The Fugitive S04E09 Approach With Care Full Episode

The Fugitive S04E09 Approach With Care. While working for a carnival, Dr. Kimble befriends a childlike and mentally disabled man who is wanted by the sheriff after escaping from an institution.

もう逃げられないぞ
キンブル　ターナー

出てこい

居所を教えたな

違う　ウィリー
誓ってやってない

聞こえたろ　出てこい
こちらから行くぞ

- 僕が出る　あんたはここにいて
- ウィリー　駄目だ　やめろ

- メアリを出せ
- 僕は出るんだ

逃亡者

主演：ディヴィッド・ジャンセン
（リチャード・キンブル医師）

盲目の正義の無実の犠牲者

妻の殺害で不当にも有罪となり

運命の手により
死刑囚棟に向かう途中

列車事故で自由になり

孤独な絶望感のまま隠れ

身元を変え
重労働に耐え

犯罪現場から去るのを見た

片腕の男を探しながら

自由になって逃げる

彼の逮捕に執着する警部の
執拗な追跡から逃げる

今夜のゲストスター:

デニー・ミラー

コリン・ウィルコックス

マルコム・アタベリー

今夜のエピソード：接近注意

ねぇ

僕のボールだ　返して　ねぇ

タッチダウン

近づかないで　近づかないで

- 僕達に構わないでくれよ
- バーカ

どうしたの?
どうしたの　ジョーイ?

彼が怪我させた

遊びたかっただけだ

ただ遊びたかった

大人が子供と遊ぶ?

彼は僕にぶつかって倒した

- 彼にぶつかったの?
- 違う

違う　彼は転んだんだ

本当だよ　悪気はないよ

嘘だ

彼をつきとばした
見たよ

バーカ！

あんな人は路上に
許すべきじゃないわ

他の人を怪我させる前に
捕まえて

- ウィリー・ターナーのようだ
- それって誰?

家族が暫く前に収容させようと
したんだが彼は消えたんだ

記録では無害となっていた

無害?

うちの子を殺すところだったわ

心配しないで
捕まえます

旅のカーニバル

あちこち移動し

逃亡者には良い隠れ家

逃亡者

Ｒ・キンブルに格好の場所

しっかりやれ

日光浴に金を払わないぞ
お前もだ

- 楽しんでるか?
- うん

私もだ

毎夜笑って寝入る
反対側をやるよ

カーニバルが好きだ

姉さんはいつも連れてった

良い姉さんみたいだね

すごくいいよ

僕はウィリー・ターナーだ
あんたは?

- ピートだ
- よろしく　ピート

- じゃ また
- ああ

おい　ここから出ろ

出て-- 出て行け

おい　やめろ
まだ開いてないんだ

- こら　出て行け
- やめろ

おい　こら--

おい

こらこら　まだ開園してない
出てけ

警察を呼べ
何だ　お前酔っ払いか?

そっとしておけ
彼はしてることが分からないんだ

さあ　謝って
もうしないと言うんだ

ごめん

もうしません

お前が彼を片付けろ

ここから出せ　いいか?

さあ　みんな　やるぞ　行こう

ウィリー　君は十分面倒を起こした

さあ　家に帰って

お願い　いちゃ駄目?
いい子にする　約束するよ

帰るんだ　ウィリー

帰れ　ウィリー

皆が怒ると思わなかった

いいんだ　もう終わった

興奮したんだ

時々興奮すると
馬鹿なことをするんだ

何も害がなかった
忘れよう

助けてくれて有難う

僕達良い友達になるよね　ピート？

多分ね　帰れよ

ウィリー　帰れと言ったろ

手伝えるよ　力があるんだ

赤いシャツの男がボスだ
彼は君にここにいて欲しくない

見せてあげるよ

悪くない

な　ここのも２、３回
打ってみてくれ

いいよ

うまくやれるね
落ち着いて　怖がらないで

カーニバルで働くのはどうだ？

ここで働く? 本当?

ああ　仕事をやるよ
雑役だ　一級の

冗談だよ　ウィリー

- 冗談なの?
- 違う

雑役だ　一級の

全世界で一番の仕事だ

前に仕事を持ったことは？

ちゃんとしたのはない

ピートと一緒に働かせてくれる？

いくらでも

一日５ドルで
豆は食い放題だ

- どうだ?
- 有難う

一生懸命働くよ　約束する

よし

マット

お前を好きなようだな?

