生態学についてシスターが科学者に教えられること
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0:02 - 0:06素敵で好奇心旺盛な皆さんに
私の世界一お気に入りの -
0:06 - 0:08動物をご紹介します
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0:09 - 0:12両生類界のピーター・パン
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0:12 - 0:14アホロートルです
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0:14 - 0:15サンショウウオの一種ですが
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0:15 - 0:18他とは異なり 幼形成熟し
水中でのみ生息します -
0:18 - 0:20他とは異なり 幼形成熟し
水中でのみ生息します -
0:20 - 0:23この子には
X-メンみたいなパワーがあるんです -
0:23 - 0:25というのも 手足の一部を失っても
-
0:25 - 0:28また元どおり生えてくるのです
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0:28 - 0:29驚異的です
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0:29 - 0:32ずっと笑顔を絶やさない
この顔をみてください -
0:32 - 0:33(笑)
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0:33 - 0:34顔は 羽のようなえらで縁どられ
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0:34 - 0:36なんとも 愛おしいではないですか
-
0:36 - 0:40近縁種である
この特定の種のアホロートルは -
0:40 - 0:42アチョケの名で知られていますが
-
0:42 - 0:43同じくらい愛らしく
-
0:44 - 0:48メキシコ北部の1か所のみで
とある湖に生息しています -
0:48 - 0:50その湖はパツクアロ湖といい
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0:50 - 0:52ご覧の通り
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0:52 - 0:54息を呑むほどの美しさです
-
0:54 - 0:57でも残念なことに
魚の乱獲と酷い水質汚染のため -
0:57 - 1:00アチョケは絶滅の危機に瀕しています
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1:01 - 1:04そしてこれは 地球のあちこちで
起こっている状況です -
1:04 - 1:07私たちは絶滅の危機を
乗り越えようとしています -
1:07 - 1:11中でも特に影響を受けやすいのは
進化の関係上 -
1:11 - 1:141か所の湖のように
限定的な生態的地位にいる種です -
1:14 - 1:16でも TEDトークは
-
1:16 - 1:18大きなアイデアや解決案を
共有するための場ですよね -
1:18 - 1:23では この独特な変わった生き物を
どう絶滅から救えるでしょうか? -
1:23 - 1:25その答えは
少なくとも私が出した答えは -
1:25 - 1:27技術だのみの
崇高なものではありません -
1:27 - 1:28意外と 実にシンプルです
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1:28 - 1:32それは この生物のことを
よく知る人たちを探し出し -
1:32 - 1:34質問をし 話をよく聞くのです
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1:35 - 1:39その人たちが乗り気であれば
共に取り組みをすることです -
1:39 - 1:42私はこれまで 科学において
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1:42 - 1:44特に保護に関して
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1:44 - 1:47科学者が 学術誌に
掲載されない経験知だけど -
1:47 - 1:49非常に貴重な知識を有する―
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1:49 - 1:54地元住民の協力を仰がないために
的外れになるのを目にしてきました -
1:55 - 1:59科学者 また活動としての科学が
