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ダブルベースの愉快な紹介|ブレット・シムナー|TEDxBasel

  • 0:22 - 0:24
    挙手をお願いします
  • 0:24 - 0:29
    今日お越しの皆さんのうち
    ダブルベースとは何か ご存知の方?
  • 0:30 - 0:34
    どんなものか 実際に
    説明できるという方は?
  • 0:34 - 0:37
    「あの大きいやつ」はナシですよ?
  • 0:37 - 0:38
    (笑)
  • 0:38 - 0:42
    既に全体のうち少数に
    なってしまいましたね
  • 0:42 - 0:46
    さっきのレベルの知識を得て頂くのを
    今日の目標にしましょう
  • 0:47 - 0:49
    そのために まず
    ヴァイオリンの話から始めましょう
  • 0:50 - 0:52
    ヴァイオリンがどんなものかは
    誰でもご存知です
  • 0:52 - 0:55
    小さな洞穴に住んでいて
    たまに出てくるという人でさえ
  • 0:55 - 0:59
    どこかでヴァイオリンに
    出会ってきたことでしょう
  • 0:59 - 1:01
    また チェロがどんなものかも
    おそらくご存知でしょう
  • 1:01 - 1:06
    ヴァイオリンとチェロの
    間の楽器でさえ ご存知かもしれません
  • 1:06 - 1:08
    ヴィオラです
  • 1:08 - 1:11
    しかし ご存知なくても
    自分を責めなくて構いません
  • 1:11 - 1:14
    ヴァイオリンを
  • 1:14 - 1:17
    ヴィオラやら 手持ちミキサーやらと
  • 1:17 - 1:21
    区別できるのは
    ごく一握りの人たちです
  • 1:23 - 1:28
    ダブル・ベースはオーケストラで用いる
    弦5部の最低音を受け持ちます
  • 1:28 - 1:33
    弦5部とは ヴァイオリン、ヴィオラ、
    チェロ、ダブルベースです
  • 1:33 - 1:36
    ベースは オーケストラ以外だと
  • 1:36 - 1:41
    ジャズバンド、ブルースアンサンブル、
    コンボ、クレズマーバンド
  • 1:41 - 1:44
    その他 様々な編成の音楽で
    使われています
  • 1:45 - 1:47
    オーケストラでは
  • 1:47 - 1:50
    ベースは弓で演奏されます
  • 1:50 - 1:53
    上から持つ フランス式と
  • 1:53 - 1:56
    下から持つ ドイツ式があります
  • 1:56 - 2:01
    ドイツ式の人たちはこちらを
    「正しい持ち方」と自称します
  • 2:01 - 2:03
    (笑)
  • 2:03 - 2:07
    我々のように フランスや
    ドイツ以外の者の 弓の持ち方は
  • 2:07 - 2:10
    たいてい 先生の弾き方や
  • 2:10 - 2:12
    先生の先生の そのまた先生の
    弾き方と関係しています
  • 2:13 - 2:15
    ところで この楽器がなぜ
  • 2:15 - 2:18
    ダブルベースと呼ばれるのか
    疑問をお持ちの方のために言うと
  • 2:18 - 2:21
    通常のベースの
    2倍サイズだからではありません
  • 2:21 - 2:23
    ベース奏者と つきあいのある方なら
  • 2:23 - 2:26
    通常のベースなんてものは
    存在しないのをご存知でしょう
  • 2:26 - 2:27
    むしろこれが意味しているのは
  • 2:27 - 2:33
    ベースがチェロの2倍低い音を出す
    つまり弦がチェロの2倍長いという意味です
  • 2:35 - 2:37
    この楽器はどんな音がするのでしょう?
  • 2:38 - 2:41
    ベースを一目見て
    想像する音というのは
  • 2:41 - 2:42
    こんな感じです
  • 2:42 - 2:44
    (ダブルベースの音)
  • 2:44 - 2:46
    結構です いい音だ
  • 2:46 - 2:50
    でもそれ以外にも
    ご存知かもしれません
  • 2:50 - 2:53
    時々 サメの映画なんかを
    観たりするかもしれませんね
  • 2:53 - 2:54
    それでこんな音・・・
  • 2:54 - 2:57
    (ダブル・ベースによる
    『ジョーズ』のテーマ曲)
  • 3:00 - 3:01
    ここで今日の豆知識です
  • 3:01 - 3:06
    私の前の先生は実際に
    『ジョーズ』のベース奏者でした
  • 3:06 - 3:10
    彼はニューヨークでのレコーディングから
    戻ってくるとこう言いました
  • 3:10 - 3:14
    「信じられるか?2つの音符を
    弾いただけで 金をもらったんだ」
  • 3:14 - 3:15
    (笑)
  • 3:16 - 3:19
    このような話は両方とも
  • 3:19 - 3:21
    チューバ奏者にもありがちなものです
  • 3:21 - 3:23
    もし皆さんの中に
    チューバ奏者がおられたら
  • 3:23 - 3:26
    申し訳ありません
    異議を申し立てて下さい
  • 3:26 - 3:27
    でも 正直に申し上げましょう
  • 3:27 - 3:29
    このトークの準備中
  • 3:29 - 3:33
    Microsoft Wordは「チューバ奏者(tubist)」を
