「GPSをどうやって騙すか」
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0:02 - 0:042000年5月2日未明のことです
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0:04 - 0:08社会に大きな変化を
もたらすことが起きました -
0:08 - 0:10社会に大きな変化を
もたらすことが起きました -
0:10 - 0:13皮肉にも その変化に
誰も気付きませんでした -
0:13 - 0:16変化は静かで 知覚出来ず
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0:16 - 0:19事実を正確に知らなければ
気づきようもなかったのです -
0:19 - 0:21その日の朝
ビル・クリントン米大統領が -
0:21 - 0:24特別なスイッチを入れるように命じたのです
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0:24 - 0:27GPSを司る
周回軌道衛星のスイッチでした -
0:27 - 0:31すぐさま地球上に存在する
民間のGPS受信機の誤差が全て -
0:31 - 0:35フットボール場のサイズから
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0:35 - 0:39小部屋のサイズにまで縮んだのです
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0:42 - 0:46精度に起こった この変化が
私たちにもたらした影響は -
0:46 - 0:49とてつもないものでした
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0:49 - 0:51このスイッチが入る前は
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0:51 - 0:53道案内をするカーナビなんて
ありませんでした -
0:53 - 0:56なぜなら当時のGPSは 今いる道どころか
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0:56 - 0:58区画さえも判らなかったんですから
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0:58 - 1:02地理的な位置情報は精度が大事で
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1:02 - 1:05ここ10年 ますます正確になってきました
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1:05 - 1:07基地局や地上局が増え
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1:07 - 1:10感度やアルゴリズムが向上するにつれ
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1:10 - 1:13GPSは今いる道だけでなく 道のどこかさえも
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1:13 - 1:18伝えられるようになったのです
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1:18 - 1:20位置精度レベルの向上が
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1:20 - 1:23イノベーション爆発を引き起こしました
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1:23 - 1:25今日ここに来るのに携帯カーナビや
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1:25 - 1:29スマートフォンの力を借りた人は多いはずです
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1:29 - 1:32紙の地図は時代遅れになってしまいました
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1:32 - 1:36ですが 私たちは位置精度における更なる革命を
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1:36 - 1:38目前に控えているのです
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1:38 - 1:41現在の携帯カーナビやスマートフォンが与えてくれる
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1:41 - 1:452メートルの精度よりも ずっと正確な位置が
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1:45 - 1:48得られるようになると言ったら どう思います?
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1:48 - 1:51実は周知の事実なのですが
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1:51 - 1:54GPS信号の搬送波の位相に着目し
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1:54 - 1:56さらにインターネット接続がある場合
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1:56 - 1:59メートル単位だった精度を
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1:59 - 2:02センチのレベル
ミリのレベルにもできるのです -
2:02 - 2:05なのに この機能が携帯電話に
入っていないのはなぜでしょう? -
2:05 - 2:10私は単なる想像力の欠如だと思いますがね
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2:10 - 2:13どのメーカーも この位相技術を
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2:13 - 2:15安いGPSチップには実装していません
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2:15 - 2:17手のひらのしわを特定できるほどの位置精度を
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2:17 - 2:21人々がどのように利用することができるか
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2:21 - 2:25思いつかなかいからです
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2:25 - 2:27ですが 皆さんや 私や 他の発明者は
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2:27 - 2:31精度の次の飛躍に潜む可能性が見えています
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2:31 - 2:34想像してください
たとえば AR(拡張現実)のアプリ -
2:34 - 2:37そこではミリレベルの正確さで仮想世界が
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2:37 - 2:39現実世界に重なります
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2:39 - 2:42ミリの精度で配置した 3Dの構造物が
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2:42 - 2:45見えているのは あなたや友人だけ
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2:45 - 2:47ということも可能なのです
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2:47 - 2:52このレベルの位置精度は ずっと求めていたものであり
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2:52 - 2:562~3年以内には必ず
こういった非常に高精度な -
2:56 - 3:01搬送波の位相による測位技術が
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3:01 - 3:04安く簡単に手に入るようになるでしょう
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3:04 - 3:07それは 素晴らしい結果をもたらします
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3:07 - 3:11そこで欲しくなるのがGPSドット
ミニチュアのGPS発信機です -
3:11 - 3:14『ダ・ヴィンチ・コード』の映画を
覚えてますか? -
3:14 - 3:17GPSドットを手に取ったラングドン教授に
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3:17 - 3:21仲間が追跡装置だと教えてくれましたね
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3:21 - 3:24地球上のどこにいても 60cm の精度で測位できるのだと
