栄え"の調整を行います
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10:35 - 10:39明るさ、コントラスト、色、彩度など
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10:39 - 10:43映像に見栄えを与えるのです
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10:43 - 10:46"これ"をはじめた頃は
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10:46 - 10:51フィルムのロールを取り出してスキャナーに載せ
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10:51 - 10:55映像を作るためにスキャナーの光量を調整していたんだ
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10:55 - 10:56そこまで大きな違いはないけど
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10:56 - 11:00今ではフィルムロールの代わりに
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11:00 - 11:03ファイルやシーケンスといったものを使ってる
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11:10 - 11:15"RED"はおそらく最新の、言わば
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11:15 - 11:18デジタル・モーションピクチャーカメラです
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11:18 - 11:21最も革新的なところは
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11:21 - 11:23多くの人が言うように
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11:23 - 11:25価格の桁が違うという点よりも
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11:25 - 11:28高品質なモーションピクチャー画像を
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11:28 - 11:31多くの人が作成できるという事実にある
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11:31 - 11:32それが一番大きい
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11:32 - 11:34もっと安いカメラはいつでも買うことができるけど
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11:34 - 11:37あの価格帯であのイメージ生成ができるカメラは
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11:37 - 11:39今までになかった
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11:39 - 11:41それが一番革新的なところだね
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11:44 - 11:48ロサンジェルス
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11:50 - 11:56今、ある意味 歴史的とも言える RED STUDIOSにいます
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11:56 - 11:59ここは5つある音楽舞台の内の1つで
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11:59 - 12:01こっちでは今、大きなREDプロジェクトを撮影しています
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12:01 - 12:03こっちでも、こっちでも撮影をしています
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12:03 - 12:07ここの舞台は実地研究所として使っています
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12:07 - 12:09フル4Kのシアターがあって
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12:09 - 12:13カメラや作業行程のテスト
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12:13 - 12:15いろんな理論のデモなどを行っていて
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12:15 - 12:18実際に今、これから行うテスト用のセットを作っています
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12:21 - 12:26この"RED"全ての反乱の初期に
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12:26 - 12:28カメラを作っていた時
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12:28 - 12:32多くの人が絶対成功しないと思っていました
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12:32 - 12:34ただ笑って からかっていました
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12:34 - 12:37詐欺だとか、お蔵入りとか
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12:37 - 12:39時間とエネルギーの無駄だとか
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12:39 - 12:42狂った"RED"の連中のために時間を無駄にするな
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12:42 - 12:45実際は何もできやしないからと
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12:45 - 12:46それがこの反乱の全てです
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12:46 - 12:51できないと言った人達の言う事を信じない事
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13:04 - 13:06道具としての"RED"
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13:06 - 13:09そして映画製作の観点からそれが持つ意味は
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13:09 - 13:11とても興味深い
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13:11 - 13:15なぜなら製作されるはずのなかった多くの映画が
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13:15 - 13:17製作される事になるからです
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13:17 - 13:20これは映画に多くの選択肢が生まれるということ
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13:20 - 13:23より多くの創造性が日の目を見る、ということです
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13:29 - 13:32映画製作の仕事が私にできるとは思ってもいませんでした
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13:32 - 13:34映画が大好きだったし、執筆も好きだったけど
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13:34 - 13:37人生でそれができるようになる事が起きることはなかった
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13:37 - 13:39それが起きたのは
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13:39 - 13:442005年の"South by Southwest"のような映画を
見始めた時だった -
13:44 - 13:46人々がマンブルコア(口ごもる)映画と呼ぶ
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13:46 - 13:49デジタル撮影の短編の物語で
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13:49 - 13:51同世代くらいの人達が作っていたのだけど
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13:51 - 13:53突然思ったの
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13:53 - 13:56これは違う世界で今や誰でも映画が作れるって
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14:11 - 14:13以前よりも多くの若者が多くのツールを
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14:13 - 14:15入手できるようになってきていて
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14:15 - 14:18以前は高価だったので上流の人々しかできなかったことが
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14:18 - 14:25今では、かなり安く映画を製作できるようになった
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14:25 - 14:29大資本の映画並の質かどうかは別として、それも可能だけど
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14:29 - 14:32とにかく今では映画製作を安く行う方法がある
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14:32 - 14:34編集を安く行う方法、撮影を安く行う方法
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14:34 - 14:38配給を安く行う方法
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14:38 - 14:40より多くの若者がそれを行う事ができるようになっている
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14:48 - 14:51Jimi Hendrixは
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14:51 - 14:54エレキギターが存在しなかったら
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14:54 - 15:02当時のこの17歳の少年は想像できなかっただろう
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15:02 - 15:04よし!この音を作るためにエレキギターを発明しよう!
