危機はポジティブな変化のチャンス
-
0:01 - 0:04私には 大人になってから実に多くの時間
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0:04 - 0:07頭を悩ませ 執筆してきた問いがあります
-
0:08 - 0:11なぜいくつかの大規模な危機では
-
0:11 - 0:16私たちは奮起し
変化や発展に積極的になるのに -
0:16 - 0:19他の危機では大して奮起せず
-
0:19 - 0:21眠りに戻ってしまうのか?
-
0:22 - 0:25これからお話しする危機の部類は
スケールの大きなもの -
0:25 - 0:30例えば市場の大崩壊や ファシズムの台頭
-
0:30 - 0:34大規模な汚染を及ぼす産業事故などです
-
0:35 - 0:40このような大惨事は まるで
集団に向けた警報のように作用します -
0:40 - 0:43突然 私たちは脅威を
目の当たりにすると 組織立って -
0:44 - 0:48それまでは想像しえなかった
強さや意志を見出します -
0:49 - 0:53その時の私たちは もはや歩く速度ではなく
飛躍するかのようです -
0:54 - 0:58ただし その警報が壊れているようです
-
0:59 - 1:03危機に直面した私たちは
ばらばらになり 後退し -
1:03 - 1:07その状況につけこんだ
反民主主義勢力が -
1:07 - 1:13社会を後退させ より不平等で
より不安定なものにします -
1:14 - 1:1810年前 私はこの後退の過程について
本を書き -
1:18 - 1:20「ショック・ドクトリン」と名付けました
-
1:21 - 1:26では 危機に際して私たちが
どちらの道を進むのか -
1:26 - 1:30私たちの社会がめざましく成長して
パワーアップするのか 後退するのか -
1:30 - 1:32何によって決まるのでしょうか?
-
1:32 - 1:36私はこれこそ
今日差し迫った問いであると考えます -
1:36 - 1:38なぜなら 現在も
危機が多発しているからです -
1:39 - 1:43記録的暴風雨や 都市の水没
-
1:43 - 1:47都市を脅かす記録的火災
-
1:47 - 1:51海を渡る途中で行方不明になる
何千もの難民などが その例です -
1:51 - 1:55そして あからさまな民族至上主義運動が
-
1:55 - 1:59多くの国で高まり
街中でたいまつが焚かれています -
1:59 - 2:04今日 これらの問題に警鐘を鳴らす
人の数が足りないわけではありません -
2:05 - 2:09しかし 社会全体で見ると
正直に言って -
2:09 - 2:13私たちは 度重なる危機に見合う
緊迫感を持って -
2:13 - 2:16対応できているとは思えません
-
2:18 - 2:19一方で 私たちは過去の歴史から
-
2:19 - 2:26危機は 一種の劇的な進化を
もたらし得ると知っています -
2:26 - 2:32危機が飛躍的成長のパワーとなった
最も顕著な事例の一つが -
2:32 - 2:351929年の株価大暴落です
-
2:36 - 2:38突然市場が崩壊したショックに
-
2:38 - 2:40あらゆる余波が続き
-
2:40 - 2:45何百万人もの人が全てを失い
どん底の生活に追いやられました -
2:45 - 2:50この出来事は社会システム自体が
壊れているというメッセージと受けとめられ -
2:50 - 2:55多くの人がこれに耳を傾けて
すぐに行動を起こしました -
2:55 - 3:00アメリカをはじめとする国々では
政府がセーフティネットを築きはじめました -
3:00 - 3:02次に恐慌が起きた際に
-
3:02 - 3:06人々を救済する社会保障のような
プログラムが用意されているように -
3:06 - 3:10大規模な雇用創出のため 住宅や電力供給
-
3:10 - 3:13運輸への公的投資も行われ
-
3:14 - 3:17銀行の活動をコントロールする 積極的規制の
-
3:17 - 3:19流れも生まれました
-
3:19 - 3:21ただ これらの改革は
完璧には程遠いものでした -
3:21 - 3:25アメリカでは アフリカ系アメリカ人労働者や
移民 女性たちの存在が -
3:25 - 3:27ほとんど考慮されていなかったのです
-
3:28 - 3:29それでも 世界大恐慌は
-
3:29 - 3:33その後の第二次世界大戦中の
同盟国とその経済の -
3:33 - 3:36変革を経て
-
3:36 - 3:40複雑な社会でも
共通の危機に瀕した時に -
3:40 - 3:45急ピッチで成長を遂げられることを
証明しました -
3:45 - 3:491929年の株価大暴落は
-
3:49 - 3:52次の方程式に当てはめられます
-
3:52 - 3:58「危機」の発生と
それによる「警報」の誘発が -
3:58 - 4:01安全な状況への「飛躍」を生む
という方程式です -
4:01 - 4:03では 当時はそれが必要だったとして
-
4:03 - 4:06なぜ 今日ではこの方程式が
もう通用しないのでしょうか? -
4:06 - 4:09なぜ今日 とめどなく起きている
危機を目の当たりにしても -
4:09 - 4:12私たちは行動を起こせないのでしょうか?
