ロキと死のヤドリギの神話 / イーサルト・ギレスピー
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0:07 - 0:12バルドルは 主神オーディンと
女王フリッグの息子で -
0:12 - 0:17平和の女神ナンナを妻とする
真実と光の神で -
0:17 - 0:22アスガルズ中で最も優しく
誰よりも愛される存在でした -
0:22 - 0:24その宮殿ブレイザブリクの大広間では
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0:24 - 0:28心落ち着かせるバルドルの存在が
臣下の憂いを和らげていました -
0:28 - 0:31しかしバルドルにも最近
悩まされていることがありました -
0:31 - 0:38自分に死が差し迫る恐ろしい夢を
毎晩見たのです -
0:38 - 0:41この不吉な予兆から
息子を守ろうと -
0:41 - 0:45女王フリッグは
九つの世界を巡り -
0:45 - 0:49生きとし生けるものに
バルドルを傷つけないよう懇願しました -
0:49 - 0:52出会ったものはすべて
その優美さに心打たれ -
0:52 - 0:58どんな動物も 自然の力も
流行り病も 植物も 刃も 虫も -
0:58 - 1:00喜んで約束しました
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1:00 - 1:05フリッグはブレイザブリクに戻ると
盛大な祝いの宴を開きました -
1:05 - 1:11ワインをしこたま飲んだ神々は
代わる代わるバルドルの不死身さを試しだしました -
1:11 - 1:15隅から見ていたロキは
うんざりしていました -
1:15 - 1:19この悪戯者の神は
光の神バルドルを気遣ったことがなく -
1:19 - 1:22その新たな資質を
苛立たしく思いました -
1:22 - 1:26フリッグの企てにも
ほころびがあるに違いません -
1:26 - 1:28老婆に姿を変えると
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1:28 - 1:32ロキはフリッグの側に行き
困惑したふりをしました -
1:32 - 1:38なぜ神々は 誰からも愛されるバルドルを
攻撃しているのか? -
1:39 - 1:43フリッグは誓いのことを話しましたが
老婆は引き下がらず -
1:43 - 1:48あらゆるものから誓いを受けたわけでは
ないだろうと聞きました -
1:48 - 1:49フリッグは肩をすくめ
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1:49 - 1:53訪ねなかったのは
ヤドリギくらいだと言いました -
1:53 - 1:57取るに足らない雑草を
恐れる者があるかと -
1:57 - 2:01それを聞いたロキは
ヤドリギの枝を探しに飛び出しました -
2:01 - 2:05戻ってくると
宴は一層盛り上がっていましたが -
2:05 - 2:08楽しんでいない神もいました
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2:08 - 2:13バルドルの弟ホズルは 盲目で武器を持たず
取り残されていました -
2:13 - 2:15これは利用できると見たロキは
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2:15 - 2:20遊びに加わるよう
ホズルに持ちかけました -
2:20 - 2:25ロキはホズルにヤドリギを構えさせ
狙いをバルドルに向けると -
2:25 - 2:28力いっぱい打ち込むように
言いました -
2:28 - 2:33ヤドリギが バルドルの胸を
貫きました -
2:33 - 2:38バルドルの光が消え
その場に絶望が押し寄せました -
2:38 - 2:44その瞬間 バルドルの死の衝撃が
九つの世界中で感じられました -
2:44 - 2:49嘆き悲しむ群衆の中から
勇気の神ヘルモーズが歩み出ました -
2:49 - 2:53オーディンの並外れた馬の助けがあれば
行けぬところはないと -
2:53 - 2:55戦士の神は考えました
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2:55 - 3:00ヘルの元へ赴き
バルドルを取り戻そうと -
3:00 - 3:04ヘルモーズは九日九晩
馬を駆り -
3:04 - 3:09骸の間を抜け
骨で敷き詰められた道を行きました -
3:09 - 3:12冥界の女王の元にたどり着くと
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3:12 - 3:16ヘルモーズはバルドルを家族の元に
帰してくれるよう頼みました -
3:16 - 3:22ヘルは情けをかけようかとも考えましたが
神々の悼みがどれほど深いか知りたいと思い -
3:22 - 3:26生きとし生けるものがバルドルのために
涙を流すことを示せたなら -
3:26 - 3:30バルドルの魂を手放そうと
約束しました -
3:30 - 3:33ヘルモーズは急ぎ
生者の地に戻ると -
3:33 - 3:36フリッグが訪れたあらゆる生き物に
会いましたが -
3:36 - 3:40みなバルドルのために涙を流し
その帰還を願いました -
3:40 - 3:45それを苦々しく見ていたロキは
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3:45 - 3:48自分のしたことを
無にされたくありませんでしたが -
3:48 - 3:54露骨に邪魔をすれば バルドル殺害に
噛んでいたのがバレてしまうかもしれません -
3:54 - 4:01恐ろしい巨人に姿を変えると
ヘルモーズが最後に訪れる場所に身を潜めました -
4:01 - 4:03ヘルモーズがやってくると
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4:03 - 4:08唸る風とゴツゴツした岩が
バルドルへの愛情を明言しましたが -
4:08 - 4:12間にいた巨人は
バルドルへの嫌悪を示しました -
4:12 - 4:18ヘルモーズがどれほど頼んでも
巨人は一滴も涙を流しません -
4:18 - 4:24最後の希望が打ち砕かれて
ヘルモーズがバルドルを再び悼んでいると -
4:24 - 4:28その嘆きを打ち消す笑い声が
洞窟から轟きました -
4:28 - 4:32ロキの歪んだ笑い声は
アスガルズの住人なら誰でも知っています -
4:32 - 4:36騙されていたことに気付いた
ヘルモーズが -
4:36 - 4:38ロキに飛び掛かると
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4:38 - 4:42ロキは鮭の姿になって
滝に潜り込みました -
4:42 - 4:48逃げおおせたかと思えたところで
トールが現れました -
4:48 - 4:53トールはロキを洞窟に引きずり戻すと
毒蛇と一緒に縛り付けました -
4:53 - 4:58永久に縛られたロキの額には
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4:58 - 5:01毒蛇の毒が滴り落ち
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5:01 - 5:05アスガルズの光明を消したことを
罰しました
- Title:
- ロキと死のヤドリギの神話 / イーサルト・ギレスピー
- Speaker:
- イーサルト・ギレスピー
- Description:
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バルドルはアスガルズ中で最も優しく誰よりも愛される存在でしたが、最近、自分の死が差し迫っているという恐ろしい夢に悩まされていました。不吉な予兆から息子を守ろうと、女王フリッグは九つの世界を巡り、バルドルを傷つけないよう生きとし生けるものに頼みました—ただひとつのものを除いて。イーサルト・ギレスピーがバルドルの死の神話を物語ります。
講師 イーサルト・ギレスピー
監督 WOW-HOW Studioこのビデオの教材 https://ed.ted.com/lessons/the-myth-of-loki-and-the-deadly-mistletoe-iseult-gillespie
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 05:07
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Yasushi Aoki approved Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe | |
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Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe | |
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Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe | |
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Tomoyuki Suzuki declined Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe | |
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Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe | |
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Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for The myth of Loki and the deadly mistletoe |