< Return to Video

Working Together: Computers and People with Learning Disabilities

  • 0:11 - 0:15
    コンピューターと学習障害のある人々
  • 0:17 - 0:20
    学習障害のある人々は珍しい存在ではありません
  • 0:20 - 0:22
    どこにでもいる身近な存在です
  • 0:22 - 0:25
    時には本人でさえ　気が付いていないことがあります
  • 0:27 - 0:29
    （クリスティン）勉強にはずっと苦労させられてきたわ
  • 0:29 - 0:32
    小学校一年生ぐらいからかしら
  • 0:32 - 0:37
    学校は本当に辛い場所だって
  • 0:37 - 0:40
    ずっとそう感じてきたの
  • 0:40 - 0:42
    でも仕方がないって
  • 0:42 - 0:44
    学習障害は目に見える障害ではありません
  • 0:44 - 0:47
    障害を持つ子供が　学習障害者であると診断を受けるまで
  • 0:48 - 0:52
    周囲の大人達が　何故この子に学習能力がないのか理解できない為
  • 0:52 - 0:53
    子供は学校で苦しみ続けることになります
  • 0:53 - 0:55
    （クリスティン）ほとんどの友達は
  • 0:55 - 0:57
    一時間半ぐらいの勉強量で　５をもらうのに
  • 0:57 - 1:01
    私は４時間ぐらい勉強しても
  • 1:01 - 1:04
    １ しかもらえないのよ
  • 1:05 - 1:07
    （ナレーター）もうすぐ大学院生になるクリスティンですが
  • 1:07 - 1:11
    大学生になるまで　自分が失読症である事を知りませんでした
  • 1:12 - 1:15
    最初のステップは適切な診断です
  • 1:15 - 1:18
    知的能力よりも学業成績が大幅に下回った場合
  • 1:18 - 1:20
    学習障害者である可能性が
  • 1:20 - 1:22
    考えられます
  • 1:22 - 1:25
    高校生のクリスには読字障害と書字障害があります
  • 1:25 - 1:27
    小学校の時　診断されました
  • 1:27 - 1:29
    （クリス）小学二年生になるまで全然わからなかったよ
  • 1:29 - 1:31
    お母さんに連れられて
  • 1:31 - 1:36
    いろんな所で何時間もテストされて
  • 1:36 - 1:38
    本当に退屈なテストだったんだけど
  • 1:38 - 1:40
    でもその後で　自分には読みとか書きとか
  • 1:40 - 1:44
    そういう部分に少し問題があるって
  • 1:44 - 1:46
    診断されたんだ
  • 1:46 - 1:49
    （ナレーター）学習障害には様々な種類があります
  • 1:49 - 1:51
    そしてその症状も異なっています
  • 1:51 - 1:54
    共通して言えることは　学習障害は
  • 1:54 - 1:56
    脳が情報を処理する方法に影響しているということです。
  • 1:56 - 1:58
    （ライラ）つまり学習障害があると
  • 1:58 - 2:00
    学生にとってみれば、ある意味で
  • 2:00 - 2:02
    情報処理が妨げられる面があるといえるでしょう。
  • 2:02 - 2:05
    学習障害がある学生たちは、情報を理解することが
  • 2:05 - 2:07
    他の学生たちと同じように簡単にはいきませんし、
  • 2:07 - 2:10
    それを他の学生たちと同じように表現することも簡単ではありません。
  • 2:10 - 2:13
    だから一所懸命勉強したとしても、他の学生たちと同じように
  • 2:13 - 2:15
    自分の考えが相手に伝わらないかもしれません。
  • 2:16 - 2:19
    （ナレーター）しかしもしかすると　もっと初期段階で
  • 2:19 - 2:21
    情報を効果的に得る事自体　できていないのかもしれません
  • 2:21 - 2:23
    （クリス）時々本を読んでる時
  • 2:23 - 2:26
    次の行に移ってから半分ぐらい読んだ時に
  • 2:26 - 2:28
    また同じ行の所を読んでしまって
  • 2:28 - 2:30
    何度も何度も同じ個所を読んでしまうんだ
  • 2:30 - 2:32
    イライラしちゃうよね
  • 2:32 - 2:35
    それから単語が入れ替わったり
  • 2:35 - 2:40
    混乱して文章の意味が解らないんだ
  • 2:42 - 2:45
    （ナレーター）学習障害はこれらの4つのカテゴリーのうち
  • 2:45 - 2:47
    一つ　または複数のカテゴリーにあらわれてきます
  • 2:47 - 2:50
    音声言語　―　聞き取ること　話すこと
  • 2:51 - 2:55
    文字言語　―　読むこと　書くこと　綴ること
