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Parts of a cell

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    細胞の構造について、ちょっと話をしていこう。
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    たくさんの動画で、細胞の内側の話はしてきたけど
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    その全体的な構造について
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    話したことは、なかったよね。
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    まず最初に、ここに細胞を描いてみよう。
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    この細胞膜から話始めると、分かりやすい。
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    これが細胞と外の世界を、分けてるものだからね。
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    そしてそれが、細胞を定義するような役割をしている。
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    それが本当に小さな小さな、境を決めているんだ。
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    これが、細胞がcell(小室)とよばれる理由だ。
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    名前を書いておこう。
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    細胞膜
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    全ての細胞が、この細胞膜を持っている。
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    そして、細胞にとって最も大切な要素
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    DNAの動画を見てもらえれば、
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    そこで、「翻訳」や「転写」、その他いろんなことを
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    話しているけど、生物の組織を定義しているもの
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    それが、DNA だ。
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    なので、全ての細胞の内側には、DNAがある。
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    ここでは、DNA がどんなふうに組織を
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    定義しているかは、話さないけど。
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    それはもう、DNA の動画で少し詳しくやったしね。
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    まぁ、とにかく全ての細胞が、DNA を持っているわけだ。
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    ここでは、細胞の機能よりも、
    構造を話していきたいからね。
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    まぁでも、それぞれの部分の違いを知るために
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    機能についても、話していくよ。
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    さぁ、ここにあるのが DNA だ。
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    この中には、クロマチンがある。
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    タンパク質も少しある。
    これは全ての組織にある訳じゃないんだ。
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    でも、真確細胞にはあるんだ。
    今回は真核細胞に注目することにするよ。
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    でも、真確細胞にはあるんだ。
    今回は真核細胞に注目することにするよ。
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    真核細胞と原核細胞の違いについても、
    後で少し話すとしよう。
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    まぁでも、DNA を持っているわけ。
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    そして今ここに描いた細胞、これはどんな細胞にも
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    どんな動物や植物、どんな生態系のものでも
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    みんなこんな感じだ。
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    まだそこまで、詳しくはかいてないけどね。
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    まだDNAと細胞膜を、かいただけだ。
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    そして、生物を大きく分ける1つ目のポイントは
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    少なくとも私たち人間の観点からだけど、
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    細胞の中には、
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    DNAの周りに、膜があるものがいる。
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    つまり、DNA やクロマチン、
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    そして DNA 内部のあらゆるものと
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    細胞の他の部分とを分ける、膜を持っているんだ。
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    これは、核と呼ばれている。
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    核だ。
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    これが細胞を分ける大きなポイントだと言ったけど
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    これは昔の人が、核を持つ細胞と
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    持たない細胞を見て
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    「こりゃ、細胞を分けるいい方法だ!」
    って考えたからなんだ。
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    核を持った細胞を、真核生物と言って
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    真核生物
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    こいつらには、核がある。
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    なので、ここに描いた細胞は、真核細胞ってことだね。
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    そして、核がなければ
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    それは、原核細胞。
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    原核細胞
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    核なしのやつ。
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    原核生物の例としては、大きく2つのグループがある。
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    バクテリアと古細菌だ。
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    古細菌ってのは、ほんとおもしろいよ。
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    古細菌については、ほとんど分かってないからね。
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    元々は、バクテリアの仲間と考えられてたけど
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    最近では、これは全然違うものだとされている。
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    こいつらは、実際ほんのわずかしか見つかってないし
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    ほんとに、おもしろい生き物なんだ。
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    この違い分かったと思うけど、進化の過程から言うと
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    この区別を、最初にしないほうがいい。
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    実際には、真核生物と(「真核(Euk)」って書いとくよ)
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    バクテリア、古細菌って分けたほうがいい。
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    最初に核の有無で分けるより、
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    この3つのグループに分けてから
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    分類を始めたほうがいい。
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    これについて詳しくは、また後の動画で話そう。
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    けどもし、核を持っている細胞は?と聞かれたら
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    それは定義としては、真核細胞になる。
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    持ってないのは?ってことなら、
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    それは、バクテリアや古細菌になる。
