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怒りの有用性 | ライアン・マーティン | TEDxFondduLac

  • 0:10 - 0:14
    友達から こんなメッセージが
    来たとします
  • 0:14 - 0:17
    「ありえないことが起きた
  • 0:17 - 0:19
    マジふざけんなっての!」
  • 0:19 - 0:23
    いちおう友達として
    詳しく話を聞くと
  • 0:23 - 0:26
    スポーツジムや職場や
    前の晩のデートでのことを
  • 0:26 - 0:28
    話しはじめます
  • 0:28 - 0:31
    あなたは話を聞き 怒りの理由を
    理解しようとします
  • 0:31 - 0:35
    そこまで怒ることなのか
    密かに疑問に思うかもしれません
  • 0:35 - 0:37
    (笑)
  • 0:37 - 0:39
    助言しようとするかもしれません
  • 0:39 - 0:43
    こういうことを
    私は毎日しています
  • 0:43 - 0:45
    怒りを研究するのが仕事だからです
  • 0:45 - 0:46
    職業上 勤務中は
  • 0:46 - 0:49
    たくさんの時間を費し—
  • 0:49 - 0:51
    それどころか
    プライベートでも—
  • 0:51 - 0:52
    (笑)
  • 0:52 - 0:54
    人はなぜ怒るのかを研究しています
  • 0:54 - 0:57
    人は怒っているとき
    どんなことを考え
  • 0:57 - 0:58
    何をするのか
  • 0:58 - 1:00
    乱闘を始めるのか
    モノに当たるのか
  • 1:00 - 1:03
    ネットに全部大文字で書き込んで
    八つ当たりするのか
  • 1:03 - 1:05
    (笑)
  • 1:05 - 1:06
    また 想像つくと思いますが
  • 1:06 - 1:08
    人は私の仕事について知ると
  • 1:08 - 1:12
    自分自身の怒りや
    腹が立ったことについて話したがります
  • 1:12 - 1:16
    セラピストが必要だからではなく―
    そういうケースもたまにありますが―
  • 1:16 - 1:18
    怒りは万国共通だからに
    他なりません
  • 1:18 - 1:21
    誰でも感じるものですし
    誰でも理解できるものです
  • 1:21 - 1:23
    生後数ヶ月の頃に
    すでにあった感情です
  • 1:23 - 1:28
    欲求が満たされないと
    泣いて訴えたでしょう
  • 1:28 - 1:31
    「パパ ガラガラを取ってくれないって
    何のつもり?
  • 1:31 - 1:32
    よこせっての!」
  • 1:32 - 1:34
    (笑)
  • 1:34 - 1:39
    怒りは 10代にかけても続きます
    私の場合 母が証人です
  • 1:39 - 1:40
    ごめんね お母さん
  • 1:40 - 1:42
    そして最期の最期まで
    感じるものです
  • 1:42 - 1:46
    事実 怒りは私たちの人生で
    一番辛いときにも起こります
  • 1:46 - 1:49
    嘆きや悲しみの一環として
    自然と そして当然感じるものです
  • 1:49 - 1:52
    ひいては 人生最高のときでさえ
    起こるものです
  • 1:52 - 1:55
    結婚や休暇のような
    特別な節目においても
  • 1:55 - 1:58
    ありふれた不満のせいで
    台無しになったりします
  • 1:58 - 2:00
    悪天候に交通機関の遅れ
  • 2:00 - 2:02
    起こった瞬間は
    ものすごく嫌ですが
  • 2:02 - 2:05
    いったん何とかなれば
    記憶に残らないものです
  • 2:06 - 2:08
    色々な人と 怒りについて
    たくさん話をしますが
  • 2:08 - 2:11
    その会話を通じて
    わかってきたのは 多くの人が―
  • 2:11 - 2:13
    会場の皆さんも
    きっとそうでしょうが―
  • 2:13 - 2:15
    怒りを問題だと
    みなしていることです
  • 2:15 - 2:17
    人生を振り回されるとか
  • 2:17 - 2:21
    人間関係を壊されるとか
    怖いとさえ感じるからかもしれません
  • 2:21 - 2:24
    どれも気持ちはわかりますが
    私の観点は少し違います
  • 2:24 - 2:27
    そして今日は 怒りについて
    とても大事なことをお教えします
  • 2:27 - 2:32
    怒りは人生において 健全な力であり
    力強い味方だということです
  • 2:32 - 2:35
