例: 異なる符号を持つ数のかけ算

例: 異なる符号を持つ数のかけ算
(負の実数のかけ算)

4(-5)(-7.5) の積をみつけなさい．

ここでは単に3つの数をかけています．いくつかは正の数で

いくつかは負の数です．どんな順番でかけることもできます．

ここでは左から右，4×-5 からはじめましょう．そしてその答えに，

-7.5 をかけましょう．

ではこれをもう一度 4・(-5)・(-7.5) と書きます．

括弧があればかけ算の意味になるのでかけ算の印の点を書かなくてもかまいません．

最初に考えなくてはいけないことは，

(+) × (+) = + そして， (+) × (-) = - または (-) × (+) = -

(-) × (-) = + です．もし2つの同じ符号の数をかけるのなら，

+ の答えになります．そしてもし

異なる符号の2つの数をかけるのであれば，

マイナスの答えになります．4 × 5 = 20 です．

ここには(+) × (-) です．2つの数が異なる符号です．

ですから - になります．

これは -20 × - 7.5 になります．

これが何であるかみつけましょう．

20 × 7.5 は 150.0 です．

ではこれがプラスなのかマイナスなのか考えます．

ここでは(-) × (-) です．これらは同じ符号ですから，

答えは + です．

つまり答えはプラスの 150.0 です．計算の精度を気にする場合のために .0 を最後に書いておきます．