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Chromosomes, Chromatids, Chromatin, etc.

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    細胞分裂のしくみを、話していく前に
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    数多くあるDNA関連の用語について、
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    少し話しておくと、役立つと思う。
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    たくさんの用語があって、けっこう似てるものもあるので
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    相当ややこしいかもしれない。
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    なので、まず最初に少し
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    DNAがどうやってDNAを作るか、
    つまり複製するかってことや
  • 0:21 - 0:25
    どうやってタンパク質を生みだすかについて、
    話しておきたい。
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    これはDNAの動画で、やったことだけどね。
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    そしたら、ここにDNAの一部を
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    描いてみよう。
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    A、G、T、Tは2つと、
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    Cが2つ。
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    ほんの一部だね。
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    これがずっと続いていく。
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    そしてもちろん、これは二重らせんになっている。
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    対応する塩基配列があるわけだ。
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    この色で、描こうか。
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    なので、AはTに対応し、GはCに、水素結合していて
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    TはAに、CはGに対応している。
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    そしてもちろん、これも
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    ずっと続いていくんだ。
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    そして、この2組の異なるDNAが
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    行う活動がある。
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    ひとつは、体の細胞に関連したもので
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    肌の細胞をより多く作らなければならないような場合、
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    DNAが自分のコピーをつくる必要がある。これは、
  • 1:22 - 1:23
    「複製」と呼ばれる。
  • 1:23 - 1:24
    DNAを、複製するんだ。
  • 1:24 - 1:26
    この複製から、説明しよう。
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    一体どうやって、DNAは自らのコピーをつくるのか?
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    そして、これはDNAの構造の最も美しい
  • 1:31 - 1:32
    部分の1つでもある。
  • 1:32 - 1:35
    「複製」
  • 1:35 - 1:37
    そして、ここではかなり単純にして話をするけど
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    基本的には、この2つは別々だけれど、
    切っても切れない関係にある。
  • 1:40 - 1:40
    基本的には、この2つは別々だけれど、
    切っても切れない関係にある。
  • 1:40 - 1:44
    その反応がタンパク質や酵素で促進される。
  • 1:44 - 1:46
    これについて詳しくは、微生物学の動画で
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    また話すとしよう。
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    まぁこいつらは、分かれていくわけだ。
  • 1:54 - 1:57
    こっちの上にもってこよう。
  • 1:57 - 1:59
    分かれていきますよと。
  • 1:59 - 2:02
    こいつも。
  • 2:02 - 2:04
    大きすぎたな。
  • 2:04 - 2:07
    こいつは、こうして…
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    こうやって分かれていくわけだけど、
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    それが終わると、何が起こるだろう?
  • 2:13 - 2:17
    ここのいらないやつは、消しておこう。
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    消しておきます。
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    ここでは、二重らせんになっている。
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    これらの塩基対は
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    くっついていたけれど、
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    それが、今離れていった。
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    それじゃあ離れてしまうと、何をするんだろう?
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    実は、お互いの「型」になっていくんだ。
  • 2:28 - 2:33
    実は、お互いの「型」になっていくんだ。
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    こいつが一人でいると、突然
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    チミンがやってきて、ここに加わる。ここで
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    新しくヌクレオチドが、並んでいく。
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    なので順番に、チミン、シトシン、アデニン
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    アデニン、グアニン、グアニン、こうして続いていく。
  • 2:50 - 2:54
    そしてこっち側でも、この緑の配列の方
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    これは元々、青で書いた配列にくっついてたんだけど
  • 2:56 - 2:57
    同じことが起こっていく。
  • 2:57 - 3:02
    アデニン、グアニン、チミン、チミン、
  • 3:02 - 3:03
    シトシン、シトシン。
  • 3:03 - 3:04
    それじゃあ、何が起こったか?
  • 3:04 - 3:06
    こいつらが別れて、それを補うように配列がつくられてことで
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    この分子が、複製されたよね?
