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絶滅の危機に瀕した文化

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    旅の大きな楽しみの1つであり
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    民族誌調査の喜びの1つは
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    昔ながらの暮らしをする人々と
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    共に暮らすことです
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    彼らは いまも 風の中に
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    雨で磨かれた石に 苦い葉に
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    己の過去を感じる人々です
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    ジャガーシャーマンが いまも銀河を超えて旅し
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    イヌイット族の古老の神話が いまも強烈な意味を持ち
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    ヒマラヤでは 仏教徒が 今なお
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    “法”を追求していると 知ることは
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    人類学の 最も重要な啓示を思い起こすことです
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    その啓示は - 私たちの住む世界は
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    絶対ではなく 多くの現実形態のただひとつで
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    何世代も前に
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    祖先たちが特定の適応を選んだ結果である-
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    という考え方です
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    もちろん 適応は人類の至上命令です
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    私たちは 皆生まれ 子供を産みます
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    皆 通過儀礼を経験します
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    皆 死別の悲嘆に耐えます
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    ですから誰もが 歌い 踊り 芸術を
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    持っていることは驚きではありません
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    でも面白いのは 全ての文化に固有の
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    歌や踊りのリズムがあることです
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    ボルネオ島の森林のペナン族も
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    ハイチのブードゥー教の信奉者も
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    ケニア北部にあるカイスット砂漠の戦士たちも
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    アンデス山脈のクランデロも
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    サハラのキャラバンサライも皆そうです
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    これは私が1ヶ月前に砂漠を
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    一緒に旅した人です
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    これは世界の地母神であるエベレスト
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    チョモランマの斜面に住むヤク飼いです
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    彼らが皆 私たちに教えてくれるのは - 世界には
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    別のあり方 考え方
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    自分と地球をつなぐ別の方法がある-ということで
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    それは私たちを希望で満たしてくれる
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    考えです
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    世界中の無数の文化が織りなす
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    精神生活と文化生活は
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    地球を包み
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    地球の幸せにとって 重要です
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    生物圏 すなわち生物学的領域と 同じくらいに重要なのです
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    この文化的領域を
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    民族誌圏と考え
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    民族誌圏の定義を
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    意識の発生以来 人間の想像力により
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    生み出された すべての考え 夢 神話
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    すべての発想 刺激 直感とすることができます
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    民族誌圏は 人類の素晴らしい遺産です
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    それは我々 人類全存在の象徴であり
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    私たちが驚くほど好奇心が強い 種であることの象徴です
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    生物圏が激しく侵されているのと同様に
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    民族誌圏も浸食されています
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    しかも もっと急速に
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    全ての種の50%以上が絶滅の危機に
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    瀕していると言う生物学者はいません
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    事実ではないからです
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    ですが生物多様性の領域における
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    どんなに最悪のシナリオも
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    文化的多様性のもっとも楽観的なシナリオの
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    脅威にはおよびません
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    言語の消失をみれば 明らかです
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    ここにいる皆さんが生まれた時
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    地球では6,000語が話されていました。
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    言語は 単に単語の集まり または
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    文法の規則一式ではありません
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    言語は人間の精神のひらめきです。
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    ある文化の魂が 物質の世界へ出るための
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    伝達手段なのです
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    言語は 心の原生林であり 河であり
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    思考であり 精神的可能性の エコシステムです
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    私たちがここでこうして座っている間に 6,000語の半分が
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    もはや子供の耳には聞かされていません
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    その言語を教わる赤ん坊はいません
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    何かが変わらない限り その言語は
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    すでに死んでいます
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    これ以上 寂しいことがあるでしょうか? 沈黙に包まれ
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    自分の言葉をしゃべる最後の人となり
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    先祖の知恵を未来に伝える方法がなく
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    子供に将来をゆだねられないことほど?
