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イヴ・エンスラー: 心と体に宿る幸せ

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    皆さん心配でしょう
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    (笑)
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    私が心配だったから この芝居を始めました
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    私たちがヴァギナ(膣)をどう考えるか心配で
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    ヴァギナを考えないことがもっと心配だったのです
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    自分のヴァギナが心配でした
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    他のヴァギナの内容や文化や仲間が必要でした
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    ヴァギナに関する暗闇や秘密が多すぎます
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    バミューダトライアングルのごとく 誰も報告はしてくれません
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    (笑)
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    第一に 自分のヴァギナを知ることさえ 容易じゃありません
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    女性がヴァギナを見ることなく時間が過ぎて行きます
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    私がインタビューしたキャリアウーマンは
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    ヴァギナを見る時間はないと言いました
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    彼女曰く “ヴァギナを見るのは一日がかり”
  • 0:51 - 0:52
    (笑)
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    “等身大の鏡の前で仰向けにならないとだめ
  • 0:55 - 0:58
    完璧な姿勢で完璧な照明があっても
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    自分の影ができてしまう
  • 1:02 - 1:05
    顔をあげて背中を丸めクタクタよ”
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    彼女は忙しくて時間がありませんでした
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    だから私はヴァギナについて話すことにしました
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    形式ばらないインタビューから始まり
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    ヴァギナモノローグへと発展したのです
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    話した女性は200人以上 年配女性
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    若い女性 既婚女性 レズビアン 独身女性
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    会社役員 大学教授 女優 娼婦
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    アフリカ系米国人女性 アジア系米国人女性
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    ネイティブアメリカン女性 白人女性 ユダヤ人女性
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    みんな最初はちょっとシャイで気遅れしていたけど
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    話し始めると止められない
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    女性は自分のヴァギナについて話すのが大好き
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    そもそも そんな質問をされたことがないからです
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    (笑)
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    ヴァギナという言葉から始めましょう
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    良くても伝染病か医療用具のような響き
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    “看護師さん 急いでヴァギナを”
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    (笑)
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    ヴァギナって何度言っても
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    適切な言葉には絶対聞こえない
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    へんてこりんで 全然セクシーな言葉じゃない
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    卑猥な言葉を避けようとエッチの最中に
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    “ヴァギナをなでて” なんて言ったら そこで大なし
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    (笑)
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    ヴァギナの呼び方も心配です
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    ニューヨークのグレイトネックでの呼び方は“猫ちゃん”
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    ある女性は母親に言われたそう
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    “パジャマの中は何も穿かないでね
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    猫ちゃんを風にさらさなくちゃ”
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    (笑)
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    ウェストチェスターではプーキー ニュージャージーではトワット
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    パウダーボックス デリエア プーキー プーチー プーピー
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    プパルー プニナナ パデパチェチキ パウ ピーシュ
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    (笑)
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    トーディ ディディ ニシ ディグニティ クーチースノーチャー クーター
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    ラビ グラディスシーグルマン ヴァ ウィウィ ホアスポット ナッピーダグアウト
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    マンゴ グーリー パウダーボックス マイアミではミミ
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    フィラデルフィアではスプリットクニッシュ ブロンクスではシュマンディ
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    (笑)