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3:24 - 3:27しかし 現実の世界ではGPS発信機が
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3:27 - 3:30不可能ですよね
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3:30 - 3:32例えば GPSは屋内では機能しません
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3:32 - 3:35また GPSを そんな小さくはできません
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3:35 - 3:38特に 測定結果を送るのにネットワークを
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3:38 - 3:41中継しなければならないなら なおのことです
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3:41 - 3:43こうした反論は確かに正しいのですが
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3:43 - 3:46ここ数年で事情が変わったのです
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3:46 - 3:49小型化と高感度化が
どんどん進む傾向にあり -
3:49 - 3:53その結果として
数年前はこのような -
3:53 - 3:55GPS受信機は
カギの横にある -
3:55 - 3:58ごつい箱の様なものでしたが
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3:58 - 4:00数か月前に発表されたものと比べてください
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4:00 - 4:04今やキーホルダーのサイズになっています
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4:04 - 4:07最先端のGPS受信機は
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4:07 - 4:091辺がたったの1センチしかないのに
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4:09 - 4:11さらに優れた感度を持っています
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4:11 - 4:15GPSドットがノンフィクションの世界に登場するのも
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4:15 - 4:19間もなくだと思えます
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4:19 - 4:23GPSドットであふれる世界を想像してみてください
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4:23 - 4:26もはや財布も鍵も失くすことはありません
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4:26 - 4:31ディズニーランドでお子さんが迷子になることもありません
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4:31 - 4:35GPSドットをまとめて買い
2~3千円以上の持ち物に -
4:35 - 4:39片っぱしから貼りつけていくのです
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4:39 - 4:41靴が見つからなかったら
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4:41 - 4:45いつもなら妻に場所を尋ねていました
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4:45 - 4:48しかし妻をつまらぬことで悩ませる必要はもうありません
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4:48 - 4:51自分の家に聞けばいいんです
靴はどこ? -
4:51 - 4:53(笑)
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4:53 - 4:57Gmail に乗り換えたことのある方は
思い出してください -
4:57 - 4:59メールを体系だてて整理していた作業が
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4:59 - 5:04単純な検索で済むようになりましたね
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5:04 - 5:08GPSドットなら 持ち物に対して
同じことができるのです -
5:08 - 5:13もちろんGPSドットにも良くない面があります
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5:13 - 5:15何ヶ月か前 職場に ある電話が
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5:15 - 5:18かかってきました
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5:18 - 5:21電話の向こうの女性 キャロルというのですが
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5:21 - 5:23うろたえていました
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5:23 - 5:26どうやら カリフォルニアにいるはずの元彼が
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5:26 - 5:30テキサスにいる彼女を見つけ出し
つきまとっていると言うのです -
5:30 - 5:33なぜ彼女が私なんかに相談するのかと
思うかもしれませんね -
5:33 - 5:35私もそう思いました
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5:35 - 5:39実は キャロルの事件には専門技術が絡んでいたんです
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5:39 - 5:42元彼が現れるのはいつも
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5:42 - 5:46絶対にあり得ないような時間や場所でした
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5:46 - 5:49元彼はノートPCを持ち歩いており
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5:49 - 5:51やがてキャロルは 元彼が車にGPS追跡機を
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5:51 - 5:54仕掛けていたと気づいたのです
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5:54 - 5:57それで私に装置を止めてくれと頼んできたのです
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5:57 - 5:59「腕のいい修理屋に車を見せては?」
と提案しましたが -
5:59 - 6:02「腕のいい修理屋に車を見せては?」
と提案しましたが -
6:02 - 6:05「もうした」 とのことでした
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6:05 - 6:07「おかしなものは見当たらないし
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6:07 - 6:11これ以上は車を分解しないと判らない」 と言われたそうです
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6:11 - 6:14「警察に行ったらどうかな」 と勧めました
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6:14 - 6:17「それもした」 との答えでした
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6:17 - 6:19「犯罪の確かな証拠が無いし
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6:19 - 6:23警察には装置を見つける技術が無い」 と言うのです
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6:23 - 6:25「なるほど じゃ FBI は?」
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6:25 - 6:29「それもしたけど 答えは同じだった」
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6:29 - 6:30私は彼女に 研究所へと来てもらい