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    これは微生物学の動画でやっていくけど、
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    基本的な考えは、こんな感じ。
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    これが、DNAが自らのコピーを作り出す方法なんだ。
  • 3:17 - 3:20
    そして、有糸分裂と減数分裂のときに
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    これはまた後から話していくけど、
  • 3:22 - 3:23
    この複製が起こる。
  • 3:23 - 3:26
    そしてもう1つが、これからたくさん聞くだろうし、
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    すでにDNAの動画でも話したけど、「転写」だ。
  • 3:33 - 3:36
    DNAの動画では、DNAの複製については
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    詳しくやらなかったけど、この二重らせん構造の
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    最も美しいところが、複製が簡単に
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    できるとこなんだ。
  • 3:42 - 3:47
    ただ2つのらせんが分かれるだけで、
  • 3:47 - 3:49
    それがもう一方の「型」になり、
  • 3:49 - 3:49
    そして、そこから複製ができる。
  • 3:49 - 3:53
    今から「転写」について話すけど、このDNAは
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    最終的にタンパク質になる必要があって、転写は
  • 3:56 - 3:58
    その途中の段階にあたる。
  • 3:58 - 4:05
    DNAから、mRNAへと変わる段階なんだ。
  • 4:05 - 4:09
    そしてmRNAは、細胞の核を出て
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    リボソームへと向かう。これはまた、後で話すとしよう。
  • 4:13 - 4:14
    実は、転写でも同じことが起こる。
  • 4:14 - 4:16
    つまり、転写の間、こいつがもう一度
  • 4:16 - 4:18
    分かれて離れていくんだ。
  • 4:18 - 4:25
    そして片方はこっちに、もう一方は
  • 4:25 - 4:26
    こっち。
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    こっち。
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    たぶんこっちだけでやった方が、分かりやすいな。
  • 4:34 - 4:37
    こっちは消します。
  • 4:37 - 4:41
    こっちは消します。
  • 4:41 - 4:44
    それじゃあ、この緑の方を
  • 4:44 - 4:46
    複写していくとしよう。
  • 4:46 - 4:50
    これは消してしまって…あ、間違えた。
  • 4:50 - 4:53
    消します。
  • 4:53 - 5:00
    そして何が起こるかって言うと、このDNAと
  • 5:00 - 5:05
    デオキシリボ核酸、ヌクレオチドがペアになる代わりに
  • 5:05 - 5:08
    リボ核酸、つまりRNAがペアを作っていく。
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    赤紫色で書いてくよ。
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    RNAが、ペアを作っていく。
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    なので、DNA側のチミンと、アデニンがペアになる。
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    グアニンは、mRNAでは、チミンの代わりに
  • 5:23 - 5:27
    ウラシルがきて、ウラシル、シトシン、シトシンと
  • 5:27 - 5:28
    続いていく。
  • 5:28 - 5:29
    これが、mRNAだ。
  • 5:29 - 5:33
    mRNA
  • 5:33 - 5:35
    そして、これが別れていく。
  • 5:35 - 5:39
    mRNAは分かれて、核を離れていく。
