< Return to Video

プロレスラーが話す、自信を持つための手引き

  • 0:01 - 0:05
    想像してください
    入れ墨をした汗まみれの大きな男が
  • 0:05 - 0:06
    カウボーイハットと革ズボンで
  • 0:06 - 0:08
    リングに立っており
  • 0:08 - 0:10
    闘技場は
    彼を応援するファンでいっぱいです
  • 0:10 - 0:11
    彼らの英雄—
  • 0:11 - 0:13
    “カウボーイ”・ゲイター・マグロウだ
  • 0:14 - 0:17
    ゲイターはロープから跳ね返り
    素早いボディスラムでマットに叩きつけられる
  • 0:17 - 0:19
    大胆な対戦相手は宙に舞い
  • 0:19 - 0:22
    ゲイターの胸郭へ飛び乗った
  • 0:22 - 0:24
    ゲイターは
    息をしようともがきながら考える
  • 0:25 - 0:28
    「本当にこれが
    父が私に求めたものだろうか?」
  • 0:28 - 0:30
    (笑)
  • 0:30 - 0:32
    その革ズボンのワイルドな男こそ
  • 0:33 - 0:34
    私でした
  • 0:34 - 0:35
    (笑)
  • 0:35 - 0:37
    (拍手)
  • 0:37 - 0:40
    (歓声)
  • 0:45 - 0:48
    そしてその疑問に対する答えは
    驚くべきことに
  • 0:48 - 0:49
    イエスです
  • 0:49 - 0:51
    (笑)
  • 0:51 - 0:54
    私は小さい頃から
    父と一緒にプロレスを見て
  • 0:54 - 0:55
    育ちました
  • 0:55 - 0:57
    そして父のように
    その全てが好きでした―
  • 0:57 - 0:59
    サービス精神や運動技能
  • 0:59 - 1:01
    演技全てです
  • 1:01 - 1:05
    私はリビングルームのあちこちで飛び跳ね
    テレビのお気に入りの
  • 1:05 - 1:07
    レスラーになりきるような
    小さな男の子でした
  • 1:08 - 1:10
    実際 父はハルク・ホーガンに
    少し似ていました
  • 1:10 - 1:13
    でも私がハルク・ホーガンで
    父はアンドレ・ザ・ジャイアントでした
  • 1:13 - 1:16
    私はとても真剣にこんなことを言いました
    「父さん―
  • 1:16 - 1:20
    いつか僕は
    世界ヘビー級王者になるよ」
  • 1:20 - 1:24
    すると父はたいてい微笑んで
    とても穏やかにこう言いました―
  • 1:24 - 1:29
    「そうか それなら退職後は
    お前に面倒見てもらえるな」
  • 1:29 - 1:30
    (笑)
  • 1:30 - 1:31
    私が16歳の時
  • 1:31 - 1:34
    ミネソタ州の私の小さな町で
    小規模なレスリングショーが開かれました
  • 1:34 - 1:35
    信じられませんでした
  • 1:35 - 1:38
    そのような団体が
    私の町に来たことがなかったからです
  • 1:38 - 1:41
    そこで私はショーの日
    早朝に闘技場に行き
  • 1:41 - 1:44
    車を止めるレスラーがいないか
    見つけるために
  • 1:44 - 1:46
    駐車場でじっと待ちました
  • 1:46 - 1:48
    ストーカーみたいではありませんでしたよ
  • 1:49 - 1:51
    でも私は彼らの歩き方で
    誰がレスラーかを
  • 1:51 - 1:52
    確実に見分けられました
  • 1:52 - 1:55
    彼らは背が高く 自信があり
    威圧的で
  • 1:55 - 1:58
    タンクトップとZubazのズボンに
    ウエストバッグという格好でした
  • 1:59 - 2:01
    彼らに憧れない理由があるでしょうか?
  • 2:01 - 2:02
    (笑)
  • 2:02 - 2:04
    私の頭は疑問で一杯になりました
    この人たちは誰で
  • 2:04 - 2:06
    どのような人で
  • 2:06 - 2:08
    どのようにレスラーになったのか?