ならお前が余分のベッドを
彼と一緒に使ってもいいだろ

マット　やめとけ
彼は子供の知能だ

頭は必要ない
彼には筋肉がある

終わったら彼をよこしてくれ
彼が動かす箱が沢山あるんだ

一日５ドルで?

冗談だろ?
綿菓子で払えるのに

僕達一緒に働くんだ
楽しくなるね

ああ

早く　早く　早く
こちらへどうぞ

ビッグショーをご覧

宇宙の不気味で突飛な
素晴らしい　変わった世界

２５セント

宇宙の不思議を見るのに
たった２５セント

何とそれだけで
不思議な爬虫類女を見れるよ

早く　急いで
皆さん　中にどうぞ

はいどうぞ

ウィリー　後のレモンと
オレンジの箱を出してくれ

ＯＫ

- いらっしゃい
- 話がある

今は忙しい

忙しそうに見えないな

裏からとってくるものがある

こっちに来たよ

おい　ピート

ピート

前にローデイルにいたことは?

いや　今回初めてだ
二週間前にカーニバルに入った

話とは　保安官？

180ｃｍ　金髪で体格のいい男

とろい話し方をする

客引きの話だと

今朝ここで暴れた男のようだと

君と一緒に働いてるとも聞いた

- 彼に何の用だ?
- いいから居所を教えてくれ

おい　ピート

ピート

どうした？　何か問題か？

彼にじゃない
ただ二、三訊いてるだけだ

おい　マット
アルが大声で捜してるぞ

宙返りだ また止まったんだ

このオンボロでは俺以外
何でも止まる

ここが終わったらウィリーに
あの半トントラックから降ろさせろ

ああ

ウィリー・ターナー?

そうだ

その男だ
どこにいるか知ってるか?

少し前ここにいた
どこか近くにいると思う

どこか案内は？

判った

外で見失うといけないから
君はここで待ってくれ

さあさ　早く
ビッグショーを見るにはこちらへ

宇宙の不気味で突飛な
変わった世界

中に入って楽しい経験をどうぞ

他に思いつく場所は?

ない
一巡りしたよ　保安官

彼がどうやるのか分からんね

もう二ヶ月うろつき回ってる

何故彼を?

この3月家族が彼を州施設に
収容したんだ

当局が連れて行く前に逃げた

彼は無害なようだが

我々もそう思っていた

だが童顔に騙されちゃいかん

今朝子供を襲ったんだ

腕を折るとこだった

それで今は本気で彼を捜してるんだ

姉の話だとウィリーは
カーニバルから離れられないそうだ

戻るだろう

我々も戻るよ

- 現れたら署に電話してくれ
- ああ

やあ

君は帰ったと思った

警官が捜していたから
隠れたんだ

だけど彼はもう行っちゃった

また戻ってくる

僕は捕まらないよ

僕に捕まって欲しくないよね？

捕まって欲しくないよ
僕は--

僕の友達だ

前は本当の友達がいなかった

明日別の町に移るんだって

遠くへ行き
警察は僕を捕まえないよ

どこへ行っても警官はいるんだ

今日君は子供を怪我させたそうだね

ただフットボールをしたかっただけだ
なのにやらせてくれなかった

子供達はいつも僕を笑いものにする

子供は理解できないものを
怖がるんだ

大抵の人はそうだ

何故?

分からないことがいっぱいある

ああ　僕もだ

いや　あんたは賢い

何故君を捜してるか知ってるか？

パパが遣したんだ　そのせいだ

だが僕は病院に行かない
絶対に

あんたと一緒にいるんだ

逃げ隠れするのは解決じゃないよ

その病院も君が思うほど
悪くないかも

君と同じような人に出会い
物のやり方を学ぶ

閉じ込められるのは嫌だ

永久には逃げられないよ

いつかメアリのとこに帰るよ

- メアリって誰?
- 姉さんだ

彼女は僕を連れて行かせないよ
僕を愛してるから

パパとは違う

家に帰って父親と話したら？

彼は気を変えたかも

別の警官をよこすだけだよ

メアリはどう?
会いたくないか?

会いたい

ずっととても彼女のことを
考えているんだ

さあ来いよ　ウィリー

メアリがあそこにいる

パパもいるかも

判った

調べてくるよ

ちょっと待って　スティーブ

早いわね

- ターナーさん?
- はい

どんなご用?

僕の用じゃなく
弟さんのウィリーを連れ帰った

外で待ってる

ウィリーが?

シー!

パパはどこ?

