ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」
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0:00 - 0:07おはようございます。気分はいかがですか?素晴らしいですね、ここは
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0:07 - 0:11すべてが驚嘆の連続です
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0:11 - 0:15だからそろそろ帰ろうかと思って(笑)
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0:15 - 0:19カンファレンスを通して、これまで私たちは
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0:19 - 0:233つのテーマを取り上げてきました
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0:23 - 0:25どれも私が話したいことに関わっています
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0:25 - 0:291つ目は人間の創造性について
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0:29 - 0:32ここにいるすべての人が持っている
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0:32 - 0:35様々な形で表れる私たちの創造性と
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0:35 - 0:38その幅の広さです。2つ目は
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0:38 - 0:41創造性は未来に一体何が起こるのかを
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0:41 - 0:43予測不可能にしてしまいます
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0:43 - 0:45次に何が起こるかなんてさっぱりわからない
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0:45 - 0:48私は教育に関心があります
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0:48 - 0:51実際誰もが教育に関心があるんです
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0:51 - 0:53あるでしょう?私はとっても興味がある
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0:53 - 0:56例えばディナーパーティーの席で
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0:56 - 0:59あなたが教育関係の仕事をしてると言ったとします
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0:59 - 1:06まあ実のところ、教育関係で働いている人はあまりディナーパーティーに行ったりしません
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1:06 - 1:09そんなに誘われませんよね
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1:09 - 1:14まったく誘われない。どうしてでしょうね
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1:14 - 1:16でも招待されて、誰かと話すとします
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1:16 - 1:18「お仕事は?」と聞かれ
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1:18 - 1:20「教育関連の仕事です」と答えると
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1:20 - 1:24彼らの顔から血の気が引くんです。きっと心の中で
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1:24 - 1:30「なんてこった!なんで私の隣に?せっかくのパーティーなのに!」なんて思ってる
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1:30 - 1:32でもあなたが彼らの受けた教育について聞いたら
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1:32 - 1:34彼らは熱心に話し出すでしょう。教育というのは
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1:34 - 1:37深い問題ですからね。そうでしょ?
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1:37 - 1:40宗教やお金のことみたいに
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1:40 - 1:44私は教育に非常に関心があります。私たちは皆
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1:44 - 1:46教育に大きな関心があると思います
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1:46 - 1:49恐らく教育というものが私たちを予測不能な未来へと
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1:49 - 1:52運んで行くからでしょう
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1:52 - 1:55今年小学校に入学する子供たちは
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1:55 - 2:012065年に定年を迎えますが、TEDに集まる
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2:01 - 2:04あらゆる分野のエキスパートをもってしても
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2:04 - 2:065年先の世界ですらわかりません
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2:06 - 2:08それでも私たちは
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2:08 - 2:11未来に向かって彼らを教育していく立場にある
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2:11 - 2:13予測不可能であることは大きなテーマです
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2:13 - 2:15そして3つ目は
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2:15 - 2:20我々みんなが納得していること
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2:20 - 2:23つまり子供達が持っている潜在能力
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2:23 - 2:25独創性です。夕べのシリーナは驚愕でしたね
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2:25 - 2:28彼女を見ているだけで伝わってきたでしょう?
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2:28 - 2:33彼女の才能は例外的なようで実はそうではない
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2:33 - 2:36子供はみな例外的な力を発揮できるからです
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2:36 - 2:39子供は自分の中に才能を発見すると没頭します
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2:39 - 2:41子供は誰もが
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2:41 - 2:43比類ない才能を持っているんです
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2:43 - 2:45私たちは無情にもそれを無駄にしてしまっている
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2:45 - 2:48だから私は教育について話したい
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2:48 - 2:51創造性のことも話していきます
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2:51 - 2:54創造性は識字能力と同じくらい教育に必要です
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2:54 - 2:58創造力と識字力を同等に扱うべきなんです
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2:58 - 3:06(拍手)ありがとう。私が言いたかったのはそういうことです
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3:06 - 3:10どうもありがとう(笑)まだ15分も余っていますね
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3:10 - 3:17私が生まれたのは…いや、違うな
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3:17 - 3:21最近聞いたお気に入りの話をしましょう
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3:21 - 3:25絵の教室に通う6歳の少女が
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3:25 - 3:27教室の後ろの方で絵を描いていました
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3:27 - 3:29少女はそれまで何にも集中したことがなかった
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3:29 - 3:33でもその絵の教室では違ったんです
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3:33 - 3:35先生は興味を惹かれて少女に
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3:35 - 3:38「何を描いているの?」と聞きました
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3:38 - 3:41彼女は「神様の絵を描いてるの」と言ったんです
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3:41 - 3:44「神様がどんな姿をしてるか誰も知らないのよ」と先生が言うと
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3:44 - 3:51少女は「もうすぐわかるわ」と答えたんです
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3:51 - 3:52(笑)
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3:52 - 3:57私の息子がイギリスで4歳だった頃
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3:57 - 4:00正直言うと、あの頃息子はどこにいたって4歳だったんですが
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4:00 - 4:06そう!あの年息子はどこに行っても4歳でした
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4:06 - 4:08息子はキリスト誕生の劇をやっていたんです
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4:08 - 4:11どんなストーリーか覚えてますか?
