< Return to Video

新米の親が仕事復帰前に考えるべき3つのこと

  • 0:00 - 0:03
    私は妊娠中
    ものすごくイライラしていました
  • 0:03 - 0:06
    加工肉は食べちゃダメ
    特定の出生前診断を受けるべき
  • 0:06 - 0:09
    なぜ それを選んで
    別のものを選ばなかったのか?
  • 0:09 - 0:13
    ああしろ こうしろと言われても
    その理由は教えられなかったのです
  • 0:14 - 0:16
    シリーズ 働き方
  • 0:18 - 0:21
    現代の子育ての世界には
    正解がないように思えます
  • 0:21 - 0:24
    仕事に復帰すれば
    子どもと過ごす時間が少なくなります
  • 0:24 - 0:27
    もし子どもの十分な成長のために
    必要な注意を払えなかったら?
  • 0:27 - 0:29
    もし 家庭に入って
    収入源を諦めたら
  • 0:29 - 0:32
    後で振り返ったときに
    後悔するのでしょうか?
  • 0:32 - 0:34
    家庭に留まるか
    仕事に復帰するか
  • 0:34 - 0:36
    多くの矛盾するアドバイスが
    存在するので
  • 0:36 - 0:40
    どちらかを選ぶとなると
    迷いますし 理屈では割り切れません
  • 0:40 - 0:42
    愛する子どもにできる限り
    してやりたいけれど
  • 0:42 - 0:45
    誰もが違う意見を持つ中で どのように
    「最良」を決めたらいいのでしょう?
  • 0:45 - 0:48
    親の在り方は 家庭毎に
    たくさんあるので
  • 0:48 - 0:51
    もっと多くの家庭で
    男性配偶者が家庭に留まることが
  • 0:51 - 0:54
    理にかなっているのではと
    考えてみるべきだと思います
  • 0:54 - 0:56
    しかし 現代においては
  • 0:56 - 0:58
    子育て専業の親に関する
    ほとんどの議論ではとりわけ
  • 0:58 - 1:00
    女性に焦点が合わせられています
  • 1:00 - 1:04
    どんな母親や人間であるかを
    深いレベルで決定づけるのは
  • 1:04 - 1:07
    日中に何をするかであると考えるのは
  • 1:07 - 1:09
    大抵 女性なのです
  • 1:09 - 1:11
    それは親として大変な重荷です
  • 1:11 - 1:13
    仕事に復帰するかどうかを
  • 1:13 - 1:15
    誰かに告げた後に
    その相手から横目で見られると
  • 1:15 - 1:17
    自信がなくなるかもしれません
  • 1:17 - 1:19
    私は答えを見つけることにしました
  • 1:19 - 1:21
    家庭に留まるのと
    仕事に復帰するのはどちらが良いか?
  • 1:21 - 1:23
    理屈では割り切れない決断ですが
  • 1:24 - 1:26
    経済学者として私が学んだのは
  • 1:26 - 1:28
    データを使えば
    感情的な決断をうまく切り抜けて
  • 1:28 - 1:32
    家族にとって最良の決断をしたという
    確信を強められるということです
  • 1:32 - 1:35
    決断する前に考えるべき
    主な要素は3点あります
  • 1:35 - 1:37
    1点目に この決定が
  • 1:37 - 1:39
    家計に及ぼす影響を
    考える必要があります
  • 1:39 - 1:40
    ちょっと計算をしましょう
  • 1:40 - 1:43
    仮に 総世帯収入が10万ドル
  • 1:43 - 1:45
    あなたと配偶者が
    5万ドルずつ稼ぐとします
  • 1:45 - 1:50
    手取りの収入は
    約8万5千ドルです
  • 1:50 - 1:51
    共働きであれば
  • 1:51 - 1:54
    保育料に毎月1500ドル払えば
  • 1:54 - 1:58
    総可処分所得は
    年間6万7千ドルになります
  • 1:58 - 1:59
    ここまでいいですか?
  • 1:59 - 2:00
    家庭に留まるなら
  • 2:00 - 2:03
    収入は減ることになりますが
    保育料はかかりません
  • 2:03 - 2:05
    このシナリオでは
    可処分所得は減るのですが
  • 2:05 - 2:08
    保育料を計算に入れなければ
    可処分所得はさほど減りません
  • 2:08 - 2:11
    居住地域の保育料が高ければ
    より複雑になります
  • 2:11 - 2:15
    フルタイムのベビーシッターは
    住む場所によりますが
  • 2:15 - 2:16
    年間4〜5万ドルかかります
  • 2:16 - 2:20
    お住まいの地域がそうなら
    ここまでのシナリオでは
  • 2:20 - 2:23
    ベビーシッターの費用で
    片方の親の収入が完全に吹き飛ぶので
  • 2:23 - 2:26
    片方の親が家庭に留まった方が
    経済的に余裕ができます
  • 2:26 - 2:28
    もちろん これは
    短期的な分析に過ぎません
  • 2:28 - 2:32
    子どもが学校に上がれば
    保育にかかる費用は減ることもあり
  • 2:32 - 2:36
    時間が経てば収入が上がるかもしれず
    可能なら考慮に入れたいところです
  • 2:36 - 2:38
    計算ができたら
    何が可能であるかがわかり
  • 2:38 - 2:41
    より多くの情報に基づいた
    選択ができます
  • 2:41 - 2:42