最初のハードルでつまずくのは -
1:59 - 2:03専門家が一番偉いと
性急に考えたときです -
2:03 - 2:06けれども 科学者が学問上の
こだわりを払拭し -
2:06 - 2:09保護活動に対する考え方は
全く違えども -
2:09 - 2:12非常に重要な視点を持つ人々に
目を向ければ -
2:12 - 2:14真に世界を救うことが可能で
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2:14 - 2:17同時に驚くほど変わった
両生類も救えます -
2:18 - 2:20アチョケの場合ですが
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2:20 - 2:22チームに必要なのは こちらの方々です
-
2:22 - 2:23(笑)
-
2:23 - 2:26「われらが健康の聖母教会」の
シスターの皆さんです -
2:26 - 2:30この方たちはパツクアロに住み
地元の女子修道会に所属しており -
2:30 - 2:32アチョケと共に
歴史を歩んできました -
2:32 - 2:34驚異的な素晴らしい話なので
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2:35 - 2:38私は魅了されて現地に赴き
ドキュメンタリーを制作しました -
2:38 - 2:40この写りの悪い自撮りが
-
2:40 - 2:42その証拠です
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2:42 - 2:45女子修道院の建物の中央部に
-
2:45 - 2:46このような部屋があります
-
2:46 - 2:47とても不思議な光景です
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2:47 - 2:50淡水がなみなみと張られた水槽が並び
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2:50 - 2:52アチョケが何百匹も飼育されています
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2:52 - 2:56アチョケは その再生能力から
-
2:56 - 3:00それを摂取すると
治癒効果があると信じられており -
3:00 - 3:05シスターたちは アチョケの成分を
配合した薬を製造販売しています -
3:06 - 3:07私も1本買ってみました
-
3:10 - 3:11これが実物です
-
3:11 - 3:14ちょっとハチミツに似た味がしますが
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3:14 - 3:16シスターの考えでは
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3:16 - 3:19あらゆる病気
特に呼吸器系疾患に効果があります -
3:19 - 3:22シスター・オフェリアの言葉を
お聞きください -
3:22 - 3:25シスター・オフェリア :
(スペイン語) -
3:25 - 3:28(通訳)「当女子修道院は
ドミニコ会のシスターにより -
3:28 - 3:31ここパツクアロに
1747年に設立されました -
3:32 - 3:33その後しばらくして
-
3:33 - 3:36シスターたちが
アチョケシロップ作りを始めました -
3:36 - 3:39アチョケの特性を
発見したのは私どもではなく -
3:39 - 3:44古代からここにいる
先住民たちによるものでした -
3:44 - 3:47けれど 私たちもシロップ作りを
始めたのです -
3:47 - 3:48それを知った地元民たちが
-
3:48 - 3:51アチョケを
提供してくれるようになりました」 -
3:51 - 3:52ヴィクトリア・ギル:「なるほど
-
3:52 - 3:55では アチョケはシロップ作りの
一部なのですね -
3:55 - 3:58シロップは何に効果があるのですか?」
-
3:58 - 4:01シスター・オフェリア:
(スペイン語) -
4:01 - 4:03(通訳)「咳や喘息や
-
4:03 - 4:07気管支炎、 肺や背中の痛みに
効きます」 -
4:07 - 4:09ギル:「ではその治癒力を活かし
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4:09 - 4:11シロップというか 薬にするのですね
-
4:11 - 4:13作り方を教えていただけますか?
-
4:14 - 4:19首を横に振って笑っておられますね」
(笑) -
4:19 - 4:22ええ 何百年にわたり伝承された
秘伝レシピを教える気はないそうです -
4:22 - 4:23(笑)
-
4:23 - 4:28けれども アチョケの数が減少したため
-
4:28 - 4:31実は 薬作りを全てやめなければならぬ