今はいないわ　ウィリー

ウィリー　下ろして

うわ〜　会えてよかった　姉さん

私も嬉しいわ　ウィリー

万事よさそうだ

ね　タイガーはどこ?
僕の犬だよ

誰よりも速く走れるんだ

それに賢いよ　ね　姉さん？

ええ賢いわ　裏にいる

- 一緒に遊んだらどう?
- うん　うん

あんたも来て

お入りになって

どこで彼を?

ローデイルのカーニバルにいた

カーニバルが好きなのよ

彼はいたがったが
僕は彼の居場所だと思わない

彼の居場所はどこなの?

彼は施設に収容され逃げたと
知ってます？

ええ　そう聞いた

じゃ何故警察に連れて
行かなかったの？

何故ここに?

彼は家に帰りたがった

家が彼の居場所だと思うの?

君の父が決めることかと

結局
収容させたのは彼だから

父は二ヶ月前に死んだわ

済みません　知らなかった

彼はウィリーの収容に
関係なかったわ

彼を家におきたがった

- ウィリーの話では...
- 知ってるわ

父が命令の署名に同意したのは
自分が死ぬと判った時よ

私は彼を愛してるけど

ウィリーのような弟がいるって
あなたには判らないのよ

父と私が貯めるお金は全部

特殊教師に回すしかなかった

ね　食べ方　名前の書き方

清潔にすることを教えるために

私の人生の何年もかかったわ

物語を読んでやらないと
夜寝さえしなかった

子供の物語　子供の本...

27歳の大人用の子守を
どこで見つける?

そうして彼が逃げた時

私はとても心配だった

だけど私は自由だと判ったの
嬉しかった

それを思ったら酷い気分だったけど
嬉しかったの

パーティに行けて
友達ができたわ

そうしてスティーブに出会った

私達来週結婚するの

- 彼にウィリーの話はしたのか?
- いいえ!

いいえ

彼に言う気はないわ

お願い　ね　お金を出すから

ウィリーを警察署に連れてって
彼はあなたと一緒に行くわ

僕はできない

いるか?

早いと知ってるが--

やあ

大丈夫よ　スティーブ

エドワーズさん--

アレンだ

- どうも
- 僕は帰るところだ

ピート　まだ行かないで

タイガーに会って
見せたいんだ

野球カードのすごいコレクションをね
ヤンキー全部だ

今はだめだ　ウィリー
済まない

そう...バイ　ピート

彼はカーニバルにいるんだ

- 行って彼に会えるよね?
- ええ　会おうね

そうしてね? 友達なんだ

大親友なんだよ

ええ　知ってるわ

- スティーブ　ウィリーよ
- やあ　ウィリー

あんた誰?

ウィリー
スティーブは私の婚約者よ

婚約者? それって何?

私達は結婚するってことよ

結婚? 姉さんと彼が?

- ええ
- いやだ

やだ　やだ　やだ

君が言うことじゃないと
思うがね

あんたは嫌いだ

帰れ

あれは誰?
とにかくここで何をしてる?

弟なの

- どこにいたんだ?
- 町に

- 何の為?
- 虫歯があった

君とウィリーがいなくて
マットは大騒ぎだった

ウィリーがいなきゃ
彼は一日5ドルの得だ

ああ

何を話してるの?

いろいろ

どんな?　 教えて

スティーブと私のことよ

ね　行って漫画本を読んだら?

私達は今二人きりになりたいの

これを読んでちょうだい

今はだめ　ウィリー
今はだめよ

前はいつも読んでくれたよ

ね　あとでね
スティーブが帰ったら　いい？

いつ帰るの?

ウィリー　お願い
- 僕は帰るよ

明朝電話する

スティーブ

お休み

もう　ウィリー
散らかしたのを見て

ごめん

さあ　拾うのを手伝って

いいよ

彼とキスした

見たよ

勿論したわ

彼を愛してる?

ええ　愛してるわ

僕のことも愛してる?

そうだと知ってるでしょ

じゃ前みたいに毎晩読んでくれる？

カーニバルや映画に
連れてってくれる？

ウィリー　私は結婚するの

それはつまり...

夫も私を必要とするって
ことなの　ね?

もう--?

もう姉さんじゃなくなるの?

私はいつまでも姉さんよ

昔みたいにだよ

彼がいないで

絶対あなたに判って貰えないわね？

永久に無理なんだわ

さあ　残りを拾って
寝るのよ　ウィリー

さあ　ピート　早くやれ

よし　みんな　急げ

おや　誰かと思えば
こっちだ　ウィリー

- どこへ行ってた?
- どこでもない

また逃げないだろ?

