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Assassination of Franz Ferdinand by Gavrilo Princip

  • 0:01 - 0:03
    では
  • 0:03 - 0:04
    当時大戦争と呼ばれ
  • 0:04 - 0:06
    第一次世界大戦の起源となった
  • 0:06 - 0:09
    人類史上 最も有名な事件について
  • 0:09 - 0:11
    お話ししましょう
  • 0:11 - 0:13
    今からお話することが
    ちょっとした背景です
  • 0:13 - 0:17
    1908年
    オーストリア・ハンガリー帝国は
  • 0:17 - 0:19
    正式に
  • 0:19 - 0:25
    ボスニアとヘルツエゴビナを併合しました
  • 0:25 - 0:27
    1800年代後半
    オスマントルコ人が追放されて以来
  • 0:27 - 0:29
    すでに
    ボスニアとヘルツエゴビナの２州を
  • 0:29 - 0:31
    オーストリア・ハンガリー帝国が
    占拠していましたが
  • 0:31 - 0:34
    1908年に
    正式に２州を併合したのです
  • 0:34 - 0:36
    もう少し背景を説明しましょう
  • 0:36 - 0:41
    バルカン半島から
    オスマントルコ人が追放され
  • 0:41 - 0:45
    ユーゴスラビアの人々
  • 0:45 - 0:49
    つまり南スラブ人は
  • 0:49 - 0:50
    民族統合の希望を
    持ち始めました
  • 0:50 - 0:53
    ユーゴスラビア人について話す時
  • 0:53 - 0:57
    文字通り 南スラブ人のことを指します
  • 0:57 - 0:58
    言葉通り
    南という意味です
  • 0:58 - 1:00
    つまり 民族主義を
    実現するという希望です
  • 1:00 - 1:03
    しかし すでに
    1908年当時
  • 1:03 - 1:04
    オーストリア・ハンガリー帝国によって
    占拠されていました
  • 1:04 - 1:08
    将来ユーゴスラビア人のものとなる
    可能性のある重要な土地は
  • 1:08 - 1:11
    今や 正式に
    オーストリア・ハンガリー帝国によって
    併合されてしまったのです
  • 1:11 - 1:14
    ここに 独立国家である
    セルビア王国もありました
  • 1:14 - 1:17
    ここが ナショナリズム運動の
    本拠地となったことは
  • 1:17 - 1:19
    容易に想像できるでしょう
  • 1:19 - 1:23
    ここセルビアの地に
    他の南スラブ諸国を加えさえすれば
  • 1:23 - 1:26
    いつの日か 大ユーゴスラビアに
    なっていた可能性もありました
  • 1:26 - 1:30
    以上の話から
    1914年に目を向けてみましょう
  • 1:30 - 1:33
    ここに線を引いてみます
  • 1:33 - 1:36
    1914年 6月28日
  • 1:36 - 1:39
    人類史上
  • 1:39 - 1:40
    最も有名な日付です
  • 1:40 - 1:45
    大公フランツ・フェルディナンドと彼の妻ソフィは
  • 1:45 - 1:48
    現在はボスニアに併合されている
  • 1:48 - 1:51
    サラエボを訪れていました
  • 1:51 - 1:52
    彼らが
    サラエボを視察中
  • 1:52 - 1:57
    黒手組と強いつながりを持った
  • 1:57 - 2:00
    ”ヤング・ボスニアンズ”と呼ばれた組織による
  • 2:00 - 2:03
    オーストリア・ハンガリー帝国皇位継承者の
  • 2:03 - 2:06
    暗殺事件が計画されていました
  • 2:06 - 2:09
    黒手組とは
    国家主義組織で
  • 2:09 - 2:13
    闇に包まれているけれども
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    セルビア王国の分子と
  • 2:15 - 2:17
    つながっている組織のことです
  • 2:17 - 2:20
    彼らは
    大公フランツ・フェルディナンドの
  • 2:20 - 2:22
    暗殺を試みました
  • 2:22 - 2:25
    それは実に
    興味深い話です
  • 2:25 - 2:27
    なぜなら
    最初の暗殺の企ては
  • 2:27 - 2:29
    完全に
    失敗に終わったからです
  • 2:29 - 2:30
    オーストリア大公の
    暗殺を試みた
  • 2:30 - 2:33
    あるの男の場合は
  • 2:33 - 2:34
    暗殺に失敗すると
  • 2:34 - 2:36
    青酸カリの入ったカプセルを
    噛み砕き
  • 2:36 - 2:38
    川へ飛び込もうとしました
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    しかし青酸カリのカプセルは
    腐っており
  • 2:39 - 2:41
    川の深さはたった10センチだったのです
  • 2:41 - 2:43
    そして彼は引きずりだされた後
    身柄を高速されました
  • 2:43 - 2:46
    ガヴリロ・プリンツィプという
    共謀者のうちの一人は
  • 2:46 - 2:48
    暗殺計画の全てが失敗に終わるや否や
  • 2:48 - 2:51
    暗殺計画を諦め
  • 2:51 - 2:55
    なぜ暗殺の試みが
    失敗に終わったのか
  • 2:55 - 2:59
    その時
    サラエボのカフェで
  • 2:59 - 3:01
    文字通り
    サンドウィッチを食べながら考えていました
  • 3:01 - 3:03
    サラエボ視察中の
    大公を乗せた車が
  • 3:03 - 3:06