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    そんな感じの分け方。
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    まぁでもここでは、真核細胞について話をしていくよ。
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    こいつらの方が、少し複雑なんだ。
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    それに大きさもある。
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    なので、ここで話していくことのほとんど、
    少なくともこの動画では
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    真核細胞のお話。
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    真核細胞の生物には、植物や動物、
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    人間も動物だね。それに菌類など、
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    他のいろんなグループが含まれる。
    まぁでも、日常生活で
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    出くわすやつばっかりだね。
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    それじゃあ、細胞の分析に戻るとしよう。
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    ここに、DNA がある。
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    それがmRNAに複写されるってのは、知ってるかな。
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    そして mRNA は核を離れて、リボソーム内で
    タンパク質に翻訳される。
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    そして mRNA は核を離れて、リボソーム内で
    タンパク質に翻訳される。
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    リボソームは、細胞中にただよっている
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    ちょっと複雑なやつで、後で分かると思うけど
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    リボソームは、他の膜構造にも
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    関わってくる。
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    これが、リボソーム。
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    リボソーム
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    もしこの、DNA が mRNA に転写されて
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    mRNA が核を離れて、リボソームに移って、
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    タンパク質に翻訳されるって話が、難しかったら、
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    それについては、もっと詳しい動画があるよ。
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    でもここでしたいのは、様々な要素について話すことで
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    細胞の全体像をつかんでもらうこと。
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    つまりは、リボソームっていうのは、
    核の内部で DNA から転写された
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    mRNA が、タンパク質に翻訳される場所なんだ。
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    なので、情報を実際のタンパク質に
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    変える場所だと思ってくれればいい。
    そして、このタンパク質は
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    細胞のいろんなところで使われることになる。
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    そしてこのリボソーム自身、タンパク質でできていて
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    実は、RNAでできているんだ。
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    そうすると、こんな質問が出てくる。一体リボソームは、
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    どこで作られているんだ?って。
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    これは、ある程度は他のリボソームで作られた
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    タンパク質でできている。
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    でもいくつかは、この mRNA やリボソームを
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    詳しく見ていくと、
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    ちょっと混乱しちゃうかもしれないけど。
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    そこには、タンパク質があるんだ。
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    ちょっと実際とは違うように描くけど
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    mRNA にはタンパク質と強いつながりのある
    ものがあって、
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    この mRNA は、今見たように、DNAからリボソームへ
    情報を伝達するためには使われない。
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    この mRNA は、今見たように、DNAからリボソームへ
    情報を伝達するためには使われない。
  • 6:01 - 6:06
    リボソームの内側では、リボソーム RNA が
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    構造の一部として使われているんだ。
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    これは、リボソームが
    リボソームとして機能するのを支えている。
  • 6:10 - 6:12
    なので実際には、リボソームの一部と言えるわけだ。
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    そしてこれらの全ては、核の一部である
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    核小体で作られてるんだ。
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    ここに書いておこう。
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    これだよ、これがおもしろいんだ。
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    これが、核小体。
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    これは独立した細胞小器官でもないし、
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    膜で分けられているわけでもないないけど、
    顕微鏡で見ることができる。
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    なので、昔の人がこれを最初に見つけた時、
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    「おい、なんかかたまりがあるぞ。
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    こりゃ、核の中心か何かに違いない」ってなった。
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    でもその正体は、次第に明らかになった。
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    それは高密度に濃縮された、DNAとRNAで、
  • 6:50 - 6:54
    そこが実は、リボソームを作っている
    リボソーム RNA が作られている場所だったんだ。
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    そこが実は、リボソームを作っている
    リボソーム RNA が作られている場所だったんだ。
  • 6:55 - 6:58
    でも、これはすごく濃縮されていて、
    顕微鏡で見えるくらいだったので
  • 6:58 - 7:00
    昔の人は、これに名前を付けることにしたんだ。
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    でもそれは、膜で囲まれた組織じゃない。
  • 7:02 - 7:04
    細胞小器官の中にある、細胞小器官じゃないんだ。
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    単なる高密度に濃縮されたタンパク質とリボソームRNAで、
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    リボソームRNAが生産される場所なんだ。
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    まぁ、とにかくリボソームまで話したね。
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    リボソームは、タンパク質が作られる場所だ。
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    でも、もしリボソームが自由に漂っているとすると、
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    そこで作られたタンパク質もまた、
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    細胞の液体の中(細胞質基質)を
    ふらふら漂うようになるよね。
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    細胞の液体の中(細胞質基質)を
    ふらふら漂うようになるよね。
  • 7:26 - 7:27
    細胞質基質
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    細胞質基質
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    でも、もし細胞膜や細胞外に
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    タンパク質を送りたかったら、
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    いったいどうしたらいんだろう?