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15:04 - 15:07とはならなかっただろう
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15:07 - 15:09エレキギターは実用的な理由に基づいて
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15:09 - 15:11とても実用的に発明された
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15:11 - 15:151930年代のビッグバンド時代のリズムギターは
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15:15 - 15:17音量を大きくする必要性があり
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15:17 - 15:20テクノロジーを使って音量を大きくしたのです
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15:20 - 15:24つまり、言いたい事は
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15:24 - 15:26テクノロジーが常に先じて
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15:26 - 15:27芸術家は後からついてくるのです
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15:27 - 15:29例えばジミヘン
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15:29 - 15:32こうやってワーンと音を鳴らしてみて
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15:32 - 15:34かっこいい、これを使いたいって
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15:34 - 15:41だから芸術家は常にテクノロジーの後に来るのです
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15:41 - 15:44油絵を発明したのは芸術家ではないし
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15:44 - 15:49ムービーカメラを発明したのも芸術家ではない
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15:49 - 15:53テクノロジーは一般的に 何か他の目的で発明され
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15:53 - 15:58芸術家がやって来て 乱用したり 変えたりする
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15:58 - 16:00そういう意味でテクノロジーは偉大なんだ
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16:12 - 16:15音楽をやる主な目的は人に刺激を与えるため
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16:15 - 16:18どんな形であろうとね
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16:18 - 16:24例えば刺激を受けてアートを作りたいと思うとかね
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16:24 - 16:27それは必ずしも1つとは限らない
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16:27 - 16:29例えば僕が音楽を作って人に聞いてもらい
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16:29 - 16:32彼らからいろんなアートを送り返してもらってる
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16:32 - 16:37いつも何かしら、ビデオや絵画、写真
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16:37 - 16:42曲のネーミングとかをもらってる
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16:42 - 16:45これを双方向でできないかと思って
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16:45 - 16:49ファンが僕を刺激して、一緒に作る
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16:49 - 16:52おもしろいコレボレーションだよ
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16:52 - 16:55たくさんの人と行う巨大なコラボレーション
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16:55 - 16:58それでプロジェクトを始めたんだ
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16:58 - 17:06曲に対する作品を作って僕に送るように奨励して
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17:06 - 17:09プロジェクトの一員になって また僕を刺激し
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17:09 - 17:14最終的にいくつかの作品を
曲のアートワークとしてリリースする -
17:15 - 17:20そのプロジェクトではたくさんのビデオを受け取ったよ
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17:20 - 17:25人形のコマ撮りとか、すごいのを本当にたくさん
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17:25 - 17:29特に気に入ったのは
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17:29 - 17:33今まで会った事もないアルゼンチンの人のもので
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17:33 - 17:37とてもシンプルなヴィジュアルで
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17:37 - 17:38音を視覚化した感じで
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17:38 - 17:41色が音楽に合わせて動く
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17:41 - 17:45ある色がヴァイオリンでもう1色がピアノで
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17:45 - 17:47それでメールを送ったんだ
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17:47 - 17:49こんにちは、オリバーです
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17:49 - 17:53ビデオを見て、これを宣伝したいって
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17:53 - 17:55曲に対するオフィシャルビデオとして
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17:55 - 17:59他の人の作品やアルバムのアートワークに対して
したのと同じように -
17:59 - 18:05彼はそれをとても気に入ってくれて
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18:05 - 18:11最終的にそれが今までで一番成功したビデオとなり
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18:11 - 18:17一昨年の僕の成功はこれに寄るところが大きかったんだ
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18:52 - 19:05産業は死んだ
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19:12 - 19:16芸術の世界では、かつて
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19:16 - 19:19作品を入手する場所が明確だった
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19:19 - 19:21娯楽を手に入れる場所が
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19:21 - 19:22器があったんです
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19:22 - 19:26テレビだったり、建物だったり
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19:26 - 19:29時には新聞の一面だったり
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19:29 - 19:32それは素晴らしい事だった
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19:32 - 19:35ただ当然、同様にその古いやり方には代償があって
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19:35 - 19:38それは、あなたの選択をだれか他の人が決めていて
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19:38 - 19:40その人達も人間ですから
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19:40 - 19:46必然的に限られた範囲での主義や嗜好や考えのものであった
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19:46 - 19:49そして、不幸にも、伝統的に、そして一般的には
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19:49 - 19:53それは特定の権力を持ったグループを代表するものだった
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19:53 - 19:54自ら権威づけられたグループ
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19:54 - 19:56他人に権威づけられたグループを
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19:56 - 19:59言うならば、一般的には白人達が
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19:59 - 20:02新聞の一面で美術館での出来事を知らせていた
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20:02 - 20:04少なくとも伝統的には
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20:06 - 20:09芸術には古い歴史があり
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20:09 - 20:11音楽にも古い歴史があり
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20:11 - 20:14絵画や彫刻や演劇にも古い歴史がある
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20:14 - 20:18しかし、産業が生まれてからは ほんの50年です
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20:18 - 20:21音楽産業、映画産業と呼ばれるもの
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20:21 - 20:24それは最近の話です
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20:34 - 20:37かつての生産システムはその過程に確かな価値をもたらしました
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20:37 - 20:39原子の時代には
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20:39 - 20:45音楽や映画を記録するには資本が必要で
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20:45 - 20:47さらなる資金と専門性が
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20:47 - 20:55TV局や新聞といった限られたチャンネルへ
流通させるために必要でした -
20:55 - 20:59こういった手段がとても高価だったために
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20:59 - 21:02本当に限られた芸術家しか紹介されてこなかった
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21:06 - 21:08『パーミッション・マーケティング』を書いた後
