フリーダイビングの爽快な平穏
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0:02 - 0:04(ビデオ)司会:10秒
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0:07 - 0:125、4、3、2、1
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0:12 - 0:13首位です
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0:13 - 0:17プラス1、2、3、4、5
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0:18 - 0:236、7、8、9、10
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0:26 - 0:28ギヨーム・ネリー、フランス
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0:28 - 0:32コンスタント・ウェイト、123メートル
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0:32 - 0:343分25秒
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0:34 - 0:37記録更新に挑戦
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1:08 - 1:0970メートル
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1:20 - 1:22[123メートル]
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2:10 - 2:12(拍手)
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2:12 - 2:15(ビデオ)審判:ホワイトカード
ギヨーム・ネリー! 仏新記録です! -
2:17 - 2:19ギヨーム・ネリー:ありがとうございます
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2:23 - 2:25暖かい拍手をありがとうございます
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2:25 - 2:29今 見ていただいたのは
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2:29 - 2:312つの吸気の間の旅です
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2:31 - 2:342つの吸気の間に出かけた旅ー
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2:34 - 2:36出発の直前の呼吸
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2:36 - 2:39そして水面に戻った後の
最初の息の間 -
2:39 - 2:41このダイブは
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2:41 - 2:44人間の可能性の限界に迫る旅
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2:44 - 2:46未知への旅です
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2:46 - 2:50そして同時に 何より
心の内面への旅でもあります -
2:50 - 2:52そこでは心理的にも身体的にも
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2:52 - 2:54あらゆることが起こります
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2:54 - 2:57今日は皆さんを
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2:57 - 3:00この旅へとお連れしようと思います
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3:00 - 3:03まず最後の息を吸い込み
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3:04 - 3:07(吸気)
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3:17 - 3:19(呼気)
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3:19 - 3:22このように 直前の吸気は
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3:22 - 3:24ゆっくりと 深く 力強いものです
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3:24 - 3:26そしてそれは「カープ(鯉)」という
特殊な技術で終わります -
3:26 - 3:28こうして僕は1〜2リットルの
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3:28 - 3:30空気を肺に余分に
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3:30 - 3:31肺に詰め込むことができるのです
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3:32 - 3:33水面から離れるとき
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3:33 - 3:36僕の肺にはおよそ10リットルの
空気が入っています -
3:38 - 3:39水に潜り始めた瞬間
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3:39 - 3:41まず最初のメカニズムが働きます
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3:41 - 3:42ダイビングリフレックスです
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3:43 - 3:44これによってまず
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3:45 - 3:47心拍数が急降下します
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3:47 - 3:50毎分60〜70拍から
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3:50 - 3:5230〜40拍まで減少します
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3:52 - 3:55それが数秒のうちにー
ほぼ瞬時に起こります -
3:55 - 3:58次に起こるのが
末梢血管収縮です -
3:58 - 4:00これは言わば血流が
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4:00 - 4:02体の末端を離れ
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4:02 - 4:06最も重要な役割を果たす
肺、心臓、脳といった臓器へ -
4:06 - 4:10集まるということです
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4:11 - 4:14このメカニズムは
生得的なもので -
4:14 - 4:15自然に起こります
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4:15 - 4:18もしあなたが水に潜るのが
たとえ初めてだとしても -
4:18 - 4:21これと同じメカニズムが働きます
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4:21 - 4:24人間は皆この特性を備えています
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4:24 - 4:26驚異的ですが