-
4:12 - 4:14「飛躍」を生み出せないのでしょう?
-
4:14 - 4:17特に 気候変動の問題がそうです
-
4:18 - 4:19今日は 危機に直面した社会が
-
4:20 - 4:24飛躍的成長を遂げるための
ずっと完璧な方程式を -
4:24 - 4:26皆さんにご紹介したいと思います
-
4:26 - 4:29たいてい歴史の本から抜け落ちてしまっている
-
4:29 - 4:332つの重要な要素に注目します
-
4:34 - 4:391つは想像力に関するもの
もう1つは組織に関するものです -
4:39 - 4:42というのもこの2つの要素の相互作用に
-
4:42 - 4:45革命的なエネルギーが存在するからです
-
4:45 - 4:47では まず想像力の方
-
4:47 - 4:51ニューディール政策は
単に皆が自由主義の乱暴さを -
4:51 - 4:55突然認識したおかげで
成功したわけではありません -
4:56 - 5:01思い出してみましょう 当時は
とてつもないイデオロギーの混乱期で -
5:01 - 5:04どのように社会を構成するかについての
あらゆる思想が -
5:04 - 5:07公共の場でぶつかり合っていました
-
5:07 - 5:10当時人々は 様々な未来について
-
5:10 - 5:13思い思いに夢を描き
-
5:13 - 5:17その多くが急進的平等主義の方向に
沿った内容でした -
5:17 - 5:20その全てが良い考えではなかったものの
-
5:20 - 5:24自由な発想が爆発的に
増加した時代ではありました -
5:24 - 5:27そして 変化を要求した
様々なムーブメントは -
5:27 - 5:31極度の貧困や広がる格差といった
立ち向かうものを意識していましたが -
5:31 - 5:35同様に重要なのは
求めるものも自覚していたという点です -
5:35 - 5:39何が「ダメ」だけでなく
何が「良い」かも分かっていたのです -
5:40 - 5:43また 今日よりも実に様々な
政治組織のモデルが -
5:43 - 5:45ありました
-
5:45 - 5:47数十年にわたって
社会運動や労働運動は -
5:47 - 5:50相互の主張を結び付けて
力をつけることで -
5:50 - 5:54構成員数を拡大してきました
-
5:54 - 5:57ですから 恐慌が
起きる頃までにはすでに -
5:57 - 6:00工場だけではなく都市全体を
閉鎖するストライキを -
6:01 - 6:05組織できるのに十分な
大きく幅広いムーブメントが -
6:05 - 6:07あったわけです
-
6:08 - 6:14ニューディール政策の大成功は
妥協の末にもたらされたものだったのです -
6:14 - 6:17でないと 革命が起きていたでしょう
-
6:18 - 6:22では 先ほど見ていた方程式を
見直しましょう -
6:22 - 6:26「危機」に
「理想主義的発想」 -
6:26 - 6:28そして 「社会運動の力」が加わり
-
6:28 - 6:30私たちは「飛躍」を実現できるのです
-
6:31 - 6:34では 現在の状況は
どう評価できるでしょうか? -
6:34 - 6:39繰り返しますが 私たちは
皆が政治参画する時代を生きています -
6:39 - 6:41政治に 大勢の人々が関心を持ち
-
6:42 - 6:47進歩的な運動は増えつつあり
驚異的な勇気を持って抵抗しています -
6:47 - 6:51それでも「ダメ」と言うだけでは
十分ではないと 歴史から学んでいます -
6:52 - 6:55いくつかの「良い」目標が生まれてきていて
-
6:55 - 6:58その「良い」ことは実際
急に勢いを増してきています -
6:58 - 7:02以前なら 環境活動家たちが
電球を替える話をしていたでしょうが -
7:02 - 7:05現在では 全ての電力を
太陽光や風力 波力で作り -
7:05 - 7:08しかも それがすぐ実現するように
-
7:08 - 7:10要求しています
-
7:10 - 7:14黒人に対する警察の暴力行為により
活発化したデモ活動では -
7:14 - 7:19軍隊化された警察や大量投獄を
止めるよう求めているだけでなく -