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6:30 - 6:33車から出る電波を丹念に検査しました
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6:33 - 6:36しかし どの周波数に合わせても
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6:36 - 6:38何の反応もありません
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6:38 - 6:40装置は安全圏の中にいるか 移動中にしか
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6:40 - 6:43電波を発信しなかったのです
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6:43 - 6:45つまり何も発見できませんでした
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6:45 - 6:48キャロル以外にも
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6:48 - 6:53GPS追跡装置が原因で
このように恐怖を抱き -
6:53 - 6:58心配する状況に陥る人は
多くいるはずです -
6:58 - 7:00事実 彼女の事件を調べているうちに
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7:00 - 7:04驚愕の事実を知りました
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7:04 - 7:08誰かの車に追跡機を仕込むことが
犯罪だとは限らないのです -
7:08 - 7:12最高裁は先月
警察が長期に渡り追跡装置を使うなら -
7:12 - 7:16許可が必要だと判決を出したものの
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7:16 - 7:20一般人が行う場合については明確になっていないのです
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7:20 - 7:22だから 強大なる「政府」の監視に怯えるだけでなく
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7:22 - 7:26強大なる「隣人」にも怯えなくては(笑)
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7:26 - 7:30キャロルは ある強力な代替手段をとることもできました
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7:30 - 7:36「ウェーブ・バブル」です
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7:36 - 7:39MITの大学院生リモア・フリードが開発した
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7:39 - 7:42オープンソースのGPS妨害装置で
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7:42 - 7:45リモアはこれをこう呼んでいます
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7:45 - 7:49「自分の空間を取り戻す装置」
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7:49 - 7:52スイッチを入れると
あたり一帯にバブルが作られて -
7:52 - 7:54もはやGPS信号は存在できません
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7:54 - 7:56バブルによって かき消されてしまうのです
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7:56 - 8:00リモアはこれを設計したのは
キャロルと同様に -
8:00 - 8:02GPS追跡による脅威を感じていたからです
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8:02 - 8:05そして彼女は設計をウェブに投稿し
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8:05 - 8:09自作する時間の無い人には
買えるようにもしたのです -
8:09 - 8:10自作する時間の無い人には
買えるようにもしたのです -
8:10 - 8:12いまや中国のメーカーがほとんど同じものを
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8:12 - 8:15インターネットで大量に売っています
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8:15 - 8:19「ウェーブ・バブル」 が素晴らしく思えたかもしれませんね
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8:19 - 8:23家に1つあったら良いですね
車に追跡機をつけられたりしたら便利です -
8:23 - 8:27しかし この装置の使用はアメリカでは
完全に違法だと -
8:27 - 8:29知っておいてください
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8:29 - 8:29なぜかって?
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8:29 - 8:33なぜなら これがただの「バブル」ではないからです
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8:33 - 8:35妨害信号は 個人空間や車内だけに
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8:35 - 8:37留めることはできないのです
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8:37 - 8:44害のないGPSも無効化してしまうんです
周囲何キロにも渡ってね(笑) -
8:44 - 8:46あなたがキャロルやリモアや
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8:46 - 8:49GPS追跡機に怯える人なら
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8:49 - 8:53「ウェーブ・バブル」を使いたいかもしれませんが
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8:53 - 8:57実際には 大変なことになってしまうのです
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8:57 - 9:00想像してください
たとえば あなたはクルーズ船の船長で -
9:00 - 9:02深い霧を抜けようとしている時
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9:02 - 9:06後ろで乗客が「ウェーブ・バブル」を
オンにしたとします -
9:06 - 9:09突然 GPSは無反応になり
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9:09 - 9:12あなたは 霧に包まれ 使えるのは
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9:12 - 9:14レーダーシステムからのデータだけ
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9:14 - 9:18使い方を覚えていればの話しですが
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9:18 - 9:24それらは 実際 灯台の位置を更新も維持もしておらず
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9:24 - 9:28GPSの予備だったLORAN(長距離航行装置)も去年
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9:28 - 9:31廃止されていました
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9:31 - 9:36我々の現代社会はGPSと特別な関係にあるのです
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9:36 - 9:38盲目的に依存していると言ってもいい
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9:38 - 9:41我々のシステムとインフラに深く入り込んでいます
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9:41 - 9:45「見えざる公共サービス」 と
呼ばれることもあります -
9:45 - 9:49「ウェーブ・バブル」をオンにすると
ただの迷惑では済まないかもしれません -
9:49 - 9:53命にかかわるかもしれないのです
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9:53 - 9:57実は個人のプライバシーを守るために
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9:57 - 10:01公共のGPSの信頼性を犠牲にする