  • 5:39 - 5:43
    核を離れて、「翻訳」されるんだ。
  • 5:43 - 5:50
    「翻訳」
  • 5:50 - 5:54
    これはmRNAから、DNAの動画で話したの覚えてるかな
  • 5:54 - 5:56
    小さなtRNAへと変わる。
  • 5:56 - 6:02
    この転移(トランスファー)RNAは、
    アミノ酸をmRNAへ運ぶ
  • 6:02 - 6:05
    トラックみたいなもので、これは全て
  • 6:05 - 6:07
    リボソームという、細胞の一部で起こる。
  • 6:07 - 6:09
    でも翻訳は、本質的には
  • 6:09 - 6:17
    mRNAからタンパク質への変化で、
    その仕組みは、すでに見てきたね。
  • 6:17 - 6:21
    こいつが、これをコピーして…
  • 6:21 - 6:23
    全体をコピーしよう。
  • 6:23 - 6:33
    こいつが別れて、核を離れ
  • 6:33 - 6:37
    そこに、tRNAのトラックがやってくる。
  • 6:37 - 6:39
    少し書いておこう。
  • 6:39 - 6:41
    ええと、アデニン、アデニン、グアニン、またグアニン。
  • 6:41 - 6:43
    これが、tRNA。
  • 6:43 - 6:44
    遺伝暗号だ。
  • 6:44 - 6:47
    遺伝暗号は、3つで1組になっていて
  • 6:47 - 6:49
    そこにアミノ酸がくっついている。
  • 6:49 - 6:51
    そして他の部分でも、tRNAがあって
  • 6:51 - 6:55
    ウラシル、シトシン、アデニン
  • 6:55 - 6:57
    それがまた別のアミノ酸にくっつく。
  • 6:57 - 7:01
    別のアミノ酸ね。
  • 7:01 - 7:04
    そして、アミノ酸がお互いにくっつくことで
  • 7:04 - 7:09
    つまり、長いアミノ酸の鎖がつくられて、
    タンパク質になる。
  • 7:09 - 7:13
    なのでタンパク質は、ちょっと変わった
    複雑な形をしてるんだ。
  • 7:13 - 7:17
    それじゃあ、理解を深めるために整理しよう。
  • 7:17 - 7:24
    DNAから始まって、まずはそのコピーがつくられた。
  • 7:24 - 7:30
    これは、複製。
  • 7:30 - 7:33
    DNAの複製だ。
  • 7:33 - 7:39
    そして、DNAからはmRNAもつくられる。
  • 7:39 - 7:42
    DNAの「型」からね。これが転写。
  • 7:42 - 7:48
    転写
  • 7:48 - 7:51
    一方の情報を、もう片方に写すこと
  • 7:51 - 7:54
    これが、転写だ。
  • 7:54 - 7:58
    そして、mRNAは細胞の核を離れたら
  • 7:58 - 8:00
    これは話したけど、ポイントをおさえるために
  • 8:00 - 8:04
    細胞を描いておこう。これが1つの細胞だとしよう。
  • 8:04 - 8:05
    これが1つの細胞だとすると、核がその中心にある。
  • 8:05 - 8:07
    これが1つの細胞だとすると、核がその中心にある。
  • 8:07 - 8:10
    この核が、DNAがある場所で
  • 8:10 - 8:14
    ここで全ての複製と転写が行われる。
  • 8:14 - 8:16
    けどmRNAが細胞を離れると、リボソームの内側では
  • 8:16 - 8:19
    これもまた別の動画で説明するけど
  • 8:19 - 8:22
    翻訳が行われて、タンパク質が形成される。
  • 8:22 - 8:29
    mRNAからタンパク質への翻訳だ。
  • 8:29 - 8:33
    遺伝子コードから、いわばタンパク質コードへの
  • 8:33 - 8:35
    翻訳がされるわけ。
  • 8:35 - 8:36
    なので、これは翻訳と呼ばれる。
  • 8:36 - 8:38
    翻訳
  • 8:38 - 8:43
    この言葉も、こうした一連の活動について考える時に
  • 8:43 - 8:45
    正しい言葉をつかえるよう
  • 8:45 - 8:47
    知っておかないとね。
  • 8:47 - 8:52
    そして、別のDNA関連の言葉として、
  • 8:52 - 8:54
    実は僕も最初に勉強した時、
    ほんと混乱しちゃったんだけど
  • 8:54 - 8:57
    染色体って言葉がある。
  • 8:57 - 8:58
    こっちに書くとしよう。
  • 8:58 - 9:04
    見たらややこしいのがすぐに分かるよ。
    染色体(chromosome)、
  • 9:04 - 9:10
    染色質(chromatin)、
  • 9:10 - 9:14
    染色分体(chromatid)
  • 9:14 - 9:17