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4:11 - 4:14壮大なストーリーでメル・ギブソンが続編をやりましたね
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4:14 - 4:19「キリスト誕生2」見たことあります?
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4:19 - 4:22息子がヨゼフ役をやるというので興奮しました
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4:22 - 4:24ヨゼフは重要な役の1つだと思っていましたから
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4:24 - 4:26会場を「ジェームス・ロビンソンこそヨゼフだ!」と書いた
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4:26 - 4:29Tシャツを着た友人でいっぱいにしました
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4:29 - 4:31息子にセリフはなかったんですが
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4:31 - 4:343人の賢者が金とフランキンセンス(乳香)とミルラ(没薬)を
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4:34 - 4:36持ってくる場面はわかりますよね
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4:36 - 4:38これは本当に起こったことなんですよ
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4:38 - 4:40恐らく順番通りやらなかったんだと思います
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4:40 - 4:42後で息子に「あれでよかったの?」
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4:42 - 4:44と訊いたら「何か間違ってた?」って言うんです
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4:44 - 4:46だから多分順番を入れ替えたんだと思います
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4:46 - 4:47とにかくその劇で
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4:47 - 4:49頭にタオルをのせた4歳の男の子たちは
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4:49 - 4:52贈り物の箱を置いて、最初の少年が
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4:52 - 4:54「私は金を贈ります」と言い
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4:54 - 4:572番目の子は「私はミルラを贈ります」と言い
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4:57 - 5:113番目の子が「フランク セント ディス」って言ったんです!
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5:11 - 5:13子供たちはいちかばちかやってみるんですね
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5:13 - 5:16何も知らなくても子供はただやってみます
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5:16 - 5:19そうでしょ?間違えることを怖がらない
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5:19 - 5:24間違えを犯すことと創造的であることは
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5:24 - 5:25同じではありませんが
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5:25 - 5:28間違えることを恐れていたら
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5:28 - 5:31決して独創的なものなど思いつかない
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5:31 - 5:34間違えることを許されずに育った
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5:34 - 5:36子供は本来の才能を失ってしまう
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5:36 - 5:39間違えることを恐れるんです
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5:39 - 5:41会社はこうやって経営されてますね
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5:41 - 5:44過ちを犯すことを非難する
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5:44 - 5:47私たちが作った国家教育システムでは
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5:47 - 5:50失敗は最悪だと教えます
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5:50 - 5:53教育が人間本来の創造性を殺してしまっている
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5:53 - 5:56ピカソはかつてこう言いました
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5:56 - 5:59「子供はみな生まれながらのアーティストだ」
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5:59 - 6:03問題は成長しながらどうやってアーティストたり続けるか
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6:03 - 6:05我々は創造性を育てるどころか見失い
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6:05 - 6:08創造性の欠落した教育を受けている
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6:08 - 6:10一体どうしてなのでしょうか?
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6:10 - 6:14私は5年前までストラットフォードオンエーボンに住んでいました
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6:14 - 6:16ストラットフォードからロサンジェルスに引っ越したんです
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6:16 - 6:20どんなにスムーズな変化だったか想像できますよね!
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6:20 - 6:22ちゃんと言うと
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6:22 - 6:24スニッターフィールドという所に住んでいました
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6:24 - 6:26ストラットフォードの郊外で
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6:26 - 6:31シェークスピアの父親の出生地です。驚きませんか?
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6:31 - 6:33シェークスピアに父親がいたなんて考えたことなかったでしょ?
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6:33 - 6:35あります?
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6:35 - 6:37シェークスピアも子供だったなんて
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6:37 - 6:407歳のシェークスピアなんて考えてもみなかった
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6:40 - 6:42でも彼にも7歳の頃があって
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6:42 - 6:51誰かの英語の授業を受けてたんです。なんてうっとおしいんでしょう!
