カードの配列 - ヤンネイ・ハイキン
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0:07 - 0:09好きなカードを一枚引いて下さい
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0:09 - 0:12残りも全部引いてみて下さい
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0:12 - 0:16この52枚組みのトランプというものは
何世紀にもわたり使われてきました -
0:16 - 0:18毎日 何千ものトランプが
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0:18 - 0:21世界中のカジノでシャッフルされ
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0:21 - 0:24その度にカードの順番は入れ替わります
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0:24 - 0:26よくシャッフルされたトランプを引く度に
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0:26 - 0:28殆どのケースは
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0:28 - 0:29今までに存在したことのない
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0:29 - 0:31初めての配列のカードを
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0:31 - 0:34手にしているのです
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0:34 - 0:36これはどういうことでしょうか?
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0:36 - 0:38答えは52枚のカード もしくは
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0:38 - 0:42他のものでもいいですが
何種類の配列が可能かを考える事です -
0:42 - 0:4652はさして大きな数とは
思えないかもしれませんが -
0:46 - 0:48まずはもっと小さな数から
始めてみましょう -
0:48 - 0:50例えば 4人が番号のついた
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0:50 - 0:524つの椅子に座ろうとすると
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0:52 - 0:54何通りの座り方が可能でしょうか?
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0:54 - 0:57まず初めは 4人のうち誰でも
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0:57 - 0:58最初の椅子に座れます
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0:58 - 0:59この椅子が埋まると
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0:59 - 1:01残りは3人になります
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1:01 - 1:032番目の人が着席すると
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1:03 - 1:053番目の椅子に対して
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1:05 - 1:072人が残ります
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1:07 - 1:093人目が座ると 最後に残った1人は
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1:09 - 1:104つ目の椅子に
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1:10 - 1:12座るしかありません
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1:12 - 1:15何通りのアレンジが可能なのか
つまり順列を -
1:15 - 1:17ひとつひとつ書き出していくと
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1:17 - 1:194人が4つの椅子に座るには
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1:19 - 1:2224通りの座り方があることになります
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1:22 - 1:24しかしもっと大きな数の場合は
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1:24 - 1:26この方法は時間がかかります
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1:26 - 1:28もっと早い方法は無いのでしょうか
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1:28 - 1:29最初からやり直してみましょう
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1:29 - 1:311つ目の椅子には
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1:31 - 1:334通りの選択肢があります
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1:33 - 1:36すると2番目の椅子には
3通りの選択肢があるわけです -
1:36 - 1:37そして3番目の椅子には
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1:37 - 1:402通りの選択肢があります
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1:40 - 1:43最後の選択肢をひとつずつ数えるのではなく
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1:43 - 1:46各椅子に座れる選択肢の数を
掛け算してみましょう -
1:46 - 1:494x3x2x1
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1:49 - 1:52同じく24になります
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1:52 - 1:54興味深いパターンが表れました
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1:54 - 1:57まず配列するものの数を数えます
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1:57 - 1:58この場合4つになりますね
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1:58 - 2:01そして1ずつ小さい整数を
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2:01 - 2:031になるまで掛けていきます
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2:03 - 2:05驚くべき発見ですね
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2:05 - 2:06それゆえ数学者は
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2:06 - 2:09階乗として知られるこの計算を
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2:09 - 2:10表す記号として
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2:10 - 2:12感嘆符(!)を選びました
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2:12 - 2:16原則として正の整数の階乗は
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2:16 - 2:17同じ整数と1までの全ての整数の
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2:17 - 2:19同じ整数と1までの全ての整数の
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2:19 - 2:22積として計算されます
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2:22 - 2:23このシンプルな例だと
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2:23 - 2:254人の人たちが
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2:25 - 2:26椅子に座っていく事を
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2:26 - 2:284の階乗で表せるので
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2:28 - 2:3024になります
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2:30 - 2:32さて トランプに戻りましょう
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2:32 - 2:344人が着席する際には
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2:34 - 2:354の階乗を計算したので
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2:35 - 2:3852枚のカードを配置するには
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2:38 - 2:4052の階乗を計算すればよいのです
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2:40 - 2:43幸い計算機を使えば
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2:43 - 2:45自分で計算をせずに済みます
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2:45 - 2:46その結果から
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2:46 - 2:48可能な配列の数は
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2:48 - 2:528.07 x 10^67で
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2:52 - 2:568の後に0が67個並びます
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2:56 - 2:57どれぐらい大きな数なのでしょうか?
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2:57 - 3:00仮に52枚のカードの順列を
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3:00 - 3:02毎秒書き出していくのを
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3:02 - 3:04ビッグバンが起きたとされる
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3:04 - 3:06138億年前に開始したとすると
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3:06 - 3:09未だに終わることはなく
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3:09 - 3:12これからとてつもなく
長い時間がかかります -
3:12 - 3:13実はカードの順列は
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3:13 - 3:16地球上にある原子の数より多いとされます
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3:16 - 3:19地球上にある原子の数より多いとされます
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3:19 - 3:21今度 カードをシャッフルする時には
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3:21 - 3:22今までに存在せず
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3:22 - 3:23これからも存在しないであろう
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3:23 - 3:25何かを手にしているのだと
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3:25 - 3:27思い起こしてみて下さい
- Title:
- カードの配列 - ヤンネイ・ハイキン
- Speaker:
- Yannay Khaikin
- Description:
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52枚で一組のカードを使って何通りの配列ができるでしょうか? 別の言い方をするとよく切られたカードを引くと、ほぼ間違いなく、今までもになく、かつ、これからも起こりえないカードの配列を手にする事になるのです。 ヤンネイ・ハイキンが階乗を使って、スタンダードなトランプ一揃いの順列の正確な(非常に大きい)数を特定する方法を解説します。
レッスン:ヤンネイ ・ハイキン
アニメーション:The Moving Company Animation Studio.
このレッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/how-many-ways-can-you-arrange-a-deck-of-cards-yannay-khaikin - Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 03:42
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