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第一次世界大戦における日本

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    日本は第一次世界大戦において主要なアクターではありませんでしたが ある役割を果たしたのです
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    1914年8月に戦争が勃発したちょうどその頃
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    日本人はドイツ領支配に興味を持っており日本はすでに大英帝国と同盟を締結していました
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    そして大英帝国と情報交換をしつつ
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    もし日本が太平洋および中国における
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    ドイツ領を攻撃するとしたら
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    ドイツ領を支配し
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    これを進めると 大英帝国と協定を結んでいました
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    特に日本は青島を狙いました
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    すでに話しましたが
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    青島はドイツ領でした
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    これらは青島に着陸する日本の船です
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    日本の魚雷は
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    これは技術的な意味でですが
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    空中攻撃を前提とした軍艦としては初めてでした
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    これは航空母艦を水中に装備していて
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    水中から離陸するもので 実際には
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    私たちが考える航空母艦を使用してはいませんでした
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    これを使って 日本は
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    青島を奪還しようと試み
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    1914年末
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    最終的に日本は青島奪還に
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    成功したのです
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    日本は太平洋上の
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    他のドイツ領の多くを
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    支配することに成功しました
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    特に太平洋上諸島です
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    そしてとりわけ日本は
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    地中海ほど離れている
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    連合艦隊を守るため
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    海軍の一部を送ったのです
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    日本はここで一役買ったのです
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    日本が第一次世界大戦に参加したことによって
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    もう一つ興味深く歴史的に特筆すべきことがあります
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    それは交渉によってうまれたものです
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    まず参戦することによって
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    日本を主要国の地位につかせることです
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    第二次世界大戦で分かるように
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    日本は第二次世界大戦において
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    最終的に主要国の一つとなります
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    そして実質上は
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    もう一方の側に進んでいきます
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    しかし同盟国のおかげで
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    日本はパリ平和講和会議の
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    席につきます
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    そしてベルサイユ条約を交渉し
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    国際連盟を築く時
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    日本は他のヨーロッパ諸国の勢力と
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    同等の立場を求めました
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    また国際連盟規約に
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    これを定めようとしました
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    国際連盟の基本的原則は
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    国家間の平等
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    締約国は
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    できるだけ早く全ての同盟国に
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    平等を与えることに同意しました
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    条約全文は
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    法律によって
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    あるいは人種や国籍によって
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    差別しないことを
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    強調しました
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    実質上 日本人は次のように言っていました
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    「みよヨーロッパ人 私達日本人を」と
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    これは人は皆平等であるという考えに
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    基づいています
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    ここで当時世界がどのようなものであるかを理解したいのですが
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    国際連盟は ウッドロー・ウィルソンによって
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    唱えられた理想主義の産物であるのに
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    これは通りませんでした
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    通らなかったのです
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    明らかにイギリス人は帝国で多くの人を従えていました
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    ウッドロー・ウィルソンは もしこの平等の考え方が国連規約に含まれたら
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    隔離された南で批准されるのが難しいだろうと
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    恐れていました
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    私達は国連規約は批准されなかったし
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    これは事実上起こらなかったということを
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    私たちは知っています
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    そして日本人自身さえ
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    彼らは平等を求めていましたが
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    しかし第二次世界大戦に突入した時にお分かりのように
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    彼ら自身は人種的に優位であり
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    他のアジア諸国の人々
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    特に中国人と韓国人を従えていました
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    これは中国の代表者の興味深い引用です
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    私たちはプライドがないから戦わないのではないので
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    そうではなくて プライドがあるので下等とされている地位を受け止められないのです
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    私たちは欲しいものはありません しかし単に正義の問題なのです
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    では世界がどんな風なのか話してあげましょう
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    100年も前の話ではありません
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    日本にとって第一次世界大戦との
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    真の関連性は
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    日本が世界の一大勢力にのしあがることだったのです
Title:
第一次世界大戦における日本
Video Language:
English
Duration:
03:54

Japanese subtitles

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