    実在する語と認識さえしませんでした
  • 3:33 - 3:35
    (笑)
  • 3:36 - 3:39
    でもチューバには感謝しています
    だってチューバがなければ
  • 3:39 - 3:42
    私はここに 立っていないからです
  • 3:42 - 3:44
    子どもの頃の私で
    もっとも際立っていたのは
  • 3:44 - 3:47
    小学校と高校で
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    最も太った子どもの2人に
    入ってしまったことです
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    問題は
    その太った子どもが
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    『ナイトライダー』の再放送を 一日中
    見続けないようにするにはどうするか?
  • 3:55 - 3:57
    トロンボーンを持たせたらいいんです
  • 3:57 - 4:00
    もっと太ったら
    まあ不幸にも私のことですが
  • 4:00 - 4:02
    チューバを持たせればいいんです
  • 4:03 - 4:06
    私は両方を演奏はしましたが
    どちらも練習しませんでした
  • 4:07 - 4:11
    17歳の終わり頃に
    ダブルベースに出会い
  • 4:11 - 4:13
    練習しようと思えるほど
    興味を引かれて
  • 4:13 - 4:18
    とうとうニューヨークの音楽学校に通い
    そして最終的に決めたんです
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    「クラシック音楽では 幅が広すぎる
  • 4:20 - 4:22
    ベースでも広すぎる
  • 4:22 - 4:25
    古楽器のベースに絞らないと」と
    つまりこの楽器のことです
  • 4:25 - 4:29
    そのために2004年に
    ここバーゼルに来たわけです
  • 4:29 - 4:32
    駐在員の方がおられたら
    お分かりでしょうが
  • 4:32 - 4:35
    ニューヨークからの転居は
    ちょっと 食事面ではマゾ的です
  • 4:35 - 4:36
    (笑)
  • 4:39 - 4:42
    良い面を挙げれば
    私は今や
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    最も文化的に豊かで美しい
    ヨーロッパの街に住んでいます
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    ほら これは キャッツキルや
    ロングアイランド出身の
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    太った子どもの行きつく先としては
    そう悪くありません
  • 4:51 - 4:52
    (笑)
  • 4:52 - 4:54
    私は信じています
    この楽器の音色は
  • 4:54 - 4:57
    私の声よりも
    はるかに魅力的です
  • 4:57 - 4:59
    では皆さんに 私の大好きな曲を
    ひとつ紹介しましょう
  • 4:59 - 5:01
    古典派音楽からです
  • 5:01 - 5:06
    ヨハン・バプティスト・ ヴァンハル作曲
  • 5:06 - 5:10
    曲もこの楽器も
  • 5:12 - 5:15
    じつに1770年頃に作られたものです
  • 5:16 - 5:18
    (ダブルベースの音)
  • 5:22 - 5:26
    (『コントラバス協奏曲ニ長調』始まり)
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    (ダブルベース演奏 終わり)
  • 6:37 - 6:38
    (拍手)
  • 6:39 - 6:41
    ありがとうございました
  • 6:41 - 6:42
    (拍手)
Title:
ダブルベースの愉快な紹介|ブレット・シムナー|TEDxBasel
Description:

なぜダブルベースはダブルベースと呼ばれるのでしょう?ブレット・シムナーはこの楽器と自分のなれそめを語り、ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの曲を彼の古楽器で見事に演奏します。この曲も楽器も、1770年頃に作られたものです。
ブレット・シムナーはニューヨークのクイーンズ生まれ、ジュリアード音楽院卒。古楽の専門家として、彼は欧州や北米の優れた音楽院で学んできました。現在彼はBarockorchestra Cantus Firmusの首席ベース奏者を務めています。彼はウィーン式ベースの客員講師およびソロ奏者であり、また米国や欧州のアンサンブルにも出演してきました。彼はバーゼルに妻と息子と共に住んでいます。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
06:49
  • レビューして下さる方へ
    概説部分の訳ですが、誤って未完成バージョンが入っています。完成バージョンをレビューして頂くほうがよいと思いますので、タスクを取られましたらご一報頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。

Japanese subtitles

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