    「染色体」については、すでに話したね。
  • 9:17 - 9:19
    DNAがあって、
  • 9:19 - 9:21
    DNAの束があって
  • 9:21 - 9:24
    二重らせん構造になっている。
  • 9:24 - 9:27
    この束を拡大すると、2つのらせんになっているわけだけど
  • 9:27 - 9:30
    それぞれが、もちろん
  • 9:30 - 9:32
    塩基対とセットになっている。
  • 9:32 - 9:36
    こんなふうに、塩基対が続いている。
  • 9:36 - 9:38
    ちょっと確認しておきたいのは、この今緑で書いた細い線は
  • 9:38 - 9:41
    実際には、二重らせんになってるってこと。
  • 9:41 - 9:45
    この二重らせんが、タンパク質に巻き付いていて
  • 9:45 - 9:47
    ヒストンと呼ばれている。
  • 9:47 - 9:51
    ヒストンと呼ばれている。
  • 9:51 - 9:54
    なので、こんなふうに巻き付いてたり
  • 9:54 - 9:56
    こっちではこうなってたり、くねくねしてるんだけど
  • 9:56 - 9:59
    ここには、ヒストンと呼ばれるものがある。
  • 9:59 - 10:01
    これが、タンパク質なわけ。
  • 10:01 - 10:05
    これが、タンパク質なわけ。
  • 10:05 - 10:13
    そして、この構造は、DNAとそれを形作っている
  • 10:13 - 10:16
    タンパク質と組み合わさって、
  • 10:16 - 10:18
    それが何重にも、つむがれていく。
  • 10:18 - 10:21
    そして、その形状は細胞の年齢によって
  • 10:21 - 10:23
    変わってくるんだ。
  • 10:23 - 10:26
    でも核酸、つまりタンパク質と結合したDNAについて
  • 10:26 - 10:29
    いうときは、「染色質」という
  • 10:29 - 10:31
    言葉を使う。
  • 10:31 - 10:33
    「染色質」
  • 10:33 - 10:39
    これは、DNA+みたいなもので、DNAをまとめる
  • 10:39 - 10:41
    構造的なタンパク質だと思えばいい。
  • 10:41 - 10:44
    構造タンパク質だ。
  • 10:44 - 10:48
    この染色質は元々、
  • 10:48 - 10:50
    昔の人が細胞を見た時、
  • 10:50 - 10:55
    かなり
  • 10:55 - 10:55
    描いてきた。
  • 10:55 - 10:57
    そうだな、これを細胞の核としよう。
  • 10:57 - 11:01
    こんなふうに、かなりはっきりと輪郭をとってきた。
  • 11:01 - 11:04
    ここに1つ、そしてこっちのもう1個
  • 11:04 - 11:07
    ちょっと短くしようか。そして、それぞれの相同染色体。
  • 11:07 - 11:10
    これは、「染色体」だね。
  • 11:10 - 11:14
    そして前の動画でやった、この1つ1つの染色体だけど
  • 11:14 - 11:18
    これはそもそもDNAのつながった構造で、DNAの鎖が
  • 11:18 - 11:21
    お互いにギュッとつながったものだった。
  • 11:21 - 11:24
    なので拡大してみると、こんな感じ。
  • 11:24 - 11:26
    1つの束は、こんなふうに
  • 11:26 - 11:29
    巻き巻きになってる。
  • 11:29 - 11:32
    そして、これは変異についての動画で話したけど
  • 11:32 - 11:34
    相同染色体は、そもそも
  • 11:34 - 11:37
    同じ遺伝子だけど、別の情報を
  • 11:37 - 11:39
    持つやつだったんだ。
  • 11:39 - 11:43
    この青がパパからもらったやつだとすると、
    赤はママからもらってる。
  • 11:43 - 11:46
    それは基本的に、同じ遺伝子に対する情報だ。
  • 11:46 - 11:52
    なので、この1つの鎖について考えれば
  • 11:52 - 11:57
    このパパからもらったものだけを指して、
  • 11:57 - 11:59
    「染色体」という。
  • 11:59 - 12:02
    「染色体」
  • 12:02 - 12:05
    それじゃあ、もう少し一般的に、ここで整理しておこう。
  • 12:05 - 12:09
    DNAは、その周期のある段階でしか、この形にはならない。
  • 12:09 - 12:15
    それはつまり、自分のコピーを作るときなんだけど、
  • 12:15 - 12:18
    「複製」ではないよ。
  • 12:18 - 12:20
    細胞が分裂する前に、DNAはこのはっきりとした
