Doing the Impossible, Swallowing the Sword, Cutting through Fear | Dan Meyer at TEDxMaastricht
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0:08 - 0:10ありがとうございます
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0:16 - 0:21昔インドの王様であるマハラジャが
自分の誕生日にお触れを出しました -
0:21 - 0:24「首長は皆 王様に
然るべき贈り物をすべし」 -
0:24 - 0:28立派な絹織物や豪華な剣
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0:28 - 0:29金を贈った者もいました
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0:29 - 0:33列の最後尾には
海辺の村から何日もかけて -
0:33 - 0:37歩いてやってきた
しわだらけの老人がいました -
0:37 - 0:41すると王子が老人に尋ねました
「王様への贈り物は?」 -
0:41 - 0:45老人がゆっくりと手を開くと
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0:45 - 0:50紫と黄色と赤と青の模様のある
とても美しい巻貝が1つありました -
0:50 - 0:51王子は言いました
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0:51 - 0:55「こんなものを王様への
贈り物だと言うのか!」 -
0:55 - 0:58老人はゆっくりと顔を上げて
言いました -
0:58 - 1:01「長い道のりも捧げます」
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1:01 - 1:03(笑)
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1:03 - 1:06後ほど
皆さんへ贈り物があります -
1:06 - 1:08私が贈り物だと信じているものは
広める価値のある物です -
1:08 - 1:10しかしその前に
私の来た長い道のりに -
1:10 - 1:12皆さんをお連れします
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1:12 - 1:14皆さんと同じように
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1:14 - 1:15私は幼くして生まれました
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1:15 - 1:17幼くして生まれた人はいますか?
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1:17 - 1:19生まれつき青年ですか?
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1:19 - 1:20大体半数ですね…結構
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1:21 - 1:22(笑)
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1:22 - 1:25他の方はどうです?
生まれつき大人ですか? -
1:25 - 1:28全く 母親に確かめたい!
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1:28 - 1:29これこそ不可能ですね!
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1:31 - 1:35幼い頃 私は不可能への挑戦に
いつも憧れていました -
1:36 - 1:39今日という日を
何年もずっと待ちわびていました -
1:39 - 1:41というのも
今日私は 皆さんの目の前で -
1:41 - 1:44このTEDxMaastrichtにおいて
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1:44 - 1:45不可能なことに挑むからです
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1:46 - 1:48まず始めに
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1:49 - 1:51結末を明かしましょう
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1:51 - 1:55つまり不可能は可能だと
皆さんに証明します -
1:55 - 1:58そして広める価値のある贈り物を
最後にお届けします -
1:58 - 2:01あなた方も不可能に挑戦できることを
お見せします -
2:03 - 2:05不可能への挑戦を追求する中で
世界中の人々に -
2:05 - 2:08二つの事柄が共通していることに
気付きました -
2:08 - 2:10誰もが恐怖を抱き
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2:10 - 2:12誰もが夢を抱いているのです
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2:13 - 2:18不可能への挑戦の中で
長年にわたって やってきた -
2:18 - 2:20三つのことに気付きました
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2:20 - 2:23不可能へ挑む
きっかけともなったものです -
2:24 - 2:27ドッジボール
オランダ語では「トレフボル」ですね -
2:27 - 2:28スーパーマン
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2:28 - 2:29そして蚊です
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2:29 - 2:31これらは私のキーワードです
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2:31 - 2:34なぜ私が不可能に挑むのか
すぐに分かります -
2:34 - 2:36私が歩んで来た道のりに
皆さんをお連れします -
2:36 - 2:39恐怖から夢へ
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2:39 - 2:41言葉から剣へ
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2:41 - 2:43ドッジボールから
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2:43 - 2:44スーパーマン
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2:44 - 2:45そして蚊に至るまで
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2:46 - 2:47そして皆さんに
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2:47 - 2:50不可能を可能にする方法を
お見せします -
2:52 - 2:552007年10月4日
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2:56 - 2:58私は胸が高鳴り
両膝が震えるままに -
2:58 - 2:59舞台に上がりました
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2:59 - 3:01私はハーバード大学の
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3:01 - 3:03サンダースシアターで
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3:03 - 3:062007年イグ・ノーベル医学賞を
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3:06 - 3:09共同執筆した医学論文
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3:09 - 3:10「剣飲みと―
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3:10 - 3:12その副作用について」で受賞したのです
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3:12 - 3:13(笑)