  • 2:55 - 2:59
    算数　―　計算　数学概念
  • 2:59 - 3:02
    論法　―　構成　理解統合
  • 3:03 - 3:06
    一つ以上の複数のカテゴリーに影響があらわれる人もいます
  • 3:06 - 3:08
    これらのカテゴリーの中で
  • 3:08 - 3:11
    いくつかのタイプの学習障害があります
  • 3:11 - 3:11
    例として
  • 3:11 - 3:14
    （書字障害）　書字障害のある人は
  • 3:14 - 3:16
    文字や単語を形成したり
  • 3:16 - 3:19
    判読できる字を書くことが困難です
  • 3:19 - 3:21
    （計算障害）　計算障害のある人は
  • 3:21 - 3:26
    数学的概念や記号の理解や使用が困難です
  • 3:26 - 3:28
    （協調運動障害）　協調運動障害のある人は
  • 3:28 - 3:31
    言語を理解する力と生成する力が釣り合っていません
  • 3:31 - 3:33
    協調運動障害のある人は　会話中に
  • 3:33 - 3:36
    単語や文章が混乱しがちです
  • 3:36 - 3:37
    （読字障害）　読字障害のある人は
  • 3:37 - 3:41
    読書中　文章中の単語の文字が混乱するのです
  • 3:41 - 3:45
    綴り方についても問題を持っています
  • 3:46 - 3:48
    （クリスティン）学習障害と一口に言っても様々で
  • 3:48 - 3:52
    学習スタイルも皆違うわ
  • 3:52 - 3:55
    例えば私は読字障害があるから
  • 3:55 - 3:57
    読解力が全然ダメなの
  • 3:57 - 3:59
    だけど普通に勉強しただけで
  • 3:59 - 4:02
    数学の成績はいつもすごく良かったわ
  • 4:02 - 4:05
    でも私と反対に　数学を難しく感じる子もいるわよね
  • 4:05 - 4:07
    なのに　その子の読解力が普通レベルだったりするわ
  • 4:07 - 4:09
    （クリス）想像してもらえないかな　君は眠っていて
  • 4:09 - 4:11
    本当に眠ってるそのままの状態で　本を読んでるって
  • 4:11 - 4:14
    目はページの上をウロウロしてるだけで　読もうとしても
  • 4:14 - 4:17
    読んでる個所が動き回って　同じ所ばかり読まされるんだ
  • 4:17 - 4:20
    それがずっと続くんだ　夢の中じゃなく　起きてる状態でね
  • 4:20 - 4:22
    （ライラ）彼らは読むことに障害がありますが
  • 4:22 - 4:24
    実は聴覚情報の処理にも難しさが起こることがあります
  • 4:24 - 4:26
    話をしている相手の　たぶん最初の
  • 4:26 - 4:30
    ５つほどの単語しか聞き取れていないのです
  • 4:30 - 4:32
    文全体やその意味を一度に処理することが難しく
  • 4:32 - 4:35
    耳に入って来る　一つづつの単語しか処理できない人もいます
  • 4:35 - 4:38
    その他にも　自分自身は理解できるけれど
  • 4:38 - 4:41
    それを他の人に説明する事に　困難を感じる人もいます
  • 4:41 - 4:43
    （ナレーター）学習障害の問題を解決する為に
  • 4:43 - 4:46
    いろいろな方法が考えられてきました
  • 4:46 - 4:49
    彼らの勉強や仕事の分野で成功を収めるために
  • 4:49 - 4:52
    コンピューター技術が重要な役割を果たしてきました
  • 4:52 - 4:57
    教科書の概要をまとめるのに　時間がかかるんだけど
  • 4:57 - 5:02
    そういう時　ワープロのスペルチェック　文法チェック機能を使うの
  • 5:03 - 5:07
    （クリス）レポートを書く時は　音声認識プログラムを使うんだ
  • 5:07 - 5:11
    これは僕が話す言葉がそのまま文章になるプログラムだよ
  • 5:11 - 5:14
    僕は書字障害があるから
  • 5:14 - 5:16
    手書きだと　まとまらない文章になってしまうんだ
  • 5:16 - 5:19
    （ナレーター）自分にきちんと合ったコンピューターや
  • 5:19 - 5:22
    ソフトウェアを選ぶのには時間がかかります
  • 5:22 - 5:24
    しかし一般的に　これらの設備は
  • 5:24 - 5:25
    高価なものではありません
  • 5:25 - 5:27
    彼らが使用しているソフトウェアの多くは
  • 5:27 - 5:29
    コンピューターにすでに装備されています
  • 5:29 - 5:31
    スペルチェックや文法チェックの機能は
  • 5:31 - 5:34
    すでに内蔵されているし　後付けも可能です
  • 5:34 - 5:36