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21:08 - 21:11やり終えた感じで、全く書く気が起きなかった
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21:11 - 21:13そんなとき、Malcolm Gladwellが
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21:13 - 21:17推薦文を書くために『tipping point』を送ってくれて
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21:17 - 21:22それを読んで、何か分からないまま突然ひらめいて
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21:22 - 21:2510日か12日くらいで本を書き上げた
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21:25 - 21:27彼の影響を受けて書いた本
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21:27 - 21:29それが『Unleashing the Ideavirus』だった
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21:29 - 21:31本を書き終え、読んでみると
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21:31 - 21:33アイデアの拡散の仕方に関するものだった
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21:33 - 21:35次はどうする?って思って
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21:35 - 21:38なぜなら、そこで無償のアイデアはより速く拡散し
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21:38 - 21:40拡散したアイデアが勝利することを書いていたから
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21:40 - 21:41だから出版社へ行って
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21:41 - 21:43一昨年にニューヨークタイムズのベストセラーがあったにも関わらず
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21:43 - 21:45新しい本ができたよ
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21:45 - 21:47出版してもいいよ
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21:47 - 21:48だけど今すぐ出したい
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21:48 - 21:51だから、オンラインで無料で配布したい、とね
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21:51 - 21:54すると出版社のお偉方が言った
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21:54 - 21:55是非出版したい
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21:55 - 21:56だけど無料ではできない
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21:56 - 21:58そして出版には1年かかる、ってね
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21:58 - 22:00だから僕は信念に賭けて
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22:00 - 22:04本をオンラインでeブックに投稿したんだ
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22:04 - 22:07初日に3000人がダウンロードした
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22:07 - 22:08たいした数じゃない
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22:08 - 22:11でも次に6000人、その次は12000人
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22:11 - 22:16そして100万人、そして今に至っては500万人だ
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22:16 - 22:20僕が使ったのはノートパソコンとインターネットだけだよ
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22:20 - 22:23それで500万人だよ
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22:23 - 22:26それでお金になるの?って聞かれるけど
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22:26 - 22:27そもそもお金を作ることが目的ではなく
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22:27 - 22:29主張がしたかっただけだ
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22:29 - 22:30そして主張ができた
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22:30 - 22:31アイデアが拡散する方法についての
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22:31 - 22:32そこでおもしろいことが起きた
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22:32 - 22:34人々が私にメールをよこすようになって
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22:34 - 22:37気に入ったけど画面上で見るのはごめんだ、って
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22:37 - 22:40そこですぐに印刷屋に一本電話をかけて
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22:40 - 22:43自費出版版を用意して
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22:43 - 22:47アマゾンで40ドルで売り出したんだ
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22:47 - 22:492000年頃の話だけど
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22:49 - 22:53200ページの本にしては破格の40ドルだよ
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22:53 - 22:55ベストセラーの5位に入り
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22:55 - 22:58誰かが日本語に翻訳してさらに4位に入り
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22:58 - 23:00その他の言語にも翻訳されだして
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23:00 - 23:02配布した本よりも多くのお金が手に入ったんだ
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23:02 - 23:05そして今まで売ったどの本よりも
-
23:05 - 23:07そこで学んだことは
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23:07 - 23:11うまい儲け方ではなく
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23:11 - 23:12全てが変わり
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23:12 - 23:15もはや産業は死んだということだ
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23:22 - 23:28あらゆる事が民主化することに賛成だ
-
23:28 - 23:31民主化すればする程良い
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23:31 - 23:39そしてインターネットは民主化にとって素晴らしい物だ
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23:39 - 23:44音楽を皆が作ってアップすることができるという事実は
-
23:44 - 23:52私は基本的に、素晴らしい事だと思う
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23:52 - 23:56でもそれと同時に物事をどんどん押し進めている
-
23:56 - 24:00皆が曲を素晴らしくするために
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24:00 - 24:03高価なスタジオで1月かけていたような事が
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24:03 - 24:06自前でできるようになったと思っていたが
-
24:06 - 24:08全てを変えてしまった
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24:08 - 24:11それも過去にものにしてしまっているんだ
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24:11 - 24:13今では誰でもできてしまう
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24:13 - 24:14物事は変化していて
-
24:14 - 24:17私は変化していることを好む
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24:54 - 24:5610年前は
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24:56 - 24:58コンサートに行けば
-
24:58 - 24:59ステージに演者がいて
-
24:59 - 25:03それに対する1万人の観客がいるのが当たり前だった
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25:03 - 25:07将来、そして今からのメディアでは
-
25:07 - 25:11コンサートに行くと1万人の人がいるが
-
25:11 - 25:13違いは
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25:13 - 25:16彼ら自身が芸術家と自負し
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25:16 - 25:19他の人が観客だと考えていること
-
25:19 - 25:22問題は、皆が同様に考えている点だ
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25:25 - 25:30芸術家と観客を混同する罠に陥り
-
25:30 - 25:35観客の方が有識で、権威があり
-
25:35 - 25:38創造的で、才能があると思い込むとき
-
25:38 - 25:42別の約束を前提としがちだ
-
25:42 - 25:47つまり、急進的な民主化をありがたがる
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25:47 - 25:50そして文化的、政治的な意味合いで言う"民主化"を
-
25:50 - 25:53定義通り、あるいは良く言えば最新のビジネスである
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25:53 - 25:58芸術創作におけるそれと混同するのは間違いだ
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26:09 - 26:11この脱工業化の時代では
-
26:11 - 26:16自動化や孤独、コミュニティの崩壊により
-
26:16 - 26:19創造的な行為を通して
-
26:19 - 26:22自分達の心を満たすようになった
-
26:24 - 26:27街に出ると
-
26:27 - 26:30誰もが小説を書き、映画を作り
-
26:30 - 26:32歌を作る事ができると思っている
-
26:32 - 26:34だから子供達がこぞってバンドに入り
-
26:34 - 26:37皆が座って偉大な本を書こうとし
-
26:37 - 26:41ビデオカメラを買ってYoutubeに動画をアップしている
-
26:58 - 26:59多くの人が音楽を作りるようになり
-
26:59 - 27:01音楽は間違いなく民主化された
-
27:01 - 27:03誰もがアルバムを作る事ができる
-
27:03 - 27:06どんな個人でも
-
27:06 - 27:09最低限のソフトがあれば
-
27:09 - 27:10音源を作る事ができる
-
27:10 - 27:13音源をネットに載せ
-
27:13 - 27:15全世界に存在を知らせる事ができる
-
27:15 - 27:18問題は皆がそれをやっていることだ
-
27:20 - 27:24誰もが成功したミュージシャンになれるでしょうか?
-
27:24 - 27:30誰もが音楽を買ってくれるファン基盤を持てるでしょうか?