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3:14 - 3:18それは 私が
読んだこともなかったような -
3:18 - 3:20イギリス医師会雑誌に
掲載されました -
3:21 - 3:25私にとってそれは
かなわぬ夢の実現であり -
3:25 - 3:28私のような者には
予想外の驚きであり -
3:28 - 3:31決して忘れることのない
栄誉でした -
3:31 - 3:35しかし人生で最も
印象的な出来事は他にあります -
3:36 - 3:381967年10月4日
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3:38 - 3:40臆病でシャイな
やせ細った弱々しい少年は -
3:41 - 3:43極度の恐怖に苦しんでいました
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3:43 - 3:46彼が舞台に上がろうとすれば
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3:46 - 3:47胸は高鳴り
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3:48 - 3:49両膝は震えて
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3:50 - 3:52口を開けて話そうとしても
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3:56 - 3:58言葉が出て来ませんでした
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3:58 - 4:00わなわなと震えて
目に涙を浮かべ -
4:01 - 4:02パニックと恐怖で
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4:02 - 4:04硬直していました
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4:04 - 4:06この臆病でシャイな
やせ細った弱々しい少年は -
4:06 - 4:08極度の恐怖に苛まれていたのです
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4:09 - 4:11彼は暗所恐怖症で
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4:11 - 4:12高所恐怖症で
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4:12 - 4:13クモやヘビを恐れていました
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4:13 - 4:15クモやヘビが怖い人はいますか?
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4:15 - 4:17何人かいますね
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4:17 - 4:19彼は水やサメを恐れ
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4:19 - 4:22医者や看護師や歯医者を恐れ
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4:22 - 4:25針やドリルや尖ったものを怖がりました
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4:25 - 4:27しかし彼が何より恐れていたのは
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4:27 - 4:28人間でした
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4:29 - 4:32この臆病でシャイな
やせ細った弱々しい少年は -
4:32 - 4:33私のことです
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4:33 - 4:37失敗したり 拒絶されることを恐れ
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4:37 - 4:40自尊心が低く 劣等感を抱いた私は
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4:40 - 4:43当時知られていなかった症状を
抱えていました -
4:43 - 4:45社会不安障害です
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4:45 - 4:49臆病な私は いじめっ子たちに
からかわれたり 殴られたりしました -
4:49 - 4:52いじめっ子たちは
私を笑って悪口を言い -
4:52 - 4:54一切遊んでくれませんでした
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4:55 - 4:58いえ 唯一遊んでくれた
ゲームがあります -
4:58 - 4:59ドッジボールです
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5:00 - 5:02私はドッジボールが苦手でした
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5:02 - 5:04彼らが私の名を呼ぶので
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5:04 - 5:06私が顔を上げると
超高速の赤いボールが -
5:06 - 5:08私の顔に命中したものです
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5:08 - 5:10バン バン バン!
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5:11 - 5:13登下校の道のりで何日もの間
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5:13 - 5:18耳と顔が赤くヒリヒリ痛み
耳鳴りがしていました -
5:18 - 5:21目は涙で真っ赤に腫れ上がり
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5:21 - 5:24彼らの言葉が
耳に焼き付いて離れませんでした -
5:24 - 5:25何かの教訓では
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5:25 - 5:29「棒や石は骨を折っても
言葉は決して傷つけない」と言いますが -
5:29 - 5:30これは嘘です
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5:30 - 5:32言葉は刃物のように傷つけます
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5:32 - 5:34言葉は剣のように突き刺さります
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5:34 - 5:36言葉は目に見えない深い傷を
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5:36 - 5:38負わせることができます
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5:38 - 5:41私は恐れを抱いており
言葉は最大の敵でした -
5:41 - 5:42今も変わりません
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5:43 - 5:45しかし私には夢もありました
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5:45 - 5:48家に帰ると
現実から逃れたくて -
5:48 - 5:50スーパーマンのコミックを
読みふけり -
5:50 - 5:53彼のようなヒーローに
なりたいと夢見たものです -
5:53 - 5:56真実と正義のために戦って
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5:56 - 5:59悪党やクリプトナイトに
立ち向かい -
5:59 - 6:03大空を飛び回って
超人的な技で命を救いたいと思いました -
6:03 - 6:06私は現実の世界にも
魅せられていました -
6:06 - 6:09『ギネス世界記録』や『リプリーさんの
奇妙な博物館』を読みました -
6:09 - 6:13読んだことのある人はいますか?