    怒りを感じるのは
    良いことであり 必要なことなのです
  • 2:36 - 2:38
    以上を理解するには
    少し話を戻して
  • 2:38 - 2:41
    そもそも なぜ人は怒るのかという
    話をしなければなりません
  • 2:41 - 2:45
    大部分はジェリー・ディッフェンバッカー博士
    という怒り研究家が
  • 2:45 - 2:49
    1996年に書いた本に登場する
    たちの悪いタイプの怒りの対処方法が
  • 2:49 - 2:50
    元になっています
  • 2:51 - 2:55
    たいていの人 そして 皆さんにとっても
    怒りの仕組みはごく単純です
  • 2:55 - 2:58
    刺激されると怒るのだ と
    これは人々が使う言葉の端々に表れます
  • 2:58 - 3:02
    「こういうノロノロ運転
    本当イラつくんだよな」
  • 3:02 - 3:06
    「あいつ また牛乳出しっぱなしでさ
    頭に来たよ」
  • 3:06 - 3:08
    極めつけは
    「私は怒りで困ってはいない
  • 3:08 - 3:11
    周りが私の気に障ることを
    してこなきゃいいだけだ」
  • 3:11 - 3:13
    (笑)
  • 3:13 - 3:17
    この種の刺激についての
    理解を深めるために
  • 3:17 - 3:21
    友人 同僚 さらには家族も含め
    たくさんの人に話を聞きました
  • 3:21 - 3:25
    「どんなことにカチンと来るのか
    どんなことで怒るのか」
  • 3:25 - 3:26
    ところで
  • 3:26 - 3:28
    この仕事をしてて
    得したと思うことの1つが
  • 3:28 - 3:32
    「同僚の神経を逆なでする方法
    完全リスト」を
  • 3:32 - 3:36
    10年以上かけて作り上げたこと
  • 3:36 - 3:38
    いつか役に立つでしょうから
  • 3:38 - 3:40
    (笑)
  • 3:41 - 3:45
    とにかく 興味深い回答が
    集まりました
  • 3:46 - 3:50
    「応援してるスポーツチームが負けたとき」
    「他人がものを噛む音がうるさいとき」
  • 3:50 - 3:52
    ちなみに 信じられないくらい
    よくある答えです
  • 3:52 - 3:53
    (笑)
  • 3:53 - 3:56
    「歩くのが遅すぎる人」
    これは私も同感です
  • 3:56 - 3:59
    そして外せないのが
    「環状交差点」
  • 3:59 - 4:01
    (笑)
  • 4:01 - 4:05
    冗談抜きで 環状交差点ほど
    運転していてイラつく場所はありません
  • 4:05 - 4:07
    (笑)
  • 4:07 - 4:09
    どうでもいいなんて言えない
    原因もあり
  • 4:09 - 4:13
    人種差別や性差別やいじめや
    環境破壊といった
  • 4:13 - 4:17
    人類全体が直面する地球規模の問題に
    憤るという人もいます
  • 4:18 - 4:21
    しかし 時に 非常に特殊な
  • 4:21 - 4:23
    むしろ珍答ともいえるものも
  • 4:23 - 4:25
    「シャツが直線状に濡れたときだね
  • 4:25 - 4:29
    公衆トイレで洗面台に
    うっかりもたれかかったときのアレ」
  • 4:29 - 4:30
    (笑)
  • 4:30 - 4:32
    確かに気持ち悪いですよねぇ
  • 4:33 - 4:36
    「USBメモリだよ
    入れる方向は2通りしかないのに
  • 4:36 - 4:39
    なぜか必ず3回目でないと入らない」
  • 4:39 - 4:41
    (笑)
  • 4:43 - 4:47
    事の大小や 一般的な理由か
    特殊な理由かにかかわらず
  • 4:47 - 4:51
    こういった例を並べて検討すると
    共通点を導き出すことができます
  • 4:51 - 4:55
    人が怒りを覚えるのは
    不快な状況や不公平に感じる状況
  • 4:55 - 4:58
    目標達成が妨げられる状況
    避けられたかもしれない状況
  • 4:58 - 5:00
    自分が無力に感じる状況
  • 5:00 - 5:02
    どれも怒りの元です
  • 5:02 - 5:07
    しかし そこで覚える感情は
    怒りだけに限りませんよね
  • 5:07 - 5:09
    怒りは単独では起こりません
  • 5:09 - 5:13
    私たちが怒りを感じるとき
    恐怖や悲しみなど
  • 5:13 - 5:15
    他の様々な感情を
    伴うことがあります
  • 5:15 - 5:17
    ただし 怒りとは
  • 5:17 - 5:21
    少なくとも刺激単体が