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6:51 - 7:05「もっと努力しなさい」
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7:05 - 7:08「寝なさい!今すぐです!」ってシェークスピアに言うんですよ
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7:08 - 7:10ウィリアム・シェークスピアに言うんです「鉛筆を置きなさい!」
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7:10 - 7:18「そんな話し方するんじゃありません。みんな混乱するんですから」
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7:18 - 7:23(笑)
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7:23 - 7:26まあとにかく、私たちはストラットフォードからロスに引っ越しました
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7:26 - 7:30実はこのことで言いたいことがあります
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7:30 - 7:33息子はロスは好きでしたが引っ越しはイヤだった
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7:33 - 7:36私の子供は息子が21、娘が16になります
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7:36 - 7:38イギリスにいるサラという恋人が彼のすべて
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7:38 - 7:43だから息子はロスに来たくなかったんです
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7:43 - 7:45知り合って1ヶ月でした
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7:45 - 7:48でもすでに4回目の記念日を迎えていました
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7:48 - 7:5216歳には時間がたっぷりありますからね
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7:52 - 7:54息子は不機嫌極まりなく
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7:54 - 7:56「サラみたいな子は他にいない!」と言っていました
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7:56 - 7:58でも私たちはそれを聞いて喜んでいました
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7:58 - 8:10イギリスを離れた1番の理由がサラだったんですから
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8:10 - 8:13(笑)
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8:13 - 8:16世界中を渡り歩いていると
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8:16 - 8:181つ驚愕することがあります
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8:18 - 8:22地球上どこの教育制度も科目の優劣がある
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8:22 - 8:24すべてです。どこに行こうと大差ない
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8:24 - 8:26他の制度があるだろうって思うでしょ?でも、ない
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8:26 - 8:29みんな同じ。数学と語学がトップで
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8:29 - 8:31次が人文系。一番評価されてないのは芸術系
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8:31 - 8:33地球上どっこにいっても!
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8:33 - 8:36そして大概どの教育制度でも
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8:36 - 8:38芸術科目の中でまた順位があります
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8:38 - 8:40美術と音楽は演劇やダンスより上です
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8:40 - 8:43数学みたいにダンスを毎日教える
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8:43 - 8:45教育制度はありません
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8:45 - 8:48どうしてでしょうか?
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8:48 - 8:50私はダンスは非常に重要だと考えています
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8:50 - 8:53数学もダンスも同じくらい大事です
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8:53 - 8:56子供というのは1日中でも踊っています。みんなそうです
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8:56 - 8:59私たちはみんな体を持ってますよね。あれ、ミーティングに行きそびれたかな?
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8:59 - 9:03私たちは子供が成長するにつれて
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9:03 - 9:05腰から上へとだんだんと教育し
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9:05 - 9:08最後は頭にフォーカスする
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9:08 - 9:10それも脳の片側だけ
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9:10 - 9:14もしエイリアンが教育現場にやってきたら
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9:14 - 9:17「公教育って何のためにあるの?」と不思議に思うでしょう
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9:17 - 9:19現在の教育がもたらす結果を見たら
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9:19 - 9:21誰が本当に恩恵を受けて
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9:21 - 9:23誰がやる事をやっていて
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9:23 - 9:26誰が一番おいしいところを持っていく勝者か考えたら
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9:26 - 9:29公教育の目的は
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9:29 - 9:30世界中において
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9:30 - 9:34大学教授を生み出すことだと言わざるを得ないでしょう
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9:34 - 9:36彼らが世の中のトップにいる
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9:37 - 9:40私も昔そうだった。すごいでしょ
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9:40 - 9:44大学教授は好きですから。でもね、みなさん
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9:44 - 9:48大学教授だけが人間の最高峰ではないんです
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9:48 - 9:50大学教授は単に1つの生き方に過ぎない
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9:50 - 9:52彼らはとても好奇心旺盛ですけどね
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9:52 - 9:54大学教授に対する愛情から言ってるんですよ
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9:54 - 9:57教授というのはとっても興味深い生き物だ
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9:57 - 10:00大概、教授というのは頭の中で生きてる
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10:00 - 10:02それも頭の片方に偏ってる
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10:02 - 10:06言葉通り、なんだか現実離れしてる人たちです
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10:06 - 10:08彼らは自分たちの体を
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10:08 - 10:17頭を運ぶための乗り物としか見ていませんよね?