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10:01 - 10:03ウェーブ・バブルよりも
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10:03 - 10:07強力で破壊的なものも存在します
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10:07 - 10:10それが 「GPSスプーファー」 です
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10:10 - 10:13GPSスプーファーのコンセプトは単純です
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10:13 - 10:17GPSの信号を妨害するのではなく
信号のフリをするのです -
10:17 - 10:20GPS信号を模倣し うまくすれば
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10:20 - 10:23攻撃された装置は偽者だと気づくことさえありません
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10:23 - 10:25仕組みを ご覧にいれましょう
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10:25 - 10:28どんなGPS受信機も その内部に
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10:28 - 10:30本物の信号に対応するピークを持っています
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10:30 - 10:333つの赤い点は 追跡ポイントです
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10:33 - 10:36ピークが中心に来るように
常に調整しています -
10:36 - 10:39ところが 偽のGPS信号を送ると
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10:39 - 10:44この2つのピークを
ピッタリと合わせられたら -
10:44 - 10:48追跡ポイントは見分けられなくなり
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10:48 - 10:52より強力な偽の信号に乗っ取られてしまうのです
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10:52 - 10:56本物のピークはもう役に立ちません
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10:56 - 10:58この時点でゲームオーバーです
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10:58 - 11:01いまや偽の信号がこのGPS受信機を
完全に制御しています -
11:01 - 11:03こんなことが本当に可能かって?
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11:03 - 11:05スプーファーでこんな風に
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11:05 - 11:07GPS受信機のタイミングや位置決めを
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11:07 - 11:09操れる人が本当にいるのでしょうか?
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11:09 - 11:12いるんですよ
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11:12 - 11:14民間のGPS信号は
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11:14 - 11:15完全にオープンになっています
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11:15 - 11:19暗号化も 認証もありません
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11:19 - 11:23広く開かれているため
スプーファーのような攻撃に弱いのです -
11:23 - 11:25だとしても つい最近までは
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11:25 - 11:28誰もGPSスプーファーの心配は
していませんでした -
11:28 - 11:30複雑すぎ あるいは高価すぎて
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11:30 - 11:33ハッカーには作れないと
考えられていたのです -
11:33 - 11:37しかし 私も 学生時代からの友人も
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11:37 - 11:39そうは思っていませんでした
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11:39 - 11:41それほど難しいとは思えませんでしたし
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11:41 - 11:43最初に作った者になろうと思ったのです
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11:43 - 11:45これができれば 問題に立ち向かうことができ
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11:45 - 11:49GPSスプーファーの予防にもなります
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11:49 - 11:53皆で一緒にやったあの1週間を鮮明に覚えています
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11:53 - 11:56それを造るために私の家に集まりました
つまり -
11:56 - 12:013歳の私の息子 ラモンが手を貸してくれました
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12:01 - 12:03これがラモン(笑)
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12:03 - 12:07この1週間 パパの注意を引こうと頑張っています
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12:07 - 12:09当初 スプーファーはケーブルとコンピュータの
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12:09 - 12:12寄せ集めでしたが 最後には小さな箱に
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12:12 - 12:13集約されました
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12:13 - 12:16フランケンシュタイン博士の気分でした
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12:16 - 12:19スプーファーはついに命を宿し
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12:19 - 12:22恐るべき可能性を垣間見せたのです
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12:22 - 12:24それは その夜遅く 私が iPhone に対して
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12:24 - 12:26試したときでした
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12:26 - 12:28一番最初の実験のときに撮影した
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12:28 - 12:30本物の実験記録をお見せしましょう
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12:30 - 12:34私はこの小さな青い点と
そのまわりに輝く光に -
12:34 - 12:35全幅の信頼を寄せていました
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12:35 - 12:36話しかけられてる気がしました
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12:36 - 12:41「ここにいるよ ここにいるよ」 って(笑)
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12:41 - 12:44「信じてね」 って
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12:44 - 12:49そして とても不快なことが起きました