-
27:30 - 27:32間違いなく不可能です
-
27:32 - 27:34才能のある人と、ない人がいるからです
-
27:34 - 27:37それが不幸な現実です
-
27:37 - 27:39多くが望まない現実です
-
27:39 - 27:41大多数は才能がないからです
-
27:44 - 27:45だから、真剣な若い映画製作者にとっては
-
27:45 - 27:47とても憂鬱な時代です
-
27:47 - 27:49大衆に任せると
-
27:49 - 27:51全てが民主化され
-
27:51 - 27:52全てがクリック数によって決められてしまい
-
Not Synced芸術家の真剣さを台無しにしてしまう
-
Not Synced"grey goo"という考え方があります
-
Not Synced自己複製を行う極小のバイオマシンがあるとすると
-
Not Synced世界中がその"grey goo"で覆われることを止められない
-
Not Syncedその小さい奴が自分以外何も残らない限り
-
Not Synced自分を複製しつづけてしまう、というものです
-
Not Synced芸術と文化も同じような原理に至るかもしれない
-
Not Synced皆が音楽家で、二流の音楽を作っていると
-
Not Synced結果として世界は二流で覆われてしまい
-
Not Synced二流で満足するようになってしまう
-
Not Syncedそれは危険なことだと思う
-
Not Synced輝くべき文化的な新時代への入口にいるという
-
Not Synced証拠は何一つありません
-
Not Synced証拠があるとすれば
-
Not Synced著書やその他で言っているように
-
Not Synced文化的な暗黒時代の入口にいるかもしれないということです
-
Not Syncedコンスタンティノーブルが崩壊し
-
Not Synced創造的な世界が破壊され
-
Not Synced自己主張を吐き出すだけの
-
Not Synced民主的文化の危機に
-
Not Synced誇大広告とそれに対する反動の時代です
-
Not Syncedその交互の流れは継続的に存在します
-
Not Syncedとてもおもしろいのは
-
Not Synced2年前には"次に来るのはこいつらだ”と言って
-
Not Synced誰もが話題にしていたバンドが
-
Not Synced今ではどこに行った?
-
Not Synced知らないって
-
Not Synced次に来ると思っていたこっぱずかしい流行やサブジャンルがあった
-
Not Syncedたくさんの批評家やブロガーが互いにマスかいていた
-
Not Synced新しいものを発見するのは安易だから
-
Not Synced将来自分達が少し恥ずかしくなると思う
-
Not Synced"マンチェスター"
-
Not Syncedコンサートをしに マンチェスターに来ています
-
Not Syncedフルオーケストラで
-
Not Synced指揮者のアンドレ・デ・リッダーが—
-
Not Synced一緒にやらないかと連絡をくれて—
-
Not Synced新しいアルバムをフルオーケストラ用に—
-
Not Syncedアレンジし 初演するんです
-
Not Synced私にとって とても重要な出来事です
-
Not Syncedフルオーケストラ用にアレンジを行うのは
初めてですが— -
Not Syncedそれができることを—
-
Not Syncedうまく行けば 証明できるからです
-
Not Synced"ロイヤル・ノーザン・カレッジ・
オブ・ミュージック" -
Not SyncedUKで一番の音楽大学でー
-
Not Syncedいくつかの学部は国でも一番です
-
Not Synced若いミュージシャンが多く—
-
Not Syncedオリバーが来た時も大変驚いていました
-
Not Synced"子供じゃないか!"って
-
Not Syncedでも同時に 彼らが演奏するのを聴いて—
-
Not Synced素晴らしい音を奏でる
成熟したミュージシャンであることに— -
Not Syncedさらに驚いていました
-
Not Synced元々の構想は—
-
Not Synced毎年度末に行っていた—
-
Not Synced博物館やギャラリー、去年は駅舎など—
-
Not Synced外へ出て 普段は音楽がない場所で
演奏をするというものでした -
Not Syncedここはコンサート・ホールで—
-
Not Syncedいつも音楽が存在しるので—
-
Not Synced今度は逆に—
-
Not Synced保守的なオーケストラがやらないような形で—
-
Not Syncedそういった場所では演奏されないような—
-
Not Synced音楽を集めることにしたのです
-
Not Synced私はクラシック畑の人間ではないので—
-
Not Syncedアレンジもよく分からないまま行いました
-
Not Syncedオーケストラのためにアレンジをしたことはないのに—
-
Not Synced突然 ストラヴィンスキーが隣にあるようなー
-
Not Syncedショーの主役になりー
-
Not Synced若いのに大きなショーをやるのでー
-
Not Synced天才か何かと人が期待するけど—
-
Not Synced実際はトンチンカンで落胆するかもしれないと思いました
-
Not Syncedでも重要なのは良いことでー
-
Not Syncedルールや慣習ではなく
-
Not Syncedいいものを演奏する事だと理解してくれることを
-
Not Synced期待しています
-
Not Synced"アーティストがパワーを持つ"
-
Not Syncedニューヨークの広告週間で最近—
-
Not Syncedパネリストをすることがありました
-
Not Synced"デジタルな才能の不足"というパネルでした
-
Not Synced広告業界の重役達が話していたのは—
-
Not Syncedデジタルな才能の不足に関してでした
-
Not Syncedかつてない程 少なくなっていると
-
Not Synced私はそう思いません
-
Not Syncedむしろ増えていますがー
-
Not Syncedマディソン街の小さな箱や代理店のためではなくー
-
Not Synced自分のために 自分のソフトウェアとハードウェアでー
-
Not Synced働いておりー
-
Not Synced自分の意欲や情熱のために製作を行っています
-
Not Syncedアーティストが力を持つ時代にいて
-
Not Synced自分達が持っている力を認識しないことにー
-
Not Synced混乱します
-
Not Syncedアーティスト無しにはレコード会社は成立しません
-
Not Syncedアーティスト無しには会場は埋まりません
-
Not Syncedアーティスト無しにはTシャツも売れません
-
Not Syncedクリエイティブな世界は—
-
Not Synced知人と その知人を知っているのが誰かによってー
-
Not Synced分断されていてー
-
Not Synced状況に依存していました
-
Not Synced今 新しく ユニークなのはー
-
Not Synced才能のある人がー
-
Not Synced個人で発信し 自分のキャリアを作ることができることです
-
Not Synced代理店で働く必要はないんです
-
Not Synced自分の仕事やブランドを作ることができるのです
-
Not Synced"東京"
-
Not Syncedとても独立的で、自主運用されー
-
Not Synced自分達やファン、そしてー
-
Not Synced音楽や映画、絵画などを通した創造の方向に基づいて
キャリアの決定を行うー -
Not Synced新しいタイプのアーティストを見るようになりました
-
Not Syncedニューヨーク
-
Not Synced簡単に言うとSHILOはー
-
Not Synced大部分は旧来の制作会社ですが
その成り立ちはそうではありません -
Not Synced旧来のモデルではディレクター、編集スタジオ、
広告代理店などがありー -
Not Syncedそれぞれが製作の持ち場をもっているために
争いが生じていましたがー -
Not Syncedそういったことを止めようと言ってー
-
Not Synced今ではディレクターがデザインや編集をすることもあります
-
Not Syncedこれは環境を全く変えてしまう複合的な形でー
-
Not Syncedみんなが何でもできる という考えです
-
Not Syncedデザイナーがディレクションをする時にー
-
Not Synced従来とは異なったアプローチをするかもしれません
-
Not Syncedそれが異なる結果となって現れます
-
Not Synced単にやり方の善し悪しの話だけでなくー
-
Not Synced違った視点から得られる
違った結果になりえるのです -
Not Syncedほとんど全てのひらめきは
スケートボードから来ています -
Not Syncedそのような視点から世界を見ることから始めた
私達にとって興味深いことです -
Not Syncedビデオを制作して自分達で配給し続けていたのは
私達が初めてです -
Not SyncedするとVHSカメラが発売され