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    細胞内で作ったものは、他の細胞にも使われるし、
    体の他の部分でも使われる。
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    細胞内で作ったものは、他の細胞にも使われるし、
    体の他の部分でも使われる。
  • 7:43 - 7:47
    だから、この膜にあるタンパク質まで
    たどり着かないといけないね。
  • 7:47 - 7:48
    だから、この膜にあるタンパク質まで
    たどり着かないといけないね。
  • 7:48 - 7:51
    なので、ここにはトンネルの束みたいなものがあるんだ。
  • 7:51 - 7:53
    うまく描けるかな。
  • 7:53 - 7:55
    まぁだいたいで、描いちゃうんだけど。
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    これが、「小胞体」とよばれている。
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    小胞体
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    小胞体
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    こんなふうに、トンネルの束みたいに見えるんだ。
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    小胞体
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    小胞体
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    そしてこれは、最終的にゴルジ体ってとこまで、到達する。
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    ゴルジさんって人がみつけたんだ。
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    なので、この黄色いのが小胞体で
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    緑色のやつが、ゴルジ体。
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    こいつらが、何かはすぐに話していくよ。
    で、どうなるかって言うと…
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    こいつらが、何かはすぐに話していくよ。
    で、どうなるかって言うと…
  • 8:26 - 8:30
    これはいくつもの階層になっていて、
  • 8:30 - 8:32
    膜が何重にも折り重なっているようにも、見えるね。
  • 8:32 - 8:36
    そしてリボソームの中には、
    ここに張り付いているやつもいる。小胞体にね。
  • 8:36 - 8:39
    そしてリボソームの中には、
    ここに張り付いているやつもいる。小胞体にね。
  • 8:39 - 8:43
    なので、くっついたリボソームもあれば、
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    自由に動きまわるリボソームもあるってこと。
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    名前を書いておこう。
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    ここがちょっと空いてるので、ここに。
  • 8:52 - 8:55
    このひらひらした、巻いてるやつが
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    小胞体だ。
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    小胞体
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    ちょっとおもしろい名前だよね。
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    Endoplasmic reticulum(小胞体)
  • 9:06 - 9:09
    音楽バンドの名前にいいかも。
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    Endoplasmic reticulum(小胞体)、そしてその中には
  • 9:12 - 9:15
    リボソームがくっついたところもあって、
    粗面小胞体と呼ばれる。
  • 9:15 - 9:17
    もしかしたら、こっちの方が
    いいバンドになるかもしれない。
  • 9:17 - 9:22
    なので、ここ。ここにはリボソームがくっついてるので
  • 9:22 - 9:25
    ここにあるよね。
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    なのでこれは、粗面小胞体。略して、rough ER。
  • 9:29 - 9:35
    rough ER、ERは小胞体のこと。
  • 9:35 - 9:38
    そしてこっちには、リボソームがひっついてない。
  • 9:38 - 9:42
    これは、滑面小胞体。
  • 9:42 - 9:48
    なので、こっち側は、滑面小胞体。
  • 9:48 - 9:50
    これが何かって言うのは、また後で話そう。
  • 9:50 - 9:52
    そしてこの膜をたどっていくと
  • 9:52 - 9:53
    ゴルジ体に、いきつくわけだ。
  • 9:53 - 9:58
    ゴルジ体
  • 9:58 - 10:00
    それじゃあここで何が起こっているか?