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    その恐ろしい運命は 実際に誰かの身に起きています
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    ほぼ2週間に1つの言語の
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    太古なる響きが
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    年老いた長老とともに お墓に
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    葬られているからです
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    "皆が1つの言語を話す世界の方が-”
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    “良いのでは?”と
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    何人かの方はおっしゃるかと思います
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    それなら ヨルバ語に統一しましょう あるいは広東語に
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    コギ語でもいい
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    そう言われれば 自分の言語が なくなるのが
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    どういうことかに気付くでしょう
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    私は 今日皆さんを
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    民族誌圏の旅にお連れしたいと思います
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    その旅を通して
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    実際に何が失われているかを 感じて欲しいのです
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    我々の多くは“異なる人間のあり方”と言う時
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    それが どれだけ大きく異なるのか
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    忘れてしまいがちです
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    例えば この子は アマゾン北西のバラサナ族です
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    大蛇アナコンダの民族で
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    自分たちは 神聖な蛇の腹の中に守られ
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    東方から ミルク川を上がってきたという 神話を信じています
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    この人々は青と緑の違いを
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    区別しません
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    彼らにとっては 生活の糧である
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    森の頂と
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    天の頂は同じだからです
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    彼らには不思議な言語と結婚の掟があり
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    言語的に異族結婚 すなわち
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    自分と異なる言語を話す相手と 結婚しなければなりません
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    これは皆 神話の昔に根付いています
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    この結婚制度のおかげで大家族の
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    家の中では 多数の異なる言語が話されますが
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    面白いことに
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    誰も言語を練習しません
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    彼らはただ単に聞いて しゃべりだすのです
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    別の例は 私が共に暮らした
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    最も興味深い部族の1つ エクアドル北東部のワオラニ族です
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    1958年に初めて平和的に接触できた 人々です
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    1957年に5人の伝道者が接触を試みて
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    重大な失敗をしました
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    空から 大判の
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    自分たちの肖像写真を落としました
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    友好の印のつもりだったんです
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    でも 森の人々がそれまで一度も
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    二次元の写真を見たことがないことを 忘れていたのです
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    人々は地面から写真を拾い 写真の裏側にいる
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    人物を探しましたが
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    何も見つからなかったので 悪魔の印だと思い
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    5人の伝道者たちを槍で突き刺し殺しました
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    でもワオラニ族は部外者だけを 突き殺すのわけではあり ません
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    お互いも刺し合いました
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    彼らの死因の54%は 刺し合いでした
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    家系を8世代さかのぼり調査しましたが
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    自然死はたった2例でした
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    そのことについて少し問い詰めたところ
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    仲間の1人がとても年を取ったため
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    どうせ年だからと刺した - と白状しました(笑)
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    しかし同時に彼らは驚くほど 洞察力に富んだ森林の
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    知識を持っていました
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    狩人は40歩離れた場所から 動物の尿を嗅ぐことができ
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    どの種が残したかが分かります
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    80年代初め ハーバード大学の私の教授から
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    ハイチに行きドュバリエの兵力と
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    秘密軍事組織の基盤だった秘密結社に
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    侵入し ゾンビを作るのに
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    使われる毒を手に入れる仕事に
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    興味はないかという
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    思ってもみない任務のオファーを受けました
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    もちろん このセンセーショナルな対象を 理解するため
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    驚くべきブードゥーの信仰を 理解する必要がありました
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    ブードゥー教は黒魔術の 狂信的教団ではありません
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    それどころか 複雑で形而上学的な世界観です
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    とても面白いです
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    世界の主な宗教は? と聞かれたら
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    何をあげますか?