    道を誤って
  • 3:06 - 3:09
    ガヴリロ・プリンツィプのすぐ近くを
  • 3:09 - 3:12
    通りました
  • 3:12 - 3:14
    そして
    彼は突然大公の車が道を誤っており
  • 3:14 - 3:16
    彼のすぐ近くを通る事に気がつきます
  • 3:16 - 3:18
    いいですか
    思い出して下さい
  • 3:18 - 3:20
    大公たちは 一日の始まりに
    大公を殺そうとした
  • 3:20 - 3:21
    暗殺者がいることをすでに知っていました
  • 3:21 - 3:23
    よって
    彼らはもっと警戒すべきだったのです
  • 3:23 - 3:26
    ガヴリロ・プリンツィプは立ち上がり
    サンドウィッチを置いて
  • 3:26 - 3:28
    大公フランツ・フェルディナンドと
    彼の妻ソフィの車の
  • 3:28 - 3:32
    向かう方へと
    歩き始めました
  • 3:32 - 3:35
    運転手は
    道を間違えたことに気づくと
  • 3:35 - 3:37
    より安全な道を通るということにまで
    気が回らず
  • 3:37 - 3:38
    引き返そうとしました
  • 3:38 - 3:39
    その時
    車は失速し始めていたので
  • 3:39 - 3:41
    そのことが
    事態を更に悪化させました
  • 3:41 - 3:44
    ガヴリロ・プリンツィプは
    車の方まで歩くだけで
  • 3:44 - 3:45
    大公フランツ・フェルディナンドと
  • 3:45 - 3:47
    妻ソフィを銃殺することができます
  • 3:47 - 3:49
    この暗殺事件が
    どれくらい重大だったのかを説明しましょう
  • 3:49 - 3:53
    オーストリアの
    大公フランツ・フェルディナンドは皇位継承者です
  • 3:53 - 3:56
    彼は
    オーストリア・ハンガリー帝国の支配者であった
  • 3:56 - 4:01
    フランツ・ジョセフの甥です
  • 4:01 - 4:03
    つまり彼は
    帝国の継承者です
  • 4:03 - 4:07
    そして彼は
    ガヴリロ・プリンツィプに暗殺されたのです
  • 4:07 - 4:18
    すなわち
    フランツ・フェルディナンドは
  • 4:18 - 4:20
    ガヴリロ・プリンツィプに
    暗殺されたのです
  • 4:20 - 4:22
    ここにいるのが
    彼だと思うのですが
  • 4:22 - 4:25
    ガヴリロ・プリンツィプが
  • 4:25 - 4:27
    逮捕された直後の写真が
  • 4:27 - 4:31
    ちょうど
    ここにあります
  • 4:31 - 4:34
    この暗殺事件が
  • 4:34 - 4:37
    ユーゴスラビア全体の
    ナショナリズム運動に
  • 4:37 - 4:38
    どのように関係しているのか
    考えてみましょう
  • 4:38 - 4:41
    彼は逮捕された時
    こう言いました
  • 4:41 - 4:43
    「私は
    全ユーゴスラビアの統合を目指している 」
  • 4:43 - 4:47
    「ユーゴスラビアの
    ナショナリストだ」
  • 4:47 - 4:49
    「国家体制には
    こだわらないが」
  • 4:49 - 4:52
    「オーストリア帝国の支配からは
    自由でなければならない」
  • 4:52 - 4:56
    よって
    この行動、この暗殺は
  • 4:56 - 4:58
    ナショナリズム運動や
  • 4:58 - 5:00
    ボスニア・ヘルツエゴビナと
    セルビアを併合したいという想い
  • 5:00 - 5:03
    最終的にはクロアチアをも
    一つにしたいという想いが
  • 5:03 - 5:06
    動機となっていました
  • 5:06 - 5:08
    次のビデオを見れば分かるように
    この暗殺事件は
  • 5:08 - 5:12
    第一次世界大戦の
    引き金となりました
  • 5:12 - 5:14
    思い当たる理由は
    数多くあるでしょうが
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    この暗殺事件が
    第一次世界大戦を引き起こした理由は
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    ヨーロッパ大陸の
    多くの帝国が
  • 5:19 - 5:23
    すでに軍事力を増強し
    戦闘を望んでいたことだと言えます
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    しかし本質的に
    全ヨーロッパの
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    ドミノを倒してしまうような
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    同盟群もすでに存在していました
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    そして
    これらの帝国があったからこそ
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    世界の大部分が
  • 5:31 - 5:32
    互いに戦争をすることになったのです
Title:
Assassination of Franz Ferdinand by Gavrilo Princip
Description:
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Video Language:
English
Team:
Khan Academy
Duration:
05:34

Japanese subtitles

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