< Return to Video

リチャード・セラ:手段と方法

  • 0:20 - 0:24
    この作業を始めた頃強く感じたのは
  • 0:24 - 0:25
    作業の本質をどう扱うかということです。
  • 0:25 - 0:27
    そこで、まず動詞のリストを作りました。
  • 0:27 - 0:29
    巻く、折る、切る、
  • 0:29 - 0:31
    ぶら下げる、ひねる、などなど。
  • 0:31 - 0:35
    ただこれらの動詞に沿って作品を作っていきました。
  • 0:35 - 0:38
    実際に空間で、体を使って。
  • 0:43 - 0:45
    さて、そうすると
  • 0:45 - 0:48
    作り上げようとしているものの心理にとらわれなくなります。
  • 0:48 - 0:53
    完成品がどのようになるか、気にならなくなります。
  • 0:54 - 0:57
    つまり、ただ前に進むことを促してくれるのです。
  • 0:57 - 1:00
    材料と体の動きの関わりや
  • 1:00 - 1:01
    作る過程との関わりの中で
  • 1:01 - 1:05
    作品の比喩的な意味を考えたり
  • 1:05 - 1:08
    安易なイメージを考えることがなくなります。
  • 1:25 - 1:27
    アーティストというものは
  • 1:27 - 1:30
    新しい方法を見つけ出し
  • 1:30 - 1:33
    今まで見たことのないやり方で
  • 1:33 - 1:35
    独自のビジョンを広げるものだと思います。
  • 1:35 - 1:36
    やり方はアーティストによって様々です。
  • 1:36 - 1:38
    セザンヌは彼のやり方で
  • 1:38 - 1:40
    明らかにポロックは彼のやり方に従い
  • 1:40 - 1:42
    広い平面に絵の具を垂らしました。
  • 1:42 - 1:43
    アーティストが面白いと思うのは、
  • 1:43 - 1:48
    常に自ら新しいやり方を見つけ
  • 1:48 - 1:52
    新しい道具やテクニック、プロセスを発見することで
  • 1:52 - 1:55
    作品に主張を見出すことです。
  • 1:55 - 1:59
    それは従来のやり方でも
  • 1:59 - 2:01
    学術的な考え方でも見つけられません。
  • 2:01 - 2:04
    これらの楕円が発見されたのは
  • 2:04 - 2:07
    車輪を発明し、
  • 2:07 - 2:09
    私たちの取り組みを理解するためだったのです。
  • 2:09 - 2:12
    たとえ小さな発明であっても、
  • 2:12 - 2:14
    ある意味では
Title:
リチャード・セラ:手段と方法
Description:

more » « less
Video Language:
English
Team:
Art21
Project:
"Extended Play" series
Duration:
03:14

Japanese subtitles

Revisions Compare revisions