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10:17 - 10:24体は教授を会議に連れてくための乗り物です
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10:24 - 10:27もし本当の幽体離脱体験の証拠が欲しければ
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10:27 - 10:30教授の重鎮が集まるような
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10:30 - 10:32数日間の学会に行ってみるといい
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10:32 - 10:35最終日の夜にはディスコに行って
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10:35 - 10:39ビートなんか無視してめちゃくちゃに体をくねらせながら
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10:39 - 10:43「早く家に帰って今夜のことを論文に書こう」
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10:43 - 10:47なんて考えてるいい年した男女を見れますから
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10:47 - 10:53今の教育制度は学者を育てるために作られています
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10:53 - 10:56そこには理由があるんです
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10:56 - 10:58制度全体が作り上げられた19世紀以前に
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10:58 - 11:00世界中どこにも公教育なんてなく
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11:00 - 11:03教育制度は産業主義社会のニーズから
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11:03 - 11:04生まれました
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11:04 - 11:07科目の優劣は2つのことから決められました
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11:07 - 11:111つは働くために有用な科目が最優先ということ
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11:11 - 11:13私たちが小学生の頃習ったことや好きなこと
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11:13 - 11:15砂場遊びとか仕事に使えないことは
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11:15 - 11:17おそらく敬遠されたでしょう
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11:17 - 11:20砂遊びでは会社で雇ってもらえませんから
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11:20 - 11:22音楽なんてダメだ!音楽家になるわけじゃないんだから
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11:22 - 11:24アートなんてするな。アーティストになんてならないんだから
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11:25 - 11:29心優しいアドバイス。でもまったくもって間違っています
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11:29 - 11:30世界は今、変革の時にある
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11:30 - 11:332つ目は学力。学校の成績だけが
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11:33 - 11:34いまや知性だと思われている
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11:34 - 11:37大学側のイメージだけで教育制度を作ったからです
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11:37 - 11:39世界中に広がる今の学校教育が
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11:39 - 11:41大学に入るために敷かれた
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11:41 - 11:43長い道のりなんです
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11:43 - 11:46その結果、無数の天才的で創造性溢れる
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11:46 - 11:48人たちが「自分は才能がない」と感じています
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11:48 - 11:50学校は彼らの才能を評価しないどころか
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11:50 - 11:54ダメだと烙印を押してしまうから
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11:54 - 11:56しかし、そんなことをしている余裕はない
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11:56 - 11:58これから30年間、ユネスコによると
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11:58 - 12:01歴史始まって以来の多くの人間が世界中で
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12:01 - 12:03こういった教育を受けて社会に出て行くんです
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12:03 - 12:05今よりもっと大勢の人がです。それと
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12:05 - 12:07今まで話し合ってきたこと全部の組み合わせです
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12:07 - 12:10テクノロジーとその進歩が労働環境や
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12:10 - 12:12人口の増大に大きな影響を与えます
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12:12 - 12:15突然、大学の学位がまるで意味をなさなくなった
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12:15 - 12:19私が学生の頃は大学を卒業していれば仕事が見つかりました
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12:19 - 12:22仕事がない人っていうのは自らそれを選んだ人でした
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12:22 - 12:25正直、私は仕事なんてしたくなかった
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12:25 - 12:30でも現在、大学を卒業した子供達は
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12:30 - 12:31ビデオゲームをするために家へ帰るんです
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12:31 - 12:34今や学士ではなく修士、時には博士号が
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12:34 - 12:37必要になってきたからです
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12:37 - 12:39大学教育のインフレが起こっているんです
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12:39 - 12:41根底から教育制度が変わりつつあります
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12:41 - 12:43抜本的に知性の意味を考え直す
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12:43 - 12:44必要がある
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12:44 - 12:46知性について3つのことがわかっています
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12:46 - 12:491つは多様であること。我々はこの世界を
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12:49 - 12:51あらゆる視点から捉えます。視覚的だったり
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12:51 - 12:54聴覚からであったり、感触からであったり
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12:54 - 12:57抽象的な捉え方もしますし、動きながらだったり
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12:57 - 12:59次に、知性とはダイナミックです
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12:59 - 13:02人間の脳の働きを考えてみましょう
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13:02 - 13:05昨日のプレゼンテーションからわかったように
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13:05 - 13:07知性とは素晴らしくインタラクティブです
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13:07 - 13:10脳はいくつもの部分に区切られているわけではありません
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13:10 - 13:13創造性とは、独創的で価値あるアイディアを
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13:13 - 13:15構築するプロセスのことだと思います
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13:15 - 13:18創造力は様々な分野や価値観の
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13:18 - 13:21相互作用によって生まれます
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13:21 - 13:23ところで、脳には
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13:23 - 13:26右脳と左脳に繋がる複数の神経を束ねる軸があります
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13:26 - 13:28脳梁と呼ばれる部分で女性の方が太いんです
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13:28 - 13:30昨日のヘレンの話もそうでしたが
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13:30 - 13:34女性の方がマルチタスクなのはこのせいかもしれないですね
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13:34 - 13:36ここにいる女性方もそうでしょ?