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6:13 - 6:14どちらも大好きな本です
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6:14 - 6:16人が実際に
妙技をこなすのを見て -
6:16 - 6:18「僕もやりたい
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6:18 - 6:19もしもいじめっ子たちが
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6:19 - 6:21試合に入れてくれなかったら
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6:21 - 6:23本物の手品と妙技をやりたい」
と思いました -
6:23 - 6:26いじめっ子たちにはできない
驚異的な何かをやりたい -
6:26 - 6:28目標と使命を見つけたい
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6:28 - 6:30自分の人生の意味を知りたい
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6:30 - 6:33世界を変えるために
すごいことがしたい -
6:33 - 6:37不可能は可能だと
証明したいと思いました -
6:38 - 6:40それから10年が経った―
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6:40 - 6:43あと1週間で
21歳というある日のことです -
6:43 - 6:47同じ日に人生を変える
二つのことが起こりました -
6:47 - 6:50私はインドのタミル・ナードゥ州で
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6:50 - 6:51布教活動をしていました
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6:51 - 6:53私の師でもある友達が
こう尋ねました -
6:53 - 6:55「ダニエル
Thromes(スロームズ)はあるか?」 -
6:55 - 6:57私は「スロームズって何です?」
と聞き返しました -
6:57 - 7:00彼は「人生の主な目標だよ
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7:00 - 7:05夢と目標の融合のようなものさ
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7:05 - 7:07何でもできて
どこへでも行けて -
7:07 - 7:08何にでもなれるとしたら
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7:08 - 7:10どこへ行きたい?
何をしたい?誰になりたい? -
7:10 - 7:14私は言いました
「無理です!怖くてできません!」 -
7:14 - 7:18その夜 私は小屋の屋根に
ござを敷いて -
7:18 - 7:19星空の下で横になり
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7:19 - 7:22コウモリが蚊を狙って
急降下するのを見ました -
7:22 - 7:26頭に浮かぶのは
スロームズと夢と目標 -
7:26 - 7:28いじめっ子と
ドッジボールのことばかりでした -
7:29 - 7:31数時間後に目が覚めると
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7:31 - 7:34鼓動がはやり 膝は震えていました
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7:34 - 7:36この時は恐怖ではありませんでした
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7:36 - 7:39全身が激しく震えていました
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7:39 - 7:40それから5日間
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7:40 - 7:44私は意識が途切れ途切れになり
死の淵をさまよっていました -
7:44 - 7:48マラリアによる40度の高熱に
私の脳は燃えるようでした -
7:48 - 7:52意識があるときには
スロームズのことだけを考えていました -
7:52 - 7:54「人生の目標は何だろうか?」
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7:54 - 7:5621歳の誕生日の前夜でした
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7:56 - 7:58私はハッとした瞬間
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7:58 - 8:00ついに気付いたのです
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8:00 - 8:02あの小さな蚊が―
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8:03 - 8:05ハマダラカという
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8:05 - 8:075マイクログラムもなく
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8:07 - 8:08塩一粒よりも軽い
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8:08 - 8:10小さな蚊が
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8:10 - 8:1380キロの男を倒せるなら
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8:13 - 8:15これこそ私のクリプトナイトだ
と思いました -