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    私はヴァギナが心配です
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    このようにヴァギナモノローグが始まりますが
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    元々は ある女性との会話から始まりました
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    私たちは閉経について話していて
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    彼女のヴァギナに話題が移りました
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    閉経の話になれば 自然な成り行きです
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    彼女は自分のヴァギナが乾き切って
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    死んでいると言ったので 私は驚きました
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    それで 私はヴァギナの質問を友人にすると
  • 3:55 - 3:58
    彼女はもっと驚くことを言い
  • 3:58 - 4:00
    別の女性がさらに驚くことを言い
  • 4:00 - 4:02
    ヴァギナの驚く話を
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    女性なら誰でも持っていることに気づき
  • 4:05 - 4:08
    私はヴァギナの道に引きずり込まれたのです
  • 4:08 - 4:10
    (笑)
  • 4:10 - 4:13
    私の活動はまだ続いていますが
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    もし幼いころに 将来 買い物中に
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    “ヴァギナの人だ!” なんて言われるとわかってたら
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    それが人生の目標になってたかはわかりません
  • 4:22 - 4:23
    (笑)
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    でも 幸せと 8年前に始まった素晴らしい―
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    ヴァギナの旅との関係を
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    少し話したいと思います
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    私は この芝居を始める前
  • 4:34 - 4:37
    幸せの存在を信じていませんでした
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    幸せなのはバカだけだと思っていました
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    14年前に仏教徒になったときに
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    修行の目標は幸せになることだと言われ
  • 4:47 - 4:50
    私は言いました “この痛み 苦しみの世界で
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    いかに幸せになれると?” 私は幸せを無感覚や
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    堕落や わがままと取り違えていました
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    ヴァギナモノローグと この旅から
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    私は少しだけ 幸せとは何か
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    理解できるようになりました
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    3つの本質について話したいと思います
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    一つは 目の前にあるものを見て 話して 述べること
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    ヴァギナの話をする事から学んだのは
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    ヴァギナが体や世界の中心であるのは
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    明らかなのに
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    その話には誰も触れないこと
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    二つめはヴァギナの話をすることで
  • 5:32 - 5:35
    ドアが開いて 世界を向上させる―
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    方法があると気づいたこと
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    そこから心からの幸せがもたらされます
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    三つめは最近気がついた幸せの法則です
  • 5:46 - 5:50
    8年前に “Vウェーブ” という動きが始まりました
  • 5:50 - 5:53
    正直な話 私も完全に理解していないので
  • 5:53 - 5:57
    “Vウェーブ” としか描写できませんが 奉仕しているような気分です
  • 5:57 - 6:00
    この波に疑問をもったり止めようとしたり
  • 6:00 - 6:03
    振り返ろうとすると
  • 6:03 - 6:06
    首を痛めてしまうけれど
  • 6:06 - 6:10
    波に乗って 身を任せると
  • 6:10 - 6:13
    前進できるのです
  • 6:13 - 6:16
    必然的で根本的で正直な流れです
  • 6:16 - 6:22
    特にこの芝居は「語り」として始めました
  • 6:22 - 6:25
    次々に たくさんの女性へと導かれ
  • 6:25 - 6:29
    彼女たちから聴いた話を書きだし
  • 6:29 - 6:31
    観客の前で披露しました
  • 6:31 - 6:33
    最初は どの公演でも
  • 6:33 - 6:36
    私に伝えたいことがあると
  • 6:36 - 6:39
    女性が列を作りました
  • 6:39 - 6:41
    彼らの素晴らしい性生活や
  • 6:41 - 6:45
    ヴァギナへの愛着を伝えに来たのだと思いましたが
  • 6:45 - 6:48
    そんなことではありませんでした
  • 6:48 - 6:51
    彼らの強姦された体験
  • 6:51 - 6:54
    殴られた体験 駐車場で輪姦された体験
  • 6:54 - 6:56
    叔父に犯された体験を
  • 6:56 - 6:58
    伝えに来たのでした
  • 6:58 - 7:01
    ヴァギナモノローグをやめたくなりました
  • 7:01 - 7:04
    恐ろしい光景を写しながら
  • 7:04 - 7:08
    介入はしない戦場写真家のような気がしたのです
  • 7:08 - 7:12
    それで1997年に 女性たちが虐げられているという―
  • 7:12 - 7:17
    この情報で何ができるのかと考え
  • 7:17 - 7:21
    思案や調査を重ねた結果
  • 7:21 - 7:24
    国連が最近 発表した内容に行きつきました
  • 7:24 - 7:27
    世界中で女性3人のうち1人は
  • 7:27 - 7:30
    一生のうちに殴られるか強姦されるそうです
  • 7:30 - 7:35
    本質上 この地球を支えている女性を指しています
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    それで1997年に 心強い女性たちが集まり
  • 7:38 - 7:43
    演劇と 我々の気力を女性虐待防止に どう利用できるか話し合いました
  • 7:43 - 7:45
    そしてニューヨークの劇場で
  • 7:45 - 7:48
    スーザンサランドンやグレンクロース
  • 7:48 - 7:51
    ウーピーゴールドバーグといった大物女優と
  • 7:51 - 7:57
    この波と気力を引き起こしたのです
  • 7:57 - 8:01
    5年もしないうちに 驚くべき事が起こり始めました