7:19 - 7:22かつての奴隷制への賠償までも
求めています -
7:22 - 7:26学生たちは 学費の値上がりに
反対するだけでなく -
7:26 - 7:29チリからカナダ イギリスまで
世界全体で -
7:29 - 7:33学費の無償化と 奨学金の返済免除も
求めています -
7:34 - 7:36とはいえ この動きはまだ
-
7:36 - 7:40先人たちが持っていたものとは違う
-
7:40 - 7:44全体論的で普遍主義的な世界という
ビジョンには まだ達していません -
7:44 - 7:45なぜなのでしょうか?
-
7:46 - 7:49私たちは昨今 決められた枠組みの中で
-
7:49 - 7:52政治の変革を考えがちです
-
7:52 - 7:55こちらでは環境について
あちらでは不平等について -
7:55 - 7:59人種やジェンダー公正は
それぞれ別で -
8:00 - 8:03教育や 医療の問題も別々
-
8:03 - 8:05そして個々の枠組みの中に
-
8:05 - 8:09多種多様な組織やNGOが
何千も存在し -
8:09 - 8:13お互いに 評価や知名度
そして もちろん資金を求めて -
8:13 - 8:16競い合っています
-
8:16 - 8:20つまり 私たちは企業ブランドのように
ふるまっているのです -
8:21 - 8:24この状態は よく「サイロ化の問題」と
呼ばれます -
8:24 - 8:26サイロになっていくのは納得がいきます
-
8:26 - 8:30複雑な世界を 扱いやすい
まとまりごとに切り分け -
8:30 - 8:33私たちが 圧倒されてしまわないようにします
-
8:33 - 8:38しかし サイロ化の過程で
-
8:38 - 8:41他の誰かに問題が発生して
助けを必要とする時でも -
8:41 - 8:45それに気づかないことに
私たちは慣れてしまっています -
8:45 - 8:51また 問題間にある明らかな関係が
見えなくなってしまいます -
8:51 - 8:54具体例を挙げると
貧困や不平等と闘う人たちは -
8:54 - 8:56滅多に気候変動について語りません
-
8:56 - 8:59たとえ 異常気象の影響に対して
-
8:59 - 9:00最も脆弱なのは
-
9:00 - 9:03貧しい人々だと 常々
認識しているにも関わらずです -
9:04 - 9:08気候変動と戦う人々は
戦争や侵略について滅多に話しません -
9:08 - 9:11たとえ 化石燃料を巡る
争いが大きな要因であると -
9:11 - 9:14知っているにもかかわらず です
-
9:14 - 9:18環境保護活動を通じて
明らかになっているのは -
9:18 - 9:21気候変動から最も甚大な影響を
受けている国々では -
9:21 - 9:25有色人種の人口が
圧倒的に多いことです -
9:25 - 9:28しかし黒人たちが
刑務所や学校 街中などで -
9:28 - 9:32使い捨ての命のように扱われていても
-
9:32 - 9:35気候変動との関連は ほとんど
考えられることがありません -
9:35 - 9:37また サイロの間の壁のせいで
-
9:38 - 9:41問題解決の方法が分かっても
-
9:41 - 9:44互いに共有もできません
-
9:44 - 9:49進歩的な人々には
先ほど触れた「良い」要求が -
9:49 - 9:50たくさんありますが
-
9:50 - 9:52まだ私たちには
-
9:52 - 9:55自分たちが求める世界の
矛盾のない全体像は見えていません -
9:55 - 10:00様相や雰囲気 そして何より
基本理念が見えていないのです -
10:01 - 10:02これは本当に重要な問題です
-
10:02 - 10:05なぜなら 大規模な危機に直面し
-
10:05 - 10:10どこか安全なところへと
跳躍する必要があっても -
10:10 - 10:14その着地点がどこであるべきかの
合意がないということだからです -
10:14 - 10:16行き先もなく跳ねるのは
-
10:17 - 10:19その場で跳ね続けるのと変わりません
-
10:19 - 10:20(笑)
-
10:20 - 10:24幸いなことに 隔たりを乗り越えようと