  • 2:08 - 2:10
    そこで ショーが始まる前に
  • 2:10 - 2:12
    この小さな闘技場—
  • 2:12 - 2:14
    むしろ体育館のような建物に入り
  • 2:14 - 2:17
    リングの組み立てを手伝えるか
    彼らに尋ねました
  • 2:17 - 2:19
    「もちろんだ 坊や
    問題ないよ」
  • 2:19 - 2:22
    そしてレスリングの動きを
    見せてくれるように嘆願しました
  • 2:22 - 2:25
    「もちろんだ 坊や
    問題ないぜ」
  • 2:25 - 2:28
    私にパンチやキックをしました―
    とても強くね!
  • 2:28 - 2:29
    でも全く文句を言いませんでした
  • 2:29 - 2:33
    彼らはその年の数か月に一度
    一晩だけ私の町に来て
  • 2:33 - 2:35
    パッと次の日には居なくなりました
  • 2:35 - 2:36
    次の年には
  • 2:36 - 2:39
    彼らの中の1人が運営している
    実際のレスリングの合宿について
  • 2:39 - 2:41
    ようやく教えてくれて
  • 2:41 - 2:44
    両親に申し込むように
    懇願しました
  • 2:44 - 2:46
    気がついてみると
    日中は高校3年生で
  • 2:46 - 2:49
    夜には観客の前で
    レスリングをしていました
  • 2:49 - 2:53
    私は寝室の壁に
    アリゲイターの大きなポスターを飾っていました
  • 2:53 - 2:56
    いよいよリングネームを
    考え出さないといけないという時に
  • 2:56 - 2:59
    ジェシー・“ザ・ボディ”・ベンチュラ
    という名前は既に取られていたので
  • 2:59 - 3:00
    (笑)
  • 3:00 - 3:01
    “ゲイター”に決め
  • 3:01 - 3:03
    Tシャツと迷彩柄のズボンで
    レスリングをしました
  • 3:03 - 3:06
    クローゼットに入っていた服が
    それだけでしたから
  • 3:06 - 3:09
    自分のキャラクターをどう確立するか
    まだ分かっていませんでしたが
  • 3:09 - 3:10
    学んでいました
  • 3:10 - 3:12
    見習い期間のようなものです
  • 3:12 - 3:14
    でも私はレスラーでした
  • 3:14 - 3:16
    父は私の試合を全部 見に来て
  • 3:16 - 3:18
    「パパゲイター」と大きく書かれた
    Tシャツを着ていました
  • 3:18 - 3:20
    (笑)
  • 3:20 - 3:21
    そして私がいつか
  • 3:21 - 3:24
    退職後の生活費を払うことを
    友達に自慢しました
  • 3:24 - 3:25
    (笑)
  • 3:25 - 3:26
    私はそうするつもりでした
  • 3:28 - 3:29
    レスリングを始めて間もなく
  • 3:29 - 3:32
    父は突然亡くなってしまいました
  • 3:34 - 3:36
    ご想像の通り
  • 3:36 - 3:38
    特に10代の少年だった私は
  • 3:38 - 3:40
    打ちひしがれました
  • 3:43 - 3:44
    大切な人を失くすと
  • 3:44 - 3:47
    どれほど辛い時期を過ごすか
    お分かりだと思います
  • 3:47 - 3:49
    正気ではいられないのです
  • 3:49 - 3:51
    全てが現実ではないように感じます
  • 3:54 - 3:57
    私は一瞬でも
    元の自分に戻りたくて
  • 3:57 - 3:59
    ほぼ直後にレスリングに戻りました
  • 4:00 - 4:02
    レスリングは私と父にとって
    特別なものでしたからね
  • 4:03 - 4:05
    というわけで
  • 4:05 - 4:06
    ロッカールームに座り
  • 4:06 - 4:09
    父が亡くなって数日後の試合に出る
    準備をしていました
  • 4:10 - 4:11
    父はもういません
  • 4:12 - 4:14
    そこに1人で座っていると
  • 4:16 - 4:17
    隠れているように感じました
  • 4:18 - 4:20
    でも そこにいる必要がある
    とも感じたんです
  • 4:21 - 4:24
    長いこと活躍していた