    ヒントをあげよう。
  • 10:00 - 10:02
    自由に動くリボソームでは、mRNAが
  • 10:02 - 10:05
    タンパク質に翻訳され、タンパク質は
  • 10:05 - 10:06
    細胞質基質に、流れいていく。
  • 10:06 - 10:09
    でも、細胞膜や細胞の外で
  • 10:09 - 10:11
    タンパク質が必要なときは、どうしたらいい?
  • 10:11 - 10:14
    ここで、小胞体とゴルジ体が
  • 10:14 - 10:16
    活躍するわけだ。
  • 10:16 - 10:21
    今のところ、mRNAは核の外に出てきたわけけど
  • 10:21 - 10:25
    それはリボソームにわたって、
  • 10:25 - 10:28
    そしてリボソームによって、粗面小胞体で翻訳される。
  • 10:28 - 10:30
    ここで起こるのは、mRNAがやってきて
  • 10:30 - 10:32
    ここに小さく矢印を書いておこう。
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    それが小胞体の外側で
    タンパク質に翻訳されるんだけど、
  • 10:35 - 10:39
    それが小胞体の外側で
    タンパク質に翻訳されるんだけど、
  • 10:39 - 10:43
    このタンパク質は、小胞体の内側へと入っていくんだ。
  • 10:43 - 10:45
    小胞体の内側っていうのは、
  • 10:45 - 10:47
    この部分のこと。
  • 10:47 - 10:47
    塗っておこう。
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    ここが、小胞体の内側。
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    そして、タンパク質が小胞体へ
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    入っていくんだ。
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    これが細胞質基質の外側や
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    細胞の外、細胞膜で使われていく。
  • 10:59 - 11:01
    なので、タンパク質はここまでたどり着くんだね。
  • 11:01 - 11:04
    そういうわけで、このリボソームは膜に張り付いてて、
  • 11:04 - 11:06
    小胞体の外側の物質を翻訳するんだ。
  • 11:06 - 11:12
    でもタンパク質がつくられていくにつれて、
  • 11:12 - 11:13
    アミノ酸鎖が、その中に入っていく。
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    ここはきっと役に立つから、ちょっと話を
  • 11:17 - 11:19
    ふくらましておこう。
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    ここに小胞体をかいて、
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    それには
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    リボソームがくっついている。
  • 11:29 - 11:33
    小胞体に張り付いているリボソームだ。
  • 11:33 - 11:36
    つまり、粗面小胞体ってこと。
  • 11:36 - 11:40
    そしてmRNAが、その内側に入っていく。
  • 11:44 - 11:47
    mRNAが、ここから入っていく。
  • 11:47 - 11:48
    たぶんこっちの方向だね。
  • 11:48 - 11:51
    そして、タンパク質に翻訳されていく。
  • 11:51 - 11:55
    けどアミノ酸鎖が作られると、
    タンパク質(=できあがったアミノ酸鎖)は
  • 11:55 - 11:58
    膜のこっち側に、飛び出していってしまう。
  • 11:58 - 12:00
    思い出して欲しいのは、これが小胞体の膜だってこと。
  • 12:00 - 12:03
    なので、mRNAは外側に出るんだけど
