Lynne Ramsay - The Poetry of Details
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0:09 - 0:12Every Frame a Paintingへようこそ
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0:12 - 0:15映画が詩的と言うと どう思う?
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0:15 - 0:19ゆっくり? 壮大? 中身なし?
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0:21 - 0:24"起きて何かするのか?"
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0:24 - 0:26決まり文句だ
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0:26 - 0:26"いえ"
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0:27 - 0:30僕にとっては 話とは関係なく
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0:30 - 0:34画や音がユニークであることだ
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0:42 - 0:48何度も観た映画が私の血肉となりました
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0:48 - 0:52話というよりキャラクターがです
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0:52 - 0:56そしてとても変わったアプローチも
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0:56 - 0:59「間違えられた男」がそうです
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0:59 - 1:02カメラの動きが恐れを生む
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1:02 - 1:06恐怖や不安がカメラと顔で作られる
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1:07 - 1:08"同じ"
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1:08 - 1:10リン・ラムジーも同じだ
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1:11 - 1:15すべてをカメラと顔と細部に込めている
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1:18 - 1:22撮るものは全部コントロールしています
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1:22 - 1:26正しく配置されるよう時間をかけている
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1:27 - 1:31細部はシーンのすべてだからです
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1:31 - 1:34細部から学ぼう
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1:36 - 1:40このシーン 息子がわざと行儀を悪くし
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1:40 - 1:42父親が来ると
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1:42 - 1:43"おーい"
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1:43 - 1:47"パパ どうだった?写真は撮った?"
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1:47 - 1:50父親は画面の端にいる
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1:50 - 1:53周りを見てないからだ
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1:54 - 1:56母親の恐怖も無視する
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1:56 - 2:00"まだ子供なんだ そういうもんさ"
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2:01 - 2:04まだ顔は見えずに このショット
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2:06 - 2:08何がわかるか
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2:08 - 2:11散らかりはひどくなっていく
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2:11 - 2:15これは何を意味しているのだろう
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2:16 - 2:18ラムジーの作品では
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2:18 - 2:21話が細部から暗示される
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2:21 - 2:24物はあまり置かれない
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2:24 - 2:28そうして一つの細部に焦点を当てる
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2:28 - 2:31ロベール・ブレッソンが言っていました
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2:32 - 2:35映像に音はなく
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2:35 - 2:37音に映像はない
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2:37 - 2:40過大に考えるなと
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2:54 - 2:56映画の偉大な点だ
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2:56 - 2:59映像と音だけで精神に訴える
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3:00 - 3:05フレームと人の顔と細部によって
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3:08 - 3:09一つずつ行こう
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3:09 - 3:11まずフレーム
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3:12 - 3:15ラムジーは重要な情報を
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3:15 - 3:17よくフレームから外す
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3:17 - 3:19ここでは女性の目
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3:20 - 3:24ここではキャラがドアで半分隠れている
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3:26 - 3:31全部は見えなくても心情は想像できる
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3:37 - 3:40心情が語られてはいないから
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3:40 - 3:42少し謎めいている
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3:42 - 3:452番目は 顔
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3:46 - 3:50スクリーンは人をそれっぽくさせる
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3:51 - 3:53プロでなくても
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3:53 - 3:59ラムジーはプロも素人も作品に起用した
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3:59 - 4:02素人こそ最高の役者です
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4:03 - 4:08カメラの意識をなくせば
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4:08 - 4:12カメラがないのと同じで リアルに感じる
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4:12 - 4:17会話なしで感情を伝えていく
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4:17 - 4:21"ライアンにそっくり 目が同じ"
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4:21 - 4:243番目 細部の繰り返し
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4:25 - 4:29映像の繰り返しに注意してみよう
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4:29 - 4:33これは母と息子のボディランゲージ
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4:33 - 4:37次に10年後 同じことをする
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4:38 - 4:41息子は指でこうする
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4:42 - 4:46そのあと母が卵の殻で同じことをする
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4:48 - 4:50より前の映画で説明しよう
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4:50 - 4:54一つのイメージと別のを見る
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4:54 - 4:57つながりが見えるだろう
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4:57 - 5:00ではこの短編映画を観よう
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5:00 - 5:03「ガス男」1997年
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5:04 - 5:08内容よりも細部を紹介するが
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5:09 - 5:11わかるだろうか
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5:11 - 5:14"おぶって パパ"
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5:16 - 5:22リンネと父親は線路で女の子に出会う
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5:23 - 5:26ドレスをつかみ 手をつなぐ
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5:26 - 5:28顔は見えない
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5:34 - 5:38その後 また手をつなぐが 今度は
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5:40 - 5:41"どうした?"
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5:41 - 5:42"痛い"
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5:44 - 5:47父親は二人を持ち上げる
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5:51 - 5:55最初でも同じことをしていた
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5:56 - 5:58最後 女の子は母に会う
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5:59 - 6:02線路にはリンネの後ろ姿
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6:04 - 6:06何が起きたのか?
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6:07 - 6:09これを観せよう
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6:11 - 6:13わかった?
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6:13 - 6:16前後の描写が子供の心情を表す
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6:16 - 6:19対象的な場面を通して
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6:19 - 6:23間接的で 詩的な映画製作だ
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6:23 - 6:27すぐに響かなくても 後から来る
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6:27 - 6:31魅惑的な目があると言うのですね
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6:31 - 6:35視点が映画には置かれている
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6:35 - 6:38映画に実際現れている画として
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6:39 - 6:44画家のように 美が描かれている
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6:47 - 6:49"カーテンをどうするの!"
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6:51 - 6:53映画には全可能性がある
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6:54 - 6:57音も 視点も 形式も
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6:57 - 6:58その通り
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6:58 - 7:02違った映画作りを教える映画は多くない
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7:03 - 7:05大きくより 小さく
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7:06 - 7:08細部を見せ
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7:08 - 7:11多くより 少なく見せる
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7:12 - 7:15簡潔でいて 詩的
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7:16 - 7:19もし詩的とは何かと聞かれたら…
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7:21 - 7:24わからない 逃げよう
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maikos1 edited Japanese subtitles for Lynne Ramsay - The Poetry of Details |