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4:26 - 4:30この同じメカニズムは
海洋哺乳類にも備わっているのです -
4:30 - 4:34あらゆる海洋哺乳類ー
イルカ、クジラ、アシカ等々 -
4:34 - 4:37これらの生物が深海へ
息をこらえて潜るとき -
4:37 - 4:39このメカニズムが働き
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4:39 - 4:40しかしもっと強力に
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4:40 - 4:43もちろんずっと効率的に働きます
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4:44 - 4:46実に凄いことです
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4:46 - 4:49水面を離れると直ぐに
自然の力のおかげで -
4:49 - 4:52安心して深みへ
潜ることが出来ます -
4:52 - 4:54青い海を潜って行くと
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4:54 - 4:58水圧はゆっくりと
僕の肺を圧迫して行き -
4:58 - 5:01僕は肺の中の空気で浮いているため
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5:02 - 5:04僕は更に降下して行き
肺への圧力は強くなります -
5:04 - 5:08空気の容積が減ると
僕の体は下降し易くなり -
5:08 - 5:1135〜40メートル潜った時
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5:11 - 5:13もう意識して泳ぐ必要もありません
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5:14 - 5:17僕の体は十分に重く 密で
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5:17 - 5:19自由に深部まで
下降して行ける -
5:19 - 5:22フリーフォールと呼ばれる
状態に入ります -
5:22 - 5:25フリーフォールはダイビングの
最も素晴らしい場面です -
5:25 - 5:27この為に僕は潜り続けます
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5:27 - 5:31何もしなくても
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5:31 - 5:33海底へ引き寄せられる感覚の為に
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5:33 - 5:37指先一つ動かさずに35メートルから
123メートルまで潜ることが出来 -
5:37 - 5:41僕は海底へと引き寄せられるまま
水中を飛んでいるような感じがします -
5:41 - 5:43これは信じられないような感覚です
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5:43 - 5:45特別な自由の感覚
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5:45 - 5:48僕はゆっくりと海底へ
滑るように潜り続けます -
5:48 - 5:5140メートル、50メートル
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5:51 - 5:54そして50〜60メートルの間に
2番目の身体的変化が訪れます -
5:55 - 5:58僕の肺の体積は「残気量」に達し
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5:58 - 6:00理論的にそれ以上
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6:00 - 6:03肺を圧縮するべきではありません
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6:03 - 6:06この2番目の現象は
ブラッドシフト現象と呼ばれます -
6:06 - 6:09フランス語では肺隆起と呼ばれますが
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6:10 - 6:13僕は「ブラッドシフト」の方が好きなので
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6:13 - 6:14「ル・ブラッドシフト」
と呼んでいます -
6:14 - 6:16それはどう作用するのでしょう?
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6:16 - 6:20肺の毛細血管が吸引により充血し
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6:20 - 6:21肺の毛細血管が吸引により充血し
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6:21 - 6:23肺が硬くなり
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6:23 - 6:26胸腔全体が潰れてしまうのを防ぎ
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6:26 - 6:30肺の2つの壁が潰れたり
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6:30 - 6:32張り付いたり 無気肺になったりするのを
防ぎます -
6:32 - 6:34海洋哺乳類と同じように
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6:34 - 6:36備わっているこの生理現象のお陰で
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6:36 - 6:37僕は潜水を続けられます
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6:37 - 6:3960メートル、70メートル
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6:39 - 6:42水圧が僕の体を圧迫し続けるため
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6:42 - 6:44速度を増して降下し続けます
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6:44 - 6:4680メートルを超えると
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6:46 - 6:48水圧は更に強まり
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6:48 - 6:50それを体に感じ始め
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6:50 - 6:52僕は本当に息苦しさを感じ始めます
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6:52 - 6:55ご覧のようにー
あまり美しくはありません -
6:55 - 6:57横隔膜は完全に陥没し
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6:57 - 7:00胸郭は内側に絞られ
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7:00 - 7:02精神的にも色々と起こっていて
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7:02 - 7:05こう思うかも知れません
「あまり気持ちが良くないな -
7:05 - 7:06どうしよう?」
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7:06 - 7:08地上での反射だけだとー
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7:08 - 7:11何か地上で障害に出会うと
どうしますか? -
7:11 - 7:12何か避けたい事態がある時には?