  • 12:03 - 12:06
    リボソームがそれにくっついているので
  • 12:06 - 12:07
    タンパク質は、内側に現れることになる。
  • 12:07 - 12:10
    なので一度タンパク質がつくられると、
    それは折りたたまれる。
  • 12:10 - 12:14
    タンパク質は、アミノ酸鎖の集まりにすぎないからね。
  • 12:14 - 12:16
    それが、小胞体をわたっていくんだ。
  • 12:16 - 12:18
    それが小胞体を通過して
  • 12:18 - 12:21
    滑面小胞体を過ぎて
  • 12:21 - 12:23
    ゴルジ体までやってくる。
  • 12:23 - 12:24
    そして、他にもいろんなことが起こっている。
  • 12:24 - 12:26
    今はかなりシンプルに話したけど、
  • 12:26 - 12:29
    細胞の中で何が起こっているか、
    感覚を持ってほしかったからね。
  • 12:29 - 12:31
    そしてタンパク質がゴルジ体にたどりつくと、
  • 12:31 - 12:35
    細胞膜を通って、他の細胞へと移動する準備ができる。
  • 12:35 - 12:39
    実際には、ゴルジ体から芽のように出てくるんだ。
  • 12:39 - 12:40
    実際には、ゴルジ体から芽のように出てくるんだ。
  • 12:40 - 12:43
    なので、この同じタンパク質が、
  • 12:43 - 12:45
    ゴルジ体に来ると、これはゴルジ体の中だったね。
  • 12:45 - 12:49
    ちょっとここに、ゴルジ体の膜を描いてみよう。
  • 12:49 - 12:51
    タンパク質は、ここまでやってくる。
  • 12:51 - 12:53
    タンパク質は、ただの大きなアミノ酸鎖だったね。
  • 12:53 - 12:55
    そして、それが芽になって出てくるんだ。
  • 12:55 - 12:57
    なので、こんな感じかな。そしてその後、
  • 12:57 - 13:00
    こう、芽みたいになっていく。
  • 13:00 - 13:01
    こんなふうにね。
  • 13:07 - 13:09
    そして次の段階は、想像してみてほしいんだけど
  • 13:09 - 13:12
    この芽のようなものが、完全に
  • 13:12 - 13:12
    外に出てしまうんだ。
  • 13:12 - 13:16
    ゴルジ体の膜と一緒に、
  • 13:16 - 13:18
    外に出てしまう。
  • 13:18 - 13:20
    なので、この段階でタンパク質は
  • 13:20 - 13:23
    独自の膜で囲まれていることになる。
  • 13:23 - 13:25
    それじゃあ、何が起きたか考えてみよう。
  • 13:25 - 13:27
    DNAが、mRNAに複写された。
  • 13:27 - 13:31
    mRNAは、小胞体にはりついた
  • 13:31 - 13:33
    リボソームへと変わった。
  • 13:33 - 13:36
    それはタンパク質へと翻訳され、
  • 13:36 - 13:37
    小胞体をわたっていった。
  • 13:37 - 13:39
    最初は、リボソームのある粗面小胞体を
  • 13:39 - 13:40
    そして、こっちの滑面小胞体に。
  • 13:40 - 13:42
    粗面小胞体には、他の役割もある。
  • 13:42 - 13:49
    ホルモンや他の脂質化合物の生産を助けるんだ。
  • 13:49 - 13:50
    ここでは、詳しくはやらないけどね。
  • 13:50 - 13:51
    まぁでも、どんどん進んでいく。
  • 13:51 - 13:53
    そしてゴルジ体に、くっつく。
  • 13:53 - 13:56
    そしてゴルジ体では、タンパク質が
  • 13:56 - 13:58
    ゴルジ体の膜と一緒に、外に飛び出す。
  • 13:58 - 14:02
    そして、この膜に囲まれて、細胞内をわたっていく。
  • 14:02 - 14:04
    なので、今、タンパク質は
  • 14:04 - 14:06
    こんな感じだ。
  • 14:06 - 14:07
    かなり大きくして、描いてるけどね。
  • 14:07 - 14:09
    タンパク質は、ゴルジ体の膜を
  • 14:09 - 14:12
    まとっているんだね。
  • 14:12 - 14:15