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    キリスト教 イスラム教 仏教 ユダヤ教・・・
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    常に言及されない大陸が1つあります
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    サハラ砂漠以南のアフリカには 宗教が
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    ないかのように もちろん 間違いです
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    そしてブードゥー教は まさに奴隷の時代の
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    悲劇的な移住を通して伝わった
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    アフリカの大変奥深い宗教的思考の エッセンスです
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    しかしブードゥー教の興味深いところは
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    生者と死者とをつなぐ
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    密接な関係です
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    生者は魂を生み出し
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    魂は 大いなる海の下から呼び覚まされ
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    ダンスのリズムに呼応して
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    一時的に生者の魂と移し代わり
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    輝くその瞬間 信者が神になるのです
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    そのためブードゥー教の信者は
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    “白人は教会に行き 神について話しますが-”
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    “私たちは寺院で踊って 神になる”と言います
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    霊に取り憑かれ 乗り移られているのだから-
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    傷つくはずがない と
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    皆さんは 驚くべき光景を目撃します
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    ブードゥー教の信奉者がトランス状態で
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    燃えている残り火をやけどもせずに操作します
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    極限の興奮状態となったとき
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    心の器である 身体に
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    影響を及ぼす 心の驚くべき力を 見せてくれます
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    これまで私が共に過ごした人々の中で
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    最も並外れなのは
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    コロンビア北部のシェラネバダ山のコギ族でした
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    コロンビアのカリブ海沿岸の平野を
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    制圧していた 古来文明の
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    子孫たちは 侵略を受け
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    カリブ海沿岸の平野に高くそびえる
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    隔離された火山性断層地塊に逃げ込みました
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    血にまみれた大陸で
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    彼らは 唯一スペイン人に 征服されなかった人々です
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    現在も彼らは儀式を司る司祭によって 治められていますが
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    彼らの司祭職の修行は 非常に並外れたものです
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    修行を受ける若い信奉者は
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    3~4才の時に 家族から連れ去られ
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    氷河のふもとの石室の
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    暗闇の世界に18年間 隔離されます
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    9年間が2度なのは
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    母胎の中で過ごした 9ヶ月間の
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    妊娠期間の象徴です
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    彼らは 偉大な母なる大地の 母胎の中に置かれる訳です
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    その間ずっと
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    彼らの社会の価値文化を教え込まれます
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    彼らの祈りだけが 宇宙を維持し-
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    生態学的なバランスを 維持するのだ という
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    定理を維持する価値を受容します
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    この重要な儀式の終わりに
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    ある日突然彼らは連れ出され
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    18才にして初めて
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    日の出を見るのです 周囲の丘が太陽の光を浴びて
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    感嘆するほど美しい情景が広がる
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    その最初の光を見た 澄み切った ひらめきの瞬間
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    突然 抽象的に学んでいたことが
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    すばらしい栄光として確認されます そして司祭が
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    言います “ごらん 言ったとおりだろう-”
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    “こんなにも美しい これをお前が守るんだ”
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    彼らは 自分たちを"兄"と名乗り
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    世界を破壊している責任は
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    "弟"である我々にある と言います
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    このような直観は とても重要です
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    先住民の人々と自然の風景について考える時
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    ルソーが唱えた 高貴な野蛮人という
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    単純で人種差別的な
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    虚構を思い浮かべます
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    あるいは ソローを想起して
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    彼らは地球により近い人々と言うかもしれません
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    先住民の人々は感傷的でもなければ
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    郷愁によって衰弱してもいません
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    アスマットのマラリアの沼地にも
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    チベットの凍えるような風にも
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    そんな余地はありません しかしそれでもなお 彼らは
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    歴史と儀式を通し 地球の伝統的な神秘を 案出してきました
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    それは意識的に地球に近づこうと 考えるのではなく
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    もっと敏感な直感に基づき
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    地球が存在できるのは 人間の意識によって
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    息を吹き込まれているからだ と考えるのです
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    これはどういうことでしょうか?