-
10:24 - 10:27様々な対話や実験が進められています
-
10:27 - 10:30その一例をお伝えして
このトークを終えたいと思います -
10:31 - 10:33数年前 私たちカナダのグループは
-
10:33 - 10:35個々のサイロ内で達成できることが
-
10:35 - 10:38限界にきていると考えました
-
10:39 - 10:42そこで 私たちは2日間
1つの部屋に閉じこもり -
10:42 - 10:45自分たちの繋がりが
どこから生じているのか探ろうとしました -
10:45 - 10:49同じ部屋にいるメンバーは日頃めったに
顔を合わせることのない人々です -
10:49 - 10:54そこには先住民族の老人たちや
交通機関設計に携わるヒップな若者 -
10:54 - 10:55グリーンピース代表や
-
10:55 - 11:00石油産業や林業の労組のリーダー
-
11:00 - 11:03宗教界の指導者たちや
著名フェミニストたちなど多数が参加しました -
11:03 - 11:07私たちは自分たちに
非常に野心的な目標を課しました -
11:07 - 11:12問題解決できた後の世界を端的にまとめた
宣言に合意するという目標です -
11:13 - 11:17クリーン・エコノミーや
もっと公正な社会へと変化し -
11:18 - 11:20それが当たり前となった世界です
-
11:20 - 11:21言い換えれば
-
11:21 - 11:26行動を起こさないとこうなると
人々を脅そうとするのではなく -
11:26 - 11:32行動を起こすとこうなれると
人々の想像力に働きかけようとしたのです -
11:32 - 11:34思慮深い人たちはいつも
-
11:34 - 11:38変化は少しずつ起こっていくべきと言います
-
11:38 - 11:40また 政治とは可能なことを
実現する技術であり -
11:41 - 11:44完璧なものを「良い」ものの
敵と捉えてはならない とも -
11:44 - 11:47でも 私たちはこれらを全て却下し
-
11:47 - 11:51マニフェストを掲げ それを
「ザ・リープ(飛躍)」と名付けました -
11:51 - 11:54言っておきますが 実に多様な経験や
-
11:54 - 11:57多くの痛ましい歴史の背景をふまえて
-
11:57 - 12:01私たちに共通の
「良い」ことを定めるのは -
12:01 - 12:02簡単ではありませんでしたが
-
12:02 - 12:04非常にワクワクする作業でした
-
12:04 - 12:08というのも 自分たちの理想を夢見る時
-
12:08 - 12:12各々の取り組みに関連があることが
明らかになってきたからです -
12:12 - 12:14例えば 多くの人々を
-
12:14 - 12:16保障なしに週50時間以上働かせたり
-
12:16 - 12:21絶望の蔓延を
煽ったりすることで -
12:21 - 12:22際限なく利益を追い求めることは
-
12:22 - 12:26環境問題の根幹にあり
-
12:26 - 12:30私たちの地球を不安定化させる
-
12:30 - 12:34際限のない利益や成長の追求と
-
12:34 - 12:36同じであると気づきました
-
12:36 - 12:39私たちが何をすべきか明確にもなりました
-
12:40 - 12:43面倒見の良い文化を作るべきだと
-
12:43 - 12:47誰一人どの地域も見捨てられず
-
12:47 - 12:53全人類 全生態系に固有の価値が
基礎となる文化を作るべきです -
12:54 - 12:56だから このプラットフォームを作りました
-
12:56 - 13:00安心してください
ここで全て説明するつもりはありません -
13:00 - 13:03もし興味があったら
「theleap.org」で読んでください -
13:03 - 13:06ただ どういうものを作ったのか
少しだけお伝えします -
13:06 - 13:12私たちは再生可能エネルギー100%の社会の
早急な実現を提唱していますが -
13:12 - 13:13それ以上を求めています
-
13:13 - 13:16新しい貿易取引を提唱し
-