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13:36 - 13:39多くの研究結果がありますが個人的な経験からもわかります
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13:39 - 13:41もし妻が家で食事の支度をしていたら
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13:41 - 13:45実際そんなにやってくれないんですけどね、ありがたいことに
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13:45 - 13:48妻は他に得意なことがありますから!
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13:48 - 13:50でもまあ、料理をしていたとしましょう
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13:50 - 13:52彼女は同時に電話で誰かと話したりします
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13:52 - 13:55子供と話したり、天井の色を塗り替えたり
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13:55 - 13:58心臓を開けて手術をしたりね
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13:58 - 14:01私が料理をする時はドアを閉め、子供たちはどこかに行き
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14:01 - 14:04電話などしません。妻が途中で入って来たらイラっとします
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14:04 - 14:17「テリー、卵を焼こうとしてるんだからちょっと放っておいてくれよ」って言います
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14:17 - 14:19みなさんも古い哲学の問いを知ってるでしょう
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14:19 - 14:22「森で1本の木が倒れ、誰もその音を聞かなかったら」
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14:22 - 14:25「それは本当に起こったことなのか?」
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14:25 - 14:28最近面白いTシャツを見ました「男が森の中で」
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14:28 - 14:31「好き放題言うのを聞いていた女性はいなかった」
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14:31 - 14:40「彼はそれでも間違ってるのか?」って書いてあったんです
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14:40 - 14:423つ目に知性とは比類ないものです
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14:43 - 14:45今『エピファニー』という新しい本を執筆中です
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14:45 - 14:47いかに人間は自分の才能とめぐり会うか
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14:47 - 14:49その過程について色々な人に
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14:49 - 14:51インタビューしました
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14:51 - 14:54この本を書くきっかけを与えてくれたのは
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14:54 - 14:56恐らく皆さんが知らないある女性です
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14:56 - 14:58ジリアン・リンといいます
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14:58 - 15:00何人か知っているみたいですね。彼女は振り付け師です
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15:00 - 15:02彼女の作品は誰もが知っています
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15:02 - 15:04「キャッツ」や「オペラ座の怪人」です
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15:04 - 15:08彼女は素晴らしい。私は昔、英国ロイヤルバレーの役員でした
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15:08 - 15:10見ればわかるでしょ!
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15:10 - 15:12ジリアンとランチをした時尋ねたんです
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15:12 - 15:14「どうやってダンサーになったの?」
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15:14 - 15:16彼女の答えは興味深かった。ジリアンは小学生の頃
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15:16 - 15:19まったくもって絶望的でした。1930年代のことです
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15:19 - 15:21学校は彼女の両親に
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15:21 - 15:23ジリアンには学習障害があると伝えたんです
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15:23 - 15:25集中力がなくいつもそわそわしていた
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15:25 - 15:29今だったらADHDと言われているんでしょうが1930年代は
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15:29 - 15:32ADHDなんて概念はありませんでしたから
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15:32 - 15:35そう判断することはできなかったですよね
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15:35 - 15:39当時の人はADHDなんて知る由もなかった
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15:39 - 15:43とにかくジリアンは専門家に相談に行きました
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15:43 - 15:46重厚な壁に囲まれた部屋で
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15:46 - 15:49部屋の隅にある椅子に座るよう言われ
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15:49 - 15:5120分も何もせずに座っている横で
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15:51 - 15:53専門家は母親に向かって
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15:53 - 15:57ジリアンの学校での問題について話していたそうです
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15:57 - 15:59ジリアンはいつも遅れて宿題を出したり
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15:59 - 16:01他の生徒の学習に支障をきたすと
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16:01 - 16:04最終的に医者がジリアンの所に来て言いました
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16:04 - 16:06「ジリアン」
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16:06 - 16:08「君のお母さんの話をいろいろ聞いて」
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16:08 - 16:10「お母さんと2人で少しお話がしたいんだ」
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16:10 - 16:13「少しここで待ってて」
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16:13 - 16:15ジリアンを1人残し
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16:15 - 16:17医者と母親は部屋を出て行きました
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16:17 - 16:19その際に医者はラジオのスイッチを入れました
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16:19 - 16:21そして部屋の外で母親に