8:15 - 8:17それから いや蚊ではなくて
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8:17 - 8:19蚊に寄生する小さな虫が
そうだと気付きました -
8:19 - 8:23熱帯熱マラリア原虫による
死亡者は年間100万人以上です -
8:24 - 8:26それから いやそれよりもずっと小さく
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8:26 - 8:29それでいて私にとって
はるかに大きなものだと気づきました -
8:29 - 8:30分かったのです
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8:30 - 8:31私のクリプトナイトであり
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8:31 - 8:32寄生していたのは
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8:32 - 8:35恐怖でした 恐怖が私を委縮させ
不自由にしていたのです -
8:35 - 8:38危険と恐怖は違います
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8:38 - 8:40危険は現実で
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8:40 - 8:42恐怖は選択肢です
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8:42 - 8:44私は選べるのだと気づいたのです
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8:44 - 8:48恐怖の中で生きて
その夜に挫折して死ぬことも -
8:49 - 8:52恐怖を捨て去り 夢を目指して
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8:52 - 8:56大胆な人生を送ることもできるのです
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8:57 - 9:00死の床で 死を目前にすると
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9:00 - 9:04人は生きることを
渇望するようになります -
9:04 - 9:07人は皆死ぬけれど 誰もが人生を
全うしてはいないと思いました -
9:08 - 9:10人は死に際に生を認識します
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9:10 - 9:12死を認識すると
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9:12 - 9:13生を全うできるようになるのです
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9:13 - 9:15そこで私はその夜
生き方を変えると -
9:15 - 9:16決心しました
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9:17 - 9:18死にたくなかったのです
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9:18 - 9:20私は小さな祈りを捧げました
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9:20 - 9:22「神様 21歳の誕生日まで
生きられたら -
9:22 - 9:25何事も恐れません
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9:25 - 9:27恐怖を捨て去り
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9:27 - 9:30夢をつかむために
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9:30 - 9:31態度を改め
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9:31 - 9:34素晴らしいことをやりたい
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9:34 - 9:36目的と使命を見出し
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9:36 - 9:39不可能なことは可能だと
知りたいです」 -
9:39 - 9:43あの晩を生き延びられたかは教えません
ご自分で考えてください -
9:43 - 9:44(笑)
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9:44 - 9:47その夜 最初の10個のスロームズを
リストにしました -
9:47 - 9:50世界の主要な大陸を訪れたい
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9:50 - 9:51世界の七不思議を訪れたい
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9:51 - 9:52数多くの言語を習得したい
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9:52 - 9:54無人島に住みたい
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9:54 - 9:56海上の船で暮らしたい
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9:56 - 9:58アマゾンの先住民と暮らしたい
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9:58 - 10:01スウェーデン最高峰の山に登頂したい
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10:01 - 10:03エベレストの日の出を見たい
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10:03 - 10:05ナッシュビルの音楽業界で働きたい