一歩手前の状態にまでなり -
4:31 - 4:34それがシスターたちが
立ち上がった理由です -
4:34 - 4:36世界初のアチョケの養殖場です
-
4:36 - 4:39シスターたちが望んだのは
健全かつ持続可能な数を維持し -
4:39 - 4:41薬作りを続けられることが
全てだったのですが -
4:41 - 4:43それと同時に出来たのが
-
4:43 - 4:47絶滅寸前種を
飼育下繁殖するプログラムでした -
4:47 - 4:49数年が経つと
-
4:49 - 4:51こちらの写真に
写っている科学者たちは -
4:51 - 4:54私の地元にも近い
英国チェスター動物園より -
4:54 - 4:55遠路はるばる来られた皆さんと
-
4:55 - 4:58メキシコはモレリアの
ミチョアカナ大学の皆さんで -
4:58 - 5:01何年にも渡る 慎重な交渉術で
シスターたちを説得し -
5:01 - 5:04研究協力に参加して
もらえることになりました -
5:04 - 5:06こうして シスターたちは
生物学者たちに -
5:06 - 5:10いたって健康で頑強な
パツクアロ・アチョケの育て方を伝授し -
5:10 - 5:12科学者は 研究資金から
-
5:12 - 5:14水槽、ろ過機、ポンプを支出し
-
5:14 - 5:18この変わっているけど素晴らしい
ちぐはぐな部屋に提供しました -
5:18 - 5:22これこそが生物種を救える
そんな協力関係なのです -
5:22 - 5:25でも 私はこんな関係について
まだ聞き足りず -
5:25 - 5:27この仕事をしていて
とてつもなく幸運に思います -
5:27 - 5:31私は多くの土地を訪れ とにかく
-
5:31 - 5:35科学を利用し 大きな問題の答えを出し
その解決を試みる優秀な人たちを -
5:35 - 5:37追いかけてきたのです
-
5:37 - 5:40ご一緒した科学者の中には
更年期の原因に関する謎を -
5:40 - 5:43太平洋北部沖における
シャチの追跡により -
5:43 - 5:45解明した方がいます
-
5:45 - 5:46また 私が追いかけた別の科学者は
-
5:46 - 5:49南極ペンギンのコロニーに
カメラを仕掛け -
5:49 - 5:54気候変動の影響をまさにその場で
捉えようとしていました -
5:54 - 5:57でも 私の印象に強く残っているのは
このアチョケ保護のチームです -
5:57 - 5:59私に繊細だけど 非常に重要な
-
6:00 - 6:03関係が与える影響について
示してくれました -
6:04 - 6:06また このチームが
私の心に残るもうひとつの理由は -
6:06 - 6:08もの珍しさからだと思います
-
6:08 - 6:10珍しいという理由のひとつは
-
6:10 - 6:14従来のやり方の場合
-
6:14 - 6:16研究成果のヒエラルキーにより
-
6:16 - 6:20あらゆる点で
謙虚な姿勢をもち -
6:20 - 6:23科学者が科学者でない人から
情報を求めることなど -
6:23 - 6:25厳密には奨励されないからです
-
6:25 - 6:28それどころか 慣習として
-
6:28 - 6:29特に西洋社会では
-
6:29 - 6:32学問至上主義からくる
視野の狭い尊大さのせいで -
6:32 - 6:35科学は歴史的にエリートの活動に
とどまってきました -
6:35 - 6:37変わりつつあるとは思いますが
-
6:37 - 6:41それが時に 私たちが
身を滅ぼす要因となっているのです -
6:42 - 6:46ですから 歴史から学ぶ例として
-
6:46 - 6:50私の科学界の英雄を詳しく
ご紹介しましょう -
6:50 - 6:52サー・アーネスト・シャクルトンと
-
6:52 - 6:56彼が100年以上前に試みた
南極横断探検の話です -
6:56 - 6:58有名ですが
不運に見舞われた探検です -
6:58 - 6:59寄港地で
-
7:00 - 7:03彼は サウス・ジョージア島の
捕鯨員の話に耳を貸しませんでした -
7:03 - 7:06その地をよく知る捕鯨員たちは
「今年は氷を突破するのは困難だ -
7:06 - 7:09氷の範囲が広く北に押しやられて
危険だ」と言いました -
7:09 - 7:11その後の話はご存知ですね
-
7:11 - 7:13確かに 偉大なる冒険でしたが
-
7:13 - 7:16今だ語り継がれる
あの英雄的リーダーシップで -
7:16 - 7:18探検隊員をひとり残らず
救出したエピソードは -
7:18 - 7:21彼が忠告を聞き入れ
母国に引き返していたら -
7:21 - 7:22語られなかったでしょう
-
7:22 - 7:24でも 結果として船は沈没し
-
7:24 - 7:26相当数の隊員が凍傷にかかり
-
7:26 - 7:28PTSDを発症した人も
多かったでしょう -
7:28 - 7:32隊員が生き残るために
船の猫のチッピーは餌をもらえず -
7:32 - 7:34やむなく銃殺されたのです
-
7:36 - 7:38さて この話は遠い昔のものですが