- うん　約束する
- よし　仕事だ

相棒を手伝え
力を入れろよ

あそこにいる

ホーガンさん　
私が先に話してもいい？一人で？

どうぞ
良い時に手招きして

有難う

スティーブ　とてもよく
理解してくれて有難いけど

私は一人で彼と話したいの

ああ　分かった

何故戻ったんだ　ウィリー?

あんたと一緒に行きたい

それは無理だ

何故?

僕はやらねばならないことがある

君はメアリのとこへ帰れ

もう僕を愛してないんだ
彼女には他の人がいる

僕にいて欲しくないんだ

あんたを手伝うよ　ピート

何でもするよ
居させて

ウィリー

そんな　やだ

ウィリー　話があるの

ほっといてくれ
ピートと行くんだ

私を恐れないで

警察を連れて来た
病院に行かないと言っただろ

いいか　ウィリー
メアりの話を聴くんだよ

ウィリー　お願い　ちょっとだけ

スティーブと私は夕べ
長い時間話したの

私達皆に一番いいのは何かを
話し合ったの

あなたが少しの間施設に行けば...

やだ　やだ　やだ

ずっとじゃないの
ほんの少しだけよ

ほら
スティーブと私は結婚したらすぐ

新しい家に引っ越して
直さないといけないの

そしたらいつもあなたの
ところに行くわ

家を直したら
あなたも私達のところに来れる

僕はピートと行くんだ

彼女にそう言ってよ

だめだ　ウィリー　済まない

ウィリー　いつでもあなたのところへ
行くわ　約束する

おい　ピート
無駄話は自分の時間にしてくれ

ここのテントを手伝ってくれ

はい

メアリの言う通りにしな

それが一番だ

ウィリー

ウィリー　行くよね?

ね?

多分ね

ああ　全部うまくいくわ

大丈夫よ

約束するわ

- いい?
- うん

ウィリー
ホーガンさんを紹介するわ

ホーガンさんはあなたを
世話してくれるの

よろしく　ウィリー

君はフットボールをするそうだね

とてもうまいよ

ほう　すごいね

それが必要なんだ

君は私達と一緒で楽しいよ

ほらね　ウィリー？
素敵になるわ

本当にそうよ

そうだ

Ｆ記念病院でだ
あそこで働いていた時だ

え?

もう少しで騙されるところだった
が　確かに彼だ

誰?

青シャツの男だ

彼の名はＲ・キンブルだ

失礼
保安官に言わないと

ね　ね
保安官に何を言うの?

放せ　ウィリー

保安官に何を言うの?

カーニバル経営者と一緒の男だ

彼は指名手配の殺人犯だ

違う 違う 違う

ウィリー　放してくれ

嘘だ　ピートは友達だ

心配ない　放せ

ウィリー　彼を放すのよ

放して

そうよ

ピートのことで嘘をつかせないぞ

さあ　どくんだ　ウィリー

- 姉さんと一緒にここにいて
- だめだ

だめだ

ウィリー　やめて

ウィリー!

走って　速く

どうしたんだ　ウィリー?

警察だ　やってくる

警察は君を傷つけないよ

違う　僕じゃない

だけどちゃんと彼を止めた

何の話だ?

あの男を殴った

怪我させたかも

死んだかも

誰かを殴った?

あんたのことで保安官に
嘘を言おうとしてた

どんな嘘?

あんたが誰かを殺したって

だけど止めた　殴ってやった

検問を設置中だ

ウィリーがトラックに乗っていたら
捕まえるよ

ウィリーが殴った人は
大丈夫よね?

何とも言えない
君の弟はかなり力がある

ウィリーは前はこんなことを
しなかったわ

気をつけるわね?
彼を傷つけないわね?

必要なければね

だが暴れれば
優しくすると約束できないね

あれを見たか?

ああ　あれかも

- 行こう
- よし

うまく来れたようだな

そうらしい

所有権の書類はあるか?

あ　いや持ってない

じゃ　持って来て署名したら
屑に50ドルやるよ

明日でいい
今は閉めるとこだ

ここはすごい隠れ場所だ

ここだと絶対見つからないよ

何故その人を殴った？

あんたのことで嘘をついてた

そうしちゃだめだ
それは悪いことだ

まだ一緒にいていいよね?