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7:12 - 7:15抗い 戦い 抵抗したくなります
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7:15 - 7:17水中ではそうは行きません
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7:17 - 7:20もしこれを水中で行おうとすると
肺は裂け -
7:20 - 7:23血を吐き 浮腫が生じ
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7:23 - 7:24ダイビングが暫く出来なくなるかも知れません
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7:24 - 7:27だから自分にこう言い聞かせるのです
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7:27 - 7:31水は自分よりもずっと強いのだ
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7:31 - 7:33そして水が自分を呑むままにさせるのです
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7:33 - 7:35水圧を受け入れ
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7:35 - 7:36なされるがままにします
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7:36 - 7:39その瞬間 僕は自分の体にこの情報を与え
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7:39 - 7:41肺は 緊張を解きます
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7:41 - 7:43僕はコントロールを全て手放し
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7:43 - 7:45完全にリラックスします
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7:45 - 7:48水圧は僕を圧倒し始めますが
全く不快ではありません -
7:48 - 7:50僕は自分が
繭であるかのようにさえ感じ -
7:50 - 7:51守られ
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7:51 - 7:54ダイブは続きます
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7:54 - 7:5780メートル、85メートル、90メートル
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7:57 - 7:58100メートル
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7:58 - 8:01100メートル
これは神秘的な数字です -
8:01 - 8:03あらゆる競技において
これは神秘の数字です -
8:03 - 8:05水泳、体操ーダイビングでも同じ
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8:05 - 8:08フリーダイバー達にとって
夢の数字です -
8:08 - 8:11皆 いつか 水深100メートルに
到達したいと夢見ているのです -
8:11 - 8:13この数字は僕たちにとって
象徴的です -
8:13 - 8:16何故なら1970年代に
医師と生理学者たちは -
8:16 - 8:19人間の身体が耐え得る
水深の限界は -
8:19 - 8:23100メートルだろう
という結論に達したからです -
8:23 - 8:25それ以上の深さでは
身体は内破してしまうと -
8:25 - 8:27そしてフランス人の
ジャック・マイヨール -
8:27 - 8:30皆さんも知っている映画
『グラン・ブルー』の主人公の -
8:30 - 8:31彼が現れ
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8:31 - 8:33水深100メートルまで潜水しました
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8:33 - 8:34さらに105メートルまで
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8:34 - 8:36当時 彼の種目は「ノーリミット」でした
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8:36 - 8:38より速く潜水するため
重りをつけ -
8:38 - 8:41バルーンを使い浮上しました
映画にある通りです -
8:41 - 8:43今日 ノーリミットなら200メートル潜れます
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8:43 - 8:46僕は123メートルまで
筋肉の力だけで行けます -
8:46 - 8:48そして全ては少し彼のお陰でー
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8:48 - 8:50何故なら彼は既知の
受け入れられていた概念を -
8:50 - 8:53腕の一振りで
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8:53 - 8:55理論的に信じられていたことを
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8:55 - 8:58人が精神的に課した限界を
払い除けたのですから -
8:58 - 9:01彼は人体の適応力には
限界が無いことを見せてくれたのです -
9:01 - 9:03だから僕はダイブを続けます
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9:03 - 9:05105、110、115
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9:05 - 9:07海底が近づいてきます
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9:07 - 9:08120メートル
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9:09 - 9:10123メートル
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9:10 - 9:11海底へ到着します
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9:11 - 9:13さあ みなさんに少し
ご協力頂きましょう -
9:13 - 9:15僕になったと想像して
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9:15 - 9:17目を閉じてください
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9:17 - 9:20そして123メートルの水深に
到達したと想像してください -
9:22 - 9:24水面がとても、とても遠く
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9:25 - 9:26あなたはたった一人です
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9:28 - 9:30ほとんど光は届かず
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9:30 - 9:32水は冷たく
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9:32 - 9:33凍えるほどの冷たさです
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9:33 - 9:35水圧はあなたを
完全に押しつぶします -
9:35 - 9:37水面の13倍の圧力です
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9:38 - 9:41皆さんはこう考えているでしょう
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9:41 - 9:42「恐ろしい!」
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9:42 - 9:44「何故こんな目にあっているんだろう?」
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9:44 - 9:46「彼は完全にアホだ」
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9:46 - 9:48でも違います
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9:48 - 9:50僕が潜って思うのは
そういう事ではなく -
9:50 - 9:52僕は海底に着くと
いい気分になります -
9:53 - 9:55素晴らしく
満ち足りた気持ちになります -
9:55 - 9:58多分それはあらゆる緊張を解き
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9:58 - 9:59自由になったからでしょう
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9:59 - 10:03気分は良く
呼吸の欲求も全くありません -
10:05 - 10:10でも確かに不安な状況です
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10:10 - 10:12僕は自分が小さな点のように感じます
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10:12 - 10:15水の中の一滴
海の中に漂っています -
10:15 - 10:18毎回僕は同じイメージを
思い浮かべます -
10:18 - 10:20この "Pale Blue Dot"
小さな薄水色の点 -
10:20 - 10:23この矢印が指している
小さな点 -
10:23 - 10:26これが何か分かりますか?