    これは、「小のう」とよばれる。
  • 14:15 - 14:18
    ここにも、もう1個かいておこう。
  • 14:18 - 14:20
    名前を書くためにね。
  • 14:20 - 14:23
    「小のう」とよばれている。
  • 14:23 - 14:26
    そしてこの「小のう」という呼び方は、かなりいろんな
  • 14:26 - 14:30
    ものに使われる言葉なんだけど、多くは細胞をただよう
  • 14:30 - 14:32
    小さな膜に囲まれた
  • 14:32 - 14:34
    タンパク質のこと。
  • 14:34 - 14:37
    そして、この膜があることで、タンパク質は
  • 14:37 - 14:39
    膜の外へと出ていくことができるので、
  • 14:39 - 14:40
    とても便利なわけだ。
  • 14:40 - 14:42
    細胞の他の部分に行くこともできる。
  • 14:42 - 14:44
    かなり、単純化した話ではあるけどね。
  • 14:44 - 14:47
    そしてこの膜が細胞膜と合体したり、
  • 14:47 - 14:51
    自らの膜を使うことで
  • 14:51 - 14:54
    細胞の外に出ていきやすくなる。
  • 14:54 - 14:57
    想像してほしい。
  • 14:57 - 15:00
    これが、細胞膜の外側だとしよう。
  • 15:00 - 15:02
    かなり単純化して、描くけど。
  • 15:02 - 15:04
    重脂質層(bilipid layer)も、描いてないくらいだから。
  • 15:04 - 15:08
    まぁどんな感じかっていう、視覚的なイメージを
  • 15:08 - 15:12
    持ってほしいんだ。「小のう」は小さなタンパク質を
  • 15:12 - 15:15
    含んでいるんだけど、それはだんだん
  • 15:15 - 15:19
    膜に近づいていくんだ。そして、膜と同化する。
  • 15:19 - 15:20
    元々同じものから、できているからね。
  • 15:20 - 15:24
    膜と合体して、タンパク質を含んだ物質になる。
  • 15:24 - 15:26
    分かりやすく、色を変えよう。
  • 15:26 - 15:28
    そして突然、膜と合体してしまう。
  • 15:28 - 15:32
    そうすると、タンパク質は細胞の外に出ることができたり、
  • 15:32 - 15:35
    細胞膜内に溶け込んだりすることができる。
  • 15:35 - 15:39
    今はとても薄く描いてるけど、
    本当は2つの層があるんだ。
  • 15:39 - 15:40
    これについては、
  • 15:40 - 15:41
    また今度話そう。
  • 15:41 - 15:44
    たぶん、動画1本分くらいになるから。
  • 15:44 - 15:48
    これで細胞内の分析が
  • 15:48 - 15:49
    かなり進んだね。
  • 15:49 - 15:52
    でももう少し、他のものも付け足していくとしよう。
  • 15:52 - 15:59
    リソソームと呼ばれる物質で、
    動物細胞の中にあるんだけれど、
  • 15:59 - 16:04
    このリソソームは、全てを分解する働きをする
  • 16:04 - 16:05
    酵素を持っているんだ。
  • 16:05 - 16:09
    リソソーム
  • 16:09 - 16:12
    なので、リソソームは他のものにくっついて
  • 16:12 - 16:15
    その酵素をはきだし、たいてい消し去ってしまう。
  • 16:15 - 16:16
    消化してしまうんだ。
  • 16:16 - 16:18
    それが、リソソームがすること。
  • 16:18 - 16:23
    植物細胞には、液胞というのがあって
  • 16:23 - 16:26
    機能的には、リソソームと
    本当は同じことをしているけど、
  • 16:26 - 16:28
    これは実は大きな「小のう」なんだ。
  • 16:28 - 16:32
    実際に普通は、液胞は大きな「小のう」になっている。
  • 16:32 - 16:37
    いわば、膜でできた大きな細胞小器官に対する、
    呼び名に過ぎない。
  • 16:37 - 16:38
    液胞
  • 16:38 - 16:40
    ここでもう1度考えてみよう、細胞小器官って何だろう?