    レスラーの1人は
  • 4:24 - 4:25
    私の辛い状況を知っていて
  • 4:25 - 4:28
    どんな様子かを見に来てくれました
  • 4:28 - 4:29
    私は何も言えず
  • 4:29 - 4:32
    ただ「自分が何をやっているのか
    分からない」と言い
  • 4:33 - 4:35
    私たちは無言で座っていました―
  • 4:35 - 4:37
    ただ 黙っていたんです
  • 4:39 - 4:41
    彼が自分の試合の準備のために
    立ち上がる前
  • 4:41 - 4:43
    私の人生の方向を
  • 4:43 - 4:46
    一変させるような
    1つの助言をしてくれたんです
  • 4:46 - 4:50
    最高のレスラーは自分らしく
    その「らしさ」を強く出せる人で
  • 4:51 - 4:54
    成功を収めるレスラーは
    自分の中で最も際立つ特徴を見つけ
  • 4:54 - 4:56
    それを核にして
  • 4:56 - 4:59
    リングで誰になるかを
    決めるんだと教えてくれました
  • 5:00 - 5:01
    そこに座っている私は
  • 5:01 - 5:03
    自分が何者で
    なぜレスリングをしているかも
  • 5:03 - 5:06
    もはや分からない
    10代の怯えた若者でした
  • 5:06 - 5:09
    私は他のレスラーがいる
    ロッカールームを見渡して
  • 5:09 - 5:09
    こう思いました―
  • 5:09 - 5:13
    「僕は彼らと全然違う
    どうしたら彼らのようになれる?」
  • 5:14 - 5:15
    そしてピンときたんです
  • 5:15 - 5:18
    彼らのようにならなくていいんだと
    気付いた瞬間でした
  • 5:19 - 5:22
    しなければならないのは
    自分らしくあるということでした
  • 5:23 - 5:24
    何が私を特別にして
  • 5:24 - 5:26
    それをどのように活かせるか?
  • 5:27 - 5:29
    私は彼らのように
    筋肉隆々のアスリートではなかったのですが
  • 5:29 - 5:31
    あまり気にしませんでした
  • 5:31 - 5:32
    そこでこのことを最初に考えました
  • 5:32 - 5:37
    「自分の体に満足していることを
    どのようにシンプルに強調できるだろうか?」
  • 5:37 - 5:39
    分かりませんでした
  • 5:39 - 5:41
    そして思ったんです―
  • 5:41 - 5:43
    Speedo(スピード水着)だ
  • 5:43 - 5:45
    (笑)
  • 5:46 - 5:50
    (拍手)
  • 5:53 - 5:54
    それか「トランクス」
  • 5:54 - 5:55
    レスリングで呼ぶ
  • 5:56 - 5:57
    あの トランクスです
  • 5:57 - 5:58
    私はたくさんの
  • 5:58 - 6:01
    見知らぬ人の前で
    小さなトランクスで平気な
  • 6:01 - 6:02
    大きな男になれました
  • 6:02 - 6:04
    そこで私はTシャツと
    迷彩柄のズボンを捨て
  • 6:04 - 6:06
    ゲイターの
    新しい衣装の誕生です
  • 6:06 - 6:07
    (笑)
  • 6:07 - 6:10
    漫画を描くのもかなり得意だったので
  • 6:10 - 6:11
    それを利用できるか考えました
  • 6:12 - 6:14
    レスリングコスチュームを
    自分でデザインすれば
  • 6:14 - 6:18
    それぞれのトランクスを
    独特のデザインや色で作り
  • 6:18 - 6:20
    1つ1つ違うものにできます—
  • 6:20 - 6:22
    ちなみに非常に
    着心地が良いんですよ
  • 6:22 - 6:23
    (笑)
  • 6:24 - 6:25
    また私は学校の面白い子供でした
  • 6:25 - 6:27
    まさかと思うでしょうがね
  • 6:27 - 6:29
    そこでその特技を使えるかも
    と思いました
  • 6:30 - 6:34
    もしかしたら
    友達を笑わせていた男の子から
  • 6:34 - 6:37
    何百人または何千人を笑わせる男に
    なれるかもしれません
  • 6:37 - 6:38
    そこで私のキャラクターは
