ウェリ・ゲーゲンシャッツのスーパーウィングスーツジャンピング
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0:00 - 0:04私はパラグライダーから始めました
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0:04 - 0:06パラグライダーをつけて山の上から
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0:06 - 0:09飛ぶのです うまくいくと
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0:09 - 0:11上昇気流だけで、クロスカントリーのように
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0:11 - 0:15長距離を飛ぶことができます
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0:15 - 0:18その他、エアロバティックな
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0:18 - 0:20操作も出来ます
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0:20 - 0:22パラグライダーからスカイダイビングを始めました
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0:22 - 0:24この写真は
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0:24 - 0:264人組みのスカイダイビングで
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0:26 - 0:284人で一緒に飛びます
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0:28 - 0:31左手にいるのはカメラマンで
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0:31 - 0:33ヘルメットにつけたカメラで
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0:33 - 0:36一緒に飛びながらジャンプを記録し
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0:36 - 0:40審判に使うことができます
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0:40 - 0:43一般的なレラティブスカイダイビングから
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0:43 - 0:46フリーフライングに移りました
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0:46 - 0:50フリーフライングはより三次元的なダイビングです
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0:50 - 0:52写真には赤いジャンプスーツのダイバーがいて
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0:52 - 0:55立った状態です
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0:55 - 0:57黄色と緑のスーツの方は
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0:57 - 0:59頭を下にしています
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0:59 - 1:02そして後ろにいて、フォーメーション全体を
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1:02 - 1:05ヘルメットカメラで撮影しているのが
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1:05 - 1:08私です
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1:08 - 1:11フリーフライングからスカイサーフィンに進みました
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1:11 - 1:15スカイサーフィンはサーフボードをつけたダイビングです
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1:15 - 1:18表面積の大きなスカイサーブボードを
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1:18 - 1:20想像してください
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1:20 - 1:23大きな力が加わります
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1:23 - 1:25もちろんその力を使って
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1:25 - 1:31ヘリコプタームーブと呼ばれるスピンなどができます
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1:31 - 1:35そこから、わたしはウィングスーツフライングへ進みました
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1:35 - 1:37ウィングスーツフライングは
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1:37 - 1:40それを着ることで、自分の身体だけで飛ぶことができます
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1:40 - 1:44身体に力を入れ、ジャンプスーツを突っ張ると
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1:44 - 1:46飛ぶことができるのです 落下速度が
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1:46 - 1:49ずっと遅くなります
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1:49 - 1:52表面積が大きいからです
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1:52 - 1:57正しい姿勢により実際に前に進むことができて
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1:57 - 1:59非常に長距離を飛ぶことができます
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1:59 - 2:03これは私がリオデジャネイロでやったジャンプで
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2:03 - 2:07コパカバーナビーチが左手に見えます
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2:07 - 2:09こうしたパラグライダーやスカイダイビングの
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2:09 - 2:12いろいろな技術や知識をもって
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2:12 - 2:15私はベースジャンピングに進みました
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2:15 - 2:18ベースジャンピングは固定した物体、たとえば
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2:18 - 2:24ビルディング、鉄塔、橋、それに地球、つまり
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2:24 - 2:27山や崖などから飛びます
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2:27 - 2:30私には、それは
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2:30 - 2:34全方向視野の、究極の
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2:34 - 2:37自由落下の感覚です
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2:37 - 2:40そのうち私の目標は、これまで誰も
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2:40 - 2:43飛んだことのない場所を見つけることになりました
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2:43 - 2:452000年の夏、私はスイスのアイガー北壁から
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2:45 - 2:47ベースジャンプした最初の人間になりました
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2:47 - 2:51それから2年後には、皆さんもご存知の
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2:51 - 2:55有名なマッターホルンから
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2:55 - 2:57初めてベースジャンプしました
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2:57 - 3:032005年にはアイガー、モンク、ユングフラウから
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3:03 - 3:06どれもスイスではよく知られた山です
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3:06 - 3:09この三つのジャンプで特別だったのは
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3:09 - 3:14これらのジャンプを登山も含めて全部一日でやったことです
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3:14 - 3:202008年にはエッフェル塔からジャンプしました
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3:20 - 3:23(笑)
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3:23 - 3:27これらの知識をもって、私は
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3:27 - 3:31スタントをやりたいと思いました
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3:31 - 3:34そこで、友達と色々な技を使って
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3:34 - 3:36たとえばこんなジャンプ
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3:36 - 3:38パラグライダーからジャンプしたり
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3:38 - 3:44あるいはこういうやつ 撮影を行ったのはオーストリアの
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3:44 - 3:46非常に寒い場所だったので
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3:46 - 3:48私以外は皆凍えながら撮影しました
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3:48 - 3:50皆は熱気球のバスケットに座っていますが
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3:50 - 3:52私は気球の頂上にいて
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3:52 - 3:59スカイサーフィンで滑り降りようとしています
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3:59 - 4:03それからこれ 高速道路を走っているトラックからジャンプです
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4:03 - 4:09(笑)
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4:09 - 4:12このレベルのエクストリームスポーツは
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4:12 - 4:16一つ一つ練習をこなして来て
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4:16 - 4:19きびしく技術と知識を磨いて
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4:19 - 4:21初めて可能になります
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4:21 - 4:26もちろん肉体のコンディションは非常によくなくてはならず
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4:26 - 4:28たくさんトレーニングしています
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4:28 - 4:32最高の機材も必要です
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4:32 - 4:36そして何より重要なのは
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4:36 - 4:39メンタルスキルで、精神的な準備が必要です
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4:39 - 4:43これらすべてが揃ってようやく
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4:43 - 4:47人間の夢「飛行」に近づくことができるのです
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4:47 - 4:49そこで、2009年、私は
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4:49 - 4:53新しいプロジェクトのためにトレーニングしています
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4:53 - 4:57一つは、ウィングスーツで崖から飛んで
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4:57 - 5:01世界最長距離を記録すること
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5:01 - 5:03これまでの飛行の
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5:03 - 5:06最長距離を更新したいのです
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5:06 - 5:08二つ目は
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5:08 - 5:11過去に誰もやったことのない
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5:11 - 5:15センセーショナルなジャンプをやってみたいのです
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5:15 - 5:20それで、この後のムービーでは、私が
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5:20 - 5:22英語を喋るより、ウィングスーツで
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5:22 - 5:25飛ぶ方がずっと上手だとわかるでしょう
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5:25 - 5:28楽しんでください どうもありがとう
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5:28 - 5:31(拍手)
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9:24 - 9:33(拍手)
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9:33 - 9:36ジェーン・コーエン(JC):質問がいくつかあるの
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9:36 - 9:38みんな質問があるでしょうけど
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9:38 - 9:40質問1 あれは夢で飛んでいる時の感覚に
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9:40 - 9:42似たものなの?