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    たとえば アンデスの子供が
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    山はアプの精霊だと信じて育ち
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    山が彼の運命を導くと考えるのと
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    モンタナ州の子供が 山はだだの岩の堆積で
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    鉱業化を待つのみ と思って育ったのとでは
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    深いところで 異なる人間となり
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    資源や場所と自分との関係性も
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    異なるでしょう
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    山が霊の住む場所なのか 鉱石の山なのかは 重要ではありません
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    興味深いのは 個人と自然界の関係を
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    定義する隠喩です
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    私はブリティッシュコロンビア州の森林で
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    森林は伐採されるために存在すると
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    信じて育ち クワキトル族の友人とは
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    違う人間になりました
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    友人は 森とはフククと 天のまがったくちばしと
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    世界の北の果てに住む
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    人食い鬼のすみかだと信じていました
  • 10:57 - 11:01
    鬼はハマツサの通過儀礼で 戦を交えなければならない精霊です
  • 11:01 - 11:03
    このように文化により異なる現実が
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    作り上げられる ということに目を向けると
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    彼らの驚くべき発見を
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    あなたは理解し始めるでしょう この植物を見て下さい
  • 11:11 - 11:13
    つい4月にアマゾン北西部で撮った写真です
  • 11:13 - 11:16
    これは 名前をご存じかもしれません シャーマンが使う
  • 11:16 - 11:19
    最強の精神活性の調合
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    アヤフアスカです
  • 11:21 - 11:23
    アヤフヤスカが興味深いのは
  • 11:23 - 11:27
    この調合の単なる薬理的可能性ではなく
  • 11:27 - 11:31
    調合の入念さです 2つの異なる資源で作られています
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    ひとつは リアナの木のツル
  • 11:33 - 11:35
    ベータ・カルボリン ハルミン ハルモリンなど
  • 11:35 - 11:38
    軽い幻覚を起こす成分が含まれています
  • 11:38 - 11:40
    ただツルだけを摂取すると
  • 11:40 - 11:42
    青くかすんだ
  • 11:42 - 11:44
    煙のようなものが意識に流れます
  • 11:44 - 11:47
    でもこれをサイコトリア・ビリディスという
  • 11:47 - 11:49
    コーヒー科の木の葉と混ぜ合わせます
  • 11:49 - 11:52
    この植物には 脳内セロトニン ジメチルトリプタミン‐5
  • 11:52 - 11:56
    メソキシジルチルトリプタミン とよく似た
  • 11:56 - 11:57
    最強のトリプタミンが含まれています
  • 11:57 - 11:59
    ヤノマミ族が それを鼻から
  • 11:59 - 12:01
    吸っているのを見たことがあるでしょうか
  • 12:01 - 12:04
    あの材料は異なる種を 組み合わせて作りますが やはり
  • 12:04 - 12:08
    メソキシジルチルトリプタミンが含まれています
  • 12:08 - 12:10
    あの粉を鼻から吸い込むことは
  • 12:10 - 12:14
    体がバロック調の絵で飾られた ライフルの銃身を抜け
  • 12:14 - 12:21
    その銃で電流の海に撃ち込まれるような ぶっ飛び経験です(笑)
  • 12:21 - 12:23
    現実がねじれて見えるのではなく
  • 12:23 - 12:24
    現実世界が崩壊します
  • 12:24 - 12:27
    リチャード・E・シュルテス教授と よく議論しました
  • 12:27 - 12:29
    彼は1930年代にメキシコで
  • 12:29 - 12:31
    マジックマッシュルームを発見し
  • 12:31 - 12:33
    幻覚の時代の火付け役となった人です
  • 12:33 - 12:35
    トリプタミンは幻覚誘発剤分類すべきでない-と
  • 12:35 - 12:38
    私は主張しました なぜなら効果が現れる頃には
  • 12:38 - 12:42
    幻覚を体験できる意識が とっくにぶっとんでしまっているからです(笑)
  • 12:42 - 12:45
    ただトリプタミンは モノアミン酵化酵素という人間の内臓に
  • 12:45 - 12:47
    常在する酵素によって
  • 12:47 - 12:50
    変性されるため 経口摂取することができません
  • 12:50 - 12:53
    トリプタミンは モノアミン酵化酵素の防止剤と
  • 12:53 - 12:56
    一緒に内服しなくてはいけません
  • 12:56 - 12:57
    とても面白いのは
  • 12:57 - 13:01
    先ほどのツル植物に見つかった ベータ・カルボリンは
  • 13:01 - 13:04
    トリプタミンの薬効を高めるのに必要な
  • 13:05 - 13:08
    モノアミン酵化酵素の防止剤なのです 考えてみて下さい
  • 13:08 - 13:12
    どうやって8万種もの収斂性の植物相から
  • 13:12 - 13:16
    彼らは形態的に無関連の2つの植物を探し
  • 13:16 - 13:17
    このように組み合わせると
  • 13:17 - 13:19
    単純な調合以上の効果がある という
  • 13:19 - 13:21
    生化学的な実証を導き出したのか?