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10:26 - 10:27これは地球です
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10:27 - 10:30無人惑星探査機ボイジャーが捉えた
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10:30 - 10:3240億キロメートル先からの画像です
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10:32 - 10:36それは私たちの惑星が
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10:36 - 10:38何もない空間に浮かぶ
小さな点だということを見せてくれます -
10:39 - 10:42これが僕が123メートルの
水深に潜って感じることです -
10:42 - 10:44自分が小さな点で
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10:44 - 10:47埃の点
星屑で -
10:47 - 10:50銀河の真っ只中に浮かび
無の中に -
10:50 - 10:51広大さの中にいます
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10:51 - 10:53これは素晴らしい感覚です
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10:53 - 10:57周りを360度見回しても
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10:57 - 11:00深い青が永遠に続いています
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11:00 - 11:03地上のどこを見回しても
同じ感覚は得られないでしょう -
11:03 - 11:07周りを見回して
全く同じ景色に囲まれるということ -
11:07 - 11:09素晴らしい感覚です
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11:09 - 11:10その瞬間
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11:10 - 11:13毎回同じ感覚が
こみ上げてきます -
11:13 - 11:16謙虚さを感じるのです
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11:17 - 11:20この写真を見る時
謙虚な気持ちを覚えます -
11:20 - 11:22そしてこのように深海にいる時も
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11:22 - 11:24僕は無だからです
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11:24 - 11:27僕は小さな無の塵で
この広大な空間に漂っています -
11:27 - 11:30それでも 完全に魅惑的な体験です
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11:30 - 11:34そこは僕の世界ではないので
やがて水面へと出発します -
11:35 - 11:37僕の世界は遥か上の方で
水面のところです -
11:37 - 11:39浮上を始めます
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11:40 - 11:44浮上を始めようと思った瞬間
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11:44 - 11:47大きなショックを感じます
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11:47 - 11:49まず 海底から自分を引き離すのに
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11:50 - 11:51とてつも無い力が要ります
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11:51 - 11:53海底は降下の際に僕の体を
引き寄せました -
11:53 - 11:55浮上したい時も同じく
引力があるのです -
11:55 - 11:57だから2倍の力で泳がなければなりません
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11:58 - 12:01それから次の現象が起こります
昏睡です -
12:01 - 12:03この症状はご存知でしょうか
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12:03 - 12:06窒素中毒というものです
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12:06 - 12:10これはスキューバダイバー達だけでなく
素潜り時にも起こり得ます -
12:10 - 12:12これは血中の窒素が
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12:13 - 12:15意識の混濁を
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12:15 - 12:17招いてしまうものです
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12:18 - 12:20色々な考えが意識を
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12:20 - 12:23右へ左へ
くるくるとよぎります -
12:23 - 12:24もうコントロールはできません
-
12:24 - 12:26そうしようとも
思わない方がいい -
12:26 - 12:27身を任せます
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12:27 - 12:29何も制御できないのです
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12:29 - 12:32そうしようと すればする程
動くのが難しくなります -
12:32 - 12:34それから3番目の現象が起こり
呼吸がしたくなります -
12:34 - 12:36僕は半魚人ではない
ただの人間だと -
12:36 - 12:40この呼吸の欲求が
そう思い出させます -
12:40 - 12:42そうして水深
60メートルか70メートル辺りで -
12:44 - 12:45呼吸への欲求が現れます
-
12:46 - 12:49こうしてあらゆることが起こり
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12:49 - 12:53とても簡単にバランスを失い
-
12:53 - 12:55パニックに陥りやすくなります
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12:56 - 12:57その瞬間 こう頭をよぎります
-
12:57 - 13:00「水面はどこだ?たった今
水面に出て 呼吸がしたい」 -
13:00 - 13:02でもそうしてはいけません
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13:02 - 13:07水面を見上げても
探そうと思ってもいけません -
13:07 - 13:10気持ちを水面に持って行っては