    辞書の機能も付いています
  • 5:38 - 5:40
    （ナレーター）ここで皆さんに学習障害のある人に役立つ
  • 5:40 - 5:42
    いくつかのコンピューター機能をご紹介しましょう
  • 5:43 - 5:46
    しかしこれは一つの提案であり
  • 5:46 - 5:48
    自分に合った機能が　もっと他にあるかもしれません
  • 5:51 - 5:53
    ワード・プロセッサー（ワープロ）
  • 5:54 - 5:59
    読字障害のある人達の多くは　ワープロの標準機能だけを使っています
  • 5:59 - 6:01
    スペルチェックや文法チェック、
  • 6:01 - 6:05
    フォントサイズや色の変更などの機能で十分だからです
  • 6:06 - 6:09
    これらの機能のお陰で学生たちは　スペル間違いや
  • 6:09 - 6:13
    文法間違いに時間を取られることなく、書く事に集中できます
  • 6:13 - 6:15
    （リンゼイ）学習障害を持つ人達は
  • 6:15 - 6:17
    コンピューターをとても便利に感じているわ
  • 6:17 - 6:22
    コンピューターがスペルや文法のチェックをしてくれるから
  • 6:22 - 6:25
    レポートを書くときに、もう長時間辞書と　にらめっこしなくてすむもの
  • 6:25 - 6:28
    （ナレーター）最近多くのワープロ機能に
  • 6:28 - 6:33
    文章の色分け機能やアウトライン編集機能が
  • 6:33 - 6:35
    含まれるようになりました
  • 6:35 - 6:38
    これらの機能は　文章を整理したり 考えをまとめることが困難な人の役に立っています
  • 6:40 - 6:43
    リーディング・システム（読み上げシステム）
  • 6:46 - 6:48
    リーディング・システムは　読むことより
  • 6:48 - 6:50
    聞くことによって　より深く理解が出来る人達の
  • 6:50 - 6:52
    役に立っています
  • 6:52 - 6:54
    彼らにとって音声読み上げ機能は大変便利です
  • 6:56 - 7:00
    コンピューターが 声に出してテキストや電子メール、インターネットのサイト、
  • 7:00 - 7:04
    基本的にはパソコン上のものはなんでも読んでくれます
  • 7:04 - 7:07
    さらにスキャナーを使えば　印刷された文章も読んでくれます
  • 7:07 - 7:09
    （クリスタル）私が本を読む時には 本をスキャンして
  • 7:09 - 7:12
    リーディング・システムに読んでもらうの
  • 7:12 - 7:15
    １ページ読むのに　２時間も費やさなくてすむもの
  • 7:15 - 7:18
    （ナレーター）スキャナーは印刷されたテキストを
  • 7:18 - 7:20
    コンピューターが認識できる形式に変換します
  • 7:20 - 7:23
    コンピューターは　単語が画面に表示されると同時に
  • 7:23 - 7:25
    声に出して文章を読んでいきます
  • 7:25 - 7:27
    （コンピューター音声）バットマンの衣装を着けた背の高い奴が
  • 7:27 - 7:29
    （コンピューター音声）冬空の中を舞い上がっていく、、、
  • 7:29 - 7:32
    （ナレーター）リーディング・システムには他にも機能があります
  • 7:32 - 7:34
    対照的な色を使って単語をハイライトしたり
  • 7:34 - 7:36
    画面中の単語を大きくすることもできます
  • 7:38 - 7:41
    コンセプト・マッピング・ソフトウェア(概念地図ソフト)
  • 7:42 - 7:43
    （コンピューター音声）二段目は
  • 7:43 - 7:45
    コンセプト・マッピング・ソフトウェアは
  • 7:45 - 7:48
    文章を作成するとき、文を組み立て まとめて整理することが
  • 7:48 - 7:51
    困難な人に対し　アイデアや発想を視覚的に
  • 7:51 - 7:52
    表現できる手助けをしています
  • 7:52 - 7:54
    （クリスティン）作文には結構自信があるの
  • 7:54 - 7:57
    このソフトを使うと考えがまとまりやすくなるわ
  • 7:57 - 8:01
    （ナレーター）コンセプト・マッピング・ソフトはアイデアを
  • 8:01 - 8:03
    連結させたり 再整理したり　色分けしたりします
  • 8:03 - 8:06
    従来のアウトライン形式の文章に変換することも可能です
  • 8:07 - 8:09
    このソフトは作文の際　様々な方法で
  • 8:09 - 8:14
    文章を整理することができ　詩作　学期末レポート　履歴書
  • 8:14 - 8:15
    スケジュール製作にも適しています
  • 8:17 - 8:20
    ワード・プレディクション（単語予測ソフト）
  • 8:23 - 8:26