    引き起こすものではありません
  • 5:21 - 5:22
    当然ですね
  • 5:22 - 5:26
    でないと 誰もが同じ理由で
    腹を立てないといけなくなります
  • 5:26 - 5:29
    腹が立つ理由は
    私とあなたでは異なります
  • 5:29 - 5:32
    ということは
    他にも何かあるはずです
  • 5:32 - 5:33
    それが何かというと
  • 5:33 - 5:39
    その人が刺激を受けた瞬間にしていることや
    感じていることが影響するそうです
  • 5:39 - 5:42
    「怒る前の段階」といって
    空腹だったり 疲れていたり
  • 5:42 - 5:46
    何か心配があったり
    時間に遅れそうになっていたり
  • 5:46 - 5:50
    こういう状態のときは
    その分だけ刺激を強く感じるのです
  • 5:51 - 5:53
    でも 一番の鍵になるのは
    刺激そのものでも
  • 5:53 - 5:56
    「怒る前の段階」でもありません
  • 5:56 - 6:00
    刺激をどう解釈するか
    自分の境遇の中でどう受け取るか なのです
  • 6:01 - 6:03
    人は 自分に何かが起きると
    まず 判断を下します
  • 6:03 - 6:09
    良いことか悪いことか 公平か不公平か
    非難したり 罰すべきことか
  • 6:09 - 6:13
    これが「一次評価」です
    出来事そのものを査定します
  • 6:13 - 6:15
    自らの境遇において
    何を意味するのかを判断し
  • 6:15 - 6:18
    次に どの程度ひどいことか
    判断します
  • 6:18 - 6:20
    これが「二次評価」です
  • 6:20 - 6:24
    「これまでの人生最悪と言うべき出来事か
    我慢できることか」という判断です
  • 6:25 - 6:28
    例えば 車でどこかに
    向かっていると想像してください
  • 6:29 - 6:32
    先に言っておきますが
  • 6:32 - 6:34
    私が悪い事をする天才だとして
  • 6:34 - 6:37
    あなたを怒らせる状況を
    仕立てあげたいなら
  • 6:37 - 6:39
    ほぼ間違いなく
    車の運転中を選びます
  • 6:39 - 6:41
    (笑)
  • 6:41 - 6:44
    嘘じゃありません どこかへ
    向かっていることが大前提になるので
  • 6:44 - 6:49
    渋滞 他の車 道路工事など
    途中で出くわす ありとあらゆることが
  • 6:49 - 6:51
    目的達成を阻むものに感じるでしょう
  • 6:51 - 6:54
    法で定められた交通ルールや
    暗黙のルールまでが
  • 6:54 - 6:57
    日常的に 目の前で
    破られています
  • 6:57 - 6:59
    通常は何事もなく済みます
  • 6:59 - 7:01
    ルールを破っているのは
  • 7:01 - 7:03
    二度と会うこともない
    匿名の誰かです
  • 7:03 - 7:06
    怒りの矛先を向けるのには
    もってこいです
  • 7:06 - 7:08
    (笑)
  • 7:08 - 7:12
    とにかく あなたは車の運転中
    よって怒る準備は万端
  • 7:12 - 7:15
    そんなとき すぐ前の車が
    法定速度よりずいぶん遅く走っています
  • 7:16 - 7:20
    イライラするのは ノロノロ運転の理由を
    こちらは知りようがないからです
  • 7:20 - 7:22
    これが「一次評価」です
  • 7:22 - 7:25
    状況を見て「ひどいな
    非難に値する」と判断します
  • 7:25 - 7:28
    しかし続いて
    「別に急いでないし どうでもいいか」と
  • 7:28 - 7:31
    判断するかもしれません
    これが「二次評価」です
  • 7:31 - 7:32
    腹は立ちません
  • 7:33 - 7:37
    しかし これが就職面接に
    向かう途中だったとしましょう
  • 7:38 - 7:40
    起こっていることは同じですね
  • 7:40 - 7:44
    一次評価の結果は変わりません
    非難に値するひどいことだと
  • 7:44 - 7:47
    でも あなた自身の余裕が
    確実に違います
  • 7:47 - 7:51
    一転して 今度は
    面接に遅れそうだからです
  • 7:51 - 7:54
    一転して 理想の仕事が
    遠のいていきます
  • 7:54 - 7:57
    ガンガン稼げるはずの仕事が
  • 7:57 - 7:58
    (笑)
  • 7:58 - 8:00
    理想の仕事が
    誰かに取られてしまい
  • 8:00 - 8:02