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10:05 - 10:07サーカス団と仕事がしたい
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10:07 - 10:09飛行機から飛び降りたいというものです
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10:09 - 10:12それから20年でほとんどの
スロームズを成し遂げました -
10:12 - 10:15スロームズのリストに
完了の印を入れる度に -
10:15 - 10:185個から10個ほど追加するので
私のリストは増え続けています -
10:19 - 10:23私はその後バハマの小さな島の
わらぶき小屋で -
10:23 - 10:25およそ7年間暮らし
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10:25 - 10:27島でたった1人
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10:29 - 10:34食用にサメやアカエイを槍で突き
-
10:34 - 10:36ふんどし1枚で
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10:37 - 10:39サメと一緒に
泳げるようになりました -
10:39 - 10:41そこからメキシコへと移り住み
-
10:41 - 10:45さらにエクアドルの
アマゾン川流域へと移り -
10:45 - 10:48エクアドルの
プージョの部族と暮らし -
10:48 - 10:52スロームズだけによって
徐々に自信が湧いてきました -
10:52 - 10:55音楽業界で働くため
ナッシュビルに移り -
10:55 - 10:58その後ストックホルムの
音楽業界で働き -
10:58 - 11:02そこで北極圏に位置する
ケブネカイセ山に登頂しました -
11:03 - 11:05道化役を演じることや
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11:05 - 11:06ジャグリング
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11:06 - 11:07背の高い竹馬や
-
11:07 - 11:10一輪車そして火食い芸や
ガラス食い芸を習得しました -
11:10 - 11:141997年に剣飲み師が
12人足らずしかいないと聞き -
11:14 - 11:15「私がやる!」と言いました
-
11:15 - 11:18私は ある剣飲み師に会い
コツを尋ねました -
11:18 - 11:20彼は言いました
「二つのコツを伝授しよう -
11:20 - 11:22一つ目は大変危険で
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11:22 - 11:24死ぬ人もいるということ
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11:24 - 11:25二つ目は
-
11:25 - 11:26止めておけ!」
-
11:26 - 11:28(笑)
-
11:28 - 11:30そこで私はこれを
リストに加えました -
11:30 - 11:33それから毎日10回から12回
練習しました -
11:34 - 11:354年間です
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11:35 - 11:37計算してみると
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11:37 - 11:404年 x 365日
(x 12回 = 17,520回の練習で) -
11:40 - 11:43およそ13,000回失敗し
-
11:43 - 11:452001年 初めて
剣飲みに成功しました -
11:46 - 11:48この時私は剣飲みにおいて
-
11:48 - 11:51世界の第一人者になると
目標を定めました -
11:51 - 11:54そこであらゆる本や雑誌
そして新聞記事 -
11:54 - 11:58いかなる医学報告も調査し
生理学や解剖学を学び -
11:58 - 12:00医者や看護師から話を聞き
-
12:00 - 12:02国際剣飲み協会で
-
12:02 - 12:04世界の剣飲み師たちとつながり
-
12:04 - 12:062年で書き上げた
医学研究の論文 -
12:06 - 12:09「剣飲みとその副作用について」が
-
12:09 - 12:11イギリス医師会雑誌に
発表されました -
12:11 - 12:12(笑)
-
12:12 - 12:13ありがとうございます
-
12:13 - 12:18(拍手)
-
12:18 - 12:22剣飲みの魅力に
いくつか気付きました -
12:22 - 12:25きっと皆さんが
考えたこともないことです -
12:25 - 12:29でも次から
家でナイフなどの刃物で -
12:29 - 12:32ステーキを切る時には
考えるでしょう… -
12:34 - 12:37剣飲みの始まりはインドの
-
12:37 - 12:40私が20歳の頃
初めて剣飲みを見た場所で -
12:40 - 12:42およそ4千年前の
紀元前2千年頃だと知りました -
12:42 - 12:46剣飲み師たちは
過去150年間にわたり -
12:46 - 12:47科学と医学で利用されてきて
-
12:47 - 12:511868年にはドイツの
アドルフ・クスマウル博士による -
12:51 - 12:54硬性内視鏡の発展に
一役買いました -
12:54 - 12:571906年には心電図がウェールズで生まれ
-
12:57 - 13:00嚥下障害や消化を調べるための
-
13:00 - 13:02気管支鏡の類が生まれました
-
13:02 - 13:04しかし過去150年間にわたり
-
13:04 - 13:08何百人もの怪我人や
何十人もの死者が出ています -
13:08 - 13:15これはアドルフ・クスマウル博士による
硬性内視鏡です -
13:15 - 13:19しかし過去150年間で
こちらのロンドンの剣飲み師を含む -
13:19 - 13:2229名が剣で心臓を刺して
死亡していると分かりました -
13:23 - 13:25また 剣飲みの重傷者は毎年