自分達で撮影や複製をしてー -
Not Synced誰かに送る事ができるようになり
スケートボードが始まったのです -
Not Synced夢を実現する、自分達でやる、
世間が言うことは気にしないー -
Not Syncedというところに本質があります
-
Not Synced街に出てスケートをすることは
設えられた野球の試合を待つのとは違いー -
Not Syncedただ やるんです
-
Not Synced自分達で仕事ができる能力を持つ事はー
-
Not Synced要素を組み合わせる方法を
より自由に、視覚的に、魔術的にします -
Not Syncedそして 事前に準備された形ではなくー
-
Not Syncedより即興的で、瞬間を反映したものになります
-
Not Synced草の根的に、自己学習的にやっています
-
Not Syncedここにいる人の大半は自己学習をしています
-
Not Synced一般的な教育は受けていますが
必ずしも映画やデザインの教育というわけではなくー -
Not Synced夢を達成するための個人的な成長のために
やっています -
Not Syncedプロの世界で今 起きていることを学ぶ
形式的な訓練は無いと思っています -
Not Synced映画産業では専用のツールの使い方を学びますがー
-
Not Synced必ずしも 製作や楽しむために必要な
基礎感覚の準備とはなり得ません -
Not Synced“ロサンジェルス”
-
Not Synced“南カリフォルニア大学”
-
Not Syncedアダム・ワトソンと言います
-
Not Syncedここで映画撮影術を学んでいてー
-
Not Syncedあらゆる種類の書き物もしています
-
Not Synced今は監督を担っているー
-
Not Syncedミュージックビデオに取り組んでいます
-
Not Syncedたくさん学ぶことがあります
-
Not Synced学校に行かずに仕事が手に入るなら上出来ですがー
-
Not Syncedロバート・ロドリゲスやタランティーノがー
-
Not Synced自主制作で映画を作って
一晩の内に成功したという話はあまり聞きません -
Not Syncedオスカー受賞者や候補者の内、何人が
映画学校出身者かを見れば分かるでしょう -
Not Synced5年前でさえ 入学者の何割かはー
-
Not Synced編集的会話術やアクション適合の概念を
知りませんでした -
Not Syncedワイド・ショットで手が下にある場合にー
-
Not Syncedクローズ・アップでここにあると
どういう意味になるか? -
Not Synced必ずしもアクション適合をする必要はありませんがー
-
Not Synced少なくとも4年生以降に実験的に学ぶ概念です
-
Not Synced絵同士をつないでー
-
Not Syncedひとつの場面から次の場面に飛ぶと どうなるかが
試せるようになるからです -
Not Synced彼らはたくさんの映画製作の経験を持って
学校にやって来ます -
Not Synced時には全て、あるいは監督、撮影、編集、
作曲、役者といったように -
Not Syncedそのために彼らはイメージを
頭に思い浮かべる事ができますがー -
Not Synced共同者に対して いろいろな手段を使って
説明や表現をする必要がありません -
Not Syncedですから、ここで私やこの学部が教えている核心はー
-
Not Synced自分の物語りに参加してくれるようにー
-
Not Syncedそれを他人に対して表現できるレベルまで
理解する方法に他なりません -
Not Synced学生は変化の速さに慣れていなければなりません
-
Not Synced5年後にはなくなってしまう今日の技術を
彼らに教えることはできません -
Not Synced彼らに教えなければならないのはー
-
Not Synced効果的な物語りの方法、イメージの使用、
そして毎年変化する技術に慣れることです -
Not Synced“工芸の消失”
-
Not Synced創造的過程における
デジタル革命の最も素晴らしい面はー -
Not Synced工芸の知識と 創造性 の分割方法にある
-
Not Syncedかつては良い写真家になるためには
現像やプリントの方法、カメラの仕組みをー -
Not Synced知らなければならなかったが
今では関係がない -
Not Synced音楽でも同様で、素晴らしい音楽家になるためにはー
-
Not Synced楽器の演奏方法や関連する技術の仕組みについて
熟知していなければならなかったがー -
Not Synced今はパソコンを起動する方法だけ知っていれば良い
-
Not Syncedボニー・ヴェアーは山小屋で
あのレコードを作りました -
Not Syncedあれ以上のレコードを私は知りません
-
Not Syncedいつも聞いています
-
Not Synced20人で作ったと言われたらー
-
Not Syncedいづれにしろ私は聞きたいと思うでしょう
-
Not Synced同じ物や同じ個人的な経験が
できたかどうかは分かりませんがー -
Not Synced興味深いレコードであることに変わりはありません
-
Not Synced彼が書く曲は"山小屋の男"そのものです
-
Not Synced惜しむべき物はありますがー
-
Not Syncedスタジオの個人普及から興味深いものが
出てくるかもしれません -
Not Synced若いミュージシャンの罪は
テクノロジーに頼り過ぎているということです -
Not Synced彼らは標準以下の部分的な仕事をしー
-
Not Syncedテクノロジーにそれを補完することを期待します
-
Not Synced“それを直すツールを知ってる”
-
Not Synced“それを調律できる”、“それとこれを編集できる”
“あれやこれやを調整できる” -
Not Synced不幸にも彼らはそういった道具が手に入ることを
知っています -
Not Syncedそしてそれが できてしまいます
-
Not Synced本来、手間のかかる作業ですがー
-
Not Syncedほとんど全てを直すことができてしまいます
-
Not Synced直し終わった後、パフォーマンスは存在しません
-
Not Synced何も残りません
-
Not Synced工芸はもはや必要ありません
-
Not Synced小説家の工芸、アートの工芸、音楽家の工芸は
失われました -
Not Synced10年前にドラマーと一緒に作業をしていてー
-
Not Synced音楽的に、あるいは正確性においてー
-
Not Synced特定の箇所を演奏できなかった場合ー
-
Not Syncedそれができるまで やるか、
別の誰かを雇いました -
Not Synced今では同様に音楽的に、正確性において
特定の箇所を演奏できなかった場合ー -
Not Syncedその質が得られるまで私は編集を行います
-
Not Syncedモータウンのレコードを例に挙げてみるとー
-
Not Synced素晴らしいアーティストによって
全てが演奏されています -
Not Synced今では、全てのレコードとは言いませんが
私が作るようなポップスのレコードの多くはー -
Not Synced一般的に機械的に編集されー
-
Not Synced人によっては、固い正確性ー
コンピュータ的な正確性とも捉えられます -
Not Syncedアートや音楽における完璧さは
個人的に心地よくありません -
Not Synced私がビリー・ホリデイを聞くのは
脆弱性をもっているからです -
Not Syncedニック・ドレイクを聞くのは
脆弱性と非完璧さをもっているからです -
Not Synced完璧なデジタル・アートには
恐ろしさとつまらなさ さえ感じます -
Not Syncedデジタル・アートや音楽を製作する製作サイドの
エンジニアやプロデューサーのいくらかはー -
Not Synced脆弱性や美観や人間性を排除して
ひたすら正確性を目標にしています -
Not Synced私にとって最も重要なことはー
-
Not Synced45分の映画や、そのダイジェスト、あるいは
youtube上の個人によるたくさんの短編を通してー -
Not Synced正直で、おもしろく、複雑な作品を見ることです
-
Not Syncedそして、芸術性やおもしろさを考えずに
テクノロジーを使って作品を作るのは -
Not Syncedとても安易だと思います
-
Not Syncedなぜならそれらが私にとって重要であり
配給や撮影の方法は誰も気にしません -
Not Synced突出したアイデアがなければなりません
-
Not Synced私は近代のテクノロジーを使っているので尚更です
-
Not Synced(RNCMの保守的な音楽家をはじめとする
近代音楽はー) -
Not Synced(異なる分野に適応し、
学ぶ必要があると思いますか?) -
Not Synced将来的にそうありたいのであれば必要でしょう
-
Not Synced何にでも適応する必要があります
-
Not Syncedひとつの種の音楽に留まっていたくなければ
-
Not Synced(演奏家としての技術は明らかに高いですがー)
-
Not Synced(いわゆる伝統的な形で訓練され、普段あなたが