    自分は文無しになってしまう
  • 8:02 - 8:04
    貧乏生活が待ち受けている
  • 8:04 - 8:07
    もう諦めて 引き返そうか
    実家に戻ろうかな
  • 8:07 - 8:09
    (笑)
  • 8:09 - 8:11
    それもこれも
    目の前のあの人のせいだ
  • 8:11 - 8:14
    いや 人じゃない 鬼だ
  • 8:14 - 8:15
    (笑)
  • 8:15 - 8:19
    俺の人生を台無しにするためだけに
    やって来た鬼だ と
  • 8:19 - 8:20
    (笑)
  • 8:20 - 8:24
    さて この思考の流れを
    「破局的思考」といいます
  • 8:24 - 8:27
    物事を最悪の方向に解釈することです
  • 8:27 - 8:31
    怒りが慢性化した人に
    最もよくあるタイプの考え方です
  • 8:31 - 8:33
    他にも色々あります
  • 8:33 - 8:35
    「因果関係の誤解」
  • 8:35 - 8:38
    怒っている人は理由を
    無関係なものに転嫁する傾向があり
  • 8:38 - 8:41
    しかも相手は人に限りません
    モノのせいにすることもあります
  • 8:41 - 8:43
    バカらしいと思う人
  • 8:43 - 8:46
    車の鍵が見つからない時
    こんなことを言ったんじゃないですか
  • 8:46 - 8:48
    「鍵はどこ行ったんだ?」
  • 8:48 - 8:50
    鍵は自分で勝手に
    逃げ出すものですからね
  • 8:50 - 8:52
    (笑)
  • 8:53 - 8:57
    過度に一般化する傾向もあります
    「いつも」「絶対」「毎回」が口癖です
  • 8:57 - 9:00
    「私っていつもこんな目に遭う」
    「欲しいものは絶対手に入らない」
  • 9:00 - 9:03
    「ここに来る途中
    信号という信号が赤だった」
  • 9:03 - 9:06
    他人より自分の欲求を優先させる
    「わがまま」もあります
  • 9:06 - 9:09
    「あいつがノロノロ運転してる
    理由なんか知るか
  • 9:09 - 9:13
    俺が面接に間に合うように
    スピード上げるか 道を譲れよな」
  • 9:13 - 9:15
    おしまいは
    「怒りをかき立てるレッテル貼り」
  • 9:15 - 9:18
    他人をバカ アホ 鬼などと呼ばわり
  • 9:18 - 9:21
    この場では口に出してはいけない言葉が
    軒並み飛び出すことも
  • 9:21 - 9:23
    (笑)
  • 9:24 - 9:27
    長い間 心理学では
    このような思考を
  • 9:27 - 9:30
    「認知のゆがみ」「理不尽な思い込み」
    などと呼んできました
  • 9:30 - 9:34
    確かに 理不尽なものもあります
  • 9:34 - 9:35
    まあ ほとんどの場合そうです
  • 9:35 - 9:39
    しかし 時には
    筋の通った怒りもあります
  • 9:39 - 9:41
    世の中には不公平や
  • 9:41 - 9:42
    残忍で利己的な人が
    存在しますし
  • 9:42 - 9:46
    ひどい扱いを受けたときは
    怒っていいどころか
  • 9:46 - 9:49
    怒ることが正しいのです
  • 9:50 - 9:54
    今日のトークから
    憶えて帰ってほしいことを1つ挙げるなら
  • 9:54 - 9:58
    怒りという感情が
    私たちに備わっているのは
  • 9:58 - 10:02
    私たちの祖先が 人間になる前も
    なった後も 怒りのおかげで
  • 10:02 - 10:05
    進化の上で優位に立てたからです
  • 10:06 - 10:10
    恐怖が危険を知らせてくれるように
    怒りは不当な物事の存在を知らせてくれます
  • 10:10 - 10:13
    もうこれ以上は耐えられないという
  • 10:13 - 10:15
    脳からのメッセージなのです
  • 10:15 - 10:19
    さらに怒りは 不当な物事に
    立ち向かう原動力にもなります
  • 10:19 - 10:22
    ここ最近 腹を立てた時のことを
    思い出してください
  • 10:22 - 10:25
    心拍数が上がり
    呼吸が荒くなり
  • 10:25 - 10:26
    汗をかき始めたでしょう
  • 10:26 - 10:30
    これは交感神経の働きです
    「闘争・逃走本能」としても知られており
  • 10:30 - 10:33
    これが作動することで
    対応する力が湧くのです
  • 10:34 - 10:36
    以上は自覚のある反応ですが
  • 10:36 - 10:41
    同時に 消化も遅くなります
