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こんにちは ポイントオブ「ビュー」のチャンネルへようこそ!
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前回のビデオで私は、「ラーマギヤン」のお話を
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最初から最後まで10分間で説明しました。
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すると視聴者の皆さんから他のお話もやってほしいと
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リクエストが来ました。
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まだ「ラーマキヤン」のビデオを見ていない方はこちらのiマークから見れます。
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皆さんのリクエストの中で一番多かったのが
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プラアパイマニーです。
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みんな子供の頃から勉強していて
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タイでしらない人は殆どいないんじゃないでしょうか?
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プラアパイマニーといえば、プラアパニーと
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ピースアサムット、 あと人魚!が出てくるあのお話ですよね
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でも、プラパイマニーの全貌を知る人は少ないんじゃないでしょうか
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今日は、私ビュー
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「プラアパイマニー」全部を十分で語るチャレンジ
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挑戦していきたいと思います。
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あ、ちなみにスントーン・プーが実際に書いたとされる範囲だけね
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かれが、海に出てどうのこうのっていうのは
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今回はなかったことにします
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この「プラアパイマニー」めっちゃ長くて、
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どれくらい長いかというと
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これくらいです。本4冊!
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それで、今回ビューは細かいところはカットして
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お話の重要な部分だけをお話しします。
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ちょっと早足になってしまうかもな…
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もし、早すぎると感じたら
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パソコンで見てる人は右下の歯車のボタン
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スマホの人は右上の点々の
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「再生速度」からスピードを落とすことができます
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さて準備ができたら
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あ、見てるみんなじゃなくて私ね
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十分分の深呼吸をして…
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行ってみましょうぅ!
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「プラアパイマニー」
by ポイント オブ ビュー
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さて物語は、とある国から始まります。
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国の名前は「ラタナー」
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この国には二人の王子がいました
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兄のほうが「プラアパイマニー」
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弟のほうが「シースワン」です
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王子である彼等の宿命として
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ある程度大きくなったら、父である王に命じられて
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修行に出されます。
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二人の兄弟はアジャンカター という村で理想の先生を見つけ
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それぞれ学んで国に戻ってきます。
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父である国王は聞きます
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「息子よ。何を学んできたのだ?」
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プラアパイマニーは応えます
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「お父さん。お父さんが修行に出してくれたお陰で私は…
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笛がふけるようになったよ!」
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お父さん「へ?」
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しかし、プラアパイマニーが学んだ笛吹きはただの笛吹ではなく
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笛の音で人を操れるというものなのでした。
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例えば、人を眠らせたり死なせたり…
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弟のシースワンの方はというと…
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「僕はタイ式剣道を学んできました。ハイヤー」
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それを聞いてお父さんはカンカンです
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「わざわざお前らを遠くに学ばせたというのに、何を学んできとるんだ!
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なぜ次期国王として、政治や軍隊の扱い方を学ばなかったのだ」
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昔は進路指導とかなかったから
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親が子供の望む道を行かせるなんてことはなかったんですね
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お父さんはカンカンで
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二人を国から追い出してしまいました
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プラアパイマニーとシースワンは国の外をさまよい歩き、
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道中三人のバラモン(僧)に出会いました。
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「オー ハロー 若い二人がこんなところで何をしてるんだね
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どこからきたんだい?」
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「私たちはあの国の王子で、笛と剣道を習った件で追い出されたんです…」
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僧たち「いや〜父上の怒りもごもっともだと思うよ
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百歩譲って剣道は護身術になるとして、笛を習ったのは何なのさ。
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そんなにスゴイ笛なのなら聞かせてみろよ」
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プラアパイマニーが言われるままに笛を吹き始めると‥
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僧たち三人とシースワンは一瞬で眠り込んでしまいました。
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プラアパイマニーが笛に夢中になっていると、
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その音はピースアサムットという女性の鬼の耳に入ります。以下(女鬼と呼称)
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そのきれいな音に惹かれて、笛を吹いている場所に覗きに行くと
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なんと笛を吹いていたのはめっちゃイケメン(プラアパイマニー)なのでした。
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女鬼の方は一瞬でプラアパイマニーに恋します。