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9:42 - 9:44そうかもしれないと思うんだけど
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9:44 - 9:47ウェリ・ゲーゲンシャッ(UE):たしかに あれが
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9:47 - 9:51飛んでいる、という感覚に一番近いかもしれません
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9:51 - 9:54JC: 答えは分かっているんだけど、どうやって着地するの?
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9:54 - 9:57UE: パラシュートです パラシュートを開きます
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9:57 - 10:02着地の衝撃の、そう、数秒前に
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10:02 - 10:04(笑)
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10:04 - 10:07まだウィングスーツでは着地できません
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10:07 - 10:09JC: でも、誰か試しているのよね あなたも―
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10:09 - 10:12あなたはやらないの―ウィングスーツでの着地は?
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10:12 - 10:14UE: それは夢です はい
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10:14 - 10:16それはいま進行中で
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10:16 - 10:19より良い性能の為、もっと知識を得る為に
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10:19 - 10:21ウィングスーツを開発中です
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10:21 - 10:23そのうち出来ると思います
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10:23 - 10:25JC: オーケー どうなるかしらね あと二つ質問があるの
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10:25 - 10:27あの、排気はなんなの?
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10:27 - 10:30ウィングスーツから出ているやつ ウィングスーツはなにか推力があるの?
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10:30 - 10:32UE: いや あれはただの煙です
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10:32 - 10:33JC: あなたから出ているの?
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10:33 - 10:34(笑)
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10:34 - 10:36UE: 嬉しいことにそうじゃありません
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10:36 - 10:37(笑)
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10:37 - 10:38JC: 危ないわよね
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10:38 - 10:40UE: いや、煙には二つ理由があって
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10:40 - 10:44あれでスピードがわかります 飛んでいる
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10:44 - 10:46道筋も
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10:46 - 10:48それが理由1 理由2は
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10:48 - 10:51煙があるとカメラクルーの
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10:51 - 10:53撮影が楽なのです
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10:53 - 10:55JC: なるほど つまりウィングスーツはわざと煙が出るように
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10:55 - 10:57追いかけやすいようにしてるのね もう一つの質問
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10:57 - 10:59顔は何でカバーしているの?
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10:59 - 11:01あれだけスピードが速いと
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11:01 - 11:03顔が後ろに引っ張られてしまいそうだけど
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11:03 - 11:07ヘルメットをつけるの? それともゴーグル?
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11:07 - 11:10UE: 一番ピュアでいい感じなのはゴーグルだけです
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11:10 - 11:13JC: いつもはそうやって飛ぶの?
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11:13 - 11:16UE: だいたいはヘルメットをつけています 山の中ではいつもヘルメットです
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11:16 - 11:18着地がいつも難しいので
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11:18 - 11:22普通のスカイダイビングのように、広い着地点があるわけではないので
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11:22 - 11:24準備しておかなくては
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11:24 - 11:26JC: なるほど あなたがなにか「しない」ことはある?
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11:26 - 11:29いろんな人がやってきて「こういうことをしてほしい!」って言われて
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11:29 - 11:31「いや、やりません」って言うことがある?
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11:31 - 11:33UE: もちろん、もちろんです クレイジーなことを考える人もいますから
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11:33 - 11:37(笑)
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11:37 - 11:40JC: 拍手を
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11:40 - 11:42(拍手)
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11:42 - 11:44UE: どうもありがとう
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11:44 - 11:49(拍手)
- Title:
- ウェリ・ゲーゲンシャッツのスーパーウィングスーツジャンピング
- Speaker:
- Ueli Gegenschatz
- Description:
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ウィングスーツジャンピングは最先端のエクストリームスポーツです—信じられないくらいの大胆さやわくわくする妙技で、峡谷の間を時速160km以上で滑空します。ウェリ・ゲーゲンシャッツが、どうやって(なぜ)それをやるのか、驚くべき映像で示します。
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 11:50