  • 6:38 - 6:41
    他のレスラーのように
    怖いものにはしないことを心に留めました
  • 6:41 - 6:44
    闘技場に入った瞬間から
    面白い人になることにしました
  • 6:44 - 6:47
    試合がある毎に
    より深く掘り下げていき
  • 6:47 - 6:49
    自分自身を笑い飛ばせることに
    気付きました
  • 6:49 - 6:52
    このレスラーは
    自身の入場曲を歌い踊りながら
  • 6:52 - 6:53
    リングに向かいます
  • 6:53 - 6:55
    ちなみに今のはダンスですよ
  • 6:55 - 6:56
    (笑)
  • 6:56 - 6:58
    私はレスラーとしてはまあまあでしたが
  • 6:58 - 7:00
    エンターテイナーとしては上々でした
  • 7:00 - 7:03
    そして自分らしさを強く出すことで
    ファンの印象に残りました
  • 7:03 - 7:05
    私が自分の中に見つけようとしたのは
  • 7:05 - 7:07
    単純だけれど特別なことです
  • 7:07 - 7:09
    そして「それをどう強調できるか?」
    と考えました
  • 7:10 - 7:14
    今度は自分のキャラクターを
    父のような男の中の男にしたいと思いました
  • 7:14 - 7:18
    私は「カウボーイより
    男らしいものとは何だろう?」と考え
  • 7:18 - 7:23
    そしてその時ゲイターの名前は
    “カウボーイ”...ゲイター...
  • 7:24 - 7:25
    ええ 私には名字が必要でした
  • 7:26 - 7:29
    頭が痛くなるまで考えましたが
    何も思いつきませんでした
  • 7:29 - 7:32
    ある晩にテレビの前に座って
    チャンネルを次々に変えていると
  • 7:32 - 7:33
    あるコマーシャルで
  • 7:33 - 7:36
    エンターテイナーオブザイヤーに輝いた
    カントリー歌手について言っていました
  • 7:36 - 7:38
    ティム・マグロウ―
  • 7:38 - 7:40
    素晴らしい名字の
    かっこいいカウボーイです
  • 7:40 - 7:42
    彼の音楽が好きでした
  • 7:42 - 7:44
    それだけのことなのですが
  • 7:44 - 7:46
    私はどんどん自分を出していき
  • 7:46 - 7:50
    カウボーイ・ゲイター・マグロウ
    となったのです!
  • 7:50 - 7:52
    (笑)
  • 7:52 - 7:56
    (拍手)
  • 7:58 - 8:02
    また私は 自分らしさを追求し
  • 8:02 - 8:03
    更なる努力をし続けたら
  • 8:03 - 8:05
    好機が来ると知っていました
  • 8:06 - 8:07
    そしてついにやって来ました
  • 8:08 - 8:09
    ある夜中に
  • 8:09 - 8:11
    電話がかかってきたんです
  • 8:12 - 8:15
    父に聞いて欲しかったと思う内容でした
  • 8:16 - 8:18
    あのWWE―
  • 8:18 - 8:21
    世界最大のレスリング団体が
  • 8:21 - 8:24
    マンデー・ナイト・ロウに参加してほしい
    と言ってきたんです
  • 8:24 - 8:30
    そうです―私の全ての努力や
    何マイルもの移動がついに報われました
  • 8:30 - 8:35
    私は生放送でWWE ロウの花道を
    歩くことができました
  • 8:35 - 8:36
    (笑)
  • 8:37 - 8:40
    偽物の警備員の格好をして―
  • 8:40 - 8:41
    (笑)
  • 8:41 - 8:43
    別のレスラーを
    リングまで護衛しました
  • 8:43 - 8:44
    (笑)
  • 8:45 - 8:48
    もちろん 試合に出られなかったのは
    残念でしたが
  • 8:48 - 8:51
    内容はともかくWWEから声がかかる
    レスラーはほとんどいません
  • 8:51 - 8:52
    おそらく数百人に1人です
  • 8:53 - 8:56
    カウボーイ・ゲイター・マグロウに
    なったおかげです
  • 8:57 - 9:00
    そこでその日
    背を向けるかわりに
  • 9:00 - 9:02
    もう一度自分らしさを見せ