-
7:38 - 7:40このトークの準備にあたり
-
7:40 - 7:44私が取材した記事を見直してみると
-
7:44 - 7:49珍しい協力関係により プラスの変化が
生まれたケースがありました -
7:49 - 7:51元密猟者の方との取材では
-
7:51 - 7:53以前 密猟をしていた場所についての知識が
-
7:53 - 7:56同所で行われる
現行の保護プロジェクトに -
7:56 - 7:58非常に重要になっているとのことでした
-
7:58 - 8:00また メンタルヘルスに悩んだ―
-
8:00 - 8:03素晴らしい芸術家の方との取材では
-
8:03 - 8:07精神を病んだことで 院内に新しく
刷新的で素晴らしいメンタルヘルス病棟を -
8:07 - 8:11デザイン・制作することに
つながったということでした -
8:12 - 8:15直近では チェルノブイリの
立入禁止区域で -
8:15 - 8:18科学者のチームと
何十年も協働しました -
8:18 - 8:21その実験のひとつ
区域内で作物を育てる試みは -
8:21 - 8:23このようになりました
-
8:23 - 8:25初のチェルノブイリ産ウォッカです
-
8:25 - 8:28(笑)
-
8:31 - 8:34結構美味しいんですよ
味見したのでわかります -
8:34 - 8:37これはニッチな商品のように
見えるかもしれませんが -
8:37 - 8:42原発事故以来
立入禁止区域で生産された初の -
8:42 - 8:43消費者向け商品となります
-
8:43 - 8:46実のところ これは 長年にわたり
放棄された土地の周辺に -
8:46 - 8:50住み続ける地域住民との
話し合いの結果です -
8:50 - 8:54いつになれば この地で食物を安全に
栽培できるのか そもそもそれは可能か -
8:54 - 8:57事業を起こし 地域社会や生活を
再建したいと思っている住民たちです -
8:58 - 9:01これは 謙虚な姿勢で
相手の話を聞くことの産物であり -
9:01 - 9:05私がパツクアロを訪れた時
このような姿勢を確実に目にしました -
9:05 - 9:09私が目にしたのは
何十年もの経験を持つ保全生物学者の -
9:09 - 9:10ヘラルド・ガルシアが
-
9:10 - 9:12慎重に見聞きする姿でした
-
9:12 - 9:14修道服に身を包んだシスターが
ゴム手袋をして -
9:14 - 9:17アチョケの頭にそっと触れると
口を開いて -
9:17 - 9:21素早く綿棒でDNAを採取するのを
見せてくれていたのです -
9:21 - 9:22(笑)
-
9:22 - 9:27科学者が 研究にとって
非常な貴重な視点を持ちながらも -
9:27 - 9:30見解が全く異なる人たちと協力し
-
9:30 - 9:32関心を向け 知識に従うと
-
9:32 - 9:34とても特別なことが起こるのです
-
9:36 - 9:42さて これを国際レベルで
非常に意欲的に取り組んでいる例が -
9:42 - 9:45生物多様性及び生態系サービスに関する
政府間科学・政策プラットフォームです -
9:45 - 9:48洒落た名称とは言い難いですが
どうぞ聞いてください -
9:48 - 9:51この団体は
130か国以上を会員にもち -
9:51 - 9:55その目的は 世界中で自然界が
置かれている状況を -
9:55 - 9:57査定することに他なりません
-
9:57 - 9:59世界における自然の状況の査定報告が
-
9:59 - 10:00最近発表されましたが
-
10:00 - 10:03これを世界協定のたたき台とし
-
10:03 - 10:06加盟各国がそれに調印すれば
-
10:06 - 10:10今まさに 地球で起きている
生物多様性の危機にようやく -
10:10 - 10:11取り組むことが可能でしょう
-
10:12 - 10:18さて 私は こうした査定報告書について
大勢の視聴者に伝えており -
10:18 - 10:22これらの大きな国際団体は高尚で
-
10:22 - 10:25手の届かない 雲の上の存在に
思えるかもしれませんが -
10:25 - 10:27でも 団体の核にいるのは人間であり
-
10:27 - 10:29報告書の作者たちです
-
10:29 - 10:32彼らは生物学的見地や
生態学的情報を -
10:32 - 10:34まとめるという困難な課題をこなし
-
10:34 - 10:36自然界が置かれている状態を
-
10:36 - 10:39わかりやすく正確な図式に
表してくれた人たちです -
10:39 - 10:43この識者たちが報告書を
まとめ始める10年も前に -
10:43 - 10:47「文化概念的枠組」と
呼ばれるものを生み出しました -
10:47 - 10:51これは基本的には文化概念を
解釈するための辞書のようなもので -
10:51 - 10:55私たちが自然界について語る
色々な表現を定義しています -
10:55 - 10:57そこでは例えば
-