絶対にいけないのです -
13:10 - 13:12今という瞬間に留まるのです
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13:12 - 13:14僕は目の前のロープを見ます
-
13:14 - 13:17そのロープは水面へと
連れて行ってくれるもので -
13:17 - 13:20僕は引き続き その時
その瞬間に集中します -
13:20 - 13:23もし水面のことを考えると
パニックに陥るでしょう -
13:23 - 13:24パニックになれば
一巻の終わりです -
13:25 - 13:27突然 時が速まり
-
13:27 - 13:3130メートルに達すると ついに救出の時です
もう一人ではありません -
13:31 - 13:34救出チーム 僕の守護天使たちが
助けに来ます -
13:34 - 13:37彼らは水深30メートルの
ところまで僕を迎えに来て -
13:37 - 13:39残りをエスコートしてくれます
-
13:39 - 13:42そこでも問題が起こる可能性はあります
-
13:42 - 13:44僕は彼らを見る度
こう感じます -
13:45 - 13:47「皆のおかげだよ」
-
13:47 - 13:49僕がそこに戻れるのも
皆のおかげです -
13:49 - 13:522度目に謙虚さを覚えるときです
-
13:52 - 13:55僕を助けてくれる皆ー
彼らがいなくては -
13:55 - 13:58海底への旅は不可能でしょう
-
13:58 - 14:01海底への旅はチームの
努力によるものなのです -
14:01 - 14:04だからこの旅を彼らと共に
終えるのを幸せだと思います -
14:04 - 14:06彼らのおかげで
僕は戻って来れるのだから -
14:06 - 14:0820メートル、10メートル
-
14:08 - 14:10僕の肺はゆっくりと通常のサイズに戻り
-
14:10 - 14:13浮力で水面へと体が上昇します
-
14:13 - 14:16水面まで5メートルというところで
息を吐き始めます -
14:16 - 14:19水面に出た途端に息を吸えるように
-
14:19 - 14:21そして水面に到達します
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14:22 - 14:25(息を吸い込む)
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14:28 - 14:30空気が肺に流れ込みます
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14:30 - 14:31まるで復活の体験です
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14:31 - 14:32そして救出
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14:33 - 14:34ええ とてもいい気分です
-
14:34 - 14:36この旅は並外れています
-
14:36 - 14:39僕は酸素が肺を満たし
-
14:39 - 14:40身体に活力を与えるのを
感じなければ -
14:40 - 14:42素晴らしい気分です
-
14:42 - 14:44しかし時にこれはトラウマティックです
-
14:44 - 14:45身体にとって これは衝撃なのです
-
14:45 - 14:49暗闇から陽の光の元へと行く
想像してみてください -
14:49 - 14:53ほぼ無音の静寂から
喧騒へと -
14:54 - 14:57感触については
なめらかなベルベットのような -
14:57 - 15:01柔らかい水の肌触りが
顔にぶつかる空気のそれに変わり -
15:01 - 15:04味や匂いについては
-
15:05 - 15:07空気が肺へと流れ込んで来ます
-
15:07 - 15:09そして肺は膨らみます
-
15:09 - 15:1290秒前には完全に凹んでいたのに
-
15:12 - 15:14また広がります
-
15:14 - 15:17このように様々な影響があります
-
15:17 - 15:20僕は自分自身を現在に
-
15:20 - 15:21取り戻すのに数秒かかります
-
15:21 - 15:24でも急がなければなりません
審判が見ていて -
15:24 - 15:26僕のパフォーマンスを審査しているのです
-
15:26 - 15:29自分の身体が良いコンディションだと
証明しなければいけません -
15:29 - 15:32エグジット・プロトコルというものです
-
15:32 - 15:36水から出ると15秒以内に
ノーズ・クリップを外し -
15:36 - 15:38手でサインを送り
-
15:38 - 15:40こう言います(英語で)「アイム OK」
-
15:40 - 15:42バイリンガルである事も
要求されます -
15:42 - 15:43(笑)
-
15:43 - 15:46この後にやらされるのは
ちょっとね -
15:47 - 15:51プロトコルが終わると
審判からホワイトカードをもらい -
15:51 - 15:52そこで喜びが爆発します
-
15:52 - 15:56やっとついに素潜りの
成功を喜べます -
15:56 - 15:58今皆さんにお話しした旅は
-
15:58 - 16:02フリーダイビングの極端な例ですが
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16:02 - 16:04フリーダイビングはそれだけではありません
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16:04 - 16:083年前から 僕はフリーダイビングの
もう一つの面を紹介して来ました -
16:08 - 16:10メディアではその
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16:10 - 16:12競技性や記録のことしか
語られません -
16:12 - 16:13でもフリーダイビングは
その他に -
16:13 - 16:15水中で自由に過ごすことでもあります
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16:15 - 16:18それは極めて美しく
詩的で芸術的な体験です -
16:18 - 16:20僕と妻はそれを映像に
残そうと思いました -
16:20 - 16:23この もう一つの面をお見せして
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16:23 - 16:26皆さんにも海に潜ってもらいたいのです
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16:26 - 16:28これから映像を少しお見せして
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16:28 - 16:31お話を締めくくりましょう
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16:32 - 16:34水中の美しい映像のパッチワークです
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16:34 - 16:35(音楽)
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16:35 - 16:40みなさんがいつの日か
試しに息を止めてみると -
16:40 - 16:43思考も止まることに
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16:43 - 16:45気づくでしょう
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16:45 - 16:47精神の平穏が訪れます