  • 9:02 - 9:04
    全力で最高の警備員になろうと決めました
  • 9:04 - 9:06
    実際にとても上手くいき
  • 9:06 - 9:08
    その夜テレビにクローズアップされた
    警備員は私だけでした
  • 9:10 - 9:11
    これはすごいことなんですよ
  • 9:11 - 9:13
    (笑)
  • 9:15 - 9:17
    私は丸1日 バックステージで
  • 9:17 - 9:20
    世界で最も有名なプロレスラーたちと
    過ごすことができました
  • 9:20 - 9:22
    何人かは私が子供の時の
    ヒーローでした
  • 9:22 - 9:25
    彼らから話を聞き 学ぶことができ
  • 9:25 - 9:27
    その日私は
  • 9:27 - 9:28
    彼らの一員として認められました
  • 9:30 - 9:33
    私のWWEでの経験は
    理想的ではなかったかもしれません
  • 9:33 - 9:34
    試合に出られませんでしたからね
  • 9:35 - 9:37
    でもより一層努力し
  • 9:37 - 9:40
    年々自分らしさを強く出すことに
    つながりました
  • 9:40 - 9:43
    私はリングの中で
    最大の自分になっていて
  • 9:43 - 9:45
    他の人も注目しました
  • 9:45 - 9:47
    気がつくと
  • 9:47 - 9:50
    ミネソタ州で1か月に1回ほど
    レスリングをしていた私が
  • 9:50 - 9:53
    インディー団体の興行で
    1週間に4回
  • 9:53 - 9:55
    全米でレスリングをしていました
  • 9:55 - 9:57
    まさに夢を実現していたんです
  • 9:59 - 10:01
    その後数年間レスリングをする間に
  • 10:01 - 10:02
    肩にかなりひどい怪我を負いました
  • 10:02 - 10:05
    同時期に私の妻が
    第一子を妊娠していることが
  • 10:05 - 10:07
    分かりました
  • 10:07 - 10:09
    何を考えてるか分かってますよ
  • 10:09 - 10:12
    でもこの2つの出来事は
    本当に全くの無関係です
  • 10:12 - 10:15
    (笑)
  • 10:18 - 10:21
    でも私には肩の手術が必要で
  • 10:21 - 10:23
    家族と一緒に家に居たかったのです
  • 10:24 - 10:25
    私が父になる番でした
  • 10:26 - 10:30
    そこで2007年7月27日に
  • 10:30 - 10:31
    最後の試合をし
  • 10:32 - 10:34
    人生の次の章を始めるために
  • 10:34 - 10:35
    プロレスから引退しました
  • 10:36 - 10:37
    時間が経つにつれ
  • 10:38 - 10:39
    奇妙なことが起こるようになりました
  • 10:40 - 10:42
    一度自分らしさを強く出すと
    それを弱めるのは
  • 10:42 - 10:44
    とても難しいと気付いたんです
  • 10:45 - 10:47
    リングを去っても
    ゲイターは私から離れず
  • 10:47 - 10:50
    毎日そのバージョンの自分でいます
  • 10:51 - 10:54
    私の美しい妻はこの人生の旅に
    最初から付き添ってくれています
  • 10:54 - 10:57
    ちなみに
    妻はプロレスが好きではありません
  • 10:57 - 10:58
    (笑)
  • 10:58 - 11:00
    全然なんです
  • 11:01 - 11:03
    でもいつも私の一番のファンでした
  • 11:03 - 11:04
    今でもそうです
  • 11:05 - 11:08
    妻はゲイター・マグロウの一部分が
    私の中にいることを知っていて
  • 11:08 - 11:11
    私たちの娘や双子の息子たちにも
    私と同じように
  • 11:11 - 11:12
    自分を見つけてほしいんです
  • 11:12 - 11:16
    ボディスラムや頭をパイプ椅子で殴るのは
    やめてほしいでしょうけど
  • 11:16 - 11:18
    子供のサッカーの試合で
    審判にラリアットをしないように
  • 11:18 - 11:21
    妻にどれだけ念を押されたか
    分かりますか?