  • 16:40 - 16:42
    ここに書いておこう。
  • 16:42 - 16:45
    細胞小器官
  • 16:45 - 16:49
    それは、単なる細胞内の膜からできた小組織なんだ。
  • 16:49 - 16:51
    それは、僕の肝臓が僕の小組織であるのと同じ。
  • 16:51 - 16:55
    肝臓は臓器なわけだけど、
    細胞小器官は細胞の臓器みたいなものなんだ。
  • 16:55 - 16:59
    なので、液胞は細胞内の物質を蓄積しておく
  • 16:59 - 17:02
    一般的な膜でできた組織の、呼び名に過ぎないわけ。
  • 17:02 - 17:05
    「物質を蓄積している」と。
  • 17:05 - 17:08
    なので液胞は、植物細胞にあって
  • 17:08 - 17:10
    たくさんの酵素を貯めている。
    そして、他のものがくっつくと
  • 17:10 - 17:13
    まるで酵素をそれに
  • 17:13 - 17:16
    吐き出すようにして溶かすんだ。
  • 17:16 - 17:19
    これまでにも、いくつか呼吸や光合成のところで
  • 17:19 - 17:21
    いくつか細胞小器官について、話してきたけど
  • 17:21 - 17:25
    そこでは、かなり詳しい話をしたね。
  • 17:25 - 17:28
    でも、まだミトコンドリアが残ってる。
  • 17:28 - 17:30
    ミトコンドリア
  • 17:30 - 17:34
    ミトコンドリアは、内側と外側の両方に膜を持っていて
  • 17:34 - 17:38
    ここで、僕らのエネルギーも生み出される。
    糖分がATPに変わる場所だ。
  • 17:38 - 17:40
    これについては、もう詳しくやったね。
  • 17:40 - 17:43
    こいつらは実は独自のDNAを持っていて、
  • 17:43 - 17:50
    自分たちのコピーをつくれる。
    なので、ミトコンドリアの祖先は
  • 17:50 - 17:55
    独立した原核生物だったとも、信じられている。
  • 17:55 - 18:00
    でもそうすると、ある時こうした疑問にぶつかる。
  • 18:00 - 18:04
    「おい、なんで他の組織が
  • 18:04 - 18:07
    別の細胞の中で、共生してるんだ?」って。
  • 18:07 - 18:11
    まぁでも、ミトコンドリアの祖先は、
  • 18:11 - 18:13
    独立した原核生物だったかもしれないんだ。
  • 18:13 - 18:17
    これが、ミトコンドリア。
  • 18:17 - 18:19
    ミトコンドリア
  • 18:19 - 18:23
    これが細胞の呼吸が行われるところで
  • 18:23 - 18:24
    これについては、すでに話したね。
  • 18:24 - 18:27
    そして植物細胞には、そう、これは
  • 18:27 - 18:30
    動物細胞にはないけど、葉緑体がある。
  • 18:30 - 18:32
    これは色素体の集まりだけど、
  • 18:32 - 18:34
    葉緑体の方が、名前は知られているね。
  • 18:34 - 18:37
    ここは、やっぱり緑がいいね。
  • 18:37 - 18:38
    葉緑体だ。
  • 18:38 - 18:40
    そしてそこには、ほとんどチラコイドがない。
  • 18:40 - 18:42
    ここでは、光合成が行われるんだね。
  • 18:42 - 18:43
    そしてグラナなんかもある。
  • 18:43 - 18:46
    ここについて詳しくは、光合成の動画でやるけど、
  • 18:46 - 18:46
    今知っておいてもいいね。
  • 18:46 - 18:49
    こいつらは、別の細胞小器官になるんだ。
  • 18:49 - 18:52
    そしてミトコンドリアのように、
  • 18:52 - 18:53
    独自のDNAとリボソームを持っている。
  • 18:53 - 18:57
    なので、こいつらも昔は
  • 18:57 - 19:01
    独立した原核生物で、より大きな真核生物での
  • 19:01 - 19:04
    共生を学んでいったんだろう。
  • 19:04 - 19:06
    これで細胞の構造については、大体終わり。
  • 19:06 - 19:09
    でもここに、描いておきたいものがある。
  • 19:09 - 19:13