一緒にやらないであろう人達と一緒にやるのはー) -
Not Synced(どんな感じでしょうか?)
-
Not Synced彼らが理解するのに少し時間がかかりました
-
Not Synced最初は、マネージャーから個別のパートが送られー
-
Not Synced少ない音符で、リハーサルの必要もないくらい
簡単なものだと思ったでしょう -
Not Syncedそうしてリハーサルに来ると
何が起こっているか分からずー -
Not Synced感情がありませんでした
-
Not Synced全体の通しを行った後にー
-
Not Synced突然理解したんです
-
Not Syncedこの人は普段行っているのとは
違うやり方をする人でー -
Not Synced適応しなくてはならないって
-
Not Syncedそうして曲の物語や感情を理解する機会を得るとー
-
Not Synced美しく演奏し始めました
-
Not Syncedクラシックでのやり方にとらわれずー
-
Not Synced感情とその表現に集中して演奏することができました
-
Not Synced私は間違いなくクラシック界には属していません
-
Not Syncedクラシックの音楽家として自分を捉えたことは
ありませんがー -
Not Syncedその世界の人達が私達のやり方に賛否を
持っていることは理解しています -
Not Syncedクラシック現代音楽は閉じた世界でー
-
Not Syncedそれは恥ずべきことと思いますがー
-
Not Syncedそこでの問題は、音楽が美しくなければならずー
-
Not Synced慣例的な言語を使用しなければならないことでー
-
Not Syncedこの音楽の場合は
異なった文脈でそれを使用しておりー -
Not Synced攻撃的な批判を受ける可能性があります
-
Not Syncedお金と努力の無駄だと
-
Not Syncedクラシックの世界は こちらに属すには
クラシックらしくないと言います -
Not Syncedラジオ局からも同じ反応をもらいます
-
Not Syncedポップスのラジオ局にとってはクラシックすぎー
-
Not Syncedクラシックのラジオ局にはポップすぎるんです
-
Not Synced基本的にはどこにも属さないんです
-
Not Synced音楽に対しオープンで、クラシック音楽と同様に
ポップミュージックを好きだと思っていた友人でもー -
Not Syncedこれは気に入らないかもしれません
-
Not Syncedどの棚に入れれば良いかという風に
カテゴライズすることができないために -
Not Synced“時間、場所、出来事”
-
Not Synced全てが変わったと認識したのはー
-
Not Synced7年か9年前にEMIにいた友人からの話を聞いた時です
-
Not Syncedたくさんの子供を呼んで音楽を聞いてもらう
消費者テストでー -
Not Synced帰り際に無料のCDを
持ち帰ってもらおうとしたがー -
Not Synced16-7歳くらいの子供達20人の誰もが
持ち帰らなかったそうです -
Not Syncedヒラリー・ローゼンです
-
Not Synced米国レコード産業協会の議長とCEOをしていました
-
Not Synced1998年の売上は好調でした
-
Not Synced売上は増加傾向にありー
-
Not SyncedCDはまだ底打ちではありませんでした
-
Not Syncedショーン・ファナングとナップスターを創設しました
-
Not Syncedアイディアが浮かんだ時は二人とも高校生でした
-
Not Synced創設時には会ったことさえなくー
-
Not Syncedインターネットを通じてコミュニケーションを
とっていました -
Not Synced初期段階のナップスターの構想はー
-
Not Syncedmp3ファイルの共有を 主婦でもできるくらい
簡単にできるシステムでした -
Not Syncedはじめてナップスターを使った時ー
-
Not Syncedあらゆる音楽にすぐにつながることができると
分かりー -
Not Synced同時に、メディアや音楽についての考え方も
変えてしまうだろうと感じました -
Not Synced同じようにはいかないだろうと
-
Not Synced家にはダイアルアップの接続があったのですがー
-
Not Synced大学に来てはじめてイーサネットのT1接続があってー
-
Not Syncedそれは興奮しました
-
Not Synced狂ってようにパソコンをやり、
閉じたのは2週間後でした -
Not Synced進行表示がmp3を1つダウンロード中で、
残り2時間だと表示されていましたがー -
Not Syncedそれでも驚きでした
-
Not Syncedまだ試したことのない会社役員と
話していた時のことを憶えています -
Not Synced“今すぐパソコンの前に行って、
私の指示に従いなさい!”という具合でした -
Not Syncedナップスターに出会った音楽ファンの大半はー
-
Not Synced驚愕しました
-
Not Syncedまた、憤慨している人もいました
-
Not Synced興奮と激しい怒りの間で
様々な感情をもたらしました -
Not Synced私達はレコード会社にとっての"目覚まし”でした
-
Not Syncedネット上でのコンテンツ配信の潮流を
彼らが認識せざるを得ないー -
Not Synced先駆けだったのです
-
Not Synced前からー
-
Not Syncedメディアとの関わり方を大きく変えてしまうようなー
-
Not Synced何かを作る人になりたいと思っていました
-
Not Syncedだからこそ私はナップスターには心酔しー
-
Not Syncedそれは一瞬で意識を変えてしまうものでした
-
Not Synced今日の音楽はー
-
Not Synced私達に向けて“流されている”ようなものです
-
Not Synced人々は レコードは買ったりはしますがー
-
Not Synced一から十まで曲を聞くようなことはなくー
-
Not SyncedFacebookやmyspace、
メールを通して曲を手に入れー -
Not Synced音楽は雑音の流れのようなものなのです
-
Not Synced子供のときはレコードを買ってきてー
-
Not Synced純粋な集中の瞬間が訪れたものでした
-
Not Synced全ての細部を楽しみー
-
Not Syncedレコードやそれが針を載せて回転する様子を
見たりしてー -
Not Synced完全に集中していましたがー
-
Not Synced今は必ず何かをしながら音楽を聞くようになりました
-
Not Syncedほとんどがそうです
-
Not Syncedコンピュータの画面を通すとー
-
Not Syncedデータを処理しているだけのような気分になります
-
Not Synced音楽を聴く喜びを拒絶しているようです
-
Not Syncedメールチェックやtwitterの更新のようなー
-
Not Synced一つのタスクとしてしか見ていないようです
-
Not Synced価値が下がっている訳ではないと思います
-
Not Syncedより個人的には聴くようになっています
-
Not Synced80年代にもウォークマンはありましたがー
-
Not Synced100万ものiPodがある状況は見られないものでした
-
Not Syncedあっちで聴いたり こっちで聴いたりー
-
Not Synced聴き方が“散漫”になったと言えます
-
Not Synced心構えが変わってしまったと思います
-
Not Synced映画を見に映画館に行くのは覚悟が必要です
-
Not Synced家を出て 移動するような決断が必要になります
-
Not Synced一方で家のコンピュータには2000もの映画がありー
-
Not Syncedひとつを試して 途中で止め
また他のを試すことがー -
Not Synced3ドル程度で できてしまいます
-
Not Syncedある夜、映画と本を同時に見ていることに
気づきました -
Not Syncedそれは狂信的で狂っていると言えます
-
Not Synced映画を見ながらメールを見たり
テレビを見ながら仕事も頻繁にします -
Not Synced私達はとても注意散漫な環境に置かれているのです
-
Not Syncedそれはテレビの編集方法を見ても明らかです
-
Not Syncedバン、バン、バンとー
-
Not Syncedリアリティー・ショーやMTVを見るとー
-
Not Synced場面、フラッシュバック、グラフィックが写されます
-
Not Synced作品の鑑賞を強く欲求する感じではなくー
-
Not Syncedクリエーターはこの課題に対してー
-
Not Synced人々に見てもらように仕向ける必要があります
-
Not Synced音楽を録音するテクノロジーがー
-
Not Synced20世紀の音楽を定義しました
-
Not Synced全てのものが録音されー
-
Not Synced販売されるべきものでした
-
Not Syncedしかし、そのことがー
-
Not Synced“音楽”を制限しました
-
Not Synced新しい時代に突入しようとしています
-
Not Synced時間と、場所と、場面がより重要になりー
-