  • 13:21 - 13:24
    私たちは ほぼ無意味に近い 大変遠回りな
  • 13:24 - 13:25
    試行錯誤を行って実証します
  • 13:26 - 13:29
    でもインディアンに聞くと “植物が語りかけてくる”と言います
  • 13:29 - 13:30
    どういうことでしょう?
  • 13:30 - 13:34
    このコファンの部族は17種類の アヤフアスカを持っていて
  • 13:34 - 13:37
    それらをそれぞれ森林の遠く離れた場所で見分けます
  • 13:38 - 13:42
    私たちの目からは それらは全て1つの種に属します
  • 13:42 - 13:44
    どうやって分類法を確立したのか と聞くと
  • 13:44 - 13:47
    彼らは“君は植物に詳しい と思っていたのに何も知らないの?”
  • 13:47 - 13:49
    といいます私は“知らないんだ”と
  • 13:49 - 13:52
    彼らは 17種類のそれぞれを満月の夜に採ると
  • 13:52 - 13:55
    それぞれ別の音で歌いかけてくるから分かると言います
  • 13:55 - 13:57
    これでハーバード大の博士号は取れませんが
  • 13:57 - 14:01
    雄しべを数える研究よりは 遥かに興味深いです
  • 14:01 - 14:02
    さて
  • 14:02 - 14:05
    (拍手)
  • 14:05 - 14:07
    問題は 先住民の状況に
  • 14:07 - 14:09
    共感する人々ですら 彼らはユニークで
  • 14:09 - 14:10
    興味深いけれども 歴史の隅に
  • 14:10 - 14:12
    追いやられた人々に過ぎず その間に現実世界
  • 14:12 - 14:15
    すなわち 我々の世界は 前進しているのだと 思うことです
  • 14:15 - 14:17
    真実は 今から300年後に 20世紀が
  • 14:17 - 14:20
    記憶されるのは 戦争 または
  • 14:20 - 14:21
    技術革命によってではなく
  • 14:21 - 14:23
    地球上の 生物と文化の多種多様性
  • 14:24 - 14:26
    その両方の大破壊に積極的に荷担した
  • 14:26 - 14:29
    または消極的に受け入れた時代として記憶されるということです
  • 14:29 - 14:32
    問題は変化ではありません
  • 14:32 - 14:34
    全ての文化が 全ての時代において
  • 14:34 - 14:37
    常に新しい生命の可能性と共に
  • 14:37 - 14:38
    戯れてきました
  • 14:39 - 14:41
    問題は 技術そのものではありません
  • 14:42 - 14:44
    スー族のインディアンは 弓矢を手放しても
  • 14:44 - 14:45
    スー族です それは
  • 14:45 - 14:47
    アメリカ人が馬車に乗らなくなっても
  • 14:47 - 14:49
    アメリカ人であり続けたのと同じです
  • 14:49 - 14:50
    民族誌圏の原理を脅かすのは
  • 14:50 - 14:54
    変化でも技術でもありませんそれは権力です
  • 14:54 - 14:56
    支配という生々しい事実です
  • 14:56 - 14:58
    皆さんが 世界を見渡せば これらが
  • 14:58 - 15:01
    姿を消すべく運命づけられた文化 などではないと気付きます
  • 15:01 - 15:03
    力強く生きる人々が 彼らの
  • 15:03 - 15:06
    適応力を超えた 特定の権力によって
  • 15:06 - 15:08
    存在できなくされています
  • 15:08 - 15:10
    東南アジアのサラワク州の
  • 15:11 - 15:13
    非定住民 ペナン族の母国で
  • 15:13 - 15:16
