The Death Of Bees Explained – Parasites, Poison and Humans
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0:00 - 0:04人間社会は複雑で壊れやすい
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0:04 - 0:08社会を支える柱の一つは ミツバチだ
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0:08 - 0:12食料の3分の1は彼らが作っている
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0:12 - 0:15すべてのミツバチが死ねば
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0:15 - 0:18何千という植物が死に
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0:18 - 0:21何百万人もが飢えるだろう
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0:21 - 0:25ミツバチの影響力は大きく
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0:25 - 0:28受粉が生む金銭的価値は
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0:28 - 0:30年間2650億ドルだ
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0:30 - 0:33もし受粉がなくなったら
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0:33 - 0:36生産性は大きく減少する
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0:36 - 0:40果物の他 家畜のエサも減るため
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0:40 - 0:43牛乳や肉にも関わってくる
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0:44 - 0:46アインシュタインは言った
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0:46 - 0:50"ミツバチが消えれば 人間も消える"
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0:50 - 0:54発言の真偽はともかく 真実味はある
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0:54 - 0:58そして近年 ミツバチが消え始めた
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0:58 - 1:01大量の巣箱が数年で潰れ
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1:01 - 1:04世界の養蜂産業全体で
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1:04 - 1:0730-90%の巣が失われた
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1:07 - 1:10アメリカでも衰退は進む
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1:10 - 1:151988年500万あったが今では250万だ
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1:15 - 1:192006年 蜂群崩壊症候群という現象が
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1:19 - 1:22世界中で発生した
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1:22 - 1:24原因はわかっていないが
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1:25 - 1:28深刻な事態なのは確かだ
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1:34 - 1:36ミツバチは最近
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1:36 - 1:39危険な敵に攻撃されている
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1:39 - 1:41ホラー映画にいるような
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1:41 - 1:44目に見えない小さなダニが
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1:45 - 1:48新たにハチに感染しだしたのだ
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1:48 - 1:52寄生虫はハチの体内で成長し
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1:52 - 1:56宿主を弱らせつつ 死ぬまで寄生する
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1:56 - 1:59ミツバチヘギイタダニは
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1:59 - 2:04名前からしてもミツバチ最大の敵だ
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2:04 - 2:07ダニはミツバチの巣に入ると
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2:07 - 2:10幼虫に卵を産みつける
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2:10 - 2:13その後部屋が膜で覆われると
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2:13 - 2:16それから卵が孵化し
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2:16 - 2:19隠れて安全に養分を奪う
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2:20 - 2:22この段階では殺さず
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2:22 - 2:26成虫になり 膜を破って出ていくとき
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2:26 - 2:28一緒に外に出る
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2:28 - 2:32ダニの子孫は別の部屋へ入っていき
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2:32 - 2:34これが全体に広がる
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2:34 - 2:38一周10日のこのプロセスを繰り返し
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2:38 - 2:41数カ月後 数が膨れ上がると
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2:41 - 2:44そのハチの巣は崩壊する
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2:44 - 2:49大人のダニはハチの体液を吸うため
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2:49 - 2:51ハチは弱り
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2:51 - 2:55さらにウイルスを持っていた場合は
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2:55 - 2:58ハネに異常をきたしてしまう
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2:58 - 3:03ウイルスや菌類の危険もあるのだ
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3:03 - 3:07だがこれらは通常 数も多くなく
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3:07 - 3:11ハチの大量死の説明にはならない
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3:11 - 3:12また最近
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3:12 - 3:16新しい殺虫剤が使われだした
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3:16 - 3:20その成分ネオニコチノイドは
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3:20 - 3:24無害であるとして認可されたものだ
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3:24 - 3:27昆虫の神経系を壊す薬は今
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3:27 - 3:31世界中で殺虫剤として使われている
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3:32 - 3:352008年の売上は15億ドルで
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3:35 - 3:39シェア24%の人気殺虫剤だ
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3:39 - 3:422013年 アメリカでは
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3:42 - 3:46ほとんどの穀物やアブラナ
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3:46 - 3:49果物や野菜の多くに使われた
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3:49 - 3:52りんご さくらんぼ 桃 オレンジ
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3:52 - 3:56ベリー レタス トマト じゃがいも
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3:56 - 4:00麦 米 ナッツ ぶどう などである
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4:00 - 4:05ハチは花粉や水を介しその毒に接触
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4:05 - 4:08毒は巣に運ばれて蓄積し
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4:08 - 4:11徐々に巣を蝕んだ
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4:11 - 4:15毒はハチを恐ろしい方法で殺す
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4:15 - 4:19一定量で神経がマヒし 硬直し 死ぬ
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4:19 - 4:21少量でも致命的だ
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4:22 - 4:25ハチは方向感覚を失って
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4:25 - 4:28巣の外で道に迷い 帰れなくなり
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4:28 - 4:30一人で死ぬ
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4:30 - 4:35数が減れば 巣は存続できなくなる
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4:35 - 4:38殺虫剤が有害だとすれば
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4:38 - 4:40代替案が必要となるが
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4:40 - 4:44それは何億ドルもの損失を出す
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4:44 - 4:49関連企業の科学者は安全だと主張し
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4:49 - 4:53独立の科学者とは違う意見のようだ
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4:53 - 4:56ハチ絶滅の要因は他にもある
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4:57 - 4:59遺伝子組換え品 単作農業
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5:00 - 5:03栄養不足 人間の行動によるストレス
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5:04 - 5:05他の農薬など
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5:05 - 5:08どれもが大きな問題だが
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5:09 - 5:13蜂群崩壊症候群はその総合的問題だ
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5:13 - 5:15最近寄生虫も加わったが
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5:15 - 5:18ミツバチは必死に戦っている
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5:18 - 5:21戦いに負け 大絶滅となれば
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5:21 - 5:24私たちの生活は変わり
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5:24 - 5:29食べ物の多様性はなくなるだろう
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5:29 - 5:33人間は他の生物たちと繋がっている
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5:33 - 5:38私たちは環境に配慮する必要がある
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5:38 - 5:40自然を守れなければ
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5:40 - 5:43自身も守れないのだから
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