    エネルギーを節約するためです
  • 10:41 - 10:42
    だから口の中が乾くのです
  • 10:42 - 10:46
    手足の隅々に血液を送るために
    血管も広がります
  • 10:46 - 10:48
    だから顔が赤くなるのです
  • 10:48 - 10:52
    どれも 現代の人類に受け継がれた
    複雑な生理反応の一部です
  • 10:52 - 10:55
    人類の祖先が
    厳しい大自然の力に
  • 10:55 - 10:59
    立ち向かう際に
    役立ってきたからです
  • 10:59 - 11:03
    問題は 祖先たちが
    怒りを処理するために
  • 11:03 - 11:05
    行ってきたような
    肉体を使った戦いが
  • 11:05 - 11:07
    現代では合理的でも
    適切でもないことです
  • 11:07 - 11:11
    カッとなるたびにゴルフクラブを
    振り回すわけにはいきません
  • 11:11 - 11:14
    (笑)
  • 11:14 - 11:16
    でも いいこともあります
  • 11:16 - 11:17
    人間になる前の祖先たちには
  • 11:17 - 11:20
    なかった能力があるのです
  • 11:20 - 11:23
    それは感情を制御する能力です
  • 11:23 - 11:27
    手を出したくなっても
    自分を抑えて
  • 11:27 - 11:30
    怒りを別のもっと生産的な何かに
    向けることができます
  • 11:31 - 11:35
    怒りが話題にのぼると どうすれば
    怒らずに済むかという話になりがちです
  • 11:35 - 11:39
    落ち着きなさい リラックスしなさい
    気にするな などと言われます
  • 11:40 - 11:45
    どれも 怒りは悪であり 怒りを感じるのは
    悪いことだという前提に立っています
  • 11:45 - 11:48
    私はそれよりも 怒りを
    動機づけと考えたいと思います
  • 11:48 - 11:51
    喉が渇けば
    水を一杯飲みたくなり
  • 11:51 - 11:54
    お腹が空けば
    一口食べたくなるように
  • 11:54 - 11:58
    怒りは不当な物事に対処する
    動機にもなるのです
  • 11:58 - 12:02
    何に対して怒ろうかと
    頭をひねる必要はありません
  • 12:02 - 12:04
    冒頭の話に戻ると
  • 12:04 - 12:08
    確かに 怒る価値もないような
    くだらないこともありますが
  • 12:08 - 12:11
    人種差別 性差別 いじめ
    環境破壊などは
  • 12:11 - 12:14
    実際に存在しますし
    許しがたいことです
  • 12:14 - 12:17
    このような問題を解決するには
    まず怒りを感じ
  • 12:17 - 12:20
    その怒りを元に
    戦うしかありません
  • 12:20 - 12:25
    戦う際には 攻撃性も
    敵意も暴力も不要です
  • 12:25 - 12:28
    怒りを表す方法は無限にあります
  • 12:28 - 12:31
    抗議運動をしたり
    編集部に手紙を書いたり
  • 12:31 - 12:33
    社会運動に寄付や
    ボランティアで貢献したり
  • 12:33 - 12:36
    アートや文学を創作したり
  • 12:36 - 12:38
    詩作や作曲をしてもいいし
  • 12:38 - 12:41
    お互いに相手を思いやる
    共同体を作って
  • 12:41 - 12:43
    非道な行為を許容しない
    というやり方もあります
  • 12:44 - 12:47
    この次 怒りが
    わき起こってきたときは
  • 12:47 - 12:49
    抑え込もうとせずに
  • 12:49 - 12:51
    その怒りが教えてくれていることに
    意識を向けて
  • 12:51 - 12:55
    前向きで生産的な何かに
    向けてみてください
  • 12:55 - 12:56
    ありがとうございました
  • 12:56 - 12:59
    (拍手)
Title:
怒りの有用性 | ライアン・マーティン | TEDxFondduLac
Description:

ライアン・マーティン博士はウィスコンシン大学グリーンベイ校の心理学科長であり、「怒り研究家」としてとして知られています。主な研究内容は、人がネット上で怒りをどう表現するかなど、「怒り」の健全な表現、不健全な表現についてです。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
13:09

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