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    ある女性が “この波と気力を大学に
  • 8:05 - 8:09
    もたらしたい” と この演劇を大学で広め
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    “年に一度これを上演して 世界中に蔓延する―
  • 8:12 - 8:15
    女性に対する暴力を阻止するために
  • 8:15 - 8:18
    お金を集めよう” と言ったのです
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    その一年後には 50の大学まで広がり
  • 8:21 - 8:24
    6年経過するうちに世界中にまで
  • 8:24 - 8:27
    どんどん広がっていきました
  • 8:27 - 8:33
    私が学んだ事は二つあります
  • 8:33 - 8:37
    女性に対する暴力は酷くて 世界中に存在するということ
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    あまりにも根深くて破壊的で
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    どの社会でも気づかない場所で行われています
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    普通になってしまったがゆえに
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    気がつきもしません この旅で私はアフガニスタンの
  • 8:50 - 8:55
    タリバン政権下にある場所へ行く機会に恵まれ
  • 8:55 - 8:58
    私はブルカをかぶり アフガニスタン女性革命協会と呼ばれる
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    素晴らしい団体と共に
  • 9:01 - 9:04
    どのように現地の女性が あらゆる権利を
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    剥奪されているか 直接見て来ました
  • 9:07 - 9:11
    教育や雇用の機会を奪われ
  • 9:11 - 9:15
    アイスクリームを食べることさえ
  • 9:15 - 9:17
    認められていません
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    タリバン政権下で アイスクリームを食べるのは違法です
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    実際にバニラアイスを食べて捕まり
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    ムチ打ちの刑になった女性と会いました
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    私は小さな町の秘密のアイスクリーム屋さんに連れて行かれ
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    奥の部屋に入り 席に着くと カーテンが閉められ
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    アイスクリームが出されました 女性たちは
  • 9:38 - 9:41
    ブルカを脱いでアイスクリームを食べたのです
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    女性にとって喜びが いかに得がたい貴重なものか
  • 9:44 - 9:48
    私はそれまで理解していなかったと思います
  • 9:48 - 9:51
    この旅で私はイスラマバードへ行き
  • 9:51 - 9:54
    顔を溶かされた女性たちと会いました
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    1週間前はメキシコのフアレスへ行き
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    ある駐車場に流れ着いた女性の骨や
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    コーラ瓶の隣に捨てられた―
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    女性の骨を見ました
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    全米の大学へ行き
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    デートで薬を飲まされ強姦された女の子たちに会いました
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    あまりにも酷すぎる暴力を見てきました
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    でも そのような暴力を見る中で気がついたのは
  • 10:20 - 10:23
    目の前にある事実と向き合うことで
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    落ち込んだ気分や自尊心の欠如から
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    解放されるということです
  • 10:31 - 10:33
    と言うのも ヴァギナモノローグを始める前
  • 10:33 - 10:36
    自分の意識の8割は この現実で起こっていることを
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    受けつけていませんでした
  • 10:39 - 10:44
    せき止めることで 自分の活力や生命力をせき止めていました
  • 10:44 - 10:46
    このような素晴らしい旅の中で起こったことは
  • 10:46 - 10:50
    旅した世界中の どの場所でも
  • 10:50 - 10:53
    新しい人間に出会ったということです
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    海にも様々な生き物がいるように
  • 10:57 - 10:59
    このパネルにいる素晴らしい人たちと
  • 10:59 - 11:02
    一緒にいることを考えていたら
  • 11:02 - 11:05
    ヴァギナがすべてのカテゴリーに
  • 11:05 - 11:08
    あてはまることに気づきました
  • 11:08 - 11:09
    (笑)
  • 11:09 - 11:12
    私が見たものの一つは
  • 11:12 - 11:15
    この人達は新しい模範だということです
  • 11:15 - 11:17
    良いニュースはニュースになりにくく
  • 11:17 - 11:21
    マスコミで報道されることはありません
  • 11:21 - 11:23
    また 地球を変えている人たちが
  • 11:23 - 11:26
    テレビで高い視聴率を得ている人だとは思いません
  • 11:26 - 11:29
    過去6年に 小さな村や町や市と
  • 11:29 - 11:34
    約45カ国回りましたが どの国でも
  • 11:34 - 11:38
    私が“ヴァギナ勇士” と呼ぶようになった人たちと出会いました
  • 11:38 - 11:42
    ヴァギナ勇士とは信じ難い暴力を目撃 または経験した女性
  • 11:42 - 11:46
    もしくはヴァギナに理解のある男性を指し
  • 11:46 - 11:50
    ライフルや大量破壊兵器や山刀を使うのではなく
  • 11:50 - 11:55
    むしろ暴力を体の中に抑え 悲しみ 体験して
  • 11:55 - 12:00
    他の人には同じことが起こらないように
  • 12:00 - 12:04
    自らの人生をかける人たちです
  • 12:04 - 12:07
    そんな女性たちに世界中で会いました
  • 12:07 - 12:09
    情報を伝達することで
  • 12:09 - 12:12
    物語は体内に入り込みます
  • 12:12 - 12:15
    TEDに参加する興味深いことの一つは
  • 12:15 - 12:18
    私は体の中に生きていて
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    もう頭の中に住んでいませんが
  • 12:22 - 12:24
    ここは刺激があって
  • 12:24 - 12:27
    頭を使う面白さが感じられます
  • 12:27 - 12:29
    この二日間 とっても混乱した状態です
  • 12:29 - 12:30
    (笑)
  • 12:30 - 12:34
    と言うのも Vワールドは 人間の体の中にあるからです
  • 12:34 - 12:38
    肉体の世界に この人達はいるのです
  • 12:38 - 12:40
    真の重要性は
  • 12:40 - 12:43
    体と頭のシンクロにあると思います
  • 12:43 - 12:49
    そこに隔たりがあると 意志と目的が分断されますが