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12:49 - 12:52裏切りと言ってもいいでしょう
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12:52 - 12:56私の家にいた小さな青い点が
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12:56 - 12:57北へ向かって走り出したのです
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12:57 - 13:01私を置き去りにして
私は動いていませんでした -
13:01 - 13:05移動する青い点が見せてくれたものは
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13:05 - 13:08大混乱の可能性でした
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13:08 - 13:12飛行機や船がコースから逸れて
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13:12 - 13:17機長や船長が異常に気づいても もう手遅れです
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13:17 - 13:19ニューヨーク証券取引所の
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13:19 - 13:21時刻を合わせているGPSが
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13:21 - 13:23ハッカーの餌食になるかもしれません
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13:23 - 13:26GPSスプーファーを知ると
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13:26 - 13:28それが起こしかねない大災害の規模など
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13:28 - 13:32想像もできません
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13:32 - 13:37とはいえ GPSスプーファーには良い面も
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13:37 - 13:39あるのです
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13:39 - 13:44それはGPS発信機に対する
切り札となるのです -
13:44 - 13:47たとえば あなたが追跡されているとします
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13:47 - 13:50本当は休暇中なのに仕事中のふりをして
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13:50 - 13:52追跡者をバカにすることもできます
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13:52 - 13:55あなたがキャロルの立場なら
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13:55 - 13:57警官の待つ駐車場に
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13:57 - 13:59元彼を誘い出せるのです
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13:59 - 14:04差し迫るこの対立には目が離せません
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14:04 - 14:07プライバシーと
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14:07 - 14:11妨害の無い電波の必要性との戦いには
興味をそそられます -
14:11 - 14:14GPSの妨害やスプーファーを
許せないのは当然ですが -
14:14 - 14:18とはいえ GPS発信機からプライバシーを守るのに
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14:18 - 14:22有効で合法な手段がまだありません
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14:22 - 14:24純粋にそのスイッチを入れたがるのは
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14:24 - 14:26本当にいけないことでしょうか?
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14:26 - 14:29私は期待しているのです
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14:29 - 14:32まだ発明されていないテクノロジーが
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14:32 - 14:38この対立を解消してくれると
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14:38 - 14:41でも それまでは目が離せません
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14:41 - 14:43これからもっと面白くなるんです
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14:43 - 14:44数年以内に
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14:44 - 14:49皆さんもGPSドットを手にして
喜んでいることでしょう -
14:49 - 14:51袋一杯ものGPSドットを
有するかもしれません -
14:51 - 14:54自分のものを失くすことは もはやありません
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14:54 - 14:58GPSドットは皆さんの人生を
根本から変えてしまうでしょう -
14:58 - 15:01しかし 友人を追跡したいという誘惑に
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15:01 - 15:04耐えられますか?
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15:04 - 15:06プライバシーを守るために GPSスプーファーや
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15:06 - 15:09ウェーブ・バブルのスイッチを入れるという誘惑に
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15:09 - 15:12耐えられますか?
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15:12 - 15:16そして 例により 地平線の彼方に目をやると
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15:16 - 15:19希望と危険で溢れています
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15:19 - 15:22これらがどうなっていくのか もう目が離せませんね
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15:22 - 15:25ありがとう(拍手)
- Title:
- 「GPSをどうやって騙すか」
- Speaker:
- トッド・ハンフリーズ
- Description:
-
トッド・ハンフリーズがジオロケーションの近未来を予測します。ミリメートルの精度を持つ ミニチュアGPS発信機「GPSドット」 により、現実世界の持ち物の位置がピンポイントで判るようになるのです。あるいは、知らないうちに行動を追跡されてしまうかもしれません。そして、このテクノロジー悪用に対して行った対策が、恐るべき結果を招いてしまうかもしれないのです。(TEDxAustin)
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 15:45
Akiko Hicks approved Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Wataru Terada accepted Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Wataru Terada commented on Japanese subtitles for How to fool a GPS | ||
Wataru Terada edited Japanese subtitles for How to fool a GPS |
Masahiro Kisono
レビューさせていただき、字幕を編集いたしました。
妥当だと思う内用であれば、反映してください。
よろしくお願いします。
Masahiro Kisono
フィードバックの入力を終わりました
Wataru Terada
レビューありがとうございました! 勉強になりました。 反映させました!
Wataru Terada
ガイドラインにしたがって句読点を半角スペースに変更しました。