    力づけられますね
  • 2:42 - 2:45
    2点目 子どもにとって
    何が最良なのか?
  • 2:45 - 2:48
    これが決断の核心になるはずだと
    考えるかもしれませんが
  • 2:48 - 2:51
    実際は正解なんてありません
  • 2:51 - 2:54
    欧米での調査によると
  • 2:54 - 2:56
    仕事に復帰するか
    家庭に留まるかの決断は
  • 2:56 - 2:59
    実際には 子どもの
    将来の成功には影響しません
  • 2:59 - 3:02
    調査によれば
    フルタイムの共働きの両親が
  • 3:02 - 3:06
    子どもの将来の成績や
    収入に及ぼす影響は
  • 3:06 - 3:08
    片方の親のみ働く場合と変わりません
  • 3:08 - 3:10
    最も重要と思われるのは
    子どもたちが
  • 3:10 - 3:13
    余暇の時間を過ごす環境です
  • 3:13 - 3:15
    子どもたちが
    充実した活動をしている限りー
  • 3:15 - 3:19
    読書 運動技能の実践
    他の子どもとの交流
  • 3:19 - 3:21
    親が家にいようがいまいが
    子どもたちは成長します
  • 3:21 - 3:23
    データには
    微妙な差異があります
  • 3:23 - 3:26
    例えば 研究によると
  • 3:26 - 3:27
    両親が働いていると
  • 3:27 - 3:31
    貧しい家庭の子どもたちには
    良い影響をもたらし
  • 3:31 - 3:34
    豊かな家庭の子どもたちには
    芳しくない影響をもたらします
  • 3:34 - 3:36
    そう 家庭の構成により
  • 3:36 - 3:39
    子どもに及ぼす影響は
    わずかながら好影響なものになるか
  • 3:39 - 3:41
    悪影響になるか決まります
  • 3:41 - 3:43
    全体的な影響は取るに足りません
  • 3:43 - 3:45
    さて 例外について話しましょう
    産休です
  • 3:45 - 3:49
    母親がいくらか産休を取れば
    赤ん坊がよく成長することを
  • 3:49 - 3:51
    裏付ける証拠は増えつつあります
  • 3:51 - 3:54
    子どもと過ごす初期の日々は
    子どもの成長に影響し
  • 3:54 - 3:57
    有給休暇が取れるなら
    取りましょう
  • 3:57 - 3:59
    無理なら 家計に余裕があれば
  • 3:59 - 4:01
    最初の数ヶ月の間
    無給休暇を取ることを
  • 4:01 - 4:02
    検討してもいいでしょう
  • 4:02 - 4:05
    最後に どうしたいか
    自分に問うてください
  • 4:05 - 4:07
    単純なことのようですが
  • 4:07 - 4:09
    これは考えてはいけないように
    思いがちな要素なのです
  • 4:09 - 4:13
    親たちと話す中でわかったのは
    女性が家庭に留まることを選ぶと
  • 4:13 - 4:15
    その女性は義務感に駆られて
  • 4:15 - 4:18
    子どもの最良の成長のために
    そうしたと言いがちです
  • 4:18 - 4:21
    確かに それも
    理由の一部かもしれませんが
  • 4:21 - 4:25
    完璧に納得される答えは
    「私の選んだライフスタイル」とか
  • 4:25 - 4:27
    「この方が家族がうまくいく」です
  • 4:27 - 4:29
    ワーキングマザーにも
    同じことが言えます
  • 4:29 - 4:32
    「仕事が好きだから復帰する」
    それで十分なのです
  • 4:32 - 4:35
    復職したいのならば
    それは素晴らしいことです
  • 4:35 - 4:37
    愛する仕事があるのは幸運ですし
  • 4:37 - 4:39
    親になっても
    仕事をし続ける権利があります
  • 4:39 - 4:42
    自分がどうしたいのか
    自分自身に正直になりましょう
  • 4:42 - 4:44
    自分に正直になれば
    より幸せを感じることでしょうし
  • 4:44 - 4:48
    自分がなり得る一番良い親に
    なれることでしょう
  • 4:48 - 4:49
    肝心なのはそこですよね?
  • 4:49 - 4:52
    子育てに関して言えば
    正解も不正解もありません
  • 4:52 - 4:53
    最良の決断は
  • 4:53 - 4:56
    あなたと家族が
    最高に幸せになることです
  • 4:56 - 4:58
    次の一歩を決めるのは
    あなた次第です
  • 4:58 - 5:01
    家庭に留まるかどうかの選択は
  • 5:01 - 5:03
    あなたを様々な方向へ
    向かわせる要素を伴う
  • 5:03 - 5:05
    「選択」に過ぎないと
    認識することで
  • 5:05 - 5:10
    罪悪感を捨てて
    家族にとっての最良を享受できるのです
Title:
新米の親が仕事復帰前に考えるべき3つのこと
Speaker:
エミリー・オスター
Description:

子どもが産まれた後、仕事に復帰すべきでしょうか? 理屈では割り切れない決断であるものの、3つの要素を熟考すれば、親たちはより楽に決断できる、と作家で経済学者のエミリー・オスターは言います。

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TED Series
Duration:
05:23

Japanese subtitles

Revisions