    実にひどい森林伐採がありました
  • 15:16 - 15:20
    一世代前まで 彼らは森林で 自由に暮らしていたのに
  • 15:20 - 15:23
    いまでは川岸で 奴隷と売春をするに
  • 15:23 - 15:25
    いたっています 川岸では
  • 15:25 - 15:29
    川自体が沈泥で汚染され ボルネオが半ば
  • 15:29 - 15:31
    南シナ海に突き出されたように
  • 15:31 - 15:32
    見え その海では
  • 15:32 - 15:34
    日本の貨物船が水平線に光りを灯し
  • 15:34 - 15:38
    森から丸太を切りだそうと 手ぐすねを引いています
  • 15:38 - 15:39
    またはヤノマミ族の場合
  • 15:39 - 15:41
    金の発見をきっかけに
  • 15:41 - 15:43
    病気がはいりこみました
  • 15:43 - 15:45
    または 私が最近多く調査をしている
  • 15:45 - 15:47
    チベットの山々に行くと
  • 15:48 - 15:51
    露骨な占領支配を目にします
  • 15:51 - 15:53
    民族を集団虐殺し 物理的に死滅させることは
  • 15:53 - 15:55
    一般にも非難されていますが
  • 15:56 - 15:59
    文化の破壊は非難されないばかりか
  • 15:59 - 16:02
    世界各地で開発戦略の一部として
  • 16:02 - 16:04
    称賛されています
  • 16:04 - 16:07
    チベットの苦悩は 現地を見て
  • 16:07 - 16:09
    初めて分かります
  • 16:09 - 16:13
    中国西部の成都から陸路で
  • 16:13 - 16:16
    チベット南東を通って若い同僚と共に
  • 16:16 - 16:20
    6,000マイルを旅してラサへ着いた時にやっと
  • 16:20 - 16:23
    統計でみた数字が示していた 悲惨な実態が
  • 16:23 - 16:24
    分かったのです
  • 16:24 - 16:28
    6,000もの神聖な遺跡がこぼたれちりと灰になっていました
  • 16:28 - 16:31
    120万人もの人が 文化革命の最中に
  • 16:31 - 16:32
    幹部に殺されました
  • 16:33 - 16:35
    この若者の父親はパンチェン・ラマとつながりがあると見なされ
  • 16:35 - 16:37
    中国の侵略時に
  • 16:37 - 16:39
    すぐに 殺されました
  • 16:39 - 16:41
    彼の叔父はダライラマと共に逃げ
  • 16:41 - 16:44
    ネパールに移住しました
  • 16:44 - 16:46
    彼の母親は 裕福であるという罪で
  • 16:46 - 16:48
    投獄されました
  • 16:49 - 16:51
    母親は 2歳の彼と離れるにしのびなく
  • 16:51 - 16:53
    息子をスカートの下に隠して
  • 16:53 - 16:55
    牢獄にこっそりつれていきました
  • 16:55 - 16:57
    勇敢に抵抗した妹は 教育キャンプに
  • 16:57 - 16:58
    入れられました
  • 16:58 - 17:00
    ある日 妹はうっかり毛沢東の
  • 17:01 - 17:03
    腕章を踏んでしまい その罪で
  • 17:03 - 17:06
    7年間の重労働が課せられました
  • 17:06 - 17:09
    チベットの苦痛に耐えるのは不可能ですが
  • 17:09 - 17:12
    チベットの人々の あがないの精神は見守るべきものです
  • 17:13 - 17:16
    結局 何を選ぶか なのです
  • 17:16 - 17:19
    無味乾燥な単色の世界に住みたいか?
  • 17:19 - 17:22
    または多様性に富んだ多色の世界を受け入れたいか?