-
13:25 - 13:283~8名出ていることも分かりました
-
13:28 - 13:30それを知ったのは
電話をもらったからです -
13:30 - 13:31そのうち2例は
-
13:31 - 13:34スウェーデンとオーランドで
ほんの数週間前に起き -
13:34 - 13:37怪我で入院中の剣飲み師
本人から聞いたのです -
13:37 - 13:39故にこれは大変危険です
-
13:39 - 13:42もう一つ知ったことは 剣飲みは
-
13:42 - 13:44体得するのに
大抵は2年から10年 -
13:44 - 13:46かかるということです
-
13:46 - 13:48しかし最も興味深い発見は
-
13:48 - 13:51剣飲み師たちが不可能を
可能にしていく方法です -
13:51 - 13:54皆さんに
ちょっとした秘訣を教えます -
13:54 - 13:58「99.9パーセントの不可能に
目を向けないこと -
13:58 - 14:02残り0.1パーセントに注目し
可能性を見出すこと」 -
14:03 - 14:06では 剣飲み師の心の中に
踏み込みたいと思います -
14:06 - 14:09剣飲みに求められるのは
瞑想して気力で乗り越え -
14:09 - 14:12鋭い集中力と
臓器を避けるための― -
14:12 - 14:16抜群の精度そして
1万回以上の計画的訓練で -
14:16 - 14:20強化された脳のシナプスや
反復する筋肉の記憶を通じて -
14:20 - 14:24体の反射運動を克服することです
-
14:24 - 14:28次に剣飲み師の
体の中に入ってみましょう -
14:28 - 14:30剣を飲むには
-
14:30 - 14:32舌の上に剣を滑らせ
-
14:32 - 14:35頸部食道の咽頭反射を抑制して
-
14:35 - 14:38喉頭蓋を垂直に下り
-
14:38 - 14:41輪状咽頭の
上部食道括約筋を通過して -
14:41 - 14:43ぜん動反射を抑えて
-
14:43 - 14:44胸腔と肺の間へ
-
14:44 - 14:46剣を滑らせます
-
14:46 - 14:48この時点で
-
14:48 - 14:50私は心臓を
少し動かす必要があります -
14:50 - 14:52注意して見ると
-
14:52 - 14:54剣と心臓の鼓動が
一緒に見えるのは -
14:54 - 14:550.3センチほどの食道組織で
-
14:55 - 14:58心臓と隔てられているからです
-
14:58 - 15:00ごまかしは一切ありません
-
15:00 - 15:02次に剣は胸骨と
-
15:02 - 15:05下部食道括約筋を横切り
胃に下りると -
15:05 - 15:09胃での吐き気を抑えて
十二指腸まで到達します -
15:09 - 15:10簡単ですね
-
15:10 - 15:11(笑)
-
15:11 - 15:13さらに進むと
-
15:13 - 15:18卵管に至ります
-
15:18 - 15:21男性の皆さんは
後で奥さんに聞いてください -
15:22 - 15:24人はこんな質問をします
-
15:24 - 15:27「命懸けで心臓を押しのけて
剣を飲むには -
15:27 - 15:29大変な勇気が要るでしょう?」
-
15:29 - 15:30いえ 本当に勇気が要るのは
-
15:30 - 15:33臆病でシャイな
弱虫のやせ細った少年が -
15:33 - 15:36失敗や拒絶を覚悟で
-
15:36 - 15:37胸の内を明かし
-
15:37 - 15:38自尊心を抑えて
-
15:38 - 15:41大勢の知らない人たちの前で
-
15:41 - 15:44自分の恐怖や夢について語り
-
15:44 - 15:48文字通りにも比喩的にも
腹を割って話すことです -
15:48 - 15:49ご存知の通り…
ありがとうございます -
15:49 - 15:54(拍手)
-
15:54 - 15:56ご存知の通り
本当に素晴らしいのは -
15:56 - 15:59私がずっとやりたかったことを
-
15:59 - 16:00今していることです
-
16:00 - 16:03しかし本当に素晴らしいのは
-
16:03 - 16:0521本の剣を
一度に飲めることでもなければ -
16:08 - 16:10『リプリーさんの奇妙な博物館』で
88匹のサメとアカエイがいる― -
16:10 - 16:12水槽に約6メートル潜ることでもなく
-
16:14 - 16:18『スーパーヒューマン』で
マン・オブ・スティールとして -
16:18 - 16:201500度に熱した
剣を飲むことでもなければ― -
16:20 - 16:22これは熱かったです!
-
16:22 - 16:25剣で車を引っ張ったり
-
16:25 - 16:26ギネス世界記録や
-
16:26 - 16:29『アメリカズ・ゴット・タレント』の
ファイナリストになったことでも -
16:29 - 16:322007年イグ・ノーベル医学賞を
受賞したことでもありません -
16:32 - 16:34注目すべき点は他にあります
-
16:34 - 16:36そのように思われがちですが
-
16:36 - 16:38本当に注目すべき点は
-
16:38 - 16:41神様が 臆病でシャイな
弱虫のやせ細った少年の -
16:41 - 16:42高さへの恐怖
-
16:42 - 16:44水やサメへの恐怖
-
16:44 - 16:46医者や看護師 針や刃物
そして人と話すことなど -
16:46 - 16:48それらの恐怖を取り除き
-
16:48 - 16:50今では飛行機に乗って
地上から3万フィートの高さで -
16:50 - 16:51世界中を飛び回り
-
16:51 - 16:54サメのいる水槽で刃物を飲み
-
16:54 - 16:57医者や看護師 そして観客の皆さんと
話せるようになったことです -
16:57 - 17:00これこそ私にとって
本当に素晴らしいことです -
17:00 - 17:01常に不可能に挑みたいと思って―
-
17:01 - 17:02ありがとうございます
-
17:02 - 17:04(拍手)
-
17:04 - 17:05ありがとうございます
-
17:06 - 17:09(拍手)
-
17:10 - 17:13常に不可能に挑みたいと思って
現在に至ります -
17:13 - 17:16何か途方もないことをやって
世界を変えたいと思って -
17:16 - 17:17今の私がいます
-
17:17 - 17:20世界中で
超人的な技と人助けをしたい― -
17:20 - 17:21この夢は今叶っています
-
17:21 - 17:22すると どうでしょう?
