イラン難民が五輪の目標を語る
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0:01 - 0:05イラン人のサイード・ファズローラさん
彼には確固たる目標があります -
0:06 - 0:10難民選手団として
東京オリンピックで戦うことです -
0:14 - 0:17もし叶えばとても誇らしいことです
難民として生きることは苦しく -
0:17 - 0:19それを知らない人が殆どです
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0:20 - 0:25彼は2015年に命の危険を感じ
イランからバルカン半島を経て逃亡しました -
0:25 - 0:28カヌースプリント世界選手権の際に
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0:28 - 0:30ミラノの大聖堂の前で
写真を撮ったことに対し -
0:31 - 0:34サイード選手がキリスト教に改宗したと
イラン政府は告発しました -
0:35 - 0:36キリスト教徒への改宗は死刑です
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0:37 - 0:39サイード選手はカールスルーエに移住し
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0:39 - 0:43これまでの17年間を
競技生活に捧げて来ました -
0:44 - 0:49ドイツに移住した後も
カヤック競技がサイード選手の生きがいでした -
0:51 - 0:53毎日3〜4回トレーニングがあります
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0:53 - 0:58月曜日から土曜日まで
毎回一対一で1時間〜1時間半のトレーニングです -
0:58 - 1:01毎週水曜日には半日の休みがありますが
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1:01 - 1:05体力作りとランニングとパドリングは
欠かさず練習します -
1:10 - 1:12サイード選手には友達もできました
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1:12 - 1:161996年の五輪カヤック金メダリストの
デトレフ・ホフマンです -
1:17 - 1:20常にサイード選手の傍で
彼を励まして来ました -
1:24 - 1:261ヶ月半前
私はとても落ち込んでいて -
1:26 - 1:29デトレフに
もう辞めたいと話しました -
1:30 - 1:32でもデトレフとたくさん話をしました
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1:35 - 1:37彼は私を父親代わりのように感じています
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1:39 - 1:44デトレフは僕にこう言いいました
8位か9位でもすごいけど どうか諦めないで -
1:45 - 1:46わかったと伝えました
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1:46 - 1:50これはかけがえのない機会で
私はそこで自分の生き方を見てもらいます -
1:50 - 1:51私にできるのはそれだけです
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1:51 - 1:53その努力が実り
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1:57 - 1:59サイーダ選手は
世界選手権で入賞しました -
1:59 - 2:02東京でも全力で戦うことができれば
それが彼の本望です
- Title:
- イラン難民が五輪の目標を語る
- Description:
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およそ8000人の競技者がすでに東京オリンピックの参加資格を獲得しています。2016年のリオオリンピックと同じく、東京でも特別な選手団が参加します。オリンピック難民選手団です。国際オリンピック委員会の奨学金を受けた56人の選手達が、東京五輪に参加することを心待ちにしています。その中の一人が、イラン難民のサイード・ファゾローラ選手です。
- Video Language:
- English
- Team:
Amplifying Voices
- Project:
- Diversity and Equality
- Duration:
- 02:09
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Azusa Higotani edited Japanese subtitles for Iranian refugee hopes to fulfill Olympic dream | |
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