  • 17:22 - 17:25
    偉大なる人類学者のマーガレット・ミードが亡くなる前に
  • 17:25 - 17:28
    “最も恐れるのは私たちがあいまいで個性のない-”
  • 17:28 - 17:30
    “世界観へと押し流され-”
  • 17:30 - 17:35
    “人間の想像力の全域が 狭く パターン化した思考に-”
  • 17:35 - 17:39
    “縮小されることだけでなく-”
  • 17:39 - 17:40
    “ある日夢から覚め 違った可能性が-”
  • 17:40 - 17:43
    “あったことすら すっかり忘れていることだ” と言いました
  • 17:44 - 17:47
    私たち人類の歴史は たかだか60万年だと思えば
  • 17:47 - 17:49
    謙虚になります
  • 17:49 - 17:52
    新石器時代 - 我々が農業を知り
  • 17:52 - 17:54
    種を崇拝するようになり
  • 17:54 - 17:56
    シャーマンの詩が 司祭の賛歌に
  • 17:56 - 17:57
    置き換えられ
  • 17:57 - 18:00
    余剰生産により階級制度が生まれたのは -
  • 18:00 - 18:02
    つい1万年前のことです
  • 18:02 - 18:04
    近代産業社会は生まれてから
  • 18:04 - 18:06
    わずか300年です
  • 18:06 - 18:08
    その浅い歴史が 示唆するように
  • 18:08 - 18:11
    私たちは 次の1000年間に直面するすべての挑戦への
  • 18:11 - 18:13
    すべての答えを持っていません
  • 18:13 - 18:15
    世界の無数の文化に
  • 18:15 - 18:18
    人間でいる意味を問えば
  • 18:18 - 18:20
    1万の異なる声で 答えが戻ってくるでしょう
  • 18:20 - 18:26
    そして そのハーモニーの中から 私たちは 私たちでいられる 可能性を
  • 18:26 - 18:29
    再発見するのです - 全ての人 全ての楽園が
  • 18:29 - 18:32
    繁栄するための方法を確実に見つけることの大切さを知っている
  • 18:32 - 18:38
    意識のひらけた種となる可能性を思うと とても楽観的になれます
  • 18:38 - 18:41
    この写真はバフィン島の最北端でイヌイット族の人々と
  • 18:41 - 18:43
    イッカク狩りに行った時に撮ったもので
  • 18:44 - 18:47
    この男性 オラヤ が彼の祖父の驚くべき話をしてくれました
  • 18:48 - 18:50
    カナダ政府は イヌイット族の人々に常に
  • 18:50 - 18:52
    好意的ではなく1950年代に
  • 18:52 - 18:55
    国の主権を確立するために強制的に入植地に移住させました
  • 18:55 - 18:59
    彼の年老いた祖父は 行くのを拒みました
  • 18:59 - 19:03
    家族は彼の命を心配し彼の持っていた武器や道具を
  • 19:03 - 19:04
    取り除きました
  • 19:05 - 19:07
    イヌイット族は寒さをまったく恐れません
  • 19:07 - 19:08
    寒さを活用して生きてきました
  • 19:08 - 19:11
    彼らのそりの滑走部は もともと魚を
  • 19:11 - 19:12
    カリブー獣の皮で覆って作りました
  • 19:12 - 19:17
    なので彼の祖父は 北極の夜あるいは その夜の猛吹雪に
  • 19:17 - 19:19
    脅えることはありませんでした
  • 19:19 - 19:22
    彼は当たり前のように外へ出てアザラシの毛皮のズボンを下ろし
  • 19:23 - 19:26
    自分の手に排便しました排泄物が凍るに従い
  • 19:26 - 19:29
    彼はそれを刃物の形にしました
  • 19:29 - 19:31
    大便の刃に唾液を吹きかけ
  • 19:31 - 19:34
    やっと固体に固まるとそれで犬を切り裂きました
  • 19:34 - 19:37
    彼は犬の皮をはいで その場で引き具を作り
  • 19:37 - 19:40
    犬の胸郭を取って その場でそりを作り
  • 19:41 - 19:42
    そばにいた犬に 引き具を付け
  • 19:42 - 19:46
