Saving Macau’s dying language
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0:02 - 0:04(ナレーター)彼女はアイーダ・デ・イェズースです
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0:04 - 0:06103歳になります
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0:06 - 0:08(アイーダ)年取ったなんて感じません
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0:09 - 0:12まだ80歳くらいの気持ちです
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0:13 - 0:14(笑い声)
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0:14 - 0:16アイーダはマカオ生まれです
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0:16 - 0:20400年にわたりポルトガルが植民地支配をしていた中国の街です
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0:20 - 0:23彼女と娘のソニアは危機に瀕する言語である
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0:23 - 0:24パトア語を話す
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0:24 - 0:27数少ない人々です
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0:29 - 0:30[消えゆくアイデンティティを守る]
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0:32 - 0:35地元のミュージックビデオには
4か国語の字幕が付いています -
0:35 - 0:37パトア語、広東語、ポルトガル語、英語です
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0:37 - 0:40
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0:40 - 0:43
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0:43 - 0:45(パトア語)(歌)
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0:45 - 0:46
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0:47 - 0:49マレー語、ポルトガル語
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0:51 - 0:53広東語
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0:53 - 0:56(ソニア)子供のころ、学校で
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0:56 - 1:00パトア語で話すと白い目で見られました
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1:00 - 1:04本物のポルトガル語ではないと言うんです
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1:05 - 1:09(ナレーター)アイーダとソニアのルーツは、
ポルトガル系中国人です -
1:09 - 1:11マカオ人と呼ばれる
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1:11 - 1:13この街の人口の1%に満たない人々です
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1:13 - 1:1590%以上は中国人です
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1:15 - 1:17(ソニア)私たちの人種は滅びようとしています
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1:17 - 1:19(ナレーター)アイーダのコミュニティを理解するには
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1:19 - 1:21まずマカオという街を理解する必要があります
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1:25 - 1:27香港からフェリーで1時間で到着できます
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1:28 - 1:30ここ数十年で驚くべき発展を遂げてきました
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1:30 - 1:33現在では、世界最大のカジノの街として知られています
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1:33 - 1:36ラスベガスのなんと5倍の稼ぎを誇っています
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1:36 - 1:37これは1800年代にギャンブルが
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1:37 - 1:41当時のポルトガル統治下で合法化されたことによります
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1:42 - 1:4520年前にポルトガルから中国に移譲された時
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1:45 - 1:48中国国内で唯一のギャンブルが合法化されている場所になったのです
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1:48 - 1:50第2次世界大戦後、多くのポルトガル人はこの地を去り
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1:50 - 1:5260年代には反ポルトガル機運が高まりました
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1:52 - 1:56でもいまだに町中でポルトガルの痕跡を見ることができます
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1:56 - 1:58公用語は中国語とポルトガル語で
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1:58 - 2:01植民地時代の建物はユネスコ世界遺産として保護されています
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2:02 - 2:04街の中心部を少し出たところに
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2:04 - 2:06アイーダとソニアの伝統的なマカオ料理レストランがあります
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2:07 - 2:11(ソニア)ポルトガル人を夫に持つ中国人妻は
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2:12 - 2:16できるだけポルトガル料理に近いものを作ろうとしました
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2:16 - 2:20でも当時、ポルトガル料理の材料は揃わなかったんです
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2:20 - 2:25ですから中国食材で代用したわけです
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2:25 - 2:28こうしてできたのがマカオ料理です
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2:28 - 2:32私たちのレストランの名物料理はミンチです。
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2:32 - 2:35豚ひき肉でできた
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2:35 - 2:37とてもシンプルな料理です
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2:38 - 2:41もう一つの名物料理はパト・カビデラです
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2:41 - 2:44もちろん、ポルトガルにもカビデラはあります
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2:44 - 2:48家鴨の血と酢を混ぜて作られます
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2:49 - 2:52(ナレーター)ユネスコはマカオを「フュージョン食の元祖の街」と呼んでいます
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2:52 - 2:56そして、マカオ語の一つであるパトア語を、滅びかけている言語としています
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2:56 - 2:58パトア語話者はたった50人ほどしかいません
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2:58 - 3:02(アイーダ)私の祖母はパトア語をよく話していました
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3:03 - 3:06若い世代はあまり話しません
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3:06 - 3:09(ナレーター)マカオにいるマカオ人は4,000人ほどですが、
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3:09 - 3:13世界的にはマカオ人は150万人ほどと推定されています
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3:14 - 3:17(ロイ・ハビエル)世界に散らばっているため、隠された民族なのです
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3:17 - 3:19ソーシャルメディアの台頭によって
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3:19 - 3:23多くの人がつながっています
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3:24 - 3:27(ナレーター)四散した人々は3年ごとにマカオを訪問するよう招かれています
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3:28 - 3:30でも実際にマカオにいる住民たちは
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3:30 - 3:32自分たちの文化とアイデンティティを守るために闘わなければならないと感じています
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3:33 - 3:35何世代もマカオに住んでいますが
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3:35 - 3:37自分の国にいながら外国人としょっちゅう間違えられます
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3:38 - 3:43(セルジオ・ペレズ)ほとんど毎日
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3:43 - 3:45「広東語が上手だね!」って言われます
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3:45 - 3:49(ナレーター)セルジオ・ペレズは39歳のマカオ人の映画製作者で
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3:49 - 3:51先ほどのミュージックビデオも彼の作品です
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3:51 - 3:54このビデオの中で、アマチュアの1人の劇団員が
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3:54 - 3:56毎年パトア語で演じられる舞台に立ち、
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3:56 - 3:58自分の言語を守ろうとしています
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3:58 - 4:02(セルジオ)古い世代の人々はもちろんマカオ語をよく知っています
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4:02 - 4:06ぼくを見て、外国人だと思う人も多いんです。
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4:06 - 4:08でもぼくが話し始めると、
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4:08 - 4:11「あ、本物のマカオ人だ」って気付いてくれます
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4:11 - 4:18若い世代は本当にマカオ語をほとんど知りません
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4:18 - 4:22(ナレーター)90年代に劇団に共同出資したソニアはそれを続けるつもりだと言います
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4:23 - 4:27(ソニア)大事なことをしていると思っています
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4:28 - 4:34消えゆく言語かもしれませんが、この25年間守ってきました
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4:35 - 4:37これを続けていきたいと思っています
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4:37 - 4:39(アイーダ)ネイルをするつもりなの?
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4:39 - 4:41(ソニア)そのつもりよ
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4:44 - 4:45(ナレーター)ご視聴ありがとうございます
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4:45 - 4:46このビデオが気に入りましたか?
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4:46 - 4:49文化やアイデンティティに関するもっとたくさんのストーリーをご覧ください
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4:49 - 4:51Goldthreadをご予約してご視聴ください
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4:52 - 4:55英語字幕:barb_emm
字幕チェック:Carol Wang
- Title:
- Saving Macau’s dying language
- Description:
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- Video Language:
- English
- Team:
Amplifying Voices
- Project:
- Endangered Languages
- Duration:
- 05:01
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Miho Mashiko edited Japanese subtitles for Saving Macau’s dying language | |
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