暗くなったら
僕はここを出なくちゃ

じゃ僕も

ああ　ウィリー
君は寂しいと知ってる

友達が欲しいんだ

僕はいつまでも君の友達だ
メアリがいつまでも姉さんのようにね

ただ良い友達でいる為に
一緒にいなくていいんだ

僕にはやることがある
一人でだ　分かる？

手伝えるよ

やって欲しいことを何でもする

よし　僕はお姉さんが言うことを
やって貰いたい

もうあの病院に行けない

閉じ込められるよ

僕を行かせないで　ピート

一緒に連れてって　ね?

お願い

キンブルが　又は何と名乗ってようと

そのトラックを運転してたと?

ウィリーを捜してた筈じゃ？
ピートと何の関係がある?

あの看護師の言う身元を
調べたんだ

このキンブルは逃亡殺人犯だ

ひぇ〜
奴がハンマーを握ってる時

怒鳴ったのを思うと

ウィリーが一緒だと思うか?

それがキンブルなら
先に彼を片付けるよ

あらゆる手を尽くさないとな

- トラックは?
- 全部調べた　何も出ない

進んでいいと伝えろ

そのトラックの登録番号は?

このどこかにある

これだ

１２ー５８４６

- なあ　おんぼろ半トントラックか?
- ああ　そうだ

- 見たのか?
- ああ

ヘイスティングスから脇道に
入ったから後を追ったんだ

- 運転していたのは?
- さあ

だが二人乗っていた
見失ったんだ

ハリー
登録番号は１２ー５８４６だ

- 指名手配しろ
- 了解

さあ　ヘイスティングズ道路を
巡回するぞ

- 今度はゆっくりとだ　さあ来い
- 了解

もしもし?

ターナーさん　ピートだ

ウィリーが一緒だ
一人で受け取りに来てくれ

私と一緒に来なければ？

彼を扱えるのはあなただけだ

警察が来れば厄介になると思う

どこなの?

ええ　どこか分かるわ

ウィリーが殴った男の容態は?

元気よ

だけど保安官にあなたが誰か
告げたわ

ええ　分かった
できるだけ早くここに来てくれ

僕は居られない
ウィリーは僕が居なければ待たない

何も怖がらなくていい

僕が人殺しなら君の弟を
とっくに始末していたよ

どこに行ってた?

ほら

ああ　有難う

戻らないかと心配だった

ここは好きじゃない

どこか他へ行ける?

ああ　すぐにね　ウィリー
すぐにだ

ここには何もない

これからパイン道路を西に向かう

- よし行こう
- 待った

ターナーの姉だ

応援を呼ぼう

誰だ?

こんばんは　ウィリー

- どうしてここに?
- 僕が頼んだんだ

あなたを家に連れていくわ

ただそう言うだけだ

病院に連れてくんだ

一緒に行かないよ

いいえ　病院じゃない　約束する

私と一緒に住むの

何とか解決しましょうね

どうも二人はあの中らしいな

厄介になるかもしれんから
女に気をつけてくれ

もう逃げられないぞ
キンブル　ターナー

出てこい

教えたな

僕達の居所を教えたんだ

違う　ウィリー
誓ってやってない

聞こえたろ　出てこい

こちらから行くぞ

- 僕が出る　あんたはここにいて
- ウィリー　よせ　やめろ　ウィリー

- メアリを出せ
- 僕は出るんだ

ここから帰れ

落ち着け　ウィリー
君を傷つけたくない

帰れ

やめて
- 帰れ

- やめろ　ウィリー
- 帰れ

- ウィリー　やめて
- 帰れ

帰ってくれ

保安官　彼を撃とうとしてなかった

中に入れ　気をつけろ

空だ

ピートはどこだ　ウィリー?

病院に行きたくない

分かった

一緒にいた男はどこだ?
友達は?

彼は--

友達じゃない

いなくなった　ずっとずっと前に

僕をここに一人ぼっちにした

検屍官事務所に電話を

ターナーさん?

知りたいんだが
キンブルはここにいたのか?

それでどう違うの?

いたのなら
まだ捕まえるチャンスがある

ターナーさん
彼は逃亡犯だ

危険な可能性がある

あなたはウィリーについて
そう言ったのよ

彼はもう危険じゃないわね?

ターナーさん

弟がここだとどうして分かった？

ああ

ピートが町の外のどこかから
電話してきたの

どこでウィリーに別れたか
話したの

よし　みんな　署に戻るぞ

世界にほとんど場所がない人もいる

彼らには他の人のように
生きる場所がない

だがR・キンブルにとって
そのような場所はある

それを見つけるため彼は今
孤独な捜索を続ける