    ワード・プレディクション（単語予測ソフト）は
  • 8:26 - 8:27
    綴り方が苦手な人達の強い味方です
  • 8:27 - 8:29
    これまでに入力された単語に基づき
  • 8:29 - 8:32
    最も可能性の高い単語選択肢のリストが
  • 8:32 - 8:33
    表示されます
  • 8:33 - 8:36
    このソフトを使用している人はリストを参照して
  • 8:36 - 8:38
    単語を選択し　書き続けることができます
  • 8:38 - 8:42
    音声読み上げ機能は　ワード・プレディクションと併用できます
  • 8:44 - 8:46
    スピーチ・レコグニション（音声認識ソフト）
  • 8:48 - 8:50
    （クリス）「ほとんどの人の人生は、、、」
  • 8:50 - 8:52
    スピーチ・レコグニション（音声認識ソフト）は
  • 8:52 - 8:55
    声を読み取ってコンピューターに表示します
  • 8:55 - 8:59
    電子メール　インターネット　ワープロでも使用できます
  • 8:59 - 9:02
    （クリス）これを使うと早く書けるんだ
  • 9:02 - 9:05
    どうやって書こうかな　とか
  • 9:05 - 9:06
    悩まなくてすむんだ
  • 9:06 - 9:09
    （ダン）「訓練と実践にはかなりの時間を必要とします･･･」
  • 9:10 - 9:13
    （ナレーター）このソフトウェアを使う時は　マイクに向かって話しかけます
  • 9:13 - 9:16
    しかしユーザーが　このソフトウェアを使用するには
  • 9:16 - 9:18
    ある程度の読解力が必要となります
  • 9:18 - 9:20
    なぜなら単語の一部を　自分で修正しなければならないからです
  • 9:20 - 9:21
    （ダン）消去して
  • 9:21 - 9:23
    （ナレーター）コンピューターはユーザーが指示する
  • 9:23 - 9:24
    単語の意味を完全には理解できないからです
  • 9:24 - 9:28
    （デビッド）時々きちんと単語が表示されないんだよ
  • 9:28 - 9:30
    一番の傑作だったのは　僕の最初のレポートで
  • 9:30 - 9:32
    宇宙に関して書いただんだけど
  • 9:32 - 9:34
    僕は”宇宙飛行士”って言ったのに
  • 9:34 - 9:36
    ”牛の鼻水”って表示されちゃって　参ったよ
  • 9:36 - 9:39
    （ナレーター）その他　以下の技術関連ソフトがあります
  • 9:39 - 9:41
    音声付き計算器
  • 9:41 - 9:43
    発音からスペルを導き出すソフトウェア
  • 9:43 - 9:44
    電子手帳
  • 9:44 - 9:47
    そして忘れてはいけないのが身近な文房具用品
  • 9:47 - 9:50
    ポスト・イットのような付箋　蛍光ペン　スケジュール帳
  • 9:50 - 9:53
    これらも仕事やアイデアを整理してくれる強い味方です
  • 9:53 - 9:57
    これらはコンピューターと組み合わせて使用できます
  • 9:57 - 10:00
    どんな方法を選ぶのかは自由ですが
  • 10:00 - 10:03
    やはり本人の努力に勝るものはありません
  • 10:03 - 10:06
    （クリスティン）記録しておくことは大切だわ
  • 10:06 - 10:09
    いつも何が一番大事なのか きちんと頭を整理しておかないとね
  • 10:09 - 10:12
    だからスケジュール帳は手放せないわ
  • 10:12 - 10:16
    定期的に仕事関係者と　会わないといけないし
  • 10:16 - 10:19
    その時　仕事内容を正確に把握している事を
  • 10:19 - 10:23
    相手は私に期待しているから
  • 10:23 - 10:25
    その期待に応えないとね
  • 10:26 - 10:32
    ‭Subtitles created on the Amara.org platform.
Title:
Working Together: Computers and People with Learning Disabilities
Description:

Students and workers with learning disabilities demonstrate computer-based tools and strategies. Also available with audio description: https://youtu.be/-uaEdaD5wJE
more » « less
Video Language:
English
Team:
DO-IT
Duration:
11:22

Japanese subtitles

Revisions Compare revisions

Our website uses cookies for analysis purposes.