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16:21 - 16:24「ここでジリアンを見ていて下さい」と伝えました
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16:24 - 16:28するとジリアンは元気そうに、音楽に合わせて動き始めました
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16:28 - 16:30母親と医者はそんなジリアンを見守りました
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16:30 - 16:33そして医者は母親に言ったんです
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16:33 - 16:37「お母さん、ジリアンは病気なんかじゃありません。ダンサーですよ」
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16:37 - 16:39「ダンススクールに通わせてあげなさい」
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16:39 - 16:41私はその後を尋ねると
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16:41 - 16:44「行かせてくれたわ。どんなに楽しかったか言葉じゃ表せない!」
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16:44 - 16:46「ダンススクールには私みたいな子ばかりいた」
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16:46 - 16:49「みんなじっとしてられないの」
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16:49 - 16:52「考えるのにまず体を使わなくちゃいけない」
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16:52 - 16:54彼女はバレーやタップやジャズダンスを習いました
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16:54 - 16:56モダンやコンテンポラリーダンスもやりました
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16:56 - 16:59ジリアンはやがてロイヤルバレー学校の
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16:59 - 17:01オーディションに受かってソリストになり
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17:01 - 17:03見事なキャリアを築きました
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17:03 - 17:05それからロイヤルバレーを卒業して
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17:05 - 17:08ジリアン・リン・ダンスカンパニーを設立しました
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17:08 - 17:11その後アンドリュー・ロイド・ウィーバーと出会い
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17:11 - 17:13ジリアンは歴史上もっとも偉大なミュージカルを手がけます
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17:13 - 17:18何百万人もの人に感動と喜びを与え
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17:18 - 17:21経済的にも大成功しました
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17:21 - 17:25あの医者じゃなければ彼女を薬漬けにして
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17:25 - 17:27おとなしくするように言っていたかもしれません
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17:27 - 17:30さて、私はこんなことを考えています
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17:30 - 17:32アル・ゴアがレイチェル・カーソンに感銘を受けて
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17:32 - 17:35エコロジーと革命についての話をしましたね
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17:35 - 17:39私は、我々の未来への唯一の希望は
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17:39 - 17:42人類生態学という新しい概念を取り入れることだと思います
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17:42 - 17:46人類生態学とは、人間は豊かな可能性を持っているという
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17:46 - 17:48新しい考え方を築き上げる学問です
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17:48 - 17:52これまでの教育は、地表を削いで石炭を直接取り出すように
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17:52 - 17:54私たちから特定の物だけを発掘してきました
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17:54 - 17:57でも将来それはもう役立ちません
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17:57 - 18:00私たちは次世代の人間を教育するための
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18:00 - 18:02根本的な理念を再考しなければならない
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18:02 - 18:06ジョナス・サークの素晴らしい引用があります
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18:06 - 18:09「仮にすべての昆虫が地球から消え去ったら」
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18:09 - 18:12「その後50年の間にあらゆる生きものが消滅するだろう」
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18:12 - 18:15「もし地球上から人類が消え去ったら」
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18:15 - 18:19「50年後にはあらゆる生命が豊かに栄えるだろう」
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18:19 - 18:21その通りだと思います
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18:21 - 18:24TEDが称賛するのは人間の持つイマジネーションという宝物です
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18:24 - 18:28いかにこの天賦を賢く活用するか考えなくてはなりません
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18:28 - 18:31想定されたシナリオを回避するために
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18:31 - 18:34私たちに残された唯一の方法は
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18:35 - 18:38人間の限りない創造性が
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18:38 - 18:40私たちの生を豊かにすることを知り
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18:40 - 18:43子供たちが未来の希望であると認識することです
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18:43 - 18:46子供をあるがままに育てなくてはいけません
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18:46 - 18:49私たちが未来を見ることはないかもしれませんが
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18:49 - 18:52子供は未来を生きていくのです。私たちの役割は
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18:52 - 18:54子供たちが未来を創る支えとなることです。どうもありがとう
- Title:
- ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」
- Speaker:
- Sir Ken Robinson
- Description:
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サー・ケン・ロビンソンは、人間の創造性を(弱めてしまうのではなく)育てていくための教育システムを構築している。彼のやり方はエンターテイメント性に溢れると同時に、我々の心の奥底に何かを強く訴えかけてくる。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 19:00