  • 12:49 - 12:55
    体と頭がつながると その二つは たいてい結合します
  • 12:55 - 12:57
    3人の女性について話をしたいと思います
  • 12:57 - 13:01
    私が会ったヴァギナ勇士たちで 彼らは私の
  • 13:01 - 13:03
    本質や人間に関する理解を変えました
  • 13:03 - 13:06
    その一人はマーシャ ロペス
  • 13:06 - 13:09
    グァテマラで会った女性です
  • 13:09 - 13:12
    14歳の彼女は結婚していて
  • 13:12 - 13:15
    定期的に夫から殴られていたのに
  • 13:15 - 13:19
    その関係に はまっていたのと お金が無くて
  • 13:19 - 13:22
    抜け出せませんでした 彼女の妹は数年前に
  • 13:22 - 13:27
    ニューヨークで行われた “ストップ レイプ”コンテストに姉を応募したのです
  • 13:27 - 13:30
    決勝戦まで残れば 姉をニューヨークに
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    連れて行けると思ったからです
  • 13:32 - 13:36
    彼女は決勝戦まで残り ニューヨークに来ました
  • 13:36 - 13:38
    その時に 通常男ばかりの
  • 13:38 - 13:43
    スタジアムを満席にしてV-Dayを行い 総立ちになった18,000人が
  • 13:43 - 13:45
    “ヴァギナに賛成!” と言ったのです
  • 13:45 - 13:49
    とても信じられない変容でした
  • 13:49 - 13:52
    その場にいたマーシャは 国に戻って
  • 13:52 - 13:54
    夫とは別れ V-Day を
  • 13:54 - 13:56
    グァテマラに広めようと決意しました
  • 13:56 - 14:00
    彼女は21歳でした 私がグァテマラに行くと
  • 14:00 - 14:03
    彼女はグァテマラ国立劇場を満席にしていました
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    彼女は赤のショートドレスを着てハイヒールを履き
  • 14:08 - 14:10
    檀上で言いました “私はマーシャ
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    夫に5年間殴られ 殺されかけました
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    夫とは別れました あなたにもできます”
  • 14:17 - 14:21
    会場にいた2,000人は沸き返りました
  • 14:21 - 14:23
    メキシコのフアレスで会った―
  • 14:23 - 14:26
    エスター シャベスという女性がいます
  • 14:26 - 14:29
    72歳の彼女はメキシコシティで会計士をしていて
  • 14:29 - 14:31
    退職を考えていました
  • 14:31 - 14:36
    彼女は病気の叔母の看病にフアレスに行き 看病中に
  • 14:36 - 14:38
    フアレスで殺されたり失踪した女性に
  • 14:38 - 14:41
    何が起きたのかを知りました
  • 14:41 - 14:44
    彼女は仕事を辞めて フアレスに引っ越し
  • 14:44 - 14:48
    失踪した女性の記録を書き始めました
  • 14:48 - 14:50
    300人の女性が肌の色と
  • 14:50 - 14:52
    貧困のため失踪し
  • 14:52 - 14:54
    失踪に関する反応は何もなく
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    逮捕された人もいない状態です
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    彼女はこれを文章にし始め 友の家というセンターを開設
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    6年かけて 暴力の存在を
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    世界に気づかせたのです
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    フアレスの通りに7,000人が集まりました
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    それは奇跡と言えるもので 治安の悪さから
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    普段は通りに出ない地元の人たちが
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    世界各地から集まった人々を見て
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    通りに立ちすくして
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    涙を流していました
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    アグネスという女性は 私にとって
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    ヴァギナ勇士の典型です
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    彼女とはケニアで3年前に会いました 彼女は10歳の時に
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    彼女の気持ちに反して
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    陰核を切除され こんな慣例は地域社会において
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    存続させまいと決意したのです
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    彼女は大人になってから
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    女性の体半分の解剖彫刻を作って
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    ケニアのリフトバレーを歩き
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    ヴァギナとヴァギナの取り替え部品を持って
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    保護者と子どもに健康なヴァギナと切除されたヴァギナの違いを
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    教えて回ったのです その活動で彼女は
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    砂ぼこりの中 野宿しながらリフトバレーを
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    8年間歩きました マサイ族は遊牧民なので
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    彼らが移動しては探し出し
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    彼女は1,500人の少女を切除から救いました
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    彼女は少女が切除されることなく成人できる―
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    新しい慣例を作ったのです
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    3年前 私たちが協力したいと
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    彼女に言うと
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    “ジープがあれば もっと早く移動できる” と言いました
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    (笑)
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    それでジープを贈ったら その年に彼女はジープを使って
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    4,500人の少女を切除から救いました
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    “他に何かできる?” と尋ねたら
  • 16:47 - 16:49
    “お金がもらえたら 少女たちを