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16:48 - 16:5121世紀 我々の心は 大変なプレッシャーに
晒されています -
16:51 - 16:54常に酷使され
1時間1万マイルの勢いです -
16:54 - 16:56我々は常にストレスを感じています
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16:56 - 16:58フリーダイビングは
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16:58 - 17:01心を一瞬でも
リラックスさせてくれます -
17:01 - 17:04水中で息を止めると
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17:04 - 17:07重力を味わうことができます
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17:07 - 17:10水中で浮き
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17:10 - 17:13体を完全に解放し
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17:13 - 17:14緊張を完全に解きます
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17:14 - 17:18これが私たちの21世紀の窮状なのです
背中に 肩に あちこちが痛みます -
17:18 - 17:20常にストレスを感じ
緊張しているからです -
17:20 - 17:23でも水中では 体が
浮かぶままに任せます -
17:23 - 17:24宇宙空間にいるかのように
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17:25 - 17:27完全に身を任せ
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17:27 - 17:28その感覚は素晴らしいものです
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17:28 - 17:30ついには 自分の身体、心
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17:30 - 17:34精神と向き合います
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17:34 - 17:36全てが穏やかになります
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17:38 - 17:40フリーダイビングを学ぶのは
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17:40 - 17:43正しい呼吸法を学ぶことでもあります
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17:43 - 17:47私たちは産まれる時呼吸を始め
最後の呼吸までそれは続きます -
17:47 - 17:50呼吸は人生のリズムなのです
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17:51 - 17:54より良く呼吸することを学ぶのは
より良く生きることを学ぶことです -
17:55 - 17:58水中で息を止め
100メートルまでとは言わず -
17:58 - 18:012〜3メートル ゴーグルとフィンを
つけて潜ってみてください -
18:01 - 18:03別世界を見に
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18:03 - 18:05完全に幻想的な
別の次元を見るために -
18:05 - 18:08小さな魚や海藻たち
動植物がいます -
18:08 - 18:11あなたはそれらを
静かに観察し -
18:11 - 18:14水中を滑るように進み
見渡して 水面へ戻って来れます -
18:14 - 18:16何の痕跡も残さず
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18:16 - 18:18このように自然と一体になるのは
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18:18 - 18:21この上なく素晴らしい感じがします
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18:21 - 18:25最後に付け加えると
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18:25 - 18:27水中へ潜り
海の世界に出会うということは -
18:27 - 18:31自分自身と繋がるということです
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18:31 - 18:33プレゼンテーションで
お見せしたように -
18:33 - 18:37我々が海の生き物だった
何億年も前に遡る -
18:37 - 18:40身体の記憶について
たくさんお話ししました -
18:40 - 18:42あなたが海に潜り
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18:42 - 18:45数秒間 息を止める時
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18:45 - 18:48この起源に再び出会うでしょう
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18:48 - 18:50約束します
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18:50 - 18:51それは魔法のような感覚です
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18:51 - 18:53ぜひあなたもやってみてください
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18:53 - 18:54ありがとうございました
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18:54 - 18:57(拍手)
- Title:
- フリーダイビングの爽快な平穏
- Speaker:
- ギヨーム・ネリー
- Description:
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この息を飲むトークで、フリーダイビング(素潜り)の世界記録保持者ギヨーム・ネリーは私たちを深海の奥底へと誘います。
水圧、静寂、そして息を止めている状態が、心身にもたらすその変化を解説する彼の饒舌な描写で語られる水面下の体験は、フリーダイビングの詩心を露わにします。 - Video Language:
- French
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 19:10
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Claire Ghyselen accepted Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse | ||
Claire Ghyselen edited Japanese subtitles for Guillaume Néry speaks at TEDxToulouse |