Not Synced音楽が作られ、その経験を享受するための
要素となるでしょう -
Not Syncedアーティストが作った音楽をー
-
Not Synced人々が無料でダウンロードできるようになるとー
-
Not Syncedファンである事を証明する物がなくなります
-
Not Synced"隣の人も無料でダウンロードした”
-
Not Syncedそうなるとファンである事を証明する物がないんです
-
Not Syncedしかし、ライブを見ることはー
-
Not Syncedファン以上であることを証明します
-
Not Syncedライブは本物のファンにー
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Not Synced演奏を購入し、宣言をする機会を
与えることができます -
Not Syncedなぜならそれは個人的な問題だからです
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Not Synced経験がより重要視されるでしょう
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Not Syncedその夜限りの出来事を見る経験が
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Not Synced録音された音楽は安価になっています
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Not Synced1曲79ペンスで買えー
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Not Syncedアルバム全体を買わずに、好きな曲だけが買えます
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Not Syncedライブによって音楽の“危険性”が保たれるでしょう
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Not Synced誰もmp3やレコードでは驚きません
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Not Syncedありきたりのものです
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Not Syncedレコードの発売日に並ぶことでは
もう誰も興奮しません -
Not Syncedいつか発売されて聴けるのですから
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Not Syncedでもライブでは何が起きるか分かりません
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Not Syncedそして一度きりです
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Not SyncedCDやmp3では音楽をこんな感じで
平面的にしか見れません -
Not Syncedライブだとこんな感じです
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Not Synced音楽に逃避し、陶酔できることをー
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Not Synced皆、恋しがっているんです
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Not Syncedそこに魔法はないと人は言いますがー
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Not Synced我を忘れ、没頭し、記憶に残る感情が
ライブにはあります -
Not Syncedレナード・コーエンのライブの記憶がありますがー
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Not Synced鳥肌が立つ程の出来事で 一生忘れません
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Not Synced人は可笑しい生き物でー
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Not Syncedダンスや相互作用をしたりー
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Not Synced楽しんだり、学んだりすることが好きです
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Not Syncedそういう風にできているんです
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Not Synced音楽と環境と若者にとってー
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Not Synced音楽を本当に楽しめるようになることは
素晴らしいことです -
Not Syncedそれが再び 音楽産業の一部となりー
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Not Synced私の世界の一部にもなるからです
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Not Synced私はクラブに通う若者だったので、そうではなくー
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Not Syncedライブはロックの人達のものでした
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Not Synced多くのミュージシャンは現在、ますますー
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Not Syncedステージに立って観客とつながる方法をー
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Not Synced見つけざるを得なくなっています
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Not Syncedかつてはラジオのヒット曲を演奏すれば良かったがー
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Not Synced今ではその つながりは もっと純粋でー
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Not Syncedもっと人間的である必要があります
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Not SyncedCDやレコードで音楽を聴く体験はー
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Not Syncedライブとは比較できません
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Not Synced異なった観客にアプローチするー
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Not Synced異なる体験だからです
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Not Synced1、2人の観客に対し、1.5万人です
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Not Synced“マンチェスター”
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Not Syncedここまで来れて光栄だよ
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Not Synced準備はいい?
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Not Synced僕が先に?
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Not Syncedいつ降りればいい?
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Not Synced心配しなくて大丈夫
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Not Synced本当に?