    もしこれが植物細胞だったら、動物細胞じゃなかったら
  • 19:13 - 19:15
    細胞壁っていうのもあるんだ。
  • 19:15 - 19:17
    これは細胞膜の外側を、補強する役割をしている。
  • 19:17 - 19:19
    そういうふうに見ると、細胞壁は
  • 19:19 - 19:22
    一種の強度を加えていることになる。
  • 19:22 - 19:23
    まぁこういう細胞壁があるんだけど、
  • 19:23 - 19:25
    完全にガチガチに固まっているわけではない。
  • 19:25 - 19:27
    少し硬さを加えた、風船みたいなもだと
  • 19:27 - 19:29
    思ってくれればいいかな。
  • 19:29 - 19:33
    木材に使われるような木は、細胞壁が2つあって
  • 19:33 - 19:33
    かなり硬くなってるんだけどね。
  • 19:33 - 19:37
    これが、細胞壁。
  • 19:37 - 19:39
    これは、動物細胞にはない。
  • 19:39 - 19:44
    そして植物は、セルライトではなく、
    セルロースでできている。
  • 19:44 - 19:45
    ちょっとややこしいよね。
  • 19:45 - 19:48
    なので、これが細胞膜が形を保つのに
  • 19:48 - 19:50
    必要なだけの強度を、だしているんだ。
  • 19:50 - 19:54
    そして、細胞がその構造を保つために
  • 19:54 - 19:56
    微小繊維っていうのがある。
    これは、ATPキャップって
  • 19:56 - 19:59
    呼ばれることもあるんだけど、
    こんなふうに
  • 19:59 - 20:00
    細胞中に、はりめぐらされている。
  • 20:00 - 20:04
    これが実のところ、細胞の立体的な構造を
  • 20:04 - 20:06
    つくりだしていて、細胞内や
  • 20:06 - 20:08
    細胞自身の動きに
  • 20:08 - 20:10
    関係している。
  • 20:10 - 20:12
    それじゃあ話の最後に、
  • 20:12 - 20:16
    有糸分裂と減数分裂の動画を見た人なら、分かるだろうけど
  • 20:16 - 20:19
    ここに、中心体ってのがある。
  • 20:19 - 20:20
    詳しく話すよ。
  • 20:20 - 20:25
    中心体は、核のちょうど外側にあって
  • 20:25 - 20:28
    2つの中心体が互いに向き合うようになっている。
  • 20:28 - 20:32
    そして有糸分裂や減数分裂の時には、
  • 20:32 - 20:37
    この中心体が、微細管を形成する。
  • 20:37 - 20:38
    ここについては、もうたくさんの動画で話したから
  • 20:38 - 20:39
    ここについては、もうたくさんの動画で話したから
  • 20:39 - 20:40
    詳しくはやらないけどね
  • 20:40 - 20:43
    まぁでもここまでで、細胞の構造について
  • 20:43 - 20:47
    最初に知っておいてほしいところは
  • 20:47 - 20:48
    全て話せたと思う。
  • 20:48 - 20:51
    1つの動画をかけて、やっと1つの細胞を話せたわけだ。
  • 20:51 - 20:54
    全てのものを細かく話せたわけじゃないけど
  • 20:54 - 20:57
    主なものについては、話したよ。
  • 20:57 - 21:01
    これで、細胞の内側がどんなふうになってるか
  • 21:01 - 21:04
    全体像がつかめたなら、うれしいね。
Title:
Parts of a cell
Description:

Parts of a cell: nucleus, ribosomes, endoplasmic reticulum, Golgi bodies, mitochondria, chloroplasts, vacuoles, and vesicles

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Video Language:
English
Duration:
21:03
Kazuaki Kumagai edited Japanese subtitles for Parts of a cell
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