  • 11:21 - 11:21
    (笑)
  • 11:21 - 11:24
    ただの一度 娘が明らかに
  • 11:24 - 11:25
    反則行為を受けた時だけですよ!
  • 11:25 - 11:27
    (笑)
  • 11:29 - 11:32
    私は1人の親として 私の父は
    退職後の資金よりももっと価値のある
  • 11:32 - 11:34
    何かが欲しかったことに気付きました
  • 11:34 - 11:35
    ほとんどの親のように
  • 11:35 - 11:38
    父は子供に最大の可能性を
    発揮してほしかったのです
  • 11:39 - 11:40
    私が子供に教えようとしているのは
  • 11:40 - 11:44
    自分を引き立たせることは
    偉大な人になるための完璧な考えではなく
  • 11:44 - 11:46
    1つの生き方であり
  • 11:46 - 11:48
    常に他人と違うところを探し
    それを世界に見せるために
  • 11:48 - 11:50
    どのように強調できるかということです
  • 11:51 - 11:54
    ちなみに 私の子供たちも
    レスリングは好きではありません
  • 11:54 - 11:55
    (笑)
  • 11:55 - 11:56
    でもそれでいいんです
  • 11:56 - 11:59
    彼らにはそれぞれの
    高められる特別な能力があるからで
  • 11:59 - 12:01
    全ての人がそうです
  • 12:01 - 12:04
    私の息子は電子機器の達人なので
  • 12:04 - 12:07
    その特技を極める手助けをすれば
    次のスティーブ・ジョブズになるかもしれません
  • 12:08 - 12:11
    もう1人の息子と娘は
    芸術の才能があるので
  • 12:11 - 12:13
    その才能を極めるのを手伝えば
  • 12:13 - 12:15
    彼らは次のパブロ・ピカソに
    なれるかもしれません
  • 12:16 - 12:18
    深く掘り下げるまでは
    自分にどんな才能があるか
  • 12:18 - 12:20
    分からないのです
  • 12:21 - 12:22
    自分をさらけ出すことを
    恐れないでください
  • 12:22 - 12:24
    見渡してみてください
  • 12:24 - 12:27
    人は聴衆の前で緊張するなら
    彼らの下着姿を
  • 12:27 - 12:28
    想像しなさいと言います
  • 12:28 - 12:31
    でも私は「もっと薄着で
    レスリングしたよ」と思います
  • 12:31 - 12:33
    (笑)
  • 12:33 - 12:38
    (拍手)
  • 12:41 - 12:44
    本当の自分―
    より大きく魅力的な自分になるための
  • 12:44 - 12:46
    招待状を受け取る前に
    レスリングの団体が
  • 12:46 - 12:49
    あなたの町に来る必要はありません
  • 12:49 - 12:52
    両親から影響を受ける必要もないのです
  • 12:52 - 12:55
    自分を引き立たせるとは
    本来の自分を目指して 自分の中を見つめ
  • 12:55 - 12:57
    こんな声を利用することです―
  • 12:57 - 12:59
    「多分 もしかしたら私は
  • 12:59 - 13:01
    自分で思っていた以上の人かもしれない」
  • 13:02 - 13:03
    ありがとうございました
  • 13:03 - 13:07
    (拍手)
Title:
プロレスラーが話す、自信を持つための手引き
Speaker:
マイク・キニー
Description:

あなたは自分で思っている以上の人だと元プロレスラーのマイク・キニーは言います—自分を特別にするものを見つけて、それをうまく利用しさえすればいいのです。キニーは長年に渡りレスラーとしての人格である「カウボーイ・ゲイター・マグロウ」を作りあげ、磨きをかけながら、自分を特別にするために特徴を強調しました。この面白く聡明なトークで、彼はリングで得た知識を日常生活に応用し、誰もが自信を持って生き、可能性を最大限発揮する方法を共有してくれます。

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
13:27

Japanese subtitles

Revisions