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Not Synced1920年代や30年代に生まれたー
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Not Synced他の産業の過去を振り返ってみてもー
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Not Synced“あんなことができたのならー”
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Not Synced“その場にいたかった!”と人は思います
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Not Synced今回のはそれより さらに大きい
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Not Syncedそのことを無視して
"不景気で大変だ!”と言いますがー -
Not Synced最高の時なんです
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Not Syncedアーティストとして不確実性を
受け入れなくてはなりません -
Not Synced方向性を事前に決められる世界にはいないのです
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Not Synced闇の中をさまよい、何が起きるか分かりません
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Not Syncedそれは、私にとっては楽しい事です
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Not Synced音楽産業は変化しておりー
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Not Synced他の事全てを置き換えてしまうようなー
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Not Syncedひとつの新しい解答がなされるとは思いません
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Not Synced永遠に、多様で、未定義であり続けるかもしれません
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Not Synced10年後に現在を振り返って見てみたいです
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Not Synced映画産業が停滞するのか?
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Not Synced新しいやり方が始まるのか?
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Not Syncedこの急速な変化が止まるのか?
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Not Syncedあるいはテクノロジーに習熟する者にとってー
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Not Synced物事は常に変化し、安定しないという現実なのか?
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Not Synced革命の問題は、とても単純化して言えばー
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Not Syncedひとつの世界が死に、次の世界に自動的にー
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Not Synced置き換えられることを仮定していることです
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Not Synced革命が そうとは限りません
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Not Syncedメディアの世界も そうとは限りません
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Not Synced私達は古い世界を破壊したがー
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Not Synced何に置き換えられるか まだ分かっていません
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Not Synced何にも置き換わらないかもしれません
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Not Synced文化的営みの終焉を見る可能性さえあるのです
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Not Synced変革の時代にいると思います
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Not Syncedその中にいると気づきませんがー
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Not Synced20年後に振り返れば分かるでしょう
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Not Synced10年後に今を振り返って思うでしょう
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Not Synced“なぜクラウドで編集しなかったのか?”
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Not Synced“大きいカメラばかりで信じられない”
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Not Synced20年後、30年後、50年後にはー
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Not Synced切ない懐古的な気持ちで今を振り返るでしょう
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Not Synced25年前の携帯電話を見るのと同じように
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Not Synced“大きくて、かわいくて、不格好で、
ある地域でしか使えない”って -
Not Syncedあるいは寄席演芸のようにー
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Not Syncedあらゆる旧式のテクノロジーはー
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Not Synced不格好で、繊細で、魅力がありましたがー
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Not Synced私達は前に進んだんです
- Title:
- PressPausePlay
- Description:
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The digital revolution of the last decade has unleashed creativity and talent in an unprecedented way, with unlimited opportunities.
But does democratized culture mean better art or is true talent instead drowned out? This is the question addressed by PressPausePlay, a documentary film containing interviews with some of the world's most influential creators of the digital era.
If you like the film you can support us by rating it on IMDB - http://imdb.to/jUqhFn. Thanks!
- Video Language:
- English
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