-
17:22 - 17:25それでもなお
少年の野望のごく一部が -
17:25 - 17:27心の奥に残っています
-
17:31 - 17:36(笑)(拍手)
-
17:37 - 17:40私は常に目的と使命を
探し求めていましたが -
17:40 - 17:42もう見つけました
-
17:42 - 17:43それは何でしょう?
-
17:43 - 17:46皆さんが思っていることでも
剣や強さでもありません -
17:46 - 17:49実は私の弱点である
言葉に関連します -
17:49 - 17:51私の目的と使命は
世界を変えることで -
17:51 - 17:52そのために恐怖を乗り越え
-
17:52 - 17:55一度に1本の剣で
一つの言葉で -
17:55 - 17:581本のナイフで
1回の人生で -
17:58 - 18:00人々のスーパーヒーローに
なりたい思いや -
18:00 - 18:02不可能に挑む意欲を
刺激することです -
18:02 - 18:05私の目的は
他人の目的を見つける手助けです -
18:05 - 18:06あなたはどうですか?
-
18:06 - 18:07あなたの目的は何ですか?
-
18:07 - 18:09リストに何と付け加えますか?
-
18:09 - 18:12人は皆スーパーヒーローになれると
私は信じています -
18:12 - 18:14あなたの決め技は何ですか?
-
18:15 - 18:18現在70億人以上いる
世界人口の内 -
18:18 - 18:20剣飲み師は世界に
数十人足らずしかいませんが -
18:20 - 18:22剣飲み師は世界に
数十人足らずしかいませんが -
18:22 - 18:23あなたは1人だけです
-
18:23 - 18:24唯一の存在です
-
18:24 - 18:26どんな話を持っていますか?
-
18:26 - 18:28何があなたを特別にしていますか?
-
18:28 - 18:29話を聞かせてください
-
18:29 - 18:32か細く震えた声でも構いません
-
18:32 - 18:33あなたのスロームズは何ですか?
-
18:33 - 18:36何でもできて 何にでもなれて
どこへでも行けるなら -
18:36 - 18:37何をしますか?
どこへ行きますか? -
18:37 - 18:38何がしたいですか?
-
18:38 - 18:40人生でやりたいことは?
-
18:40 - 18:42大きな夢は?
-
18:42 - 18:44子供の頃に描いた夢を
思い返してください -
18:44 - 18:46私のとは違いますよね?
-
18:46 - 18:48奇妙で曖昧だと思っていた
途方もない夢は何ですか? -
18:48 - 18:50奇妙で曖昧だと思っていた
途方もない夢は何ですか? -
18:50 - 18:54意外と奇妙ではないと
今感じていませんか? -
18:55 - 18:57あなたの剣は何ですか?
-
18:57 - 18:59人は皆剣を持っています
-
18:59 - 19:01恐怖と夢という両刃の剣です
-
19:01 - 19:04結果を恐れず剣を飲んでください
-
19:04 - 19:06皆さん 夢を追い求めてください
-
19:06 - 19:09何になるにも
決して遅くありません -
19:10 - 19:13ドッジボールのいじめっ子たちは
私が不可能に挑むとは -
19:13 - 19:15夢にも思いませんでした
-
19:15 - 19:18私は彼らに言いたいです
-
19:18 - 19:19「ありがとう」
-
19:19 - 19:22スーパーヒーローは
悪党がいてこそ現れるからです -
19:23 - 19:27私は不可能を可能にできると
証明するためにここにいます -
19:28 - 19:32これは非常に危険で
私が死ぬこともあり得ます -
19:32 - 19:34楽しんでください
-
19:34 - 19:35(笑)
-
19:36 - 19:39皆さん協力してください
-
19:47 - 19:48(観客)2 3
-
19:48 - 19:52(ダン)皆さん全員で数えてください
良いですね? -
19:52 - 19:53(笑)
-
19:53 - 19:56皆さん数えられますね?
準備は良いですか? -
19:56 - 19:571
-
19:57 - 19:582
-
19:58 - 19:593
-
19:59 - 20:01いえ 2です
でももうお分かりですね -
20:07 - 20:08(観客)1
-
20:08 - 20:092
-
20:09 - 20:103
-
20:11 - 20:13(感嘆)
-
20:14 - 20:16(拍手)
-
20:16 - 20:17(ダン)やったー!