10:57 - 11:01「母なる地球」と「自然」が同等に
分類できることが正式に認識されました -
11:02 - 11:04それが意味するのは
先住民や地域住民が持つ知識は -
11:04 - 11:06同一文書上で扱うことができ
-
11:06 - 11:09自然環境の状態を査定するにあたって
-
11:09 - 11:15影響力や価値があると
見なされるということです -
11:15 - 11:17これは非常に重要です
-
11:17 - 11:21なぜかというと イヌイット族の猟師は
学術誌に研究発表することはないでしょうが -
11:21 - 11:26気候変動が地元の北極地域に
与える変化について 誰よりも詳しいと -
11:26 - 11:28誓って言えるからで
-
11:28 - 11:32ひとりの科学者が 長期にわたり
彼の地を行き来し計測したデータより -
11:32 - 11:33ずっと確かな情報だからです
-
11:33 - 11:37全体として先住民の人々は
-
11:37 - 11:43全世界の地表の
推定25%を見守る管理人で -
11:43 - 11:47その地には地球上で最も生物の
多様性に富んだ場所も含まれます -
11:47 - 11:50地球の仕組みや保護する方法を
解明するうえで -
11:50 - 11:53この文化の壁を越えたり
最低でも越えようと試みなければ -
11:53 - 11:56どのくらいのことを
見落とすことになるのか -
11:56 - 11:57想像してみてください
-
11:58 - 12:03どの研究計画も
まさにそれを実践する新しい機会です -
12:03 - 12:07もしも 研究プロジェクトの
提案をするたびに -
12:07 - 12:11参加してもらいたいような
個人または団体― -
12:11 - 12:14つまり地元の農家や
先住民族のリーダー -
12:14 - 12:17シスターの提言を盛り込んで
-
12:17 - 12:19耳を傾けなければならないとしたら
どうでしょう? -
12:20 - 12:23シスター・オフェリアが
なぜここまで突き動かされ -
12:23 - 12:26熱心にアチョケの保護に
取り組んでいるのか -
12:26 - 12:28ちょっとお聞きください
-
12:30 - 12:35ギル:「シスター・オフェリア
アチョケを絶滅の危機から救うことは -
12:35 - 12:38神への奉仕のひとつとお考えですか?」
-
12:39 - 12:43シスター・オフェリア:(スペイン語)
-
12:43 - 12:46(通訳)「全ての人類が責任を持って
-
12:46 - 12:47身近な生命を
-
12:47 - 12:49傷つけないように
しなければなりません -
12:49 - 12:51生ける全てのものに対し
そうするのです -
12:51 - 12:57私たちは 長生きするだけでなく 幸せになり
他人も幸せにするよう作られました -
12:57 - 13:02ここにいる者たちは
アチョケの保護により皆を幸せにし -
13:02 - 13:07ひいては 神を喜ばせるのです」
-
13:07 - 13:12(シスターによる賛美歌斉唱)
-
13:15 - 13:19シスターの歌声があまりにも美しく
歌いかけるので -
13:19 - 13:21こっそり立ち去りたい気分です
-
13:21 - 13:22でも お聞きになりました?
-
13:22 - 13:24「私たちは幸せを与えています」
-
13:24 - 13:26プロジェクト提案書の
概要説明によくありがちな -
13:26 - 13:29慣習などではありません
-
13:29 - 13:30(笑)
-
13:30 - 13:34でも この思いがきっかけとなって
世界でもっとも成功した -
13:34 - 13:39絶滅の瀬戸際にいる生物の
養殖プログラムが生まれたのです -
13:39 - 13:41何とも素晴らしいと思いませんか?
-
13:41 - 13:43ありがとうございました
-
13:43 - 13:46(拍手)
- Title:
- 生態学についてシスターが科学者に教えられること
- Speaker:
- ヴィクトリア・ギル
- Description:
-
アチョケと呼ばれる、メキシコ北部のとある湖に生息する外来種の(そして愛らしい容姿の)サンショウウオを救うべく、科学者たちは思いもよらないパートナーと協力関係を結びました。それは「われらが健康の聖母教会」という修道院のシスターたちです。この愉快なトークで、BBC科学担当編集委員のヴィクトリア・ギルが、珍しい協力関係がどのようにアチョケを絶滅の危機から救い、地元住民や先住民がいかに地球に存在する奇妙かつ素晴らしく、最も絶滅の危機に瀕した生物を救う鍵を握っているかについてお話しします。
- Video Language:
- English
- Team:
closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 13:59
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