13:16 - 13:19年収の保証や移民労働者の
十分な権利保障や -
13:19 - 13:21政治から企業の献金を排除すること
-
13:21 - 13:23誰でも無料で利用できる
デイサービスや -
13:23 - 13:27選挙制度改革などについて
活発な議論を求めています -
13:28 - 13:31そこで私たちが気付いたのは
大多数の人々が -
13:31 - 13:37ブランドのようにではなく 社会運動として
活動したがっていたことでした -
13:37 - 13:39社会運動では名声などは度外視され
-
13:39 - 13:42良い考えを遠く広く
広めることに集中するからです -
13:43 - 13:45私が「ザ・リープ」で
気に入っているのは -
13:45 - 13:48危機にもヒエラルキーが存在する
という考えを否定し -
13:49 - 13:53どの運動を優先するかを決めたり
自分の順番が回ってくるまで -
13:53 - 13:54待たせたりしないことです
-
13:55 - 13:57また このマニフェストはカナダ発ですが
-
13:57 - 14:00他の地域でも受け入れられると分かりました
-
14:00 - 14:03「ザ・リープ」を掲げて以来
世界中で 同様のプラットフォームで -
14:03 - 14:04取り入れられ
-
14:04 - 14:08その範囲はカナダのヌナブト州から
オーストラリア -
14:08 - 14:11ノルウェー イギリス アメリカにまで
-
14:11 - 14:14ロサンゼルスのような都市では
多くの賛同を得て -
14:14 - 14:16ローカライズされています
-
14:16 - 14:19また 昔から非常に保守的でありながら
政治が大多数の市民を失望させている -
14:19 - 14:23地方のコミュニティでも取り入れられています
-
14:25 - 14:32私が20年にわたる危機や災害の研究から
学んだことがあります -
14:33 - 14:34危機の局面で 私たちは試されます
-
14:35 - 14:39破滅するのか 大きな進化を遂げるのか
-
14:39 - 14:44私たちが気づいていなかった活力や
可能性に気づきながら -
14:45 - 14:48現在を不安で満たす危機には
-
14:48 - 14:53私たちを変え 世界をより良く
変える力があります -
14:54 - 14:57しかしまずは 私たちが目指す世界を
描かなくてはなりません -
14:58 - 15:00そして 共にそのビジョンを
追求しなければなりません -
15:02 - 15:07今 世界であらゆる警報が同時に鳴っています
-
15:07 - 15:09その音に耳を傾ける時です
-
15:09 - 15:11飛躍の時です
-
15:11 - 15:12ありがとうございます
-
15:12 - 15:17(拍手)
- Title:
- 危機はポジティブな変化のチャンス
- Speaker:
- ナオミ・クライン
- Description:
-
現在、私たちは実に様々な危機に直面しています。記録的な暴風雨や恐ろしいテロ攻撃、海を渡る途中で行方不明になっている何千もの難民、あからさまな民族至上主義運動の高まり、等々です。私たちは度重なる危機に見合う緊迫感を持って対応しているでしょうか?ジャーナリストで活動家のナオミ・クラインは、社会を後退させる大規模な危機を政府機関がどう利用するかを研究しています。「ザ・リープ」というマニフェストは、クラインが先住民の長老、気候変動活動家、労働組合のリーダーなど、さまざまな背景を持つ人々と共に作成し、私たちがすでにクリーンな経済とはるかに公正な社会へと移行した後の世界のビジョンを綴ったものです。クラインは訴えます。「現代社会を不安で満たす危機には、私たちを変え、世界をよりよく変える力があります。しかしそれにはまず、私たちが目指す世界を描かなくてはなりません。そして、共にビジョンを追求しなければならないのです。」
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 15:35
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