-
20:17 - 20:23(拍手)(喝采)
-
20:23 - 20:25ありがとうございます
-
20:25 - 20:29本当にありがとう
心の底から感謝します -
20:29 - 20:31いや 胃の底から感謝します
-
20:32 - 20:35不可能に挑むために来たと言いましたが
今やり遂げました -
20:35 - 20:38しかしこれは不可能ではなく
私の日課です -
20:38 - 20:43かつて臆病でシャイな弱虫の
やせ細った少年に不可能だったのは -
20:43 - 20:45このTEDxの舞台に立ち
-
20:45 - 20:47一つの言葉で
1本の剣で -
20:47 - 20:491回の人生で
世界を変えることでした -
20:49 - 20:52もしも 私の話で
新しい考え方が芽生えたなら -
20:52 - 20:54不可能は可能だと
信じられるようになったなら -
20:54 - 20:58あなたの人生でも不可能に
挑めると思ったなら -
20:58 - 21:01私の任務は完了ですが
あなたの道はこれからです -
21:01 - 21:04夢をあきらめないで下さい
信じ続けて下さい -
21:05 - 21:06私と私の夢を信じてくれて
-
21:06 - 21:08ありがとうございます
-
21:08 - 21:10私からの贈り物です
-
21:10 - 21:11「不可能は―
-
21:11 - 21:13(観客)可能です」
-
21:13 - 21:15長い道のりも捧げます
-
21:15 - 21:20(拍手)
-
21:20 - 21:21ありがとうございます
-
21:21 - 21:25(拍手)
-
21:26 - 21:28(喝采)
-
21:28 - 21:30(司会)ダン・マイヤーでした!
- Title:
- Doing the Impossible, Swallowing the Sword, Cutting through Fear | Dan Meyer at TEDxMaastricht
- Description:
-
Ever want to be a superhero and do the impossible? Dan Meyer believes no matter how extreme our fears or how wild our dreams, we each have the potential to be superheroes, do the impossible, and change the world! Winner of the 2007 Ig Nobel Prize in Medicine at Harvard, director of a humanitarian aid agency working with orphans in Kazakhstan, and 39x world record holder and leading expert in one of the world's oldest and most dangerous arts - sword swallowing - Meyer is passionate about inspiring people to do the impossible and change the world. What most people don't know is that he grew up with social anxiety disorder and extreme fears, teased and bullied by the bullies.
In his first TED talk, Meyer describes his journey from extreme fears to extreme feats, outcast to outlier, coward to courageous, wimp to world record holder, loser to Ig Nobel Prize winner, and quitter to finalist on America's Got Talent. In his talk, Dan describes his quest to overcome the limitations of human nature, perform superhuman feats, and change the world. He reveals the secrets to the science of sword swallowing and the art of doing the impossible, and secrets for how YOU can do the impossible in YOUR life!
http://CuttingEdgeInnertainment.com Dan Meyer is a 39x World Champion Sword Swallower, multiple Ripley's Believe It or Not with 7 Guinness World Records, known as the world's leading expert in sword swallowing as president of the Sword Swallowers Association International and winner of the 2007 Ig Nobel Prize in Medicine at Harvard for sword swallowing medical research.
As a performer, Dan Meyer is best known as the "Most Dangerous Act" that wowed the judges on America's Got Talent to Las Vegas and Hollywood, for his dangerous feats and extreme daredevil stunts such as swallowing swords underwater in a tank of SHARKS for Ripley's Believe It or Not, for swallowing a sword heated to 1500 degrees RED HOT for Stan Lee's Superhumans, swallowing 29 swords at once, and for PULLING a 3700 lb CAR by swallowed sword for Ripley's Believe It or Not Baltimore.
As a global TEDx and motivational inspirational speaker, Dan speaks on overcoming obstacles and doing the impossible at TEDx, PINC, Ig Nobel, and Ignite talks at corporate, science, medical, college, Upward Unlimited, and youth events around the world with his most requested TEDx talk, "Doing the Impossible, Swallowing the Sword, Cutting through Fear": http://youtu.be/v7tqyim1qhw
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- Video Language:
- English
- Duration:
- 21:39