  • 12:20 - 12:21
    形をつくる。
  • 12:21 - 12:24
    ほとんどの細胞の周期において、DNAは様々なことを
  • 12:24 - 12:27
    しているんだけど、実際にはタンパク質を作ったり、
  • 12:27 - 12:30
    つまり、タンパク質がDNAから転写されたり
  • 12:30 - 12:32
    翻訳されたりしてるんだけど、
    こんなふうにいつも束になってるわけじゃない。
  • 12:32 - 12:35
    もしこんなに束になったら、複製や転写でDNAを
  • 12:35 - 12:42
    いじくって、タンパク質をつくるときとかに
  • 12:42 - 12:45
    大変だからね。
  • 12:45 - 12:49
    普通DNAは…ちょっとこれも同じ核を描いておこう。
  • 12:49 - 12:54
    普通は、普通の光学顕微鏡では見ることさえ
  • 12:54 - 12:54
    できない状態だ。
  • 12:54 - 12:58
    とても薄くて、DNAの束は細胞全体に
  • 12:58 - 13:00
    散らばっている状態。
  • 13:00 - 13:02
    青いやつがこんな感じなら、もう片方は
  • 13:02 - 13:06
    こんな感じだよね。
  • 13:06 - 13:09
    そして、短めのやつもこんな感じ。
  • 13:09 - 13:11
    でもほんとは、見ることもできない。
  • 13:11 - 13:12
    こんなふうに、はっきりした形じゃないんだ。
  • 13:12 - 13:14
    これが普通の状態。
  • 13:14 - 13:17
    もう1つ短いのも、こんな感じだな。
  • 13:17 - 13:22
    こんなふうに散らばった
  • 13:22 - 13:25
    DNAとタンパク質の状態、
  • 13:25 - 13:26
    これが、「染色質」なんだ。
  • 13:26 - 13:30
    染色質
  • 13:30 - 13:33
    なので、言葉はものすごくあいまいで、ややこしいんだけど
  • 13:33 - 13:35
    一般的な使い方として、
  • 13:35 - 13:40
    DNAが鎖状でしっかりとした形をとっているとき
  • 13:40 - 13:42
    これを、「染色体」という。
  • 13:42 - 13:47
    染色質は、染色体の構造を言ったり
  • 13:47 - 13:51
    構造を生み出すDNAとタンパク質の組み合わせを指す。
  • 13:51 - 13:54
    もしくは、この染色体が散らばって
  • 13:54 - 14:00
    複合染色体のDNAと、すべてのタンパク質が
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    ごちゃまぜになった状態を
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    「染色質」という。
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    ちょっとはっきりさせたかったんだ。
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    それじゃあ、次の言葉
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    「染色分体」って、何だろう?
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    「染色分体」とは、何か?
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    実は、さっき言ったかもしれないけど、
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    これの名前を書いておこう。
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    この染色質を形成するタンパク質、つまり
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    染色体を形成している部分を、
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    「ヒストン」という。
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    ヒストンには様々な段階で、構造に影響する
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    いろんなタイプがあるんだけど、
    それは、また後で詳しくやろう。
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    それじゃあ、染色分体とは何か?
