流派を超えて｜津軽三味線ユニット「疾風」｜TEDxSeeds

津軽三味線ユニット「疾風（はやて）」の津軽三味線演奏をお楽しみ下さい。
津軽三味線は、ペルシャから中国を経て15世紀に日本に伝わった三味線の原型が、日本各地の土着芸能と融合して様々に発達した後に、津軽地方（現在の青森県）で成立した日本独特の伝統的三味線音楽です。「疾風」は、津軽三味線のプロ兄弟奏者「吉田兄弟」の弟、吉田健一を中心に、自由な発想で自分のやりたい音を模索し切磋琢磨する"場"を作りたいという想いで立ち上がった弱冠20歳前後の津軽三味線の集団で、伝統的な流派の流儀を超えた、新しい和の音の創造を目指しています。
このパフォーマンストークでは、メンバーのうち、柴田雅人（しばたまさと）、柴田愛（しばたあい）、葛西頼之（かさいよしゆき）の３名が、日本の伝統楽器ということを忘れさせる迫力の旋律を、技と阿吽の呼吸で、オリジナル曲の『Move on』と『優しい風』、そして伝統曲の『津軽じょんがら節』を疾風バージョンで奏でます。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

（津軽三味線の演奏）

（演奏終了）

（拍手）

皆さん 改めまして こんにちは

（観衆）こんにちは

津軽三味線ユニット「疾風」です

僕達はですね「吉田兄弟」の弟
吉田健一がプロデュースする

流派を越えて新しい何かを
作ることはできないかという

思いに賛同したメンバーが集まった
津軽三味線のユニットです

１曲目に聞いて頂いた曲はですね

僕たち疾風のオリジナル曲で

『Move on』という
タイトルなんですけれども

休まず前へ突き進むという
意味があります

そんな思いを込めて作りました

さっそく続いての曲
聴いてください

次の曲はですね

春先の暖かい風を
表現して作りました

『優しい風』

（津軽三味線の調律）

（調律終了）

（津軽三味線の演奏）

（演奏終了）

（拍手）

ありがとうございました
『優しい風』でした

続いて聴いて頂く曲はですね

僕たちの最後の曲に
なるんですけれども

最後に聴いて頂く曲はですね

この「疾風」

このユニットにとても合っている
曲なんじゃないかなあと思います

『津軽じょんがら節』という曲があります

津軽三味線で
一番有名な曲なんですけれども

この曲はそれぞれの
ソロ弾き そして合奏

僕たち「疾風」としてはですね
もってこいの曲です

個性がぶつかり合います

そして流派を越えて
一緒に弾くことで

新しいものも生まれてきます

そのそれぞれのですね
特徴、個性を

じっくりと味わって頂きたいと思います

それでは最後に聴いてください
『津軽じょんがら節』です

今日はありがとうございました

（拍手）

（津軽三味線の調律）

（調律終了）

（津軽三味線の演奏）

（演奏終了）

（拍手）