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    保護できる家を作って 彼らを救える” と言いました
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    幸福とアグネスに関係があるので
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    私の幼少期の話をしたいと思います
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    私が育ったのは白人社会で
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    中流の上層階級という恵まれた環境でした
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    完璧な素晴らしい生活を
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    象徴するものが溢れていました
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    そこでは誰もが幸せであるはずだったのに
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    私の生活は地獄で アル中の父親に
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    殴られ犯されていたのです
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    子どもだった私は 誰かが助けに来てくれる空想を常に抱いていました
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    ミスターアリゲーターと名付けたキャラクターを作り上げて
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    状況が悪化したときは 彼に電話をして
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    迎えに来る時間だと伝えてました
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    小さなカバンに荷物を詰めて ミスターアリゲーターを待っていたのです
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    ミスターアリゲーターは決して来なかったけれど
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    いつか誰かが助けに来てくれると信じていたので
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    ミスターアリゲーターが現れる考えが
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    実際に私を正気に保ち 頑張れました
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    40年以上が経ち ケニアに新設された―
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    女性のための隠れ家のオープニングに行くと
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    アグネスは儀式の準備をしていたので
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    数日待つこととなりました
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    アグネスの住む地域社会で彼女が
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    女性器切除を止めようと初めて働きかけていたとき
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    彼女は追放され中傷され
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    地域全体が彼女を背いたのです
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    でも 彼女はヴァギナ勇士になり
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    慣習を変えてみせると自ら誓い続けて 頑張りました
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    マサイ族の文化では ヤギと牛が一番価値があるとされています
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    リフトバレーでは ベンツに匹敵します
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    隠れ家オープンの二日前 二人の人が彼女に
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    それぞれヤギを持ってきたそうです
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    彼女は “いつかアフリカで女性器切除が終わるとわかってた” と言いました
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    それで 私たちが到着したとき
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    マサイとV-Dayの色である赤の手作りワンピースを着た―
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    何百人という女の子たちがいて
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    彼らは私たちと挨拶してから 苦しみの終わりや
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    女性器切除の終わりを歌う―
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    自作の歌と共に 小道を誘導してくれました
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    アフリカの太陽に照らされ 埃が舞って
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    少女たちは踊り 素晴らしい日でした
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    その家には “女性のためのV-Day 隠れ家” と書かれていました
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    その瞬間 47年かかったけれど ミスターアリゲーターが
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    ついに現れたと思いました
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    彼は時間をかけて意外な形で現れました
  • 19:25 - 19:28
    と言うのは 我々が一番欲しいと思うものを
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    世界にもたらした時 心の傷が癒されるのです
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    過去8年間のヴァギナの旅で
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    学んだのは とてもシンプルなこと
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    幸福とは 行動したり 真実を語ったり
  • 19:47 - 19:51
    本物の自分を表現する中に存在し
  • 19:51 - 19:55
    切望するものを明らかにすると 見出せるのです
  • 19:55 - 19:59
    そして 貴重な知識と経験を得られ
  • 19:59 - 20:01
    嬉しく思っています
  • 20:01 - 20:05
    皆さんにお話できた事も感謝しています
  • 20:05 - 20:07
    どうもありがとう
  • 20:07 - 20:10
    (拍手)
Title:
イヴ・エンスラー: 心と体に宿る幸せ
Speaker:
Eve Ensler
Description:

演劇 ヴァギナモノローグの創作者であるイヴ・エンスラーが、閉経にまつわる友人との談話をきっかけに、性生活を題材とした演劇を作り上げた経緯を話します。そして、それが暴力防止の世界的キャンペーンや彼女自身の幸福探求につながった話を語ります。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
20:09
Takako Sato added a translation

Japanese subtitles

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