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    DNAが複製されるとき、それじゃあ
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    この前のDNAを使って話そうか。
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    これは、普通の状態。一つは
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    お父さんからので、もう1つはお母さんから来た。
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    それじゃあ、こいつを複製しよう。
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    まず、お父さんからもらったのは、
    最初はこんな感じなんだ。
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    大きなDNAの束だ。
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    そして、きちんと機能していれば、
    これと全く同じものを、
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    もう1つ作りだす。なので、新しく作られたのは
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    こんな感じになる。
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    そして、こいつらは元々
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    お互いにくっついていたんだ。
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    「動原体」と呼ばれるところで、元々お互いに
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    くっついていた。
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    動原体
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    ここに今2つの束を描いたけど、
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    これは今はくっついている状態。
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    ここに今2つの束を描いたけど
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    これは…そうだな、
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    ちょっと描き方を変えよう。
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    並列したような形で、描いてみよう。
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    これが1つ目の束で、
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    こっちがもう1つの方。
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    これで、2つのコピーができた。
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    こいつらは、完全に同じ遺伝情報を持っている。
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    そう、全く同じ。
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    でも、このときはまだ「染色体」と呼ばれる。
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    染色体
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    この全体は、まだ染色体と呼ばれているけど、
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    1つ1つのコピーは、「染色分体」と呼ばれる。
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    なので、これも「染色分体」だし、こっちも「染色分体」。
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    これをまとめて、「姉妹染色分体」とか、
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    「双子染色分体」と呼んだりする。
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    全く同じ遺伝情報を持っているからね。
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    なので、この染色体は、
    2つの染色分体を持っているわけだ。
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    そして、DNAの複製が起こる前、つまりDNA量が
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    2倍になる前に、ここにある染色体は
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    お父さんからもらった染色体は、1つの染色分体を持つ。
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    普通はそうは言わないけど、これを染色分体と
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    呼ぶこともできるわけだ。
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    普通は、染色体に2つある状態のときに
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    それぞれを染色分体と考える。
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    そして、有糸分裂と減数分裂のとこで勉強したけど、
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    この2つの染色分体は分かれて、元々「染色分体」と
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    呼ばれていたDNAの束は、
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    それぞれ、「染色体」と呼ばれるようになる。
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    これがそのうちの1つで、もう1つは
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    こっちの方向に分かれていく。
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    これは緑で囲んでおこう。
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    なので、こっちのが左に
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    そして、オレンジの方が、右に動いていく。
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    元々2つの染色分体が中心体でつながり、
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    1つの「染色体」と呼ばれていたものは、
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    この段階になると
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    2つの染色体として、扱われる。
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    別の言い方をすると、1つの染色分体でできた
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    2つの染色体が離れた染色体がある、といえる。
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    これで、DNA関連の用語が、少しでも
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    分かってもらえると嬉しい。
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    僕もいつも混乱していたからね。
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    でもこれで、有糸分裂や減数分裂で
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    「染色体が染色分体になる」とか言った意味が
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    分かりやすくなると思う。
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    たぶん「どうやって1つの染色体が
    2つになるんだ?」って
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    思うだろうからね。
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    他にも、「染色分体が
    どうやって染色体になるんだ?」とか。
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    これで、そこら辺の言葉の意味は分かってもらえるはずだ。
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    この1つの染色体と、離れたあとの染色体で
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    違う言葉を使ってたかもしれないけど、
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    今説明したようにして、
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    呼び方が決まってたんだ。
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    ところで、「染色(chromo)」って言葉
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    どこから来たか、気にならない?
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    昔のコダックのフィルムには、「染(chromo)」って
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    色があったんだ。
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    そして「染(chromo)」は、
    色の基本的な部分に関係している。
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    たぶん、色を表すギリシャ語からきてると思うんだけど。
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    昔細胞の核が、初めて観察されたとき
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    そこには、染料が使われていた。
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    そしてその染料で染まっていた部分が、
    まさに今の「染色体」にあたる部分だった。
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    なので、光学顕微鏡ではっきり見ることができたわけ。
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    そしてその中には、「体」に由来するものがあったので
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    「染められた体」ってことで、
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    「染色体」と呼ばれるようになったんだ。
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    そして「染色質」は…と言いたいとこだけど、
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    ここで詳しく話すのはやめよう。
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    まぁでもこれで、染色分体、染色体、そして染色質の
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    違いが分かってもらえると嬉しい。
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    そして、それができれば、有糸分裂と減数分裂の
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    話に入っていけると思う。
Title:
Chromosomes, Chromatids, Chromatin, etc.
Description:

The vocabulary of DNA: chromosomes, chromatids, chromatin, transcription, translation, and replication

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Video Language:
English
Duration:
18:23

Japanese subtitles

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