    ベルトには大便の刃物を巻いて浮氷塊の向こうへ姿を消しました
  • 19:46 - 19:50
    はだか一貫から身を起こす とはこういうことなんですね(笑)
  • 19:50 - 19:51
    そしてこれが色んな意味で
  • 19:51 - 19:53
    (拍手)
  • 19:53 - 19:55
    イヌイット族の人々そして世界中の全ての
  • 19:55 - 19:58
    先住民の人々の生命力の象徴です
  • 19:58 - 20:00
    カナダ政府は1999年4月
  • 20:00 - 20:03
    イヌイット族にカリフォルニア州とテキサス州の
  • 20:03 - 20:06
    総面積を上回る大きさの土地を与えました
  • 20:06 - 20:08
    ヌナブトという彼らの新しい故郷です
  • 20:09 - 20:12
    独立した準州です彼らが全ての鉱物資源を管理しています
  • 20:12 - 20:14
    国家が その国民への賠償を追求した
  • 20:14 - 20:18
    素晴らしい例です
  • 20:19 - 20:22
    そして最後に 少なくともこれらの地球の
  • 20:22 - 20:23
    遠く離れた 現代社会から隔離された土地まで
  • 20:23 - 20:25
    旅をしたことのある人には明らかですが
  • 20:27 - 20:28
    そこは隔絶した土地では ありません
  • 20:28 - 20:30
    そこは誰かの母国です
  • 20:30 - 20:32
    太古の時代にさかのぼる人間の想像力の
  • 20:32 - 20:36
    枝先を象徴しています私たち全員にとって
  • 20:36 - 20:39
    これらの子供の夢は私たちの子供の夢のように
  • 20:39 - 20:42
    希望の地理学の一部となるのです
  • 20:42 - 20:46
    私たちがナショナルジオグラフィックで行っていることは
  • 20:46 - 20:50
    私たちは 政治家たちには何も達成できないと思っており
  • 20:50 - 20:51
    政治論争は
  • 20:51 - 20:53
    (拍手)
  • 20:53 - 20:55
    説得力がない
  • 20:55 - 20:58
    世界を変えるのは物語だと思います
  • 20:58 - 21:01
    そして私たちは物語を語る世界最高の機関だと思います
  • 21:01 - 21:04
    毎月私たちのウェブサイトには3500万ものヒット件数があります
  • 21:04 - 21:07
    156カ国で私たちのテレビチャンネルが放映されています
  • 21:08 - 21:10
    我々の雑誌は何百万もの人に読まれています
  • 21:10 - 21:13
    私たちがしていることは 皆さんを
  • 21:13 - 21:15
    こういった文化の驚異の場所へお連れして
  • 21:15 - 21:17
    そこで目にした文化に皆さんが
  • 21:18 - 21:20
    驚嘆せざるを得なくして そして
  • 21:20 - 21:22
    できれば この世界が様々な形で
  • 21:22 - 21:25
    存在することに価値を見いだし
  • 21:25 - 21:27
    全ての人の知恵が 集合的な幸福に貢献できる
  • 21:27 - 21:31
    真に多文化の多元的世界に共存する手段を
  • 21:31 - 21:32
    我々は見つけ出すことができるという
  • 21:32 - 21:35
    人類学の最も重要な啓示を
  • 21:35 - 21:37
    1つずつ徐々に受け入れていただけるよう
  • 21:37 - 21:40
    文化圏への旅をしているのです
  • 21:40 - 21:41
    ありがとうございました
  • 21:41 - 21:43
    (拍手)
Title:
絶滅の危機に瀕した文化
Speaker:
Wade Davis
Description:

美しい写真と物語 ナショナル・ジオグラフィックの探検家 ウェイド・デイヴィスが 脅威的な率で地球から消滅しつつある 世界の先住民族の文化の驚くべき多様性を称賛します

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
21:44

Japanese subtitles

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